JP2006163727A - 鍵盤装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 両腕を大きく動かすことなく演奏時に近い位置にて文字等の入力を行えるようにして、入力操作を効率良く行え早期に習熟することができる。
【解決手段】 鍵盤装置20は、スプリット機能を有し、分割される右手鍵域中の右側特定白鍵Rkbと左手鍵域中の左側特定白鍵Lkbとの操作が検出回路3により検出される。文字類入力モード時において、現在操作状態にある右側特定白鍵Rkbと左側特定白鍵Lkbとの組み合わせに基づく文字・記号を、文字モードテーブルTB4を参照して仮決定し、ペダルPD2等による確定指示により、最終的に入力すべき文字・記号等として確定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、鍵盤を用いて文字等の入力を行えるようにした鍵盤装置に関する。
従来、例えば、下記特許文献1に示されるように、楽器用の鍵盤装置であって、鍵盤を用いて文字等の入力を行えるようにしたものが知られている。この装置では、鍵盤における複数の黒鍵の各々に所定のアルファベット母音文字を割り当てると共に、複数の白鍵の各々に所定のアルファベット子音文字を割り当て、これらの割り当てに従って、文字コードを発生させるようにしている。
特開2004−118425号公報
しかしながら、上記特許文献1の鍵盤装置では、黒鍵と白鍵の組み合わせで文字が入力されるため、同じオクターブ内にある黒鍵と白鍵とを同時に操作する場合は、両腕が近づきすぎたり交差したりして、入力操作が行いにくい。しかも、文字等の入力操作時の両腕の位置は、演奏時の位置とは全く異なる場面が多いため、演奏者にとっては文字入力操作を習熟し難いものであった。そのため、結局、片手のみで入力することになりがちであり、文字等の入力操作をより効率良くすることに関して改善の余地があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、両腕を大きく動かすことなく演奏時に近い位置にて文字等の入力を行えるようにして、入力操作を効率良く行え早期に習熟することができる鍵盤装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の鍵盤装置は、鍵域を少なくとも右手鍵域と左手鍵域とに分割するスプリット機能を有すると共に、動作モードとして演奏モードと文字類入力モードとを有する鍵盤装置であって、前記文字類入力モード時において、前記右手鍵域中の所定の白鍵(Rkb)の操作を検出する右手鍵域検出手段(3)と、前記文字類入力モード時において、前記左手鍵域中の所定の白鍵(Lkb)の操作を検出する左手鍵域検出手段(3)と、前記右手鍵域検出手段による検出結果及び前記左手鍵域検出手段による検出結果に基づいて、文字類を決定する決定手段(5)とを有することを特徴とする。
この構成によれば、文字類(文字、記号、数字等)の入力操作において、右手、左手の位置は、スプリットにおける右手鍵域と左手鍵域に位置するので、左右方向の両腕の動きが小さくて済み、両腕の位置は演奏時の多くの状況における位置に近いものとなる。また、白鍵の操作で入力するので、黒鍵操作を必要とする場合に比し前後方向の両腕の動きが小さくて済む。よって、両腕を大きく動かすことなく演奏時に近い位置にて文字等の入力を行えるようにして、入力操作を効率良く行え早期に習熟することができる。
好ましくは、前記演奏モード時において足演奏操作子として機能するペダル(PD)を有し、該ペダルは、前記文字類入力モード時においては、前記決定手段により決定された文字類の変換候補を指定する変換候補操作子(F#2鍵;PD1)、前記決定手段により決定された文字類を入力すべき文字類として確定する確定操作子(D#4鍵;PD2)、及び、前記動作モードとして前記演奏モードと前記文字類入力モードとを切り換えるモード切り換え操作子(PD3)のいずれかの操作子として機能する(請求項2)。
この構成によれば、例えば、文字類入力モード時においては、変換候補指定、確定のために両腕を使わなくてもよく、文字等の入力操作が容易になるだけでなく、文字類入力モード時においても、演奏時と同じような足位置で文字入力補助等の操作が行えるので、足操作も容易で演奏者にとっても習熟しやすい。
本発明によれば、両腕を大きく動かすことなく演奏時に近い位置にて文字等の入力を行えるようにして、入力操作を効率良く行え早期に習熟することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る鍵盤装置の全体構成を示すブロック図である。図2は、同鍵盤装置の平面図である。
本鍵盤装置20は、鍵盤楽器として構成され、図1に示すように、検出回路3、検出回路4、ROM6、RAM7、タイマ8、表示装置9、外部記憶装置10、MIDIインターフェイス(MIDII/F)11、通信インターフェイス(通信I/F)12、音源回路13及び効果回路14が、バス16を介してCPU5にそれぞれ接続されて構成される。
さらに、検出回路3には、音高情報を入力するための鍵盤KB及び足で演奏操作するためのペダルPD(PD1〜PD3)(図2参照)を含む演奏操作子1が接続され、検出回路4には、各種情報を入力するための複数のスイッチを含む設定操作子2が接続されている。表示装置9は液晶ディスプレイ(LCD)等で構成され、楽譜や文字等の各種情報を表示する。CPU5にはタイマ8が接続され、MIDII/F11には他のMIDI機器100が接続されている。通信I/F12には通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ102が接続され、音源回路13には効果回路14を介してサウンドシステム15が接続されている。
検出回路3は演奏操作子1の操作状態を検出し、検出回路4は設定操作子2の操作状態を検出する。CPU5は、本装置全体の制御を司る。ROM6は、CPU5が実行する制御プログラムや各種テーブルデータ等を記憶する。RAM7は、演奏データ、テキストデータ等の各種入力情報、各種フラグやバッファデータ及び演算結果等を一時的に記憶する。タイマ8は、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各種時間を計時する。外部記憶装置10は、上記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データ、各種データ等を記憶する。
MIDII/F11は、他のMIDI機器100等の外部装置からのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)信号を入力したり、MIDI信号を外部装置に出力したりする。通信I/F12は、通信ネットワーク101を介して、例えばサーバコンピュータ102とデータの送受信を行う。音源回路13は、演奏操作子1から入力された演奏データや予め設定された演奏データ等を楽音信号に変換する。効果回路14は、音源回路13から入力される楽音信号に各種効果を付与し、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム15は、効果回路16から入力される楽音信号等を音響に変換する。
外部記憶装置10としては、例えば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブ及び光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置10に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
鍵盤装置20は、その動作モードとして、通常のマニュアル鍵盤演奏や自動演奏を行う「演奏モード」と、文字類、すなわち、文字・記号(ひらかな、カタカナ、アルファベット、記号、絵文字等)及び数字を入力する「文字類入力モード」とを有する。
図2に示すように、上記表示装置9は鍵盤装置20のパネル面17に設けられる。上記鍵盤KBは、例えば、88鍵で構成される。鍵盤装置20は、いわゆるスプリット機能を有しており、鍵域をスプリットポイントSPを中心に「右手鍵域」と「左手鍵域」とに分割し、右手鍵域と左手鍵域とで別々の音色を発音させること等ができる。スプリットポイントSPは、本実施の形態では、デフォルトで音名E3とF3の間に固定とする。なお、スプリットポイントSPは、任意に変更できるようにしてもよいが、後述する文字類の入力操作との関係で、音名A2の右から音名B3の左までの範囲でのみ変更可能なようにするのが望ましい。
右手、左手の両鍵域において、特定の白鍵を、文字類入力モードにおいて、「.」(小数点)「:」(時間入力)を除く文字類の入力操作に用いる。この特定の白鍵(以下、「特定白鍵」と称する)として、本実施の形態では、右手鍵域中の5つの右側特定白鍵Rkb(音名C4、D4、E4、F4、G4の鍵)と、左手鍵域中の5つの左側特定白鍵Lkb(音名C2、D2、E2、F2、G2の鍵)とが定められている。
また、上記ペダルPD1、PD2、PD3は、例えば、それぞれソフトペダル、ソステヌートペダル、ダンパペダルである。これらペダルPD1〜PD3も、後述するように、文字等の入力操作の補助に用いることができる。
図3は、メインルーチンのフローチャートである。本処理は電源のオン時に開始される。図4は、図3のステップS303で実行される演奏操作子処理のフローチャートである。図5、図6は、図4のステップS410で実行される文字類入力処理のフローチャートである。図7〜図11は、文字類入力テーブルの一例を示す概念図である。
まず、文字類入力テーブルTBは、図7に示す鍵操作テーブルTB1、図8に示すペダル操作テーブルTB2、図9に示す数字モードテーブルTB3、及び、図10、図11に示す文字モードテーブルTB4から成り、例えば、ROM6に記憶されている。文字類入力モードには、「ひらがなモード」、「アルファベットモード」、「数字モード」、「特殊文字モード」、「絵文字モード」等がある。以下、これらのうち「数字モード」を除いたモードを総称して、「文字モード」とも呼称する。
鍵操作テーブルTB1(図7)では、文字類入力モードにおける文字等の入力中であって文字等の候補が表示されているときにおいては、F#2鍵、C#4鍵に、次の変換候補を指示し表示させる機能、A2鍵、B3鍵に、変換範囲を指定する機能、D#4鍵に、文字等の候補を確定入力文字等として決定する確定機能が、それぞれ割り当てられている。また、D#4鍵を除くこれらの鍵には、文字等の入力中以外のときにおいてはカーソル移動の機能が割り当てられている。
ペダル操作テーブルTB2(図8)では、文字類入力モードにおける文字等の入力中であって確定前において、ペダルPD1に、F#2鍵と同様の次候補指示機能、ペダルPD2に、D#4鍵と同様の確定機能が、それぞれ割り当てられている。これらペダルPD1、PD2と、F#2鍵、D#4鍵とは、ユーザの所望によりいずれを用いてもよい。また、ペダルPD3には、動作モードを演奏モードと文字類入力モードとに切り換える動作モード切り換え機能と、文字類入力モードを文字モードと数字モードとに切り換える入力モード切り換え機能とが割り当てられている。このうち動作モード切り換え機能は、所定の操作子(例えば、設定操作子2中の所定のスイッチ)とペダルPD3の同時操作により機能する。一方、入力モード切り換え機能は、文字類入力モード時においてペダルPD3を操作することで機能し、例えば、ペダルPD3を押下する度に、文字類入力モードが、ひらがな→アルファベット→数字→特殊文字→絵文字→ひらがなの順に切り換わる。
数字モードテーブルTB3(図9)は、「数字モード」時に参照され、C2、D2、E2、F2、G2、C4、D4、E4、F4、G4、A2、B3鍵(以下、これらを「数字モード関連の操作子」と称する)に、それぞれ数字等の「1」、「2」・・・「9」、「0」、「.」(小数点)「:」(時間入力)が割り当てられている。
文字モードテーブルTB4(図10、図11参照)は、「文字モード」時に参照され、左側特定白鍵Lkbの操作と右側特定白鍵Rkbの操作との組み合わせによって、文字等が指示される。例えば、図10、図11に示すように、ひらがなモードでは、G2鍵とC4鍵との組み合わせによって「あ」、G2鍵とD4鍵との組み合わせによって「い」が指示される。アルファベットモードでは、G2鍵とC4鍵との組み合わせによって「A」が指示される。「記号」は、ひらがなモードでは「?」、「!」等、アルファベットモードでは「http//」等である。
上記のようにして指示された文字等は、最初は第1候補として表示装置9に表示され、F#2鍵、C#4鍵、またはペダルPD1の操作によって次の変換候補が表示される。各文字等には通常、変換候補が存在し、カタカナは、ひらがなの変換候補の1つとして指示することができる。また、小文字や濁点等も、対応する文字の変換候補として指示することができる。具体的には、ペダルPD1等を押下する度に、あ→ぁ→ア→ァ・・・、は→ば→ぱ→ハ・・・、A→a・・・、1→○付き1→I・・・等のように順繰りに次候補が表示される。なお、全角と半角の変換もペダルPD1等で可能としてもよい。また、これら以外の記号、特殊文字、絵文字については、対応するテーブルは図示しないが、一旦リスト表示させてその中から選択させるようになっている。
次に、図3〜図6の処理を説明する。まず、図3のステップS301で、初期化を実行、すなわち所定プログラムの実行を開始し、RAM7等の各種レジスタに初期値を設定して初期設定を行う。次いで、パネル処理を実行、すなわち設定操作子2の操作を受け付け、機器の設定等の指示を実行する(ステップS302)。ペダルPD3の動作モード切り換え機能(図8参照)による動作モードの切り換え設定も、このステップS302でなされる。
次に、演奏操作子処理(図4)を実行する(ステップS303)。そして、自動演奏処理を実行する(ステップS304)。すなわち、自動演奏用に指定されたシーケンスデータを読み出して、演奏信号を生成する。次に、楽音処理を実行する(ステップS305)。すなわち、前記ステップS303(図4)またはステップS304で生成された演奏信号に、設定された効果処理を付加し、増幅して出力する。その後、前記ステップS302に戻る。
図4の演奏操作子処理においては、まず、ペダルPDを含む演奏操作子1の入力を受け付け(ステップS401)、入力があれば、動作モードが演奏モードであるか否かを判別し(ステップS402)、演奏モードである場合は、演奏操作子1の入力がキーオンかキーオフかに応じて、演奏信号の生成(ステップS403、S405)、または演奏信号の停止(ステップS404、S406)の各処理を行うと共に、キーオンでもキーオフでもない場合は、それに対応した楽音処理(変調開始や、ペダルPDに対応した処理等)を実行して(ステップS407)、ステップS408に進む。
一方、前記ステップS401の判別の結果、演奏操作子1の入力がない場合は、前記ステップS408に進む。ステップS408では、同じ操作状態が継続中か否かを判別する。すなわち、演奏操作子1の操作状態が、一定時間(例えば、0.1秒間)続いていたら、同じ操作状態が継続中と判別して、現在の操作状態に基づく入力確定を行う(ステップS409)。すなわち、上記生成した演奏信号や楽音処理を、実際に発音させる楽音用の演奏信号や実際に実行する処理として確定する。その後、ステップS411に進む。一方、同じ操作状態が継続していない場合は、直ちにステップS411に進む。
ステップS411では、その他の処理、例えば、ペダルPD3等の入力モード切り換え機能(図8参照)による文字類入力モードの切り換え設定等の処理を行い、本処理を終了する。一方、前記ステップS402の判別の結果、動作モードが演奏モードでない場合は、文字類入力モードであるので、後述する図5、図6の文字類入力処理を実行して(ステップS410)、前記ステップS411を実行する。
図5、図6の文字類入力処理においては、まず、ステップS501で、文字類入力モードが文字モードであるか数字モードであるかを判別し、文字モードであれば、ステップS502〜S506の文字モード処理を実行する一方、数字モードであれば、ステップS507、S508の数字モード処理を実行して、それらの後、ステップS509〜S515で、上記文字モード処理または上記数字モード処理で仮決定された文字・記号、数字等の候補を、最終的に入力すべき文字・記号、数字等として確定する。
すなわち、まず、文字モードの場合は、ステップS502、S505で、右手鍵域中の右側特定白鍵Rkbの操作があったか否かを判別し、ステップS503、S504で、左手鍵域中の左側特定白鍵Lkbの操作があったか否かを判別する。従って、右側特定白鍵Rkbと左側特定白鍵Lkbの順序は問わず、両者が同時に押下操作されている状態になったら、ステップS506に進む一方、両者が同時に押下操作状態にならなかった場合は、本処理を終了する。
ステップS506では、文字モードテーブルTB4(図10、図11)を参照して、現在操作状態にある右側特定白鍵Rkbと左側特定白鍵Lkbとの組み合わせに基づく文字・記号を仮決定し、ステップS509に進む。
一方、前記ステップS501の判別の結果、数字モードである場合は、上記数字モード関連の操作子(図9参照)の入力があったか否かを判別し(ステップS507)、なければ本処理を終了する一方、あれば、数字モードテーブルTB3(図9)を参照して、操作状態にある数字モード関連の操作子に対応した数字を仮決定し(ステップS508)、ステップS509に進む。
ステップS509では、同じ操作状態が継続中であるか否かを、図4の前記ステップS408と同様にして判別する。そして、同じ操作状態が継続中でなければ本処理を終了する一方、継続中であれば、現在仮決定されている文字・記号あるいは数字の第1候補を表示装置9に表示させる(ステップS510)。ここでは、上記したように、例えば、「あ」、「A」、あるいは「1」等が第1候補として表示される。
次に、次候補表示指示があったか否かを判別する(ステップS511)。ここでは、上記した次候補指示機能として機能するペダルPD1またはF#2鍵の押下操作があったか否かにより判別される(図7、図8参照)。そして、次候補表示指示があれば、次候補を表示させ(ステップS512)、なければ候補表示をそのまま維持して、ステップS513に進む。上記したように、「ぁ」、「a」、「○付き1」等が次候補として表示される。なお、次候補の表示は、直前の候補に代わってなされるようにしてもよいが、過去の候補表示の一部または全部を維持しながら、今回の候補を反転表示する等によって、現在の候補であることを認識可能に表示させるように構成してもよい。
前記ステップS513では、キャンセル指示を受け付ける。キャンセル指示は、例えば、設定操作子2中の所定のスイッチを押下する等によってなされ、キャンセル指示があった場合は、現在仮決定されている候補文字等がクリアされて、本処理が終了する。
一方、キャンセル指示がない場合は、確定指示があったか否かを判別する(ステップS514)。ここでは、確定機能として機能するペダルPD2またはD#4鍵の押下操作があったか否かにより判別される(図7、図8参照)。そして、確定指示がなければ前記ステップS511に戻る一方、確定指示があった場合は、現在の候補の文字・記号あるいは数字を、最終的に入力すべき文字・記号、数字等として確定し(ステップS515)、本処理を終了する。
本実施の形態によれば、鍵盤KBを用いて文字・記号、数字等の文字類を入力することができる。特に、文字・記号に関しては、右側特定白鍵Rkbと左側特定白鍵Lkbの操作のみで設定でき、これらの特定白鍵は、スプリットされた場合における右手鍵域と左手鍵域とに位置するので、右側特定白鍵Rkbは通常右手で操作され、左側特定白鍵Lkbは通常左手で操作されるものである。しかも右側特定白鍵Rkb、左側特定白鍵Lkbはいずれも、その各5鍵が隣接して集中している。従って、入力操作時における左右方向の両腕の動きが小さくて済み、右手、左手の位置が狭い範囲内に収まって、両腕の位置は演奏時の多くの状況における位置に近いものとなる。また、いずれも白鍵の操作で入力するので、黒鍵操作を必要とする場合に比し前後方向の両腕の動きも小さくて済む。よって、両腕を大きく動かすことなく演奏時に近い位置にて文字等の入力を行えるようにして、入力操作を効率良く行うことができる。特に、演奏者にとっては、腕位置が演奏時に類似していることから、文字等の入力操作を早期に習熟しやすい。
さらには、ペダルPD1には次候補指示機能、ペダルPD2には確定機能、ペダルPD3には、動作モード切り換え機能及び入力モード切り換え機能が割り当てられているので、文字類入力モード時において、次候補表示や確定を、両腕を使うことなく足操作ででき、両腕を文字等の入力操作に専念させることができて入力が容易になる。それだけでなく、足による文字入力補助操作に関しても、ペダルPDの押下操作であるので、演奏時と同じような足位置で操作が行え、容易で、演奏者にとっても習熟しやすい。
なお、数字モードテーブルTB3においては、「.」(小数点)「:」(時間入力)については、右側特定白鍵Rkb、左側特定白鍵Lkbで設定できないが、これらについても右側特定白鍵Rkb、左側特定白鍵Lkbの組み合わせで設定できるようにして、数字についても、文字・記号と同様に、右側特定白鍵Rkb及び左側特定白鍵Lkbのみで設定可能にしてもよい。
なお、本実施の形態では、文字類入力モード時において、ペダルPD1〜PD3に各々異なる機能を割り当てたが、ペダル数が2つ以下である場合は、1つのペダルに対して、異なる2つ以上の所定のスイッチとの同時操作によって、異なる2つ以上の機能を割り当てるようにしてもよい。
なお、文字類入力モードにおける機能を割り当てるペダルPDは、上記例示したダンパペダル等に限定されず、足演奏操作子であればよく、例えば、音高情報を入力する足鍵盤のペダルであってもよい。
本発明の一実施の形態に係る鍵盤装置の全体構成を示すブロック図である。 鍵盤装置の平面図である。 メインルーチンのフローチャートである。 図3のステップS303で実行される演奏操作子処理のフローチャートである。 図4のステップS410で実行される文字類入力処理のフローチャートである。 図4のステップS410で実行される文字類入力処理の図5の続きのフローチャートである。 文字類入力テーブルの一例として鍵操作テーブルを示す概念図である。 文字類入力テーブルの一例としてペダル操作テーブルを示す概念図である。 文字類入力テーブルの一例として数字モードテーブルを示す概念図である。 文字類入力テーブルの一例として文字モードテーブルを示す概念図である。 文字類入力テーブルの一例として文字モードテーブルを示す概念図である。
符号の説明
3 検出回路(右手鍵域検出手段、左手鍵域検出手段)、 5 CPU(決定手段)、 20 鍵盤装置、 Rkb 右側特定白鍵(右手鍵域中の所定の白鍵)、 Lkb 左側特定白鍵(左手鍵域中の所定の白鍵)、 PD1 ペダル(変換候補操作子)、 PD2 ペダル(確定操作子)、 PD3 ペダル(モード切り換え操作子)

Claims (2)

  1. 鍵域を少なくとも右手鍵域と左手鍵域とに分割するスプリット機能を有すると共に、動作モードとして演奏モードと文字類入力モードとを有する鍵盤装置であって、
    前記文字類入力モード時において、前記右手鍵域中の所定の白鍵の操作を検出する右手鍵域検出手段と、
    前記文字類入力モード時において、前記左手鍵域中の所定の白鍵の操作を検出する左手鍵域検出手段と、
    前記右手鍵域検出手段による検出結果及び前記左手鍵域検出手段による検出結果に基づいて、文字類を決定する決定手段とを有することを特徴とする鍵盤装置。
  2. 前記演奏モード時において足演奏操作子として機能するペダルを有し、該ペダルは、前記文字類入力モード時においては、前記決定手段により決定された文字類の変換候補を指定する変換候補操作子、前記決定手段により決定された文字類を入力すべき文字類として確定する確定操作子、及び、前記動作モードとして前記演奏モードと前記文字類入力モードとを切り換えるモード切り換え操作子のいずれかの操作子として機能することを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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