JP2006162785A - 駆動回路 - Google Patents

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Takeshi Nakashiro
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Abstract

【課題】 駆動回路の回路規模や素子数の増大を抑制する。
【解決手段】 ソースドライバ17には、タイミング回路19、レベルシフト回路L1乃至L4、レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、レベルシフト回路LM−4、出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、出力バッファ回路BuM、出力端子Out1乃至Out5、及び出力端子OutMが設けられている。
レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、及びレベルシフト回路LM−4は、それぞれ出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、BuMの隣接する4個に、例えば、レベルシフト回路L00は出力バッファ回路Bu1乃至Bu4に接続されている。レベルシフト回路L1乃至L4は、レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、及びレベルシフト回路LM−4を補完する役目を有し、それぞれ隣接する4つ出力端子の内のひとつに接続されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、FPD(Flat Panel Display)などのドライバに適用される駆動回路に関する。
FPDには、液晶(LCD Liquid crystal display)、FED(Field Emission Display)、ELD(Electroluminescent Display)、或いはPDP(Plasma Display Panel)などがあり種々の分野に適用されている。その中で代表的な表示装置であるアクィテブマトリックス液晶表示装置は、信号制御回路、液晶駆動回路、液晶表示画面などから構成されている。液晶駆動回路は走査側の垂直ドライバ(以降ゲートドライバと呼称する)とデータ側の水平ドライバ(以降ソースドライバと呼称する)からなる。駆動回路としてのソースドライバは、データ線に主として表示のためのデータ信号を出力する機能を有している。一方、駆動回路としてのゲートドライバは、走査線に走査信号を出力する機能を有している。アクィテブマトリックス液晶表示装置の内、液晶画面にTFT(Thin Film Transistor)を用いた表示装置では、ソースドライバはデータ線を介してTFTのソース電極に電気的に接続され、一方、ゲートドライバは走査線を介してTFTのゲート電極に電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などに記載されている液晶表示装置では、信号制御回路から出力される出力信号レベル(1.5V〜3V程度で低電圧)を液晶駆動回路に入力する比較的高電圧な信号レベル(10V〜数十V程度)に変換するレベルシフト回路が、ソースドライバやゲートドライバから液晶パネル(LCD)に出力する信号線本数(以降CH本数と呼称する)だけ設けられている。このレベルシフト回路は、比較的素子数が多く、且つ信号制御回路などに用いられるトランジスタよりも比較的素子面積の大きなトランジスタが用いられている。
近年、携帯電話などに用いられる液晶表示装置では、多彩な表示色を表すために階調数が増加し、ソースドライバやゲートドライバから液晶パネルに出力するCH本数が、例えば、ソースドライバで720CH本数、ゲートドライバで360CH本数と急増している。このため、ソースドライバやゲートドライバの回路規模や素子数が増大し、チップ面積が増大するという問題点がある。また、CH本数の増加とともに、ソースドライバやゲートドライバに設けられている出力バッファ回路に流れる貫通電流が増加するという問題点がある。
特開2004−134053号公報(頁23、図4)
本発明は、回路規模や素子数の増大を抑制した駆動回路を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の駆動回路は、表示パネルに画像を表示するために基準となる、“High”レベル期間がt、“Low”レベル期間が(n−1)t(ただし、nは2以上の正の整数)を1周期とする第1の信号と前記第1の信号を基本とし、前記第1の信号を順次、期間tづつシフトした信号とから構成されるn個の第1の信号群、及び“High”レベル期間がntからなる第2の信号と前記第2の信号を基本とし、前記第2の信号を順次、期間ntづつシフトした信号とから構成される複数の第2の信号群を発生するタイミング回路と、前記第1の信号群の内いずれか1つの信号を入力し、この信号をレベルシフトする第1のレベルシフト回路と、前記第1のレベルシフト回路と同一回路構成を有し、前記第2の信号群の内いずれか1つの信号を入力し、この信号をレベルシフトする第2のレベルシフト回路と、前記第1及び第2のレベルシフト回路から出力された信号を入力し、論理演算して前記表示パネルに画像を表示するための信号を、出力端子を介して出力する出力バッファ回路とを具備することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するために、本発明の他態様の駆動回路は、表示パネルに画像を表示するために基準となる、“High”レベル期間がt、“Low”レベル期間が(n−1)t(ただし、nは2以上の正の整数)を1周期とする第1の信号と前記第1の信号を基本とし、前記第1の信号を順次、期間tづつシフトした信号とから構成されるn個の第1の信号群、及び“High”レベル期間がntからなる第2の信号と前記第2の信号を基本とし、前記第2の信号を順次、期間ntづつシフトした信号とから構成される複数の第2の信号群を発生するタイミング回路と、前記第1の信号群の内いずれか1つの信号を入力し、この信号をレベルシフトする第1のレベルシフト回路と、前記第1のレベルシフト回路と同一回路構成を有し、前記第2の信号群の内いずれか1つの信号を入力し、この信号をレベルシフトする第2のレベルシフト回路と、2入力AND回路から構成され、前記第1及び第2のレベルシフト回路から出力された信号を入力し、論理演算され、前記表示パネルに画像を表示するための信号を、出力端子を介して出力する出力バッファ回路とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、回路規模や素子数の増大を抑制した駆動回路を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る駆動回路について、図面を参照して説明する。図1は液晶表示装置の構成を示すブロック図である。本実施例では、駆動回路としてのゲートドライバに設けられているレベルシフト回路の数を削減している。
図1に示すように、液晶表示装置30は、マイクロプロセッサ(MPU)1、LCDドライバ2、及び表示パネル(LCD)3を有し、表示パネル3に、例えば26万色のカラー表示を行う。
マイクロプロセッサ(MPU)1は、液晶表示装置30の実行演算を行うため、画像データ処理制御用データなどの信号を、例えば、16bitのパラレルデータとしてLCDドライバ2に出力する。
LCDドライバ2は、システムインターフェース10、表示レジスタ回路11、表示RAM12、ラッチ回路13、発振器14、タイミング発生回路15、ゲート制御回路16、ソースドライバ17、及びゲートドライバ18から構成されている。
システムインターフェース10は、高速システムインターフェースを備え、マイクロプロセッサ1から出力された高速演算処理用データ信号を入力する。表示レジスタ回路11はシステムインターフェース10から出力された信号を入力し、例えば、6bitの64諧調データ特性の傾き調整、振幅調整、及び微調整などを行う。表示RAM12は、表示レジスタ回路11から出力された信号を入力し、例えば、16ビット/画素構成でビットパターンデータを記憶する。
ラッチ回路13は、表示RAM12から出力された信号及びタイミング発生回路15から出力されたビットパターンデータ信号を入力し、表示パネル3のソースチャネル、例えば、396CH本数のデータが入力されたところでこれをラッチする。ソースドライバ17は、ラッチ回路13から出力された信号を入力し、表示パネル3を駆動するための信号を発生する。
発振器14は、マイクロプロセッサ1からの信号を入力し、CR発振を行う。ここで、発振周波数は外付け抵抗値を調整することで最適化している。タイミング発生回路15は、発振器14からの信号を入力し、画像データを合成するために最適なタイミング信号(CLK信号)を発生する。ゲート制御回路16は、タイミング発生回路15から出力された信号を入力し、表示パネル3のゲートチャネル、例えば、176CH本数のデータを制御する信号を発生する。ゲートドライバ18は、ゲート制御回路16から出力された信号を入力し、表示パネル3を駆動するための信号を発生する。
表示パネル3は、ソースドライバ17から出力されたNCH本数、例えば、396CH本数のソースデータ及びゲートドライバ18から出力されたMCH本数、例えば、176CH本数のゲートデータを入力する。ソースデータは表示パネル3を構成するTFTのソースに供給され、ゲートデータはTFTのゲートに入力され、TFTが動作して画像が表示される。
次に、ゲートドライバの構成について図2を参照して説明する、図2はゲートドライバを示すブロック図である。
図2に示すように、ゲートドライバ18には、タイミング回路19、レベルシフト回路L1乃至L4、レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、レベルシフト回路LM−4、出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、出力バッファ回路BuM、出力端子Out1乃至Out5、及び出力端子OutMが設けられている。ここで、Mの値は176である。
タイミング回路19は、タイミング発生回路15から出力されたクロック信号(CLK信号)、及びラッチ回路13から出力された信号(タイミング回路19では入力信号Dinとなる)を入力し、CLK信号及び入力信号Dinをもとにして表示パネル3を駆動するための基準となる信号を発生する。
レベルシフト回路L1乃至L4、レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、及びレベルシフト回路LM−4は、タイミング回路19と出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、BuMとの間に設けられ、タイミング回路19の出力信号レベル(1.5V〜3V程度で低電圧)を比較的高電圧な信号レベル(10V〜数十V程度)に変換する。
レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、及びレベルシフト回路LM−4は、それぞれ出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、BuMの隣接する4個に、例えば、レベルシフト回路L00は出力バッファ回路Bu1乃至Bu4に接続されている。
レベルシフト回路L1乃至L4は、レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、及びレベルシフト回路LM−4を補完する役目を有している。そして、レベルシフト回路L1は出力バッファ回路Bu1及び出力バッファ回路Bu5に接続され、レベルシフト回路L2は出力バッファ回路Bu2、レベルシフト回路L3は出力バッファ回路Bu3、レベルシフト回路L4は出力バッファ回路Bu4及び出力バッファ回路BuMにそれぞれ接続されている。
タイミング回路19から出力された出力信号QE0は、レベルシフト回路L00に入力され、タイミング回路19から出力された出力信号QE4はレベルシフト回路L04に入力され、タイミング回路から出力された出力信号QE(M−4)はレベルシフト回路LM−4に入力されている。タイミング回路から出力された出力信号OE1は、レベルシフト回路L1に入力され、タイミング回路から出力された出力信号OE2はレベルシフト回路L2に入力され、タイミング回路から出力された出力信号OE3はレベルシフト回路L3に入力され、タイミング回路から出力された出力信号OE4はレベルシフト回路L4に入力されている。
出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、出力バッファ回路BuMは、レベルシフト回路L1乃至L4、L00、L04、LM−4と出力端子Out1乃至Out5、OutMとの間に設けられ、それぞれ2入力AND回路ANDaから構成され、出力端子Out1乃至Out5、OutMからそれぞれ比較的高電圧(10V〜数十V程度)の信号レベルを有する信号を出力する。
出力バッファ回路Bu1は、レベルシフト回路L00及びレベルシフト回路L1から出力された信号を入力し、出力端子Out1を介して、TFTを動作させる論理演算した信号を出力する。出力バッファ回路Bu2は、レベルシフト回路L00及びレベルシフト回路L2から出力された信号を入力し、出力端子Out2を介して、TFTを動作させる論理演算した信号を出力する。出力バッファ回路Bu3は、レベルシフト回路L00及びレベルシフト回路L3から出力された信号を入力し、出力端子Out3を介して、TFTを動作させる論理演算した信号を出力する。出力バッファ回路Bu4は、レベルシフト回路L00及びレベルシフト回路L4から出力された信号を入力し、出力端子Out4を介して、TFTを動作させる論理演算した信号を出力する。出力バッファ回路Bu5は、レベルシフト回路L04及びレベルシフト回路L1から出力された信号を入力し、出力端子Out5を介して、TFTを動作させる論理演算した信号を出力する。出力バッファ回路BuMは、レベルシフト回路LM−4及びレベルシフト回路L4から出力された信号を入力し、出力端子OutMを介して、TFTを動作させる論理演算した信号を出力する。
ここで、出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、出力バッファ回路BuM内に設けられた2入力AND回路ANDaは、入力信号がすべて“High”レベルの場合に、“High”レベルの信号を出力し、それ以外の入力信号の場合に、“Low”レベルの信号を出力する。
次に、ゲートドライバの動作について図3を参照して説明する、図3はゲートドライバの動作を示すタイミングチャートである。
図3に示すように、まず、タイミング回路19から、“High”レベル(期間1t)と“High”レベルの期間よりも3倍長い “Low”レベル(期間3t)を1周期とする出力信号OE1、及び出力信号OE1の“High”レベルの期間よりも4倍長い“High”レベル(期間4t)を1パルスとする出力信号QE0が出力され、且つ出力信号OE1の“High”レベルの立ち上がりと出力信号QE0の“High”レベルの立ち上がりの同期が取られている。
次に、タイミング回路19から、出力信号OE1よりも期間1tシフトし、出力信号OE1と同一信号波形を有する出力信号OE2が、出力信号OE1よりも期間2tシフトし、出力信号OE1と同一信号波形を有する出力信号OE3が、出力信号OE1よりも期間t3シフトし、出力信号OE1と同一信号波形を有する出力信号OE4が、それぞれ出力される。
続いて、タイミング回路19から、出力信号QE0よりも期間4tシフトし、出力信号QE0と同一信号波形を有する出力信号QE4が、出力信号QE0よりも期間8tシフトし、出力信号QE0と同一信号波形を有する出力信号QE8が、それぞれ出力され、最後に図示していない出力信号QE0よりも期間(M−4)tシフトし、出力信号QE0と同一信号波形を有する出力信号QE(M−4)が出力される。
次に、出力信号QE0がレベルシフト回路L00によりレベルシフトされた“High”レベルの信号、及び出力信号OE1がレベルシフト回路L1によりレベルシフトされた“High”レベルの信号が出力バッファ回路Bu1に入力され、論理演算されて“High”レベルの信号が出力端子Out1から出力される。
続いて、出力信号QE0がレベルシフト回路L00によりレベルシフトされた“High”レベルの信号、及び出力信号OE2がレベルシフト回路L2によりレベルシフトされた“High”レベルの信号が出力バッファ回路Bu2に入力され、論理演算されて“High”レベルの信号が出力端子Out2から出力される。
そして、出力信号QE0がレベルシフト回路L00によりレベルシフトされた“High”レベルの信号、及び出力信号OE3がレベルシフト回路L3によりレベルシフトされた“High”レベルの信号が出力バッファ回路Bu3に入力され、論理演算されて“High”レベルの信号が出力端子Out3から出力される。
次に、出力信号QE0がレベルシフト回路L00によりレベルシフトされた“High”レベルの信号、及び出力信号OE4がレベルシフト回路L4によりレベルシフトされた“High”レベルの信号が出力バッファ回路Bu4に入力され、論理演算されて“High”レベルの信号が出力端子Out4から出力される。
続いて、出力信号QE4がレベルシフト回路L04によりレベルシフトされた“High”レベルの信号、及び出力信号OE1がレベルシフト回路L1によりレベルシフトされた“High”レベルの信号が出力バッファ回路Bu5に入力され、論理演算されて“High”レベルの信号が出力端子Out5から出力される。
そして、出力信号QE(M−4)がレベルシフト回路LM−4によりレベルシフトされた“High”レベルの信号、及び出力信号OE4がレベルシフト回路L4によりレベルシフトされた“High”レベルの信号が出力バッファ回路BuMに入力され、論理演算されて“High”レベルの信号が出力端子OutMから出力される(図示していない)。なお、出力端子から出力される信号が“High”レベルのときにTFTが動作して表示パネル(LCD)3に画像が表示される。
なお、ゲートドライバ18に設けられているレベルシフト回路の数(NLS)は、
LS=(M/n)+n・・・・・・・・・・式(1)
で表され、Mはゲートドライバの出力端子数、nは隣接する出力端子ごとに設けられているレベルシフト回路の個数である。ここでは、M=176で、n=4であるから、レベルシフト回路の個数(NLS)は48である。
次に、従来の出力端子ごとに1個づつレベルシフト回路を設ける場合に対するレベルシフト回路の削減率(YLS %)は、
LS={1−(NLS/M)}×100・・・・・・・・・・式(2)
で表され、ここでは、NLS=48、M=176であるから、レベルシフト回路の削減率(YLS)は72.7%である。
そして、従来の出力端子ごとに1個づつレベルシフト回路を設ける場合に対するゲートドライバの面積削減率(Ychip)は、
chip={1−(NLS/M)}×SLS・・・・・・・・・・式(3)
で表され、SLSはゲートドライバ内でのレベルシフト回路の占有面積率(%)である。ここでは、NLS=48、M=176で、レベルシフト回路の占有面積率(SLS)が40%の場合、ゲートドライバの面積削減率(Ychip)は29.1%である。
上述したように、本実施例の、駆動回路では、レベルシフト回路L1乃至L4、レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、及びレベルシフト回路LM−4がタイミング回路19と出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、BuMとの間に設けられている。そして、レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、及びレベルシフト回路LM−4が出力バッファ回路Bu1乃至Bu5、BuMの隣接する4個にそれぞれ接続され、レベルシフト回路L1乃至L4がレベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、及びレベルシフト回路LM−4を補完する役目を有し、それぞれ隣接する4つ出力端子の内のひとつに接続されている。
このため、レベルシフト回路の数を従来よりも削減することができるので、回路規模及び素子数の増大を抑制でき、チップ面積の増大を抑制することができる。
なお、本実施例では、LCDのゲートドライバとしての駆動回路に適用したが、LCDのソースドライバに適用してもよい。また、レベルシフト回路を4CH本数ごとに儲け、4CH本数内は4つの共通のレベルシフト回路で対応しているが、レベルシフト回路をn(nは2以上の正の整数)CH本数毎に儲け、nCH本数内はn個の共通のレベルシフト回路で対応してもよい。この場合、nは2の倍数が好ましい。
次に、本発明の実施例2に係る駆動回路について、図面を参照して説明する。図4は、ゲートドライバを示すブロック図、図5は出力バッファ回路を示す回路である。本実施例では、貫通電流を低減するために出力バッファ回路の回路構成を変更している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図4に示すように、ゲートドライバ17aには、タイミング回路19、レベルシフト回路L1乃至L4、レベルシフト回路L00、レベルシフト回路L04、レベルシフト回路LM−4、出力バッファ回路Bu1a乃至Bu5a、出力バッファ回路BuMa、出力端子Out1乃至Out5、及び出力端子OutMが設けられている。
図5に示すように、出力バッファ回路Bu1a乃至Bu5a、及びBuMaには、2入力AND回路AND1、インバータINV1、インバータINV2、Pch MOSトランジスタP1、及びNch MOSトランジスタN1が設けられている。
2入力AND回路AND1は、レベルシフト回路の出力信号LOE及びLQEを入力し、論理演算した信号(AND回路の出力信号)Aを出力する。なお、信号Aの波形は、比較的穏やかに“Low”レベルから“High”レベルに変化するのが好ましい。例えば、“Low”レベルから“High”レベルに変化する期間が、表示パネル(LCD)3を動作させるクロック信号の速度と同程度レベルに設定されるのが好ましい。
インバータINV1は、回路閾値Vth1を有し、2入力AND回路AND1とPch MOSトランジスタP1のゲートの間に設けられ、信号Aを反転した信号(インバータの出力信号)B1を出力する。インバータINV2は、回路閾値Vth2を有し、2入力AND回路AND1とNch MOSトランジスタN1のゲートの間に設けられ、信号Aを反転した信号(インバータの出力信号)B2を出力する。ここで、回路閾値Vth1は、回路閾値Vth2よりも高く設定されている。
Pch MOSトランジスタP1は、ソースが高電位側電源VGHに接続され、ドレインがNch MOSトランジスタN1のドレインに接続されている。Nch MOSトランジスタN1は、ソースが低電位側電源VGLに接続されている。そして、Pch MOSトランジスタP1及びNch MOSトランジスタN1は、信号(インバータの出力信号)B1及び信号(インバータの出力信号)B2を入力し、インバータ動作して信号(出力バッファ回路の出力信号)Outsを出力する。ここで、Pch MOSトランジスタP1或いはNch MOSトランジスタN1がオンしているときに貫通電流が流れる。
次に、出力バッファ回路の動作について図6を参照して説明する。図6は出力バッファ回路の動作を示すタイミングチャートである。
図6に示すように、まず、信号Aのレベルが回路閾値Vth2以下の場合、インバータINV1は“High”レベル信号を出力し、インバータINV2は“High”レベル信号を出力する。次に、信号Aのレベルが回路閾値Vth2以上になると、インバータINV1は“High”レベル信号を出力し、インバータINV2は“Low”レベル信号を出力する。続いて、信号Aのレベルが回路閾値Vth1以上になると、インバータINV1は“Low”レベル信号を出力し、インバータINV2は“Low”レベル信号を出力する。そして、信号Aのレベルが再度回路閾値Vth1以下になると、インバータINV1は“High”レベル信号を出力し、インバータINV2は“Low”レベル信号を出力する。次に、信号Aのレベルが再度回路閾値Vth2以下になると、インバータINV1は“High”レベル信号を出力し、インバータINV2は“High”レベル信号を出力する。
次に、信号B1が“High”レベル、信号B2が“High”レベルのときに、Pch MOSトランジスタP1がオフし、Nch MOSトランジスタN1がオンするので信号Outsは“Low”レベルとなる。続いて、信号B1が“High”レベル、信号B2が“Low”レベルのときに、Pch MOSトランジスタP1がオフし、Nch MOSトランジスタN1がオフするので信号Outsはハイインピーダンス状態(HiZ)となり、期間Tでは貫通電流が流れない。そして、信号B1が“Low”レベル、信号B2が“Low”レベルのときに、Pch MOSトランジスタP1がオンし、Nch MOSトランジスタN1がオフするので信号Outsは“High”レベルとなる。次に、信号B1が“High”レベル、信号B2が“Low”レベルのときに、Pch MOSトランジスタP1がオフし、Nch MOSトランジスタN1がオフするので信号Outsはハイインピーダンス状態(HiZ)となり、期間Tでは貫通電流が流れない。続いて、信号B1が“High”レベル、信号B2が“High”レベルのときに、Pch MOSトランジスタP1がオフし、Nch MOSトランジスタN1がオンするので信号Outsは“Low”レベルとなる。
ここで、表示パネル(LCD)3を動作させるクロック信号の速度が、例えば、16.8ns、ハイインピーダンス状態(HiZ)の期間Tが、例えば、5nsであれば、従来のPch MOSトランジスタP1或いはNch MOSトランジスタN1が必ずオンする場合に比べて貫通電流を30%削減することができる。
上述したように、本実施例の駆動回路では、2入力AND回路AND1、インバータINV1、インバータINV2、Pch MOSトランジスタP1、及びNch MOSトランジスタN1から構成される出力バッファ回路Bu1a乃至Bu5a、及びBuMaが設けられている。そして、Pch MOSトランジスタP1及びNch MOSトランジスタN1がオフするハイインピーダンス状態(HiZ)の期間Tが設定されている。
このため、実施例1の効果の他に、出力バッファ回路に流れる貫通電流を低減することができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
例えば、実施例では、LCDと同様にライン毎にSCANをして表示を行うFED(Field Emission Display)、ELD(Electroluminescent Display)、或いはPDP(Plasma Display Panel)などに用いられるドライバとしての駆動回路に適用してもよい。
本発明の実施例1に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係るソースドライバを示すブロック図。 本発明の実施例1に係るソースドライバの動作を示すタイミングチャート。 本発明の実施例2に係るソースドライバを示すブロック図。 本発明の実施例2に係る出力バッファ回路を示す回路図。 本発明の実施例2に係る出力バッファ回路の動作を示すタイミングチャート。
符号の説明
1 マイクロプロセッサ(MPU)
2 LCDドライバ
3 表示パネル(LCD)
10 システムインターフェース
11 表示レジスタ回路
12 表示RAM
13 ラッチ回路
14 発振器
15 タイミング発生回路
16 ゲート制御回路
17、17a ソースドライバ
18 ゲートドライバ
19 タイミング回路
30 液晶表示装置
A AND回路の出力信号
B1、B2 インバータの出力信号
Bu1〜Bu5、BuM、Bu1a〜Bu5a、BuMa 出力バッファ回路
CLK クロック信号
Din 入力信号
INV1〜4、INVa インバータ
L1〜L4、L00、L04、LM−4 レベルシフト回路
LOE、LQE レベルシフト回路の出力信号
AND1、ANDa 2入力AND回路
N1 Nch MOSトランジスタ
OE1〜OE4、QE0、QE4、QE8、QE(M−4) タイミング回路の出力信号
Out1〜Out5、OutM 出力端子
Outs 出力バッファ回路の出力信号
P1 Pch MOSトランジスタ
VGH 高電位側電源
VGL 低電位側電源

Claims (5)

  1. 表示パネルに画像を表示するために基準となる、“High”レベル期間がt、“Low”レベル期間が(n−1)t(ただし、nは2以上の正の整数)を1周期とする第1の信号と前記第1の信号を基本とし、前記第1の信号を順次、期間tづつシフトした信号とから構成されるn個の第1の信号群、及び“High”レベル期間がntからなる第2の信号と前記第2の信号を基本とし、前記第2の信号を順次、期間ntづつシフトした信号とから構成される複数の第2の信号群を発生するタイミング回路と、
    前記第1の信号群の内いずれか1つの信号を入力し、この信号をレベルシフトする第1のレベルシフト回路と、
    前記第1のレベルシフト回路と同一回路構成を有し、前記第2の信号群の内いずれか1つの信号を入力し、この信号をレベルシフトする第2のレベルシフト回路と、
    前記第1及び第2のレベルシフト回路から出力された信号を入力し、論理演算して前記表示パネルに画像を表示するための信号を、出力端子を介して出力する出力バッファ回路と
    を具備することを特徴とする駆動回路。
  2. 表示パネルに画像を表示するために基準となる、“High”レベル期間がt、“Low”レベル期間が(n−1)t(ただし、nは2以上の正の整数)を1周期とする第1の信号と前記第1の信号を基本とし、前記第1の信号を順次、期間tづつシフトした信号とから構成されるn個の第1の信号群、及び“High”レベル期間がntからなる第2の信号と前記第2の信号を基本とし、前記第2の信号を順次、期間ntづつシフトした信号とから構成される複数の第2の信号群を発生するタイミング回路と、
    前記第1の信号群の内いずれか1つの信号を入力し、この信号をレベルシフトする第1のレベルシフト回路と、
    前記第1のレベルシフト回路と同一回路構成を有し、前記第2の信号群の内いずれか1つの信号を入力し、この信号をレベルシフトする第2のレベルシフト回路と、
    2入力AND回路から構成され、前記第1及び第2のレベルシフト回路から出力された信号を入力し、論理演算され、前記表示パネルに画像を表示するための信号を、出力端子を介して出力する出力バッファ回路と
    を具備することを特徴とする駆動回路。
  3. 前記出力バッファ回路は、前記第1及び第2のレベルシフト回路から出力された信号を入力し、論理演算した信号を出力する2入力AND回路と、第1の回路閾値電圧を有し、前記2入力AND回路から出力した信号を反転する第1のインバータと、前記第1の回路閾値電圧よりも低い第2の回路閾値電圧を有し、前記前記2入力AND回路から出力した信号を反転する第2のインバータと、ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに前記第1のインバータから出力された信号を入力するPch MOSトランジスタと、ドレインが前記Pch MOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが低電位側電源に接続され、ゲートに前記第2のインバータから出力された信号を入力するNch MOSトランジスタとから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  4. 前記nは、2の倍数であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の出力回路。
  5. 前記第1の回路閾値電圧と前記2の回路閾値電圧の間、前記Pch MOSトランジスタ及び前記Nch MOSトランジスタがオフし、ハイインピーダンス状態となることを特徴とする請求項3又は4に記載の出力回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014179777A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Renesas Sp Drivers Inc 出力回路、選択回路、ゲートドライバ回路、表示装置及びマトリクス型装置

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