JP2006157014A - オーバレイを減少させるための基板テーブルまたはマスクテーブルの表面平坦度情報の使用 - Google Patents

オーバレイを減少させるための基板テーブルまたはマスクテーブルの表面平坦度情報の使用 Download PDF

Info

Publication number
JP2006157014A
JP2006157014A JP2005342342A JP2005342342A JP2006157014A JP 2006157014 A JP2006157014 A JP 2006157014A JP 2005342342 A JP2005342342 A JP 2005342342A JP 2005342342 A JP2005342342 A JP 2005342342A JP 2006157014 A JP2006157014 A JP 2006157014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
mask
projection
mask table
reference height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005342342A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4352042B2 (ja
Inventor
Rene Oesterholt
オエステルホルト ルネ
Ralph Brinkhof
ブリンクホフ ラルフ
Empel Tjarko Adriaan Rudolf Van
エイドリアーン ルドルフ ファン エンペル タヤルコ
Leon M Levasier
マーティン レファジール レオン
Joost Jeroen Ottens
ジェローン オッテンス ヨーシュト
Koen Jacobus Johannes Maria Zaal
ヤコブス ヨハネス マリア ツァール コーエン
Koenraad Stephan S Salden
シュテファン シルヴェスター サルデン クーンラート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASML Netherlands BV
Original Assignee
ASML Netherlands BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASML Netherlands BV filed Critical ASML Netherlands BV
Publication of JP2006157014A publication Critical patent/JP2006157014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4352042B2 publication Critical patent/JP4352042B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70783Handling stress or warp of chucks, masks or workpieces, e.g. to compensate for imaging errors or considerations related to warpage of masks or workpieces due to their own weight
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details

Abstract

【課題】基板および/またはマスクテーブルの非平坦さを補正して、リソグラフィシステムの基板の連続する2つの描像層間のオーバレイを減少させることを提供する。
【解決手段】投影ビームを提供する照明システムと、投影ビームの断面にパターンを与えるマスクを支持するマスクテーブルと、基板を保持する基板テーブルと、パターン形成したビームを基板の目標部分に投影する投影システムとを含むリソグラフィシステムに関する。システムは、基板テーブルまたはマスクテーブルの表面を表す基準高さマップを使用して、オーバレイ補正値を計算するプロセッサも含む。本発明によって、位置合わせおよび露光中に非平坦度によって生じたウェハグリッドの歪みをフィードフォワード補正し、平坦度特徴の違いが引き起こすオーバレイエラーを軽減することができる。高さマップ情報に基づき、露光チャックの平坦度に関するオーバレイ精度を間接的に認定する方法を提供する。
【選択図】図1a

Description

本発明はリソグラフィシステムおよびこのようなシステムを使用するデバイス製造方法に関する。
リソグラフィシステムは、所望のパターンを基板の目標部分に適用する機械である。リソグラフィシステムは例えば、集積回路(IC)の製造において使用可能である。このような場合、代替的にマスクまたはレチクルとも呼ばれるパターニングデバイスは、ICの個々の層に対応する回路パターンの生成に使用することができ、このパターンを、放射線感光材料(レジスト)の層を有する基板(例えばシリコンウェハ)上の目標部分(例えば1つあるいは幾つかのダイの一部を含む)に結像することができる。一般的に、1枚の基板は、順次照射される近接目標部分のネットワークを含んでいる。既知のリソグラフィシステムは、パターン全体を目標部分に1回露光することによって各目標部分が照射される、いわゆるステッパと、所定の方向(「走査」方向)にパターンを投影ビームで走査し、これと同時に基板をこの方向と平行に、あるいは反平行に走査することにより、各目標部分が照射される、いわゆるスキャナとを含む。
基板は、平坦ではない基板テーブルによって弾性変形(屈曲)することがある。基板の屈曲は、ウェハグリッドの歪みを通してオーバレイエラーを導入する。このウェハグリッドは、X方向およびY方向と呼ばれる2つの直交方向の線によって画成される。良好なオーバレイを確保するために、基板テーブルは、チャック同士で(つまり1台の機械のチャック同士で、および異なる機械のチャック同士で)可能な限り平坦でなければならず、時間が経過しても変化してはならない。露光チャックの平坦度は、チャックアセンブリの個々のハードウェア構成要素の平坦度から生じる特徴であり、基板テーブルがウェハを支持するインタフェースとして作用する。平坦度の差は、製造公差、構成要素の摩耗、または寿命中の欠陥および/または汚染の導入から導入される。平坦ではない基板テーブルのオーバレイに及ぼす影響は2倍になる。平坦ではない表面のせいでウェハグリッドが局所的に歪むと、ウェハグリッドを代表しない全体的位置合わせ誤差を引き起こす。ウェハグリッドは局所的に変形することがあり、その結果(異なる)2次元グリッドの「指紋」(つまり、チャックの非平坦度によって誘発されるチャック固有の体系的歪み)が生じ、フィールドごとにランダムな残留フィールド平行移動および/または局所的フィールド拡張または回転エラーがある。
オーバレイは、マスクテーブルの非平坦さからも引き起こされる。
基板および/またはマスクテーブルの非平坦さを補正することによって、リソグラフィシステムの基板の連続する2つの描像した層間のオーバレイを減少させることが、本発明の目的である。
本発明の1つの実施形態によると、リソグラフィシステムが提供され、これは放射線の投影ビームを提供する照明システムと、パターニングデバイスを支持するマスクテーブルを有し、パターニングデバイスは、投影ビームの断面にパターンを与える働きをし、さらに基板を保持する基板テーブルと、パターン形成したビームを基板の目標部分に投影する投影システムと、基板テーブルの表面を表す第一基準高さマップおよび/または前記マスクテーブルの表面を表す第二基準高さマップを使用して、オーバレイ補正を計算するように配置構成されたプロセッサとを有する。
本発明によって位置合わせ中および露光中に非平坦さによって誘発されたウェハグリッドの歪みのフィードフォワード補正を実行し、それによって平坦度特徴(チャックごと、機械ごと、または時間の経過による1つのチャックの平坦度変化)の違いによって引き起こされるオーバレイエラーを減少させることができる。これは、高さマップ情報に基づく露光チャックの平坦度に関するオーバレイ精度の間接的認定方法を提供する。
本発明のさらなる実施形態によると、デバイス製造方法が提供され、これは、基板テーブル上に基板を配置構成するステップと、マスクテーブル上にパターニングデバイスを配置構成するステップと、照明システムを使用して、放射線の投影ビームを提供するステップと、投影ビームの断面にパターンを与えるためにパターニングデバイスを使用するステップと、放射線のパターン形成ビームを基板の目標部分に投影するステップとを含む。
オーバレイ補正は、基板テーブルの表面を表す第一基準高さマップおよび/またはマスクテーブルの表面を表す第二基準高さマップを使用して計算することができる。
オーバレイ補正は、投影を実行中に実現することができる。
本発明の別の実施形態によると、リソグラフィシステムを調節するために、コンピュータが以下の動作を実行できるように構成されたコンピュータプログラム製品が提供される。つまり、リソグラフィ装置の基板テーブルの表面を表す第一基準高さマップおよび/またはリソグラフィ装置のマスクテーブルの表面を表す第二基準高さマップを決定すること、第一および/または第二基準高さマップを使用してオーバレイ補正を計算すること、およびオーバレイ補正を使用して、露光中にリソグラフィ装置を制御することである。
本発明の別の実施形態によると、コンピュータプログラム製品を含むデータキャリアが提供される。
ICの製造におけるリソグラフィシステムの使用に特に言及しているが、本明細書で説明するリソグラフィシステムには他の用途もあることは理解されるべきである。例えば、これは、集積光学装置、磁気ドメインメモリ用ガイダンスおよび検出パターン、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッド等の製造に使用され得る。こうした代替的な用途の状況においては、本文にて使用した「ウェハ」または「ダイ」といった用語は、それぞれ「基板」または「目標部分」といった、より一般的な用語に置き換えて使用され得ることが当業者には理解される。本明細書で言及する基板は、露光前または露光後に、例えばトラック(通常はレジストの層を基板に塗布し、露光したレジストを現像するツール)、計測ツールまたは検査ツールで処理することができる。適宜、本発明は、以上およびその他の基板処理ツールに適用することができる。さらに、基板は、例えば多層ICを生成するために、複数回処理することができ、したがって本明細書で使用する基板という用語は、既に複数の処理済み層を含む基板も指す。
本明細書で使用する「放射線」および「ビーム」という用語は、イオンビームあるいは電子ビームといったような粒子ビームのみならず、紫外線(UV)放射線(例えば、365nm、248nm、193nm、157nm、あるいは126nmの波長を有する)および超紫外線(EUV)放射線(例えば、5nm〜20nmの範囲の波長を有する)を含むあらゆるタイプの電磁放射線を網羅するものとして使用される。
本明細書において使用する「パターニングデバイス」なる用語は、基板の目標部分にパターンを生成するように、投影ビームの断面にパターンを与えるために使用し得るデバイスを指すものとして広義に解釈されるべきである。投影ビームに与えられるパターンは、基板の目標部分における所望のパターンに正確に対応しないことがあることに留意されたい。一般的に、投影ビームに与えられるパターンは、集積回路などの目標部分に生成されるデバイスの特別な機能層に相当する。
パターニングデバイスは透過性または反射性でよい。パターニングデバイスの例には、マスク、プログラマブルミラーアレイ、およびプログラマブルLCDパネルがある。マスクはリソグラフィにおいて周知のものであり、これには、様々なハイブリッドマスクタイプのみならず、バイナリマスク、レベンソンマスク、減衰位相シフトマスクといったようなマスクタイプも含まれる。プログラマブルミラーアレイの一例は小さなミラーのマトリクス配列を用いる。そのミラーの各々は、異なる方向に入射の放射線ビームを反射するよう個々に傾斜することができる。この方法で、反射するビームにパターンを与える。
支持構造は、パターニングデバイスを支持、つまりその重量を担持する。これは、パターニングデバイスの方向、リソグラフィ装置の設計、および他の条件、例えばパターニングデバイスが真空環境で保持されているか否かに応じた方法で、パターニングデバイスを保持する。支持体は、機械的締め付け、真空、または他の締め付け技術、例えば真空状態での静電気締め付けを使用することができる。支持構造は、例えばフレームもしくはテーブルでよく、これは必要に応じて、固定式となるか、もしくは可動式となり、パターニングデバイスが例えば投影システムなどに対して所望の位置にあることを保証することができる。本明細書において使用する「レチクル」または「マスク」なる用語は、より一般的な「パターニングデバイス」なる用途と同義と見なすことができる。
本明細書において使用する「投影システム」なる用語は、例えば使用する露光放射線、または浸漬流体の使用や真空の使用などの他の要因に合わせて適宜、例えば屈折光学システム、反射光学システム、反射屈折光学システムを含むさまざまなタイプの投影システムを網羅するものとして広義に解釈されるべきである。本明細書において「レンズ」なる用語を使用した場合、これはさらに一般的な「投影システム」なる用語と同義と見なされる。
照明システムは、放射線の投影ビームの誘導、成形、あるいは制御を行うために、屈折、反射、反射屈折光学構成要素を含む様々なタイプの光学構成要素も網羅し、このような構成要素を以下ではまとめて、または単独に「レンズ」とも呼ぶ。
リソグラフィシステムは2つ(デュアルステージ)あるいはそれ以上の基板テーブル(および/または2つもしくはそれ以上のマスクテーブル)を有するタイプのものである。このような「多段」機械においては、追加のテーブルが並列して使用される。もしくは、1つ以上の他のテーブルが露光に使用されている間に予備工程が1つ以上のテーブルにて実行される。
リソグラフィシステムは、投影システムの最終要素と基板との間の空間を充填するよう、基板を水などの比較的高い屈折率を有する液体に浸漬するタイプでもよい。浸漬液は、例えばマスクと投影システムの最初の要素間など、リソグラフィシステムの他の空間に適用してもよい。浸漬技術は、投影システムの開口数を増加させるために当技術分野でよく知られている。
次に、本発明の実施形態を添付の略図を参照に、例示の方法においてのみ説明する。図面では対応する参照記号は対応する部品を示すものとする。
図1aは、本発明の特定の実施形態によるリソグラフィシステムを概略的に示したものである。この装置は透過タイプ(例えば透過マスクを使用する)である。この装置は、
− 放射線の投影ビームPBを提供するように構成された照明システム(照明装置)ILと、
− パターニングデバイス(例えばマスク)MAを支持し、品目PLに対して正確にパターニングデバイスの位置決めを行うために第一位置決め手段PMに連結を行った第一支持構造(例えばマスクテーブル)MTと、
− 基板(例えばレジスト塗布したウェハ)Wを支持するように頂部に支持テーブル(ウェハテーブル)WTがあり、品目PLに対して正確に基板Wの位置決めを行うために第二位置決め装置PWに連結を行った露光チャックECと、
− パターニングデバイスMAによって投影ビームPBに与えられたパターンを基板Wの目標部分C(例えば、1つあるいはそれ以上のダイから成る)に投影する投影システム(例えば屈折性投影レンズシステム)PLとを含む。
照明装置ILは放射線ソースSOから放射線のビームを受け取る。ソースとリソグラフィシステムとは、例えばソースがエキシマレーザである場合に、別個の存在でよい。このような場合、ソースはリソグラフィ装置の一部を形成すると見なされず、放射線ビームは、例えば適切な集光ミラーおよび/またはビーム拡大器などを含むビーム送出システムBDの助けにより、ソースSOから照明装置ILへと渡される。他の場合、例えばソースが水銀ランプの場合は、ソースがシステムの一体部品でもよい。ソースSOおよび照明装置ILは、必要に応じてビーム送出システムBDとともに放射線システムと呼ぶことができる。照明装置ILは、ビームの角度強度分布を調節する調節手段AMを含んでよい。一般的に、照明装置の瞳面における強度分布の外部および/あるいは内部放射範囲(一般的にそれぞれ、σ−outerおよびσ−innerと呼ばれる)を調節することができる。また、照明装置ILは、積分器INおよびコンデンサCOのような他の様々な構成要素を含む。照明装置は、その断面に亘り所望する均一性と強度分布とを有する投影ビームPBと呼ばれる調製された放射線のビームを提供する。
投影ビームPBは、マスクテーブルMT上に保持されているマスクMAに入射する。投影ビームPBはマスクMAを通り抜けて、基板Wの目標部分C上にビームを集束するレンズPLを通過する。第二位置決め手段PWおよび位置センサIF(例えば干渉計デバイス)の助けにより、基板テーブルWTは、例えばビームPBの経路における異なる目標部分Cに位置を合わせるために正確に運動可能である。同様に、第一位置決め手段PMおよび別の位置センサ(図1には明示的に図示せず)を使用して、例えばマスクライブラリから機械的に検索した後に、あるいは走査運動の間に、ビームPBの経路に対してマスクMAを正確に位置決めすることができる。一般的に、オブジェクトテーブルMTおよびWTの運動は、位置決め手段PMおよびPWの部分を形成するロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)にて行われる。しかし、ステッパの場合(スキャナとは対照的に)、マスクテーブルMTはショートストロークアクチュエータにのみ連結されるか、あるいは固定される。マスクMAおよび基板Wは、マスクアラインメントマークM1、M2および基板アラインメントマークP1、P2を使用して位置合わせすることができる。
ここに表した装置は以下の好ましいモードにて使用可能である。
1.ステップモードにおいては、マスクテーブルMTおよび基板テーブルWTは、基本的に静止状態に保たれている。そして、投影ビームに与えたパターン全体が1つの動作で目標部分Cに投影される(すなわち1回の静止露光)。次に基板テーブルWTがX方向および/あるいはY方向にシフトされ、異なる目標部分Cが照射され得る。ステップモードでは、照射フィールドの最大サイズが、1回の静止露光で描像される目標部分Cのサイズを制限する。
2.走査モードにおいては、マスクテーブルMTおよび基板テーブルWTを同期走査する一方、放射線ビームに与えられたパターンを目標部分Cに投影する(つまり1回の動的露光)。マスクテーブルMTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPLの拡大(縮小)および像反転特性によって決定される。走査モードでは、照射フィールドの最大サイズが、1回の動的露光で目標部分の(非走査方向における)幅を制限し、走査動作の長さが目標部分の(走査方向における)高さを決定する。
3.別のモードでは、マスクテーブルMTが基本的に静止状態に維持されて、プログラマブルパターニングデバイスを保持し、ビームに与えられたパターンを目標部分Cに投影する間に、基板テーブルWTが動作するか、走査される。このモードでは、一般的にパルス状放射線ソースを使用して、基板テーブルWTを動作させるごとに、または走査中に連続する放射線パルス間に、プログラマブルパターニングデバイスを必要に応じて更新する。この動作モードは、プログラマブルミラーアレイなどのプログラマブルパターニングデバイスを使用するマスクなしリソグラフィに容易に適用することができる。
上述した使用モードの組合せおよび/または変形、または全く異なる使用モードも使用することができる。
図1bは、本発明の別の実施形態によるリソグラフィシステムを概略的に示したものである。この装置は、
− 放射線ビームB(例えばEUV放射線)を調整するように構成された照明システム(照明装置)ILと、
− パターニングデバイス(例えばマスク)MAを支持するように構築され、解く手員pパラメータに従って正確にパターニングデバイスの位置決めを行うように構成された第一位置決め装置PMに連結を行ったマスクテーブルMTと、
− 基板(例えばレジスト塗布したウェハ)Wを支持するように構築され、特定のパラメータに従って正確に基板の位置決めを行うように構成された第二位置決め装置PWに連結を行った基板テーブル(例えばウェハテーブル)と、
− パターニングデバイスMAによって放射線ビームBに与えられたパターンを基板Wの目標部分C(例えば、1つあるいはそれ以上のダイから成る)に投影する投影システムPSとを含む。
照明システムILは、放射線の誘導、成形、あるいは制御を行うために、屈折、反射、磁気、電磁気、静電気、または他のタイプの光学構成要素、またはその組み合わせなどの様々なタイプの光学構成要素を含むことができる。
マスクテーブルMTは、パターニングデバイスを支持、つまりその重量を担持する。これは、パターニングデバイスの方向、リソグラフィ装置の設計、および他の条件、例えばパターニングデバイスが真空環境で保持されているか否かに応じた方法で、パターニングデバイスを保持する。マスクテーブルMTは、パターニングデバイスを保持するために、機械的、真空、静電気、または他の締め付け技術を使用することができる。マスクテーブルMTは、パターニングデバイスが例えば投影システムなどに対して所望の位置にあることを保証することができる。
本明細書において使用する「パターニングデバイス」なる用語は、基板の目標部分にパターンを生成するように、放射線ビームの断面にパターンを与えるために使用し得るデバイスを指すものとして広義に解釈されるべきである。放射線ビームに与えられるパターンは、例えばパターンが移相形体またはいわゆるアシスト形体を含む場合、基板の目標部分における所望のパターンに正確に対応しないことがあることに留意されたい。一般的に、放射線ビームに与えられるパターンは、集積回路などの目標部分に生成されるデバイスの特別な機能層に相当する。
本発明の実施形態によると、リソグラフィシステムは、図1aで示すようなプロセッサCPU(中央処理ユニット)を有し、これは先験的に知られている2つの高さマップを使用して、第二基板層の頂部に第1基板層を製造するために露光補正値を計算するように配置構成される。プロセッサCPUは、基板表面の様々な位置の高さを測定するように配置構成された高さセンサLSからの情報を受信するように配置構成される。このような高さセンサは、例えば参照により全体が本明細書に組み込まれる米国特許第5,191,200号に記載されている。プロセッサPCUは、基板テーブルWTの表面を表す基準高さマップを使用して、オーバレイ補正値を計算するように配置構成される。プロセッサCPUは、例えば高さセンサLSなどからの情報を使用して基準高さマップを作成するように配置構成してもよい。あるいは、プロセッサCPUにアクセス可能であるかそれに含まれるメモリ(図示せず)内に、基準高さマップを記憶してもよい。
本発明の実施形態では、プロセッサCPUは、計算したオーバレイ補正値を使用して、露光中の基板テーブルWTの位置および/または投影システムPLの倍率設定を制御するように配置構成される。プロセッサCPUは、非対称の拡大補正または非対称の回転補正のために必要であるマスクテーブルMTの位置を制御するように配置構成してもよい。これらの補正は全て、以下でさらに詳細に説明するように、露光フィールドごとに実行する。
図2は、基板テーブルWTの(局所的)非平坦状態の影響を示す特定の例を示す。図2の左の像で示すように、基板層21を基板W上に製造することができる。基板Wは厚さtを有してよい。基板層21の頂部に別の基板層24を製造するために、基板Wを基板テーブルWT上に配置する。図2の中心の像を参照のこと。この例では、基板テーブルWTは、図2の中心の像で誇張して示すような(局所的)非平坦状態を有する。非平坦の基板テーブルWTのせいで、基板Wが変形することがある。図2参照。基板層24のパターンは、マスクMAによって、およびマスクMAの位置に対する基板テーブルWTの位置決めによって決定される。完璧に位置合わせしても、基板層24は、基板層21上に正確に位置決めできないことがある。図2参照。図2では、基板Wの中央を示す点線26が図示されている。さらに、角度αは、第一基板層24が終了する位置において、放射線の方向に平行な線28と点線266に対して直角な別の線29との間の角度として図示されている。基板Wがリソグラフィシステムを出ると、基板Wは自然な直線の形態をとる。つまり、基板Wが元の状態に屈曲し、その結果、図2の右の像で示す状態になる。
オーバレイエラーは、局所的な屈曲角度αおよび基板の厚さtに比例する。基板Wの局所的屈曲(弾性変形)によって誘発されるオーバレイエラーは、下式で計算することができる。

ここでtは基板厚さ(約0.75mm)を表し、αはウェハの局所的な屈曲角度である。αが非常に小さく、基板Wの厚さtが、製造された層21、24の厚さより非常に大きいと仮定する。係数1/2は、非平坦な基板テーブル表面上に屈曲した基板の中性面(つまり点線26)の位置を反映する。経験的結果は、この係数が実際にはわずかに異なることを示す。
図3aは、基板テーブルWTが完璧に平坦な理想的状況における基板テーブルWTを示す。基板テーブルWTは、膨れ傷62を有し、その上に試験基板63が位置決めされる。露光前に、試験基板36の上面の高さを、基板上の位置の関数として高さセンサLSで測定する。図1参照。高さの情報はプロセッサCPUに転送され、これは測定高さマップを構築し、記憶するように配置構成される。測定高さマップは、試験基板63上の複数の点の高さを有する。プロセッサCPUは、試験基板63の厚さに関する先験的情報を受信して、記憶するように配置構成され、測定高さマップから厚さtを引くように配置構成される。結果は、基板テーブルWTの仮想表面の高さマップになり、これは基準高さマップと呼ばれる。図3aでは、点線65が基板テーブルWTの仮想表面を示す。基準高さマップは先験的に(つまり露光前に)求められる。この情報は、例えば露光ステーションの試験基板による専用の平面度試験測定などを使用して、露光ステーションにて獲得することができる。
図3bから図3dでは、基板テーブルWTの非平坦状態にとって可能な原因の3つの例を示す。図3bでは、粒子68(つまり汚れ)が基板テーブルWTと試験基板63の間に挟まれる。粒子68によって試験基板63が局所的に変形する。計算された仮想表面を点線65で示す。図3cでは、1つの膨れ傷62’が他の膨れ傷62より大きい別の例を示す。その結果、試験基板63が局所的に変形する。図3dでは、基板テーブル自体が変形し(69参照)、その結果、試験基板63が変形する。明快さのために、これらの図では非平坦度の量を非常に誇張して図示していることが分かる。
仮想表面65を使用して、基板を異なる基板テーブルに配置する度に、処理すべき基板の変形を補正する。これは、基板がレジスト機械のような別の機械で処理された後に、リソグラフィシステムに戻った場合に当てはまる。製造プロセスでは、多くのリソグラフィ装置を並列に使用するので、基板は、異なる平坦度状態を有する多くの異なる基板テーブルを通過する。
図4では、基準高さマップ30の例を示す。グレースケールを使用して、基準高さマップ30の様々な高さを示す。プロセッサCPUは、複数のグリッド点(つまりウェハグリッド上の点)で変形の量を計算するために、基準高さマップ30を使用するように配置構成される。これは、基準高さマップ30上のグリッド点毎に、局所的なRxおよびRy傾斜情報を導き出すことによって実行する。基準高さマップ30の第一導関数は、局所的屈曲角度を反映する。表面上、つまりXYグリッド上でi=1、2、3・・・およびj=1、2、3・・・を有する複数の点それぞれで、歪みベクトルVijを計算し、ここで歪みベクトルのxおよびy成分、つまりVij xおよびVij yは下式によって求められる。

ここでSw(x,y,z)は、基準高さマップを3次元で表す関数であり、kは定数であり、tは基板の厚さである。
定数kは好ましくは0.4と0.7の間、さらに好ましくは0.4と0.6の間、最も好ましくは0.45と0.55の間である。
図4の基準高さマップ40の結果であるグリッド歪みベクトル場50を図tに示す。本発明の実施形態によると、プロセッサCPUは1つの照射フィールド40内にあるグリッド歪みベクトル場50(図5参照)のベクトルを使用して、その照射フィールド40の露光補正値を求める。位置合わせのための露光補正は、X方向およびY方向における平行移動に関する局所的な位置調節を含む。これらの補正は、位置に依存し、ウェハの位置合わせ中におけるグリッドパラメータの絶対的測定をさらに正確にすることができる。露光補正は各フィールド40に特有であり、X方向の平行移動、Y方向の平行移動、および場合によっては対称または非対称の拡大、対称の回転および非対称の回転、またはさらに高い次数の歪み項(2次または3次の歪みなど)を含む。図6および図7では、1つの照射フィールド40内にあるグリッド歪みベクトル場の2つの例を示す。図6では、ベクトルの大部分がX方向を指す。つまり、プロセッサCPUが、この特定の照射フィールド40内でオーバレイエラーを補正するために、基板テーブルWTのXシフトを生成する。図7では、ベクトルが中心点51から発散する。この場合、プロセッサCPUは、例えばこの特定の照射フィールドを露光した場合にレンズを調節することによって、この特定の照射フィールドの倍率を補正することができる。
本発明によって、位置合わせ中および露光中に非平坦度によって誘発されるウェハグリッドの歪みをフィードフォワード補正し、それによって平坦度特徴(チャックごと、機械ごと、または時間の経過による1つのチャックの平坦度変化)の違いによって引き起こされるオーバレイエラーを減少させることができる。これは、高さマップ情報に基づく露光チャックの平坦度に関するオーバレイ精度の間接的認定方法を提供する。
本発明の別の実施形態によると、CPUは、マスクテーブルの非平坦度によって引き起こされるオーバレイの補正値を計算するように配置構成される。この実施形態は、非EUVシステムの場合によくあるように、マスクを支持体(例えばフレーム)で締め付けるのではなく、マスクテーブル上に吸引するEUVシステムに特に関係する。この実施形態では、マスクテーブルの表面の基準高さマップを事前に求める。これは、特殊な高さセンサを使用して実行することができ、これは図1bには図示されていないが、リソグラフィシステムに含めることができる。マスクテーブルMTの基準高さマップは、プロセッサCPUが使用して、マスクテーブルMTの非平坦度情報に応じてリソグラフィシステムの設定を調節することによってオーバレイを最小にすることができる。
図8は、マスクMAおよびマスクテーブルMTの部分断面図を示す。図1bと比較すると、マスクが逆さまに吊り下げられる。マスクテーブルMTが非平坦の状態であるので、マスクMAも非平坦になる。図8では、完璧に平坦なマスク表面の虚構の表面80を点線80で示す。2本の入射放射線ビーム81、82を示す。放射線ビーム81、82は、虚構表面80の垂線83に対して角度αを形成する。マスクが平坦であれば、放射線ビーム81が反射ビーム85で示すように反射し、これによって垂線83を引いた位置にてマスクMAに存在する詳細にて放射線ビームにパターンを形成する。マスク表面は平坦でないので、マスクMAの細部をビーム82でパターン形成することができる。図8参照。ビーム81およびビーム82は、図1bのBで示したものと同じビームであることに留意されたい。ビーム82はマスクMAで反射して、反射ビーム86になる。反射ビーム85、86はそれぞれ、投影システムPSに到達する。反射ビーム85、86はパターン形成ビームとも呼ぶ。投影システムPSは、図1bで示すように、パターン形成ビームを基板Wに投影する。投影システムPSは、通常は1/4の倍率mでマスクMAの細部を拡大するように配置構成される。実施形態によると、プロセッサCPUは、前記マスクテーブルMTの表面上でi=1、2、3・・・およびj=1、2、3・・・を有する複数の点(i,j)のそれぞれについて、下式によって決定される面外距離OPZijを計算するように配置構成される。

ここでSm(x,y,z)は、3次元全部でマスクテーブルMTの基準高さマップを記述する関数であり、Smeanは、全(i,j)のSm(x,y,z)の平均値である。Smeanは図8の点線80ではないことに留意されたい。
次に、プロセッサCPUは点(i,j)それぞれについて面外偏差/歪みベクトルOPDijを計算し、これは下式によって決定される。

ここでmは投影システムPSの倍率であり、αは前記マスクテーブルMTの垂線83と前記投影ビーム81、82との間の角度である。
マスクテーブルMTの表面Sm(x,y,z)を使用する代わりに、マスクMAの実際の表面を使用してもよい。その場合は、マスクMAの非平坦度の貢献も考慮に入れることができる。多くの場合で、マスクMAの非平坦度の量は、マスクテーブルMTの非平坦度の貢献よりさらに大きい。
本発明の他の実施形態、使用法および利点は、本明細書および本明細書で開示した本発明の実践を考察することにより、当業者には明白である。本明細書は、例示のみと見なされ、したがって本発明の範囲は、請求の範囲によってのみ制限されるものとする。
本発明の実施形態によるリソグラフィシステムを示したものである。 本発明の別の実施形態によるリソグラフィシステムを示したものである。 平坦でない基板テーブルの基板に対する影響の特定の例を示したものである。 基板テーブルを示した断面図である。 基板テーブル変形の可能な原因を示したものである。 基板テーブル変形の可能な原因を示したものである。 基板テーブル変形の可能な原因を示したものである。 基板テーブルの測定した基準高さマップを示したものである。 図4の基準高さマップの結果であるグリッド歪みベクトル場を示したものである。 1つの照射フィールド内にあるグリッド歪みベクトル場の例を示したものである。 1つの照射フィールド内にあるグリッド歪みベクトル場の例を示したものである。 マスクテーブルの非平坦さの基板に対する影響の特定の例を示したものである。

Claims (14)

  1. リソグラフィシステムであって、
    放射線の投影ビームを提供する照明システムと、
    パターニングデバイスを支持するマスクテーブルにして、パターニングデバイスが、投影ビームの断面にパターンを与える働きをするマスクテーブルと、
    基板を保持する基板テーブルと、
    前記基板テーブルの表面を表す第一基準高さマップおよび前記マスクテーブルの表面を表す第二基準高さマップのうち少なくとも一方を使用して、オーバレイ補正値を計算するように配置構成されたプロセッサとを有するシステム。
  2. 前記基板テーブル表面と前記マスクテーブル表面のうち少なくとも一方の様々な位置で高さを測定するように配置構成された高さセンサを有し、プロセッサが、前記高さセンサから情報を受信するように構成される請求項1に記載のシステム。
  3. プロセッサが、基板テーブル表面の複数の位置それぞれで歪みベクトルVijを求め、ここで(i,j)が整数を表し、歪みベクトルがそれぞれ

    によって求められるxおよびy成分Vij xおよびVij yを含み、ここでS(x,y,z)が3次元で第一基準高さマップを記述し、kが定数で、tが基板の厚さである請求項1に記載のシステム。
  4. 定数kの値が0.4と0.7の間にある請求項3に記載のシステム。
  5. 定数kの値が0.4と0.6の間にある請求項3に記載のシステム。
  6. 定数kの値が0.45と0.55の間にある請求項3に記載のシステム。
  7. プロセッサが、露光フィールド内にある歪みベクトルを使用して、基板上の露光フィールドのオーバレイ補正値を計算する請求項1に記載のシステム。
  8. オーバレイ補正値が、X方向の平行移動、Y方向の平行移動、対称の倍率、非対称の倍率、対称の回転、および非対称の回転のうち少なくとも1つを含む請求項1に記載のシステム。
  9. 高さセンサが、校正基板の表面上で複数の点の高さを測定するように構成される請求項1に記載のシステム。
  10. さらに投影システムを有し、プロセッサが、オーバレイ補正値に基づいて、投影システムの設定、およびパターニングデバイスに対する基板テーブルの位置のうち少なくとも1つを制御するように配置構成される請求項1に記載のシステム。
  11. プロセッサが、マスクテーブル表面上にある複数の位置のそれぞれで面外距離OPZijを計算するように配置構成され、ここで(i,j)が整数を表し、面外距離OPZij

    によって求められ、ここでS(x,y,z)が3次元で第二基準高さマップを記述し、Smeanが全ての(i,j)についてS(x,y,z)の平均値であり、プロセッサがさらに、複数の位置のそれぞれにおいて、

    によって求められる面外偏差/歪みベクトルOPDijを計算するような構成であり、ここでmは、マスクテーブルと基板テーブルの間で使用する投影システムの倍率であり、αは、マスクテーブルに対する垂線と放射線の投影ビームとの間で測定される角度である請求項1に記載のシステム。
  12. デバイス製造方法であって、
    基板テーブル上に基板を配置構成するステップと、
    マスクテーブル上にパターニング手段を配置構成するステップと、
    照明システムを使用して放射線の投影ビームを提供するステップと、
    投影ビームの断面にパターンを与えるために、前記パターニング手段を使用するステップと、
    パターン形成した放射線のビームを前記基板の目標部分に投影するステップとを含み、
    前記基板テーブルの表面を表す第一基準高さマップおよび前記マスクテーブルの表面を表す第二基準高さマップのうち少なくとも一方を使用して、オーバレイ補正値を計算すること、および
    前記投影を実行中に前記オーバレイ補正値を使用することを特徴とするデバイス製造方法。
  13. リソグラフィシステムを調節するコンピュータプログラム製品であって、コンピュータにロードされた場合に、以下の動作、つまり
    リソグラフィ装置の基板テーブルの表面を表す第一基準高さマップおよびリソグラフィ装置のマスクテーブルの表面を表す第二基準高さマップのうち少なくとも一方を受信するか、求めること、
    前記第一および第二基準高さマップのうち少なくとも一方を使用して、オーバレイ補正値を計算すること、
    前記オーバレイ補正値を使用して、露光中に前記リソグラフィ装置を制御すること
    を実行する機能を前記コンピュータに与えるように配置構成されたコンピュータプログラム製品。
  14. 請求項13に記載のコンピュータプログラム製品を含むデータキャリア。
JP2005342342A 2004-11-29 2005-11-28 オーバレイを減少させるための基板テーブルまたはマスクテーブルの表面平坦度情報の使用 Expired - Fee Related JP4352042B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/998,179 US7239368B2 (en) 2004-11-29 2004-11-29 Using unflatness information of the substrate table or mask table for decreasing overlay

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006157014A true JP2006157014A (ja) 2006-06-15
JP4352042B2 JP4352042B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=36567035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005342342A Expired - Fee Related JP4352042B2 (ja) 2004-11-29 2005-11-28 オーバレイを減少させるための基板テーブルまたはマスクテーブルの表面平坦度情報の使用

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7239368B2 (ja)
JP (1) JP4352042B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008227505A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Nikon Corp 露光装置及びデバイスの製造方法
JP2010529659A (ja) * 2007-05-30 2010-08-26 ケーエルエー−テンカー・コーポレーション 応力ならびにオーバーレイのフィードフォーワード、及び/または、フィードバック・リソグラフィック・プロセス制御
JP2011059489A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Nikon Corp 基板処理方法、及び基板処理装置
JP2014053426A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toshiba Corp 露光装置、露光方法および半導体装置の製造方法
JP2014154710A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Toshiba Corp 半導体製造装置および半導体装置の製造方法
KR20160106724A (ko) * 2014-01-10 2016-09-12 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 리소그래피 장치, 디바이스 제조 방법 및 연계된 데이터 처리 장치 및 컴퓨터 프로그램 제품
US9588441B2 (en) 2012-05-18 2017-03-07 Kla-Tencor Corporation Method and device for using substrate geometry to determine optimum substrate analysis sampling
US9651943B2 (en) 2007-04-23 2017-05-16 Kla-Tencor Corp. Methods and systems for creating or performing a dynamic sampling scheme for a process during which measurements are performed on wafers
JP2017201402A (ja) * 2008-05-21 2017-11-09 ケーエルエー−テンカー・コーポレーションKla−Tencor Corporation ツール及びプロセスの効果を分離する基板マトリクス
KR20180069053A (ko) * 2015-10-19 2018-06-22 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 패터닝 공정 오차를 보정하는 장치 및 방법
JP2018519551A (ja) * 2015-07-17 2018-07-19 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. リソグラフィ装置及び方法
JP2018521348A (ja) * 2015-07-03 2018-08-02 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. リソグラフィ装置、制御方法、及びコンピュータプログラム製品

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2128701A1 (en) * 2008-05-30 2009-12-02 ASML Netherlands BV Method of determining defects in a substrate and apparatus for exposing a substrate in a lithographic process
EP2392970A3 (en) * 2010-02-19 2017-08-23 ASML Netherlands BV Method and apparatus for controlling a lithographic apparatus
EP2434345B1 (en) * 2010-09-27 2013-07-03 Imec Method and system for evaluating euv mask flatness
JP2013175500A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Toshiba Corp 露光装置、及び露光方法
US8703368B2 (en) 2012-07-16 2014-04-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Lithography process
JP2014041211A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Canon Inc 露光システム、露光装置、それを用いたデバイスの製造方法
US9158209B2 (en) * 2012-10-19 2015-10-13 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method of overlay prediction
NL2013249A (en) 2013-08-20 2015-02-23 Asml Netherlands Bv Lithography system and a machine learning controller for such a lithography system.
IL256196B (en) 2015-06-17 2022-07-01 Asml Netherlands Bv Prescription selection based on inter-prescription composition
US11249404B2 (en) 2017-06-08 2022-02-15 Asml Netherlands B.V. System and method for measurement of alignment
EP3457213A1 (en) * 2017-09-18 2019-03-20 ASML Netherlands B.V. Methods and apparatus for use in a device manufacturing method

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL9100410A (nl) * 1991-03-07 1992-10-01 Asm Lithography Bv Afbeeldingsapparaat voorzien van een focusfout- en/of scheefstandsdetectie-inrichting.
US6924884B2 (en) * 1999-03-08 2005-08-02 Asml Netherlands B.V. Off-axis leveling in lithographic projection apparatus
TW508653B (en) * 2000-03-24 2002-11-01 Asml Netherlands Bv Lithographic projection apparatus and integrated circuit manufacturing method
US6950176B1 (en) * 2004-01-12 2005-09-27 Advanced Micro Devices, Inc. Method and system for monitoring EUV lithography mask flatness

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008227505A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Nikon Corp 露光装置及びデバイスの製造方法
US9651943B2 (en) 2007-04-23 2017-05-16 Kla-Tencor Corp. Methods and systems for creating or performing a dynamic sampling scheme for a process during which measurements are performed on wafers
JP2015043452A (ja) * 2007-05-30 2015-03-05 ケーエルエー−テンカー・コーポレーションKla−Tencor Corporation 応力ならびにオーバーレイのフィードフォーワード、及び/または、フィードバック・リソグラフィック・プロセス制御
JP2010529659A (ja) * 2007-05-30 2010-08-26 ケーエルエー−テンカー・コーポレーション 応力ならびにオーバーレイのフィードフォーワード、及び/または、フィードバック・リソグラフィック・プロセス制御
US9116442B2 (en) 2007-05-30 2015-08-25 Kla-Tencor Corporation Feedforward/feedback litho process control of stress and overlay
JP2017201402A (ja) * 2008-05-21 2017-11-09 ケーエルエー−テンカー・コーポレーションKla−Tencor Corporation ツール及びプロセスの効果を分離する基板マトリクス
JP2011059489A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Nikon Corp 基板処理方法、及び基板処理装置
US9588441B2 (en) 2012-05-18 2017-03-07 Kla-Tencor Corporation Method and device for using substrate geometry to determine optimum substrate analysis sampling
JP2014053426A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toshiba Corp 露光装置、露光方法および半導体装置の製造方法
JP2014154710A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Toshiba Corp 半導体製造装置および半導体装置の製造方法
US10025193B2 (en) 2014-01-10 2018-07-17 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus, device manufacturing method and associated data processing apparatus and computer program product
KR20160106724A (ko) * 2014-01-10 2016-09-12 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 리소그래피 장치, 디바이스 제조 방법 및 연계된 데이터 처리 장치 및 컴퓨터 프로그램 제품
KR101890815B1 (ko) * 2014-01-10 2018-08-22 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 리소그래피 장치, 디바이스 제조 방법 및 연계된 데이터 처리 장치 및 컴퓨터 프로그램 제품
KR20180094154A (ko) * 2014-01-10 2018-08-22 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 리소그래피 장치, 디바이스 제조 방법 및 연계된 데이터 처리 장치 및 컴퓨터 프로그램 제품
KR101991768B1 (ko) * 2014-01-10 2019-06-21 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 리소그래피 장치, 디바이스 제조 방법 및 연계된 데이터 처리 장치 및 컴퓨터 프로그램 제품
JP2018521348A (ja) * 2015-07-03 2018-08-02 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. リソグラフィ装置、制御方法、及びコンピュータプログラム製品
US10289009B2 (en) 2015-07-03 2019-05-14 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus, control method and computer program product
JP2018519551A (ja) * 2015-07-17 2018-07-19 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. リソグラフィ装置及び方法
KR20180069053A (ko) * 2015-10-19 2018-06-22 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 패터닝 공정 오차를 보정하는 장치 및 방법
KR102059018B1 (ko) 2015-10-19 2019-12-24 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 패터닝 공정 오차를 보정하는 장치 및 방법
US10719011B2 (en) 2015-10-19 2020-07-21 Asml Netherlands B.V. Method and apparatus to correct for patterning process error

Also Published As

Publication number Publication date
US20060114436A1 (en) 2006-06-01
JP4352042B2 (ja) 2009-10-28
US7239368B2 (en) 2007-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4352042B2 (ja) オーバレイを減少させるための基板テーブルまたはマスクテーブルの表面平坦度情報の使用
JP4563923B2 (ja) 位置合わせ方式最適化方法
JP5112408B2 (ja) リソグラフィ装置及び基板非平坦性を補償する方法
JP4473840B2 (ja) リソグラフィ装置及び装置製造方法
JP2006041531A (ja) アラインメント方法、前側から裏側へのアラインメントエラーを測定する方法、非直交性を検出する方法、校正方法、およびリソグラフィ装置
KR101132692B1 (ko) 리소그래피 장치 및 디바이스 제조 방법
JP2013153168A (ja) 波面収差を低減する方法及びコンピュータプログラム
JP2007515806A (ja) リソグラフィ装置及び測定方法
JP4405462B2 (ja) 較正用基板およびリソグラフィ装置の較正方法
JP4551834B2 (ja) 測定システムの較正方法
JP4940219B2 (ja) オーバレイを測定する方法
JP5147865B2 (ja) デバイス製造方法、リソグラフィ装置およびコンピュータプログラム
US7835017B2 (en) Lithographic apparatus, method of exposing a substrate, method of measurement, device manufacturing method, and device manufactured thereby
JP3950082B2 (ja) リソグラフィ装置およびデバイスを製造する方法
JP4555276B2 (ja) リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
US7177010B2 (en) Lithographic apparatus and device manufacturing method
EP3255493A1 (en) Method of determining pellicle compensation corrections for a lithographic process, metrology apparatus and computer program
US20120078561A1 (en) Method for Calibrating a Target Surface of a Position Measurement System, Position Measurement System, and Lithographic Apparatus
JP2016502070A (ja) オブジェクト位置決めシステム、リソグラフィ装置、およびデバイス製造方法
CN107810447B (zh) 用于将标记图案转印到衬底的方法、校准方法以及光刻设备
US8174678B2 (en) Lithographic apparatus with adjusted exposure slit shape enabling reduction of focus errors due to substrate topology and device manufacturing method
JP4832493B2 (ja) リソグラフィ方法及びデバイス製造方法
JP2007173807A (ja) デバイス製造方法およびコンピュータプログラム製品
JP2010087484A (ja) デバイス製造方法、制御システム、コンピュータプログラムおよびコンピュータ可読媒体
JP4418782B2 (ja) リソグラフィ装置、デバイス製造方法、較正方法およびコンピュータ・プログラム製品

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060904

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090727

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4352042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees