JP2006160287A - タンクローリ及びその質量管理システム - Google Patents

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和由 林
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昭 木村
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Abstract

【課題】 タンク内に存在する液化燃料ガスの質量を求めることができる安価なタンクローリ及びその質量管理システムを提供すること。
【解決手段】 タンク13内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサ43と、タンク内の液化燃料ガスの気相部分と液相部分との温度を計測する温度センサ42と、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサ44と、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置45とを有し、制御装置45が、温度センサ42によって計測した温度データを基に液化燃料ガスのガス密度と液密度とを算出し、液面センサ43の液面高さデータと角度センサ44の傾斜データとから気相部分の体積と液相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値からタンク内の液化燃料ガスの質量を算出するようにしたタンクローリの質量管理システム。
【選択図】 図3

Description

本発明は、積み込みや荷卸しによって変動するタンク内の液化燃料ガスの積載量を液相ガスだけでなく気相ガスも含めて質量に換算して管理するようにしたタンクローリ及びその質量管理システムに関するものである。
タンクローリは、天然ガスやプロパンガスなどは極低温に冷却することにより液化燃料ガスとして減容化し、断熱多重構造で密封式のタンク内に積み込んで出荷する。その際、タンク内に搭載された液化燃料ガスの積載質量が算出されるが、その方法として、例えば、トラックスケールで計量が行われていた。しかし、それではタンクローリに積雪などの予定外の荷重がかかっているような場合もあって誤差が生じやすかった。そこで、タンク内の残ガス量を差圧式液面計により計測したり、液化燃料ガスの充填量を供給側の供給量で擬制したりすることが考えられた。しかし、タンク内の残ガス量を差圧式液面計により計測して計画積込量を決定しただけでは、やはり出荷時の質量計測が必要であるなど、トラックスケールで計量し出荷する必要があるばかりか、過充填及び過加圧の監視も人力で行うため、作業の自動化が困難であるという問題点があった。
そこで、下記特許文献1に記載されたタンクローリの質量管理システムでは、ガス供給基地から液化燃料ガスを供給管を介してタンクに積み込む場合、液化燃料ガスの流量(質量)がコリオリ式流量計によって計測され、その値が表示されるようになっていた。このコリオリ式質量流量計は、コリオリ式と呼ばれる密度により固有振動数が異なる原理を利用した質量流量計であり、振動するセンサチューブの流入側と流出側との流量に比例した変位をピックアップにより検出し、その位相差から質量流量を求めるようにしたものである。
特開2001−301900号公報(第3−4頁、図1)
しかしながら、従来の質量管理システムを構成するコリオリ式質量流量計は、LNGなどの液化燃料ガスが温度によって密度が異なるものであることから、温度補正を加えた特殊なものであるため非常に高価なものであった。
また、液化燃料ガスを細い管の中を通して計測するものであるため、ガスが生じやすく誤動作や誤表示が生じる場合もあった。
更には、このコリオリ式質量流量計は、タンク内の液化燃料ガスを供給基地からタンク内へ大量かつ迅速に受け入れる際に使用することはできなかった。
そこで本発明は、タンク内に存在する液化燃料ガスの質量を求めることができる安価なタンクローリ及びその質量管理システムを提供することを目的とする。
本発明のタンクローリは、タンク内に存在する液化燃料ガスの積載質量を求める質量管理システムを搭載したものであって、タンク内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサと、タンク内の液化燃料ガスの気相部分と液相部分との温度を計測する温度センサと、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサと、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置とを有し、制御装置は、前記温度センサによって計測した温度データを基に液化燃料ガスのガス密度と液密度とを算出し、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから気相部分の体積と液相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値からタンク内の液化燃料ガスの質量を算出するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明のタンクローリは、タンク内に存在する液化燃料ガスの積載質量を求める質量管理システムを搭載したものであって、タンク内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサと、タンク内の液化燃料ガスの温度を計測する温度センサと、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサと、タンク内の気相部分の圧力を計測するガス圧センサと、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置とを有し、制御装置は、前記温度センサによって計測した温度データを基に液化燃料ガスの液密度を算出し、前記ガス圧センサによって計測した気相部分の圧力データを基に液化燃料ガスのガス密度を算出し、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから液相部分の体積と気相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値から質量を算出するようにしたものであることを特徴とする。
一方、本発明に係るタンクローリの質量管理システムは、タンク内に存在する液化燃料ガスの積載質量を求めるものであって、タンク内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサと、タンク内の液化燃料ガスの気相部分と液相部分との温度を計測する温度センサと、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサと、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置とを有し、制御装置が、前記温度センサによって計測した温度データを基に液化燃料ガスのガス密度と液密度とを算出し、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから気相部分の体積と液相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値からタンク内の液化燃料ガスの質量を算出するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るタンクローリの質量管理システムは、前記温度センサはタンクの高さ方向に数個のセンサが並べられたものであり、前記制御装置が、前記液面センサの液面データから気相部分に相当するセンサと液相部分に相当するセンサとを分け、それぞれ気相部分の平均温度と液相部分の平均温度を算出するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るタンクローリの質量管理システムは、前記制御装置が、時間変化に伴って得た数個の温度データに基づいて、前記タンク内の気相部分と液相部分との将来の安定した温度を推定するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るタンクローリの質量管理システムは、タンク内に存在する液化燃料ガスの積載質量を求めるものであって、タンク内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサと、タンク内の液化燃料ガスの温度を計測する温度センサと、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサと、タンク内の気相部分の圧力を計測するガス圧センサと、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置とを有し、制御装置が、前記温度センサによって計測した温度データを基に液化燃料ガスの液密度を算出し、前記ガス圧センサによって計測した気相部分の圧力データを基に液化燃料ガスのガス密度を算出し、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから液相部分の体積と気相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値から質量を算出するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るタンクローリの質量管理システムは、前記制御装置が、液化燃料ガスの成分比率に応じた飽和蒸気表に従って温度や圧力に対応するガス密度や液密度を求める密度計算式が格納され、タンク内の温度や圧力の値からガス密度や液密度を算出するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るタンクローリの質量管理システムは、前記制御装置が、各種タンクに応じて液面高さに対する液相部分の体積を求める体積計算式が格納され、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから液相部分の体積と気相部分の体積とを算出するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るタンクローリの質量管理システムは、前記制御装置が、算出したタンク内の質量と液相体積の演算データを切り換えて出力するようにしたものであることを特徴とする。
よって、本発明におけるタンクローリ及びその質量管理システムによれば、従来は高価なコリオリ式質量流量計によって質量を計測していたが、温度センサ、液面センサ及び角度センサによって、或いは更にガス圧センサを加えた各センサからの計測データによって制御装置で演算処理することでタンク内に存在する液化燃料ガスの質量を求めるようにしたので安価に提供することができるようになった。そして、気相ガスも含めて質量を算出するため、荷卸しなどにおける正確な質量を算出することができる。
次に、本発明に係るタンクローリ及びその質量管理システムの一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。特に本実施形態では、タンクローリの一例としてバルクローリを示し、質量管理システムは、このバルクローリについての適用例を説明する。しかし、タンクローリはバルクローリに限定されることなく大型タンクローリなども含み、質量管理システムはそうした大型タンクローリにも適用可能なものである。
ここで、図1は、バルクローリを示した側面図である。バルクローリとは、ガスボンベによる液化燃料ガスの供給形態に代わり、容量の大きい設置型のバルク貯槽を一般家庭に備え、そこへ液化燃料ガスを運んで直接充填するための小型のタンクローリである。そこで以下、バルクローリをタンクローリの名称で説明する。
タンクローリ1は、走行車両11の台車12にタンク13が搭載され、そのタンク13が各種弁や計器などを介してホースリール箱14内に格納された不図示の充填ホース及び均圧ホースに接続されている。各種弁や計器などが配管されたタンクローリの流体回路は、バルク貯槽に液化燃料ガスを充填する他、供給基地から液化燃料ガスをタンク13内に受け入れるための液ラインやガスラインを備え、弁計器箱15内に各種弁や計器を格納して構成されている。
タンクローリ1は、タンク13内の液化燃料ガスをバルク貯槽へ充填するための液送り手段として液送ポンプが配管され、エンジンのPTOから取り出した回転によって駆動する方式が採られている。図2は、そうした液送ポンプや各種弁、計器などによって構成されたタンクローリ1の流体回路を示した回路図である。
タンクローリ1のタンク13には、底面に液化燃料ガスの出入りする液口20と気相ガスが出入りするガス口30とが設けられ、この液口20とガス口30とに供給基地側またはバルク貯槽側へと切り換え可能な液ライン及びガスラインが接続されている。
液ラインは、先ず液口20に緊急遮断弁21が取り付けられ、そこから元弁22を介して弁計器箱15内にあるカップリング23側と、ホースリール箱14内にある充填ホース25側とに分岐し、それぞれ液受入ライン27と液充填ライン28とが形成されている。液受入ライン27にあるカップリング23は、液化燃料ガスをタンク13へ積み込む際に供給基地との間で液ホースを接続するためのものであり、液取入弁24と一体的に構成されている。一方、液充填ライン28は、バルク貯槽へ液化燃料ガスを送るための液送ポンプ16の他、ホース止弁26が配管されている。そして、液充填ライン28は、フレキシブルチューブ29によって充填ホース25へと接続されている。
一方、タンクローリ1のガスラインは、ガス口30に緊急遮断弁31が取り付けられ、そこから元弁32を介して弁計器箱15内のカップリング33側と、ホースリール箱14内にある均圧ホース35側とに分岐し、それぞれのガス戻しライン36とガス回収ライン37とが形成されている。ガス戻しライン36のカップリング33は、タンク103内の気相ガスを供給基地側へ戻す際に供給基地との間でガスホースを接続するためのものであり、通気弁34と一体的に構成され、元弁32と接続されている。一方、ガス回収ライン37は、フレキシブルチューブ38を介してリールホース箱14内の均圧ホース35に接続されている。
こうしたタンクローリ1は、供給基地から供給される液化燃料ガスの積み込みを行った後、タンク13に積み込んだ液化燃料ガスをバルク貯槽へ充填する荷卸しをして廻る。そこで、例えば、タンクローリ1がバルク貯槽へ液化燃料ガスを荷卸しする場合について説明する。
ホースリール箱14から充填ホース25と均圧ホース35とが送り出され、バルク貯槽に接続される。そして、積み込み時と同様に油圧ハンドポンプ39のレバー操作によって発生する油圧により緊急遮断弁21,31が開けられ、バルク貯槽への充填準備が完了する。そこで、無線送信機からのスイッチONによって液送ポンプ16がPTOから取り出したエンジン出力の伝達によって駆動し、タンク13内の液化燃料ガスがバルク貯槽へと送り出されて荷卸し作業が開始される。
このときタンク13内の液化燃料ガスは、液送ポンプ16の液送りによって充填ホース25を通って流れ、バルク貯槽へと充填されていく。一方、バルク貯槽内の気相ガスは、液化燃料ガスの充填に伴い押し出され、均圧ホース35を通って流れタンク13へと回収される。その間、タンク13内の積載質量が後述するように算出されている。積載質量の変化からはバルク貯槽への荷卸し流量が求められるため、それが設定流量に達すると制御装置からの制御信号によって液送ポンプ16の駆動が停止され、荷卸しが終了する。そして、電磁弁17が開けられて緊急遮断弁21,31が油圧から解放されて閉じ、バルク貯槽への液充填が終了する。その後、充填ホース25と均圧ホース35とがバルク貯槽から切り離されて荷卸しを終了する。
タンクローリ1に設けられた本実施形態の質量管理システムは、こうしてタンク13内の液化燃料ガスをバルク貯槽へ荷卸ししたり、タンク13内に供給基地から液化燃料ガスを積み込む場合の変化した場合に、そのタンク13に搭載されている液化燃料ガスの質量などを算出するようにしたものである。その際、実施形態では、液化燃料ガスの積載量を液相ガスだけでなく気相ガスも含めて質量に換算して管理するようにしている。ここで、図3は、タンクローリ1の質量管理システムの系統図である。
本実施形態の質量管理システムは、タンク13に対して気相ガスの圧力を計測するガス圧センサ41と、タンク13内の温度を高さ方向に10点計測する温度センサ42と、タンク13内の液化燃料ガスの液相ガス高さ、すなわち液面高さを計測する液面センサ43と、更にタンク13の前後方向(図面左右方向)の傾きを計測する角度センサ44とが設けられている。そして、こうしたガス圧センサ41、温度センサ42、液面センサ43及び角度センサ44が制御装置45へと接続されている。
制御装置45は、演算処理手段であるCPUや記憶手段であるROMやRAMなどから構成され、記憶手段には後述する積載質量の演算処理を実行するための演算処理プログラムなどが格納されている。そして、この制御装置45には、積載の開始信号及び終了信号のやりとりなど、タンクローリ1における積み卸し作業をコントロールする不図示の操作装置なども接続されている。
一方、図4は、演算処理プログラムに従って制御装置45によって行われる演算処理工程を示したブロック線図であり、液化燃料ガスの積み卸しの開始によってタンク13内に搭載されている気相ガスを含めた液化燃料ガスの積載質量や、液相ガス部分の体積を算出する工程を示している。タンク13内の液化燃料ガスについて前述したような荷卸しや、逆に積み込みが開始されると、質量管理システムによって演算処理も開始される。
演算処理を開始すると、ガス圧センサ41からはタンク13内の気相部分の気相圧力PGpが計測され、温度センサ42では、タンク13内の温度が高さ方向に設けられた10点のセンサで計測され、液面センサ43では、タンク13内の液化燃料ガスの液面高さXa が計測され、更に角度センサ44では、タンク13の前後方向の傾きΨが計測される。そして、ガス圧センサ41、温度センサ42、液面センサ43及び角度センサ44で検出された傾斜データが制御装置45へと入力される。
ところで、タンク13の高さ方向に10点のセンサが並べられた温度センサ42は、一番下のセンサをNo1、一番上のセンサをNo10として下から順に付した番号で特定されている。そして、任意の番号jとしたときのセンサについて、タンク13の底面からの高さをXj 、対応する温度センサ42の温度をTj とする。また、液面高さXa をまたぐ上下の温度センサ42のうち下方の番号のものをk、上方の番号のものをk+1とする。
先ず、図4に示すブロック線図のステップ(S)11では、気相ガスと液相ガスとの各相内平均温度が算出される。このとき、温度センサ42の番号k,k+1の高さをXk ,Xk+1 とすると、液面高さXa はXk ≦Xa ≦Xk+1 である。ステップ11に記載した(1)式はこれを意味している。そして、この条件の下、気相ガスが充填する気相部分と液相ガスが充填する液相部分の平均温度がそれぞれ算出される。以下、気相部分の平均温度を気相温度TG とし、液相部分の平均温度を液相温度TL とする。
10点並んだ温度センサ42のうち、液面高さXa より高いところに位置するセンサ、すなわち気相部分に位置するセンサであって、最も低い位置にあるセンサの高さをXk+1 とする。そうした場合、温度センサ42のうちXj ≧Xk+1 に該当する気相部分のセンサで計測された温度データに基づいて気相温度TG が算出される。具体的には、ステップ11の(2)式に基づいて、気相部分の温度センサ42(j=k+1〜10)で計測された温度Tj の総和から気相温度TG が求められる。
一方、10点並んだ温度センサ42のうち、液面高さXa より低いところに位置するセンサ、すなわち液相部分に位置するセンサであって、最も高い位置にあるセンサの高さをXk とする。そうした場合、温度センサ42のうちXj ≦Xk に該当する液相部分のセンサで計測された温度データに基づいて液相温度TL が算出される。具体的には、ステップ11の(3)式に基づいて、気相部分の温度センサ42(j=1〜k)で計測された温度Tj の総和から液相温度TL が求められる。こうした気相温度TG および液相温度TL は、一定の時間間隔で算出される。
そして、続くステップ12では、算出された4点の気相温度TG から、移動4点推定アルゴリズムAG によって気相推定温度TGiが算出され、ステップ13では、同じく算出された移動4点推定アルゴリズムAL によって、液相推定温度TLiが求められる。気相推定温度TGiおよび液相推定温度TLiは、液化燃料ガスの荷卸しや積み込み時の温度が変動している状態で算出した気相温度TG および液相温度TL から将来の安定した状態の気相温度と液相温度を推定したものである。すなわち、移動4点推定アルゴリズムAG ,AL では、例えば10秒間隔で4点の気相温度TG と液温度TL とをサンプリングし、その値に基づいて温度変化を推測する気相温度カーブと液相温度カーブとをそれぞれ求め、その温度カーブから安定した状態の気相推定温度TGiと液相推定温度TLiとを推測する。
ところで、液化燃料ガスは温度や圧力によって密度が異なるが、その温度や圧力と密度と関係は液化燃料ガスの成分比率によっても変化する。例えば液化燃料ガスがLPガスの場合では、プロパンとブタンとの混合割合で密度が異なる。従って、成分比率に応じた飽和蒸気表に従って温度や圧力に対応するガス密度や液密度が求められるように、制御装置45には飽和蒸気表に従ってガス密度と液密度が求められるように、それぞれの密度計算式が格納されている。
そこで、ステップ11,12で算出された気相推定温度TGiと液相推定温度TLiに基づき、ステップ14,15において、その密度計算式からガス密度ρG と液密度ρL とがそれぞれ算出される。なお、図中、ステップ14,15に記載されたFG ,FL は、それぞれガス密度と液密度を算出する場合の演算子である。
一方、本実施形態では、気相推定温度TGiからガス密度ρG を求める他、気相圧力PG からもガス密度ρG を求めるようにしている。これは、ガス圧センサ41でタンク13内の気相部分の気相圧力PG が計測され、その圧力データが制御装置45へと入力される。制御装置45には、飽和蒸気表に従ってガス密度が求められるように密度計算式が格納されているため、ステップ16では気相圧力PG に応じたガス密度ρG が算出される。なお、図中、ステップ16に記載されたFG はガス密度を算出する場合の演算子である。
ここで、ガス密度は、温度から算出したガス密度ρG と圧力から算出したガス密度ρG とが得られるが、制御装置45では、ソフト切り換えによっていずれか一方の値を用いるようにしている。
こうしてガス密度ρG と液密度ρL とがそれぞれ算出される一方で、タンク13内の液相部分の液相体積VL と、気相部分の気相体積VG とが算出される。それには、角度センサ44によってタンク13の前後方向の傾きΨが計測され、その傾斜データが制御装置45へと入力される。そして、図3に示すステップ19では、その傾斜データと、液面センサ43からの液面高さデータとから、タンク13が傾き角ゼロの状態になったとした場合の液面高さXが算出される。なお、図中、ステップ19に記載されたFICは液面高さXを算出する場合の演算子である。
タンク13の傾きがゼロの状態の液面高さXを算出するのは、傾き角ゼロの状態の液面高さXに対応した液相部分の体積を示すタンクテーブルがあり、制御装置45には、そのタンクテーブルに従って液相体積が求められる体積計算式が格納されているからである。そこで、ステップ20では、ステップ19で算出された液面高さXに従いタンク13内の液相体積VL が算出される。なお、図中、ステップ20に記載されたFは液相体積VL を算出する場合の演算子である。
このとき、形状や大きさが異なる複数のタンクに対応したタンクテーブルAi が用意され、制御装置45に対してキーイン方式やディップスイッチなどによる検索入力によって選択される(ステップ30)。これによってタンク13に対応したタンクテーブルが決定され、液面高さXからタンク13内の液相体積VL が算出される。
また、ステップ30でのタンクテーブル選択の際、対応するタンクの全体体積VA も入力される。そこで、ステップ21では、その全体体積VA から液相体積Vの差がとられてタンク13内の気相体積VG が求められる。
そして、タンク13の気相ガスに対しては、ステップ22でガス密度ρG と気相体積VG とが乗算され、気相質量MG が算出される。同じように、タンク13の液相ガスに対しては、ステップ23で液密度ρL と液相体積VL とが乗算され、液相質量ML が算出される。更に、ステップ24では、気相ガスと液相ガスに求めた気相質量MG と液相質量ML とが加算され、タンク13全体のトータル質量Mが算出される。
こうして算出されたトータル質量Mは、更にステップ25において基準器による全測定質量M′を基に、真の質量に近似させるために補正するシフト演算が行われる。このとき、液相ガスの下限値であって、基準器にって計測される質量をM1′ 、算出される質量をM1 とし、液相ガスの上限値であって基準器にって計測される質量をM2′ 、算出される質量をM2 とし、これがシフト用データとして記憶され、比較される(ステップ31)。質量MとM′は、実測は別としても理論的には各連続変量として仮想的に考えられる。質量の絶対誤差をδM=M−M′として定義し、更に質量の相対誤差をε=δM/M′=(M−M′)/M′=M/M′−1として定義する。
これをεーM′特性としてとらえると、図5のような曲線が得られる。ここで、縦座標をシフトsすると、図6に示すような曲線が得られる。これがεa ーM′特性を示している。このとき、相対誤差εa はより小さくなり、対応する近似式は、新質量の絶対誤差δMi −M′となり、さらに要約して、新質量の相対誤差εa =Mi /M′−1となる。ただし、εa =ε−sである。
以上の各式より、任意の測定質量Mから、シフトs補正に対する測定質量Mi は、Mi =(1−s/(ε+1))・Mとなる。なお、s及びεは、下限値と上限値での実測データから(ステップ31)から近似的に求められる。
ステップ26では、こうして算出されたタンク13内に積載された質量M或いMi と、液相体積VL との演算データが切り換え信号Cに応じて出力される。すなわちその演算データは、前述した荷卸し作業などに対する出力信号Dとして、また表示装置への表示信号Eとして出力される。従って、例えば前述したバルク貯槽への荷卸し時には、出力信号Dから液化燃料ガスの吐出量を算出し、それが設定量に達したところで図2に示す電磁弁17が開けられ、緊急遮断弁21,31が油圧から解放されて閉じ、バルク貯槽への液充填が終了する。一方、表示装置にはタンク13内に残る液化燃料ガスの質量が気相ガス分も含めて表示され、或いは液化燃料ガスの容量が表示される。
よって、本実施形態におけるタンクローリの質量管理システムによれば、従来は高価なコリオリ式質量流量計によって質量を計測していたが、ガス圧センサ41、温度センサ42、液面センサ43および角度センサ44によって計測した値から質量を求めるようにしたので安価に提供することができるようになった。
そして、トラックスケールを利用する必要もないため、信頼性の高いシステムにすることができた。更に、タンク13内に積載された質量M或いはMi と液相体積VL を算出し、その演算データを利用して荷卸しや積み込みでのバルブなどの自動制御を行うこともできるようになった。
以上、本発明に係るタンクローリ及びその質量管理システムについて一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定することなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、ガス圧センサ41を設け、温度から算出したガス密度ρG の他にも圧力から算出したガス密度ρG とを求めるようにしたが、必ずしもガス圧センサ41を設けてガス密度ρG を求める必要はなく、温度から密度を求めて重力を算するだけのものであってもよい。
タンクローリを示した側面図である。 タンクローリの流体回路を示した回路図である。 タンクローリの質量管理システムを示した系統図である。 演算処理プログラムに従って制御装置によって行われる演算処理工程を示したブロック線図である。 補正前のεーM′特性を示した図である。 補正後のεーM′特性を示した図である。
符号の説明
1 タンクローリ
13 タンク
41 ガス圧センサ
42 温度センサ
43 液面センサ
44 角度センサ
45 制御装置

Claims (9)

  1. タンク内に存在する液化燃料ガスの積載質量を求める質量管理システムを搭載したタンクローリにおいて、
    タンク内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサと、タンク内の液化燃料ガスの気相部分と液相部分との温度を計測する温度センサと、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサと、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置とを有し、制御装置は、前記温度センサによって計測した温度データを基に液化燃料ガスのガス密度と液密度とを算出し、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから気相部分の体積と液相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値からタンク内の液化燃料ガスの質量を算出するようにしたものであることを特徴とするタンクローリ。
  2. タンク内に存在する液化燃料ガスの積載質量を求める質量管理システムを搭載したタンクローリにおいて、
    タンク内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサと、タンク内の液化燃料ガスの温度を計測する温度センサと、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサと、タンク内の気相部分の圧力を計測するガス圧センサと、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置とを有し、制御装置は、前記温度センサによって計測した温度データを基に液化燃料ガスの液密度を算出し、前記ガス圧センサによって計測した気相部分の圧力データを基に液化燃料ガスのガス密度を算出し、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから液相部分の体積と気相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値から質量を算出するようにしたものであることを特徴とするタンクローリ。
  3. タンク内に存在する液化燃料ガスの積載質量を求めるタンクローリの質量管理システムにおいて、
    タンク内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサと、タンク内の液化燃料ガスの気相部分と液相部分との温度を計測する温度センサと、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサと、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置とを有し、
    制御装置は、前記温度センサによって計測した温度データを基に液化燃料ガスのガス密度と液密度とを算出し、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから気相部分の体積と液相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値からタンク内の液化燃料ガスの質量を算出するようにしたものであることを特徴とするタンクローリの質量管理システム。
  4. 請求項3に記載するタンクローリの質量管理システムにおいて、
    前記温度センサはタンクの高さ方向に数個のセンサが並べられたものであり、前記制御装置は、前記液面センサの液面データから気相部分に相当するセンサと液相部分に相当するセンサとを分け、それぞれ気相部分の平均温度と液相部分の平均温度を算出するようにしたものであることを特徴とするタンクローリの質量管理システム。
  5. 請求項3又は請求項4に記載するタンクローリの質量管理システムにおいて、
    前記制御装置は、時間変化に伴って得た数個の温度データに基づいて、前記タンク内の気相部分と液相部分との将来の安定した温度を推定するようにしたものであることを特徴とするタンクローリの質量管理システム。
  6. タンク内に存在する液化燃料ガスの積載質量を求めるタンクローリの質量管理システムにおいて、
    タンク内の液化燃料ガスの液面高さを計測する液面センサと、タンク内の液化燃料ガスの温度を計測する温度センサと、タンクの前後方向の傾斜を計測する角度センサと、タンク内の気相部分の圧力を計測するガス圧センサと、各センサからの計測データに基づいて演算処理を行う制御装置とを有し、
    制御装置は、前記温度センサによって計測した温度データを基に液化燃料ガスの液密度を算出し、前記ガス圧センサによって計測した気相部分の圧力データを基に液化燃料ガスのガス密度を算出し、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから液相部分の体積と気相部分の体積とを算出し、その密度と体積との値から質量を算出するようにしたものであることを特徴とするタンクローリの質量管理システム。
  7. 請求項3乃至請求項6のいずれかに記載するタンクローリの質量管理システムにおいて、
    前記制御装置は、液化燃料ガスの成分比率に応じた飽和蒸気表に従って温度や圧力に対応するガス密度や液密度を求める密度計算式が格納され、タンク内の温度や圧力の値からガス密度や液密度を算出するようにしたものであることを特徴とするタンクローリの質量管理システム。
  8. 請求項3乃至請求項7のいずれかに記載するタンクローリの質量管理システムにおいて、
    前記制御装置は、各種タンクに応じて液面高さに対する液相部分の体積を求める体積計算式が格納され、前記液面センサの液面高さデータと角度センサの傾斜データとから液相部分の体積と気相部分の体積とを算出するようにしたものであることを特徴とするタンクローリの質量管理システム。
  9. 請求項3乃至請求項8のいずれかに記載するタンクローリの質量管理システムにおいて、
    前記制御装置は、算出したタンク内の質量と液相体積の演算データを切り換えて出力するようにしたものであることを特徴とするタンクローリの質量管理システム。
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