JP2006167342A - 電気掃除機用付属吸込み具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 付属吸込み具を吸引系に対して、間接的に切り替え可能に連結し、付属吸込み具の吸引系に対する取付け機能と、付属吸込み具の使用位置と収納位置との切り替え機能とを構造的に分離した電気掃除機用付属吸込み具を提供する。【解決手段】 電気掃除機用付属吸込み具1は、操作部30の吸込み端部35への嵌着を担うアダプタ2と、吸込体3の吸込み口36内に嵌入・取り外し可能な吸込体3と、吸込体3の吸込み口36への装着状態と吸込み口36から外れた収納状態との間での切替えを担う連結部4から構成されている。両機能はそれを担う構造として互いに分離されているので、異なる付属吸込み具との取替えも含めて、付属吸込み具1の吸込み端部35への装着とその取外しを簡単に行うことができる。吸込体3の両状態間での切替えは、アダプタ2が吸込み端部35に嵌着されている状態で、連結部4の作動によって行うことができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、電動送風機が収容される掃除機本体と吸込み口を持つ吸込み具とを吸引ホースや延長管等の吸引系を通じて接続した電気掃除機に用いられ、特に、床ブラシのような専用の吸込み具と交換可能な付属部品(例えばソフトブラシや隙間用吸込体)として設けられており、その不使用時に吸引系の近傍に保持可能な電気掃除機用付属吸込み具に関する。
従来、電気掃除機の吸込み具としては、通常、床ブラシと称されており絨毯やフローリング等の床面上の塵埃を吸い込み除去する吸込み具、隙間ノズル等と称されており窓枠や障子枠等の溝又は家具同士或いは家具と壁との間の隙間に存在する塵埃を吸い込むために用いられる吸込み具、障子や窓の桟又は棚上や家具等の上の塵埃を除去する吸込開口の周縁部にブラシ毛を設けたブラシ付き吸込み具がある。これら吸込み具のうち、床ブラシは、通常、吸込ホースの先端側に接続された握り部、即ち、手で握って操作する操作部の先端に開口した嵌合口に接続される延長管に接続して用いられ、また、隙間ノズル又はブラシ付き吸込具は、通常、延長管を介して或いは直接、操作部の嵌合口に接続して用いられる。
掃除において最も使用頻度の高い吸込み具は床ブラシであり、他の隙間ノズルあるいはブラシ付き吸込み具の使用頻度は比較的低いことから、これら吸込み具は付属用吸込み具として位置付けられている。
これらの付属用吸込み具については、使用しない場合は所定の収納場所に収納しておかなければならず、一方、掃除中に使用しようとする場合にすぐに取り出すことができるようにすることが望ましい。収納場所については、掃除機から離れた収納場所とすると、家庭でいえば家族の全員にその場所を周知させなければならない。また、付属用吸込み具を取りに行くこと、及び行方が不明となり勝ちであるので掃除後には必ず元の場所に戻さなければならないなど、ユーザに面倒であるイメージを抱かせ易い。
そこで、このような事情を考慮して、掃除機本体に収納部を設け、不使用時には付属用吸込み具を収納部に収納するようにしたもの、あるいは操作部に保持手段を設けこの保持部に付属用吸込未具を保持して収納するようにしたものが提案されている。
操作部に設けた保持部に付属用吸込み具を保持・収納する電気掃除機の一例として、付属用吸込み具を、操作部に設けられた軸の回りにおいて、吸込みホースに繋がる使用位置と吸込みホースから取り外されて操作部に係止される収納位置との間で回動可能として、操作部への接続作業性、収納保持の容易化等の利便性の改善を図った電気掃除機が提案されている(特許文献1)。この電気掃除機によれば、一端を掃除機本体に接続された吸込ホースに他端に設けられた操作部の嵌合部の近傍には、凸軸と係止部とが設けられている。一方、隙間ノズル(付属用吸込具)の基端側に設けられ嵌合部と所定の嵌合代で嵌合する被嵌合部の近傍には、上記凸軸に嵌合し、その長さが上記嵌合代よりも長いガイド孔を設けられている。隙間ノズルの先端側には、操作部の係止部と係脱する係合部を設けられているので、隙間ノズルの被嵌合部を操作部の嵌合部から外し、凸軸を支点として隙間ノズルを回動し、係合部を係止部に係合させることで、隙間ノズルは収納保持される。逆に、凸軸を支点として隙間ノズルを回動させ被嵌合部を嵌合部に対応させた後、凸軸をガイド孔に沿って摺動し被嵌合部を嵌合部に嵌合させて使用状態となる。
また、外部からの衝撃による付属部品の落下を確実に防止して、付属部品を安定して、かつ、確実に保持する電気掃除機が提案されている(特許文献2)。この提案によれば、掃除機本体と吸込口体とを接続する接続ホースに、把手部と、吸込口体と交換可能な付属部品(ソフトブラシ・隙間用吸込体)を保持する付属部品保持部とが設けられる。付属部品保持部は、付属部品の内面を接続ホース側に押圧する押圧部と、押圧部を接続ホースに対して支持する支持部とを有している。押圧部は、支持部による支持位置から接続ホースの中心軸方向で吸込口体側に延びる第1押圧部と、中心軸方向反対側に延びる第2押圧部とで構成されており、接続ホース外面には、第1押圧部によって押圧される付属部品を係止する係止部が設けられている。
特開2000−70187号公報(段落[0064]〜[0072]、図9〜図11) 特開2004−267387号公報(段落[0037]〜[0041]、図1)
しかしながら、吸込みホースに繋がる使用位置と吸込みホースから取り外されて操作部に係止される収納位置との間で回動可能とした付属用吸込み具においては、当該付属用吸込み具については接続作業性や利便性の改善が図られているが、補助用として用いる付属用吸込み具の種類は、ユーザや使用状況によっては一定せず、むしろ掃除環境に応じて用いる付属用吸込み具の種類は変わるのが通常である。異なる付属用吸込み具を用いる場合には、回動可能に連結した構造を一旦取り外す必要がある。また、付属用吸込み具が掃除機の吸込み端部に取付け可能ではあっても吸引系から分離してしまう構造を持つ場合には、使用と収納毎に吸込み端部と収納部とに取付け・取外しを行う必要がある。こうした取付け取り外しの操作は煩雑であり、操作性・利便性の点で一層の改善が求められている。
掃除機、特に電気掃除機において、隙間ノズル等の付属吸込み具が吸引ホースや吸引管等の吸引系に対して使用位置と収納位置とで切り替え可能となる態様で、当該付属吸込み具を適用するに際して、付属吸込み具を吸引系に対して直接に切り替え可能に連結すると、異なる種類の付属吸込み具を適用する場合に上記のように回動可能に連結した構造を一旦取り外す作業が必要となり、このことが使用の際の利便性を損なう原因になっている。
そこで、付属吸込み具を吸引系に対して、間接的に切り替え可能に連結し、付属吸込み具の吸引系に対する取付け機能と、付属吸込み具の使用位置と収納位置との切り替え機能とを分離する点で解決すべき課題がある。その際、付属吸込み具の吸引系に対する保持構造を簡素化して取替えをワンタッチ操作で可能にする、付属吸込み具の吸引系の吸込み端部に対する差込み・取外しの操作性・利便性をも向上することが望まれる。
この発明の目的は、付属吸込み具を吸引系に対して、付属吸込み具の吸引系に対する取付け機能と付属吸込み具の装着状態と収納状態との切替え機能とを分離することで、種類の異なる付属吸込み具についても吸引系に対する取付け・取り外しについて操作性・利便性を高めた電気掃除機用付属吸込み具を提供することである。また、合わせて、付属吸込み具の不使用時には吸引系の吸込み端部の近傍に収納し、付属吸込み具の使用時には収納状態から直ちに且つ簡単な操作で吸込み端部に対する装着を可能にする電気掃除機用付属吸込み具を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明による電気掃除機用付属吸込み具は、電気掃除機の吸込み空気が流れる吸引系の吸込み端部に取外し可能に嵌着されるアダプタ、及び前記アダプタに前記吸込み口内に嵌入される装着状態と前記吸込み口から外れて収納される収納状態との間で切り替え可能に連結する連結部を介して取り付けられた吸込体から成っている。
この電気掃除機用付属吸込み具によれば、吸引系の吸込み端部に嵌着されるアダプタと、当該アダプタに連結部を介して取り付けられた吸込体とから構成されているため、付属吸込み具の吸引系への取付けはアダプタが担い、吸込体の吸込み口内に嵌入される装着状態と吸込み口から外れた収納状態との間での切替えは、アダプタと吸込体との間に配設される連結部が担っている。このように両機能が互いに分離されているので、付属吸込み具の吸込み端部への装着とその取外しは、単にアダプタの吸込み端部への嵌着又はその嵌着の取り外しをすることで簡単に行うことができる。異なる付属吸込み具と取り替える場合も同様である。また、吸込体の吸込み口内への装着状態と吸込み口から外れた収納状態との間での切替えは、アダプタが吸込み端部に嵌着されている状態で、連結部の作動によって行うことができる。
この電気掃除機用付属吸込み具において、アダプタは、吸込み端部の外周部に嵌着可能な筒体とすることができる。アダプタを筒体とすることによって、アダプタは吸込み端部の外周部に容易に嵌着可能となる。
上記の電気掃除機用付属吸込み具において、吸込体は、吸込み先端部側が絞られている隙間ノズルとすることができる。窓枠や敷居、家具間の隙間等の狭いところに存在する塵埃を吸い込むには、吸込み先端に形成される吸込み開口を絞ることで、吸込み流れを速くした隙間ノズルが便利である。
吸込体を隙間ノズルとした電気掃除機用付属吸込み具において、吸込み先端部に、吸込み開口の周囲を囲む装着位置と吸込み開口の周囲を囲む位置から外れた非装着位置との間で回動可能に取り付けられた植毛体を備えることができる。隙間ノズルは通常、硬質樹脂製であり、先端が細くなっているとはいえ細かな清掃作業ができない場合がある。隙間ノズルの吸込み先端部に装着位置と非装着位置との間で回動可能に取り付けられた植毛体を備えることで、植毛体を装着位置とすることにより、隙間ノズルはブラシ付き隙間ノズルとして用いることができ、細かな清掃作業に適したノズルが得られる。また、植毛体を非装着位置とすることにより、付属吸込み具は通常の隙間ノズルとして用いることができる。
上記の電気掃除機用付属吸込み具において、吸込体は、吸込み先端に形成される吸込み開口の周りに植毛が施されているソフトブラシとすることができる。清掃する場所が紙や布等の非常に柔らかで、破損の虞等がある場合には、吸込み開口の周りに植毛が施されているソフトブラシを用いることが有効である。
上記の電気掃除機用付属吸込み具において、連結部は、アダプタと吸込体のいずれか一方に設けられたピン、及びアダプタと吸込体の残る他方に設けられており且つ吸込体の吸込み口内への装着・取外し方向に延びてピンがスライド可能に嵌入するガイド通路が形成されているガイド部を備えたものとすることができる。連結部を、ピンと、当該ピンがスライド可能に嵌入するガイド通路が形成されているガイド部とで構成することにより、アダプタを吸引系の吸込み端部に嵌着した状態でピンをガイド通路に沿って移動させると、ピンの移動方向に応じて吸込体を吸込み口内に嵌入させること、又は吸込体を吸込み口内から引き出すことができる。
上記の電気掃除機用付属吸込み具において、電気掃除機の吸込みホースに取り付けられた操作部の先端部分に形成されている操作部吸込み端部を吸込み端部として適用することができる。この付属吸込み具は、電気掃除機の吸込みホースに取り付けられた操作部の先端部分に形成されている操作部吸込み端部に適用することができる。付属吸込み具は、ユーザが操作する操作部の近くに適用されるので、細かな清掃作業に用いることができる。
上記の電気掃除機用付属吸込み具において、電気掃除機の吸込みホースに取り付け可能な延長管の先端部分に形成されている延長管吸込み端部を吸込み端部として適用することができる。この付属吸込み具は、電気掃除機の吸込みホースに取り付け可能な延長管の先端部分に適用されるので、ユーザから見て高所、或いは狭い隙間を通しての奥所等、手の届き難い場所の清掃作業に用いることができる。
この発明による電気掃除機用付属吸込み具は、上記のように構成されているので、付属吸込み具の吸引系に対する取付け機能と付属吸込み具の装着状態と収納状態との切替え機能とが分離されており、付属吸込み具を吸引系に対して取り付けること又は取り外すことについて、吸込み端部へのアダプタの取付け又は取外しが求められるのみである。また、種類の異なる付属吸込み具の取替えの場合も同様である。したがって、操作性・利便性が高い電気掃除機用付属吸込み具を得ることができる。また、この電気掃除機用付属吸込み具によれば、アダプタを吸込み端部へ嵌着したままで、付属吸込み具の不使用時には吸引系の吸込み端部の近傍に収納し、付属吸込み具の使用時には収納状態から直ちに且つ簡単な操作で吸込み端部に対して装着することができる。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による電気掃除機用付属吸込み具の実施例を説明する。図1はこの発明による電気掃除機用付属吸込み具の一実施例を示す図であって、(a)はその側面図、(b)はその斜視図である。図2は図1に示す電気掃除機用付属吸込み具の植毛体の非使用状態を示す図であって、(a)は側面図、(b)はその斜視図である。また、図3は、図1に示す電気掃除機用付属吸込み具の吸込み体の収納状態を示す図であり、(a)は側面図、(b)はその斜視図である。
図1〜図3に示すように、電気掃除機用付属吸込み具1は、後述するように、電気掃除機の吸込み空気が流れる吸引系に取り付けられる付属吸込み具であり、当該吸引系の吸込み端部に取外し可能に嵌着されるアダプタ2と、アダプタ2に対して連結部4を介して取り付けられた吸込体3とを備えている。アダプタ2は、吸込み端部の外周部に嵌着可能なように両端が開口しており、長さが短く且つ肉厚の薄い筒体である。アダプタ2は、吸引系の吸込み口を形成している吸込み端部の外形に概略倣った内周面を有している。アダプタ2を筒体とすることによって、図4及び図5を参照して後述するように、アダプタ2は吸込み端部の外周部に嵌着したときの嵩張りを可及的に少なくすることができる。アダプタ2が吸込み端部から通常の使用状態で簡単には外れなくするため、或いはユーザにアダプタ3が吸込み端部に正しく嵌着完了したことを確認させるためにも、アダプタ2が吸込み端部に対してクリック感を伴って嵌着することが好ましい。なお、アダプタ2について連結部4が配置される側とは反対側の天板部には、後述する延長管の接続時に用いる押しボタンへのアクセスを許容するボタン孔5が開口している。
この実施例では、吸込体3は、吸引系の吸込み端部内に嵌入される概略円筒体から成る基端部6と、基端部6から連続して先端側に延び、この例では断面形状が円筒から矩形に滑らかに絞られている細筒部7とを備えた隙間ノズルである。細筒部7の先端側に形成された吸込み先端部8には、概略斜めに開口する吸込み開口9が開いている。隙間ノズルは、基端部6と比較して細筒部7の断面が絞られていることで、吸込み先端部8に形成される吸込み開口9からの吸込み流れを速くしており、窓枠や敷居、家具間の隙間等の狭いところに存在する塵埃を吸い込むには便利である。
電気掃除機用付属吸込み具1において、連結部4は、アダプタ2に嵌着された吸引系の吸込み口内に吸込体3を嵌入させた装着状態(図1及び図2に示す状態)と、吸込み口から外れた吸込体3を収納する収納状態(図3に示す状態)との間で切り替え可能に連結する構造を備えている。即ち、連結部4は、アダプタ2に設けられたピン10と、吸込体3に設けられているガイド部11とを備えている。ガイド部11には、吸込体3の吸込み口内への嵌入・取外し方向に延びてピン10がスライド可能に嵌入するガイド通路12が形成されている。このようなピン10とガイド部11とを持つ連結部4により、アダプタ2を吸引系の吸込み端部に嵌着した状態で、吸込体3を吸込み口にその外側で臨ませた状態から吸込み口内に嵌入させるときには、ピン10がガイド通路12に沿って相対的に移動して、吸込体3の上記嵌入動作が許容される。また、吸込体3が吸込み口に嵌入している場合に、吸込体3を吸込み口から取り外すときには、ピン10はガイド通路12に沿って逆方向に移動することになる。ガイド通路12の一端は拡大部分13となっており、図3(a)に示すように、アダプタ2に形成された突起14が拡大部分13に係合可能である。ピン10とガイド通路12とだけでは吸込体3は位置は定まらないが突起14が拡大部分13に係合することで、吸込体3はピン10と突起14とでアダプタ2に保持され、吸込体3を収納状態に保持することができる。なお、この実施例では、ピン10をアダプタ2に設けガイド通路12を吸込体3側に形成したが、逆の配置であっても構わない。
電気掃除機用付属吸込み具1において、吸込体3の吸込み先端部8には、吸込み開口9の周囲を囲むことができる植毛体15が備わっている。植毛体15は、吸込み先端部8に軸18によって回動可能に支持された回動本体16と、回動本体16の端部に一体成形され植毛19が施されたU字枠体17とを備えている。植毛体15は、軸18の周りに回動することによって、U字枠体17が吸込み開口9に整合した図1に示す装着位置と、吸込み開口9の周囲を囲む位置から外れた図2(及び図3)に示す非装着位置との間で切り替え可能である。隙間ノズルとして適用された付属吸込み具1の吸込体3は、通常、硬質樹脂製であり先端が細くなってはいるが、植毛体15を装着位置に置くことによりブラシ付き隙間ノズルとして用いることができ、細かな清掃作業に適したノズルが得られる。また、植毛体15を非装着位置とすることにより、付属吸込み具1は通常の隙間ノズルとして用いることができる。
上記のように構成された電気掃除機用付属吸込み具1は、吸引系の吸込み端部に嵌着されるアダプタ2と、当該アダプタ2に連結部4を介して取り付けられた吸込体3とから構成されているため、付属吸込み具1の吸引系への取付けはアダプタ2が担い、吸込体3の吸込み口内に嵌入される装着状態と吸込み口から外れた収納状態との間での切替えはアダプタ2と吸込体3との間に配設される連結部4が担っている。このように両機能が構造として互いに分離されているので、付属吸込み具1の吸込み端部への装着とその取外しは、単にアダプタ2の吸込み端部への嵌着又はその嵌着の取り外しをすることで簡単に行うことができ、利便性が向上する。異なる付属吸込み具と取り替える場合も同様に行うことができる。しかも、吸込体3の吸込み口内への装着状態と吸込み口から外れた収納状態との間での切替えは、アダプタ2が吸込み端部へ嵌着されている状態で、連結部4の作動によって行うことができるので、通常の吸引系を用いた清掃作業と、付属吸込み具1を用いた清掃作業との切り替えが極めて容易である。
ピン10の行程は、ガイド通路12によって余裕をもって定められている。一方、吸込体3の基端部6には外側において周方向に部分的に延びるリブ20,20が一体的に形成されている。リブ20,20は、アダプタ2の先端側端縁21に当接することにより、吸込体3のそれ以上の吸込み口への嵌入が規制されている。したがって、リブ20,20は、吸込体3の吸込み口への押込み過ぎを防止するストッパ作用を備えている。
図4には、電気掃除機用付属吸込み具1を操作部に適用した状態を示す斜視図が示されている。(a)は付属吸込み具1が操作部の吸込み端部への取付状態にあるところを示しており、(b)は付属吸込み具1が収納状態にあるところを示している。付属吸込み具1は、電気掃除機の吸込みホース25に取り付けられた操作部30の先端部分に形成されている操作部吸込み端部35に適用されている。操作部30は、吸込みホース25と接続される操作部本体31と、操作部本体31から延びる取っ手32と、取っ手32に設けられた操作パネル33とを備えており、操作部本体31の先端側は操作部吸込み端部35となっており、操作部吸込み端部35には延長管の接続時に用いる押しボタン37が設けられている。付属吸込み具1のアダプタ2には、押しボタン37へのアクセスを許容するボタン孔5が開口している。付属吸込み具1は操作部30の操作部吸込み端部35を吸込み端部として適用されており、この適用においては、アダプタ2が操作部吸込み端部35の外周部に嵌着され、吸込体3の基端部6が操作部吸込み端部35の内側に形成される操作部吸込み口36内に嵌入される。付属吸込み具1は、ユーザが操作する操作部30の近くに適用されるので、細かな清掃作業を行うことができる。付属吸込み具1は、収納状態では操作部30の取っ手33とは反対側で且つ操作部30に沿って収納されるので、邪魔になることがなく清掃作業への影響を極力少なくすることができる。
図5には、電気掃除機用付属吸込み具1を延長管に適用した状態を示す斜視図が示されている。(a)は付属吸込み具1が延長管の吸込み端部への取付状態にあるところを示しており、(b)は付属吸込み具1が収納状態にあるところを示している。付属吸込み具1は、電気掃除機の吸込みホースや操作部(図4の符号30を参照)に取り付け可能な延長管40の先端部分に形成されている延長管吸込み端部45に適用されている。延長管40は、外管41、外管41の内側に収容されていて外管41から進出・後退可能であって、延長管を伸縮させる内管42、及び外管41と内管42とを相互にロックとその解除を行うロック機構(図示せず)とを備えている。延長管40では、ロック機構から離れた位置にあるロック操作部43で、図示しない連結具を介してロック機構の操作を行うことができる。外管41の端部44は、例えば、図4に示す操作部吸込み端部35に接続可能である。電気掃除機用付属吸込み具1は、延長管40の先端部分に形成されている延長管吸込み端部45に適用されている。この適用においては、付属吸込み具1のアダプタ2が延長管40の延長管吸込み端部45の外周部に嵌着され、吸込体3の基端部6が延長管吸込み端部45の内側に形成される延長管吸込み口46内に嵌入される。付属吸込み具1は、電気掃除機の操作部30に取り付け可能な延長管40の更に先端部分に適用されるので、ユーザから見て高所、或いは狭い隙間を通しての奥所等、手の届き難い場所の清掃作業を行うことができる。付属吸込み具1は、収納状態では延長管40の内管42の先端部の裏側で且つ当該先端部に沿って、邪魔になることがなく収納されるので清掃作業への影響は少ない。
吸込体3は、植毛体15を持つ隙間ノズルに代えて、吸込み先端に形成される吸込み開口の周りに環状に植毛が施されているソフトブラシとすることができる。清掃する場所が紙や布等の非常に柔らかで、破損の虞等がある場合には、吸込み開口の周りに植毛が施されているソフトブラシを用いることが有効である。
この発明による電気掃除機用付属吸込み具の一実施例を示す図であって、(a)はその側面図、(b)はその斜視図である。 図1に示す電気掃除機用付属吸込み具の植毛体の非使用状態を示す図であって、(a)は側面図、(b)はその斜視図である。 図1に示す電気掃除機用付属吸込み具の吸込み体の収納状態を示す図であり、(a)は側面図、(b)はその斜視図である。 図1に示す電気掃除機用付属吸込み具を操作部に適用した状態を示す図であって、(a)は取付状態を示す斜視図、(b)は収納状態を示す斜視図である。 図1に示す電気掃除機用付属吸込み具を延長管に適用した状態を示す図であって、(a)は取付状態を示す斜視図、(b)は収納状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 電気掃除機用付属吸込み具
2 アダプタ 3 吸込体
4 連結部 5 ボタン孔
6 基端部 7 細筒部
8 吸込み先端部 9 吸込み開口
10 ピン 11 ガイド部
12 ガイド通路
13 拡大部分 14 突起
15 植毛体 16 回動本体
17 U字枠体 18 軸
19 植毛
20 リブ 21 先端側端縁
250 吸込みホース
30 操作部 31 操作部本体
32 取っ手 33 操作パネル
35 操作部吸込み端部 36 操作部吸込み口
37 押しボタン
40 延長管 41 外管
42 内管 43 ロック操作部
44 端部
45 延長管吸込み端部 46 延長管吸込み口

Claims (8)

  1. 電気掃除機の吸込み空気が流れる吸引系の吸込み端部に取外し可能に嵌着されるアダプタ、及び前記アダプタに前記吸込み口内に嵌入される装着状態と前記吸込み口から外れて収納される収納状態との間で切り替え可能に連結する連結部を介して取り付けられた吸込体から成る電気掃除機用付属吸込み具。
  2. 前記アダプタは、前記吸込み端部の外周部に嵌着可能な筒体であることから成る請求項1に記載の電気掃除機用付属吸込み具。
  3. 前記吸込体は、吸込み先端部側が絞られている隙間ノズルであることから成る請求項1又は2に記載の電気掃除機用付属吸込み具。
  4. 前記吸込み先端部に、前記吸込み開口の周囲を囲む装着位置と前記吸込み開口の周囲を囲む位置から外れた非装着位置との間で回動可能に取り付けられた植毛体を備えていることから成る請求項3に記載の電気掃除機用付属吸込み具。
  5. 前記吸込体は、吸込み先端に形成される吸込み開口の周りに植毛が施されているソフトブラシであることから成る請求項1又は2に記載の電気掃除機用付属吸込み具。
  6. 前記連結部は、前記アダプタと前記吸込体のいずれか一方に設けられたピン、及び前記アダプタと前記吸込体の残る他方に設けられており且つ前記吸込体の前記吸込み口内への嵌入・取外し方向に延びて前記ピンがスライド可能に嵌入するガイド通路が形成されているガイド部を備えていることから成る請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機用付属吸込み具。
  7. 前記電気掃除機の吸込みホースに取り付けられた操作部の先端部分に形成されている操作部吸込み端部を前記吸込み端部として適用されることから成る請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機用付属吸込み具。
  8. 前記電気掃除機の吸込みホースに取り付け可能な延長管の先端部分に形成されている延長管吸込み端部を前記吸込み端部として適用されることから成る請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機用付属吸込み具。
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