JP2006170524A - 焼成炉 - Google Patents
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Abstract
【課題】 少なくとも1回以上奇数回折り返された形状のヒータを使用した場合に、そのヒータの垂れ下がりを防止できる焼成炉を提供すること。
【解決手段】 この焼成炉1は、少なくとも1つ以上であって奇数個の折り返し部分をそれぞれ有し、被焼成物を焼成するためのメインヒータ32及びサブヒータ33と、メインヒータ32及びサブヒータ33と被焼成物との間に配置され、メインヒータ32及びサブヒータ33を載置するためのヒータプレート15と、を備え、ヒータプレート15にはメインヒータ32が載置される第1の面とサブヒータ33が載置される第2の面とが形成されており、第2の面は第1の面よりも被焼成物側に形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 この焼成炉1は、少なくとも1つ以上であって奇数個の折り返し部分をそれぞれ有し、被焼成物を焼成するためのメインヒータ32及びサブヒータ33と、メインヒータ32及びサブヒータ33と被焼成物との間に配置され、メインヒータ32及びサブヒータ33を載置するためのヒータプレート15と、を備え、ヒータプレート15にはメインヒータ32が載置される第1の面とサブヒータ33が載置される第2の面とが形成されており、第2の面は第1の面よりも被焼成物側に形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、被焼成物を搬送しながら焼成する焼成炉に関する。
被焼成物を搬送しながら焼成する焼成炉の一つの形態としてローラハース炉が知られている。従来のローラハース炉は、被焼成物を搬送するためのローラを有しており、被焼成物をこのローラの回転で搬送しながら焼成している。また、炉内温度を上昇させて被焼成物を焼成するために、被焼成物の上方又はローラの下方にヒータを配置している(例えば、下記特許文献1参照。)。特許文献1に記載されているローラハース炉は、直線棒状のヒータを、ローラを挟んで配置されている一方の側壁から他方の側壁に掛け渡して保持している。
特開平6−323740号公報
焼成炉のヒータとして、上述した直線棒状のヒータではなく、棒状のヒータを少なくとも1回以上奇数回折り返した形状のヒータを利用することが検討されている。この形状の特徴は、ヒータの端部が同じ方向にあることである。この形状のヒータを上述した従来の焼成炉に使用する場合には、一方の側壁(又は他方の側壁)においてヒータを保持し、いわゆる片持ち梁の状態とする必要がある。従って、ヒータの温度が上昇するとヒータ自体が自重によって垂れ下がってしまう懼れがある。
そこで本発明では、少なくとも1回以上奇数回折り返された形状のヒータを使用した場合に、そのヒータの垂れ下がりを防止できる焼成炉を提供することを目的とする。
ヒータの垂れ下がりを防止する手段は様々に考えられるが、本発明者らはヒータプレートを被焼成物の上方に配置し、そのヒータプレートの上に少なくとも1回以上奇数回折り返された形状のヒータを配置する手法を採用した。これは、ヒータプレートを介して被焼成物に熱を伝達することでより均等に熱を伝えることができるためである。
ところで、ヒータが故障した場合には新しいヒータと交換する必要がある。ヒータの交換の際に被焼成物の搬送を直ちに停止してヒータを交換することは稼動効率の観点から回避することが好ましい。一方、被焼成物の搬送を直ちに停止せずに一部分のヒータが欠落した状態で焼成すると、温度斑が発生する懼れがある。そこで、本発明者らは上述の課題に加えて、ヒータの故障時に温度斑が生じることを極力抑制するという課題も解決可能な焼成炉を提供することを目的とした。
本発明の焼成炉は、被焼成物を搬送しながら焼成する焼成炉であって、少なくとも1つ以上であって奇数個の折り返し部分をそれぞれ有し、被焼成物を焼成するための第1のヒータ及び第2のヒータと、第1のヒータ及び第2のヒータと被焼成物との間に配置され、第1のヒータ及び第2のヒータを載置するためのヒータプレートと、を備え、ヒータプレートには第1のヒータが載置される第1の面と第2のヒータが載置される第2の面とが形成されており、第2の面は第1の面よりも被焼成物側に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1のヒータ及び第2のヒータを載置するためのヒータプレートを備えているので、第1のヒータ及び第2のヒータの垂れ下がりを抑制できる。また、第1のヒータが載置される第1の面よりも第2のヒータが載置される第2の面が被焼成物側に形成されているので、第1のヒータ及び第2のヒータを段違いに配置することができる。従って、被焼成物側から見て、第1のヒータと第2のヒータとをそれぞれの少なくとも一部において重なり合うように配置することができるので、被焼成物に対する第1のヒータ及び第2のヒータの位置ずれを極力少なくすることができる。
また本発明の焼成炉では、第1の面及び第2の面の内で鉛直方向に沿って下方に形成されている面には当該面に配置されているヒータの折り返し部分に入り込むように入れ子部材が配置されており、入れ子部材の当該面に沿う面と対向する主面が、第1の面及び第2の面の内で鉛直方向に沿って上方に形成されている面と沿うように配置されていることも好ましい。ヒータの折り返し部分に入り込んで配置される入れ子部材の主面が、その入れ子部材が配置されていない方の面と沿うようになっているので、その面に配置されているヒータを入れ子部材の主面上に載置して保持することができる。
また本発明の焼成炉では、第1のヒータは電圧を印加されるための第1の端子部を、第2のヒータは電圧を印加されるための第2の端子部を、それぞれ有しており、第1の端子部及び第2の端子部はヒータプレートを挟んで互いに反対側に配置されていることも好ましい。第1の端子部と第2の端子部とがヒータプレートを挟んで互いに反対側に配置されているので、第1のヒータ又は第2のヒータを交換する際に互いの端子部が干渉せずに容易に交換できる。
本発明によれば、被焼成物に対する第1のヒータ及び第2のヒータの位置ずれを極力少なくすることができるので、例えば第1のヒータ又は第2のヒータの一方が故障した場合に、故障していない他方のヒータを用いることができる。従って、ヒータの故障時に温度斑が生じることを極力抑制できる。
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態である焼成炉について図1を参照しながら説明する。図1は焼成炉1の構成を示す図である。焼成炉1は、炉床10と、炉壁11a,11bと、炉蓋12とを備えており、それらの部材によって焼成室1aを画成している。
焼成室1a内には一対のレール煉瓦13が配置されている。レール煉瓦13には台板20が載置されており、レール煉瓦13の配列方向(図1においては、図を貫く方向)に沿って台板20が移動可能なように構成されている。台板20には複数のさや21が積み重ねられている。さや21には被焼成物としてのセラミック成形体(図示しない)が配置されている。
レール煉瓦13と炉床10との間にはヒータプレート14が配置されている。ヒータプレート14上にはメインヒータ30(第2のヒータ)と、サブヒータ31(第1のヒータ)とが載置されている。メインヒータ30の端子部30a(第2の端子部)は炉壁11bから焼成室1aの外部に導出されている。サブヒータ31の端子部31a(第1の端子部)は炉壁11aから焼成室1aの外部に導出されている。
メインヒータ30の端子部30aは第1電源回路40に接続されており、第1電源回路40から供給される電力によって発熱するように構成されている。サブヒータ31の端子部31aは第2電源回路41に接続されており、第2電源回路41から供給される電力によって発熱するように構成されている。第1電源回路40及び第2電源回路41はそれぞれ切替回路50に接続されている。
切替回路50は、第1電源回路40と第2電源回路41とを切り替えて、メインヒータ30又はサブヒータ31に選択的に電力を供給するための回路である。より具体的には、切替回路50はまず第1電源回路40からメインヒータ30に電力を供給し、メインヒータ30に通電する。メインヒータ30に流れる電流を切替回路50は監視しており、その電流値が所定値よりも小さくなるとメインヒータ30が故障したものと判断する。その判断に応じて切替回路50は第2電源回路41からサブヒータ31に電力を供給し、サブヒータ31に通電する。
レール煉瓦13と炉蓋12との間にはヒータプレート15が配置されている。レール煉瓦13とヒータプレート15との間には、台板20に載置したさや21が通ることができる程度の空間が設けられている。ヒータプレート15上にはメインヒータ32(第1のヒータ)と、サブヒータ33(第2のヒータ)とが載置されている。メインヒータ32の端子部32a(第1の端子部)は炉壁11bから焼成室1aの外部に導出されている。サブヒータ33の端子部33a(第2の端子部)は炉壁11aから焼成室1aの外部に導出されている。
メインヒータ32の端子部32aは第1電源回路42に接続されており、第1電源回路42から供給される電力によって発熱するように構成されている。サブヒータ33の端子部33aは第2電源回路43に接続されており、第2電源回路43から供給される電力によって発熱するように構成されている。第1電源回路42及び第2電源回路43はそれぞれ切替回路51に接続されている。
切替回路51は、第1電源回路42と第2電源回路43とを切り替えて、メインヒータ32又はサブヒータ33に選択的に電力を供給するための回路である。より具体的には、切替回路51はまず第1電源回路42からメインヒータ32に電力を供給し、メインヒータ32に通電する。メインヒータ32に流れる電流を切替回路51は監視しており、その電流値が所定値よりも小さくなるとメインヒータ32が故障したものと判断する。その判断に応じて切替回路51は第2電源回路43からサブヒータ33に電力を供給できるように切り替えて、サブヒータ33に通電する。
続いてヒータプレート15と、メインヒータ32と、サブヒータ33との平面的な配置状態について図2を参照しながら説明する。図2は、ヒータプレート15、メインヒータ32、及びサブヒータ33の平面的な配置状態を模式的に示す図である。尚、レール煉瓦13の下方に配置されているヒータプレート14、メインヒータ30、及びサブヒータ31の配置状態もほぼ同様であるので、その説明を省略する。
ヒータプレート15は、ヒータプレート部分15aと、ヒータプレート部分15bと、ヒータプレート部分15cと、ヒータプレート部分15dとから構成されている。ヒータプレート部分15a〜15dが連なる方向は、図1におけるレール煉瓦13が延びる方向であって、セラミック成形体を搭載したさや21が搬送される方向である。
各ヒータプレート部分15a〜15dには、それぞれメインヒータ32及びサブヒータ33が載置されている。それぞれのメインヒータ32には独立して第1電源回路42が接続されている。また、それぞれのサブヒータ33には独立して第2電源回路43が接続されている。各第1電源回路42及び各第2電源回路43には独立して切替回路51が接続されている。従って、各ヒータプレート部分15a〜15dに載置されているメインヒータ32のいずれかが故障した場合には、その故障したメインヒータ32に対応するサブヒータ33に通電される。
続いて、ヒータプレート部分15aを例にとって、更に詳細に説明する。図2のヒータプレート部分15aのA−A断面図を図3の(a)に、図2のB矢視図を図3の(b)にそれぞれ示す。ヒータプレート部分15aと、メインヒータ32及びサブヒータ33との配置関係について図2及び図3を参照しながら説明する。
ヒータプレート部分15aは、その外周面の一つである第1の面152と、その第1の面152を掘り下げた凹部154の底面である第2の面153とを有している(図2及び図3の(a)参照)。凹部154は、ヒータプレート部分15a〜15dが連なる方向に直交する方向に延びていて、少なくともサブヒータ33がその中に収められる幅を有している(図2及び図3の(a)参照)。凹部154の深さはサブヒータ33の厚みよりも深くなるように形成されている。凹部154は、その延びている方向の一端において開放されており、他端においては開放されてない(図2参照)。
第2の面153のほぼ中央部分には隆起部151が形成されており、隆起部151の上面は第1の面152と同一面を形成している(図2及び図3の(a)参照)。隆起部151は、凹部154が延びる方向に沿って延びており、凹部154の開放されていない他端に当接し、開放されている一端よりも他端側に寄った位置まで形成されている(図2参照)。
第2の面153には、サブヒータ33が載置されている(図2及び図3の(a)参照)。サブヒータ33は、3つの折り返し部分33bと、折り返し部分33bによって互いに接続されている4本の直線部分331〜334と、直線部分331及び直線部分334それぞれが折り返し部分33bに接続されているのとは反対側に形成されている端子部33aと、を有している(図2参照)。
サブヒータ33の折り返し部分33bに入り込むように入れ子部材16が配置されている(図2参照)。入れ子部材16が入り込んでいるのは端子部33a側から見通せる二つの折り返し部分33bである(図2及び図3の(a)参照)。入れ子部材16は、隆起部151で仕切られている第2の面153のそれぞれに配置されている(図2及び図3の(a)参照)。入れ子部材16は、第2の面に沿う面と対向する主面が第1の面152と同一面を形成している。
第1の面152には、メインヒータ32が載置されている(図2及び図3の(a)参照)。メインヒータ32は、3つの折り返し部分32bと、折り返し部分32bによって互いに接続されている4本の直線部分321〜324と、直線部分321及び直線部分324それぞれが折り返し部分32bに接続されているのとは反対側に形成されている端子部32aと、を有している(図2参照)。
メインヒータ32の、直線部分321は入れ子部材16上に、直線部分322は隆起部151上に、直線部分323は入れ子部材16上に、直線部分324はヒータプレート15a上にそれぞれ載置されている。従って、メインヒータ32は第1の面152上に載置されている(図2及び図3の(a)参照)。
サブヒータ33の、直線部分331はヒータプレート部分15aと入れ子部材16との間に、直線部分332は入れ子部材16と隆起部153との間に、直線部分333は隆起部153と入れ子部材16との間に、直線部分334は入れ子部材16とヒータプレート部分15aとの間にそれぞれ載置されている(図2及び図3の(a)参照)。
続いて、図3の(b)に示すように、図2におけるB矢視方向から見ると、入れ子部材16は、サブヒータ33の直線部分331と直線部分332との間に入り込んだ部分と、直線部分333と直線部分334との間に入り込んだ部分とが繋がれた形状となっている。従って、直線部分331に繋がる端子部33aと直線部分334に繋がる端子部33aとは入れ子部材16の両脇から外部に導出されている(図2及び図3の(b)参照)。
本実施形態の焼成炉1の場合、メインヒータ32が故障した場合には、メインヒータ32の直線部分321に繋がる端子部32a及び直線部分324に繋がる端子部32aがヒータプレート15aの外部に導出される方向(図2では下方)に引き出して交換することが可能である。
続いて、サブヒータ33を交換する方法について図4及び図5を参照しながら説明する。図4はヒータプレート部分15aの平面図であり、図5は図4のC矢視図である。図4の(a)は通常の使用状態を示している。
図4の(a)の状態から入れ子部材16を、サブヒータ33の端子部33aが伸びている方向(図4では上方)に引き出す(図4の(b))。図4の(b)の状態におけるC矢視図を図5の(a)に示す。
図4の(b)及び図5の(a)に示すように、メインヒータ32の直線部分321及び直線部分323が載置されていた入れ子部材16は取り去られているが、直線部分322及び直線部分324が第1の面152上に載置されている。従って、メインヒータ32は直線部分322及び直線部分324が第1の面152上に載置されることで保持されている。
続いて、サブヒータ33をその端子部33aが導出されている方向(図4では上方)に引き出す(図4の(c))。図4の(c)の状態におけるC矢視図を図5の(b)に示す。この場合も図5の(a)の場合と同様に、直線部分322及び直線部分324が第1の面152上に載置されているので、メインヒータ32は保持されている。その後、上述したのとは逆の手順で、サブヒータ33を配置すると共に入れ子部材16を配置して、サブヒータ33の交換が完了する。
以上のように、本実施形態の焼成炉1によれば、メインヒータ32及びサブヒータ33を載置するためのヒータプレート15を備えているので、メインヒータ32及びサブヒータ33の垂れ下がりを抑制できる。また、メインヒータ32が載置される第1の面152よりもサブヒータ33が載置される第2の面153がさや21(セラミック成形体)側に形成されているので、メインヒータ32及びサブヒータ33を段違いに配置することができる。従って、さや21(セラミック成形体)側から見て、メインヒータ32とサブヒータ33とをそれぞれの少なくとも一部において重なり合うように配置することができるので、さや21(セラミック成形体)に対するメインヒータ32及びサブヒータ33の位置ずれを極力少なくすることができる。例えば、メインヒータ32が故障してサブヒータ33に切り替えた場合でも、焼成室1a内の温度斑を抑制できる。
また、第2の面153にはサブヒータ33の折り返し部分33bに入り込むように入れ子部材16が配置されており、入れ子部材16の第2の面153に沿う面と対向する主面が第1の面152と沿うように配置されている。従って、サブヒータ33の折り返し部分33bに入り込んで配置される入れ子部材16の主面が第1の面152と沿うようになっているので、その主面上にメインヒータ32を載置することができる。
また、メインヒータ32の端子部32a及びサブヒータ33の端子部33aはヒータプレート15(ヒータプレート部分15a)を挟んで互いに反対側に配置されている。端子部32aと端子部33aとがヒータプレート15(ヒータプレート部分15a)を挟んで互いに反対側に配置されているので、メインヒータ32又はサブヒータ33を交換する際に互いの端子部が干渉せずに容易に交換できる。
1…焼成炉、1a…焼成室、10…炉床、11a,11b…炉壁、12…炉蓋、13…レール煉瓦、14,15…ヒータプレート、20…台板、21…さや、30,32…メインヒータ、31,33…サブヒータ、40,42…第1電源回路、41,43…第2電源回路。
Claims (3)
- 被焼成物を搬送しながら焼成する焼成炉であって、
少なくとも1つ以上であって奇数個の折り返し部分をそれぞれ有し、前記被焼成物を焼成するための第1のヒータ及び第2のヒータと、
前記第1のヒータ及び前記第2のヒータと前記被焼成物との間に配置され、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを載置するためのヒータプレートと、を備え、
前記ヒータプレートには前記第1のヒータが載置される第1の面と前記第2のヒータが載置される第2の面とが形成されており、前記第2の面は前記第1の面よりも前記被焼成物側に形成されていることを特徴とする焼成炉。 - 前記第1の面及び前記第2の面の内で鉛直方向に沿って下方に形成されている面には当該面に配置されているヒータの折り返し部分に入り込むように入れ子部材が配置されており、
前記入れ子部材が当該面に沿う面と対向する主面が、前記第1の面及び前記第2の面の内で鉛直方向に沿って上方に形成されている面と沿うように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の焼成炉。 - 前記第1のヒータは電圧を印加されるための第1の端子部を、前記第2のヒータは電圧を印加されるための第2の端子部を、それぞれ有しており、前記第1の端子部及び前記第2の端子部は前記ヒータプレートを挟んで互いに反対側に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の焼成炉。
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Legal Events
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