JP2006163397A - 認定セル、及びデバイスを製造するための認定セルの使用方法 - Google Patents

認定セル、及びデバイスを製造するための認定セルの使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006163397A
JP2006163397A JP2005348649A JP2005348649A JP2006163397A JP 2006163397 A JP2006163397 A JP 2006163397A JP 2005348649 A JP2005348649 A JP 2005348649A JP 2005348649 A JP2005348649 A JP 2005348649A JP 2006163397 A JP2006163397 A JP 2006163397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
masks
series
cell
mask
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005348649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4362470B2 (ja
Inventor
Cummings Kevin David
デビッド カミングス ケビン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASML Netherlands BV
Original Assignee
ASML Netherlands BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASML Netherlands BV filed Critical ASML Netherlands BV
Publication of JP2006163397A publication Critical patent/JP2006163397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4362470B2 publication Critical patent/JP4362470B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/76Patterning of masks by imaging

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】認定セル、及びデバイスを製造するための認定セルの使用方法を提供すること。
【解決手段】デバイスを作成するためにセル・ライブラリを使用する方法は、各々が選択された1つ又は複数のセルの層に対応する一連のマスク218,220,222を、デバイスのデータ・レイアウト214に従って基板上に投影する、又は各々が選択された1つ又は複数のセルの層に対応する一連のマスクを、各々がデバイスのデータ・レイアウトに従ってデバイスの層を具現する一連のグローバル・マスクへと組み合わせるステップを含んでいる。
【選択図】図2

Description

本発明はリソグラフィ・システムに関し、特にマスク又は基板上にパターンを作成するためのセル・ライブラリの使用方法に関する。
リソグラフィ装置は所望のパターンを基板のターゲット部分へつける機械である。リソグラフィ装置は例えば集積回路(IC)の製造に使用可能である。その場合、ICの個々の層に対応する回路パターンを作成するために、別名でマスク又はレチクルとも呼ばれるパターン形成装置を使用してもよく、このパターンは放射感応材料(レジスト)の層を有する基板(例えばシリコン・ウェハ)上の(例えば1個又は数個のダイの一部を含む)ターゲット部分へと画像化可能である。一般に、単一の基板は連続的にパターン形成される隣接のターゲット部分のネットワークを含んでいる。公知のリソグラフィ装置は、パターン全体が一度にターゲット部分へと露光されることによって各ターゲット部分が照射されるいわゆるステッパと、放射ビームを通してパターンを所与の方向(「走査」方向)に走査し、同時に、同期的にこの方向と平行又は逆平行に基板を走査することによって各ターゲット部分が照射される、いわゆるスキャナとを含んでいる。
マスクの概念はリソグラフィではよく知られており、バイナリ、交番移相、及び減衰移相、並びに種々の混合型マスクなどの種類のマスクが含まれる。このようなマスクを放射ビーム内に配置することにより、マスク上のパターンに従って、マスクに当たる放射の選択的な透過(透過性マスクの場合)、又は反射(反射性マスクの場合)が生ずる。マスクの場合、支持構造は一般に、入射する放射ビーム内の所望位置にマスクが確実に保持されることを可能にし、必要ならばビームに対して移動可能にするマスク・テーブルである。
パターン形成装置の別の実施例はプログラム可能ミラー配列である。このような配列の一例は粘弾性制御層と反射面とを有する行列アドレス指定可能面である。このような装置の背後にある基本原理は、例えば反射面のアドレス指定されたエリアは入射光線を回折光線として反射し、一方、アドレス指定されないエリアは入射光線を非回折光線として反射するということである。適宜のフィルタを使用して、非回折光線は反射したビームから除去され、回折光線だけが残される。このようにして、ビームは行列アドレス指定可能面のアドレス指定パターンに従ってパターン形成される。
マスク・テーブル上のマスクによるパターン形成を利用する現在の装置の場合、異なる2種類の機械を区別することが可能である。ある種類のリソグラフィ投影装置では、マスク・パターン全体を一度にターゲット部分へと露光することによって各ターゲット部分が照射される。このような装置は一般にステッパと呼ばれる。一般にステップ・アンド・スキャン装置と呼ばれる別の装置では、放射ビームの下方で、マスク・パターンを漸次所与の基準方向(「走査」方向)で走査し、同時に、基板テーブルをこの方向と平行又は逆平行に同期的に走査することによって各ターゲット部分が照射される。一般に、投影システムは倍率M(一般に<1)を有するので、基板テーブルが走査される速度Vはマスク・テーブルが走査される速度のM倍である。本明細書に記載されるリソグラフィ装置に関するより詳細な情報は例えば米国特許第6,046,792号に記載されている。
リソグラフィ投影装置を使用した公知の製造工程では、放射感応材料(レジスト)の層によって少なくとも一部が被覆された基板上に(例えばマスク内の)パターンが画像化される。この画像化に先立ち、基板にはプライミング、レジスト塗布、及びソフト・ベークのような様々な手順が施される。露光後、基板には露光後ベーク(PEB)、現像、ハード・ベーク及び画像化されたフィーチャの測定及び/又は検査のような他の手順を施してもよい。この一連の手順を例えばICのようなデバイスの個々の層をパターン形成するベースとして利用してもよい。このようにパターン形成された層を次に、すべてが個々の層を仕上げる目的でエッチング、イオン注入(ドーピング)、メタライゼーション、酸化、化学・機械研磨等のような様々な工程にかけてもよい。
いくつかの層が必要な場合は、様々な積層のオーバーレイ(並置)をできるだけ精密に行って、新たな層のそれぞれについて手順全体、又はその変形若しくは一部を繰り返す必要があろう。そのような目的のため、通常は基板上の1つ又は複数の位置に小さい基準マークが備えられ、それによって基板上の座標系の基点が規定される。その後このマークは、例えば基板ホルダ位置決め装置(以下では「位置合わせシステム」と呼ぶ)と組み合わせて光学及び電子装置を使用して、新たな層が既存の層上に並置される毎に再配置されることが可能であり、また位置合わせ基準として利用可能である。最終的には、デバイスの配列が基板(ウェハ)上に存在してもよい。これらのデバイスは次に、ダイシング又は切断などの技術を利用して互いに分離され、そこから個々のデバイスを担体上に実装したり、ピンに接続したり等をしてもよい。このような工程に関するさらに詳細な情報は、例えば書籍「マイクロチップの製造:半導体加工の実際的ガイド」(第3版、ピーター・ヴァン・ザント著、マグローヒル出版社、1997年刊、ISBN0−07−067250−4)から得ることができる。
集積回路(IC)のようなデバイスの設計に際して、デバイスを形成するためにセルと呼ばれる回路設計のための基本素子が組み合わされる。例えば論理回路では、セルはインバータ、ANDゲート、NANDゲート、ORゲート、NORゲート、EXORゲート、EXNORゲート、フリップフロップ及びセレクタ又はマルチプレクサである。アナログ回路では、セルは例えば増幅器、比較器、アナログ/デジタル・コンバータ(A/Dコンバータ)、デジタル/アナログ・コンバータ(D/Aコンバータ)である。メモリ回路では、セルは例えば基本メモリRSフリップフロップ、検出増幅器及びデコーダなどのメモリ・セルである。中央処理ユニット(CPU)のコア回路又はマイクロプロセッサ・ユニット(MPU)では、セルは例えばレジスタ、入力・出力(I/O)ブロック及び演算論理ユニット(ALU)である。しかし、セルは例えばインバータ、AND、NAND、NORゲート等のような基本セルのブロックから製造可能なより高次のセルとして定義されてもよい。例えば、セルを前述のように基本セルの組合せであるCPU、MPU、又はメモリとして定義することができる。セルを集積回路のようなデバイスの大部分を構成するものと定義することさえ可能である。
図4はICのようなデバイスを製造するための従来の方法400の様々なステップを示すフローチャートである。セルは設計規則の制約、戦略、デバイスの性能及び露光システムを考慮に入れて設計される。セルはセル・ライブラリ410内に格納されている。所望のデバイス412を設計するために、選択されたセルはセル・ライブラリから取り出され、データ・レイアウト414を形成するために、選択されたセル間に配線が敷設される。セル・ライブラリはいくつかの種類のデータ・レイアウトを設計するために繰り返し使用される。様々なデバイスのデータ・レイアウト用に同じセルを使用してもよい。
ある機能を果たすように互いに結合された個々のデバイス、即ちセルのデータ・レイアウトを作成するために、1つ又は複数のコンピュータ・プログラムが使用される。デバイスを製造するため、回路は一般的に物理的な表示又はレイアウトへと変換される。例えば、コンピュータ援用設計(CAD)ツールは、個別の回路素子又はセルを、完成した回路内でデバイス自体を具現する構造又は形状へと変換するレイアウト設計者のタスクを援助することが可能である。その結果、すべての副層パターンを示す回路面の合成画像又は「青写真」が得られる。これらの形状はゲート電極、フィールド酸化領域、拡散領域、金属相互接続等のような回路の個別部品を作成する。
データ・レイアウトの例を示すために、簡略化された「仮想」データ・レイアウト414が図4に示されており、図ではセルA(円で示されている)、セルB(方形で示されている)、及びセルC(三角形で示されている)が互いに接続され、セルBは別のセルAに接続されている。例えば、このデータ・レイアウトはメモリ、MPU及びI/Oブロックを使用可能なグラフィック・アクセラレータ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)用であり得る。
回路のレイアウトが作成された後、そのレイアウトは物理的テンプレートへと転写され、そこで一般に回路設計の各層毎にマスクがマスク製造工程416で作成される。このようにして、回路のデータ・レイアウト414からマスク・セット418が作成される。回路設計の各層毎に作成された各マスクはセル・ライブラリの複数の異なるセルを含んでいてもよい。回路の層はデバイス回路を形成する三次元領域(半導体領域)及び相互接続(金属線)を形成する手順の様々な製造ステップ又はレベルを表す。例えば、図4に示すように、マスク・セット418は4個のマスク(M1、M2、M3及びM4)を含んでいる。各マスク(M1、M2、M3及びM4)は回路設計の個々の層に対応している。
物理的テンプレートへのレイアウトの転写は、その層用のレイアウトデザイン414を表すデータを、回路のレイアウト・パターンを対応するマスク材料へと書き込む電子ビーム機械のような装置に入力することによって行われる。複雑さや稠密度がより少ない回路の場合は、各マスクは対応する層用の所望の回路パターンを表す幾何形状を備えている。回路フィーチャのサイズがリソグラフィ工程の光学的限度に接近する、より複雑で稠密な回路の場合は、マスクは近接作用を補償するために設計されたサブリソグラフィ・サイズ・フィーチャであるセリフ活字、ハンマーヘッド、バイアス及びアシスト・バーのような光学的近接補正フィーチャをも備えていてもよい。別の先進回路設計では、光学リソグラフィ工程のコントラストを高めることによって工程のある種の基本的な光学的制約を回避するために、移相マスクを使用してもよい。
回路設計はますます複雑化しているので、フォトリソグラフィで使用されるマスクがオリジナル・デザインのレイアウトを正確に表すことがますます重要になっている。しかし、レイアウトの作成及びマスク製造中の不正確さ、設計エラー及び損傷により、レイアウトに従って製造された回路が設計された回路の特性を反映しないことがある。サブミクロンICの場合、臨界寸法(CD)がより小さくなるので、所望のサブミクロンICの像を達成するために、ICの設計を援助し、ICマスクのレイアウトの様々な形状の必要な補正を行うために、設計者が電子設計自動化(EDA)ツールに依存する傾向が高まっている。製造された回路が回路設計に従って機能することを確実にするため、製造後の各マスクはマスク検査手順420で検査することによって検証される。例えば、特定の設計の層に対応する特定のマスクにエラーがあることが判明すると、マスクはマスク製造工程416に戻され、そこでマスクの適切な補正を実施可能である。
セル・ライブラリ410内のセルを検証し、検査できた場合でも、マスクのセット418の形での物理的表示に一旦変換されたレイアウトデザイン414は、マスクM1、M2、M3及びM4の製造中のようなコンピュータでのレイアウトデザイン414の作成後のステップがすべて比類のないなものであるため、不正確さやエラーを含んでいることがある。加えて、レイアウトデザインを作成するためにセル・ライブラリからの検証及び検査済みの同じセルが多数回使用された場合でも(例えばレイアウト414内のセルAが2回使用された場合)なお、マスクが製造されればエラーが存在することがある。その結果、製造された回路が回路デザインに従って機能することを確実にするために、レイアウトデザイン内の同じセル構造又はパターン・ブロックの検証を繰り返す必要がある。各レベルのレイアウトデザイン内の、即ち各マスクM1、M2、M3、及びM4内の各セルが繰り返し検証され、検査されるので、それは面倒で時間がかかる。例えば、各レベルのレイアウトデザイン414に対応する各マスクM1、M2、M3、及びM4内のセルAはレイアウトデザイン414内で2回使用されるので、2回検証される必要がある。
検証され、製造仕様内にあると判明したマスクは、次に例えば、各マスクM1、M2、M3、及びM4を露光及び投影工程422でフォトレジスト材料が被覆された基板へと光学的に投影することによって使用される。レイアウトデザイン414の各層毎に、その層に対応するマスク内の特徴を投影するために放射が使用される。前述のように、露光されたフォトレジスト層は次に、典型的にはフォトレジスト層の露光/非露光領域を化学的に除去することによって現像される。最終結果は、その層の幾何的配置、フィーチャ、線及び形状を規定する所望のパターンを呈するフォトレジスト層で被覆された半導体基板になる。この工程は設計の各層毎に繰り返される。基板上にデバイスの配列が得られる。これらのデバイスは次にデバイス製造工程424におけるダイシング又は切断などの技術によって互いに分離される。次に個々のデバイスを担体上に実装したり、ピンに接続したりすること等ができる。
本発明の1つの態様によって、デバイスを作成するためのセル・ライブラリの使用方法が提供される。デバイスの設計はセル・ライブラリから選択された1つ又は複数のセルから形成されたデバイスのデータ・レイアウトを含んでいる。この方法は、各々が選択された1つ又は複数のセルのそれぞれの層に対応する一連のマスクをデバイスのデータ・レイアウトに従って基板上に投影するステップを含んでいる。基板は例えば半導体基板であってよい。
選択されたセルは基本セルを含んでいてもよい。基本セルは例えば、集積回路デバイスのレイアウトの基本要素を含んでいてもよい。選択されたセルは基本セルのブロック又は集積回路デバイスのデータ・レイアウトの一部をも含んでいてもよい。
この方法はさらに、デバイスのデータ・レイアウトを形成するために、セル・ライブラリから1つ又は複数の所望のセルを選択し、選択された1つ又は複数のセルを書き込むことによってデバイスを設計するステップをさらに含んでもよい。
本発明の実施例による方法では、デバイスの設計はコンピュータ・プログラムを使用して行われる。デバイスの設計は例えば、デバイスのデータ・レイアウトを形成するために、選択された1つ又は複数のセルを結合するステップを含んでいる。
本発明の一実施例によれば、この方法はさらに一連のマスクを基板上に投影する前に一連のマスクを製造し、且つ一連のマスクを検査するステップを含んでいてもよい。選択されたセルの層は選択されたセルの三次元領域を形成する手順の製造ステップを含んでいる。
本発明の実施例では、一連のマスクは選択された第1のセルの層に対応する第1の一連のマスクと、選択された第2のセルの層に対応する第2の一連のマスクとを含んでいる。一連のマスクを投影するステップは、選択された第1のセルの層に対応する第1の一連のマスクを基板上の第1の位置へと投影するステップと、選択された第2のセルの層に対応する第2の一連のマスクを基板上の第2の位置へと投影するステップとを含んでいる。第1の位置と第2の位置とは、デバイスのデータ・レイアウトに従って互いに空間的にシフトされる。第1の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含み、第2の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含んでいてもよい。第1の一連のマスクの第1及び第2のマスクは第1のセルのデータ・レイアウトに基づいて作成され、第2の一連のマスクの第1及び第2のマスクは第2のセルのデータ・レイアウトに基づいて作成される。
本発明の一実施例では、第1の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含み、第2の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含み、一連のマスクを基板上に投影するステップは、デバイスの第1の層の少なくとも一部を形成するために、第1の一連のマスクの第1のマスクを基板上の第1の位置へと投影するステップと、第2の一連のマスクの第1のマスクを基板上の第2の位置へと投影するステップとを含んでいる。選択されたセルの層に対応する一連のマスクを基板上に投影するステップはさらに、デバイスの第2の層の少なくとも一部を形成するために、第1の一連のマスクの第2のマスクを基板上の第1の位置へと投影し、且つ第2の一連のマスクの第2のマスクを基板上の第2の位置へと投影するステップを含んでいてもよい。
本発明の実施例では、選択されたセルの層に対応する一連のマスクを基板上に投影するステップはリソグラフィ装置を使用して行われる。
本発明の実施例では、この方法は、選択された第1のセルの層と選択された第2のセルの層とを配線するために配線パターンを投影するステップをさらに含んでいる。配線パターンを投影するステップは、例えば直接書き込みリソグラフィ方式を使用して実施することができる。
本発明の別の態様は、デバイスを作成するためのセル・ライブラリの使用方法を提供するものである。デバイスの設計はセル・ライブラリから選択された1つ又は複数のセルから形成されたデバイスのデータ・レイアウトを含んでいる。この方法は、各々が選択された1つ又は複数のセルのそれぞれの層に対応する一連のマスクを、デバイスのデータ・レイアウトに従って各々がデバイスの層を具現する一連のグローバル・マスクへと組み合わせるステップを含んでいる。
この方法は、デバイスのデータ・レイアウトを形成するために、セル・ライブラリから1つ又は複数の所望のセルを選択し、選択された1つ又は複数のセルを書き込むことによってデバイスを設計するステップをさらに含んでいる。
本発明の実施例では、この方法は、一連のマスクを一連のグローバル・マスクへと組み合わせる前に、一連のマスクを製造するステップをさらに含んでいてもよく、また、選択されたセルの層に対応する一連のマスクを検査するステップをさらに含んでいてもよい。
本発明の実施例では、一連のマスクは選択された第1のセルの層に対応する第1の一連のマスクと、選択された第2のセルの層に対応する第2の一連のマスクとを含んでいる。第1の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含み、第2の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含んでいてもよい。一連のグローバル・マスクは第1及び第2のグローバル・マスクを含んでいてもよい。
本発明の実施例によれば、一連のマスクを一連のグローバル・マスクへと組み合わせるステップは、第1の一連のマスクの第1のマスクと第2の一連のマスクの第1のマスクを第1のグローバル・マスクへと組み合わせ、且つ第1の一連のマスクの第2のマスクと第2の一連のマスクの第2のマスクを第2のグローバル・マスクへと組み合わせるステップを含んでいてもよい。
本発明の実施例では、デバイスを形成するため、一連のグローバル・マスクの第1のグローバル・マスクと第2のグローバル・マスクを基板上に投影するステップをさらに含んでいてもよい。
本発明のさらに別の態様は、リソグラフィ装置を提供することにある。リソグラフィ装置は、放射ビームを調整するようになされたイルミネータと、パターン形成装置を保持するように構成された支持構造とを含み、パターン形成装置はビームの断面にパターンを付与するように構成されている。パターン形成装置は選択された1つ又は複数のセルの層に対応する一連のマスクを含み、デバイスのデータ・レイアウトは選択された1つ又は複数のセルから形成される。リソグラフィ装置はさらに、基板を保持するように構成された基板テーブルと、パターン形成されたビームを基板のターゲット部分へと投影するようになされた投影システムとを含んでいる。使用時には一連のマスクがデータ・レイアウトに従って基板上に投影される。選択された1つ又は複数のセルは、デバイスのデータ・レイアウトの基本要素を含んでいてもよい。デバイスは例えば集積回路デバイスであってよい。基板は例えばマスク・ブランクであってよい。
本発明の実施例では、一連のマスク中の各マスクは一連のマスク中の他のマスクに対して少なくとも一方向にオフセットされる。
本発明の実施例では、リソグラフィ装置は、選択された第1のセルの層と選択された第2のセルの層を配線するために配線パターンを投影するようになされた直接書き込みリソグラフィ・システムをさらに含んでいる。直接書き込みリソグラフィ・システムは、例えばe−ビーム・リソグラフィ装置であってよい。
本明細書ではICの製造にリソグラフィ装置を使用することに特に言及されるが、本明細書に記載のリソグラフィ装置は集積光学系の製造、磁区メモリ用の誘導及び検出パターン、液晶ディスプレー(LCD)、薄膜磁気ヘッド等のような他の用途もあることを理解されたい。このような別の用途の文脈で、本明細書の「ウェハ」又は「ダイ」という用語の使用は、より一般的な用語である「基板」又は「ターゲット部分」とそれぞれ同義語であることが当業者には理解されよう。本明細書で言及される基板は露光前又は露光後に、例えばトラック(典型的にはレジスト層を基板に塗布し、露光されたレジストを現像するツール)、又は計測ツール及び/又は検査ツールで処理されてもよい。該当する場合は、本明細書の開示内容は上記及びその他の基板処理ツールに適用されてもよい。さらに、例えば多層ICを作製するために基板を複数回処理してもよく、したがって本明細書で用いられる基板という用語は多重処理層を既に含んでいる基板のことも意味することがある。
本明細書で用いられる「放射」及び「ビーム」という用語は、(例えば365、248、193、157、又は126nmの波長を有する)紫外(UV)放射、及び(例えば5〜20nmの範囲の波長を有する)極紫外(EUV)放射、並びにイオン・ビーム又は電子ビームなどの粒子ビームを含むあらゆる種類の電磁放射を包含するものである。
本明細書で用いられる「パターン形成装置」という用語は、基板のターゲット部分内のパターンの作成のような、ビームの断面にパターンを付与するために使用可能などのような装置をも意味すると広義に解釈されるものとする。ビームに付与されたパターンは、基板のターゲット部分内の所望のパターンと正確に対応しないことがあることに留意されたい。一般に、ビームに付与されたパターンは、集積回路などのターゲット部分内に作成されるデバイス内の特定の機能層に対応する。
パターン形成装置は光透過性でも反射性でもよい。パターン形成装置の例には、マスク、プログラム可能ミラー配列、及びプログラム可能LCDパネルが含まれる。マスクはリソグラフィではよく知られており、バイナリ、交番移相、及び減衰移相、並びに種々の混合型マスクのような種類のマスクが含まれる。プログラム可能ミラー配列の例は、入射する放射ビームを異なる方向に反射するように各々を個々に傾倒可能な小型ミラーの行列配列を利用している。このようにして、反射されたビームがパターン形成される。
支持構造はパターン形成装置の向き、リソグラフィ装置のデザイン、及び例えばパターン形成装置が真空環境内で保持されているか否かのようなその他の条件に応じた態様でパターン形成装置を保持する。その支持は機械的締付け、真空、又はその他の締付け技術(例えば、真空状態での静電締付け)を使用可能である。支持構造は例えば、必要に応じて固定式又は可動式でよく、また、パターン形成装置が確実に、例えば投影システムに対する所望の位置にあるようにできるフレーム又はテーブルでよい。本明細書で用いられる「レチクル」又は「マスク」という用語は、より一般的な用語である「パターン形成装置」と同義語であると見なしてもよい。
本明細書で用いられる「投影システム」という用語は、例えば使用される露光放射用に、又は浸漬液の使用や真空の使用などのその他の要因にとって適切な屈折光学系、反射光学系、カタジオプトリック光学系を含む様々な種類の投影システムを包含するものと広義に解釈されるものとする。本明細書で「投影レンズ」という用語が用いられる場合、より一般的な用語である「投影システム」と同義語であると見なしてもよい。
照射システムは放射ビームを配光、成形、又は制御するための屈折、反射、カタジオプトリック光学部品を含む様々な種類の光学部品を包含するものでよく、これらの部品は以下では一括して、又は単独で「レンズ」と呼ばれることがある。
リソグラフィ装置は2つ(二段)又はそれ以上の基板テーブル(及び/又は2つ以上のマスク・テーブル)を有する種類のものでよい。このような「多段」機械では追加のテーブルを並行して使用してもよく、又は1つ又は複数の他のテーブルが露光用に使用されている間に、1つ又は複数のテーブル上で準備ステップを実行してもよい。
リソグラフィ投影装置は、投影システムの最後の素子と基板との間の空隙を満たすように、基板表面を例えば水のような屈折率が比較的高い流体に浸漬するような種類のものでもよい。浸漬液はリソグラフィ装置の他の空隙、例えばマスクと投影システムの最初の素子との間に付与してもよい。投影システムの開口数を高めるための浸漬技術はこの分野では公知である。
本明細書に記載の方法はソフトウェア、ハードウェア、又はその組合せで実施してもよい。実施例では、コンピュータ・システムで実行されると、コンピュータ・システムに対して本明細書に記載の方法のいずれか又はすべてを実施するよう命令するプログラム・コードを含むコンピュータ・プログラムが提供される。
ここで本発明の実施例を、対応する参照符号は対応する部品を示す添付の概略図を参照して、例示目的のみで説明する。
図1は本発明の特定の実施例によるリソグラフィ装置を概略的に示す。この装置は、放射ビームPB(例えば紫外線)を調整するようになされた照射システム(イルミネータ)ILを含んでいる。この装置はさらに、パターン形成装置(例えばマスク)MAを保持するように構成され、パターン形成装置を品目PLに対して正確に位置決めするように構成された第1位置決め装置PMに接続された支持構造(例えばマスク・テーブル)MTをも含んでいる。
本装置はさらに、基板(例えばレジスト被覆ウェハ)Wを保持するように構成され、基板を品目PLに対して正確に位置決めするように構成された第2位置決め装置PWに接続された基板テーブル(例えばウェハ・テーブル)WTをも含んでいる。
本装置はさらに、パターン形成装置MAによってビームPBに付与されたパターンを基板Wのターゲット部分C(例えば1つ又は複数のダイを含む)に画像化するようになされた投影システム(例えば屈折投影レンズ)PLをも含んでいる。
図示するように、装置は(例えば透過性マスクを使用した)透過型のものである。或いは、装置は(例えば上記の種類のプログラム可能ミラー配列を使用した)反射型のものでもよい。
イルミネータILは放射源SOから放射ビームを受光する。例えば放射源がエキシマ・レーザーである場合、放射源とリソグラフィ装置とは別個のものであってよい。このような場合は、放射源はリソグラフィ装置の一部を形成するものとは見なされず、放射ビームは例えば適宜の配光ミラー及び/又はビーム拡大器を含むビーム供給システムBDを援用して放射源SOからイルミネータILへと送られる。別の場合は、放射源は、例えば放射源が水銀ランプである場合、リソグラフィ装置と一体の部品でもよい。放射源SOとイルミネータILを必要ならばビーム供給システムBDと共に、放射システムと呼んでもよい。
イルミネータILはビームの角強度分布を調整するための調整装置AMを含んでいてもよい。一般に、イルミネータの瞳面内の強度分布の少なくとも外側半径範囲及び/又は内側半径範囲(一般にσ−アウター及びσ−インナーとそれぞれ呼ばれる)を調整可能である。加えて、イルミネータILは一般に、積分器IN及びコンデンサCOなどの他の様々な部品を含んでいる。イルミネータは断面が所望の均一性と強度分布を有する、投影ビームPBと呼ばれる調整された放射ビームを提供する。
投影ビームPBはマスク・テーブルMT上に保持されたマスクMAへと入射する。マスクMAを越えた後、投影ビームPBは基板Wのターゲット部分C上にビームを集束する投影システムPLを通過する。第2の位置決め装置PW及び位置センサIF(例えば干渉計デバイス)を援用して、基板テーブルWTは例えば異なるターゲット部分CをビームPBの光路内に位置決めするために正確に移動することができる。同様に、第1位置決め装置PM及び別の位置センサ(図1には明示せず)を利用して、マスクMAを例えばマスク・ライブラリから機械的に取り出した後、又は走査中にビームPBの光路に対して正確に位置決めすることが可能である。一般に、オブジェクト・テーブルMT及びWTの移動は、位置決め装置PM及びPWの一方又は双方の一部を形成する長行程モジュール(粗動位置決め)及び短行程モジュール(微動位置決め)を援用して実現される。しかし、ステッパの場合は(スキャナとは対照的に)マスク・テーブルMTを短行程アクチュエータだけに接続してもよく、又は固定してもよい。マスク位置合わせマークM1、M2及び基板位置合わせマークP1、P2を利用してマスクMA及び基板Wを位置合わせしてもよい。
図示した装置は以下の好適なモードで使用可能である。
1.ステップ・モードでは、マスク・テーブルMT及び基板テーブルWTは基本的に静止状態に保たれ、一方、投影ビームに付与されるパターン全体は一度に(即ち単一の静的露光で)ターゲット部分Cへと投影される。次に異なるターゲット部分Cの露光が可能であるように、基板テーブルWTがX及び/又はY方向にシフトされる。ステップ・モードでは、露光領域の最大サイズによって単一の静的露光で画像化されるターゲット部分Cのサイズが限定される。
2.走査モードでは、マスク・テーブルMT及び基板テーブルWTは、投影ビームに付与されたパターンがターゲット部分Cに投影されている間に同期的に走査される(即ち単一の動的露光)。マスク・テーブルMTに対する基板テーブルWTの速度と方向は、投影システムPLの(縮小)拡大、及び画像反転特性によって決定される。走査モードでは、露光領域の最大サイズによって単一の動的露光でのターゲット部分の(非走査方向の)幅が限定され、一方、走査動作の長さがターゲット部分の(走査方向の)高さを決定する。
3.他のモードでは、マスク・テーブルMTはプログラム可能パターン形成装置を保持して基本的に静止状態に保たれ、投影ビームに付与されたパターンがターゲット部分Cへと投影される間に、基板テーブルWTが移動、又は走査される。このモードでは、一般にパルス式放射源が使用され、プログラム可能パターン形成装置は基板テーブルWTの各移動後、又は走査中の連続的な放射パルスの間に必要に応じて更新される。この動作モードは、前述の種類のプログラム可能なミラー配列などのプログラム可能パターン形成装置を使用するマスクレス・リソグラフィに容易に適用可能である。
上記の使用モードの組合せ及び/又は変形、或いはまったく異なる使用モードを用いてもよい。
図2は本発明の実施例によるマスク作成及びデバイス製造のための工程の様々なステップを示すフローチャート200である。所望のデバイス212を設計するため、選択されたセルはセル・ライブラリ210から取り出され、コンピュータ内にデバイスのデータ・レイアウト214を形成するために、選択されたセル間に配線が敷設される。セル・ライブラリ210はいくつかの種類のデバイスのデータ・レイアウトを設計するために繰り返し使用される。様々なデバイスのデータ・レイアウト用に同じセルを使用してもよい。
ある機能を果たすように互いに結合された個々のセルを含むデバイスのデータ・レイアウトを作成するため、1つ又は複数のコンピュータ・プログラムが使用される。例えば、コンピュータ援用設計(CAD)ツールは、個別の回路素子又はセルを、完成したデバイス内で具現される構造又は形状へと変換するレイアウト設計者のタスクを援助することが可能である。これらの形状はゲート電極、フィールド酸化領域、拡散領域、金属相互接続等のような回路素子の個別部品を作成する。
相互接続されたセルから形成されたデバイスのデータ・レイアウトが物理的テンプレートへと変換され、そのためのマスクが一般的にデバイス設計の各層毎に作成される図4に示された従来の工程とは異なり、本発明の実施例による工程では、デバイスのデータ・レイアウトに使用される各セルごとに1つ又は複数のマスクが作成される。これについては以下により詳細に説明する。
例えば、セルA(円で概略的に示されている)用の一連の層に対応する一連のマスク218がマスク製造工程216で作成される。同様に、セルB(方形で概略的に示されている)用の一連の層に対応する一連のマスク220がマスク製造工程216を利用して作成される。同様にセルC(三角形で概略的に示されている)用の一連の層に対応する一連のマスク222がマスク製造工程216を利用して作成される。
セルの1つ又は複数の層はセル「回路」を形成する三次元領域(半導体領域)及び相互接続(金属線)を形成する手順の様々な製造ステップ又はレベルを表す。例えば、マスク・セット218は3つのマスクMA1、MA2、及びMA3を含んでいる。3つのマスクMA1、MA2、及びMA3はセルAのデータ・レイアウトに基づいて作成される。同様に、マスク・セット220は3つのマスクMB1、MB2、及びMB3を含んでいる。3つのマスクMB1、MB2、及びMB3はセルBのデータ・レイアウトに基づいて作成される。同様に、マスク・セット222は3つのマスクMC1、MC2、及びMC3を含んでいる。3つのマスクはセルCのデータ・レイアウトに基づいて作成される。各マスクMA1、MA2、MA3、MB1、MB2、MB3、MC1、MC2、及びMC3はそれぞれのセルA、セルB及びセルCの個々の層に対応する。
物理的テンプレートへのセル・レイアウトの転写は、その層用の各セルのレイアウトを表すデータを、セルのレイアウト・パターンを対応するマスク材料へと書き込む電子ビーム機械のような装置に入力することによって行われる。各マスクは対応するセルの層用のセル・パターンを表す幾何形状を備えている。
デバイスデザインはますます複雑化しているので、リソグラフィで使用されるマスクがオリジナルデザインのレイアウトを正確に表すことがますます重要になっている。しかし、マスク製造中の不正確さ、設計エラー及び損傷により、セル・レイアウトに従って製造されたセル「回路」がセルの特性を反映しないことがある。そこで、製造されたセル「回路」がセル・ライブラリのセルに従って確実に機能するようにするため、各セル毎に各マスク・セットを検査してもよい。
例えば一連のマスクMA1、MA2、及びMA3をマスク検査手順224で検査することができ、一連のマスクMB1、MB2、及びMB3をマスク検査手順226で検査することができ、また、一連のマスクMC1、MC2及びMC3をマスク検査手順228で検査することができる。1つのセル(例えばセルA、セルB、又はセルC)の特定の層に対応する特定のマスクにエラーがあると判明した場合は、マスクに適切な補正を実施可能であるように、マスクはマスク製造工程216へと戻される。
一旦検査されたセルA、セルB及びセルCのそれぞれのマスク・セット218、220及び222は認定され、別の使用までは再検査される必要はない。このように、認定セル・マスク・ライブラリが形成される。したがって、デバイスデザインにおいて特定のセルを使用する必要が生じた場合は、対応する認定マスク・セットをセル・マスクのライブラリから取り出すことが可能である。これに関連して、所望のセル・マスクをセル・マスクのライブラリで既に入手可能である場合、即ち「在庫あり」の場合は、各々の必要なセル用のマスクのセットを製造するステップを省くことが可能である。これは時間の節減、並びにデバイス製造工程全体のコスト削減を意味する。さらに、選択されたセル(セルA、セルB及びセルC)の層に対応する「在庫あり」の一連のマスク(例えばMA1、MA2、MA3、MB1、MB2、MB3、MC1、MC2、MC3)を供給し、且つデバイスの様々な層を形成するために一連のマスクを投影することによって、デバイスの製造工程をよりフレキシブルなものにできる。
次にマスクのセット218、220及び222を使用して、各セル(セルA、セルB、セルC)のレイアウトを露光工程230で、レジスト材料で被覆された基板へと光学的に投影することができる。マスクのセット218、220及び222は指定位置に投影されるが、デバイスデザインを基板上に直接形成するために互いにシフトされる。ある実施例では、基板上にデバイスの第1層を形成するため、セルA、セルB、セルCのそれぞれの第1層に対応するマスクMA1、MB1及びMC1内の特徴を基板上に投影するために放射が使用される。この工程の後、基板上にデバイスの第1層の上面の第2層を形成するため、セルA、セルB、セルCのそれぞれの第2層に対応するマスクMA2、MB2及びMC2内の特徴を基板上に投影するステップが続く。最後に、基板上のデバイスの第2層の上面に第3層を形成するため、セルA、セルB、セルCのそれぞれの第2層に対応するマスクMA3、MB3及びMC3内の特徴を基板上に投影する。
別の実施例では、互いの上面にセルAの第1、第2及び第3の層を形成するため、一連のマスクMA1、MA2及びMA3が基板の第1の位置へと順次投影される。次に、互いの上面にセルBの第1、第2及び第3の層を形成するため、一連のマスクMB1、MB2及びMB3が第1の位置に対してシフトされた基板の第2の位置へと順次投影される。最後に、互いの上面にセルCの第1、第2及び第3の層を形成するため、一連のマスクMC1、MC2及びMC3が基板の第1の位置及び第2の位置に対してシフトされた基板の第3の位置へと順次投影される。
ある実施例では、マスク(MA1、MA2、MA3、MB1、MB2、MB3、MC1、MC2及びMC3)を互いにシフトさせる方法の1つは、基板上での各セルのレイアウトの位置決めを援助するために、リソグラフィ装置内のマスク・テーブル上の2つ以上のマスクをX及び/又はY方向に可変的にオフセットさせて実装することである。
ある実施例では、基板上に異なるセル(セルA、セルB及びセルC)のパターンを形成するため、一連のマスク(MA1、MA2、MA3、MB1、MB2、MB3、MC1、MC2及びMC3)が基板上に投影される。引き続いて、基板上に「配線パターン」を投影することによって異なるセルのパターンの配線が行われる。それによって、マスクのパターンを所望通りに配線するフレキシビリティが得られると同時に、基板上に異なるマスクを投影する速度を高めることが可能になる。マスクの投影及び配線パターンの投影は異なるリソグラフィ装置を使用して実行可能であり、又は単一のリソグラフィ装置を使用して実行することも可能である。後者の場合は、デバイスの製造速度を高めることが可能な統合システムを備えてもよい。ある実施例では、配線パターンを書き込むために直接書き込み型リソグラフィ・システムを使用してもよい。直接書き込み型リソグラフィ・システムは、例えばe−ビーム・リソグラフィ・システム又はマスクレス・リソグラフィ・システムであってよい。
露光されたレジスト層は現像され、最終結果は、その層の幾何的配置、フィーチャ、線及び形状を規定する所望のパターンを呈するレジスト層で被覆された基板になる。この工程はデザインの各層毎に繰り返される。基板上にデバイスの配列が得られる。これらのデバイスは次にデバイス製造工程232におけるダイシング又は切断などの技術によって互いに分離される。次に個々のデバイスを担体上に実装したり、ピンに接続したりすること等ができる。
図3は本発明の実施例によるマスクの作成及びデバイス製造のための工程の様々なステップを示すフローチャート300である。図2の工程と同様に、所望のデバイス312を設計するため、選択されたセルはセル・ライブラリ310から取り出され、コンピュータ内にデータ・レイアウト314を形成するために、選択されたセル間に配線が敷設される。セル・ライブラリ310はいくつかの種類のデータ・レイアウトを設計するために繰り返し使用される。様々なデバイスのデータ・レイアウト用に同じセルを使用してもよい。
図2に示した実施例と同様に、デバイスのデータ・レイアウトに使用されるセル毎に一連のマスクが作成される。例えば、セルA(円で概略的に示されている)用の一連の層に対応する一連のマスク318がマスク製造工程316で作成される。セルB(方形で概略的に示されている)用の一連の層に対応する一連のマスク320がマスク製造工程316を利用して作成される。セルC(三角形で概略的に示されている)用の一連の層に対応する一連のマスク322がマスク製造工程316を利用して作成される。
セルの1つ又は複数の層はセル「回路」を形成する三次元領域(半導体領域)及び相互接続(金属線)を形成する手順の様々な製造ステップ又はレベルを表す。例えば、マスク・セット318は3つのマスクMA1、MA2、及びMA3を含んでいる。3つのマスクMA1、MA2、及びMA3はセルAのデータ・レイアウトに基づいて作成される。同様に、マスク・セット320は3つのマスクMB1、MB2、及びMB3を含んでいる。3つのマスクMB1、MB2、及びMB3はセルBのデータ・レイアウトに基づいて作成される。同様に、マスク・セット322は3つのマスクMC1、MC2、及びMC3を含んでいる。3つのマスクはセルCのデータ・レイアウトに基づいて作成される。各マスクMA1、MA2、MA3、MB1、MB2、MB3、MC1、MC2、及びMC3はそれぞれのセルA、セルB及びセルCの個々の層に対応する。
前述のように、物理的テンプレートへのセル・レイアウトの転写は、その層用の各セルのレイアウトを表すデータを、セルのレイアウト・パターンを対応するマスク材料へと書き込む電子ビーム機械などの装置に入力することによって行われる。各マスクは対応するセルの層用の所望のセル・パターンを表す幾何形状を備えている。
それぞれセルA、セルB及びセルCのマスク・セット318、320及び322を、必要であれば検査手順324、326及び328を介してそれぞれ検査することができる。しかし、以前説明したように、1つ又は複数のマスク318、320及び322が既に製造され、検査され、認定されている場合は、即ち利用できる「在庫あり」の場合は、これらのマスクを製造及び/又は検査する工程を省いてもよい。これは時間の節減、並びにデバイス製造工程全体のコスト削減を意味する。
セル(セルA、セルB及びセルC)のマスクの製造及びオプションの検査の後、デバイスのデータ・レイアウトを具現するグローバル・マスクのセットを形成するために、セル・マスクをマスク組合せ工程330で単一セットのマスク332へと組み合わせることが可能である。
例えば、図3に示したデバイス回路のデータ・レイアウトでは、セルA(円で示される)、セルB(方形で示される)、セルC(三角形で示される)は互いに接続され、セルBは別のセルAに接続されている。この簡略化された実施例では、マスク・セット332は3つのグローバル・マスクM1、M2及びM3を含んでいる。各グローバル・マスクM1、M2及びM3はデバイス回路の層に対応している。デバイス回路の各層はセル層の組合せである。具体的には、グローバル・マスクM1はマスクMA1、MB1及びMC1の組合せであり、グローバル・マスクM2はマスクMA2、MB2及びMC2の組合せであり、グローバル・マスクM3はマスクMA3、MB3及びMC3の組合せである。このような組合せは適宜のセル・マスクをマスク・ブランク上に投影することによって行ってもよい。
次に、グローバル・マスクM1、M2及びM3はレイアウトを露光工程334でレジスト材料が被覆された基板上に光学的に投影するために使用される。レイアウトデザインの各層毎に、その層に対応するグローバル・マスク(M1、M2又はM3)内のフィーチャを投影するために放射が使用される。次に、露光されたレジスト層が現像され、最終結果は、その層の幾何的配置、フィーチャ、線及び形状を規定する所望のパターンを呈するレジスト層で被覆された基板になる。この工程はデザインの各層毎に、即ちグローバル・マスクM1、M2及びM3毎に繰り返される。次に基板上にデバイスの配列が得られる。これらのデバイスは次にデバイス製造工程336におけるダイシング又は切断などの技術によって互いに分離される。次に個々のデバイスを担体上に実装したり、ピンに接続したりすること等ができる。
選択されたセル(セルA、セルB、セルC)の層に対応する一連のマスク(MA1、MA2、MA3、MB1、MB2、MB3、MC1、MC2、MC3)をデバイスの層を具現する一連のグローバル・マスク(M1、M2、M3)へと組み合わせることによって、比類のない且つ高度に複雑なグローバル・マスクの迅速な作成が可能になる。具体的には、作成が容易で検証が容易な16×マスク(倍率16倍のマスク)を組み合わせて、より複雑な4×グローバル・マスク(例えばリソグラフィ・ツールで使用される倍率4倍のマスク)、又は1×グローバル・マスク(直接書き込み型パターン形成ツールにより使用される倍率がないマスク)を形成すれば、マスクの製造中のエラーを大幅に最少化し、又は実質的に除去することができると同時に、高度に複雑な4×グローバル・マスク又は1×グローバル・マスクを作成することが可能になる。その結果、解像度が高い16×マスク・パターンを再作成する必要なく、現在のマスク・パターン形成ツールを次世代に拡張できる。
変化形では、フレキシビリティを犠牲にしてリソグラフィ装置でのマスク交換を省くために、マスク・パターンMA1、MB1及びMC1の組合せをデバイスの第1層用に1つのマスク上に形成してもよい。この第1層のマスクを検査し、次にデバイスのデータ・レイアウトに従って基板を露光するために、又はデータ・レイアウトに従ってデバイスの第1層を具現するグローバル・マスクを形成するためにこれを使用してもよい。同様に、マスク・パターンMA2、MB2及びMC2の組合せと、マスク・パターンMA3、MB3及びMC3の組合せから第2及び第3層のマスクをそれぞれ作成可能である。
これまで本発明の特定の実施例を記載してきたが、本発明を記載された以外の態様で実施してもよいことが理解されよう。
さらに、当業者にとって多くの修正及び変更が容易になされるので、本発明を本明細書に記載の正確な構造及び動作に限定することは望ましくない。さらに、本発明の工程、方法及び装置は、リソグラフィの分野で使用される関連装置及び工程と同様に、特質が複雑になる傾向があり、適正な動作パラメータ値を経験的に決定することにより、又は所与の用途にとって最良の設計に達するためのコンピュータ・シミュレーションを行うことによって最良に実施されることが多い。したがって、適切な修正及びこれと同等のものすべては本発明の趣旨と範囲内にあるものと見なされるべきである。
本発明の実施例によるリソグラフィ装置を示す図である。 本発明の実施例によりデバイスを製造するための工程の様々なステップを示すフローチャートである。 本発明の別の実施例によりデバイスを製造するための工程の様々なステップを示すフローチャートである。 従来の工程によりデバイスを製造における様々なステップを示すフローチャートである。

Claims (31)

  1. 集積回路デバイスを作成するためのセル・ライブラリの使用方法であって、前記集積回路デバイスの設計が前記セル・ライブラリから選択された1つ又は複数のセルから形成された前記集積回路デバイスのデータ・レイアウトを含み、
    各々が前記選択された1つ又は複数のセルの1つのセルの層に対応する一連のマスクを前記集積回路デバイスの前記データ・レイアウトに従って基板上に投影するステップを含む方法。
  2. 選択されたセルは基本セルを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基本セルは集積回路デバイスのレイアウトの基本要素を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記選択されたセルは基本セルのブロックを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 選択されたセルは集積回路デバイスのデータ・レイアウトの一部を含む、請求項1に記載の方法。
  6. セル・ライブラリから1つ又は複数の所望のセルを選択するステップと、
    前記集積回路デバイスの前記データ・レイアウトを形成するために、前記選択された1つ又は複数のセルを書き込むことによって前記集積回路デバイスを設計するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記集積回路デバイスを設計するステップは、前記集積回路デバイスの前記データ・レイアウトを形成するために、選択されたセルを結合するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記一連のマスクを前記基板上に投影する前に前記一連のマスクを製造し、且つ前記一連のマスクを前記基板上に投影する前に前記一連のマスクを検査するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 選択されたセルの層は前記選択されたセルの三次元領域を形成する手順の製造ステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記一連のマスクは選択された第1のセルの層に対応する第1の一連のマスクと、選択された第2のセルの層に対応する第2の一連のマスクとを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 一連のマスクを前記基板上に投影するステップは、前記選択された第1のセルの層に対応する前記第1の一連のマスクを前記基板上の第1の位置へと投影するステップと、前記選択された第2のセルの層に対応する前記第2の一連のマスクを前記基板上の第2の位置へと投影するステップとを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の位置と第2の位置とは、前記集積回路デバイスの前記データ・レイアウトに従って互いに空間的にシフトされる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含み、前記第2の一連のマスクは第1及び第2のマスク、又はそれらの双方を含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記第1の一連のマスクの前記第1及び第2のマスクは前記第1のセルのデータ・レイアウトに基づいて作成され、前記第2の一連のマスクの前記第1及び第2のマスクは前記第2のセルのデータ・レイアウトに基づいて作成される請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含み、前記第2の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含むとともに、
    一連のマスクを前記基板上に投影するステップは、前記集積回路デバイスの第1の層の少なくとも一部を形成するために、前記第1の一連のマスクの前記第1のマスクを前記基板上の第1の位置へと投影するステップと、前記第2の一連のマスクの前記第1のマスクを前記基板上の第2の位置へと投影するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  16. 一連のマスクを前記基板上に投影するステップは、前記集積回路デバイスの第2の層の少なくとも一部を形成するために、前記第1の一連のマスクの前記第2のマスクを前記基板上の前記第1の位置へと投影するステップと、前記第2の一連のマスクの前記第2のマスクを前記基板上の前記第2の位置へと投影するステップとをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記基板は半導体ウェハである、請求項1に記載の方法。
  18. 前記一連のマスクを基板上に投影するステップはリソグラフィ装置を使用して実施される、請求項1に記載の方法。
  19. 選択された第1のセルの層と選択された第2のセルの層とを配線するために配線パターンを投影するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  20. 前記配線パターンを投影するステップは直接書き込みリソグラフィ方式を使用して実施される、請求項19に記載の方法。
  21. 集積回路デバイスを作成するためのセル・ライブラリの使用方法であって、前記集積回路デバイスの設計は前記セル・ライブラリから選択された1つ又は複数のセルから形成された前記集積回路デバイスのデータ・レイアウトを含み、
    各々が前記選択された1つ又は複数のセルの1つのセルの層に対応する一連のマスクを、各々が前記集積回路デバイスの前記データ・レイアウトに従って前記集積回路デバイスの層を具現する一連のグローバル・マスクへと組み合わせるステップを含む方法。
  22. 前記一連のマスクを前記一連のグローバル・マスクへと組み合わせる前に前記一連のマスクを製造し、且つ前記一連のマスクを前記一連のグローバル・マスクへと組み合わせる前に前記一連のマスクを検査するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記一連のマスクは選択された第1のセルの層に対応する第1の一連のマスクと、選択された第2のセルの層に対応する第2の一連のマスクとを含み、前記第1の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含み、前記第2の一連のマスクは第1及び第2のマスクを含む、請求項21に記載の方法。
  24. 前記一連のグローバル・マスクは第1及び第2のグローバル・マスクを含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記一連のマスクを一連のグローバル・マスクへと組み合わせるステップは、前記第1の一連のマスクの前記第1のマスクと前記第2の一連のマスクの前記第1のマスクとを前記第1のグローバル・マスクへと組み合わせ、且つ前記第1の一連のマスクの前記第2のマスクと前記第2の一連のマスクの前記第2のマスクとを前記第2のグローバル・マスクへと組み合わせるステップを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記集積回路デバイスを形成するために、前記一連のグローバル・マスクの前記第1のグローバル・マスクと前記第2のグローバル・マスクとを基板上に投影するステップをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記集積回路デバイスを形成するために、前記一連のグローバル・マスクを基板上に投影するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  28. 投影はリソグラフィ投影装置を使用して実施される、請求項27に記載の方法。
  29. リソグラフィ装置であって、
    放射ビームを調整するようになされたイルミネータと、
    パターン形成装置を保持するように構成された支持構造であって、前記パターン形成装置は前記ビームの断面にパターンを付与するように構成され、且つ一連のマスクを含み、前記一連のマスクの各々は選択された1つ又は複数のセルから形成された集積回路デバイスのデータ・レイアウトに従って前記選択された1つ又は複数のセルの1つのセルの層に対応する、支持構造と、
    基板を保持するように構成された基板テーブルと、
    前記パターン形成されたビームを前記基板のターゲット部分へと投影するようになされた投影システムとを含み、
    使用時には前記一連のマスクが前記データ・レイアウトに従って前記基板上に投影されるリソグラフィ装置。
  30. 前記一連のマスク中の各マスクは前記一連のマスク中の他のマスクに対して少なくとも一方向にオフセットされる請求項29に記載のリソグラフィ装置。
  31. 選択された第1のセルの層と選択された第2のセルの層とを配線するために配線パターンを投影するようになされた直接書き込みリソグラフィ・システムをさらに含む、請求項29に記載のリソグラフィ装置。
JP2005348649A 2004-12-03 2005-12-02 認定セル、及びデバイスを製造するための認定セルの使用方法 Expired - Fee Related JP4362470B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/002,459 US7345738B2 (en) 2004-12-03 2004-12-03 Certified cells and method of using certified cells for fabricating a device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006163397A true JP2006163397A (ja) 2006-06-22
JP4362470B2 JP4362470B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=36573772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005348649A Expired - Fee Related JP4362470B2 (ja) 2004-12-03 2005-12-02 認定セル、及びデバイスを製造するための認定セルの使用方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7345738B2 (ja)
JP (1) JP4362470B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017102304A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 株式会社エスケーエレクトロニクス アライメントパターンを有するフォトマスクブランクスならびにそれを用いたフォトマスクおよびその製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7747977B1 (en) * 2005-09-15 2010-06-29 D2S, Inc. Method and system for stencil design for particle beam writing
US7507506B1 (en) * 2008-06-30 2009-03-24 International Business Machines Corporation Method and structure for creating a multilayer mask (MLM or MLR) using multiple write tools to minimize mask write and substrate costs

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4613940A (en) 1982-11-09 1986-09-23 International Microelectronic Products Method and structure for use in designing and building electronic systems in integrated circuits
JP3335011B2 (ja) * 1994-09-16 2002-10-15 富士通株式会社 マスク及びこれを用いる荷電粒子ビーム露光方法
DE19900980C1 (de) 1999-01-13 2000-05-11 Siemens Ag Verfahren und Anordnung zur Verifikation eines Layouts einer integrierten Schaltung mit Hilfe eines Rechners sowie dessen Anwendung zur Herstellung einer integrierten Schaltung
US6539531B2 (en) 1999-02-25 2003-03-25 Formfactor, Inc. Method of designing, fabricating, testing and interconnecting an IC to external circuit nodes
US6301697B1 (en) 1999-04-30 2001-10-09 Nicolas B. Cobb Streamlined IC mask layout optical and process correction through correction reuse
JP2001133962A (ja) 1999-11-02 2001-05-18 Advantest Corp 部分一括転写露光用マスクデータの作成方法及びそれによる露光方法
US6444373B1 (en) * 2000-06-16 2002-09-03 Advanced Micro Devices, Inc. Modification of mask layout data to improve mask fidelity
JP3807909B2 (ja) * 2000-09-01 2006-08-09 富士通株式会社 荷電粒子ビーム露光方法及び荷電粒子ビーム露光装置
DE10126604C1 (de) 2001-05-31 2002-12-19 Infineon Technologies Ag Speicherzellenanordnung und Verfahren zu ihrer Herstellung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017102304A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 株式会社エスケーエレクトロニクス アライメントパターンを有するフォトマスクブランクスならびにそれを用いたフォトマスクおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7345738B2 (en) 2008-03-18
JP4362470B2 (ja) 2009-11-11
US20060119814A1 (en) 2006-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100919858B1 (ko) 서브-하프 파장 리소그래피 패터닝을 위한 개선된 스캐터링바아 opc 적용 방법
JP3645242B2 (ja) ダイポール式照明技術に関連して使用されるマスクの生成方法と生成装置
US7466413B2 (en) Marker structure, mask pattern, alignment method and lithographic method and apparatus
CN101221364B (zh) 工艺、设备以及器件
JP4558770B2 (ja) マスクパターン形成方法及び装置、並びに、コンピュータ・プログラム
KR100986791B1 (ko) 리소그래피 장치 및 디바이스 제조방법
JP4927912B2 (ja) ステップアンドスキャンシステムを使用するウェハ全幅走査
KR100700367B1 (ko) 리소그래피 장치 및 디바이스 제조방법
JP2006313353A (ja) 近傍の影響を考慮した光学的近接効果補正を実行する装置、方法およびコンピュータ・プログラム製品
JP2004133426A (ja) 自動光近接補正(opc)ルール作成
JP4058405B2 (ja) デバイス製造方法およびこの方法により製造したデバイス
JP5068844B2 (ja) リソグラフィ方法及びリソグラフィ装置
JP4643627B2 (ja) フォーカステスト実施方法およびデバイス製造方法
JP4477609B2 (ja) 照明プロファイルを決定する方法及びデバイス製造方法
JP4362470B2 (ja) 認定セル、及びデバイスを製造するための認定セルの使用方法
JP5191464B2 (ja) リソグラフィパターンの分割方法、当該分割方法を含むリソグラフィ処理方法及びデバイス製造方法、並びに前記分割方法で製造されるマスク
US8021809B2 (en) Device manufacturing method, lithographic system, lithographic apparatus and design for manufacturing system
JP4567658B2 (ja) デバイス製造方法およびコンピュータプログラム製品
US9366952B2 (en) Lithographic substrate and a device
JP2009152558A (ja) リソグラフィ方法
JP2005311378A (ja) デバイス製造方法
JP2021535442A (ja) 走査中のビームの空間寸法を設定するための方法および装置
JP2012253341A5 (ja)
JP2008252092A (ja) リソグラフィシステムおよびデバイス製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060904

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090730

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4362470

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees