JP2006168196A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数枚のはみ出し印字を行った場合にも、インクミストの発生を低減したインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 はみ出し印字時に、
(1) 記録媒体からはみ出して吐出されたインクを受ける部分のプラテン吸収体の発泡率を他の部分よりも大きくして、毛管力により、速やかに廃インクをはみ出し印字領域から移動させ、ドレインシートに保持させる。
(2) 記録媒体からはみ出して吐出されたインクを受ける部分のプラテン吸収体をはみ出し印字領域では、伸ばしてプラテンに装着し、その他の部分では縮めて装着する。
(3)記録媒体からはみ出して吐出されたインクを受ける部分のプラテン吸収体の材質を変えることによって、発泡率を他の部分よりも大きくして、毛管力により、速やかに廃インクをはみ出し印字領域から移動させ、ドレインシートに保持させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録手段から記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に関し、詳しくは、はみ出し印字時の廃インクの回収方法に関する。
従来、紙、0HP用シート等の記録媒体に対して記録を行う記録装置は、種々の記録方式による記録ヘッドを搭載した形態で実用化されている。この記録手段には、ワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式によるもの等がある。特にインクジェット方式は、記録媒体に直接インクを吐出するため、ランニングコストが安価で、静かな記録方法として注目されている。
またインクジェット方式はインクを吐出させて記録を行うため記録手段と記録媒体を非接触で記録が行える。
このため記録媒体のサイズより若干大きめの記録を行い(以下はみ出し印字と呼ぶ場合がある)、結果として記録媒体の余白を無しにした記録結果を提供することが出来る。
このはみ出し印字の範囲は記録媒体のサイズのばらつきや、用紙搬送中のズレなどを十分に吸収する範囲に設定されている。
はみ出し印字を行ったときの記録媒体外に吐出されたインクは、記録手段と対向する位置で記録媒体の反記録面に沿うように設けられているプラテンと呼ばれる部材にインク回収部が設けられて廃インクとして回収される。
又、別の従来例としては、特許文献1及び特許文献2をあげることが出来る。
特開2002-187261号公報 特開2004-284325号公報
しかしながら、上記のような従来における記録装置は、複数枚のはみ出し印字を行った場合にはプラテン吸収体からドレインシートへの吸収が間に合わず、プラテン吸収体は廃インクにより飽和状態に陥り、吸収体の効果を発揮できず、インクミストの発生を増加させる要因になっていた。インクミストは使用が進むにつれ装置内部に付着して汚れとして目立つようになり、更には、記録装置内部のセンサの出力がダウンしたり、ユーザーが内部に触れて手を汚すなどの不具合が生じる。
本発明の目的は複数枚のはみ出し印字を行った場合にも、速やかに廃インクをプラテン吸収体からドレインシートへ集めることで、プラテン吸収体が飽和状態に陥ることを防止し、インクミストの発生を低減し、更には、インクミストによる汚れを防ぎ、安定した記録を行うインクジェット記録装置を提供することである。
本発明は以下の特徴による手段で課題を解決した。
(手段1)
はみ出し印字時に記録媒体からはみ出して吐出されたインクを受ける部分のプラテン吸収体の発泡率を他の部分よりも大きくして、毛管力により、速やかに廃インクをはみ出し印字領域から移動させ、ドレインシートに保持させることを特徴とする。
(手段2)
はみ出し印字時に記録媒体からはみ出して吐出されたインクを受ける部分のプラテン吸収体をはみ出し印字領域では、伸ばしてプラテンに装着し、その他の部分では縮めて装着することにより、毛管力を利用して、速やかに廃インクをはみ出し字領域から移動させ、ドレインシートに保持させることを特徴とする。
(手段3)
はみ出し印字時に記録媒体からはみ出して吐出されたインクを受ける部分のプラテン吸収体の材質を変えることによって、発泡率を他の部分よりも大きくして、毛管力により、速やかに廃インクをはみ出し印字領域から移動させ、ドレインシートに保持させることを特徴とする。
以上説明したようにプラテン吸収体に、はみ出し印字領域とその他の領域で、毛管力に差を持たせることで、廃インクによりプラテン吸収体が飽和状態に陥ることを防ぐことができる。その結果インクミストの発生を低減した、安定した記録を行うインクジェット記録装置を提供することが可能である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。各図面において、同一符号は同一又は対応する部分を示している。図1は本発明を適用したインクジェット記録装置の一実施例を示す斜視図である。記録手段102は、ヘッド部とインクタンク部とからなるヘッドカートリッジで構成されている。この記録手段102は、ヘッドカートリッジに限定されるものではなく、ヘッド部とインクタンク部が分離したものでもよい。記録手段102は押さえ部材110によりキャリッジ101上に固定されている。更に、キャリッジ101はCRモータ201により駆動を伝達され、ベルト104を介して、ガイドシャフト103に沿って図中の矢印S方向に往復移動可能に案内支持されている。また、キャリッジ101の位置情報はエンコーダ107により取得される。更に、紙の流れはASF2から給紙され、LFモータ202により駆動されるLFローラ108によって、排紙ローラ109まで搬送され、排紙される。
本記録装置ははみ出し印字が可能である。はみ出し印字とは記録媒体全面に記録を行う方式である。具体的には記録媒体の切断誤差や搬送誤差、斜行などを考慮して記録媒体よりやや大きめに記録を行い、記録媒体全面に記録を行う。この際、記録媒体よりはみ出たインクを回収するためプラテンにインクを吸収する部位(プラテン吸収体)を設けてある。
図2はプラテン吸収体をさらに詳細に説明する斜視図である。
プラテン105にははみ出し印字を行うためプラテン吸収体106が設けられている。
図3はプラテン部断面図である。
プラテン105にははみ出し印字時の記録媒体外に吐出された廃インクを吸収するプラテン吸収体106が設けられ、更に、プラテン吸収体に隣接して廃インクを保持するドレインシートA1001、ドレインシートB1002がある。
プラテン吸収体106は記録手段102から吐出されるインク滴を直接受け止める部分である。ここにインク溜りができるとインク滴の着弾時に跳ね返りが生じ記録装置内部を汚してしまう等の不具合が生じる場合がある。このためプラテン吸収体106はインクを保持するより、素早く吸収し、拡散させる機能が必要である。
図4は本発明を模式的に示した断面図である。
断面方向は記録手段102の走査方向Sと平行にプラテン吸収体106上を切ったもので、記録媒体111の搬送方向は紙面奥から手前方向である。
プラテン吸収体106の斜線部分106aははみ出し印字時のはみ出し印字領域で、この斜線部の毛管力を他の部分より低くし、その他の部分106bの毛管力を相対的に高くすることで、廃インクを素早くはみ出し印字領域から拡散させ、プラテン吸収体106が廃インクによる飽和状態になることを防ぐことができる。
以上説明したように、本発明第1の実施の形態はプラテン吸収体の発泡率をはみ出し印字領域で高くし、その他の領域で低くすることで、毛管力に差を持たせ、はみ出し印字領域の廃インクを素早く拡散させ、プラテン吸収体が廃インクによる飽和状態に陥ることを防ぐものである。
第2の実施の形態はプラテン吸収体をはみ出し印字領域では伸ばして装着し、その他の領域では縮めて装着することで毛管力に差を持たせ、はみ出し印字領域の廃インクを素早く拡散させ、プラテン吸収体が廃インクによる飽和状態に陥ることを防ぐものである。
第3の実施の形態はプラテン吸収体の材質をはみ出し印字領域とその他の領域で異ならせ、はみ出し印字領域部分の材質はその他の部分の材質より浸透性の高いものにすることで、はみ出し印字領域の廃インクを素早く拡散させ、プラテン吸収体が廃インクによる飽和状態に陥ることを防ぐものである。
(その他の実施例)
前述の実施例ではプラテン吸収体の毛管力に差を持たせるために、吸収体材質の発泡率を変えること、吸収体を伸縮させて装着すること、吸収体材質を変えることを挙げたが、部分的に圧縮する等で毛管力に差を持たせても、同様の効果が得られる。
本実施例に係わるインクジェット記録装置斜視図。 本発明の一実施例の形態に係わるプラテンの斜視図。 本発明の一実施例の形態に係わるプラテンの断面図。 本発明を模式的に示した断面図。
符号の説明
1 インクジェット記録装置本体
2 ASF
101 キャリッジ
102 記録手段
103 ガイドシャフト
104 ベルト
105 プラテン
106 プラテン吸収体
107 エンコーダ
108 LFローラ
109 排紙ローラ
110 押さえ部材
111 記録媒体
201 CRモータ
202 LFモータ
1001 ドレインシートA
1002 ドレインシートB
F 排紙方向
S 走査方向

Claims (6)

  1. 記録手段から記録媒体へインクを吐出して記録媒体よりも若干大きめの印字(はみ出し印字)を行えるインクジェット記録装置において、
    記録装置内に配される記録手段と対向した位置で搬送される記録媒体を支持するプラテンと、
    前記プラテン内に前記記録手段から吐出された画像形成に寄与しない記録媒体外に吐出された廃インクを吸収するプラテン吸収体を有し、
    前記プラテン吸収体は各部位によって異なる毛管力を持つことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記プラテン吸収体は記録媒体端部が、上方を通過する領域とその他の領域とで、異なる毛管力を持つことを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記プラテン吸収体は記録媒体端部が、上方を通過する領域では毛管力は低く、その他の領域では毛管力は相対的に高いことを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記プラテン吸収体は各部位によって異なる複数の発泡率があり、毛管力に差があることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記プラテン吸収体をプラテンに装着することによって、プラテン吸収体の圧縮率を各部位によって異ならせ、毛管力に差を持たせることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記プラテン吸収体の材質を各部位によって異ならせ、毛管力に差を持たせることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
JP2004364029A 2004-12-16 2004-12-16 インクジェット記録装置 Withdrawn JP2006168196A (ja)

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