JP2006159219A - プレス型のサイドピンストッパ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】
上型本体にパッドを脱着するに際してサイドピンを工具を用いることなくワンタッチで着脱可能としたプレス型のサイドピンストッパ構造を提供する。
【解決手段】
上型本体側壁1に設けられているサイドピン挿入穴2の近傍における上型本体側壁1の外側面に前記サイドピン挿入穴2に挿入された鍔状の入り込み防止機能付きのサイドピン3aの頭部3bへ係脱するフック5をコイルバネ9によって常に前記サイドピン3aの頭部3bの方向に付勢して回動可能に設けた。
【選択図】 図1
上型本体にパッドを脱着するに際してサイドピンを工具を用いることなくワンタッチで着脱可能としたプレス型のサイドピンストッパ構造を提供する。
【解決手段】
上型本体側壁1に設けられているサイドピン挿入穴2の近傍における上型本体側壁1の外側面に前記サイドピン挿入穴2に挿入された鍔状の入り込み防止機能付きのサイドピン3aの頭部3bへ係脱するフック5をコイルバネ9によって常に前記サイドピン3aの頭部3bの方向に付勢して回動可能に設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プレス型にパッドを装着するためのサイドピンストッパ構造に関するものである。
従来、上型本体にパッドを装着するためのサイドピンストッパは図4で示すように、上型本体側壁1に設けられたサイドピン挿入穴2にサイドピン3aを挿入し、サイドピン3aの頭部3bに設けられた凹溝10にストッパプレート11を係合し、このストッパプレート11を上型本体側壁1にボルト12によつて締め付けてストッパプレート11によりサイドピン3a抜け止めする構造のものが知られている。
上記従来のサイドピンストッパ構造では、上型本体にパッドを脱着するごとに工具を用いてボルト12を抜き差し操作してストッパプレート11を脱着しなくてはならずタイムロスが多く、また、作業者の労力負担が大きいという問題があった。
特開平09−220700公報
本発明の目的は、上型本体にパッドを脱着するに際してサイドピンを工具を用いることなくワンタッチで着脱可能としたプレス型のサイドピンストッパ構造を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、上型本体側壁に設けられているサイドピン挿入穴の近傍における上型本体側壁の外側面に前記サイドピン挿入穴に挿入された入り込み防止機能付きのサイドピンの頭部へ係脱するフックをバネによって常に前記サイドピンの頭部方向に付勢して回動可能に設けたことを特徴とするものである。
本発明によると、上型本体にパッドを装着するサイドピンの脱着に工具を用いることなくワンタッチで可能としパッドの脱着時間の短縮及び作業者の労力負担の低減が図れる効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1は上型本体側壁であり、図略のパッドを装着するためのサイドピン3aのサイドピン挿入穴2が設けられている。このサイドピン挿入穴2に挿入されるサイドピン3aは上型本体側壁1の外側面に当接する鍔状の頭部3bが形成された入り込み防止機能付きである。
本発明は前記サイドピン挿入穴2の近傍における上型本体側壁1の外側面にサイドピン3aの頭部3bへ係脱するフック5をコイルバネ9によって常に前記サイドピン3aの頭部3bの方向に付勢して回動可能に設けたものである。
さらに詳しく説明すると、サイドピン挿入穴2の近傍における上型本体側壁1の外側面にL字形のブラケット4をボルト8で固定し、このブラケット4に傾斜面5aが形成されているフック5をピン6により回転可能に取り付け、ブラケット4とフック5との間にコイルバネ9を設置し、このコイルバネ9によりフック5をサイドピン3aの頭部3bの方向Fに付勢すると共に、プレス振動によるフック5の外れを防止するようにしている。また、フック5には持ち上げ用の取っ手7を備えている。
また、前記コイルバネ9によりサイドピン3aの頭部3bの方向Fに付勢されたフック5はL字形のブラケット4の水平部の先端に当接してフック5のサイドピン3aの頭部3bの方向Fへの回転位置が規制されている。
上記の構造よりなる本発明の作用について図3により説明する。図3(A)で示すようにサイドピン3aを上型本体側壁1に設けられたサイドピン挿入穴2に挿入する。このサイドピン5の挿入過程において頭部3bがフック5を通過する際に図3(B)で示すようにフック5の傾斜面5aと頭部3bが接触して図3(C)で示すようにフック5を上方に持ち上げてサイドピン3aの挿入を許容する。頭部3bがフック5を通過して上型本体側壁1の外側面に当接すると図3(D)で示すようにコイルバネ9とフック5の自重によりフック5がサイドピン3aの頭部3bに係合してサイドピン3a抜け止めするストッパ機能を果たす。
サイドピン3aをサイドピン挿入穴2から抜き取るときは、取っ手7を用いてフック5を図3(E)で示すように持ち上げることにより、フック5と干渉することなくサイドピン3aをサイドピン挿入穴2から引き抜くことができる。
このように本発明は、従来、パッド脱着の都度に行うストッパプレートをボルトによる締め付け、取り外し作業が無くなり、サイドピン3aの脱着に工具を用いることなくワンタッチで可能としパッドの脱着時間の短縮及び作業者の労力負担の低減が図れる利点を有している。
1 上型本体側壁
2 サイドピン挿入穴
3a サイドピン
3b サイドピンの頭部
4 ブラケット
5 フック
5a 傾斜面
6 ピン
7 取っ手
8 ボルト
9 コイルバネ
2 サイドピン挿入穴
3a サイドピン
3b サイドピンの頭部
4 ブラケット
5 フック
5a 傾斜面
6 ピン
7 取っ手
8 ボルト
9 コイルバネ
Claims (1)
- 上型本体側壁に設けられているサイドピン挿入穴の近傍における上型本体側壁の外側面に前記サイドピン挿入穴に挿入された入り込み防止機能付きのサイドピンの頭部へ係脱するフックをバネによって常に前記サイドピンの頭部方向に付勢して回動可能に設けたことを特徴とするプレス型のサイドピンストッパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004350759A JP2006159219A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | プレス型のサイドピンストッパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004350759A JP2006159219A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | プレス型のサイドピンストッパ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006159219A true JP2006159219A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36661790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004350759A Pending JP2006159219A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | プレス型のサイドピンストッパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006159219A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101389858B1 (ko) * | 2012-05-25 | 2014-04-29 | 주식회사 포스코 | 핀 조인트 및 더미 바 |
CN107052167A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-08-18 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 压料芯的限位结构 |
-
2004
- 2004-12-03 JP JP2004350759A patent/JP2006159219A/ja active Pending
Cited By (2)
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KR101389858B1 (ko) * | 2012-05-25 | 2014-04-29 | 주식회사 포스코 | 핀 조인트 및 더미 바 |
CN107052167A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-08-18 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 压料芯的限位结构 |
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