JP2006168605A - プロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、煩雑な空気供給管の設置工事を不要としたプロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶を提供することを目的とする。
【解決手段】 そのために、本発明のプロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶は、プロペラの周囲に配設されたノズルと、ノズルの内壁の内面に取付けられた超音波発生器と、超音波発生器に駆動電力を供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、船舶においてプロペラの回転によって発生する水中放射雑音を低減するプロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶に関する。
従来、舶用プロペラに発生する雑音を低減するものとして、図6に図示のように、船体1のプロペラ5の前方に位置するシャフトブラケット11にプロペラ軸12と同心的に設けられ、プロペラ5のほぼ前面をカバーする多数の空気吹き出し用小孔が穿設されリング及び放射状翼からなる空気泡吹き出し部材41と、シャフトブラケット11を経て空気泡吹き出し部材41に圧縮空気を供給する空気供給管40を備え、プロペラ5より発生し、水中に放射される雑音を空気泡42で包み込み、雑音が水中へ伝播することを低減するものが提案されている(例えば、特許文献1。)。
しかしながら、特許文献1に記載のものは、プロペラ5より発生する雑音を空気泡42で包み込み水中への伝播を低減することができるものの、プロペラ5或いは空気泡吹き出し部材41が常時水面下にあるため、長期の浸海水条件下では空気泡吹き出し部材41の表面に汚染が発生し、航行中において空気泡吹き出し部材41周囲の流を乱し、いわゆる流体による水中ノイズが発生する。
そして、この汚染を除去するためには、ドック入りして洗浄除去するか、ダイバーによる洗浄除去作業等を行う必要があり、頻繁に行うことは費用の面から困難である。また、空気供給管40を配設する必要があるため設置工事が煩雑になり、且つ、空気泡吹き出し部材41の上部と下部とでは、水圧の関係で平等に空気を吹き出すための調整が必要であるという問題がある。
また、図7に図示のように、サイドスラスタトンネル43において、プロペラ5の変動圧力による振動を低減し、共振現象を防止するとともに、探査機器のソナーの周波数域の背景雑音を低減させるべく、サイドスラスタトンネル43のトンネル壁部の一部が内壁44および外壁45よりなる二重壁構造とされ、内壁44および外壁45間に防振ゴム等の弾性体46が介装されているとともに、内壁44が複数の小区画内壁に分割され、複数の小区画内壁のうちの少なくとも一部の小区画内壁に、音響機器のソナー周波数に同調させた動吸振噐47が取り付けられているものも提案されている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、特許文献2に記載のものでは、サイドスラスタトンネル43の製造時において設定された音響機器の特定のソナー周波数にしか対応できないという問題がある。
特開昭61−203000号公報 特開平10−029596号公報
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、煩雑な空気供給管の設置工事を不要としたプロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶を提供することを目的とする。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたもので、特許請求の範囲に記載された各発明は、プロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶として、それぞれ以下の(1)〜(6)に述べる各手段を採用したものである。
(1)第1の手段のプロペラ水中放射雑音低減装置は、プロペラの周囲に配設されたノズルと、ノズルのノズル内壁の内面に取付けられた超音波発生器と、超音波発生器に駆動電力を供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とする。
(2)第2の手段のプロペラ水中放射雑音低減装置付き旋回式推進装置は、船底にポッド用支柱を介して旋回可能に取付けられたプロペラポッドと、プロペラポッドの端部に回転自在に取付けられたプロペラと、プロペラを囲むように配設されたノズルと、ノズルをプロペラポッドに支持するノズル用支柱とを備えた旋回式推進装置において、ノズルの内部は複数の空所に区画されると共に、複数の空所のノズルのノズル内壁の内面に各々取付けられた超音波発生器と、プロペラを駆動する推進モータの回転数に応じた駆動電力を超音波発生器に供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とする。
(3)第3の手段のプロペラ水中放射雑音低減装置付き船舶は、船底にポッド用支柱を介して旋回可能に取付けられたプロペラポッドと、プロペラポッドの端部に回転自在に取付けられたプロペラと、プロペラを囲むように配設されたノズルと、ノズルをプロペラポッドに支持するノズル用支柱と、プロペラを駆動する推進モータと、推進モータを制御する推進モータ制御装置とを備えた船舶において、ノズルの内部は複数の空所に区画されると共に、複数の空所のノズルのノズル内壁の内面に各々取付けられた超音波発生器と、駆動電力を超音波発生器に供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とする。
(4)第4の手段のプロペラ水中放射雑音低減装置付き船舶は、船底に設けられたシャフトブラケットに軸支されたプロペラ軸と、プロペラ軸の後端部に取付けられたプロペラと、プロペラを囲むように船底に配設されたノズルと、プロペラを駆動する推進モータと、推進モータを制御する推進モータ制御装置とを備えた船舶において、ノズルの内部は複数の空所に区画されると共に、複数の空所のノズルのノズル内壁の内面に各々取付けられた超音波発生器と、駆動電力を超音波発生器に供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とする。
(5)第5の手段のプロペラ水中放射雑音低減装置付き船舶は、第3又は4の手段において、超音波発生用電源装置から超音波発生器に供給する駆動電力の周波数は、推進モータ制御装置からの推進モータの回転数に応じた周波数であることを特徴とする。
(6)第6の手段のプロペラ水中放射雑音低減装置付き船舶は、第3又は4の手段において、超音波発生用電源装置から超音波発生器に供給する駆動電力は、推進モータ制御装置からの推進モータの回転数が所定の回転数以上になった時に供給するものであることを特徴とする。
特許請求の範囲に記載の各請求項に係る発明は、上記の(1)〜(6)に記載の各手段を採用しているので、プロペラの回転によって発生する水中放射雑音を、ノズルの内壁の内面に取付けられた超音波発生器により発生する泡により低減することができる。
しかも、超音波発生器は電気により駆動するものであるため、従来のように空気供給管を配設する必要がなく、設置工事が簡素になり、且つ、超音波発生器の設置場所における水圧の影響をなくすための調整が不要となる。
以下、本発明の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶につき、図1〜5を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置の全体構成図、図2は、図1の超音波発生器の詳細断面図、図3は、図1の超音波発生器のその他の例の詳細断面図である。図4は、本発明の第1の実施の形態の変形例に係るプロペラ水中放射雑音低減装置の全体構成図である。図5は、本発明の第2の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置の全体構成図である。
先ず、本発明の第1の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置、或いはこれを備えた推進装置、船舶について説明する。船舶の船体の船底には、図1に図示のようなアジマスプロペラ装置2(旋回式プロペラ装置)が、船体に対して旋回可能に1基或いは複数基取付けられている。
即ち、船底には、船体に対して回転(旋回)可能なポッド用支柱3が、下方に向かって配設されている。このポッド用支柱3の下端には、プロペラポッド4が取付けられている。そして、プロペラポッド4の水平方向端部には、プロペラ5が回転自在に配設されている。このプロペラ5は、プロペラポッド4内に配設された図示略の傘歯車、ポッド用支柱3内に配設された推進軸8、船体内に配設されたギア9及び推進軸8を介して、推進モータ10により駆動されるようになっている。また、推進モータ10は、推進モータ制御装置13により、その発停、運転回転数等が制御される。
なお、推進モータ10は、ディーゼルエンジン等の内燃機関に限定されるものではなく、ガスタービン、蒸気タービン、電動モータ等の各種の形態の原動機(モータ)が採用可能である。また、推進モータ10が電動モータの場合は、推進モータ10は、ポッド用支柱3の上部に垂直に設置される場合も、更には、図4に図示のようにプロペラポッド4内に水平に設置される場合もある。そして、推進モータ10が電動モータの場合は、推進モータ制御装置13は、サイリスタスタック等の電圧・周波数変換素子と制御器等とにより構成される。
なお、図4に図示のものは、プロペラポッド4内に、電動モータ式の推進モータ10及び減速機19が内蔵されている。そして、プロペラ5は、減速機19を介して推進モータ10により回転させられる。また、電動モータ式の推進モータ10は、サイリスタスタック等からなる推進モータ制御装置13から、推進電力供給電線23を介して電力が供給される。
プロペラポッド4の周囲には、複数本のノズル用支柱6が放射状に取付けられている。一方、プロペラ5の周囲にプロペラ5を囲むようにコーン状のノズル7が配設されており、ノズル7は、ノズル用支柱6を介してプロペラポッド4に支持されている。
このノズル7内には、プロペラ5を囲むように超音波発生器20が配設されている。超音波発生器20には、超音波発生用電源装置21から、船体内、ポッド用支柱3内、プロペラポッド4内、ノズル用支柱6内に配線された電力供給電線22を介して、高周波電力が供給される。
なお、この高周波駆動電力は、常時、超音波発生器20に供給するようにしても良く、或いは、推進モータ制御装置13から推進モータ10のオンオフ信号或いは回転数信号を受信して、この信号に応じて変化させることができる。例えば、推進モータ制御装置13から推進モータ10のオンオフ信号を受信して、推進モータ10が回転しているときのみ高周波駆動電力を供給するようにしても良い。更には、推進モータ制御装置13から推進モータ10の回転数信号を受信して、推進モータ10の回転数に応じて(所定の回転数を越えたときに超音波発生器20に高周波駆動電力を供給する、或いは、推進モータ10の回転数に応じて駆動電力又は周波数を変化させる、等)、駆動電力を変化させるようにしても良い。
次に、図2に基づき、超音波発生器20の詳細構造につき説明する。図2(a)はノズル7の縦断面図、図2(b)はノズル7の横断面図を示す。図2に図示のように、ノズル7の縦断面は流線型状となっており、ノズル7は、外側の円錐台状の鋼製のノズル外壁15と、内側のすそ広がりの円錐台状の鋼製のノズル内壁14とにより構成されている。
ノズル7のノズル外壁15とノズル内壁14との間には、ノズル7を補強するために、複数のリング状の横桁16と複数の流線型状の縦桁17とが取付けられている。そして、ノズル外壁15、ノズル内壁14、横桁16、縦桁17により区画された多数の空所18が形成されている。
この各空所18の中央部には、各々、超音波発生器20としての電磁石式の超音波発生器20aが取付けられている。この電磁石式の超音波発生器20aは、一方の極(例えばN極)はノズル外壁15の内面側(空所18側)に固定され、他方の極(例えばS極)はノズル内壁14の内面側(空所18側)に固定されている。また、空所18内において、ノズル内壁14の内面側、ノズル外壁15の内面側の超音波発生器20aの周囲には、ゴム等の弾性部材24が塗布或いは貼り付けされている。
そして、図1図示の超音波発生用電源装置21から、電力供給電線22を介して高周波数の交流或いは矩形波状の駆動電力が供給されることにより、超音波発生器20aの各極が固定されているノズル内壁14及びノズル外壁15は振動する。この極小振動により、ノズル内壁14の外面側(プロペラ側)及びノズル外壁15の外面側である水中に微細な泡が発生するため、ノズル7内のプロペラ5の領域及びノズル7の外周面は水中の泡で包まれ、プロペラ5の回転により発生する水中放射雑音は低減される。
このような本発明の第1の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶によれば、従来のような空気配管が不要で、電線で代替でき構造上簡易な装置構成が可能となる。また、超音波により、ノズル内壁14の貝類の付着、汚染は、微小な振動及び泡の発生により除去されるため、従来のもののように、ドック入りして洗浄除去するか、ダイバーによる洗浄除去作業等を行う必要がなくなる。従って、ノズル内壁14の外面側及びノズル外壁15の外面側は、常に滑らかな状態に保持され、表面に発生する流体ノイズは低減される。
次に、図3に基づき、超音波発生器20のその他の例につき説明する。即ち、図2に図示の電磁石式の超音波発生器20aに替えて、図3に図示のように、圧電素子式の超音波発生器20bが、ノズル内壁14の内面側(空所18側)及びノズル外壁15の内面側の各空所18の中央部に固定(貼り付け)されている。そして、図2に図示のものと同様に、図1図示の超音波発生用電源装置21から、電力供給電線22を介して高周波数の交流或いは矩形波状の駆動電力が供給されることにより、圧電素子である超音波発生器20bは振動する。この超音波発生器20bの振動により、ノズル内壁14も振動する。この圧電素子式の超音波発生器20bによれば、電磁石式の超音波発生器20aと同様の作用、効果を奏することができる。
次に、図5に基づき、本発明の第2の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置につき説明する。図5に図示のように、船舶の船体1の船尾部の船底には、プロペラ軸12を軸支するシャフトブラケット11が下方に向かって配設されている。そして、プロペラ軸12の後端部には、プロペラ5が取り付けられている。このシャフトブラケット11の船首側は、船底を貫通して、船内の図示略の推進モータに連結されている。また、推進モータは、図1に図示のものと同様に、図示略の推進モータ制御装置により、その発停、運転回転数等が制御される。
シャフトブラケット11の下端部の船尾側の周囲には、複数本のノズル用支柱6が放射状に取付けられている。そして、図1に図示のものと同様に、プロペラ5の周囲にプロペラ5を囲むようにコーン状のノズル7が配設されており、ノズル7は、ノズル用支柱6を介してシャフトブラケット11の下端部の船尾側に支持されている。
このノズル7内には、プロペラ5を囲むように超音波発生器20(図2に図示の超音波発生器20a、或いは図3に図示の超音波発生器20b)が配設されている。
超音波発生器20には、図1に図示のものと同様に、超音波発生用電源装置21から、船体内、シャフトブラケット11内、ノズル用支柱6内に配線された電力供給電線22を介して、高周波電力が供給される。
このような本発明の第2の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置及びこれを備えた推進装置又は船舶によれば、本発明の第1の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置と同様の作用、効果を奏する。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は上記の各実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置の全体構成図である。 図1の超音波発生器の詳細断面図である。 図1の超音波発生器のその他の例の詳細断面図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るプロペラ水中放射雑音低減装置の全体構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係るプロペラ水中放射雑音低減装置の全体構成図である。 従来のプロペラ雑音低減装置の側面図である。 従来の防振型サイドスラスタの断面図である。
符号の説明
1 船体
2 アジマスプロペラ装置
3 ポッド用支柱
4 プロペラポッド
5 プロペラ
6 ノズル用支柱
7 ノズル
8 推進軸
9 ギア
10 推進モータ
11 シャフトブラケット
12 プロペラ軸
13 推進モータ制御装置
14 ノズル内壁
15 ノズル外壁
16 横桁
17 縦桁
18 空所
19 減速機
20、20a、20b 超音波発生器
21 超音波発生用電源装置
22 電力供給電線
23 推進電力供給電線
24 弾性部材
40 空気供給管
41 空気泡吹き出し部材
42 空気泡
43 サイドスラスタトンネル
44 内壁
45 外壁
46 弾性体
47 動吸振噐

Claims (6)

  1. プロペラの周囲に配設されたノズルと、
    前記ノズルのノズル内壁の内面に取付けられた超音波発生器と、
    前記超音波発生器に駆動電力を供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とするプロペラ水中放射雑音低減装置。
  2. 船底にポッド用支柱を介して旋回可能に取付けられたプロペラポッドと、
    前記プロペラポッドの端部に回転自在に取付けられたプロペラと、
    前記プロペラを囲むように配設されたノズルと、
    前記ノズルを前記プロペラポッドに支持するノズル用支柱とを備えた旋回式推進装置において、
    前記ノズルの内部は複数の空所に区画されると共に、
    前記複数の空所の前記ノズルのノズル内壁の内面に各々取付けられた超音波発生器と、
    駆動電力を前記超音波発生器に供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とするプロペラ水中放射雑音低減装置付き旋回式推進装置。
  3. 船底にポッド用支柱を介して旋回可能に取付けられたプロペラポッドと、
    前記プロペラポッドの端部に回転自在に取付けられたプロペラと、
    前記プロペラを囲むように配設されたノズルと、
    前記ノズルを前記プロペラポッドに支持するノズル用支柱と、
    前記プロペラを駆動する推進モータと、
    前記推進モータを制御する推進モータ制御装置とを備えた船舶において、
    前記ノズルの内部は複数の空所に区画されると共に、
    前記複数の空所の前記ノズルのノズル内壁の内面に各々取付けられた超音波発生器と、
    駆動電力を前記超音波発生器に供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とするプロペラ水中放射雑音低減装置付き船舶。
  4. 船底に設けられたシャフトブラケットに軸支されたプロペラ軸と、
    前記プロペラ軸の後端部に取付けられたプロペラと、
    前記プロペラを囲むように船底に配設されたノズルと、
    前記プロペラを駆動する推進モータと、
    前記推進モータを制御する推進モータ制御装置とを備えた船舶において、
    前記ノズルの内部は複数の空所に区画されると共に、
    前記複数の空所の前記ノズルのノズル内壁の内面に各々取付けられた超音波発生器と、
    駆動電力を前記超音波発生器に供給する超音波発生用電源装置とを備えたことを特徴とするプロペラ水中放射雑音低減装置付き船舶。
  5. 前記超音波発生用電源装置から前記超音波発生器に供給する前記駆動電力の周波数は、前記推進モータ制御装置からの前記推進モータの回転数に応じた周波数であることを特徴とする請求項3又は4に記載のプロペラ水中放射雑音低減装置付き船舶。
  6. 前記超音波発生用電源装置から前記超音波発生器に供給する前記駆動電力は、前記推進モータ制御装置からの前記推進モータの回転数が所定の回転数以上になった時に供給するものであることを特徴とする請求項3又は4に記載のプロペラ水中放射雑音低減装置付き船舶。
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