JP2006162963A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体検知センサの発光分布ムラ、受光感度分布ムラに影響されること無く、記録媒体の判別を行う。その際、記録媒体検知を行う目的で搬送距離、搬送時間の無駄を作ることなく、かつ記録媒体検知センサ設置場所に自由度を持たせた上で、十分な精度で分布ムラを測定し補正を行うことにより、記録媒体判定の精度を向上させ高画質な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 記録媒体の表面性を判別するために、エリアセンサもしくはラインセンサからなる撮像センサと発光源からなるセンサを用い、発光源の光量分布ムラを記録媒体の表面性に影響されること無く検出するために、記録媒体が移動中に撮像を行い、分布ムラの校正を行う構成において、最初に検出生画像を撮影し、その後の、通常速度の記録媒体搬送中に補正データを取得することで、記録媒体検知目的による搬送時間、搬送距離の無駄を無くすと同時に記録媒体検知センサ設置位置の自由度を増すことを可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置における記録媒体の平滑度測定手段で用いるラインセンサもしくはエリアセンサのシェーディング補正方法に関するものである。
複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置は、感光体上に現像された映像を記録媒体に転写し、映像を転写した記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱及び加圧することにより映像を定着させる定着装置を備えている。
従来、斯かる画像形成装置においては、給紙・搬送された記録媒体の表面画像をCCDセンサやCMOSセンサ等のラインセンサやエリアセンサを有する映像読み取り手段によって読み取り、その結果からインクジェット用のOHTかレーザビーム用のOHTかを判定する手段を備え、インクジェット用OHTと判定した場合は、定着装置への記録媒体搬送を停止すると共に画像形成装置の画像形成動作を停止する手段、あるいは定着装置への記録媒体搬送を停止せずに、定着装置の温度制御を停止する。もしくは通常の温度よりも低い温度に設定する制御手段を備えることによって、万が一ユーザが誤って規定用紙外であるインクジェット用OHTを通紙した場合に生じる定着ローラへのOHT巻き付きや記録媒体上の画像劣化等の不都合な問題を解決する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、OHTに限らず、記録媒体の表面画像を読み取った結果から、記録媒体表面の凹凸の深さや凹凸間隔を演算してグロス紙,普通紙,ラフ紙,OHTといった記録媒体の種類を判別し、印字濃度、転写バイアスの設定、定着温度、プロセス速度などの画像形成条件を最適に設定する方法が知られている(例えば特許文献2参照)。
これらの場合に用いるCCDセンサやCMOSセンサなどのラインセンサやエリアセンサの撮像素子とレンズを用いた構成において、撮影対象物より反射する光を、結像レンズ等を介してセンサ等の撮像素子に入射させ、撮像素子から出力される信号をA/D変換することで、撮影対象物の画像データを得る映像読み取り装置が知られている。このような映像読取装置においては、光源やレンズに起因する光量ばらつきによる撮影画像の劣化があることが殆どである。また、撮像素子の各光電変換セルにおける感度ばらつきも存在する。よって対象物を精度良く読み取り、正確な撮像結果を得るために、記録媒体を移動させた状態でシェーディング測定用の撮影を複数回行い、その撮影結果の平均化処理を行うことによりシェーディング補正用データとし、撮影結果を補正する方法が行われている。
特開2003−228256号公報 特開2003−302208号公報
しかしながら、上記従来例における記録媒体撮影手段では補正データ取得後、一度、記録媒体を停止させて記録媒体の検出生画像を撮影する。そのため前記従来例における記録媒体撮影手段では、通常印字プロセスと異なる搬送動作が必要となる。また補正データ取得後、記録媒体検出生画像を撮影する際の記録媒体停止位置が、第二の搬送部に記録媒体先端が入る前である必要があるため設置位置の制約が大きいという問題があった。
本出願に係る発明の目的は撮像素子を用いた構成において、光源やレンズ、または撮像素子に起因する検出分布ムラに影響されること無く、記録媒体の判定を行う。その際、画
像形成装置の大きさ、画像形成プロセスにかかる時間を最小限にし、かつ簡易な方法で校正データに必要な検出精度を保持することのできる画像形成装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本出願に係る発明では。記録媒体表面の所定領域内を映像として読み取る読取手段と、所定領域内の映像をデジタル情報として出力する撮影手段と、前記読取手段により記録媒体移動中に複数回記録媒体表面を撮影する補正データ取得手段と、前記読取手段により記録媒体停止中に、記録媒体表面を撮影する検出生画像データ取得手段と、前記検出生画像データを補正データにより補正し記録媒体表面データを作成する手段を備えた画像読取装置において、検出生画像データ取得後、記録媒体搬送速度加速中に補正データを取得する。その後、記録媒体判別結果に応じて既に搬送している搬送速度から加速する事で画像形成プロセス速度まで加速に要する時間、搬送距離を、記録媒体が停止した状態から加速する時に比べ短縮することができる。
また記録媒体搬送開始後、補正データ取得を行った後に紙を停止させて検出生画像データを取得する動作を無くすことを目的とする。
また簡易な方法で補正データに必要な検出精度を保持することを目的とする。
本出願に係る発明によれば、通常の画像形成プロセスにおける記録媒体搬送中に記録媒体撮影を行うため補正データ取得における搬送時間、搬送距離の増加を無くすことが可能である。また、検出生画像データ取得を記録媒体搬送前、もしくは補正データ取得前に行うため、従来は画像形成部に記録媒体先端が入る前に補正データ取得と検出生画像データ取得の両方を完了させる必要があった。しかし本発明によれば補正データ取得後に記録媒体を停止させる必要がないので、画像形成部に記録媒体先端が入る前に取得する必要があるのは検出生画像データだけである。そこで搬送距離の制約、センサ設置位置の制約がなくなり自由度が増す効果がある。
以下に本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて説明する。
図1は、記録媒体の表面平滑性検出に際して、検出センサの校正を行う領域を示す模式図である。
図3は本実施形における撮像センサの構成を示している。撮像センサ30は、図3に示すように、光照射手段たる反射用LED32と、読取手段たるCMOSエリアセンサ31と(センサ31はCCDセンサでもよい)結像レンズたるレンズ33を有している。
反射用LED32を光源とする光は、記録媒体101表面に対し照射される。記録媒体101からの反射光は、レンズ33を介し集光されてCMOSエリアセンサ31に結像される。これによって記録媒体101の表面映像を読み取る。
本実施形態では、LED32は、LED光が記録媒体101表面に対し、図3に示すように所定の角度をもって斜めより光を照射させるよう配置されている。
図7は、画像形成装置の概略形状を示している。ここではタンデム型のカラー画像形成装置を例にあげている。102の給紙カセットから103のピックアップローラで給紙された記録媒体は撮像センサ30で紙種の判別をし、記録媒体の表面性などの諸特性に応じ
て、画像処理や、現像バイアス、定着ユニットの温度制御値あるいは記録媒体搬送速度を可変制御することによって最適な画像を得ることができる。
図4は、撮像センサ30のCMOSエリアセンサ31によって読み取られる記録媒体101の表面とCMOSエリアセンサ31からの出力を8×8ピクセルにデジタル処理した例との関係を示す図である。デジタル処理は、CMOSエリアセンサ31からのアナログ出力を変換手段たるA/D変換(図6、608)によって8ビットのピクセルデータに変換することによって行われる。
図4において、40は、紙の表面性において比較的粗く紙の繊維による凹凸が判別しやすいいわゆるラフ紙の記録媒体Aの表面拡大映像である。41は、一般のオフィスで普通に使用されるいわゆる普通紙の記録媒体Bの表面拡大映像であり、42は、紙の繊維の圧縮が十分になされている光沢紙(以下グロス紙と呼ぶ)の記録媒体Cの表面拡大映像である。
CMOSセンサ31に読み込まれたこれらの映像40、41、42が、デジタル処理されそれぞれ図4に示す映像43、44、45となる。
このように、記録媒体の種類によって、表面の映像は異なる。これは、主に紙の表面における繊維の状態が異なるために起こる現象である。
またこのとき、それぞれの画素に入力された光の合計もしくは平均値から記録媒体の反射光量を検出する。このとき1受光画素の結果のみを用いても良い。
上述のように、CMOSエリアセンサ31で読み込んだ記録媒体表面映像をデジタル処理することで、記録媒体表面状態と、反射光量が分かり記録媒体の判別が可能となる。デジタル処理を行った映像の映像比較演算においては、記録媒体表面データを複数のブロックに分割し、分割したデータごとに、最大濃度のピクセルDmaxと最低濃度のピクセルDminを導く。これを分割ブロック毎に実行しDmax−Dminを算出し、記録媒体全体のDmax−Dminを導く。つまり、記録媒体Aのように表面の紙繊維がガサついている場合には、繊維の影が多く発生する。その結果、明るい個所と暗い個所の差が大きく出るため、Dmax−Dminは大きくなる。一方、記録媒体Cのような表面では、繊維の影が少なく、Dmax−Dminは小さくなる。この比較によって、記録媒体の紙種を判定する。
また制御プロセッサは、CMOSエリアセンサ31からの映像サンプリング処理、ゲイン及びフィルタ演算処理をリアルタイムにて処理する必要がある。演算処理には例えばデジタルシグナルプロセッサまたはゲートアレイまたは高速なCPUを用いることが望ましい。
次に、図5を用いて、CMOSエリアセンサ31の制御回路ブロック図について説明する。
図中、701は判断部であるCPU、702は制御回路、31はCMOSエリアセンサ、704はインターフェース制御回路、705は演算回路、706は第一の演算手段である記録媒体表面の凹凸量演算結果がセットされるレジスタA、707は第二の演算手段である記録媒体表面の凹凸エッジ量演算結果がセットされるレジスタB、708は制御レジスタである。
次に図5を用いて動作について説明する。CPU701は制御レジスタ708に対して
、CMOSエリアセンサ31の動作指示を与えると、CMOSエリアセンサ31によって記録媒体表面画像の撮像が開始される。つまり、CMOSエリアセンサに電荷の蓄積が開始される。インターフェース回路704から、Sl_selectによってCMOSエリアセンサ31を選択し、所定のタイミングにてSYSCLKを生成すると、CMOSエリアセンサ31からSl_out信号を経由して、撮像されたデジタル画像データが送信される。
インターフェース回路704を経由して受信した撮像データは、一度、RAM(読み書き可能なメモリ)に送信され保存される。保存したデータより、制御回路702にて前述した演算方法に基づきDmax−Dminが演算され、その結果が記録媒体表面の凹凸量演算結果としてレジスタA706にセットされる。
次に図6を用いてセンサ回路ブロック図について説明する。図6は、CMOSエリアセンサ36の回路ブロック図を示した図である。図中、601はCMOSセンサ部分であり、例えば8×8画素分のセンサがエリア状に配置される。602および603は垂直方向シフトレジスタ、604は出力バッファ、605は水平方向シフトレジスタ、606はシステムクロック、607はタイミングジェネレータである。
次に動作について説明する。Sl_select信号613をアクディブとすると、CMOSセンサ部601は受光した光に基づく電荷の蓄積を開始する。次に、システムクロック606を与えると、タイミングジェネレータ607によって、垂直方向シフトレジスタ602および603は読みだす画素の列を順次選択し、出力バッファ604にデータを順次セットする。
出力バッファ604にセットされたデータは、水平方向シフトレジスタ605によって、A/Dコンバータ608ヘと転送される。A/Dコンバータ608でデジタル変換された画素データは、出力インターフェース回路609によって所定のタイミングで制御されて、Sl_select信号613がアクティブの期間、610のSl_out信号に出力される。
一方、611の制御回路によって、Sl_in信号612よりA/D変換ゲインが可変制御できる。
例えば、撮像した画像のコントラストが得られない場合は、CPUはゲインを変更して、常に最良なコントラストで撮像することができる。
図1と図2を用いて、シェーディング補正について説明する。図1中の1−1〜1−4にセンサ部の照明装置により照明されたシェーディング測定データの測定領域を模式的に示している。このときの測定データを図2の1−1〜1−4として示す。説明を簡略化するために、1ページ8×8の64画素のCMOSエリアセンサで撮影した場合を想定し説明する。
図2にCMOSエリアセンサで撮影した画像イメージを示す。撮影した画像には、目的の撮影画像の「A」という文字と、光学系や照明系などによるシェーディング成分とが一緒に含まれている。最初に、撮影対象が停止している時に検出生画像を撮影し保存する。その際の本撮影した画像を1−5に示す。次に通常画像形成プロセスにおける記録媒体搬送中に補正データ4枚を撮影する。撮影した画像を、1−1〜1−4に示す。補正データには検出対象についている、目的としていない情報であるノイズ成分(紙の凹凸等)が含まれるため、平均化を行う必要がある。よって次に、その4枚の撮影画像の平均化を行う。それにより、撮影対象が変化したのにもかかわらず、変化しない成分(シェーディング成分や画素感度ばらつきなど)を算出することができる。1−6に平均化後の画像データを示す。続いて、シェーディングの成分のみを算出した平均化画像1−6で補正を行うことにより、得たい撮影画像である「A」という文字をより鮮明に撮影する事ができる。1−7に補正後の画像を示す。
次に図10と図8を用いて、従来の記録媒体撮影手段における検出生画像データ、補正データの取得タイミング、本発明第一の実施例における検出生画像データ、補正データの取得タイミングについて説明する。
図10は従来の検出生画像データと補正データ取得タイミングを示す。給紙開始直後、時間T7で紙搬送を開始する。レジセンサ123に記録媒体先端が到達する時間T8から搬送中(移動中)の記録媒体の撮影を開始し補正データを取得する。ただし記録媒体先端がセンサ30正面に到達する時間はレジセンサに記録媒体先端が到達する時間T8と同じとする。次に補正データの取得が終了したあと、時間T9で、記録媒体搬送を停止し検出生画像データ取得を開始する。その後、検出生画像データを補正し生成した記録媒体表面データから記録媒体の判別を行う。記録媒体判別結果に応じて搬送速度を最適な速度である1/1速、1/2速、1/3速まで加速しながら時間T10で再び紙搬送を開始する。
次に図8は本発明の第一の実施例における検出生画像データ取得タイミングと補正データ撮影取得タイミングを示す。給紙開始直後、時間T1で記録媒体搬送を開始する。レジセンサ123まで記録媒体先端が搬送されてきた時間T2で記録媒体搬送を停止し、検出生画像データ取得を行う。検出生画像データ取得が終了した後再び記録媒体搬送を開始する。この際記録媒体搬送速度を最初1/3速に設定する、そして1/3速まで紙搬送速度を加速する間(T3からT4の間)に補正データを取得し、記録媒体判別を行う。補正データ取得後、検出生画像データを補正し記録媒体表面データを生成し記録媒体の判別を行う。その後、記録媒体判別結果に応じて搬送速度を最適な速度である1/1速、1/2速、1/3速まで加速する。また記録媒体判別結果に応じて画像形成条件または定着装置の定着条件を最適化し、画像形成を開始する。二枚目以降も同様にして測定を行う。
図11は実施例1における動作を表すフローチャートである。印刷コマンドが実施され、画像形成装置が印字動作可能(S101)となり、記録媒体がレジセンサに無い状態(S102)になると給紙が開始(S103)され記録媒体が搬送される(S104)。次にレジセンサ位置まで紙が搬送されてきた所(S105)で記録媒体搬送は一度停止する(S106)。記録媒体停止中に検出生画像データの取得が実施される(S107)。その後、再び記録媒体の搬送が行われる(S108)。記録媒体搬送が再開され1/3速まで加速する時間に、補正データ取得が行なわれる(S109)。検出生画像データと補正データより記録媒体表面データを生成し記録媒体の判別を行う(S110)。その後記録媒体判別結果に応じて搬送速度を最適な速度である1/1速、1/2速、1/3速まで加速する(S111)。また記録媒体判別結果に応じて定着装置の温度を最適条件にし画像形成を開始する(S112)。
通常撮像センサ30の後には、図7に示すように搬送ベルト104が設置されており、記録媒体が給紙された段階で印字前動作を行っている。そのため、記録媒体が撮像センサ30以降で停止、加速を行うためには撮像センサ30と搬送ベルト104の間に十分な距離が必要となる。
従来の補正データを取得した後に記録媒体を停止させ検出生画像データ取得を行う方法では、撮像センサ30を通過した後で補正データ取得のために記録媒体を搬送する必要があり上記に説明した撮像センサ30と搬送ベルト104の間に十分な距離が必要となる。しかし実際に十分な距離を確保するためには、画像形成装置自体を大きくする必要があり
、困難である。そのため補正データ取得を行う際は、搬送速度を通常の印字プロセスよりも遅くすることで補正データ取得に要する搬送距離を短くする制御方法が用いられている。
しかし本発明に示す方法では補正データ取得より前に検出生画像データ取得を行うため、撮像センサ30を通過した後、記録媒体を停止する必要がない。記録媒体を1/3速まで加速する間に補正データを取得し記録媒を判別する。判別後、記録媒体に応じた最適なプロセススピードまで加速する時、既に1/3速で搬送しているため加速に要する距離と時間が短縮できる。
以上、検出生画像データ取得後に補正データの取得を行う事で補正データ取得後、記録媒体搬送速度を一度停止する事なく変更可能とし、撮像センサ30と搬送ベルト104の距離を短縮可能にすることで搬送経路を短く構成する事ができるので、小型の画像形成装置を提供することができる。
実施例2について説明を行う。基本的な構成は実施例1と同様であるため共通する構成に関しては詳細な説明は省略し、実施例1と異なる点のみを説明する。実施例1では記録媒体センサを図7、30の様に設置した。実施例3では記録媒体センサを記録媒体が収納されているカセットに設置する。実際には図13、34の様に記録媒体センサを記録媒体が収納されているカセットの上部からバネなどで上から記録媒体に押し付けるようにして設置し、記録媒体−センサ間の距離が常に一定になるようにする。また図10は実施例3における検出生画像データ取得タイミングと補正データ取得タイミングの関係を示す。給紙開始前に時間T5で検出生画像データ取得を行う。検出生画像データ取得終了後、給紙開始直後の時間T6に紙搬送を開始する。時間T6から搬送中の記録媒体を撮影し補正データ取得を行う。但し、紙搬送は通常の印字プロセスにおける速度と同じ速度で行う。二枚目以降も同様にして測定を行う。
実施例3では、検出生画像撮影のために途中で記録媒体を停止する動作を行わない。そのため記録媒体検知の目的で記録媒体を特殊な動作で搬送することがなく、搬送時間の無駄が完全に無視できる画像形成装置を提案することができる。
図12は実施例3における動作を表すフローチャートである。給紙が開始される前に検出生画像データ取得が行なわれる(S201)。次に印刷コマンドが実行され画像形成装置が印字動作可能となり(S202)、記録媒体がレジセンサに無い状態(S203)になると給紙が開始(S204)され記録媒体が搬送される(S205)。記録媒体搬送中に補正データ取得(S206)が行なわれる。検出生画像データと補正データより記録媒体表面データを生成し記録媒体の判別を行う(S207)。その後記録媒体判別結果に応じて搬送速度を最適な速度である1/1速、1/2速、1/3速まで加速する(S208)。また記録媒体判別結果に応じて定着装置の温度を最適条件にし画像形成を開始する(S209)。
本発明に示す方法では記録媒体搬送開始前に検出生画像データ取得を行うため、記録媒体を搬送中に停止、加速する必要がない。また搬送開始直後、記録媒体先端がレジセンサに到達する以前に補正データを取得できる。また従来、記録媒体が撮像センサ30以降で搬送、減速、停止を行うために必要としていた撮像センサ30と搬送ベルト104間の距離が不必要となる。
以上、検出生画像データ取得を記録媒体搬送開始前に実施し、記録媒体搬送開始後、補
正データの取得を行う事で通常の画像形成プロセスにおける記録媒体搬送中に補正データを取得する事を可能とし、記録媒体搬送距離、及び時間の無駄がない記録媒体検知可能な記録媒体センサを備える画像形成装置を提供することができる。
撮像センサの校正を行う領域を示す模式図 撮像センサのシェーディング補正方法の説明図 撮像センサの概略構成を示す模式図断面図 撮像センサによる記録媒体検出結果 撮像センサの概略を示すブロック図 CMOSエリアセンサ回路ブロック図 画像形成装置の概略を示す図 実施例1における撮像センサの撮影タイミングを示す模式図 実施例2における撮像センサの撮影タイミングを示す模式図 従来例における撮像センサの撮影タイミングを示す模式図 実施例1における動作を説明するフローチャート 実施例2における動作を説明するフローチャート 実施例3における撮像センサ設置位置を示す図
符号の説明
1 撮像センサの検出位置、及び検出結果
30 撮像センサ
31 撮像センサ用受光素子
32 撮像センサ用発光素子
33 撮像センサ用レンズ
40〜45 撮像センサの検出結果
70 制御回路
101 記録媒体
701 判断部(CPU)
702 制御回路
705 演算回路

Claims (2)

  1. 記録媒体表面の所定領域内を映像として読み取る読取手段と、
    所定領域内の映像をデジタル情報として出力する撮影手段と、
    前記撮影手段により記録媒体移動中に撮影した複数回のデータをもとに補正データを生成する手段と、
    前記撮影手段により記録媒体停止中に撮影したデータをもとに生画像データを取得する手段と、
    前記検出生画像データを補正データにより補正し記録媒体表面データを生成する手段を備えた画像形成装置において、
    画像形成プロセスにおける記録媒体搬送中に前記補正データ生成手段により補正データを生成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正データ取得より前に検出生画像データを取得する手段と、
    前記検出生画像データを補正データ取得終了まで保存する手段と、
    前記保存した検出生画像データと補正用データから記録媒体表面データを作成する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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