JP2006168882A - エレベータ制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 客先電源が低下してもエレベータの運転を継続可能にすることにある。
【解決手段】 既設の主電動機5をそのまま残し、既設の旧エレベータシステムを制御リニューアルするエレベータ制御システムであって、客先電源2から受電される電源電圧に用いて、エレベータ乗りかご17の走行に必要なトルクを出力するように前記既設の主電動機を駆動制御する主回路装置1と、客先電源の電源電圧(主回路装置の直流主回路電圧
含む)を検出し、この検出電圧が予め定めるしきい値以下に低下した場合に走行パターンを変更し、この変更した走行パターンに基づいて主回路装置を構成するインバータ装置6を制御する制御処理部20とを設け、客先電源2の電源電圧低下を補償するエレベータ制御システムである。
【選択図】図1
【解決手段】 既設の主電動機5をそのまま残し、既設の旧エレベータシステムを制御リニューアルするエレベータ制御システムであって、客先電源2から受電される電源電圧に用いて、エレベータ乗りかご17の走行に必要なトルクを出力するように前記既設の主電動機を駆動制御する主回路装置1と、客先電源の電源電圧(主回路装置の直流主回路電圧
含む)を検出し、この検出電圧が予め定めるしきい値以下に低下した場合に走行パターンを変更し、この変更した走行パターンに基づいて主回路装置を構成するインバータ装置6を制御する制御処理部20とを設け、客先電源2の電源電圧低下を補償するエレベータ制御システムである。
【選択図】図1
Description
本発明は、既設電動機をそのまま残し、既設の旧エレベータシステムを制御リニューアルするエレベータ制御システムに関する。
図14は従来の既設電動機を残して制御リニューアルするエレベータ制御システムの構成を示す図である。同図において、1は制御盤(図示せず)内に搭載される主回路装置であって、主回路装置1は、客先電源2の交流電源電圧を直流主回路電圧に変換する整流回路3と、この整流回路3で変換された直流主回路電圧を平滑する直流主回路コンデンサ4と、コンデンサ4で平滑された直流主回路電圧に基づいて所望の電動機駆動用交流電流に変換し、旧エレベータシステムで使用されている主電動機(旧主交流電動機)5を駆動制御するスイッチングパワー素子を有するインバータ装置6とで構成される。7は遮断器(例えばブレーカ)、8は電流検出器、9はインバータ装置6から出力される電動機駆動用交流電流を整流化するリアクトル、10は電動機5の回転量を検出する回転検出器(例えばパルスジェネレータ)、11はインバータ装置6をスイッチング制御する制御処理部である。制御処理部11は、回転検出器10で検出される回転フィードバック信号12及び電流検出器8で検出される電流フィードバック信号13を用いて、インバータ制御信号14を作成し、インバータ装置6をスイッチング制御する機能をもっている。
また、主電動機5の回転軸には巻上シーブ15が接続され、当該巻上シーブ15には主索ロープ16が掛け渡され、当該ロープ16の一端部には乗りかご17、ロープ16の他端部には釣合いおもり18が吊り下げられている。
このようなエレベータ制御システムでは、客先電源2から受電される交流電源を整流回路3で直流主回路電源電圧に変換した後、インバータ装置6に印加する。インバータ装置6は、制御処理部11によるスイッチング制御に基づき、整流回路3で直流変換された直流主回路電圧電源を電動機駆動用交流電流に変換し、リアクトル9を介して主電動機5に印加し、電動機5を駆動制御する。電動機5の回転に伴って巻上シーブ15が回転し、主索ロープ16を介して乗りかご17を目的階に昇降移動させる。
ところで、以上のようなエレベータ制御システムでは、インバータ装置6から出力される電動機駆動用交流電流にパワー素子のスイッチング時に発生するインバータサージが含まれる為、耐圧の低い、または劣化状態にある既設の主電動機5が絶縁破壊を起こす恐れがある。そのため、主回路装置1の出力ラインにリアクトル9を接続し、インバータサージを低減させている。しかし、リアクトル9を設けた場合、リアクトル9のインピーダンス分に相当する電圧降下が発生し、既設の主電動機5の印加電圧を低下させる問題がある。
現状のインバータ対応電動機は、インバータ装置6の出力電圧に合わせた電動機定格電圧となっているが、既設の主電動機5は客先電源2の電圧200V(または220V)に合わせた定格電圧のものが多く使用されている。
そこで、200V客先電源2におけるインバータ装置6の出力電圧を算出すると、
200(V)×(√2/2)×(√3/√2)=約170Vとなる。ここで、(√2/2)は整流回路3の出力、(√3/√2)の√3は三相の線間電圧、√2は実効値で算出するために用いられている。その結果、客先電源2が200Vの場合、インバータ装置6の定格電圧は約170Vとなり、既設の主電動機5に対する印加電圧が不足気味となり、またリアクトル9の電圧降下分だけ低下する。さらに、客先電源2の電源電圧が低下すると、ますます既設の主電動機5に対する印加電圧が低くなる。そのため、既設の主電動機5の駆動出力が低下し、エレベータの運転走行に支障をきたす状態が生じてくる。
200(V)×(√2/2)×(√3/√2)=約170Vとなる。ここで、(√2/2)は整流回路3の出力、(√3/√2)の√3は三相の線間電圧、√2は実効値で算出するために用いられている。その結果、客先電源2が200Vの場合、インバータ装置6の定格電圧は約170Vとなり、既設の主電動機5に対する印加電圧が不足気味となり、またリアクトル9の電圧降下分だけ低下する。さらに、客先電源2の電源電圧が低下すると、ますます既設の主電動機5に対する印加電圧が低くなる。そのため、既設の主電動機5の駆動出力が低下し、エレベータの運転走行に支障をきたす状態が生じてくる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、客先電源の電源電圧の低下を補償し、エレベータのサービス低下を招くことなく、エレベータの運行を継続可能に制御リニューアルするエレベータ制御システムを提供することを目的とする。
(1) 上記課題を解決するために、本発明は、既設の電動機をそのまま残し、既設の旧エレベータシステムを制御リニューアルするエレベータ制御システムにおいて、客先電源から受電される電源電圧を用いて、エレベータ乗りかごの走行に必要なトルクを出力するように前記既設の電動機を駆動制御する回路装置と、前記客先電源の電源電圧または前記回路装置の直流回路電圧を検出し、この検出電圧が予め定めるしきい値以下に低下した場合に走行パターンを変更し、この変更した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御する制御処理部とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、客先電源の電源電圧または回路装置の直流回路電圧がしきい値以下に低下した場合に走行パターンを変更し、例えばエレベータの走行定格速度を遅くすることにより、エレベータサービスの低下を招くことなく、主電動機5の出力トルクを上げてエレベータの運行を継続できる。
なお、前記客先電源の電源電圧を整流して得られる制御用直流電圧を検出し、この検出電圧が予め定めるしきい値とを比較し、走行パターンを変更する構成であってもよい。
(2) また、本発明は、回路装置の一部を構成する整流回路と直流回路コンデンサとの間にリアクトル及びスイッチング素子を有する昇圧回路を設け、制御処理部としては、前記回路装置に関係する電圧を検出し、この検出電圧が予め定めるしきい値以下に低下した場合に前記スイッチング素子をスイッチング制御し、前記リアクトルに蓄えられる電力エネルギーを前記直流回路コンデンサに流入させれば、前記回路装置の直流回路電圧を上昇させる構成とすれば、客先電源の電源電圧が低下しても、その電圧低下分に相当する電圧を補填でき、エレベータサービスの低下を招くことなく、電動機5の出力トルクを上げてエレベータの運行を継続できる。
さらに、乗りかごの床下部又はかご上部にかご内の積載量を検出する積載量検出手段を設け、また制御処理部としては、客先電源の電源電圧が予め定める第1のしきい値以下に低下し、かつ積載量検出手段で検出されたかご内積載量が予め定めた第2のしきい値以上となった場合に走行パターンを変更し、この変更した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御すれば、前述同様の作用効果を奏する。
(3) 前述する構成において、前記制御処理部は、前記走行パターンを連続的に変更する場合、前記検出電圧が規定電圧または前記電圧のしきい値以下に低下したとき、その電圧低下分の略二乗に比例して減少する前記既設の電動機のトルクを出力するような走行パターンに変更し、この変更した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御するか、または前記積載量検出手段で検出されるかご内積載量と前記回路装置の規定電圧の増減とに基づいてマトリクス的に走行パターンを設定するテーブルを有し、それぞれ検出される前記かご内積載量と前記回路装置の直流回路電圧の増減に応じて前記テーブルから所定の走行パターンを選択し、この選択した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御する構成であってもよい。
本発明によれば、客先電源の電源電圧の低下を確実に補償することにより、エレベータのサービス低下を招くことなくエレベータの運行を継続可能に制御リニューアルできるエレベータ制御システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係るエレベータ制御システムの第1の実施形態を示す構成図である。
このエレベータ制御システムは、図14とほぼ同様な構成であるので、同一部分には同一符号を付し、詳しくは図14の説明に譲る。
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係るエレベータ制御システムの第1の実施形態を示す構成図である。
このエレベータ制御システムは、図14とほぼ同様な構成であるので、同一部分には同一符号を付し、詳しくは図14の説明に譲る。
この制御システムは、既設の主電動機(旧交流電動機)5をそのまま利用し、例えば主回路装置1を含む必要な回路構成をリニューアルするか、少なくとも主回路装置1のインバータ装置6をスイッチング制御するCPU(マイコン)等で構成される新たな制御処理部20にリニューアルする。そして、エレベータ制御システムは、例えば遮断器7の出力側から客先電源2の電源電圧を監視するための電源電圧信号21を取り出し、制御処理部20にて客先電源2の電源電圧の変動を制御パラメータとし、電動機印加電圧の低下を補償する制御を実行する。
前記制御処理部20としては、機能的には図2に示すように、予め客先電源2の電源電圧低下を許容するためのしきい値が設定され、客先電源電圧がしきい値以下に低下したか否かを判断する客先電源低下検出手段20aと、客先電源2の電源電圧がしきい値以下に低下した場合、走行パターンを変更する走行パターン変更手段20bと、所定の条件のもとに予め初期設定されている走行パターンに復帰する走行パターン復帰手段20cとが設けられている。
次に、以上のような制御システムにおける制御処理部20の制御動作について図3を参照して説明する。
制御処理部20としては、既設の主電動機5の起動中又はエレベータの運転走行中に客先電源低下検出手段20aを実行する。客先電源低下検出手段20aは、所定の制御周期ごとに例えば遮断器7の出力側から客先電源2の電源電圧信号21を取り込んだ後(S1)、客先電源2の電源電圧と予め定めたしきい値とを比較し、客先電源2の電源電圧がしきい値以下に電圧低下したか否かを判断する(S2)。ここで、電源電圧がしきい値以下に電圧低下していないと判断された場合、ステップS1に戻り、同一の処理を繰り返し実行する。なお、前述したしきい値とは例えばインバータ装置6の出力電圧が低下し、旧電動機5がエレベータの走行に必要なトルクに対し、トルク出力不足となる電圧低下限界に相当する値である。
制御処理部20としては、既設の主電動機5の起動中又はエレベータの運転走行中に客先電源低下検出手段20aを実行する。客先電源低下検出手段20aは、所定の制御周期ごとに例えば遮断器7の出力側から客先電源2の電源電圧信号21を取り込んだ後(S1)、客先電源2の電源電圧と予め定めたしきい値とを比較し、客先電源2の電源電圧がしきい値以下に電圧低下したか否かを判断する(S2)。ここで、電源電圧がしきい値以下に電圧低下していないと判断された場合、ステップS1に戻り、同一の処理を繰り返し実行する。なお、前述したしきい値とは例えばインバータ装置6の出力電圧が低下し、旧電動機5がエレベータの走行に必要なトルクに対し、トルク出力不足となる電圧低下限界に相当する値である。
ステップS2において、客先電源2の電源電圧がしきい値以下に電圧低下したと判断された場合、走行パターン変更手段20bを実行する。制御処理部20の走行パターン変更手段20bは、客先電源2の電源電圧がしきい値以下に低下したと判断された場合、既設の主電動機5がエレベータの走行に必要な出力トルクに達しない可能性があるので、エレベータの走行パターンを変更する(S3)。
走行パターンの変更手段としては、例えば既設の主電動機5の走行定格速度となる速度指令を所定の値だけ下げ、或いはエレベータの加速度を所定の値だけ下げるように、インバータ装置6のパワー素子をスイッチング制御する。その結果、主電動機5の定格速度を下げれば、旧電動機5の回転速度が遅くなり、電動機誘起電圧が低下するので、インバータ装置6の出力電圧が低下しても、エレベータの安定走行が可能となる。
このとき、制御処理部20は、インバータ装置6の出力側の電流検出器8で検出される電流値から出力トルク値に異常が有るか否かを判断し(S4)、出力トルク値に異常有りの場合には未だ出力トルク不足が生じているので、主電動機5の走行定格速度となる速度指令をさらに所定の値だけ下げるようにし(S3)、インバータ装置6のパワー素子をスイッチング制御する。
引き続き、制御処理部20は走行パターン復帰手段20cを実行する。走行パターン復帰手段20cは、例えば目的階までエレベータの運行を継続し、当該目的階に停止した後、走行パターンを初期走行パターンに復帰させる(S5)。
従って、以上のような実施の形態によれば、客先電源2の電源電圧が低下した場合でもエレベータの起動不能等のサービス低下を招くことなく、エレベータの運行を継続できる。
図4は本発明に係るエレベータ制御システムにおける第1の実施形態のもう1つの例を示す構成図である。
このエレベータ制御システムは、直流主回路コンデンサ4の直流主回路電圧を検出する電圧検出器22を設け、当該電圧検出器22で検出される直流主回路電圧フィードバック信号23を制御処理部20に導入する。
このエレベータ制御システムは、直流主回路コンデンサ4の直流主回路電圧を検出する電圧検出器22を設け、当該電圧検出器22で検出される直流主回路電圧フィードバック信号23を制御処理部20に導入する。
このエレベータ制御システムは、客先電源2の電源電圧に代えて、直流主回路コンデンサ42蓄積された直流主回路電圧フィードバック信号23を取り込み、図2と同様な機能構成及び図3と同様な制御動作に基づき、インバータ装置6のパワー素子をスイッチング制御し、客先電源2の電源電圧の低下を補償するものである。
この実施の形態においても、客先電源2の電源電圧が低下した場合でもエレベータの起動不能等のサービス低下を招くことなく、エレベータの運行を継続することが可能である。
(第2の実施の形態)
図5は本発明に係るエレベータ制御システムの第2の実施形態を示す構成図である。
このエレベータ制御システムにおいては、客先電源2の電源電圧ラインに現れる電源電圧を変成する変成器24と、この変成器24の出力電圧を直流電圧に変換する整流回路25と、この整流回路25で変換された制御用直流電圧を蓄積する制御用直流電圧コンデンサ26と、このコンデンサ26に蓄積される制御用直流電圧を検出する電圧検出器27とを設け、この電圧検出器27で検出された制御用直流電圧信号28を制御処理部20により取り込む構成である。その他の構成は図14と同様であるので省略する。
図5は本発明に係るエレベータ制御システムの第2の実施形態を示す構成図である。
このエレベータ制御システムにおいては、客先電源2の電源電圧ラインに現れる電源電圧を変成する変成器24と、この変成器24の出力電圧を直流電圧に変換する整流回路25と、この整流回路25で変換された制御用直流電圧を蓄積する制御用直流電圧コンデンサ26と、このコンデンサ26に蓄積される制御用直流電圧を検出する電圧検出器27とを設け、この電圧検出器27で検出された制御用直流電圧信号28を制御処理部20により取り込む構成である。その他の構成は図14と同様であるので省略する。
この制御処理部20は、客先電源2の電源電圧に代えて、電圧検出器27で検出される制御用直流電圧(制御用直流電圧信号28)と予め定めるしきい値とを比較し、制御用直流電圧がしきい値以下に電圧低下した場合、エレベータの走行パターンを変更し、客先電源2の電源電圧低下分を補償する。
従って、この制御システムにおいては、図2と同様な機能構成及び図3と同様な制御動作に基づき、インバータ装置6のパワー素子をスイッチング制御し、客先電源2の電源電圧の低下を補償するものである。
このような実施の形態によれば、図1ないし図3と同様な効果を奏する他、インバータ装置6と切り離された回路構成を用いて制御用直流電圧信号28を取り込んで客先電源2の電源電圧低下を判断するので、インバータ装置6のスイッチングの影響を受けることなく、安定な制御用直流電圧信号28を取り込むことができ、ひいては客先電源2の電源電圧の状態を正確に判断でき、インバータ装置6のスイッチング制御を高精度に実行できる。また、低電圧変換された制御用直流電圧信号28を取り込むことが可能であるので、マイコン処理に最適な構成であると言える。
(第3の実施の形態)
図6は本発明に係るエレベータ制御システムの第3の実施形態を示す構成図である。
このエレベータ制御システムは、主回路装置1を構成する整流回路3と直流主回路コンデンサ4との間にチョッパ昇圧回路30を設け、制御処理部20が電圧検出器22で検出される直流主回路電圧フィードバック信号23を取り込み、チョッパ昇圧回路30をチョッピング制御することにより、昇圧制御する構成である。チョッパ昇圧回路30は、整流回路3の正側出力ラインに設けられ、整流回路3の整流出力を平滑化するリアクトル31と、このリアクトル31の出力側と整流回路3の負側出力ラインとの間に接続され、制御処理部20からのチョッピング制御信号32のもとにスイッチングされるスイッチング素子33と、リアクトル31の出力側と直流主回路コンデンサ4の正側ラインとの間に介挿されたダイオードなどの方向性素子34とから構成される。
図6は本発明に係るエレベータ制御システムの第3の実施形態を示す構成図である。
このエレベータ制御システムは、主回路装置1を構成する整流回路3と直流主回路コンデンサ4との間にチョッパ昇圧回路30を設け、制御処理部20が電圧検出器22で検出される直流主回路電圧フィードバック信号23を取り込み、チョッパ昇圧回路30をチョッピング制御することにより、昇圧制御する構成である。チョッパ昇圧回路30は、整流回路3の正側出力ラインに設けられ、整流回路3の整流出力を平滑化するリアクトル31と、このリアクトル31の出力側と整流回路3の負側出力ラインとの間に接続され、制御処理部20からのチョッピング制御信号32のもとにスイッチングされるスイッチング素子33と、リアクトル31の出力側と直流主回路コンデンサ4の正側ラインとの間に介挿されたダイオードなどの方向性素子34とから構成される。
前記制御処理部20としては図7に示すような機能構成を有する。すなわち、制御処理部20は、予め定めるしきい値が設定され、直流主回路コンデンサ4から電圧検出器22を通して取り出される直流主回路電圧(直流主回路電圧フィードバック信号23)が予め定めるしきい値以下に電圧低下したか否かを判断する直流主回路電圧低下検出手段20dと、直流主回路電圧がしきい値以下に電圧低下した場合、スイッチング素子33にチョッピング制御信号32を与えて昇圧制御する昇圧制御手段20eと、昇圧制御停止手段20fとが設けられている。その他の構成は従来の図14と同様な構成であるので省略する。
以上のような制御システムのうち、制御処理部20に関連する処理動作について図8を参照して説明する。
この制御処理部20としては、既設の旧電動機5の起動中又はエレベータの運転走行中に直流主回路電圧低下検出手段20dに実行する。直流主回路電圧低下検出手段20dは、直流主回路コンデンサ4から電圧検出器22を介して取り出される直流主回路電圧フィードバック信号23を取り込んだ後(S11)、このフィードバック信号22である直流主回路電圧値と予め定めるしきい値とを比較し、直流主回路電圧がしきい値以下に電圧低下したか否かを判断する(S12)。直流主回路電圧がしきい値以下に電圧低下していないと判断された場合、ステップS11に戻り、同一の処理を繰り返し実行する。なお、前述したしきい値とは例えばインバータ装置6の出力電圧が低下し、旧電動機5がエレベータの走行に必要なトルクに対し、トルク出力不足となる電圧低下限界値に相当する値である。
ステップS12において、直流主回路コンデンサ4の直流主回路電圧がしきい値以下に電圧低下したと判断された場合、制御処理部20は昇圧制御手段20eを実行する。昇圧制御手段20eは、スイッチング素子33にチョッピング制御信号32を与えることにより、スイッチング制御を開始する(S13)。この昇圧制御手段20eによるスイッチング素子33のオンによってリアクトル31に電流が流れ、この電流通電によってリアクトル31にはエネルギー(起電力)が発生して蓄える機能をもっている。この状態において、スイッチング素子33をオフすると、リアクトル31に蓄えられたエネルギーが方向性素子34を通して直流主回路コンデンサ4に流入し、直流主回路電圧が上昇する。
引き続き、制御処理部20は昇圧制御停止手段20fを実行する。昇圧制御停止手段20fは、直流主回路コンデンサ4から電圧検出器22を介して直流主回路電圧フィードバック信号23を取り込み、当該直流主回路電圧が予め定める所定の電圧値まで上昇したか否かを判断し(S14)、未だ所定の電圧値まで達していない場合にはステップS13に戻り、スイッチング素子33のスイッチング制御を継続する。一方、直流主回路電圧が予め定める所定の電圧値まで上昇したと判断した場合には、スイッチング素子33のスイッチング制御を停止する(S15)。
従って、以上のような実施の形態によれば、客先電源2の電源電圧の低下によって直流主回路コンデンサ4に蓄積される直流主回路電圧がしきい値を越えて低下したとき、客先電源2からリアクトル31を介して直流主回路正負ラインに介挿されるスイッチング素子33をスイッチング制御し、リアクトル31にエネルギーを発生させて直流主回路コンデンサ4に流入させるので、常にエレベータ走行に必要な直流主回路電圧を得ることができ、客先電源2の電源電圧が低下した場合でも、エレベータの起動不能等によってサービス低下を招くことがない。つまり、客先電源電圧の低下にも拘らず、主電動機5に対する印加電圧不足を解消でき、常に安定な状態でエレベータの運転走行を継続させることができる。
(第4の実施の形態)
図9は本発明に係るエレベータ制御システムの第4の実施形態を示す構成図である。
このエレベータ制御システムは、乗りかご17の床下部またはかご上部に積載重量を検出する荷重検出器などの積載量検出手段36を設置し、制御処理部20が積載量検出手段36で検出されるかご内積載量信号37と客先電源2の電源電圧信号21とに基づいてエレベータの走行可能な走行パターンを決定し、この決定された走行パターンに基づいてインバータ装置6を制御する構成である。
図9は本発明に係るエレベータ制御システムの第4の実施形態を示す構成図である。
このエレベータ制御システムは、乗りかご17の床下部またはかご上部に積載重量を検出する荷重検出器などの積載量検出手段36を設置し、制御処理部20が積載量検出手段36で検出されるかご内積載量信号37と客先電源2の電源電圧信号21とに基づいてエレベータの走行可能な走行パターンを決定し、この決定された走行パターンに基づいてインバータ装置6を制御する構成である。
制御処理部20としては、機能的には図10に示すように、予め客先電源2の電圧低下を許容するための第1のしきい値が設定され、客先電源2の電源電圧が第1のしきい値以下に電圧低下したか否かを判断する客先電源低下検出手段20gと、乗りかご14内のかご内積載量(荷重)が所定の第2のしきい値を越えているか否かを判断する積載量判断手段20hと、客先電源2の電源電圧が第1のしきい値以上であり、かつ乗りかご17内のかご内積載量が所定の第2のしきい値を越えている場合に走行パターンを変更する走行パターン変更手段20iとが設けられている。その他の構成は図14と同様であるので省略する。
以上のようなエレベータ制御システムにおける制御処理部20の制御動作について図11を参照して説明する。
制御処理部20としては、エレベータの起動前に客先電源低下検出手段20gを実行する。客先電源低下検出手段20gは、所定の制御周期ごとにかご内操作パネル(図示せず)からかご呼びが発生したか否かを判断し(S21)、かご呼びが発生したと判断されたときには客先電源2の電源電圧信号21を取り込んだ後、この客先電源2の電源電圧と予め定める第1のしきい値とを比較し、客先電源2の電源電圧が第1のしきい値以下に電圧低下したか否かを判断する(S22)。ここで、電源電圧が第1のしきい値以下に電圧低下していないと判断された場合、通常のエレベータの起動に従って運転動作を行う。
制御処理部20としては、エレベータの起動前に客先電源低下検出手段20gを実行する。客先電源低下検出手段20gは、所定の制御周期ごとにかご内操作パネル(図示せず)からかご呼びが発生したか否かを判断し(S21)、かご呼びが発生したと判断されたときには客先電源2の電源電圧信号21を取り込んだ後、この客先電源2の電源電圧と予め定める第1のしきい値とを比較し、客先電源2の電源電圧が第1のしきい値以下に電圧低下したか否かを判断する(S22)。ここで、電源電圧が第1のしきい値以下に電圧低下していないと判断された場合、通常のエレベータの起動に従って運転動作を行う。
ステップS22において、客先電源2の電源電圧が第1のしきい値以下に電圧低下したと判断した場合、積載量判断手段20hを実行する。積載量判断手段20hは、積載量検出手段36で検出されるかご内積載量信号37を取り込んだ後、当該かご内積載量と予め設定される第2のしきい値とを比較し、かご内積載量が第2のしきい値を越えているか否かを判断する(S23)。ここで、かご内積載量が第2のしきい値を越えていないと判断された場合には通常のエレベータの起動に従って運転動作を行う。
しかし、かご内積載量が第2のしきい値を越えていると判断された場合、制御処理部20は走行パターン変更手段20iを実行する。走行パターン変更手段20iは、かご内積載量が第2のしきい値を越えていると判断された場合、既設の主電動機5がエレベータの走行に必要な出力トルクに達しない可能性が有ると判断し、エレベータの走行パターンを変更する(S24)。
走行パターンの変更手段としては、例えば主電動機5の走行定格速度となる速度指令を所定の値だけ下げるとか、或いはエレベータの加速度を所定の値だけ下げるために、インバータ装置6のスイッチングを制御する。その結果、エレベータの定格速度を下げれば、主電動機5の回転速度が遅くなり、電動機誘起電圧が低下しつ、電動機出力トルクを上げるので、インバータ装置6の出力電圧が低下しても、エレベータのサービスを落とすことなく、エレベータの運転制御を継続できる。
なお、走行パターンの変更に際し、予め複数の走行パターンを設定し、かご内積載量が第2のしきい値を越えている程度に応じ、適宜最適な走行パターンを選択し、例えば旧電動機5の走行定格速度となる速度指令を所定の値だけ下げるようにインバータ装置6をスイッチング制御し、エレベータの走行に必要な出力トルクを増加させる。
従って、以上のような実施の形態によれば、主回路装置1に使用される電源電圧と乗りかご17のかご積載量とに基づいて走行パターンを変更するので、エレベータ起動時に電動機出力トルク不足によって、エレベータがスムーズに走行させることができる。これにより、電源電圧が低下し、かつかご内積載量が多い場合であっても、エレベータを確実に起動することが可能となり、サービスの低下を招くことなくエレベータを運転継続できる。
(第5の実施の形態)
図12及び図13は本発明に係るエレベータ制御システムの第5の実施形態を説明する制御フロー図である。なお、エレベータ制御システムのハード構成は、図1、図4、図9と同様であるので、ここでは省略する。
この実施の形態は、走行パターンを変更する際、前もって設定された固定走行パターンではなく、連続的に変化する走行パターンに変更する例である。
図12及び図13は本発明に係るエレベータ制御システムの第5の実施形態を説明する制御フロー図である。なお、エレベータ制御システムのハード構成は、図1、図4、図9と同様であるので、ここでは省略する。
この実施の形態は、走行パターンを変更する際、前もって設定された固定走行パターンではなく、連続的に変化する走行パターンに変更する例である。
図12に示す走行パターン変更例について説明する。制御処理部20は、エレベータの起動前又はエレベータの走行中に客先電源2の電源電圧(図1,図9参照)、直流主回路コンデンサ4の蓄積電圧(図4参照)等から客先電源2に関係する電源電圧を検出し、この検出電圧が本来の規定電圧(定格電圧)よりも低下したか否かを判断する(S31)。ここで、検出電圧が本来の規定電圧よりも低下したと判断した場合、電動機トルクの低下分が電動機電圧低下分の2乗に比例するので、この関係に基づいて電圧低下分を考慮して走行可能な出力トルクを出力するための走行パターンに変更し(S32)、この変更された走行パターンに基づいてエレベータの運転を継続する(S33)。その結果、主回路装置1に関係する電圧低下分と出力トルクとに基づいて走行パターンを連続的に変更可能となる。
従って、この実施の形態によれば、客先電源2の電源低下分に応じて走行パターンを段階的又は連続的に変更することにより、電圧低下が生じても、エレベータを安定、かつ継続的に運転できる。
図13に示す走行パターン変更例について説明する。この走行パターン変更例は、データテーブルを用意し、予め積載量と定格電圧に対する電圧値の増減とに基づいてマトリクス的に走行パターンを設定し、積載量と電圧値とに応じて最適な走行パターンを選択変更する例である。制御処理部20は、具体的には、エレベータの起動前又はエレベータの走行中に客先電源2の電源電圧(図9参照)を検出し、この検出電圧が本来の規定電圧(定格電圧)よりも増減したか否かを判断する(S41,S42)。ここで、検出電圧が本来の規定電圧よりも低下し、又は増加したと判断した場合、乗りかご17に設置される積載量検出手段36からかご内積載量を取り込む(S43)。しかる後、制御処理部20は、直流主回路電圧の増減電圧と積載量とに応じてマトリクス的に設定される走行パターンを選択し(S44)、この選択された走行パターンに基づいてエレベータの運転を継続する(S45)。
従って、この実施の形態によれば、主回路装置1に関係する電圧の増減した場合、その電圧の増減及びかご内積載量とに応じて走行パターンを連続的に変更することにより、例えば電圧低下及びかご積載量の増加にも拘らず、エレベータを安定、かつ継続的に運転制御できる。
以上のように本発明に関する各実施の形態によれば、旧エレベータシステムに設置される既設の主電動機5をそのまま流用使用した場合、主回路装置1に関係する電圧低下等に基づく電動機出力不測、エレベータ起動不能等の不具合を容易に回避でき、よって、エレベータの運行を停止することなく、エレベータのサービスを継続できる。
なお、本発明は、制御処理部20のリニューアルだけでなく、既設の主電動機5を残してインバータ化する他のリニューアルシステムについても同様に適用できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、各実施の形態は組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。
1…主回路装置、2…客先電源、3…整流回路、4…直流主回路コンデンサ、5…既設の主電動機、6…インバータ装置、8…電流検出器、9…リアクトル、10…速度検出器、17…乗りかご、20…制御処理部、20a…客先電源低下検出手段、20b…走行パターン変更手段、20c…走行パターン復帰手段、20d…直流主回路電圧低下手段、20e…昇圧制御手段、20g…客先電源低下検出手段、20h…積載量判断手段、20i…走行パターン変更手段、22,27…電圧検出器、25…整流回路、26…制御用直流電圧コンデンサ、30…昇圧回路、31…リアクトル、33…スイッチング素子、34…方向性素子、36…積載量検出手段。
Claims (6)
- 既設の電動機をそのまま残し、既設の旧エレベータシステムを制御リニューアルするエレベータ制御システムにおいて、
客先電源から受電される電源電圧を用いて、エレベータ乗りかごの走行に必要なトルクを出力するように前記既設の電動機を駆動制御する回路装置と、
前記客先電源の電源電圧または前記回路装置の直流回路電圧を検出し、この検出電圧が予め定めるしきい値以下に低下した場合に走行パターンを変更し、この変更した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御する制御処理部とを備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。 - 既設の電動機をそのまま残し、既設の旧エレベータシステムを制御リニューアルするエレベータ制御システムにおいて、
客先電源から受電される電源電圧を用いて、エレベータ乗りかごの走行に必要なトルクを出力するように前記既設の電動機を駆動制御する回路装置と、
前記客先電源の電源電圧を整流して得られる制御用直流電圧を検出する電圧検出手段と、
この電圧検出手段で検出された検出電圧が予め定めるしきい値以下に低下した場合に走行パターンを変更し、この変更した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御する制御処理部とを備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。 - 既設の電動機をそのまま残し、既設の旧エレベータシステムを制御リニューアルするエレベータ制御システムにおいて、
客先電源から受電される電源電圧を用いて、エレベータ乗りかごの走行に必要なトルクを出力するように前記既設の電動機を駆動制御する回路装置と、
この回路装置の一部を構成する整流回路と直流回路コンデンサとの間に設けられ、少なくともリアクトル及びスイッチング素子を有する昇圧回路と、
前記回路装置の直流回路電圧を検出し、この検出電圧が予め定めるしきい値以下に低下した場合に前記スイッチング素子をスイッチング制御し、前記リアクトルに蓄えられる電力エネルギーを前記直流回路コンデンサに流入させ、前記回路装置の直流回路電圧を上昇させる制御処理部とを備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。 - 既設の電動機をそのまま残し、既設の旧エレベータシステムを制御リニューアルするエレベータ制御システムにおいて、
客先電源から受電される電源電圧を用いて、エレベータ乗りかごの走行に必要なトルクを出力するように前記既設の電動機を駆動制御する回路装置と、
前記乗りかごの床下部またはかご上部に設置され、かご内の積載量を検出する積載量検出手段と、
前記客先電源の電源電圧が予め定める第1のしきい値以下に低下し、かつ積載量検出手段で検出されたかご内積載量が予め定めた第2のしきい値以上となった場合に走行パターンを変更し、この変更した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御する制御処理部とを備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。 - 請求項1、2及び4の何れか一項に記載するエレベータ制御システムにおいて、
前記制御処理部は、前記走行パターンを連続的に変更する場合、前記検出電圧が規定電圧または前記電圧のしきい値以下に低下したとき、前記既設の電動機の出力トルクが電圧低下分の略二乗に比例して低下することを考慮した走行パターンに変更し、この変更した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御することを特徴とするエレベータ制御システム。 - 請求項4に記載するエレベータ制御システムにおいて、
前記制御処理部は、前記走行パターンを連続的に変更する場合、前記積載量検出手段で検出されるかご内積載量と前記回路装置の規定電圧の増減とに基づいてマトリクス的に走行パターンを設定するテーブルを有し、
それぞれ検出される前記かご内積載量と前記回路装置の直流回路電圧の増減に応じて前記テーブルから所定の走行パターンを選択し、この選択した走行パターンに基づいて前記回路装置を構成するインバータ装置を制御することを特徴とするエレベータ制御システム。
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Citations (5)
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-
2004
- 2004-12-14 JP JP2004361763A patent/JP2006168882A/ja active Pending
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