JP2006159307A - 回転工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 回転工具は、モータ111、工具ビット119、モータと工具ビットとの間で回転力を断続する噛み合いクラッチ131を有する。噛み合いクラッチは、モータによって回転駆動される駆動回転部134および当該駆動回転部と一体に回転する駆動クラッチ部133を有する駆動側回転体と、工具ビットを着脱自在に保持するビット保持部117および当該ビット保持部と一体に回転する被動クラッチ部135を有する被動側回転体と、を有する。駆動側回転体は、軸方向において駆動回転部134と駆動クラッチ部133とに分割されるとともに、駆動クラッチ部が駆動回転部に着脱自在に装着され、被動側回転体は、軸方向においてビット保持部117と被動クラッチ部135とに分割されるとともに、被動クラッチ部がビット保持部に着脱自在に装着される。
【選択図】 図3
Description
請求項1に記載の発明によれば、モータと、工具ビットと、モータの回転力を工具ビットに伝達し、あるいは当該回転力の伝達を遮断する噛み合いクラッチと、を有する回転工具が構成される。噛み合いクラッチは、モータによって回転駆動される駆動回転部および当該駆動回転部と一体に回転する駆動クラッチ部を有する駆動側回転体と、工具ビットを着脱自在に保持するビット保持部および当該ビット保持部と一体に回転する被動クラッチ部を有する被動側回転体と、を有する。そして駆動側回転体と被動側回転体は、駆動クラッチ部と被動クラッチ部が互いに対向するように同一軸線上に配置されるとともに、互いに接近する方向に相対移動して駆動クラッチ部と被動クラッチ部とを噛み合い係合することでモータの回転力を工具ビットに伝達し、また互いに離間する方向に相対移動して駆動クラッチ部と被動クラッチ部との噛み合い係合を解除することで当該回転力の伝達を遮断する構成とされている。本発明における「回転工具」としては、典型的には、工具ビットが周方向に回転動作することでネジの締付け作業を行う電動スクリュドライバがこれに該当するが、これに限らず、モータと工具ビットとの間で、回転力を断続する噛み合いクラッチを有する回転工具であれば、広く適用することが可能である。また本発明における「駆動回転部」としては、典型的には、モータの回転速度を減速する手段の1つとして備えられる駆動ギアがこれに該当し、さらに「ビット保持部」としては、典型的には、工具ビットの保持機能を有するとともに、工具本体部に対して軸方向に摺動自在に支持される回転軸がこれに該当する。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の回転工具において、駆動クラッチ部と被動クラッチ部との間には、当該駆動クラッチ部と被動クラッチ部の噛み合い係合を解除する方向に付勢力を作用する付勢バネが圧縮状態で介在され、当該付勢バネは、駆動クラッチ部を駆動回転部に押圧するとともに被動クラッチ部をビット保持部に押圧し、これにより駆動クラッチ部および被動クラッチ部をそれぞれ装着位置に保持する構成としている。なお「付勢バネ」としては、典型的には、圧縮コイルバネがこれに該当する。本発明によれば、駆動クラッチ部と被動クラッチ部の噛み合い係合を解除するべく作用する付勢バネの付勢力を利用して、駆動クラッチ部および被動クラッチ部をそれぞれ装着位置に保持する構成としている、このため、駆動クラッチ部および被動クラッチ部を装着位置に固定するための部材を別個に設ける必要がなくなり、その結果、部品点数を減少できるとともに、駆動クラッチ部および被動クラッチ部を組付ける際、あるいは交換する際の手間を省くことができ、作業性が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の回転工具において、駆動回転部と駆動クラッチ部、およびビット保持部と被動クラッチ部は、それぞれが互いに遊嵌状に嵌り合う軸方向の嵌合部を有するとともに、それら各嵌合部の嵌合面間に介在された鋼球を介して一体に回転するように装着された構成とされる。かかる構成によれば、簡単な構造でありながら、駆動回転部と駆動クラッチ部とにつき、およびビット保持部と被動クラッチ部とにつき、それぞれ周方向のガタツキを伴うことなく円滑に回転させることができる。
したがって、その後は、圧縮コイルバネ161および座金163を取り外すとともに、駆動側クラッチ部材133を駆動ギア134から、スピンドル側クラッチ部材135をスピンドル117から、それぞれ容易に取り外して新しいものと交換することができる。なお新しい駆動側クラッチ部材133とスピンドル側クラッチ部材135を組付けについては、上記とは逆の手順で行うことができる。
103 本体部
105 モータハウジング
106 ファンハウジング
107 クラッチハウジング
108 締結ボルト
109 ハンドグリップ
111 駆動モータ(モータ)
113 出力軸
115 ピニオンギア
116 リーフスプリング
117 スピンドル(ビット保持部)
117a フランジ部
117b ビット挿入孔
118 鋼球
119 ドライバビット(工具ビット)
119a 細径部
121 トリガ
123 アジャスタスリーブ
125 ストッパスリーブ
127 ストップリング
131 噛み合いクラッチ
133 駆動側クラッチ部材(駆動クラッチ部)
133a 駆動側クラッチ歯
133b バネ受部
133c 係合凹部
134 駆動ギア(駆動回転部)
134a 中央筒部
134b 係合凹部
135 スピンドル側クラッチ部材(被動クラッチ部)
135a 被動側クラッチ歯
135b バネ受部
135c 係合凹部
141 軸受
143 筒部
143a 貫通孔
145 鋼球
147 支持軸
149 鋼球
151 軸受
153 スラスト軸受
155 支持リング
161 圧縮コイルバネ(付勢バネ)
163 座金
165 囲い
165a 囲い部
165b 延出部
Claims (3)
- モータと、
工具ビットと、
前記モータの回転力を前記工具ビットに伝達し、あるいは当該回転力の伝達を遮断する噛み合いクラッチと、を有し、
前記噛み合いクラッチは、
前記モータによって回転駆動される駆動回転部および当該駆動回転部と一体に回転する駆動クラッチ部を有する駆動側回転体と、
前記工具ビットを着脱自在に保持するビット保持部および当該ビット保持部と一体に回転する被動クラッチ部を有する被動側回転体と、を有し、
前記駆動側回転体と前記被動側回転体は、前記駆動クラッチ部と前記被動クラッチ部が互いに対向するように同一軸線上に配置されるとともに、互いに接近する方向に相対移動して前記駆動クラッチ部と前記被動クラッチ部とを噛み合い係合することで前記モータの回転力を前記工具ビットに伝達し、互いに離間する方向に相対移動して前記駆動クラッチ部と前記被動クラッチ部との噛み合い係合を解除することで当該回転力の伝達を遮断する構成とされた回転工具であって、
前記駆動側回転体は、軸方向において前記駆動回転部と前記駆動クラッチ部とに分割されるとともに、前記駆動クラッチ部が前記駆動回転部に着脱自在に装着され、
前記被動側回転体は、軸方向において前記ビット保持部と前記被動クラッチ部とに分割されるとともに、前記被動クラッチ部が前記ビット保持部に着脱自在に装着されていることを特徴とする回転工具。 - 請求項1に記載の回転工具であって、
前記駆動クラッチ部と前記被動クラッチ部との間には、当該駆動クラッチ部と被動クラッチ部との噛み合い係合を解除する方向に付勢力を作用する付勢バネが圧縮状態で介在され、当該付勢バネは、前記駆動クラッチ部を前記駆動回転部に押圧するとともに前記被動クラッチ部を前記ビット保持部に押圧し、これにより前記駆動クラッチ部、および前記被動クラッチ部をそれぞれ装着位置に保持する構成としたことを特徴とする回転工具。 - 請求項1または2に記載の回転工具であって、
前記駆動回転部と前記駆動クラッチ部、および前記ビット保持部と前記被動クラッチ部は、それぞれが遊嵌状に嵌合する軸方向の嵌合部を有するとともに、それら嵌合部の嵌合面間に介在された鋼球を介して一体に回転するように装着されていることを特徴とする回転工具。
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---|---|---|---|---|
JP2009125813A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Makita Corp | ねじ締め機 |
JP2015128803A (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-16 | 吉野石膏株式会社 | 保護キャップ |
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KR101922640B1 (ko) * | 2016-12-23 | 2018-11-28 | 계양전기 주식회사 | 전동공구 비트 착탈 장치 |
US10286529B2 (en) | 2013-06-27 | 2019-05-14 | Makita Corporation | Screw-tightening power tool |
-
2004
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