JP2006162291A - 経路出力装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 算出された経路をユーザが通行する通行しないにかかわらず、ユーザの判断により選択して通行した裏道等の経路情報を渋滞はまり率と共に記憶する(図4のS260)。この渋滞はまり率というのは、総行程中の平均車速の半分以下であった時間の合計を求め、その合計の総行程時間に占める割合である。また、既に記憶されている、同一の出発地点および目的地点の経路情報に対応する渋滞はまり率よりも、新たに記憶しようとしている経路情報の渋滞はまり率の方が低い場合のみ記憶する。したがって、以降、従来では案内されることがなかったような裏道が案内され、目的地到着までの時間が短縮されたり、運転の快適性が向上したりする。
【選択図】図3
Description
このような場合、上述した割合の意味するものが、「総行程時間に占める、移動速度が0km/hであった時間合計の割合」となり、時間の観点でどの程度、停止していたかを表すことになる。このため、この割合を考慮することにより、停止していた時間の割合が少ない経路(つまり、渋滞や信号等による停止時間の少ない経路)に関する情報を経路出力装置が出力可能となる。
このような場合、上述した割合の意味するものが、「総行程時間に占める、移動速度が平均移動速度の半分の移動速度以下(または半分以上)であった時間合計の割合」となり、時間の観点でどの程度、比較的遅い速度(または比較的早い速度)であったかを表すことになる。このため、この割合を考慮することにより、比較的低速で移動していた時間の割合が少ない経路(つまり、渋滞や信号等による停止時間および低速走行の時間の少ない経路)に関する情報を経路出力装置が出力可能となる。
このようになっていれば、ユーザの意志により上述した割合と経路情報とを記憶手段へ記憶させることができる。つまり、例えば、裏道登録のようなことをユーザの意志により行うことができる。
図1は、本発明の経路出力装置が有する機能が組み込まれたナビゲーション装置20の概略構成を示すブロック図である。
地図データ入力器25は、図示しない地図データ記憶媒体(例えばハードディスクやDVD−ROM等)に記憶された各種データを入力するための装置である。地図データ記憶媒体には、地図データ(ノードデータ、リンクデータ、コストデータ、背景データ、道路データ、名称データ、マークデータ、交差点データ、施設のデータ等)、案内用の音声データ、音声認識データ等が記憶されている。なお、地図データ記憶媒体からこれらのデータを入力する代わりに、通信ネットワークを介してこれらのデータを入力するようになっていてもよい。
マイクロフォン28は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を制御部29に出力するものである。利用者はこのマイクロフォン28に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置20を操作することができる。
次に、制御部29が実行する処理のうち、本実施例のナビゲーション装置20に特徴的な処理である経路算出処理、経路記録処理および裏道テーブル削除処理について以下に説明する。なお、従来のナビゲーション装置が実行する、経路案内処理等の一般的な処理については説明を省略する。
まず、経路算出処理について図3のフローチャートを用いて説明する。経路算出処理は、ユーザによって操作スイッチ群22やリモコン23aが操作されて目的地点が入力された際に制御部29が実行を開始する処理である。
次に、経路記録処理について図4のフローチャートを用いて説明する。経路記録処理は、上述した経路算出処理によって表示部26に表示させた経路のうちの何れかが、ユーザによって操作スイッチ群22やリモコン23aが操作されて選択された際に、制御部29が実行を開始する処理である。なお、本処理と並行して、ユーザによって選択された経路を案内する経路案内処理が開始される。この経路案内処理については説明を省略する。
続いて、裏道の新規開拓を行う旨の指示が、ユーザによって操作スイッチ群22やリモコン23aが操作されて入力されたか否かを判定する(S235)。裏道の新規開拓を行う旨の指示が入力されなかった場合は(S235:NO)、本処理(経路記録処理)を終了する。
次に、裏道テーブル削除処理について図5のフローチャートを用いて説明する。裏道テーブル削除処理は、予め定めておいた期間(例えば、一ヶ月)が経過した都度、制御部29が実行を開始する処理である。なお、この「予め定めておいた期間」というのは、ユーザが操作スイッチ群22やリモコン23aを操作することによって変更することができる。
以上、本実施形態の構成および動作について説明したが、本実施形態のナビゲーション装置20によれば、ユーザの意志で実際に通行した経路のうち、渋滞はまり率が低い経路についてはその経路情報が裏道テーブル61に記憶される(図4のS260)。そして、次回以降の経路案内の際に、ユーザが指定した目的地と同一の目的地までの経路が裏道テーブル61に存在すればその裏道もユーザが選択可能な案内経路として表示部26に表示される(図3のS150)。
以下、他の実施形態について説明する。
(イ)上述した実施形態では、同一の出発地点および目的地点に対して最も低い渋滞はまり率の経路情報のみを裏道テーブル61へ記憶させるようになっていたが、渋滞はまり率を考慮しないで、裏道テーブル61へ経路情報を記憶させるようになっていてもよい。もしくは考慮しても、渋滞はまり率が低いものが例えば上位3つだけ裏道テーブル61に記憶されているように考慮し、経路情報を記憶させるようになっていてもよい。このようになっていれば、経路案内の際に、ユーザに対して裏道を複数提案することができ、ユーザの経路選択の範囲が広がる。
上記実施形態の用語と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。位置検出器21が位置情報取得手段に相当し、距離センサ21cが速度情報取得手段に相当し、制御部29が、記憶手段、第一の制御手段、第二の制御手段、第三の制御手段、第四の制御手段、第五の制御手段および第六の制御手段に相当する。また、地図データ入力器25が情報取得手段に相当し、操作スイッチ群22およびリモコン23が受付手段に相当し、表示部26および音声出力部27が報知手段に相当する。また、上記実施形態の「渋滞はまり率」が特許請求の範囲で言うところの「割合」に相当する。
Claims (12)
- 自己の位置を特定するための位置情報を取得する位置情報取得手段と、
自己の移動速度を特定するための速度情報を取得する速度情報取得手段と、
情報を記憶する記憶手段と、
前記速度情報取得手段が取得した前記速度情報に基づき、所定経路における所定移動速度以下または以上であった時間を合計して合計時間を求め、前記所定経路の総行程時間に占める前記合計時間の割合を算出し、その算出した割合を前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて求めた前記所定経路の経路情報とともに前記記憶手段に記憶させる第一の制御手段と、
前記記憶手段が記憶する前記経路情報を少なくとも一つ読み出して出力する第二の制御手段と、
を備えることを特徴とする経路出力装置。 - 請求項1に記載の経路出力装置において、
前記第一の制御手段は、前記割合および前記経路情報を前記記憶手段に記憶させる際、今回記憶させる予定の前記経路情報の出発地おび目的地と同一の出発地および目的地である前記経路情報を前記記憶手段が記憶する前記経路情報の中から探し、その見つかった前記経路情報に対応する前記記憶手段が記憶する前記割合と、今回記憶させる前記割合とを比較し、その比較結果に基づいて前記割合および前記経路情報を前記記憶手段へ記憶させるか否かを判断して、その判断結果に応じた処理を実行すること、
を特徴とする経路出力装置。 - 請求項1に記載の経路出力装置において、
前記第二の制御手段は、前記記憶手段が記憶する前記経路情報の中から、所定の出発地と目的地である前記経路情報を前記割合に基づき読み出して出力すること、
を特徴とする経路出力装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の経路選択装置において、
前記所定移動速度は0km/hであること、
を特徴とする経路選択装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の経路選択装置において、
前記所定移動速度は前記所定経路の総行程における平均移動速度の半分の速度であること、
を特徴とする経路出力装置。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載の経路出力装置において、
当該経路出力装置は、さらに、
経路を探索するために必要な情報を取得する情報取得手段と、
ユーザからの操作を受け付ける受付手段と、
前記情報取得手段が取得した前記情報に基づいて、所定位置から所定目的地までの推奨経路を探索し、その探索した経路情報を出力する第三の制御手段と、
を有し、
前記第二の制御手段および前記第三の制御手段は、前記受付手段が受け付けた所定の操作に基づき、何れか一方が機能すること、
を特徴とする経路出力装置。 - 請求項6の何れかに記載の経路出力装置において、
前記第一の制御手段は、前記受付手段が所定の操作を受け付けた際に機能すること、
を特徴とする経路出力装置。 - 請求項7に記載の経路出力装置において、
当該経路出力装置は、さらに、
ユーザへ情報を報知する報知手段と、
前記報知手段を制御する第四の制御手段と、
を備え、
前記第四の制御手段は、現在時刻が予め定められた時間帯か否かを判定し、現在時刻が予め定められた時間帯であると判定した場合、前記所定の操作をユーザに行わせるための情報を前記報知手段へ報知させること、
を特徴とする経路出力装置。 - 請求項7に記載の経路出力装置において、
当該経路出力装置は、さらに、
ユーザへ情報を報知する報知手段と、
前記報知手段を制御する第五の制御手段と、
を備え、
前記第五の制御手段は、前記情報取得手段が取得する情報が更新されたか否かを判定し、前記情報取得手段が取得する情報が更新されたと判定した場合、前記所定の操作をユーザに行わせるための情報を前記報知手段へ報知させること、
を特徴とする経路出力装置。 - 請求項1〜請求項9の何れかに記載の経路出力装置において、
前記第一の制御手段は、前記経路情報を前記記憶手段に記憶させる際、前記経路情報に対応させて当該時点の時刻情報を前記記憶手段へ記憶させるようになっており、
当該経路出力装置は、さらに、
所定のタイミングで、前記記憶手段に記憶されている前記時刻情報に基づき、前記経路情報が有効であるか否かを判定し、前記経路情報が有効でないと判定した場合に、前記時刻情報に対応する前記経路情報を前記記憶手段から削除する第六の制御手段を備えること、
を特徴とする経路出力装置。 - コンピュータを、請求項1〜請求項10の何れかに記載の経路出力装置における前記第一の制御手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1〜請求項10の何れかに記載の経路出力装置における前記第二の制御手段として機能させるためのプログラム。
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JP2013166540A (ja) * | 2012-01-17 | 2013-08-29 | Toyota Motor Corp | 走行環境推定装置、車両制御装置、車両、走行環境推定方法、及び車両制御方法 |
JP2013167219A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Toyota Motor Corp | 車両制御装置、車両、車両制御方法、走行環境予測装置、及び走行環境予測方法 |
JP2017040551A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 株式会社ユピテル | システム及びプログラム |
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