JP2006155849A - 再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回路を大型化することなく、安定したクロックを得る。
【解決手段】 本発明においては、ディスク状記録媒体上に形成された一定周期でウォブリングするトラックに対して光ビームを照射し、その反射光を用いて前記トラックのウォブリング周期に関連した周波数成分を含むウォブル信号と、前記トラックに記録された情報データを含む再生信号とを生成する読み取り手段と、前記ウォブル信号を用いて前記ウォブリング周期に関連した周波数を有するクロックを生成するクロック生成手段と、前記再生信号と前記クロックとの位相差を検出し、この位相差検出結果を用いて前記クロック生成手段の生成動作を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は再生装置に関し、特にディスク状記録媒体よりデータを再生する装置に関する。
近年、DVD(デジタル多用途ディスク)、ブルーレイディスクなどの高密度光ディスクが開発されている。
この種のディスクでは、ディスク上にスパイラル状にグルーブ(溝)が形成され、この溝を記録再生トラックとして光ビームを照射することで情報データの書き込み、読み出しを行う。また、ディスク上のアドレスを重畳する目的や、再生時のクロックを得るため、ディスク上のグルーブは一定周期で蛇行(ウォブリング)した形態で予め形成されている。再生時には、このウォブリングしているトラックに対して光ビームを照射し、その反射光よりウォブリング周期に関連したクロックを生成すると共にアドレス情報を読み取り、また、反射光に含まれる情報データに位相同期したクロックを生成してデータを検出している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−5926号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、ウォブリング周期のクロックと再生データに同期したクロックを生成するための二つのPLL回路を備える必要があるため、回路規模の増大、コストの上昇などの問題があった。
また、二つのPLL回路の間の温度特性やプロセスのばらつきなどで、クロック周波数が変化し、安定したクロックを得ることができないという問題もある。
本発明はこの様な問題を解決し、回路を大型化することなく、安定したクロックを得ることができる装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、アドレス情報を正確に検出可能な装置を提供することである。
また、本発明の更に他の目的は、ディスクを安定して回転させることである。
本発明においては、ディスク状記録媒体上に形成された一定周期でウォブリングするトラックに対して光ビームを照射し、その反射光を用いて前記トラックのウォブリング周期に関連した周波数成分を含むウォブル信号と、前記トラックに記録された情報データを含む再生信号とを生成する読み取り手段と、前記ウォブル信号を用いて前記ウォブリング周期に関連した周波数を有するクロックを生成するクロック生成手段と、前記再生信号と前記クロックとの位相差を検出し、この位相差検出結果を用いて前記クロック生成手段の生成動作を制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、回路を大型化することなく、安定したクロックを得ることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図6は本発明を適用した再生装置の構成を示すブロック図である。
図6の再生装置は、ブルーレイディスクのような光ディスクより画像データなどの情報データを読み取る装置である。
図6において、ピックアップ1は光ディスクDに対して光ビームを照射し、その反射光を読み取り、周知の方法により、その高周波数帯域にトラックのウォブリング周期の周波数成分を含むウォブル信号と情報データを含んだ再生RF信号とを生成する。本形態では、ディスクD上に予め形成されたグルーブ上にデータが記録されている。また、グルーブは一定周期で蛇行(ウォブリング)している。そして、このウォブリングを利用してトラックのアドレス情報を検出している。
ピックアップ1からのウォブル信号はトラッキング制御回路3に供給され、トラッキング制御回路3はこのウォブル信号の低周波数成分に基づき、周知の方法によりピックアップ1のトラッキングを制御する。再生信号処理回路2は、これらのウォブル信号と再生RF信号とを用いて再生データに位相同期したクロックを生成すると共に、再生RF信号より元のデジタルデータを検出して画像処理回路4に出力する。画像処理回路4は再生されたデジタル画像データに対し、エラー訂正処理、MPEG復号処理などを施して出力回路5に出力する。出力回路5は再生された画像データを外部機器に出力する。
制御部6は操作部8からの再生指示に従ってスピンドル制御回路9を制御し、スピンドルモータ7によりディスクDを所定速度で回転させると共に、ピックアップ1に対してデータの読み取りを指示する。また、再生信号処理回路2から出力されたアドレス情報に基づいてピックアップ1をディスクD上の所望のセクタに移動する。また、制御部9は、後述の如く再生信号処理回路2で得られた速度誤差信号をスピンドル制御回路9に出力し、スピンドルモータ7の回転速度を制御する。
次に、本実施形態の特徴的な構成である再生信号処理回路2について説明する。
図1は再生信号処理回路2の構成を示す図である。
図1において、端子101には、ピックアップ1より出力されたトラッキング制御用のウォブル信号が供給される。本形態では前述の様に、ディスクD上のトラックを蛇行させることでアドレスやクロック情報が重畳されており、このウォブル信号に含まれるクロック成分を逓倍することにより、データの記録周波数に応じたクロックを生成する。
例えば、本形態ではディスクDとしてブルーレイディスクを使用し、その記録データ周波数fbを66MHzとする。また、ウォブル信号に重畳されたクロック成分の周波数fwは、66MHzを69分周して得られる956kHzとする。
端子101に入力されたウォブル信号はA/D変換器102により、後述するVCO116が発生する略66MHzのクロックに応じてサンプリングされ、1サンプル複数ビットのデジタルデータに変換されてハイパスフィルタ103に出力される。ハイパスフィルタ103はA/D102からのデジタルデータを積分することで平均値を算出し、当該平均値を入力から引き算することで直流成分を除去し、その結果を乗算器104の一方の端子に加える。
また、カウンタ110は66MHzクロックを0から68まで繰り返しカウントして計数値を減算器109の一方の入力に加える。減算器109のもう一方の端子には、後述する位相シフト量を示す信号が入力され、カウンタ110の出力からこの位相シフト量を減算して正弦波テーブル107と余弦波テーブル108に出力する。
正弦波テーブル107は、66MHzのクロックをカウンタ110のカウント値69で割った略1/956kHzの周期を持つ正弦波を生成し、乗算器104の他方の入力として加える。即ち、減算器109の出力値はそれぞれ、正弦波一周期0°〜360°を69分割した場合の各位相に該当し、正弦波テーブル107からは減算器109の出力値に応じた信号が出力される。
乗算器104の乗算結果は移動平均フィルタ105に出力され、ここで1ウォブル周期分の平均を求め、その結果がループフィルタ106に出力される。移動平均フィルタ105から出力される値は、端子101に加えられたウォブル信号と正弦波テーブル107の生成する正弦波との位相誤差を示しており、ループフィルタ106は加えられた位相誤差信号をラグリード積分することで基準周波数(正弦波テーブル107の生成する正弦波)との周波数誤差に変換してデジタルVCO112の周波数入力端子に加えると共に、線速度誤差信号として端子130に出力する。
デジタルVCO112とそれに続くD/A変換器113からなる回路ブロック2bは水晶発振器129より供給される81MHzのクロックで動作している。デジタルVCO112については後述する。デジタルVCO112の出力はD/A変換器113によりアナログ電圧に変換され、位相比較器114に出力される。
位相検出器114、ループフィルタ115、電圧制御発振器116、分周器117は公知のクロック逓倍用のPLLを構成しており、D/A変換器113の出力する、例えば4.125MHzの正弦波を16逓倍することで、略66MHzのクロックを生成する。この66MHzのクロックは図2の破線で囲まれた回路ブロック2aに供給される。
なお、本形態では、分周器117の分周比を1/16としたが、これ以外の値をとることも可能である。ただし、あまり分周比を大きくすると逓倍処理が大変になり、また、小さすぎると発振周波数も高くする必要があるため、1/16とした。また、水晶発振器129の発振周波数を81MHzとしたが、これ以外の周波数でもよく、更には、高いほどよい。
また、余弦波テーブル108は正弦波テーブル107が生成する正弦波と位相が90°ずれた余弦波を生成し、MSK検出部111に加える。MSK検出部111は、余弦波テーブル108から供給される余弦波とハイパスフィルタ103から供給されるウォブル信号から、ウォブル信号に重畳されたディスク上のアドレス情報を検出し、制御部6に出力する。
ウォブル信号に重畳されているMSK信号について図4を用いて説明する。
正弦波状の波形がウォブル信号の例であり、Nの部位は通常のウォブル信号、Rの部位は位相が逆転し、アドレス情報の乗った部位であることを示している。MSK検出部111には、この通常ウォブル信号に位相同期した余弦波信号が与えられており、与えられた二つの信号を乗算することでアドレス情報を検出する。
一方、ピックアップ1から出力された再生RF信号が端子118に供給される。端子118に加えられた再生RF信号はA/D変換器119で、66MHzのクロックに応じてサンプリングされ、1サンプル複数ビットのデジタルデータとしてハイパスフィルタ120に出力される。ハイパスフィルタ120は加えられたデジタルデータを積分することで平均値を算出し、その平均値を入力から引き算することで直流成分を除去し、結果をFIRフィルタ121に加える。FIRフィルタ121は例えば5タップのFIRフィルタであり、入力された再生RF信号に高域強調処理を施し、結果をビタビデコーダ122と位相検出器123に加える。ビタビデコーダ122は入力された多値信号に含まれている時間方向の相関を用いてビタビ復号処理を施し、エラーの少ない1サンプル1ビットのデジタルデータを検出して、端子128を介して画像処理回路4に出力する。
また、位相検出器123は、加えられた多値の再生信号のアイパターンにおけるゼロクロス点を検出し、その傾きからクロックと再生信号との位相誤差を検出し、位相誤差検出結果をスイッチ124に加える。スイッチ124は制御部6により制御され、再生RF信号から位相誤差を検出可能な時だけ閉じられ、位相検出結果をループフィルタ125に加える。位相検出が不可能な時にはループフィルタ125には0が与えられる。ループフィルタ125は加えられた位相誤差信号をラグリード積分することで周波数誤差に変換し、結果を変換器126に加える。
変換器126は、加えられた周波数誤差を桁上げ無しの数値加算することで位相誤差に変換し、結果をデジタルVCO112の位相入力端子と乗算器127に加える。
変換器126の処理について図2を用いて説明する。図2(a)は変換器126の構成を示す図である。端子201にループフィルタ125からの周波数誤差信号が、ここでは符号付き10ビットのデジタルデータとして加えられている。これを20ビットに符号拡張し、加算器203に加える。加算器203のもう一方の入力にはレジスタ205に保持されている20ビットの値が加えられており、加算結果が再びレジスタ205に加えられる積分器構成になっている。レジスタ205の上位7ビットが位相を示す値として出力端子207に出力される。
ビット割り振りの様子を図2(b)に示す。X、Y、Zが図2(a)上の信号に対応している。
加算器203の加算結果はオーバーフローすることがあるが、桁上げはせず、無視するように構成する。例えば入力を1、クロックを66MHzとすると、66e6×1÷(2^20)=62.9Hzなので、1/62.9=15.9ミリ秒を1サイクルとした位相誤差出力が得られる。
ここで、レジスタ205のビット数を少なくすれば位相誤差信号の出力周期が短くなり、ビット数を多くすれば出力周期が長くなる。即ち、後述の様にデジタルVCO112における位相誤差調整のゲインが変化することになる。
ここで、デジタルVCO112の動作について図3を用いて説明する。
図3(a)はデジタルVCO112の具体的な構成を示す図である。
図3(a)において、端子301には制御部6により設定された、クロックの目標周波数に対応した設定値が供給される。例えば、目標とするクロックの周波数が66MHzなので、
n×81MHz÷2^20×16逓倍=66000000Hzを満たすnを求めるとnは約53400となり、ここでは、例えば53400を設定する。端子303にはループフィルタ106からの周波数誤差信号が加えられ、端子301からの中心周波数の値と端子303からの周波数誤差値が加算器307で加算される。加算器307の加算結果は更に加算器309に加えられる。
加算器309のもう一方の端子にはレジスタ311に保持されている20ビットの値が加えられており、加算結果が再びレジスタ311に加えられる積分器構成になっている。レジスタ311の加算結果はオーバーフローする場合があるが、ここでは桁上げせず無視する。レジスタ311の上位7ビットが加算器313に加えられる。加算器313のもう一方の入力には、端子305より変換器126からの位相誤差値が加えられている。加算器313の加算結果は7ビットにおさまらない場合もあるが、オーバーフローは無視する。
加算器313の加算結果は正弦波テーブル315に加えられる。正弦波テーブル315はサインテーブル107と同様の機能を持ち、その入力は、例えば7ビットの値0〜127で0°〜360°の位相を表現しており、加算器313の出力値1が360°÷128=2.8°を表す。正弦波テーブル315は入力の位相に応じた8ビットの正弦波の値を端子317に出力する。ビット割り振りの様子を図3(b)に示す。
図3(b)のA〜Eが図3(a)の各信号に対応している。例えば端子303に与えられている周波数誤差が0、端子301に与えられている中心周波数が53400だとすると、図3中のAは53400となっており、レジスタ311は20ビット、クロックは81MHzなので、レジスタ311は81e6×53400÷(2^20)=4125023Hz周期でオーバーフローし一周する。このレジスタ311の値の上位7ビットを取り出し、端子305から与えられる位相誤差値を加算器313で加えることで位相値をシフトする。そして、その結果を正弦波テーブル315に出力してサイン波を生成し、D/A変換器113でアナログ信号に変換し、PLLで16逓倍することで、4125023Hz×16=66000366Hzのクロックを生成し、記録再生のクロックとして用いるほか、図1のデジタル回路ブロック2aのクロックとしても用いる。
なお、本実施形態で、レジスタ311を20ビットとしたが、これは、デジタルVCO112の出力として数MHz、ここでは4.125MHzの信号を生成して位相比較器114に供給するためであり、これよりも高い周波数、或いは低い周波数の信号を位相比較器114に供給したい場合には、それに応じてレジスタ311のビット数を適宜変更することも可能である。
また、端子303に1を与えれば、図3のAが53401となるので、クロック周波数は81e6×53401÷(2^20)×16=66001602Hzとなり、入力が1変化するごとにクロックの周波数は、66001602−66000366=1236Hzづつ変化する。
また、変換器126で変換された位相誤差は、既に述べたように、デジタルVCO112の位相をシフトさせるとともに乗算器127でゲインが調整され、減算器109のもう一方の入力に加えられる。これにより、カウンタ110から正弦波テーブル107、余弦波テーブル108に与える位相値をシフトさせる。乗算器127のゲインは、前述のデジタルVCO112の位相シフト量と、乗算器127が減算器109に与える位相シフト量が相殺されるように設定する。このように構成することで、再生時に、ウォブリング信号にデジタルVCOの中心周波数を合わせつつ、再生RF信号に位相同期したクロックを生成させることができる。
この様子を図5を用いて模式的に説明する。図5において、中心周波数F0はウォブル信号を69逓倍した周波数で設定され、更に、RF信号からの位相シフト情報により周波数の微調整Δfを行うことで、クロックの位相を再生信号に同期させることができる。
なお、RF信号からの位相シフト情報により、デジタルVCO112の出力位相をシフトさせてしまうと、それを補正するようにカウンタ110、正弦波テーブル107、乗算器104によるウォブル信号経由の位相検出ループに外乱として働いてしまう。
そのため、本形態では、このように、カウンタ110のカウント値を再生RF信号の位相誤差によりシフトし、ウォブル信号を検出するための正弦波の位相を同時に動かすことで、外乱として働かないように相殺させ、安定してクロックを生成することが可能となる。
また、同時に、アドレスを検出するMSK検出部111に与える余弦波位相も同様にずらすように構成することで、検出に不具合が出ないように構成している。また、ウォブル信号が所望の周波数並びに位相になるように、スピンドルモータを制御することにより、さらに安定してクロックを生成することが可能となる。
次に、スピンドルモータの制御について、図7を用いて説明する。
図7は図1のスピンドル制御回路9の要部構成を示す図である。
図7において、端子701に制御部6よりスピンドルモータの回転の基準となる周波数情報が与えられ、位相比較器702の一方の入力として出力される。一方、スピンドルモータ7からは、スピンドルモータ7の回転数に比例したFGパルスが出力され、位相比較器702の他方の入力として供給される。
位相比較器702は端子701からの基準周波数の情報とスピンドルモータ7からのFG信号の位相を比較し、比較結果をループフィルタ705に出力する。ループフィルタ703は位相比較器702の出力を平均化し、スイッチ704の一方の端子に出力する。このループフィルタ705の出力結果は、スピンドルモータの基準回転数に対する誤差となっている。
ループフィルタ703の出力はスイッチ707を介して加算器709に供給される。加算器709は端子707に対して制御部6より供給された制御の中心値とスイッチ704から供給された誤差信号とを加算し、モータドライバ713に出力する。モータドライバ708は加算器708の出力に応じてスピンドルモータ715の回転速度を制御し、端子701に加えられた基準周波数に従う周波数でディスクDを回転する。
スイッチ704は端子706に対して制御部6より供給された切り替え制御信号に応じて切り替わる。即ち、スピンドルモータ7の起動時など、ピックアップが点灯していない時や、トラッキングサーボ・フォーカスサーボがかかっていない時は、スイッチ704をループフィルタ705側に切り替える。また、トラッキングサーボ・フォーカスサーボがかかり、ウォブル信号が再生されると、スイッチ704を端子709側に切り替える。
端子709には図1のループフィルタ106の出力が端子709を介して加えられている。ループフィルタ106の出力は、検出されたウォブル信号と正弦波テーブル107から出力される基準周期信号との周波数誤差を示している。この誤差は、ディスクDの線速度の誤差であり、この誤差を無くすようにスピンドルモータ7によるディスクDの回転速度を制御することにより、線速度が目標周波数に応じた一定速度となるようディスクDを回転させることができる。なお、この様なスピンドルモータの制御は、近年マイコン制御やサーボ用DSPによるソフトウェア制御で行われることも多いが、基本的な処理は同様である。
実施形態における再生処理回路の構成を示す図である。 変換器の構成及びその動作を示す図である。 デジタルVCO位及びその動作を示す図である。 MSK検出部によるアドレス検出動作を示す図である。 クロック周波数の制御の様子を示す図である。 本発明を適用した再生装置の構成を示す図である。 スピンドル制御回路の構成を示す図である。

Claims (23)

  1. ディスク状記録媒体上に形成された一定周期でウォブリングするトラックに対して光ビームを照射し、その反射光を用いて前記トラックのウォブリング周期に関連した周波数成分を含むウォブル信号と、前記トラックに記録された情報データを含む再生信号とを生成する読み取り手段と、
    前記ウォブル信号を用いて前記ウォブリング周期に関連した周波数を有するクロックを生成するクロック生成手段と、
    前記再生信号と前記クロックとの位相差を検出し、この位相差検出結果を用いて前記クロック生成手段の生成動作を制御する制御手段とを備える再生装置。
  2. 前記クロック生成手段は、前記クロックを用いて前記ウォブリング周期に関連した周波数の基準周期信号を生成する基準信号生成手段を有し、前記基準周期信号と前記ウォブリング信号との周波数誤差に基づいて前記クロックを生成し、前記制御手段は前記位相差検出結果に基づいて前記基準信号生成手段により生成する基準周期信号の位相を変更することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 前記クロック生成手段は更に、前記基準周期信号と前記ウォブル信号との周波数誤差を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて正弦波状信号を生成する正弦波信号生成手段と、前記正弦波状信号の周波数を逓倍して前記クロックを生成する逓倍手段とを有し、前記制御手段は前記位相差検出結果に基づいて前記正弦波信号生成手段により生成される正弦波状信号の位相を変更することを特徴とする請求項2記載の再生装置。
  4. 前記逓倍手段は、位相比較器と、前記位相比較器の出力が入力されるループフィルタと、前記ループフィルタの出力に応じた周波数の信号を前記クロックとして出力する発振器と、前記発振器からのクロックを分周する分周器とからなるPLL回路を含み、前記正弦波信号生成手段から出力された正弦波状信号と前記分周器の出力信号を前記位相比較器に入力することを特徴とする請求項3記載の再生装置。
  5. 前記検出手段は、前記基準周期信号と前記ウォブル信号との位相差を検出する位相差検出手段と、前記位相差検出手段の出力を前記ウォブリング周期あたりの周波数誤差に変換する変換手段を有し、前記正弦波信号生成手段は、前記正弦波状信号の目標周波数に関連した設定値と前記変換手段の出力値とを加算する加算手段と、前記加算手段の出力値を所定周期で積算する積算手段と、前記積算手段の積算値を前記正弦波状信号の各位相として入力して前記正弦波状信号を生成するテーブル手段とを有し、前記制御手段は、前記位相差検出信号に基づいて前記テーブル手段に供給される前記積算値を変更することにより前記正弦波状信号の位相を変更することを特徴とする請求項3記載の再生装置。
  6. 前記所定周期の動作クロックを生成する水晶発振器を備え、前記積算手段は前記水晶発振器から出力される動作クロックに応じて前記積算動作を行うことを特徴とする請求項5記載の再生装置。
  7. 前記基準信号生成手段は、前記クロックをカウントするカウンタと、前記カウンタの計数値を前記基準周期信号の各位相値として入力して前記基準周期信号を生成するテーブル手段とを有し、前記制御手段は前記位相差検出結果に応じて前記テーブル手段に供給される前記カウンタの計数値を変更することにより前記基準周期信号の位相を変更することを特徴とする請求項2記載の再生装置。
  8. 前記クロック生成手段は、前記クロックに同期した基準周期信号と前記ウォブル信号との周波数誤差に基づいて正弦波状信号を生成する正弦波信号生成手段と、前記正弦波状信号の周波数を逓倍して前記クロックを生成する逓倍手段とを有し、前記制御手段は前記位相差検出結果に基づいて前記正弦波信号生成手段により生成される正弦波状信号の位相を変更することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  9. 前記制御手段は前記クロックに応じて動作することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  10. 前記制御手段は、前記再生信号を前記クロックに応じてサンプリングしてデジタルデータに変換するA/D変換器と、前記A/D変換器から出力されたデジタルデータを多値のデータに変換し、この多値のデータ中におけるゼロクロス点の傾きに基づいて前記クロックと前記再生信号との位相差を検出する位相差検出器とを有することを特徴とする請求項9記載の再生装置。
  11. 前記ウォブル信号より前記記録媒体上のアドレス情報を検出するアドレス検出手段を備え、前記制御手段は更に、前記位相差検出結果に応じて前記アドレス検出手段の検出動作も制御することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  12. 前記アドレス検出手段は前記クロックを用いて前記ウォブリング周期に関連した周波数の基準周期信号を生成する基準信号生成手段を有し、前記基準周期信号を用いて前記アドレス情報を検出し、前記制御手段は、前記位相差検出結果に基づいて前記基準信号生成手段により生成する基準周期信号の位相を変更することを特徴とする請求項11記載の再生装置。
  13. 前記クロック生成手段は、目標周波数を有する基準周期信号と前記ウォブル信号との周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段を有し、前記周波数誤差検出手段の出力を用いて前記クロックを生成することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  14. 前記周波数誤差検出手段の出力を用いて前記ディスク状記録媒体の回転を制御する回転制御手段を備えたことを特徴とする請求項13記載の再生装置。
  15. 前記回転制御手段は、目標回転数と前記ディスク状記録媒体の回転数を比較してその誤差を検出する比較手段と、前記周波数誤差検出手段の出力と前記比較手段の出力の一方を選択して出力する選択手段と、前記選択手段の出力を用いて前記ディスク状記録媒体を回転駆動する駆動手段とを有することを特徴とする請求項14記載の再生装置。
  16. 前記選択手段は、前記読み取り手段による前記ウォブル信号の読み取り状態に応じて前記周波数誤差検出手段の出力と前記比較手段の出力の一方を選択することを特徴とする請求項15記載の再生装置。
  17. ディスク状記録媒体上に形成され一定周期でウォブリングすることでアドレス情報が重畳されたトラックに対して光ビームを照射し、その反射光を用いて、前記トラックのウォブリング周期に関連した周波数成分を含むウォブル信号と、前記トラックに記録された情報データを含む再生信号とを生成する読み取り手段と、
    前記再生信号と前記クロックとの位相差を検出する位相差検出手段と、
    前記位相差検出手段の出力を用いて前記再生信号に位相同期した前記クロックを生成するクロック生成手段と、
    前記クロックを用いて前記トラックのウォブリング周期に関連した基準周期信号を生成し、この基準周期信号と前記ウォブル信号とを用いて前記アドレス情報を検出するアドレス検出手段と、
    前記位相差検出手段の出力に基づいて前記アドレス検出手段の検出動作を制御する制御手段とを備える再生装置。
  18. 前記制御手段は、前記位相差検出手段の出力に基づいて前記基準周期信号の位相を変更することを特徴とする請求項13記載の再生装置。
  19. ディスク状記録媒体上に形成された一定周期でウォブリングするトラックに対して光ビームを照射し、その反射光を用いて生成された、前記トラックのウォブリング周期に関連した周波数成分を含むウォブル信号と、前記トラックに記録された情報データを含む再生信号とを入力する入力手段と、
    前記ウォブル信号を用いて前記ウォブリング周期に関連した周波数を有するクロックを生成するクロック生成手段と、
    前記再生信号と前記クロックとの位相差を検出し、この位相差検出結果を用いて前記クロック生成手段の生成動作を制御する制御手段とを備える信号処理装置。
  20. ディスク状記録媒体上に形成された一定周期でウォブリングするトラックに対して光ビームを照射し、その反射光を用いて前記トラックのウォブリング周期に関連した周波数成分を含むウォブル信号と、前記トラックに記録された情報データを含む再生信号とを生成する読み取り手段と、
    前記ウォブル信号と前記ウォブリング周期に関連した周波数を有する基準周期信号との周波数誤差を検出する検出手段を有し、前記検出手段の出力に従って前記ウォブリング周期に関連した周波数を有するクロックを生成するクロック生成手段と、
    前記再生信号と前記クロックとの位相差を検出し、この位相差検出結果を用いて前記クロック生成手段の生成動作を制御するクロック制御手段と、
    前記検出手段の出力に従って前記ディスク状記録媒体の回転を制御する回転制御手段とを備える再生装置。
  21. 前記回転制御手段は、目標回転数と前記ディスク状記録媒体の回転数を比較してその誤差を検出する比較手段と、前記検出手段の出力と前記比較手段の出力の一方を選択して出力する選択手段と、前記選択手段の出力を用いて前記ディスク状記録媒体を回転駆動する駆動手段とを有することを特徴とする請求項20記載の再生装置。
  22. 前記選択手段は、前記読み取り手段による前記ウォブル信号の読み取り状態に応じて前記検出手段の出力と前記比較手段の出力の一方を選択することを特徴とする請求項21記載の再生装置。
  23. 前記回転制御手段は、前記読み取り手段に対する前記トラックの線速度が一定となるよう前記ディスク状記録媒体の回転を制御することを特徴とする請求項20記載の再生装置。
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