JP2006172896A - 燃料電池及び燃料電池用配流板 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池の内部における湿度分布を良好にするのに有利な燃料電池及び燃料電池用配流板を提供する。
【解決手段】燃料電池は、酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有し、酸化剤導入口から導入した酸化剤と燃料導入口から導入した燃料とを反応させて発電する。酸化剤導入口または燃料導入口は、少なくとも第1導入口及び第2導入口を備えており、第1導入口から導入される湿分と第2導入口から導入される湿分とが異なる。
【選択図】図2
【解決手段】燃料電池は、酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有し、酸化剤導入口から導入した酸化剤と燃料導入口から導入した燃料とを反応させて発電する。酸化剤導入口または燃料導入口は、少なくとも第1導入口及び第2導入口を備えており、第1導入口から導入される湿分と第2導入口から導入される湿分とが異なる。
【選択図】図2
Description
本発明は湿度分布を改善できる燃料電池及び燃料電池用配流板に関する。
燃料電池は、酸化剤ガスを導入する酸化剤ガス導入口と、燃料ガスを導入する燃料ガス導入口とを有しており、酸化剤ガス導入口から導入した酸化剤ガスと、燃料ガス導入口から導入した燃料ガスとの反応により発電するものである。この燃料電池において、第1ガス導入口及び第2ガス導入口が形成されていると共に、第1ガス導出口及び第2ガス導出口が形成されている(特許文献1)。
このものによれば、第1形態に切り替えられると、第1ガス導入口及び第2ガス導入口の双方からガスを並列的に導入し、反応後のガスを第1ガス導出口及び第2ガス導出口の双方から並列的に導出する。また第2形態に切り替えられると、第1ガス導入口からガスを導入し、第2ガス導出口及び第2ガス導入口を中間通路として使用し、そして反応後のガスを第1ガス導出口から導出する。
また、セパレータ1枚あたり、ガス導入口とガス導出口とが対とされたガス流路が複数組設けられている燃料電池が知られている(特許文献2)。このものによれば、セパレータ1枚あたり、複数のガス導入口が設けられていると共に、複数のガス導出口が設けられている。
特開2003−100320号公報
特開2002−83610号公報
ところで燃料電池では、セル内の湿分管理が重要である。水分過多であると、ガスの通路が閉鎖されるフラッディング現象が生じ、良好なガス供給性が得られず、良好な発電性能が得られない。また水分過少であると、固体電解質膜の乾燥が誘発され、固体電解質膜の良好なイオン伝導性が確保されにくく、良好な発電性能が得られない。
上記した特許文献1,2に係る燃料電池によれば、セパレータ1枚あたり、複数個のガス導入口が形成されているものの、複数個のガス導入口から導入される反応ガスは同じものである。従って、複数個のガス導入口から導入される反応ガスの湿分は同じであるものと考えられる。このため上記した特許文献1,2に係る燃料電池では、燃料電池の内部における湿度分布を良好にするには限界がある。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、燃料電池の内部における湿度分布を改善するのに有利な燃料電池及び燃料電池用配流板を提供することを課題とする。
(1)様相1に係る本発明に係る燃料電池は、酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有し、酸化剤導入口から導入した酸化剤と燃料導入口から導入した燃料とを反応させて発電する燃料電池において、酸化剤導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、導入口のうちの第1導入口から導入される酸化剤と、残りの導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される酸化剤とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とするものである。
様相2に係る本発明に係る燃料電池用配流板は、酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有する燃料電池用配流板において、酸化剤導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、導入口のうちの第1導入口から導入される酸化剤と、残りの導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される酸化剤とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とするものである。
様相1または様相2によれば、第1導入口から導入される酸化剤と、第2導入口から導入される酸化剤とで、湿分が異なる。従って、燃料電池の内部の湿分に応じて、第1導入口及び第2導入口から導入される酸化剤の湿分を異ならせば、燃料電池の内部の湿分を調整することができる。
例えば、燃料電池の内部において、水分過多となり易い領域には、相対的に湿分が少ないか乾燥した酸化剤を第1導入口及び第2導入口のうちの一方から導入するため、当該領域における水分過多が抑制され、ひいては水分による通路の閉鎖等が抑制される。また水分過少となり易い領域には、相対的に湿分が多い酸化剤を第1導入口及び第2導入口のうちの他方から導入するため、当該領域における水分過少が抑制され、ひいては電解質膜のイオン伝導性の低下を抑制できる。
(2)様相3に係る本発明に係る燃料電池は、酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有し、酸化剤導入口から導入した酸化剤と燃料導入口から導入した燃料とを反応させて発電する燃料電池において、燃料導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、導入口のうちの第1導入口から導入される燃料と、残りの導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される燃料とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とするものである。
様相4に係る本発明に係る燃料電池用配流板は、酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有する燃料電池用配流板において、燃料導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、導入口のうちの第1導入口から導入される燃料と、残りの導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される燃料とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とするものである。
様相3または様相4によれば、第1導入口から導入される燃料と、第2導入口から導入される燃料とで、湿分が異なる。従って、燃料電池の内部の湿分に応じて、第1導入口及び第2導入口から導入される燃料の湿分を異ならせば、燃料電池の内部の湿分を調整することができる。
例えば、燃料電池の内部において、水分過多となり易い領域には、相対的に湿分が少ないかあるいは乾燥した燃料を第1導入口及び第2導入口のうちの一方から導入するため、当該領域における水分過多が抑制され、ひいては水分による通路の閉鎖等が抑制される。また水分過少となり易い領域には、相対的に湿分が多い燃料を第1導入口及び第2導入口のうちの他方から導入するため、当該領域における水分過少が抑制され、ひいては電解質膜のイオン伝導性の低下を抑制できる。
本発明によれば、第1導入口及び第2導入口から導入される反応流体(酸化剤、燃料)の湿分を燃料電池の内部の湿分に応じて異ならせば、燃料電池の内部の湿分を調整することができる。従って、燃料電池の内部における湿度分布を良好にするのに有利である。
本発明に係る燃料電池の好ましい形態によれば、酸化剤及び燃料はそれぞれガス状である。この場合、燃料電池は、酸化剤ガスを導入する酸化剤ガス導入口と燃料ガスを導入する燃料ガス導入口とを有する。そして、酸化剤ガス導入口から導入した酸化剤ガスと、燃料ガス導入口から導入した燃料ガスとを反応ガスとして反応させて発電反応により発電する。酸化剤ガスとして空気等の酸素含有ガスを例示できる。燃料ガスとして水素ガス、水素含有ガスを例示できる。
本発明に係る燃料電池によれば、第1導入口及び第2導入口は上流から下流に沿って直列に配置されている形態を採用することができる。また、好ましくは、第1導入口は上流側に配置されており、第2導入口は上流と下流との間に位置する中流、または、下流に配置されている形態を採用することができる。
また本発明に係る燃料電池によれば、好ましくは、第1導入口よりも相対的に下流側の第2導入口から導入される酸化剤ガスまたは燃料ガスは、第2導入口よりも相対的に上流側の第1導入口から導入される酸化剤ガスまたは燃料ガスよりも湿分が低めであるか、乾燥している形態を採用することができる。乾燥していれば、湿分が過多の領域であっても、湿分過多を抑制するのに有利であり、水分によるガス通路の閉鎖等が抑制される。
更に本発明に係る燃料電池によれば、第1導入口よりも相対的に下流側の第2導入口から導入される酸化剤ガスまたは燃料ガスは、第2導入口よりも相対的に上流側の第1導入口から導入される酸化剤ガスまたは燃料ガスよりも湿分が高めである形態を採用することができる。燃料電池の内部の過剰乾燥に対処することができる。
本発明に係る燃料電池によれば、酸化剤ガスまたは燃料ガスを流す配流板を有しており、第1導入口及び第2導入口のうちの少なくとも一方は、配流板の中間領域に配流板の厚み方向に貫通するように形成されている形態を採用することができる。この場合、好ましくは、第1導入口を上流側に配置し、第2導入口を上流と下流との間に位置する中流、または、下流に配置する形態を採用するのに有利である。
本発明に係る燃料電池によれば、酸化剤側ガス拡散層及び燃料側ガス拡散層が設けられている形態を採用することができる。更に異なる湿分をもつ酸化剤ガスまたは燃料ガスを供給する中間マニホルドを配流板に開口状の形成することができる。この場合、酸化剤側ガス拡散層及び燃料側ガス拡散層のうちのいずれか一方(中間マニホルドからのガスが流れない側)と配流板との境界をシールする中間マニホルド用シール部が設けられている形態を採用することができる。このシール部により中間マニホルドがシールされ、燃料電池の内部における酸化剤ガスと燃料ガスとの混合が抑えられる。
本発明に係る燃料電池によれば、酸化剤ガス通路と中間マニホルドとを連通させる場合には、酸化ガス通路の容積のうちの30%(好ましくは40%、50%、60%、70%、80%、90%、)以上は、中間マニホルドと連通していることが好ましい。このため、酸化剤ガス入口マニホルドから酸化ガス通路に導入された酸化剤ガスと、中間マニホルドから導入された新鮮な酸化剤ガスとを効果的に拡散混合することができる。故に、酸化ガス通路を流れる酸化剤ガスの湿度の均一化に貢献できる。
また本発明に係る燃料電池によれば、燃料ガス通路と中間マニホルドとを連通させる場合には、燃料ガス通路の容積のうちの30%(好ましくは40%、50%、60%、70%、80%、90%、)以上は、中間マニホルドと連通していることが好ましい。このため、燃料ガス入口マニホルドから燃料ガス通路に導入された燃料ガスと、中間マニホルドから導入された新鮮な燃料ガスとを効果的に拡散混合することができる。故に、燃料ガス通路を流れる燃料ガスの湿度の均一化に貢献できる。
以下、本発明の実施例について図1〜図4を参照して説明する。図1は本実施例に係る固体高分子型の燃料電池の概念を示す。燃料電池は膜・電極接合体1(MEA:membrane electrode assembly)を有する。図1に示すように、膜・電極接合体1は、酸化剤ガス拡散層11と、酸化剤側触媒層12と、イオン伝導性を有する固体電解質膜13と、燃料側触媒層14と、燃料側ガス拡散層15とを順に積層して形成されている。燃料側触媒層14及び燃料側ガス拡散層15により燃料極が形成される。酸化剤ガス拡散層11及び酸化剤側触媒層12により酸化剤極が形成される。
酸化剤ガス拡散層11はガス透過性及び導電性を有する。燃料側ガス拡散層15はガス透過性及び導電性を有する。酸化剤側触媒層12は、触媒と、イオン伝導性をもつ電解質と、カーボンブラック等の導電材とを主要成分として有する。燃料側触媒層14は、触媒と、イオン伝導性をもつ電解質と、カーボンブラック等の導電材とを主要成分として有する。
図1に示すように、膜・電極接合体1は、厚み方向において2個の配流板2により挟持されている。冷却水を流す機能を有する他の配流板2Bも介在されている。図1に示す構造が厚み方向に積層されてスタックが構成される。ここで、配流板2は炭素材料または金属材料で形成されている。配流板2は一方の表面に酸化剤ガス通路20を有する。酸化剤ガス通路20は、酸化剤ガスを基本的には上から下に向けて流す。発電反応で生じた生成水を重力を利用して移動させて排出させるためである。配流板2は他方の表面に燃料ガス通路22を有する。燃料ガス通路22は燃料ガスを基本的には下から上に向けて流す。
図2は配流板2に形成されている酸化剤ガス通路20を模式的に示す。図2に示すように、配流板2は、上辺部31に沿って開口状に形成された酸化剤導入口として機能する酸化剤ガス入口マニホルド23と、下辺部32に沿って開口状に形成された酸化剤導出口として機能する酸化剤ガス出口マニホルド24と、第1側辺部33に沿って開口状に形成された燃料導入口として機能する燃料ガス入口マニホルド25と、第2側辺部34に沿って開口状に形成された燃料導出口として機能する燃料ガス出口マニホルド26と、第1側辺部33に沿って開口状に形成された冷却水入口マニホルド41と、第2側辺部34に開口状に沿って形成された冷却水出口マニホルド42とを備えている。
更に配流板2は、図2に示すように、上下方向に延設された複数の仕切壁35aにより上下方向に沿って並走する酸化剤ガス通路20を有する。従って基本的には、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口マニホルド23→酸化剤ガス通路20→酸化剤ガス出口マニホルド24へと矢印M1方向に沿って、基本的には上から下に向けて流れる。
図3は配流板2に形成されている燃料ガス通路22を示す。図3に示すように、配流板2は、複数の仕切壁35bにより上下方向に沿って並走する燃料ガス通路22を有する。従って基本的には、燃料ガスは、燃料ガス入口マニホルド25→燃料ガス通路22→燃料ガス出口マニホルド26へと矢印M2方向に沿って、基本的には下から上に向けて流れる。
図4は他の配流板2Bに形成されている冷却水通路40を示す。図4に示すように、配流板2Bは、複数の仕切壁35cにより並走する冷却水通路40を有する。従って基本的には、冷却水は、冷却水入口マニホルド41→冷却水通路40→冷却水出口マニホルド42へと矢印M3方向に沿って流れる。
さて本実施例によれば、図1〜図4に示すように、配流板2の中間領域には、配流板2の厚み方向に貫通するように中間マニホルド50が開口状に形成されている。ここで、中間領域とは、配流板2のうち外縁部以外の部位に位置しているという意味である。中間マニホルド50は、酸化剤ガスを酸化剤ガス通路20の流れの途中において酸化剤ガス通路20に導入するためのものである。図2に湿すように、中間マニホルド50は、酸化剤ガス通路20において上流と下流との間の中流に位置して形成されている。従って、中間マニホルド50は酸化剤ガス入口マニホルド23よりも下流に形成されている。換言すると、酸化剤ガス入口マニホルド23は中間マニホルド50よりも上流に形成されている。
本実施例によれば、酸化剤ガス入口マニホルド23と酸化剤ガス出口マニホルド24とを仮想的に結ぶ距離を100として相対表示すると、図2から理解できるように、中間マニホルド50は、酸化剤ガス入口マニホルド23から相対表示で30〜70、殊に40〜60の位置に設定されている。
使用の際には、加湿されたまたは未加湿の燃料ガスは、燃料ガス入口マニホルド25から供給され、燃料ガス通路22、燃料ガス出口マニホルド26へと矢印M2方向(図3参照)に流れる。加湿された酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口マニホルド23から供給され、酸化剤ガス通路20、酸化剤ガス出口マニホルド24へと矢印M1方向(図2参照)に流れる。これにより発電反応が行われる。
周知のように発電反応に基づいて水が酸化剤極において生成する。ここで、酸化剤ガス通路20における上流領域では、生成水が少ないこと等から乾燥するおそれがある。このため、酸化剤ガス入口マニホルド23から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスは、加湿処理されて所要の湿分が付与されている。これにより酸化剤ガスの流れの上流側における固体電解質膜13の乾燥が抑制され、上流側における固体電解質膜13のイオン伝導性が確保される。
また発電反応で生成された生成水は酸化剤ガスにより下流に向けて運ばれる。このため生成水は酸化剤ガスの流れの上流よりも下流で多く滞留するおそれがある。この結果、酸化剤ガス通路20の下流領域において、前記したフラッディング現象が生じるおそれがある。そこで本実施例によれば、中間マニホルド50から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口マニホルド23から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスよりも湿分が少ないか、あるいは、乾燥されている。このため中間マニホルド50よりも下流領域では、水分がガス通路を塞ぐフラッディング現象が生じることが抑制される。これにより下流側における発電性能が向上する。
ところで、前記したように中間マニホルド50から酸化剤ガス通路20に導入されるガスは酸化剤ガスであるため、燃料ガス通路22に流入しないようにすることが好ましい。そこで図1に示すように、燃料ガス通路22を有する配流板2と燃料側ガス拡散層15との間には、シール部55が設けられている。シール部55は、燃料ガス通路22を有する配流板2と燃料側ガス拡散層15との境界をシールしている。従って、中間マニホルド50を流れる酸化剤ガスが燃料ガス通路22に導入されることがシール部55により阻止されている。
本実施例によれば、シール性を更に高めるべく、燃料ガス通路22を有する配流板2には突起58が形成されている。そして燃料側ガス拡散層15の孔15xと突起58とが嵌合しており、嵌合部分にシール部55が介在している。図1に示すように、シール部55は、燃料側ガス拡散層15の孔15xの周縁をシールしており、酸化剤ガスが燃料側ガス拡散層15に進入することを抑えている。なお、シール部55は、燃料ガス通路22を有する配流板2と燃料側ガス拡散層15とのうちの一方または双方に接着剤を塗布して固化させることにより形成することができるが、予め成形したシール材を保持することにしても良い。
以上説明したように本実施例によれば、酸化剤ガス導入口として酸化剤ガス入口マニホルド23及び中間マニホルド50(二つの導入口)が設けられている。そして、酸化剤ガス入口マニホルド23から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガス(反応ガス)の湿分と、中間マニホルド50から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガス(反応ガス)の湿分とが異なる。従って、燃料電池の内部の湿分分布に応じて、中間マニホルド50から導入される酸化剤ガスの湿分を異ならせば、燃料電池の内部の湿分を調整することができ、燃料電池の内部における湿度分布を良好にするのに有利である。
具体的には、酸化剤ガス入口マニホルド23から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスよりも、中間マニホルド50から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスは、湿分が少ないか、あるいは、乾燥されている。このため酸化剤ガス通路20の中流領域または下流領域において、湿分が少ないか、あるいは、乾燥されている酸化剤ガスが導入される。この結果、酸化剤ガス通路20の中流領域または下流領域において、水分がガス通路を塞ぐフラッディング現象が生じることが抑制される。結果として、下流側における発電性能が向上する。
また本実施例によれば、図2に示すように、酸化ガス通路20の大部分または全部は、中間マニホルド50を通る。このため、酸化剤ガス入口マニホルド23から導入された酸化剤ガスと、中間マニホルド50から導入された新鮮な酸化剤ガスとを効果的に拡散混合することができる。故に、酸化ガス通路20を流れる酸化剤ガスの湿度分布の均一化に貢献できる。
また、本実施例によれば、前記したように、酸化剤ガス入口マニホルド23から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスよりも、中間マニホルド50から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスは、湿分が少ないか、あるいは、乾燥されている。このようにするにあたっては、次の形態を採用することができる。
(i)図5(a)に示すように、酸化剤ガス入口マニホルド23に導入される酸化剤ガスは、燃料電池に向かう搬送中において、加湿器6を距離L1通過し、距離L1に相当する加湿量とされる。これに対して、中間マニホルド50に導入される酸化剤ガスは、燃料電池に向かう搬送中において、加湿器6を距離L2(L2<L1)通過し、距離L2に相当する加湿量とされる。距離L2は距離L1よりも短くされている(L2<L1)。
(ii)図5(b)に示すように、酸化剤ガス入口マニホルド23に導入される酸化剤ガスは、燃料電池に向かう搬送中において、加湿能力が高い加湿器6を通過し、加湿量が大きくされる。これに対して、中間マニホルド50に導入される酸化剤ガスは、燃料電池に向かう搬送中において、加湿能力が低い加湿器6Bを通過し、小さな加湿量とされる。
(iii)図5(c)に示すように、酸化剤ガス入口マニホルド23に導入される酸化剤ガスは、燃料電池に向かう搬送中において、加湿器6を距離L1通過し、距離L1に相当する加湿量とされる。中間マニホルド50に導入される酸化剤ガスは、燃料電池に向かう搬送中において、加湿器6を通過せず、加湿されない。
更に、酸化剤ガス入口マニホルド23から酸化剤ガス出口マニホルド24に向けて酸化剤ガスが進むにつれて、発電反応が進行するため、酸化剤ガスに含まれている酸素が発電反応により消費され、酸素の濃度が次第に低下する。このため酸化ガス通路20の下流では発電効率が低下するおそれがある。この点について本実施例によれば、図2に示すように、酸化剤ガス入口マニホルド23と酸化剤ガス出口マニホルド24との中間位置に中間マニホルド50が形成されている。このため、酸素の濃度が高い新鮮な酸化剤ガスを、中間マニホルド50から酸化ガス通路20の中流及び下流に補給することができる。よって酸化ガス通路20の下流における発電効率を増加させるのに有利である。
図6及び図7は本発明の実施例2を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。本実施例では、図6に示すように燃料ガス導入口として燃料ガス入口マニホルド25及び中間マニホルド50B(二つの導入口)が開口状に形成されている。そして、燃料ガス入口マニホルド25から燃料ガス通路22に導入される燃料ガス(反応ガス)の湿分と、中間マニホルド50Bから燃料ガス通路22に導入される燃料ガス(反応ガス)の湿分とが異なる。このように燃料電池の内部の湿分分布に応じて、導入口から導入される燃料ガスの湿分を異ならせば、燃料電池の内部の湿分を調整することができ、燃料電池の内部における湿度分布を良好にするのに有利である。
具体的には、燃料ガス入口マニホルド25から燃料ガス通路22に導入される燃料ガスよりも、中間マニホルド50Bから燃料ガス通路22に導入される燃料ガスは、湿分が少ないか、乾燥している。このため燃料ガス通路22の下流領域においては水分過多が抑制される。
ところで図6に示すように、燃料ガス入口マニホルド25から燃料ガス出口マニホルド26に向けて燃料ガスが矢印M2方向に進むにつれて、発電反応が進行するため、燃料ガスに含まれている燃料成分が発電反応に消費され、燃料成分の濃度が次第に低下する。このため燃料ガス通路22の下流において発電効率が低下するおそれがある。この点について本実施例によれば、図6に示すように、燃料ガス入口マニホルド25と燃料ガス出口マニホルド26との中間位置に中間マニホルド50Bが形成されている。このため、燃料成分の濃度が高い新鮮な燃料ガスを、中間マニホルド50Bから燃料ガス通路22の中流または下流に補給することができる。よって燃料ガス通路22の中流または下流における発電効率を増加させるのに有利である。
また、前記したように中間マニホルド50Bから燃料ガス通路22に導入されるガスは燃料ガスであるため、酸化剤ガス通路20には導入されないようにすることが好ましい。そこで、図7に示すように、酸化剤ガス通路20を有する配流板2と酸化剤ガス拡散層11との間には、シール部55Bが設けられている。シール部55Bは、酸化剤ガス通路20を有する配流板2と、酸化剤ガス拡散層11との境界をシールしている。これにより中間マニホルド50Bを流れる燃料ガスが酸化剤ガス通路20に導入されることが阻止されている。シール性を高めるべく、酸化剤ガス通路20を有する配流板2には突起58Bが形成されている。そして、酸化剤ガス拡散層11の孔11xと突起58Bとが嵌合しており、嵌合部分にシール部55Bが介在している。シール部55Bは、酸化剤ガス通路20を有する配流板2と酸化剤ガス拡散層11とのうちの一方または双方に接着剤を塗布して固化させることにより形成することができるが、予め成形したシール材を保持することにしても良い。
図8は本発明の実施例3を示す。本実施例は実施例2と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。本実施例の燃料電池は、燃料ガス通路22の下流領域が乾燥し易いタイプである。本実施例では、燃料ガス入口マニホルド25から燃料ガス通路22に導入される燃料ガスよりも、中間マニホルド50Cから燃料ガス通路22に導入される燃料ガスは、湿分が多い。このため燃料ガス通路22の下流領域においては乾燥が抑制される。故に、固定電解質膜(図示せず)のイオン伝導性が良好に確保される。なお本実施例においては、燃料ガス入口マニホルド25から燃料ガス通路22に導入される燃料ガスは、加湿されていないか、あるいは、加湿量が少ないものである。
図9は本発明の実施例4を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。本実施例では、図9に示すように、配流板2Dは、開口状に形成された酸化剤ガス入口マニホルド23と、開口状に形成された酸化剤ガス出口マニホルド24とを有する。配流板2Dは、図示しないものの、燃料ガス入口マニホルドと、燃料ガス出口マニホルドと、冷却水入口マニホルドと、冷却水出口マニホルドとを備えている。更に配流板2Dは、複数の仕切壁35dによりほぼSの字形状に仕切られた酸化剤ガス通路20を有する。
従って基本的には、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口マニホルド23→酸化剤ガス通路20→酸化剤ガス出口マニホルド24へと矢印M4方向に沿って、基本的には上から下に向けて流れる。
図9に示すように、配流板2Dの外縁領域には、配流板2の厚み方向に貫通するように第1中間マニホルド50D、第2中間マニホルド50Eが開口状に形成されている。第1中間マニホルド50D,第2中間マニホルド50Eは酸化剤ガスを酸化剤ガス通路20に導入するためのものである。第1中間マニホルド50D,第2中間マニホルド50Eは、酸化剤ガス通路20において上流と下流との間の中流に位置して形成されている。なお、第2中間マニホルド50Eは第1中間マニホルド50Dよりも下流に形成されている。
前述したように酸化剤ガス通路20の下流領域において、生成水に起因して水分がガス通路を塞ぐフラッディング現象が生じるおそれがある。そこで本実施例によれば、酸化剤ガス入口マニホルド23から酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスの湿分をH1とし、第1中間マニホルド50Dから酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスの湿分をH2とし、第2中間マニホルド50Dから酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスの湿分をH3とするとき、H1>H2>H3の関係、あるいは、H1>H2≒H3の関係に設定されている。
ここで、第1中間マニホルド50Cから酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガス、第2中間マニホルド50Dから酸化剤ガス通路20に導入される酸化剤ガスは、乾燥していても良い。このような本実施例によれば、酸化剤ガス通路20における下流領域では、水分がガス通路を塞ぐフラッディング現象が生じることが抑制される。これにより下流側における発電性能が向上する。
(他の例)
実施例1によれば、酸化剤ガス入口マニホルド23と酸化剤ガス出口マニホルド24とを仮想的に結ぶ距離を100と相対表示すると、図2から理解できるように、中間マニホルド50は、酸化剤ガス入口マニホルド23から30〜70、殊に40〜60の位置に設定されているが、これに限らず、酸化剤ガス入口マニホルド23から相対表示で60〜90の位置、あるいは、相対表示で70〜80の位置に形成されていても良い。その他、本発明は上記しかつ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更して実施できるものである。上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
・反応流体を導入する反応流体導入口とを有し、反応流体導入口から導入した反応流体を反応させて発電する燃料電池において、反応流体導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、導入口のうちの第1導入口から導入される反応流体と、残りの導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される反応流体とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とする燃料電池。
・反応流体を導入する反応流体導入口とを有し、反応流体導入口から導入した反応流体を反応させて発電する燃料電池用配流板において、反応流体導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、導入口のうちの第1導入口から導入される反応流体と、残りの導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される反応流体とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とする燃料電池用配流板。
実施例1によれば、酸化剤ガス入口マニホルド23と酸化剤ガス出口マニホルド24とを仮想的に結ぶ距離を100と相対表示すると、図2から理解できるように、中間マニホルド50は、酸化剤ガス入口マニホルド23から30〜70、殊に40〜60の位置に設定されているが、これに限らず、酸化剤ガス入口マニホルド23から相対表示で60〜90の位置、あるいは、相対表示で70〜80の位置に形成されていても良い。その他、本発明は上記しかつ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更して実施できるものである。上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
・反応流体を導入する反応流体導入口とを有し、反応流体導入口から導入した反応流体を反応させて発電する燃料電池において、反応流体導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、導入口のうちの第1導入口から導入される反応流体と、残りの導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される反応流体とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とする燃料電池。
・反応流体を導入する反応流体導入口とを有し、反応流体導入口から導入した反応流体を反応させて発電する燃料電池用配流板において、反応流体導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、導入口のうちの第1導入口から導入される反応流体と、残りの導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される反応流体とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とする燃料電池用配流板。
本発明は車両用、定置用、電気機器用、電子機器用、携帯用、船体用等の燃料電池発電システムに利用することができる。
図中、2は配流板、20は酸化剤ガス通路、22は燃料ガス通路、23は酸化剤ガス入口マニホルド(酸化剤導入口)、24は酸化剤ガス出口マニホルド、25は燃料ガス入口マニホルド(燃料導入口)、26は燃料ガス出口マニホルド、50は中間マニホルド(導入口)、55はシール部を示す。
Claims (9)
- 酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有し、前記酸化剤導入口から導入した酸化剤と前記燃料導入口から導入した燃料とを反応させて発電する燃料電池において、
前記酸化剤導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、
前記導入口のうちの第1導入口から導入される酸化剤と、残りの前記導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される酸化剤とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とする燃料電池。 - 酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有し、前記酸化剤導入口から導入した酸化剤と前記燃料導入口から導入した燃料とを反応させて発電する燃料電池において、
前記燃料導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、
前記導入口のうちの第1導入口から導入される燃料と、残りの前記導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される燃料とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とする燃料電池。 - 請求項1または2において、前記第1導入口及び前記第2導入口は、上流から下流に沿って直列に配置されていることを特徴とする燃料電池。
- 請求項3において、前記第1導入口は上流側に配置されており、前記第2導入口は上流と下流との間に位置する中流、または、下流に配置されていることを特徴とする燃料電池。
- 請求項4において、前記第2導入口から導入されるガスは、前記第1導入口から導入されるガスよりも湿分が低めであるか、乾燥していることを特徴とする燃料電池。
- 請求項1〜5のうちのいずれか一項において、酸化剤または燃料を流す配流板を有しており、前記第1導入口及び前記第2導入口のうちの少なくとも一方は、前記配流板の中間領域に前記配流板の厚み方向に貫通するように形成されていることを特徴とする燃料電池。
- 請求項1〜6のうちのいずれか一項において、酸化剤が拡散する酸化剤側ガス拡散層及び燃料が拡散する燃料側ガス拡散層が設けられており、前記酸化剤側ガス拡散層及び前記燃料側ガス拡散層のうちのいずれか一方と、前記配流板との境界をシールする中間マニホルド用シール部が設けられていることを特徴とする燃料電池。
- 酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有する燃料電池用配流板において、
前記酸化剤導入口は少なくとも二つの導入口を備えており、
前記導入口のうちの第1導入口から導入される酸化剤と、残りの前記導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される酸化剤とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とする燃料電池用配流板。 - 酸化剤を導入する酸化剤導入口と燃料を導入する燃料導入口とを有する燃料電池用配流板において、
前記燃料導入口は少なくとも二つのガス導入口を備えており、
前記導入口のうちの第1導入口から導入される燃料と、残りの前記導入口のうちの少なくとも一つの第2導入口から導入される燃料とで、湿分が異なるように設定されていることを特徴とする燃料電池用配流板。
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JP2004363528A Pending JP2006172896A (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 燃料電池及び燃料電池用配流板 |
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JP2009123644A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Kawamura Electric Inc | 燃料電池セル |
JP2012138224A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池 |
KR101832864B1 (ko) | 2013-11-06 | 2018-02-27 | 와트 퓨얼 셀 코퍼레이션 | 기체 반응 매질 플로우 관리용 매니폴드를 가지는 화학 반응기 |
-
2004
- 2004-12-15 JP JP2004363528A patent/JP2006172896A/ja active Pending
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