JP2006157385A - 歪補償増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力増幅器等の非線形増幅回路における歪みを補償するための歪補償増幅器において、広いダイナミックレンジの入力信号に対してA/D変換器(ADC)の良好な歪み補償を得る。
【解決手段】 電力計算部14は検波器8の信号をもとにADC10の入力電力の大きさを計算する。比較器15はADC10の入力電力の大きさと予め閾値として設定したADC10の最適入力電力を比較して、ADC10の入力電力が閾値と同じ値になるように第1の利得調整部16で利得調整する。ついで、ADC10の出力信号に対し第2の利得調整部17で元の入力電力になるように再度利得調整を行う。また、利得調整途中にADC10を通った信号をデータ選択部18で除去した後、プリディストーション回路2の歪補償係数計算部2cに入力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、移動体通信基地局や多機能レーダ装置などに使用される電力増幅器等の非線形増幅回路における歪み成分を補償する歪補償増幅器に係り、特に少ないビット数のアナログディジタル変換器(A/D変換器)を使用して広範な入力信号のダイナミックレンジに対応可能な歪補償増幅器に関する。
一般に、各種の通信システムに用いられる電力増幅器では、増幅器の非線形に起因する増幅信号の歪みを補償するために、アダプティブプリディスト−タ等の歪み補償回路を用いることにより、増幅信号の歪みを補償することが行われている。
特開2004−32252号公報図1にはディジタルプリディストータ型の歪補償送信装置に関し、DA変換器のダイナミックレンジ最大範囲までを有効に活用してディジタル信号をアナログ信号に変換する回路が開示されている。
すなわち、特開2004−32252号公報図1において、DA変換器7−4に入力される送信信号の振幅レベルの最大値を最大値検出部1−1により検出し、閾値比較部1−2によるこの最大値と閾値との大小比較判定を基に、DA変換器7−4の入力信号の最大値が、DA変換器7−4のダイナミックレンジの最大値と略等しくなるよう、第1のゲイン制御部1−3でDA変換器7−4の入力信号のゲイン調整を行なう。また、DA変換器7−4から出力されるアナログ信号に対して、第2のゲイン調整部1−5で可変減衰器1−6の減衰量を設定し、元の振幅に戻して電力増幅器等のアナログ送信回路部7−5に入力している。
また、特開2002−111401号公報図1にはビット精度が相対的に低く、動作周波数も相対的に低いアナログ・ディジタル変換器を用いることができる歪補償装置が開示されている。
すなわち、特開2002−111401号公報図1において、ディジタル入力信号Xi,Xqは、乗算器31で歪補償係数記憶部33の歪補償係数と乗算された後、変調/増幅部1で処理され、アナログ出力信号Zとして送信される。一方、アナログ送信信号Zは、フィードバックされ、減算器43、ミクサ41、直交復調器39等で処理された後、減算器35i,35qに与えられる。減算器35i,35qは、アナログ入力信号Xi,Xqとアナログ・フィードバック信号Yi,Yqとの差(誤差)を求め、このアナログ誤差信号をADC36i,36qに与える。ADC36i,36qは、アナログ誤差信号をデジタル信号に変換し歪補償係数演算部5に与える。歪補償係数演算部5は、新たな歪補償係数を求め歪補償係数記憶部33を更新している。
特開2004−32252号公報
特開2002−111401号公報
特開2004−32252号公報図1では、DA変換器のダイナミックレンジ最大範囲までを有効に活用することが開示されているものの、動作周波数やそのスルーレート及びアナログ入力のダイナミックレンジにより精度がDA変換器以上に要求されるAD変換器については言及されていない。また、特開2002−111401号公報図1では、ディジタル入力信号をアナログ信号に変換し、アナログ入力信号と増幅器のアナログ出力信号との差分から増幅器の歪成分をアナログ領域で求め、その後歪成分をディジタル化するため、分岐した入力信号を一旦DA変換する必要があり、構成が複雑になると言う問題点があった。
この発明に係る歪補償増幅器は上記のような問題点を解決するためになされたもので、歪信号をディジタル信号で得ると共に増幅器の出力信号に大きな変動があってもその帰還信号が入力されるA/D変換器(AD変換器又はADC)の歪特性を劣化させない最適な大きさの入力電力でもって制御することにより、少ないビット数のA/D変換器で広いダイナミックレンジにわたり良好な歪補償を行い得る低コストな歪補償増幅器を得ることを目的とする。
この発明の請求項1に係る歪補償増幅器は、時分割スロットを含むディジタル化入力信号を分岐出力し、その一方の信号をアナログ変換し、非線形増幅回路で電力増幅し、その歪を含むアナログ出力信号の一部を帰還させ、この帰還信号のレベルを調整する可変減衰器と、この可変減衰器の出力側に設けられ前記帰還信号をディジタル変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力側に設けられ前記可変減衰器の減衰量に連動してディジタル乗算する乗算器と、この乗算器の出力と前記ディジタル化入力信号から分岐されたもう一方の分岐信号とを合成して歪信号を得る合成器と、スロット毎の前記帰還信号を検波し平均電力を求め、その平均電力値が前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの所定値以上の場合には初期設定された前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を指示すると共にその増加量の逆数を前記乗算器に指示し、所定値以下の場合には初期設定された前記可変減衰器の前記基準減衰量からの低下量を指示すると共にその低下量の逆数を前記乗算器に指示する利得調整手段を含む電力計算部とからなる比較器と、時系列的に連続してディジタル出力される前記合成器の前記歪信号の内、前記電力計算部における各スロットの平均電力算出期間後の前記可変減衰器及び前記乗算器の調整動作期間中の前記歪信号を、歪補償係数計算部を含むプリディストーション回路に出力することを禁止するデータ選択部とを備えたものである。
この発明の請求項2に係る歪補償増幅器は、前記所定値は前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの略中央値であることを特徴とする請求項1に記載のものである。
この発明の請求項3に係る歪増幅器は、前記帰還信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以上の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を増大し、前記帰還信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以下の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの低下量を増大することを特徴とする請求項1又は2に記載のものである。
この発明の請求項4に係る歪補償増幅器は、時分割スロットを含むディジタル化入力信号を分岐出力し、その一方の信号をアナログ変換し、非線形増幅回路で電力増幅し、その歪を含むアナログ出力信号の一部を帰還させ、この帰還信号のレベルを調整する可変減衰器と、この可変減衰器の出力側に設けられ前記帰還信号をディジタル変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力側に設けられ前記可変減衰器の減衰量に連動してディジタル乗算する乗算器と、この乗算器の出力と前記ディジタル化入力信号から分岐され、このディジタル化入力信号の平均電力を計算する電力計算部を経由するもう一方の分岐信号とを合成して歪信号を得る合成器と、前記電力計算部で求めた平均電力値が前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの所定値以上の場合には初期設定された前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を指示すると共にその増加量の逆数を前記乗算器に指示し、所定値以下の場合には初期設定された前記可変減衰器の前記基準減衰量からの低下量を指示すると共にその低下量の逆数を前記乗算器に指示する前記電力計算部と利得調整手段とを含む比較器と、時系列的に連続してディジタル出力される前記合成器の前記歪信号の内、前記電力計算部における各スロットの平均電力算出期間後の前記可変減衰器及び前記乗算器の調整動作期間中の前記歪信号を、歪補償係数計算部を含むプリディストーション回路に出力することを禁止するデータ選択部とを備えたものである。
この発明の請求項5に係る歪補償増幅器は、前記所定値は前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの略中央値であることを特徴とする請求項4に記載のものである。
この発明の請求項6に係る歪補償増幅器は、前記ディジタル化入力信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以上の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を増大し、前記ディジタル化入力信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以下の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの低下量を増大することを特徴とする請求項4又は5に記載のものである。
この発明の請求項7に係る歪補償増幅器は、時分割スロットを含むディジタル化入力信号を分岐出力し、その一方の信号をディジタル化入力信号の平均電力を計算する電力計算部を経由してアナログ変換し、非線形増幅回路で電力増幅し、その歪を含むアナログ出力信号の一部を帰還させ、この帰還信号のレベルを調整する可変減衰器と、この可変減衰器の出力側に設けられ前記帰還信号をディジタル変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力側に設けられ前記可変減衰器の減衰量に連動してディジタル乗算する乗算器と、この乗算器の出力と前記ディジタル化入力信号から分岐されたもう一方の分岐信号とを合成して歪信号を得る合成器と、前記電力計算部で求めた平均電力値が前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの所定値以上の場合には初期設定された前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を指示すると共にその増加量の逆数を前記乗算器に指示し、所定値以下の場合には初期設定された前記可変減衰器の前記基準減衰量からの低下量を指示すると共にその低下量の逆数を前記乗算器に指示する前記電力計算部と利得調整手段とを含む比較器と、時系列的に連続してディジタル出力される前記合成器の前記歪信号の内、前記電力計算部における各スロットの平均電力算出期間後の前記可変減衰器及び前記乗算器の調整動作期間中の前記歪信号を、歪補償係数計算部を含むプリディストーション回路に出力することを禁止するデータ選択部とを備えたものである。
この発明の請求項8に係る歪補償増幅器は、前記所定値は前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの略中央値であることを特徴とする請求項7に記載のものである。
この発明の請求項9に係る歪補償増幅器は、前記ディジタル化入力信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以上の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を増大し、前記ディジタル化入力信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以下の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの低下量を増大することを特徴とする請求項7又は8に記載のものである。
この発明に係る歪補償増幅器では、歪信号をディジタル信号で得ると共に増幅器の出力信号に大きな変動があってもその帰還信号が入力されるAD変換器(ADC)の歪特性を劣化させない最適な大きさの入力電力でもって制御することにより、少ないビット数のADCで広いダイナミックレンジにわたり良好な歪補償を行い得る低コストな歪補償増幅器を得ることが可能である。
実施例1.
図1はこの発明の実施例1による歪補償増幅器の構成図である。1は多数のスロット(タイムスロット又はchとも便宜上呼ぶ)毎に時分割的に送られてくるディジタル入力信号端子、2は歪補償増幅器回路の歪信号を補償するプリディストーション回路であり、歪補償部2a、歪補償係数記憶部2b、歪補償係数計算部2cから構成される。
3はディジタル入力信号端子(入力端子)に入力されたベースバンドのディジタル入力信号(入力信号)を変調する変調器、4は変調されたディジタル入力信号をアナログ信号に変換するディジタル・アナログ変換器(DA変換器又はDAC)、5はアナログ変換された入力信号を増幅する電力増幅器などの非線形増幅回路、6は電力増幅された入力信号を一定比率で分岐分配する分配器、7は分配器6から分岐出力された出力信号端子(出力端子)であり、次段送信アンテナもしくは終段送信装置など(いずれも図示せず)に接続される。
8は分配器6から分岐されたもう一方の出力(帰還信号)をモニターする検波器であり、ほとんどの帰還信号はそのまま出力される。9は帰還信号のレベルを調整する可変減衰器であり、アナログ方式の可変減衰回路が使用される。10は可変減衰器9からの帰還信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換器(AD変換器又はADC)、11はディジタル化された帰還信号を乗算する乗算器、12はディジタル乗算された帰還信号をベースバンド信号に復調する復調器、13は入力端子1から入力されたベースバンドのディジタル入力信号と復調後のベースバンドのディジタル化された帰還信号とを合成し、歪信号を抽出する合成器である。
14は検波器8の情報からスロット毎の一定期間の平均電力を計算する電力計算部、15は電力計算部14で算出したスロット毎の平均電力を予め設定した所定値と比較し、所定値に対して可変減衰器9、乗算器11及び合成器13の出力を制御する信号を送出する比較器、16は比較器15の信号により可変減衰器9をアナログ制御する第1の利得調整部、17は比較器15の信号により乗算器11をディジタル制御する第2の利得調整部、18は合成器13の出力に接続され、比較器15からの信号に基づき、合成器13の出力を時分割的にON/OFFするデータ選択部である。従って、合成器13の出力はデータ選択部18のセレクト信号に基づき制御され、所望の歪信号のみ選択的にプリディストーション回路2の歪補償係数計算部2cに送出される。
なお、19は入力信号と帰還信号との位相調整用に設けられたベクトル調整器などで構成されたデジタル位相器(遅延回路)である。また、20は合成器13で得られた歪信号に一部重畳するベースバンド信号に対して、歪補償係数記憶部2bに収納し歪補償部2aで再生補正するための入力信号を参照計算する振幅計算部である。
次に動作について説明する。図1において、出力端子7の出力信号は、電力増幅器5の非線形歪みを含むアナログ出力信号であるが、その一部は分配器6を介して検波器8に入力され、一定期間の帰還信号の平均電力が電力計算部14で計算される。
AD変換器(ADC)10は使用方法が両電源の場合には±12V、単電源の場合でも12Vのダイナミックレンジを有する汎用のオペアンプ(OP)などの差動増幅器を使用し、正負電源で使用する場合は零ボルト(0V)がダイナミックレンジ中央、単電源で使用する場合は6Vがダイナミックレンジ中央となる。
従って、比較器15には予めAD変換器10の歪みが最も安定した入力電圧であるダイナミックレンジ中央値をその閾値として設定しておく。すなわち図2に示すように、ADC10のダイナミックレンジがPAーPB間であるのでその中央値(Pc)を閾値とする。また、本実施例では8ビット(256段階)のADC10を使用しているので1段階当たりの電圧換算分解能は両電源使用の場合は約9mV程度となる。
分配器6からの帰還信号は電力増幅器の増幅率が約30dBに対応して30dBほどのカップリング量(通過量)でもって検波器8を介して可変減衰器9に入力されるので、可変減衰器9の振幅の中心値がADC10のダイナミックレンジの中央(Pc)に平均電力値を設定できる範囲とする。そのため可変減衰器9の基準減衰量を予め設定し、減衰量の増加・減少の調整範囲を設定する。この設定を含めて帰還信号レベルと呼んでも良い。そして、比較器15では可変減衰器9の入力電力の大きさと電力計算部14で得た平均電力とを参照して予め設定した閾値(所定値)と比較して、ADC10の入力電力の平均値がPcと異なるときはその平均値がPcと等しくなるように第1の利得調整部16で可変減衰器9に対して第1の利得調整を行う。
すなわち図3に示すようにADC10の入力電力の平均値が常にPcとなるように調整される。図3ではG1,G2,G3,G4はそれぞれのタイムスロットの利得調整量を表し、個々のスロットの平均電力は検波器8からの信号に基づき、一定期間の振幅値を基準に決定される。
次にADC10では利得調整後のアナログ入力信号をディジタル信号に変換される。この出力信号の大きさは可変減衰器9及び第1の利得調整部16で利得調整を行なった帰還信号の振幅変化であるため、第2の利得調整部17で乗算器11に対して第1の利得調整部16で行なった利得調整分をキャンセルするように第1の利得の逆数倍(1/G1,1/G2,1/G3,1/G4)の利得調整を行う。
たとえば、可変減衰器9の基準減衰量からの増加量が11/10倍であれば、その減衰分を補うべくその逆数である10/11倍の利得係数を第2の利得調整部17から乗算器11に指示する。また、可変減衰器9の基準減衰量からの低下量が10/11倍であれば、その利得分を補うべくその逆数である11/10倍の利得係数を第2の利得調整部17から乗算器11に指示する。なお、本実施例1では比較器15は単一の閾値であることと、ADC10に隣接する周辺回路も一体化構成し簡略化を図るため、利得調整部16及び17は2値信号とし、1は可変減衰器9の基準減衰量からの増分とし、0は基準減衰量からの減少もしくは低下分とした。従って利得調整部16及び17から同時に送られてくる2値信号の信号指示が無い場合には、可変減衰器9及び乗算器11は基準値でそのまま出力される。
図4にスロット毎の動作フローチャートを示す。図4では電力計算部14、比較器15、利得調整部16及び17の一連のスロット毎の動作について言及している。これらはデータ選択部18を除き回路構成では比較器15を中心に一体化して組み込まれる。なお、データ選択部18の機能については後述する。
次に乗算器11の出力は復調器12で復調後、合成器13に出力される。従って、合成器13には第1の利得調整を実施しない場合のADC10に入力された帰還信号と同じレベルのディジタル化された帰還信号が入力される。
合成器13では、復調されたディジタル化帰還信号と、入力端子1からのベースバンド信号である参照信号とが与えられ、この参照信号と帰還信号との差分である誤差信号が計算される。この誤差信号は、参照信号と帰還信号との差なので、電力増幅器5で発生する歪み成分を主体に含んでおり、歪信号と呼ぶ。
データ選択部18では、利得の切り替え処理途中にADC10で変換された信号を除去(禁止)してから歪補償係数計算部2cに出力する。このようにすることで、歪補償係数計算部2cは正しく利得調整を受けた信号から歪補償係数記憶部2bを更新する。図5に連続的に時系列(t)で出力される合成器13の出力とデータ選択部18との関係を示す。図中、Aは歪信号振幅情報、Sは歪信号位相情報を示す。図では合成器13の出力のt0〜t1期間中の歪補償係数計算部2cへの歪信号の更新情報の変更を禁止している。このような場合には変更情報指示が無かったものとして、元の歪補償係数でプリディストーション回路2は作動する。なお、図5では便宜上位相変化情報は一律として表示している。
歪み補償係数計算部2cでは、例えば一般にLMS(Least Mean Square)アルゴリズムと呼ぶ適応アルゴリズムにより、この誤差信号が最小となるように、歪み係数記憶部2bを更新する。歪み補償係数記憶部2bは入力信号の振幅をアドレスとした歪み補正係数(歪み量を規定するパラメータ)が収められたテーブルである。そして、歪補償部2aは入力端子1からの入力信号と、振幅計算部20で計算された入力信号の振幅値に応じて歪み補償係数記憶部2bから読み出した補正係数とを複素乗算し、電力増幅器5で発生する歪みを打ち消すようなディジタル信号(プリディストーション信号)を発生する。このプリディストーション信号は直交変調され、DAC4でアナログプリディストーション信号となり、電力増幅器5に入力される。電力増幅器5は、このプリディストーション信号を増幅するため、最終的に歪みが抑圧された増幅信号が分配器6を介して出力端子7より出力される。
なお、この発明の実施例1では、比較器15の閾値はADC10のダイナミックレンジの中央付近としたが、比較器15による利得調整は歪み特性を劣化させることのない範囲であれば実用上は問題がないため、帰還信号の振幅最大値及び振幅最小値が、帰還信号の平均電力値(振幅値)との間で予めレベルが確定している場合には、ADC10の閾値の最適レベル(Pc)を中央から若干PaもしくはPb側に変更しても構わない。
以上のように、ADC10の入力電力の大きさとADC10の歪み特性が所望の歪みとなる電力範囲を比較して、ADC10の入力電力が常に歪みの最適入力電力範囲となるようにADC10の入力信号に利得調整を行い、さらに利得調整の切り替え処理途中の不正な誤差信号が歪補償係数計算部2cに入力されないようデータ選択部18で選択することにより、この発明の歪補償増幅器の入力信号のダイナミックレンジより少ないダイナミックレンジを持つADCを使用しても良好な歪み補償を行うことが出来る。
すなわち、この発明に係る歪補償増幅器では、歪信号をディジタル信号で得ると共に増幅器の出力信号に大きな変動があってもその帰還信号が入力されるA/D変換器(ADC)の歪特性を劣化させない最適な大きさの入力電力でもって制御することにより、少ないビット数のADCで広いダイナミックレンジにわたり良好な歪補償を行い得る低コストな歪補償増幅器を得ることが可能である。
実施例2.
図6はこの発明の実施例2による歪補償増幅器の構成図である。なお、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。図6において、141は電力計算部(平均電力計算部)、151は比較器である。本実施例2ではADC10に最適な入力信号を導出するための手段として、入力信号の平均電力を直接電力計算部141で得る。本実施例の場合には、ADC10入力直前のアナログ帰還信号の平均電力は抽出しないので、実施例1に示したものよりは若干、平均電力計算の測定環境精度は低下するが、平均電力の計算を直接ディジタル入力信号から求めるので図1で示したアナログの検波器8は不要となる。
次に動作について説明する。図6において、出力端子7の出力信号は、電力増幅器5の非線形歪みを含むアナログ出力信号であるが、その一部は分配器6を介してADC10に入力される。この場合、入力信号端子1からの入力信号からADC10までの可変減衰器9の基準減衰量を含む電力通過量は既知であるため、合成部13に入力される信号レベルは計算可能である。従ってADC10の入力電力も入力信号端子1からの入力信号の変動分を除き計算可能である。
以上から本構成では検波回路を介在させないで、入力信号の平均電力を直接ディジタル計算するので計算精度が向上し、回路環境による不利をカバーし、図1で示した検波器8も不要となるため、回路の構成コストが低減できる利点がある。
実施例3.
図7はこの発明の実施例3による歪補償増幅器の構成図である。なお、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。図7において、142は電力計算部(平均電力計算部)、152は比較器である。本実施例3ではADC10に最適な入力信号を導出するための手段として、歪補償部2aで補正された入力信号の平均電力を直接電力計算部142で得る。本実施例の場合には、ADC10入力直前のアナログ帰還信号の平均電力は抽出しないので、実施例1に示したものよりは若干、平均電力計算の測定環境精度は低下するが、実施例2同様、平均電力の計算を直接ディジタル信号から求めるので図1で示したアナログの検波器8は不要となる。
次に動作について説明する。図7において、出力端子7の出力信号は、電力増幅器5の非線形歪みを含むアナログ出力信号であるが、その一部は分配器6を介してADC10に入力される。この場合、入力信号の歪補償部2aからADC10までの可変減衰器9の基準減衰量を含む電力通過量は既知であるため、合成部13に入力される信号レベルは計算可能である。従ってADC10の入力電力も入力信号端子1からの入力信号の変動分を除き計算可能である。
以上から本構成では検波回路を介在させないで、歪補償部2aで補正された入力信号の平均電力を直接ディジタル計算すると共に帰還信号を使用した場合の電力計算と比べて、電力歪が少ないので平均電力の計算精度が向上し、図1で示した検波器8も不要となるため、回路の構成コストが低減できる利点がある。
実施例4.
この発明の実施例1乃至3においては、比較器15、151及び152の閾値(所定値)は1段階とし、所定値はADC10の入力ダイナミックレンジの略中央とした。また、電力計算部14、141及び142の計算結果を基に可変減衰器9では基準減衰量を中心に1段階の減衰量の増減を計り、それに対応して乗算器11では1段階の利得の増減を計った。実施例4では、第1の利得調整部16及び第2の利得調整部17に2値を越える信号の変更指示を持たせた場合について述べる。
実施例1乃至3で述べた図1、図6及び図7の電力計算部14、141及び142は各スロット毎の平均電力を一定期間サンプリングし、その平均電力を求めるが、各スロットは通常、複数であり、周期的に連続して時間的に周回動作をしている。従って、隣接するスロット、もしくは周期的に繰り返す当該スロット間の平均電力の差分を抽出し、電力計算部14、141もしくは142では平均電力の差分情報も第1の利得調整部16及び第2の利得調整部に記憶させることにより、ADC10の入力電力を細分化して調整する。
たとえば、周期的に再来するチャンネル(当該スロット)の場合について述べると、先行する当該スロットの平均電力に対して引き続き再来する当該スロットとの平均電力の差分がADC10入力換算でダイナミックレンジ中央を中心に2digits以上ある場合には可変減衰器9の基準減衰量からの増加量を当初1.1倍であった場合には1.2倍とすると共に同時に乗算器11の利得も調整し、合成器13における帰還信号を一定に保つ。
また、ADC10入力換算でダイナミックレンジ中央を中心に2digits以下の場合には可変減衰器9の基本減衰量からからの減少(低下)量を当初0.9倍であった場合には0.8倍とすると共に同時に乗算器11の利得も調整し、合成器13における帰還信号を一定に保つ。なお、電力計算器14、141もしくは142で得た平均電力の差分情報は比較器15、151もしくは152を介さず直接利得調整部16及び17に入力されるので、図8に示すように電力計算部14及び比較器15を用いた実施例1で述べたような構成では、2ビットを越える制御信号でもって可変減衰器9及び乗算器11は駆動される。
以上から比較器15、151及び152の所定値(閾値)を1段階で設定してもADC10の入力信号レベルを多段階にわたって変更指示できるため、ADC10の飽和歪みや量子化歪みの無い簡便な歪補償増幅器が実現可能である。
この発明の実施例1による歪補償増幅器の構成図である。 この発明の実施例1による歪補償増幅器の入力信号とAD変換器のダイナミックレンジとの関係を示す図である。 この発明の実施例1による歪補償増幅器の平均電力の利得調整を説明する図である。 この発明の実施例1による歪補償増幅器の時間的動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施例1による合成器出力とデータ選択部との関係を説明する図である。 この発明の実施例2による歪補償増幅器の構成図である。 この発明の実施例3による歪補償増幅器の構成図である。 この発明の実施例4による歪補償増幅器の構成図である。
符号の説明
1 入力信号端子(入力端子)、 2 プリディストーション回路、 2a 歪補償部、 2b 歪補償係数記憶部、 2c 歪補償係数計算部、 3 変調器、 4 DA変換器、 5 電力増幅器(非線形増幅器)、 6 アナログ分配器(分配器)、 7 出力信号端子(出力端子)、 8 アナログ検波器(検波器)、 9 アナログ可変減衰器(可変減衰器)、 10 AD変換器(ADC)、 11 ディジタル乗算器(乗算器)、 12 復調器、 13 合成器、 14 電力計算部(平均電力計算部)、 15 比較器、 16 第1の利得調整部(利得調整手段1)、 17 第2の利得調整部(利得調整手段2)、 18 データ選択部、 19 遅延回路、 20 振幅計算部、 141 電力計算部(平均電力計算部)、 142 電力計算部(平均電力計算部)、 151 比較器、 152 比較器。

Claims (9)

  1. 時分割スロットを含むディジタル化入力信号を分岐出力し、その一方の信号をアナログ変換し、非線形増幅回路で電力増幅し、その歪を含むアナログ出力信号の一部を帰還させ、この帰還信号のレベルを調整する可変減衰器と、この可変減衰器の出力側に設けられ前記帰還信号をディジタル変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力側に設けられ前記可変減衰器の減衰量に連動してディジタル乗算する乗算器と、この乗算器の出力と前記ディジタル化入力信号から分岐されたもう一方の分岐信号とを合成して歪信号を得る合成器と、スロット毎の前記帰還信号を検波し平均電力を求め、その平均電力値が前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの所定値以上の場合には初期設定された前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を指示すると共にその増加量の逆数を前記乗算器に指示し、所定値以下の場合には初期設定された前記可変減衰器の前記基準減衰量からの低下量を指示すると共にその低下量の逆数を前記乗算器に指示する利得調整手段を含む電力計算部とからなる比較器と、時系列的に連続してディジタル出力される前記合成器の前記歪信号の内、前記電力計算部における各スロットの平均電力算出期間後の前記可変減衰器及び前記乗算器の調整動作期間中の前記歪信号を、歪補償係数計算部を含むプリディストーション回路に出力することを禁止するデータ選択部とを備えた歪補償増幅器。
  2. 前記所定値は前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの略中央値であることを特徴とする請求項1記載の歪補償増幅器。
  3. 前記帰還信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以上の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を増大し、前記帰還信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以下の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの低下量を増大することを特徴とする請求項1又は2に記載の歪補償増幅器。
  4. 時分割スロットを含むディジタル化入力信号を分岐出力し、その一方の信号をアナログ変換し、非線形増幅回路で電力増幅し、その歪を含むアナログ出力信号の一部を帰還させ、この帰還信号のレベルを調整する可変減衰器と、この可変減衰器の出力側に設けられ前記帰還信号をディジタル変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力側に設けられ前記可変減衰器の減衰量に連動してディジタル乗算する乗算器と、この乗算器の出力と前記ディジタル化入力信号から分岐され、このディジタル化入力信号の平均電力を計算する電力計算部を経由するもう一方の分岐信号とを合成して歪信号を得る合成器と、前記電力計算部で求めた平均電力値が前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの所定値以上の場合には初期設定された前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を指示すると共にその増加量の逆数を前記乗算器に指示し、所定値以下の場合には初期設定された前記可変減衰器の前記基準減衰量からの低下量を指示すると共にその低下量の逆数を前記乗算器に指示する前記電力計算部と利得調整手段とを含む比較器と、時系列的に連続してディジタル出力される前記合成器の前記歪信号の内、前記電力計算部における各スロットの平均電力算出期間後の前記可変減衰器及び前記乗算器の調整動作期間中の前記歪信号を、歪補償係数計算部を含むプリディストーション回路に出力することを禁止するデータ選択部とを備えた歪補償増幅器。
  5. 前記所定値は前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの略中央値であることを特徴とする請求項4記載の歪補償増幅器。
  6. 前記ディジタル化入力信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以上の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を増大し、前記ディジタル化入力信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以下の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの低下量を増大することを特徴とする請求項4又は5に記載の歪補償増幅器。
  7. 時分割スロットを含むディジタル化入力信号を分岐出力し、その一方の信号をディジタル化入力信号の平均電力を計算する電力計算部を経由してアナログ変換し、非線形増幅回路で電力増幅し、その歪を含むアナログ出力信号の一部を帰還させ、この帰還信号のレベルを調整する可変減衰器と、この可変減衰器の出力側に設けられ前記帰還信号をディジタル変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力側に設けられ前記可変減衰器の減衰量に連動してディジタル乗算する乗算器と、この乗算器の出力と前記ディジタル化入力信号から分岐されたもう一方の分岐信号とを合成して歪信号を得る合成器と、前記電力計算部で求めた平均電力値が前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの所定値以上の場合には初期設定された前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を指示すると共にその増加量の逆数を前記乗算器に指示し、所定値以下の場合には初期設定された前記可変減衰器の前記基準減衰量からの低下量を指示すると共にその低下量の逆数を前記乗算器に指示する前記電力計算部と利得調整手段とを含む比較器と、時系列的に連続してディジタル出力される前記合成器の前記歪信号の内、前記電力計算部における各スロットの平均電力算出期間後の前記可変減衰器及び前記乗算器の調整動作期間中の前記歪信号を、歪補償係数計算部を含むプリディストーション回路に出力することを禁止するデータ選択部とを備えた歪補償増幅器。
  8. 前記所定値は前記A/D変換器の入力信号のダイナミックレンジの略中央値であることを特徴とする請求項7記載の歪補償増幅器。
  9. 前記ディジタル化入力信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以上の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの増加量を増大し、前記ディジタル化入力信号のスロット毎の平均電力が連続して前記所定値以下の場合には、前記可変減衰器の基準減衰量からの低下量を増大することを特徴とする請求項7又は8に記載の歪補償増幅器。
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JP5131201B2 (ja) * 2007-01-24 2013-01-30 日本電気株式会社 電力増幅器

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