JP2006163020A - 眼鏡枠鼻あて - Google Patents

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JP2006163020A JP2004355005A JP2004355005A JP2006163020A JP 2006163020 A JP2006163020 A JP 2006163020A JP 2004355005 A JP2004355005 A JP 2004355005A JP 2004355005 A JP2004355005 A JP 2004355005A JP 2006163020 A JP2006163020 A JP 2006163020A
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Hiroyuki Sasaki
博之 笹木
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HAKUGAN KK
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Abstract

【課題】顔の形状や体感の個人差からくるところの鼻に対する弾性力の、可変、調整機能の要求課題と、弾性作用部とブリッジ部分の接合点で弾性作用の応力が集中的に働いてしまい短時間で破断を誘発する問題点を解決する。
【解決手段】眼鏡枠の鼻あて部分に関して、2ブリッジにそなえられた6接合部から3鼻あて母体に至る経路に、弾性作用を有する材質と形状からなる4衝撃吸収帯を構成し、さらに4衝撃吸収帯においては、ねじり作用と伸縮が自在なることを特徴とする湾曲形状とし、それとは別に 4衝撃吸収帯全体に受ける圧力によって、極座標方向で回転弾性作用を有する変形可能な形状により弾性力が可変しうる構造であるところの、5極座標回転方向弾性作用部をそなえることを特徴とする眼鏡枠鼻あて。
【選択図】図1

Description

本発明は、眼鏡枠の鼻あて部分に関するものである。
眼鏡枠の鼻あて部分においては、目に対して眼鏡枠の位置を確定する機能が必要であり、確実に眼鏡枠を支える工夫が従来からなされてきた。
しかし、眼鏡枠は長時間にわたり鼻で支えるため、肉体的な痛みや、重量による不快な接触、そこから発生する精神的不快感がともなっていた。
また、鼻が眼鏡枠を確実に支える際、顔の形状のばらつきから鼻あての位置を調整する必要性もあるのだが、柔軟に対応できないという問題があった。
この改善策として、調整機能が備えられた実用新案(2000−006215)で示された一山、さらに鼻パットの高さを変化出来うる公開特許(特願平9−342093)、さらには、鼻に対する調整機能とフィット感、弾性力をともに備えた公開特許(特願2001−359426)請求項1が発明されるにいたった。
公開特許(特願2001−359426)請求項1における発明では、弾性作用部を介在させ眼鏡枠を鼻が支える際のフィット感の改善をはかった点はよいのであるが、必要とされる弾性力を、顔の形状や体感の個人差から、色々変化調整できうる機能を有することがのぞまれるのだが、その要求を満たしていない。
また公開特許(特願2001−359426)請求項1における発明では、弾性作用部と位置調整機能部の作用範囲が曖昧なことから、位置調整の際に弾性作用部に過大な応力を加えてしまい、なおかつ、弾性作用部とブリッジ部分の接合点で弾性作用の応力が集中的に働いてしまい短時間で破断を誘発する問題が未解決であった。
実用新案(2000−006215) 公開特許(特願平9−342093) 公開特許(特願2001−359426)
解決しようとする問題点は、従来の方式、とくに公開特許(特願2001−359426)に開示された発明では解決されなかった、顔の形状や体感の個人差からくるところの鼻に対する弾性力の、可変、調整機能の要求に答えられていない問題点である。
また、公開特許(特願2001−359426)に開示された発明では解決されなかった、弾性作用部と位置調整機能部の作用範囲が曖昧な構造の問題点である。
また、上記の特許における発明では解決されなかった、位置調整の際に弾性作用部に過大な応力を加えてしまうという操作性の問題点である。
さらに、上記の特許における発明では解決されなかった、弾性作用部とブリッジ部分の接合点で弾性作用の応力が集中的に働いてしまい短時間で破断を誘発する問題点である。
本発明は、ブリッジにそなえられた接合部から鼻あて母体に至る経路に、弾性作用を有する材質と形状からなる衝撃吸収帯を構成し、それとは別に 衝撃吸収帯全体に受ける圧力によって極座標方向で回転弾性作用を有する、変形可能な形状により弾性力が可変しうる構造の極座標回転方向弾性作用部をそなえることを最も主要な特徴とする。
本発明の請求項1における眼鏡枠の鼻あて部分は、材質の性質上と湾曲形状から弾性作用を有する衝撃吸収帯と、その衝撃吸収帯全体にかかる圧力を受け取るところの、極座標回転方向弾性作用部をはっきりと区別したために、位置調整の際、おもに「やっとこ」や「ペンチ」等と呼ばれるところの専用の工具で調整する際の調整点が、はっきり認識できるという利点がある。
また、極座標回転方向弾性作用部の主なる形状であるリング形状の半径を変化させると、極座標回転方向弾性作用部の弾性力を変化させることができ、それはすなわち衝撃吸収帯全体をささえる弾性力の変化を得ることになり、顔の形状や体感の個人差からくるところの鼻に対する弾性力の、可変、調整機能の要求に答えることができるという効果を持つ。
また、極座標回転方向弾性作用部は、螺旋状態のリング構造をあわせもち、螺旋状態の可変からも位置調整機能を有し、従来よりも、はるかに大きな位置調整範囲をもつという効果が得られる。
また、接合点に至るまでに極座標回転方向弾性作用部を有しているため、鼻あて全体からかかっていた応力が、接合点にかかるまでに、極座標回転方向弾性作用部のリング形状の極座標回転方向に拡散してから伝わるため接合点での破損が防ぐことが出来る。
請求項1は、このような構造をもつ発明であるため、位置調整機能効果、応力拡散効果、弾性力可変調整機能、顔に対する衝撃吸収効果、ブリッジの接合点での応力集中による破断を防止する効果、従来のものよりはるかに大きな範囲で位置調整が柔軟におこなえるという効果を有する。
請求項2は、さらにホール接合部を構成したことで、眼鏡枠の鼻あて部分が、着脱できる効果が得られる。
請求項2は、ホール接合部の内部に、さらに応力拡散弾性作用部をそなえたことで、従来、接合点で集中していた応力を拡散しうる弾性作用を得るという効果をもつ。
つまり、請求項2においては、接合点の前方に極座標回転方向弾性作用部をそなえ、後方には、ホール接合部の内部に応力拡散弾性作用部をそなえることで、接合点をはさんで弾性力を作用させていることになるので、接合点での応力集中が、さらになくなり、破断、破損がなくなる効果を持つ。
このように構成された本発明は、公開特許(特願2001−359426)に開示された発明では解決されなかった問題点を解決したばかりでなく、眼鏡装着者の装着感を大きく改善することになり、また破断、破損の現象に対しても、本発明は、眼鏡枠においておおきな進化を得るという効果を持つ。
位置調整機能と弾性作用機能、弾性力可変機能、応力集中破損防止機能を、最小限のスペースにて実現した。
図1は、本発明の1実施例の斜視図であって、1は眼鏡リム、2はブリッジ、3は鼻あて母体を表している。また、4で表した範囲の部分は衝撃吸収帯を示している。
5は極座標回転方向弾性作用部Aであり、螺旋状態のリングを形成している。
4衝撃吸収帯から伝わる力は、5極座標回転方向弾性作用部Aに加わると、リング形状の円弧の半径に変化が加わり弾性力の発生となって拡散される効果が得られる。
この効果によって、公開特許(特願2001−359426)請求項1において、ブリッジの接合点に集中的に力が掛かることで発生する、破断、破損の現象が、本発明によって解消する。
また、図4に示すように5極座標回転方向弾性作用部Aのリング形状の半径Rを工具にて可変する事で、弾性力の発生の力を可変出来る。
言うなれば、一般的に使用されているスプリングコイルバネのコイル径の大きいものと、小さいものとの差によってバネの弾性力に差が生ずるという物理現象に相当するような現象が得られることになる。
この弾性力の可変は、鼻あてのクッション弾性力の可変を得たことになり、個々の顔に形状や好みに合わせ、クッション性能およびフィット性、衝撃吸収感覚を選定できるということになる。
この図1の実施例では、さらに3鼻あて母体と4衝撃吸収帯の間に、7極座標回転方向弾性作用部Bをそなえ、5極座標回転方向弾性作用部Aと同じ原理に基づく作用をおこなう。
このように単数でも効果が得られる極座標回転方向弾性作用部の機構を、複数箇所に設けることもでき、さらにこの発明の効果が倍増することになる。
図2は、特に請求項2における発明による実施例の一つであり断面図である。
1から4は実施例1に同じなのであるが、6接合部において9ホール接合部をそなえたことを特徴としている。
図3は、図2における内部構造図であり請求項2の主なる実施例を(a)〜(d)のタイプの断面図として示した。
9ホール接合部は2ブリッジに構成した内部空間であって、10応力拡散弾性作用部
か組み込まれている。
この図3の実施例は11固定シリンダー をそなえ、12装着軸によってブリッジに装着されている。
4衝撃吸収帯から伝わる力は、5極座標回転方向弾性作用部Aに加わると、リング形状の円弧の半径に変化が加わり弾性力の発生となって拡散される効果が得られるのであるが、さらにその力は、6接合部から、2ブリッジ内部にそなえられた9ホール接合部に入り込んだ10応力拡散弾性作用部に伝わり弾性力として吸収される。
図3の(c)の実施例においては、特に10応力拡散弾性作用部のリング形状内部に弾性作用を有する材質で構成された13クッション作用部を設けたことを特徴としている。
このことでさらに応力の拡散効果が得られる。
眼鏡枠にあって、顔との接触部分全般に、位置調整とクッション性能の快適さが同時に求められ、位置調整機能と弾性作用機能、弾性力可変機能、応力集中破損防止機能が不可欠な用途にも適用できる。
請求項1による一実施例の実施方法を示した斜視図である。(実施例1) 請求項2による一実施例の実施方法を示した断面図である。(実施例2) 請求項2における、おもに10応力拡散弾性作用部の実施例を(a)〜(d)に示した断面図である。 5および7極座標回転方向弾性作用部の半径Rの大小による弾性力の可変を示す説明図。
符号の説明
1 眼鏡リム
2 ブリッジ
3 鼻あて母体
4 衝撃吸収帯
5 極座標回転方向弾性作用部A
6 接合部
7 極座標回転方向弾性作用部B
8 鼻あて母体取付部
9 ホール接合部
10 応力拡散弾性作用部
11 固定シリンダ
12 装着軸
13 クッション作用部

Claims (2)

  1. 眼鏡枠の鼻あて部分に関して、ブリッジにそなえられた接合部から鼻あて母体に至る経路に、弾性作用を有する材質と形状からなる衝撃吸収帯を構成し、さらに衝撃吸収帯においては、ねじり作用と伸縮が自在なることを特徴とする湾曲形状とし、それとは別に 衝撃吸収帯全体に受ける圧力によって、極座標方向で回転弾性作用を有する変形可能な形状により弾性力が可変しうる構造であるところの、極座標回転方向弾性作用部をそなえることを特徴とする眼鏡枠鼻あて。
  2. 請求項1に示した構造に加え、ブリッジとの接合点において、ホール接合部を構成し、ホール接合部の内部に、さらに応力拡散弾性作用部をそなえたことを特徴とする眼鏡枠鼻あて。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060100A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Tokyo Univ Of Agriculture & Technology 眼鏡のフィッティングシミュレーションシステム、眼鏡のフィッティングシミュレーション方法及びプログラム

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