JP2006163677A - 電子履歴書システム、人事情報システム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子フォームと2次元バーコードを利用して履歴書のデータの一元管理を可能とする電子履歴書システム等を提供する。
【解決手段】 端末装置105は履歴書フォーム311に従って電子履歴書作成を行い、履歴書印刷時、サーバ101は、端末装置105からの履歴書データ312の2次元バーコード化を行い、印刷用の2次元バーコード付き電子履歴書データ22を送信し、端末装置105は2次元バーコード付き履歴書10を印刷する。人事情報システム120は、応募者104から送られた2次元バーコード付き履歴書10をスキャナ215で読み取り、2次元バーコード11を履歴書データ312に復元し、履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等夫々に、共通の受付番号を付与し登録データベース303に登録する。
【選択図】 図7
【解決手段】 端末装置105は履歴書フォーム311に従って電子履歴書作成を行い、履歴書印刷時、サーバ101は、端末装置105からの履歴書データ312の2次元バーコード化を行い、印刷用の2次元バーコード付き電子履歴書データ22を送信し、端末装置105は2次元バーコード付き履歴書10を印刷する。人事情報システム120は、応募者104から送られた2次元バーコード付き履歴書10をスキャナ215で読み取り、2次元バーコード11を履歴書データ312に復元し、履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等夫々に、共通の受付番号を付与し登録データベース303に登録する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、ネットワークを介した電子履歴書システムに係り、特に、採用業務における、電子フォームと2次元バーコードを用いた履歴書受付処理に関する。
従来、採用業務において、応募者は、紙の履歴書に記入し、採用企業側に郵送或いは持参し、採用企業側は、受け取った履歴書の記載内容をコンピュータ等にデータ入力することでデータ化しデータベース等で保持し、添付された写真は、現物保管されていた。
一方、インターネットなどのネットワークが発達した現在では、そのような書類を電子データの形態で電子書類として情報管理会社、企業などへ提出できる電子フォーム利用システムも幾つか存在する。
また、履歴書の入力データをインターネットなどを介して送付することにより、採用基準に則った可否判断を行う仕組みを実現しているシステムも存在する(例えば、特許文献1)。
また、履歴書の入力データをインターネットなどを介して送付することにより、採用基準に則った可否判断を行う仕組みを実現しているシステムも存在する(例えば、特許文献1)。
また、昨今、採用業務において、バーコードを利用したシステムも幾つか存在する。例えば、2次元バーコードを用いた確実なデータの転記方法を出力機器を介して実現するシステム(特許文献2)、電子フォームに入力されたデータをバーコード化することで個人情報を安全に送付する手段を有するシステム(特許文献3)、認証の方法を電子/紙の両方の媒体で実現する方法をバーコードを介して実現するシステム(特許文献4)等がある。
しかしながら、紙の履歴書で送付させる場合、受け取った採用企業側の受付/整理が煩雑になり、応募者毎に体裁が異なるため、企業が必要としている判断項目で統一的に見ることが出来なかった。また、コンピュータのデータベース上で履歴書データを管理するのに、紙の履歴書に記載された情報を見ながらデータ入力することは手間がかかり、更に、紙の履歴書上の写真と、データベース上の履歴書情報とが別々になるため、管理が煩雑になり一元管理が困難であった。
また、特許文献1に示すように履歴書の入力データをインターネットを介して送信する場合、個人情報保護の観点を考慮した仕組みまでは想定されていない。また、特許文献3は電子フォームに入力したデータをバーコード化することにより、個人情報を安全に送信する手段を講じているが、これは安全な通信手段に着眼しており、電子フォーム内のデータの一元管理を目的としているものではない。同様に、特許文献2、特許文献4も、データの一元管理を想定していない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、電子フォームと2次元バーコードを利用して履歴書のデータの一元管理を可能とする電子履歴書システム等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、ネットワークを介して接続された、電子フォームを利用してデータを入力する応募者の端末装置と、サーバと、採用者のコンピュータと、を備える電子履歴書システムにおいて前記サーバは、履歴書電子フォームを記憶するフォームデータベースと、前記端末装置から前記履歴書電子フォームに対する入力データである履歴書入力データを受信する手段と、前記端末装置からの履歴書印刷要求に対して、前記履歴書入力データを2次元バーコードに変換し、前記履歴書電子フォームと前記履歴書入力データとからなる電子履歴書データに前記2次元バーコードを付与して前記端末装置に送信する手段と、を備え、前記端末装置は、履歴書印刷時に、前記サーバから受信した前記2次元バーコードを付与した電子履歴書データに基づいて、履歴書と共に前記2次元バーコードを印刷する手段と、を備え、前記コンピュータは、スキャナを用いて、前記応募者からの紙媒体の2次元バーコード付き履歴書の前記2次元バーコードと、写真及び/又は捺印を読み取る手段と、読み取った2次元バーコードから、履歴書の記載内容である前記履歴書入力データを復元する手段と、前記履歴書入力データと、写真データ及び/又は捺印データに、夫々共通の受付番号を付与して登録、保持する手段と、を具備することを特徴とする電子履歴書システムである。
第1の発明による電子履歴書システムでは、サーバは、履歴書電子フォームを記憶するフォームデータベースを有し、端末装置から履歴書電子フォームに対する入力データである履歴書入力データを受信し、端末装置からの履歴書印刷要求に対して、履歴書入力データを2次元バーコードに変換し、履歴書電子フォームと履歴書入力データとからなる電子履歴書データに2次元バーコードを付与して端末装置に送信する。端末装置は、履歴書印刷時に、サーバから受信した2次元バーコードを付与した電子履歴書データに基づいて、履歴書と共に前記2次元バーコードを印刷する。採用者側のコンピュータは、スキャナを用いて、応募者からの紙媒体の2次元バーコード付き履歴書の2次元バーコードと、写真及び/又は捺印を読み取り、読み取った2次元バーコードから、履歴書の記載内容である履歴書入力データを復元し、履歴書入力データと、写真データ及び/又は捺印データに、夫々共通の受付番号を付与して登録、保持する。
「電子フォーム」は、通常の書類の枠などの部分(未記入の書類)に対応するデータ、及び文字入力枠のデータ入力制御機能等を有するフォームであり、プログラム機能を有する
「入力データ」は、電子フォームに対して、ユーザが入力した必要事項などのデータである。
「2次元バーコード」は、文字及び数字でできた情報を符号化したラベルであり、高速読み取り、大容量、高記録密度で情報を記録することができ、本発明では、電子履歴書における記載内容を2次元バーコード化したデータを記録する。
「入力データ」は、電子フォームに対して、ユーザが入力した必要事項などのデータである。
「2次元バーコード」は、文字及び数字でできた情報を符号化したラベルであり、高速読み取り、大容量、高記録密度で情報を記録することができ、本発明では、電子履歴書における記載内容を2次元バーコード化したデータを記録する。
第2の発明は、ネットワークを介して、電子フォームを利用してデータを入力する応募者の端末装置と接続されたサーバにおいて、履歴書電子フォームを記憶するフォームデータベースと、前記端末装置から前記履歴書電子フォームに対する入力データである履歴書入力データを受信する手段と、前記端末装置からの履歴書印刷要求に対して、前記履歴書入力データを2次元バーコードに変換し、前記履歴書電子フォームと前記履歴書入力データとからなる電子履歴書データに前記2次元バーコードを付与して前記端末装置に送信する手段と、を具備することを特徴とするサーバである。
第2の発明は、第1の発明の電子履歴書システムで用いられるサーバに関する発明である。
第2の発明は、第1の発明の電子履歴書システムで用いられるサーバに関する発明である。
第3の発明は、採用者のコンピュータからなる人事情報システムであって、スキャナを用いて、応募者からの紙媒体の2次元バーコード付き履歴書の2次元バーコード、写真データ及び/又は捺印データを読み取る手段と、読み取った2次元バーコードから、履歴書の記載内容である履歴書入力データを復元する手段と、前記履歴書入力データと、前記写真データ及び/又は前記捺印データに共通の受付番号を付与して登録、保持する手段と、を具備することを特徴とする人事情報システムである。
第3の発明は、第1の発明の電子履歴書システムで用いられるコンピュータの人事情報システムに関する発明である。
第3の発明は、第1の発明の電子履歴書システムで用いられるコンピュータの人事情報システムに関する発明である。
第4の発明は、コンピュータを第2の発明のサーバとして機能させるプログラムである。
第5の発明は、コンピュータを第2の発明のサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
第5の発明は、コンピュータを第2の発明のサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
第6の発明は、コンピュータを第3の発明の人事情報システムとして機能させるプログラムである。
第7の発明は、コンピュータを第3の発明の人事情報システムとして機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
第7の発明は、コンピュータを第3の発明の人事情報システムとして機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
上述のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、電子フォームと2次元バーコードを利用して履歴書のデータの一元管理を可能とする電子履歴書システム等を提供することができる。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明に係る電子履歴書システム等の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、以下の説明および添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1は、本実施の形態に係る電子履歴書システム100の概略構成を示す図である。図1は、電子履歴書システム100の1例であり、図1に示すように、電子履歴書システム100は、採用企業102が有するサーバ101とコンピュータ103、応募者104が有する端末装置105、ネットワーク109等からなる。電子履歴書システム100は、例えばインターネットなどのネットワーク109を介して、サーバ101と、端末装置105とが接続されて構成される。
採用企業102は、サーバ101、コンピュータ103等を有する。サーバ101は、サーバとしてのサーバコンピュータ等であり、Web(World
Wide Web)サーバ110、電子履歴書作成手段111、電子フォームデータベース301、履歴書データベース302等を有する。
Wide Web)サーバ110、電子履歴書作成手段111、電子フォームデータベース301、履歴書データベース302等を有する。
電子履歴書作成手段111は、応募者の要求に応じて、Webサーバ110を介して、電子フォームデータベース301の履歴書の様式に対応する電子フォームを端末装置105へ送信し、電子履歴書を作成する端末装置105から履歴書の電子フォームに対する必要事項の入力データを受け取り、受け取った履歴書データを電子履歴書データベース302に保持し、印刷要求に対して2次元バーコード付き電子履歴書データを送信する。電子フォームデータベース301には、種々の履歴書の電子フォームが項目毎に保存されている。電子履歴書データベース302には、作成されて電子履歴書の入力データである履歴書入力データ等が保存されている。
コンピュータ103は、人事情報システム120、登録データベース303、スキャナ215等を有する。人事情報システム120は、応募者104から郵送されてきた紙媒体の2次元バーコード付き履歴書10を、スキャナ215で読み取り、履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等を登録データベース303に登録、保持する。登録データベース303には、応募者毎に履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等が保持され、一元管理される。
応募者104は、採用企業102に履歴書を提出して応募する、電子履歴書システム100を利用する利用者であり、端末装置105を有する。端末装置105は、Web(World Wide Web)ブラウザ130、ローカルデータベース304等を有する。Webブラウザ130上に、電子履歴書を作成する電子フォームを有する。ローカルデータベース304は、履歴書フォームに対して入力した入力データを保持する。尚、端末装置105は、通常は応募者104の家庭に設置されたパーソナルコンピュータ、携帯型端末機等などである。
次に、サーバ101のハードウェア構成を説明する。図2は、サーバ101のハードウェア構成図である。
図2に示すように、サーバ101は、制御部201、記憶装置202(ハードディスク)、メディア入出力部203(CD−ROM)、通信制御部204(通信制御装置、通信ポート等)、入力部205(キーボード、マウス等)、印刷部206(プリンタ)、表示部207(ディスプレイ)等が、バス209を介して接続される。
制御部201は、CPU、ROM、RAM等で構成され、大容量記憶媒体としての記憶装置202に格納されたプログラムに従って、バス209を介して接続された各装置を駆動制御する。
記憶装置202には、各構成部分を駆動制御する制御プログラム321、アプリケーションプログラム322等が格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部201により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部203(CD−ROMドライブ装置)は、制御部201のROMや記憶装置202に記憶されているプログラムや情報をバージョンアップ、機器設定等の設定を行う際に用いられる。
通信制御部204は、通信制御装置、通信ポート等であり、ネットワーク109を介して、サーバ101と、端末装置105間の通信制御を行う。
入力部205は、キーボード、マウス等であり、表示部207(ディスプレイ)に表示された操作案内、各種処理、操作を行う。
印刷部206は、プリンタであり、印刷出力処理を行う。
印刷部206は、プリンタであり、印刷出力処理を行う。
次に、記憶装置202における電子履歴書システム関連ファイルのファイル配置について説明する。図3は、記憶装置202における電子履歴書システム関連ファイルのファイル配置を示す。
図3に示すように、記憶装置202内には、電子フォームデータベース301、電子履歴書データベース302、及び制御プログラム321、アプリケーションプログラム322等が格納されている。
電子フォームデータベース301は、複数の履歴書フォーム311からなる。履歴書フォーム311は、履歴書の電子フォームであり、電子フォームが項目毎に保存されている。電子履歴書データベース302には、複数の履歴書データ312からなる。履歴書データ312は、作成された電子履歴書の入力データである。
制御プログラム321は、サーバ101であるコンピュータの各構成部分を駆動制御するプログラムである。
アプリケーションプログラム322は、電子履歴書作成プログラム、Webサーバ等の実行可能プログラムであり、電子履歴書作成手段111、Webサーバ110の処理に該当するプログラムである。
アプリケーションプログラム322は、電子履歴書作成プログラム、Webサーバ等の実行可能プログラムであり、電子履歴書作成手段111、Webサーバ110の処理に該当するプログラムである。
次に、コンピュータ103のハードウェア構成を説明する。図4は、コンピュータ103のハードウェア構成図である。
図4に示すように、コンピュータ103は、制御部211、記憶装置212(ハードディスク)、メディア入出力部213(CD−ROM)、通信制御部214(通信制御装置、通信ポート等)、スキャナ215、入力部216(キーボード、マウス等)、印刷部217(プリンタ)、表示部218(ディスプレイ)等が、バス219を介して接続される。
制御部211、記憶装置212(ハードディスク)、メディア入出力部213(CD−ROM)、通信制御部214(通信制御装置、通信ポート等)、入力部216(キーボード、マウス等)、印刷部217(プリンタ)、表示部218(ディスプレイ)は、前述した図2に示すサーバ101のハードウェア構成と同じである。
スキャナ215は、バーコードリーダの機能を併せ持ったイメージスキャナであり、履歴書の2次元バーコード、写真、捺印等を読み取る。
スキャナ215は、バーコードリーダの機能を併せ持ったイメージスキャナであり、履歴書の2次元バーコード、写真、捺印等を読み取る。
次に、記憶装置212における電子履歴書システム関連ファイルのファイル配置について説明する。図5は、記憶装置212における電子履歴書システム関連ファイルのファイル配置を示す。
図5に示すように、記憶装置212内には、登録データベース303、及び制御プログラム321、人事情報システムプログラム323等が格納されている。
登録データベース303は、履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等からなる。履歴書データ312は、履歴書上の2次元バーコードを読み取り、復元した電子履歴書の入力データである。写真イメージデータ313は履歴書の写真を読み取り、イメージデータ化したデータである。捺印イメージデータ314は、履歴書の印影を読み取り、イメージデータ化したデータである。履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等は、夫々、同一の受付番号315を付与し、一元管理されている。
制御プログラム321は、コンピュータ103の各構成部分を駆動制御するプログラムである。
人事情報システムプログラム323は、人事情報システム120の実行可能プログラムである。
人事情報システムプログラム323は、人事情報システム120の実行可能プログラムである。
また、応募者側の端末装置105のハードウェア構成は、サーバ101(コンピュータ)と同様な構成である。図6は、端末装置105のハードウェア構成図である。
図6に示すように、端末装置105は、制御部401、記憶装置402(ハードディスク)、メディア入出力部403(CD−ROM)、通信制御部404(通信制御装置、通信ポート等)、入力部405(キーボード、マウス等)、印刷部406(プリンタ)、表示部408(ディスプレイ)等が、バス409を介して接続される。
図6に示すように、端末装置105は、制御部401、記憶装置402(ハードディスク)、メディア入出力部403(CD−ROM)、通信制御部404(通信制御装置、通信ポート等)、入力部405(キーボード、マウス等)、印刷部406(プリンタ)、表示部408(ディスプレイ)等が、バス409を介して接続される。
次に、電子履歴書システム100全体の処理の流れについて説明する。図7は、電子履歴書システム100全体の処理の流れを示す。
図7に示すように、応募者104の端末装置105は、サーバ101から送られた履歴書フォーム311に従って電子履歴書の入力を行い(ステップ701)、サーバ101の履歴書作成手段111は、端末装置105からの履歴書データ312を履歴書データベース302に保持する(ステップ702)。サーバ101は、端末装置105からの印刷要求21に対して、履歴書データ312の2次元バーコード化を行い、端末装置105に印刷用の2次元バーコード付き電子履歴書データ22を送信し(ステップ703)、端末装置105は、紙媒体の2次元バーコード付き履歴書10を印刷する(ステップ704)。
採用企業側の人事情報システム120は、応募者104から送られた紙媒体の2次元バーコード付き履歴書10をスキャナ215で読み取り(ステップ705)、読み取った2次元バーコード11を履歴書データ312に復元し(ステップ706)、履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等を登録データベース303に登録、保持する(ステップ707)。
採用企業側の人事情報システム120は、応募者104から送られた紙媒体の2次元バーコード付き履歴書10をスキャナ215で読み取り(ステップ705)、読み取った2次元バーコード11を履歴書データ312に復元し(ステップ706)、履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等を登録データベース303に登録、保持する(ステップ707)。
次に、電子履歴書システム100のサーバ101と端末装置105間における、電子履歴書作成及び2次元バーコード付き履歴書印刷の処理手順について詳しく説明する。図8、図9は、電子履歴書作成及び2次元バーコード付き履歴書印刷の処理手順を示すフローチャートである。
端末装置105の制御部401は、Webブラウザ130を介して、サーバ101の所定のサイトにアクセスし、履歴書の電子フォームを呼び出す(ステップ801)。
サーバ101の制御部201は、Webサーバ110を介して、呼び出し要求に対して、電子フォームデータベース301から履歴書フォーム311を読み出し、端末装置105に送信する(ステップ802)。
サーバ101の制御部201は、Webサーバ110を介して、呼び出し要求に対して、電子フォームデータベース301から履歴書フォーム311を読み出し、端末装置105に送信する(ステップ802)。
制御部401は、受信した履歴書フォーム311からなる履歴書フォーム画面(図示せず)を表示する(ステップ803)。
応募者104は、履歴書フォーム311に従って、必要項目を入力し履歴書を作成する(ステップ804)。
制御部401は、入力された履歴書データ312をサーバ101に送信する(ステップ805)。
応募者104は、履歴書フォーム311に従って、必要項目を入力し履歴書を作成する(ステップ804)。
制御部401は、入力された履歴書データ312をサーバ101に送信する(ステップ805)。
制御部201は、受信した履歴書データ312を電子履歴書データベース302に保持する(ステップ806)。
制御部401は、印刷ボタン等により、印刷要求をサーバ101に送信する(ステップ901)。
制御部201は、必要に応じて電子履歴書データベース302から読み出した、当該履歴書データ312を2次元バーコード化する(ステップ902)。
制御部201は、印刷用データとして、履歴書フォーム311、履歴書データ312からなる電子履歴書データに2次元バーコードを加えて設定する(ステップ903)。制御部201は、印刷用データである2次元バーコード付きの電子履歴書データ22を送信する(ステップ904)。
制御部201は、印刷用データとして、履歴書フォーム311、履歴書データ312からなる電子履歴書データに2次元バーコードを加えて設定する(ステップ903)。制御部201は、印刷用データである2次元バーコード付きの電子履歴書データ22を送信する(ステップ904)。
制御部401は、受信した印刷用データである2次元バーコード付きの電子履歴書データ22をプリンタ406に出力し、2次元バーコード付きの履歴書10を印刷する(ステップ905)。
応募者104は、印刷された2次元バーコード付きの履歴書10に写真12を貼り付け、捺印し(ステップ906)、採用企業102側に郵送する(ステップ907)。
応募者104は、印刷された2次元バーコード付きの履歴書10に写真12を貼り付け、捺印し(ステップ906)、採用企業102側に郵送する(ステップ907)。
次に、電子履歴書システム100のコンピュータ103における、人事情報システム120の電子履歴書の受付処理の処理手順について詳しく説明する。図10は、人事情報システム120の電子履歴書受付の処理手順を示すフローチャートである。
コンピュータ103の制御部211は、予め、人事情報システムプログラム323を起動する。
制御部211は、スキャナ215(イメージスキャナ)を用いて、郵送されてきた2次元バーコード付き履歴書10を読み取る(ステップ1001)。図7に示すように、制御部211は、2次元バーコード付き履歴書10上の2次元バーコード11、写真12、捺印13等を読み取る。
制御部211は、読み取った2次元バーコード11から、履歴書の記載内容である履歴書データ312(テキストデータ)に復元する(ステップ1002)。
制御部211は、読み取った写真12、捺印13をイメージデータ化し、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314とする(ステップ1003)。
制御部211は、復元した履歴書データ312と、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314に、夫々、共通の受付番号315を付与し、登録データベース303に登録、保持する(ステップ1004)。
制御部211は、読み取った写真12、捺印13をイメージデータ化し、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314とする(ステップ1003)。
制御部211は、復元した履歴書データ312と、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314に、夫々、共通の受付番号315を付与し、登録データベース303に登録、保持する(ステップ1004)。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、応募者104の端末装置105は、サーバ101から送られた履歴書フォーム311に従って電子履歴書の入力を行い、電子履歴書を作成する。サーバ101は、端末装置105からの印刷要求21に対して、電子履歴書の入力データである履歴書データ312を2次元バーコード化し、端末装置105に印刷用の2次元バーコード付き電子履歴書データ22を送信し、端末装置105は、紙媒体の2次元バーコード付き履歴書10を印刷する。採用企業側の人事情報システム120は、応募者104から送られた紙媒体の2次元バーコード付き履歴書10上の2次元バーコード11、写真12、捺印13等を、スキャナ215で読み取り、読み取った2次元バーコード11を履歴書データ312に復元し、履歴書データ312、写真イメージデータ313、捺印イメージデータ314等夫々に、共通の受付番号315を付与し登録データベース303に登録、保持する。
これにより、履歴書に関連する情報(入力情報、写真、捺印等)すべての一元管理が可能になり、採用業務の効率化を図ることができる。
また、履歴書情報を2次元バーコード化して送ることにより、ネットワークセキュリティにかかるSSL(Secure Socket Layer)等の暗号化サーバセキュリティに対する投資が少なくて済み、採用業務のコストダウンを図ることを可能とする。
更に、採用企業側は、電子フォームの統一的な判定項目により、応募者全体が把握でき、求める人材を絞り込み、適正の高い人材を確保することができる。
また、履歴書情報を2次元バーコード化して送ることにより、ネットワークセキュリティにかかるSSL(Secure Socket Layer)等の暗号化サーバセキュリティに対する投資が少なくて済み、採用業務のコストダウンを図ることを可能とする。
更に、採用企業側は、電子フォームの統一的な判定項目により、応募者全体が把握でき、求める人材を絞り込み、適正の高い人材を確保することができる。
尚、本実施の形態では、図1に示すように、採用企業102が有するサーバ101、コンピュータ103と、応募者102が有する端末装置105からなる電子履歴書システム100において、サーバ101が電子履歴書作成手段111を有し、電子履歴書作成を行い2次元バーコード付きの履歴書を印刷し、コンピュータ103が人事情報システム120を有し、紙媒体の履歴書を読み取り、履歴書情報を登録データベース303に登録、保持しているが、採用企業102側の同一コンピュータにおいて、電子履歴書作成手段111及び人事情報システム120の処理を行ってもよい。
また、情報管理組織(プロバイダ)が有するサーバと、複数の応募者104の端末装置105と、複数の採用企業102のコンピュータ103とからなる電子履歴書システムにおいて、情報管理組織(プロバイダ)が有するサーバが電子履歴書作成手段111を有し、応募者側の端末装置105に対して2次元バーコード付き履歴書を提供し、採用企業102のコンピュータ103が人事情報システム120を有し、2次元バーコード付き履歴書を読み取り、履歴書情報を登録する処理をおこなってもよい。
尚、図8、図9、図10等に示す処理を行うプログラムはCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る電子履歴書システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100………電子履歴書システム
101………サーバ
102………採用企業
103………コンピュータ
104………応募者
105………端末装置
109………ネットワーク
111………電子履歴書作成手段
120………人事情報システム
201、211、401………制御部
202、212、402………記憶装置
215………スキャナ
301………電子フォームデータベース
302………電子履歴書データベース
303………登録データベース
311………履歴書フォーム
312………履歴書データ
313………写真イメージデータ
314………捺印イメージデータ
10………2次元バーコード付き履歴書
11………2次元バーコード
12………写真
13………捺印
101………サーバ
102………採用企業
103………コンピュータ
104………応募者
105………端末装置
109………ネットワーク
111………電子履歴書作成手段
120………人事情報システム
201、211、401………制御部
202、212、402………記憶装置
215………スキャナ
301………電子フォームデータベース
302………電子履歴書データベース
303………登録データベース
311………履歴書フォーム
312………履歴書データ
313………写真イメージデータ
314………捺印イメージデータ
10………2次元バーコード付き履歴書
11………2次元バーコード
12………写真
13………捺印
Claims (9)
- ネットワークを介して接続された、電子フォームを利用してデータを入力する応募者の端末装置と、サーバと、採用者のコンピュータと、を備える電子履歴書システムであって、
前記サーバは、
履歴書電子フォームを記憶するフォームデータベースと、
前記端末装置から前記履歴書電子フォームに対する入力データである履歴書入力データを受信する手段と、
前記端末装置からの履歴書印刷要求に対して、前記履歴書入力データを2次元バーコードに変換し、前記履歴書電子フォームと前記履歴書入力データとからなる電子履歴書データに前記2次元バーコードを付与して前記端末装置に送信する手段と、
を備え、
前記端末装置は、
履歴書印刷時に、前記サーバから受信した前記2次元バーコードを付与した電子履歴書データに基づいて、履歴書と共に前記2次元バーコードを印刷する手段と、を備え、
前記コンピュータは、
スキャナを用いて、前記応募者からの紙媒体の2次元バーコード付き履歴書の前記2次元バーコードと、写真及び/又は捺印を読み取る手段と、
読み取った2次元バーコードから、履歴書の記載内容である前記履歴書入力データを復元する手段と、
前記履歴書入力データと、写真データ及び/又は捺印データに、夫々共通の受付番号を付与して登録、保持する手段と、
を具備することを特徴とする電子履歴書システム。 - 前記スキャナは、バーコードリーダの機能を有するイメージスキャナであることを特徴とする請求項1に記載の電子履歴書システム。
- 前記写真データ又は捺印データは、読み取った写真又は捺印をイメージデータ化したものであることを特徴とする請求項1に記載の電子履歴書システム。
- ネットワークを介して、電子フォームを利用してデータを入力する応募者の端末装置と接続されたサーバにおいて、
履歴書電子フォームを記憶するフォームデータベースと、
前記端末装置から前記履歴書電子フォームに対する入力データである履歴書入力データを受信する手段と、
前記端末装置からの履歴書印刷要求に対して、前記履歴書入力データを2次元バーコードに変換し、前記履歴書電子フォームと前記履歴書入力データとからなる電子履歴書データに前記2次元バーコードを付与して前記端末装置に送信する手段と、
を具備することを特徴とするサーバ。 - 採用者のコンピュータからなる人事情報システムであって、
スキャナを用いて、応募者からの紙媒体の2次元バーコード付き履歴書の2次元バーコード、写真データ及び/又は捺印データを読み取る手段と、
読み取った2次元バーコードから、履歴書の記載内容である履歴書入力データを復元する手段と、
前記履歴書入力データと、前記写真データ及び/又は前記捺印データに共通の受付番号を付与して登録、保持する手段と、
を具備することを特徴とする人事情報システム。 - コンピュータを請求項4に記載のサーバとして機能させるプログラム。
- コンピュータを請求項4記載のサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
- コンピュータを請求項5に記載の人事情報システムとして機能させるプログラム。
- コンピュータを請求項5記載の人事情報システムとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004352373A JP2006163677A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 電子履歴書システム、人事情報システム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004352373A JP2006163677A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 電子履歴書システム、人事情報システム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006163677A true JP2006163677A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36665641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004352373A Pending JP2006163677A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 電子履歴書システム、人事情報システム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006163677A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000200262A (ja) * | 1998-12-30 | 2000-07-18 | Masayuki Onomi | 転記ミス防止システム |
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-
2004
- 2004-12-06 JP JP2004352373A patent/JP2006163677A/ja active Pending
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