JP2006158769A - 凹凸形歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の歯ブラシは色々な形があり、また考案もでているが、形状の問題があって肝心な箇所、つまり歯の面、歯と歯の間、最も重要な歯と歯茎の間がしっかり磨ききれてなのが実情であった。本発明は上記したような歯ブラシの形状にすることによってフィット感があり隅々まで磨きやすく、肝心な箇所を確実に刷掃できる歯ブラシを提供する。
【解決手段】複数本の刷毛を束ねた毛束が歯ブラシ軸方向に沿って奇数列3乃至5列埋設されたヘッド部1と、此れに続く首部とを備えた歯ブラシにおいて、ヘッド部の両側に位置する最外側毛列5aの刷毛長をおよそ5mm程度とし、それより内側毛列5bの刷毛長をそれより1mm程度短めとし、中心となる真ん中の毛列5cの刷毛長は最も短めのものより6mm程度長めとした凹凸の配列形状とするものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラークの溜まりやすい凹凸のある歯面、特に、歯頸部、歯間部、歯と
歯茎の間を同時に容易に効率よく洗浄効果を高める歯ブラシに関するものである。
一般に製造、市販されている歯ブラシは、歯の清浄、歯垢の除去、歯茎のマッサージ等を目的としていて、種々の形状の物があり、例えば同一の長さのブラシ毛で構成されている平切形、歯間部や咬合面を磨くための毛切り形状として山切にしたもの(実開平6−57231号)、また、歯面に合わせて湾曲や傾斜させたもの(実開平2−141213号、実開平4−27829号、実開平5−91435号)、歯ブラシ中央の毛束をブラシ長軸方向に沿って凸状にしたもの(特開平9−56474号)、逆に凹状にしたもの(実開昭58−105229号)などが知られている。
しかしながら、上記した従来の歯ブラシの場合、それぞれ次のような問題がある。
従来の歯ブラシは毛先の一部がドーム状のものや毛先部分が山切状のものは存在したが、平切形(図7〜図9)が一般的で全体としては、ほぼ同一の長さのブラシ毛で構成されている。このためにバス法で歯3と歯茎5の間を横に磨くと、ブラシ毛の一部の集団が曲がって(或いは、毛先が開いて)しまい、最も洗浄効果のある毛先部分が肝心の箇所に触れる確立が非常に低い。そして曲がってしまっているブラシ毛の集団は歯を磨いているのではなく、歯の側面を単に撫でているだけの状態にある。さらには、ローリング法で歯を磨く際にも、同じ原因により、最も洗浄効果のある毛先部分が肝心な箇所に接している時間が、ごく僅かであり洗浄効果は低かった。
この事は、熱心に磨いているにも拘わらず肝心な箇所が殆ど磨ききれていな人がいる事を歯医者が指摘していた。それは、磨き方より現在の歯ブラシの形状から来る問題とも考えられる。もう少し、それぞれの問題点に触れてみる。
(1)平切にした歯ブラシは、あらゆる刷掃面に対応可能であるが、複雑な歯面に対して効果的確実にプラーくを刷掃するには図10〜図14)に判るように十分とは言い難い。
そもそも、隙間或いは角のものある箇所を四角の掃除機で掃いている様なものである。
(2)山切りにしたもの(実開平6−57231号)では、歯間部への毛先進入性は優れるものの、毛先面が先鋭であるため、違和感を感じたり、刷掃圧が強いと歯茎が痛く感じるばあいもある。
(3)歯面に合わせて湾曲や傾斜させたもの(実開平2−141213号、実開平4−27829号、実開平5−91435号)では、曲面の曲率が大きすぎるため、歯列には合うが、個々の歯牙を丁寧にプラークコントロールするには必ずしも好ましいとは言い難い。
(4)ブラシ部中央の毛束をブラシ長軸方向に沿って凸状にしたもの(特開平9−56474号)では、適切な角度で歯頸部に毛先を当てるバスほうで効果的に歯頸部を刷掃することができるが、常にその角度を正しく保ったままでの刷掃はなかなか難しい。
(5)逆に、ブラシ部中央の毛束をブラシ軸長に凹状にしたもの(実開昭58−105229号)では、内側と外側の高低差を比較的大きくしているため、内側毛束で歯面を磨こうとすると、外側毛束が必要以上の力で歯頸部に当たってしまい、歯肉への当たり心地が悪いといった問題があった。また、逆に歯頸部に外側毛束をちょうどよい力で当てると、内側の短い刷毛は歯牙表面に届きにくく、刷掃効率が悪いという問題があった。また、この形状だと、ブラシは常に外側え力が加わっているため毛先は広がり易く開き気味になったりで歯ブラシ本来の機能を果たしにくくなったりで此れも問題である。なを、最近の広報(特開平10−52320、特開2000−14451)についても大体(4)(5)で述べた様な問題が考えられる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、プラークの溜りやすい凹凸のある歯面、特に、歯頸部、歯間部、歯と歯茎の間を効率よくしかも確実でブラッシングし易しく刷掃することが出来る歯ブラシを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、複数本の刷毛を束ねた毛束が歯ブラシ軸方向に沿って奇数列3乃至5列(図では5列を示しているが、感覚が良くなれば3列でも良い)埋設されたヘッド部1と、此れに続く首部2とを備えた歯ブラシにおいて、ヘッド部の両側に位置する最外側毛列5aの刷毛長をおよそ5mm程度とし、それより内側毛列5bの刷毛長をそれより1mm程度短めとし(従って、4mm程度となる)、中心となる真ん中の毛列5cの刷毛長は最も短めのものより6mm程度長め(およそ10mm)とした凹凸の配列形状とするものである。これは、奥歯4本(大臼歯2本、小臼歯2本)について、歯面の凹凸が大体0.5~1.0mm程度、歯茎より歯面までの高さがおよそ6〜7mmである事からによる。
尚、此れらの大きさについては、殆どの人に当てはまるとの歯医者の見解でもある。
虫歯にかかり易い部分として、(1)噛み合わせ面の溝(2)歯と歯が隣り合っている歯間(3)歯のはえぎわと(歯医者によれば)言われており、従ってこれ等の箇所のブラッシングは重要で丁寧に確実に行われなければならない。また、それにも増して怖いのが歯周病である。これは歯と歯茎の間4の手入れの悪さから起こるもので最も恐れられている歯の病気の一種である。今回の発明(歯ブラシ形状の考案)の力点は歯周病予防と言う観点に最重点課題として取り組んだ。同時に虫歯予防も可能な考案である事も勿論である。歯周病予防のためには、前記した歯3と歯茎4のプラークの刷掃が重要である。そのためには、歯頸部に毛先を適切な角度で当てて軽い力で細かく前後に刷掃するバス方が効果的と言われている。しかし、実際に一般の人がこの方法通りに実践しようとしても、口腔内と手の感覚だけで毛先を適切な角度をきちんと保ちつつ、歯頸部に当てた状態でしかも正確なブラッシングによって効果を上げることは実際上困難であった。
これに対し、上記構成になる本発明の歯ブラシを用いた場合、歯頸部に当てる角度、また、ブラシの位置が上下にぶれる事を気にすることなく歯面にほぼ垂直乃至は若干外側(図4)に傾けた格好で歯ブラシを当てることで、毛先を所定の角度を保ちながらのバス法よりも簡単で確実に肝心な箇所の刷掃効果をより向上することが出来る。此れは、丁度、電車の車輪をレールの上を走らせる原理であるが、安定性を考えてさらに、外側の毛先は少し(およそ1mm)長めのものとしている。これは、モノレールタイプで線路を噛むようにして走行させる原理と同じである。この方法は原理上から歯全体にフィット感があり至極ブラシの扱いが簡単で操作性に優れているため直ぐに要領を覚える。さらに上手になれば両外側(5a)の毛先が省略された毛列が3列のタイプとしても良い。中央列の両側の短い部分(5b)を歯面にあずけ中央の毛列(5c)は歯の側面に押し当てるようにしても十分の効果が得られる。毛列を対称にしているため、同じ様な要領で歯を挟んで反対側もすればよい。尚、中央の歯列は2列にすると歯間を磨く時にうまく毛束が入りづらく、結果的には毛先が広がり気味となり確実に歯間を磨ききれない事から1列の構成としたがよい。つぎに、歯間をみがくには、隙間に歯列のセンターを入れる様にして(図5)縦方向に歯ブラシを小刻みに振動させれば完璧な刷掃ができ気分爽快である。
一般的に、毛先の長さは全列共1cm程度(図7〜図9)のものが殆どであるが、重心の位置を出来るだけ必要最小限に低くし安定性を良くする事で磨きやすく、且つ、毛先が広がりにくい形状とするために外側の毛先の高さを5mm程度としている。このようにすることで、安定した歯ブラシの運びと要所要所の磨きが完璧なまで刷掃出来ることを可能にした。殆どの人が毛先の広がりに悩んで、しかも殆どの人が肝心な箇所を磨ききっていないのも、重心の高い毛長であるから腰も弱く、物足りなさからつい力が入り強く押し付けてしまいがちとなり、結果して毛先が広がりはブラシの本来の機能を十分に発揮しきれてない構造になっているからだと考えられる。

以上説明したように、本発明によるときは、ブラシ毛の先を、左右対称凹凸形にカットし毛束の配列を奇数列とし真中を最長部とし直ぐ両隣を最低に外側の毛束をそれより少し高めの構成として、それらの高さを外側は5mm程度に、それより内側の高さを1mm程度低めで最低に、真中の最長部の高さと最低部との高低差をおよそ6mm程度とした事により、プラークの溜まり易い凹凸のある歯面、歯間、特に、歯頸部や歯と歯茎の間を安定感があり的確に効率良く刷掃することができ、歯と歯茎に優しい歯ブラシを提供することが出来る。従来の殆どの歯ブラシが毛高でボリューム感があるため、それだけで口の中が一杯といった感じ、また、上記した様に重心が高いため操作性・安定性は良くなく毛先は広がるで、その上、磨剤は口内一杯の泡ぶく、これでは申し訳程度の歯磨きになるのも無理からぬ事と考えられる。完璧に磨けること自体無理である。小生、市販のブラシを考案のように加工し直して使用しており磨くのが楽しいくらい。通常より両側毛束の高さを低めの構造にしたことにより隅々まで磨きや易くピカピカ・ツルツルである。63才過ぎであるが未だに虫歯一本も無いのである。要は、技術もさることながら最適な道具がなにより重要である事を体験しておりその効果の一端を紹介した。
本発明に係る歯ブラシのヘッド部の平面図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1中のB−B線断面図である。 歯面、歯と歯茎の間の磨きのためにほぼ垂直乃至は若干外側に傾けた格好で歯ブラシを当てた状態で歯を噛むようになっている図である。 歯間を磨くために隙間に歯列のセンターを入れる様にして縦方向に歯ブラシを当てている図である。 前歯、歯茎が下がり気味になった箇所について歯と歯茎の間を重点的にブラシを当てている図である。 一般的に使われている平切形の平面図である。 一般的に使われている平切形の正面図である。 一般的に使われている平切形の側面図である。 一般に使われている平切形のブラシを普通に当てており、歯と歯茎の間を磨いているつもりであるが、肝心な箇所をしっかり捉えられていない図である。 図10より少し強めでも当りが物足りない様子の図である。 一般に使われている平切形のブラシを普通に当てており、歯間を磨ききれていない図である。 図12より少し強めでも当りが弱々しい図である。 それではと、斜めにブラシを当てているが、これも肝心な箇所を的確にフィット出来ないもどかしさが残る図である。
符号の説明
1 ヘッド部
2 首部
3 歯
4 歯と歯茎の間
5 歯茎
5a 最外側毛束列を構成する毛束
5b 最外側毛束列より内側の毛束列を構成する毛束
5c センターに位置する毛束列を構成する毛束

Claims (1)

  1. ブラシ毛の先を、図2の様に左右対称凹凸形にカットし毛束の配列を奇数列とし真中5cを最長部とし直ぐ両隣5bを最低に外側の毛束5aをそれより少し高めの構成として、それらの高さを外側は5mm程度に、それより内側の高さを1mm程度低めで最低に、真中の最長部の高さと最低部との高低差をおよそ6mm程度とした事を特徴とする歯ブラシ
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