JP2006161974A - ダンパー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従前のダンパー装置にあって、点検扉を開けてケーシング内の清掃作業をする際、ケーシング内には駆動軸、弁体、アーム等の要素が存在しているため、それらに付着している粉体や、ケーシングの内壁に付着している粉体を完全に除去することが困難となってしまい、次に処理される粉体と混合を生じてしまう虞を有しているという点である。
【解決手段】 上部に入口開口、下部に出口開口を有するケーシングの側面に点検扉を形成し、前記した入口開口の内縁に弁座を形成し、その弁座に対し軸支されたアームに取り付けられたフラップ弁体で開閉するダンパー装置において、前記した点検扉に気密に貫通する軸体を設け、その軸の外部に駆動源を設置し、内部に前記したフラップ弁の枢動軸を連結してあることとする。
【選択図】 図1

Description

本発明はダンパー装置に関し、特にケーシング内部を適宜に洗浄する必要を有するサニタリー型のダンパー装置に関する。
一般的に、各種の粉体を製造し、搬送するに際して、逆流を防止するため、内部にフラップ弁体を枢支し、流路を開閉するダンパー装置が使用される。このダンパー装置として、内部圧力の異なるケーシングを連結し、その内部を移動させるダブルダンパータイプや一方が大気圧で他方が大気と差圧があるケーシングとしたシングルダンパータイプのものが知られている。
この従来のダンパー装置としては図3、図4に示す構造のものが存在している。この図3は従来のダンパー装置を示す断面図であり、図4は同じく図3の場合と直交するラインでの断面図である。
この図3、図4にあってaはケーシングを示しており、このケーシングaは上下方向に貫通する中空室を内部に有し、その上方は粉体等の対象物の入口開口、下方は同じく出口開口となっている。この入口開口の内縁には弁座bが設けられた構成となっている。
また、前記したケーシングaの対面する両サイドには開閉を自在とされた点検扉t、tが備えられている。さらに、ケーシングaの点検扉t、tと平行する壁面には駆動軸eが貫通して備えられており、この駆動軸eはケーシングaの外部にあってパッキンg、gを介して支持されている。
前記した駆動軸eはケーシングaから突出された一方の端部にあって、駆動源となるシリンダーjに一端を連接したアームhの他端に形成されたリング状の支持部h’に挿通されており、シリンダーjの動きによって回動するアームhで所定角度の回動を可能とされている。
そして、前記した駆動軸eにはケーシングa内の略中央位置にあって、アームdの一端が固定されている。この固定構造は駆動軸eがアームdの一端に設けられた円筒状のホルダーkに密に嵌装されたものとしている。
このアームdの先端には一対のブラケットc’を介してフラップ弁体cが取り付けられており、このフラップ弁体cは駆動軸eの回動によって弁座bの下端縁と接離し、粉体等の対象物の搬送路を開閉するものとなっている。
従前のダンパー装置は上記のように構成されているものであり、このダンパー装置は、例えば種類の異なる粉体を処理する場合、ある粉体の生産が終了すると、次の粉体の処理にかかる前に、ケーシングa内に残存している事前の粉体を完全に除去する必要があるサニタリー型のものとなっている。この除去、洗浄のため点検扉t、tが存在し、この点検扉t、tを開け、ケーシングa内の清掃作業を行なうこととなる。
本発明に関して、出願人は先行している技術文献の調査を行なったが格別に関連すると思われる文献は発見することができなかった。
本発明が解決しようとする問題点は、従前のダンパー装置にあって、点検扉を開けてケーシング内の清掃作業をする際、ケーシング内には駆動軸、弁体、アーム等の要素が存在しているため、それらに付着している粉体や、ケーシングの内壁に付着している粉体を完全に除去することが困難となってしまい、次に処理される粉体と混合を生じてしまう虞を有しているという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係るダンパー装置は上部に入口開口、下部に出口開口を有するケーシングの側面に点検扉を形成し、前記した入口開口の内縁に弁座を形成し、その弁座に対し軸支されたアームに取り付けられたフラップ弁体で開閉するダンパー装置において、前記した点検扉に気密に貫通する軸体を設け、その軸の外部に駆動源を設置し、内部に前記したフラップ弁の枢動軸を連結してあることを特徴とし、前記した点検扉はヒンジを介し、ケーシングに対して枢動されるものであることを特徴とし、前記したケーシングは略四角形筒状のものとし、点検扉はその側面に対応する矩形状の板体としたことを特徴としている。
本発明に係るダンパー装置は上記のように構成されている。そのため、弁体やアームは軸と共に点検扉に一体的に付設された構成となり、点検扉の開閉動作に同期して移動することとなるので、点検扉を開けた時には、弁体やアーム、軸はケーシング外に位置され、ケーシング内は空洞となるので付着した粉体等の清掃を完全に行なうことができ、ケーシング外に位置される弁体やアーム、軸に付着した粉体の清掃も完全に行なえる。従って、次に処理すべき粉体が残存した粉体と混合してしまう虞は一切ないものとなるのである。
図面として示す実施例のように構成することで実現した。
次に、図1、図2を参照して本発明の好ましい実施の一例を説明する。図1は本発明を実施したダンパー装置の平面図、図2は同じく縦断面図である。
この図1、図2にあって1、1’はケーシングを示している。このケーシング1、1’は平面的に四角形をした略角筒状のものとなっており、本実施例ではケーシング1と1’を縦方向に一体的に連結したダブルダンパータイプのものとしたが、ケーシング1あるいは1’の単体としてのシングルダンパータイプのものとして使用することができることは勿論であり、ケーシング1、1’は構成的に同一のものであるので、以下の説明はケーシング1を主対象として述べる。
ケーシング1は上部に入口開口2が形成され、下部に出口開口7が形成されており、前記した入口開口2の開口縁内部にはホッパー状に構成した弁座3が一体に設けられている。
また、このケーシング1の相対向する側面にはヒンジ9、9’で枢支された点検扉8、8’が備えられている。このうち、一方の点検扉8には気密に貫通された軸11が設けられており、ケーシング1の外部にあって前記軸11には駆動源(駆動装置)10が一体的に連結されている。
前記した軸11の先端には細径とした駆動軸6が備えられている。この駆動軸6は軸11と一体物として軸11を回転させても、軸11を貫通する形態として駆動源10と連結し、この駆動軸6のみを回転させる構成としてもよい。
さらに、前記した軸11の点検扉8への貫通位置は、ヒンジ9に近接した個所とされており、駆動軸6の先端にはケーシング1の略対角線に沿う方向にアーム5が一体に延設されている。
このアーム5の上面には円板状をしたフラップ型の弁体4が一体的に備えられている。この弁体4は駆動軸6の回動によって枢動するアーム5と同期して枢動し、弁座3と接離して入口開口2から投入される粉体等の対象物の搬路を開閉する。尚、図中12、12’は点検扉8、8’とヒンジ9、9’とを連結する連結板である。
本実施例に係るダンパー装置は上記のように構成されている。そのため、ケーシング1内を清掃するにあたって、点検扉8、8’特に8を開けると、軸11、駆動軸6、アーム5及び弁体4がその点検扉8の開動作に伴なって外部へ導き出されることとなる。この時、軸11の点検扉8への貫通位置がヒンジ9の近くとなっていることから弁体4がケーシング1の内壁に当たってしまうこともない。
この状態でケーシング1内は空洞となってその内壁面を隅々まで清掃することができ、ケーシング1外に導き出された軸11、駆動軸6、アーム5、弁体4に付着している粉体も完全に清掃することができ、再び点検扉8を閉めることで使用状態に簡単に復元することができる。
本発明に係るダンパー装置は上述のように構成されている。本実施例ではケーシングを角筒状としたが、これにこだわらず円筒状のものとすることもでき、その際には点検扉も周面に沿う弧状に形成することで対応できる。また、本発明は基本的に扉を開けることで内部機構を外部へ導き出すことができるという構成のため、ダンパー装置のほか、各種の弁機構をはじめとする、内部の清掃を必要とするサニタリータイプの装置に幅広く応用実施することができる。
本発明を実施したダンパー装置の平面図である。 縦断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示し、図3の場合と直交するラインでの断面図である。
符号の説明
1、1’ ケーシング
2 入口開口
3、3’ 弁座
4、4’ 弁体
5、5’ アーム
6、6’ 駆動軸
7 出口開口
8、8’ 点検扉
9、9’ ヒンジ
10 駆動源
11 軸
12、12’ 連結板

Claims (3)

  1. 上部に入口開口、下部に出口開口を有するケーシングの側面に点検扉を形成し、前記した入口開口の内縁に弁座を形成し、その弁座に対し軸支されたアームに取り付けられたフラップ弁体で開閉するダンパー装置において、前記した点検扉に気密に貫通する軸体を設け、その軸の外部に駆動源を設置し、内部に前記したフラップ弁の枢動軸を連結してあることを特徴とするダンパー装置。
  2. 前記した点検扉はヒンジを介し、ケーシングに対して枢動されるものであることを特徴とする請求項1に記載のダンパー装置。
  3. 前記したケーシングは略四角形筒状のものとし、点検扉はその側面に対応する矩形状の板体としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダンパー装置。
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