JP2006168802A - 切断できる合成樹脂ボトル - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用済のペットボトルに代表される合成樹脂ボトルの切断を手により容易に行うことができる合成樹脂ボトルを提供する。
【解決手段】 合成樹脂ボトル本体2の周囲に螺線状の切断線部7を形成し、この切断線部7を引っ張ることで、切断でき、螺線状の軌跡となり、破壊される。
【選択図】 図1
【解決手段】 合成樹脂ボトル本体2の周囲に螺線状の切断線部7を形成し、この切断線部7を引っ張ることで、切断でき、螺線状の軌跡となり、破壊される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ペットボトルに代表される合成樹脂容器のリサイクルのために、切断が容易に出来るようにしたものである。
ペットボトルに代表されるプラスチックスの容器は、ビン容器に比べて軽く且つ安価であり、取り扱いやすいなどの理由で飲料メーカーなどで使用され広く普及されるに至っている。しかし、使用済のペットボトルは、そのままプラスチックスゴミとして回収するとなると、かさばるために、小さく裁断することが試みられている。
使用済ずみの合成樹脂ボトルの裁断は、裁断機と称されるものに、挿入して行われている。例えば特許文献1、特許文献2に示すものが知られている。また、家庭にあっては、刃物にて切断したり、ハンマーにより潰していた。
特開平10−44150
特開2001−277185
使用済の合成樹脂ボトルの切断は、裁断機によるもの、又は入力によるものであり、共に外部機具によって切断するものである。そこで、この発明は外部機器を持たなくても、ペットボトルの切断を容易に行うことが出来るようにしたことにある。
この発明に係る切断できる合成樹脂ボトルは、合成樹脂本体の周囲に螺線状の切断線部を形成したことにある(請求項1)。これにより、切断線部を指で摘んで引っ張り、切り離すことで、合成樹脂ボトルを破壊することができる。
前記切断線部は、始端部が合成樹脂ボトルの肩部付近に設ければ(請求項2)、突出する始端部部により摘みやすくなり、切断の容易性を増すことができる。さらに、切断線部の切断を確実且つ容易とするために、合成樹脂ボトル本体の厚みよりも厚い寸法を持ち(請求項3)、その両側で長手方向に溝部を設けるようにしても良いし(請求項4)、前記合成樹脂ボトル本体の厚みより薄い部位を形成しても良い(請求項5)。
以上のように、この発明によれば、使用後に合成樹脂ボトル本体に形成の切断線部を指で摘んで引っ張ることで切断し、切断が螺線状となるので、合成樹脂容器は、かさばることなく、連なりながら、最も小さく破壊することができる(請求項1)。また始端部を突出させれば、指で摘むのに便利であり、また切断線部を厚くしたり、その両側で長手方向に薄い部分や溝を設けることで、切断を確実に且つ容易にできるものである(請求項2,3,4,5)。
図1において、この発明に係る切断できるペットボトルに代表される合成樹脂ボトル1が示され、ポリエチレン・テレフタレート樹脂から作られ瓶状の容器で、筒状の合成樹脂本体(胴部)2と、その上方で小径の首部3に形成の注ぎ口4とより成っている。
前記合成樹脂ボトル本体2には、肩部5付近から下方にかけて螺線状に切断線部7が形成され、始めの始端部7aは、図2にも示すように、合成樹脂ボトル本体2の表面より突出し、扉部5上にある。また終の終端部7bは、底部まで伸びている。
切断線部7は、図3にも示され、始端部7aより終部部7bまで、合成樹脂ボトル本体2の厚みよりも厚い寸法で形成されて該本体よりも突出した形状となっている。そして、切断を容易にするため、切断線部7の両側に溝8,8が形成されている。この溝8,8は合成樹脂ボトル本体2の厚みよりも薄くなっているのが好ましい。この切断線部7は、合成樹脂ボトルのブロー成形時に使用される金型に所望の型を刻設しておけば良く、容易に形成ができる。なお、実施例として示していないが、切断線部7の切断を容易にする加工を施すことは勿論任意である。
上述の構成において、使用後の合成樹脂ボトル2を破壊するには、切断線部7の始端部7aを摘み、引っ張ることで切断が始められ、その切断が進んで行くと、合成樹脂ボトル本体2の周囲を螺線状の軌跡となる。これにより、切断されるが連結され、且つ最も小さく破壊されることになる。尚、ペットボトルを例に、この発明を記述したが、その他のシャンプー用のボトル等に使用できることは勿論である。
1 切断できる合成樹脂ボトル
2 合成樹脂ボトル本体
3 首
4 注ぎ口
5 肩部
7 切断線部
7a 始端部
8 溝
2 合成樹脂ボトル本体
3 首
4 注ぎ口
5 肩部
7 切断線部
7a 始端部
8 溝
Claims (5)
- 合成樹脂ボトル本体の周囲に螺線状の切断線部を形成したことを特徴とする切断できる合成樹脂ボトル。
- 前記切断線部は、その始端部を合成樹脂ボトルの肩部付近にあり、突出して形成したことを特徴とする請求項1記載の切断できる合成樹脂ボトル。
- 前記切断線部は、合成樹脂ボトル本体の厚みよりも厚い寸法を持つことを特徴とする請求項1記載の切断できる合成樹脂ボトル。
- 前記切断線部は、その両側で長手方向に溝を形成したことを特徴とする請求項1又は3記載の切断できる合成樹脂ボトル。
- 前記切断線部は、その両側で長手方向に前記合成樹脂ボトル本体の厚みより薄い部位を形成したことを特徴とする請求項1又は3記載の切断できる合成樹脂ボトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004365642A JP2006168802A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 切断できる合成樹脂ボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004365642A JP2006168802A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 切断できる合成樹脂ボトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006168802A true JP2006168802A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36669966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004365642A Pending JP2006168802A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 切断できる合成樹脂ボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006168802A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008081169A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Shinko Chemical Co Ltd | プラスチック製の容器 |
KR101810963B1 (ko) * | 2016-05-10 | 2017-12-20 | 강원대학교산학협력단 | 일회용 비커로 사용 가능한 무균채수병 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0692339A (ja) * | 1991-09-24 | 1994-04-05 | 正志 ▲土▼田 | 解体できるペットボトルの構造 |
JPH10218150A (ja) * | 1997-02-13 | 1998-08-18 | Takeshi Shinohara | 容 器 |
-
2004
- 2004-12-17 JP JP2004365642A patent/JP2006168802A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPH0692339A (ja) * | 1991-09-24 | 1994-04-05 | 正志 ▲土▼田 | 解体できるペットボトルの構造 |
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JP2008081169A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Shinko Chemical Co Ltd | プラスチック製の容器 |
KR101810963B1 (ko) * | 2016-05-10 | 2017-12-20 | 강원대학교산학협력단 | 일회용 비커로 사용 가능한 무균채수병 |
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