JP2006155551A - データ処理装置、ネットワークシステム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

データ処理装置、ネットワークシステム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 情報管理装置における帳票種別の判別処理を不要とし、帳票種別ごとに画像データを予め正しく分類可能とし、帳票種別を特定する精度を向上可能としたデータ処理装置、情報管理装置、ネットワークシステムを提供する。
【解決手段】 ネットワークシステムは、MFP100、ネットワーク101、サーバコンピュータ102、電話/FAX回線105、ゲートウェイ装置106を備える。サーバコンピュータ102は、MFP 100から受信した画像ファイルに付加情報ファイルが添付されていた場合、付加情報ファイルの形式に応じ対応する帳票種別IDを読出し、帳票種別の二重チェックを行うかを判断し、二重チェックを行う場合は、帳票認識処理により帳票種別を検出し、検出した帳票種別と付加情報ファイルに対応した帳票種別との一致の有無を判定し、特定した帳票種別に応じた処理の振り分けを行う。
【選択図】 図18

Description

本発明は、スキャニング機器により紙の帳票をスキャンして得た画像、或いはファクシミリ(以下FAX)機器により受信した文書を電子化して電子帳票として処理する場合に適用可能なデータ処理装置、ネットワークシステム、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、紙の帳票をスキャンし電子化して電子帳票として処理する方法としては、スキャニング機器を用いて帳票をスキャンし、得られた画像データをコンピュータに送信し、処理を行う方法が一般的である。
帳票から得られた画像データが、どの帳票種別のものであるかを判別する手法としては、画像のパターンマッチングなどを利用して予め登録済みの帳票種別と比較することで帳票種別を判別する手法、或いは、予め帳票の一部にバーコードを埋め込んでおくことにより、得られた画像データの中からバーコード認識を行うことで帳票種別を判別する手法などが存在する。帳票種別判別以降の処理において帳票種別により行われる業務処理が異なるので、帳票種別に応じて画像データを正しく分類することが重要である。
他方、従来例として、帳票認識において帳票画像データの特徴量を抽出して帳票の類似度を計算する方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−285187号公報 特開2000−293596号公報
しかしながら、従来の帳票種別判別手法においては、画像データのスキャニングの品質によっては、当該帳票種別が似ている他の帳票種別と誤認識されたり、場合によっては不明帳票であると認識されてしまうなど、認識率が高くないという問題点がある。
また、従来の帳票種別判別手法のうちバーコードを利用する手法は、バーコードを利用するという前提で新たにバーコードを埋め込んだ紙の帳票を用意し直さなければならないという手間がかかるので、既存の紙の帳票を電子化したいというユーザの要望に必ずしも応えることができないという問題点がある。
更に、従来の帳票種別判別手法においては、コンピュータが、スキャニング機器から帳票をスキャンして得た画像データを受信し、帳票種別の判別処理を行っているため、コンピュータ側の処理負荷が大きいという問題点がある。
本発明の目的は、情報管理装置における帳票種別の判別処理の負荷を軽減するとともに、帳票種別ごとに画像データを予め正しく分類することを可能とし、帳票種別を特定する精度を向上可能としたデータ処理装置、ネットワークシステム、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的の少なくとも1つを達成するために、本発明のデータ処理装置は、帳票の種別を認識する認識手段と、帳票原稿を読み取ることにより生成された画像データと、前記認識手段における前記画像データの帳票認識処理を制御する制御情報とを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した制御情報を用いて、前記認識手段が処理する帳票認識処理を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上述の目的の少なくとも1つを達成するために、本発明のデータ処理装置は、帳票原稿を読み取って画像データを生成する生成手段と、前記生成手段が生成した画像データを転送する転送手段と、前記画像データの転送先における帳票認識処理を制御する制御情報を転前記転送手段によりさらに転送する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、データ処理装置で帳票原稿を読み取り、画像データと転送先における帳票認識処理を制御する制御情報を転送し、転送先のデータ処理装置では、画像データと制御情報を取得し、制御情報を用いて帳票認識処理を制御する。これにより、転送先のデータ処理装置においては、帳票種別の判別処理が不要となり負荷を軽減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの構成例を示す概略図である。
図1において、ネットワークシステムは、マルチファンクション機器(以下、MFPと略称する)100、論理的なネットワーク101、サーバコンピュータ102、記憶装置103、クライアントパーソナルコンピュータ(以下、クライアントPC)104、電話/FAX回線105、ゲートウェイ装置106から構成されている。論理的なネットワーク101は、ゲートウェイ装置106を通じてイントラネット/インターネットに接続可能となっている。なお、図1ではMFPを1台設置している場合を図示しているが、MFPは複数台設置可能である。
MFP100は、複数の機能(画像読取機能、画像形成機能、通信機能等)を有する複合機である。サーバコンピュータ102は、MFP100との間の通信を司るプログラム或いは帳票の業務処理で利用されるプログラムが動作するコンピュータである。記憶装置103は、サーバコンピュータ102が利用するデータベースシステム或いはファイルストレージシステムとして構成されている。クライアントPC104は、サーバコンピュータ102に接続してユーザが処理を行うコンピュータである。
図2は、データ処理装置としてのMFP100の外観を示す図である。
図2において、MFP100は、MFP本体部200、原稿スキャニング部201、原稿自動送り部(以下、フィーダと称する)202、出力仕上げ部(以下、フィニッシャと称する)203、出力トレイ部204、ディスプレイ/タッチパネル部205を備えている。
MFP本体部200は、用紙を収納する給紙カセット、用紙を搬送する搬送部、用紙に画像を形成するプリンタ部等を備えている。原稿スキャニング部201は、読取位置に給送された原稿を走査し画像を読み取る。フィーダ202は、原稿を読取位置に給送する。フィニッシャ203は、MFP本体部200から排出された画像形成が完了した用紙に所定の後処理を行う。出力トレイ部204は、フィニッシャ203で後処理が行われた用紙を仕分けして積載する複数のトレイを備えている。ディスプレイ/タッチパネル部205は、各種画面を表示するディスプレイと、各種設定を行うためのタッチパネルを備えている。
図3は、MFP100の情報処理機能の論理的な構成を示すブロック図である。
図3において、MFP100は、ディスプレイ/タッチパネル部205、ネットワークインタフェース部301、CPU302、ROM303、RAM304、HDD(Hard Disk Drive)305、入出力インタフェース306を備えている。
上記各部は入出力インタフェース306を介して接続されている。ディスプレイ/タッチパネル部205は、ユーザに対しユーザインタフェースを提供する。ネットワークインタフェース部301は、ネットワーク101を介して外部機器と通信を行う。CPU302は、MFP各部の制御を司るものであり、ROM303に格納された制御プログラムに基づき図8に示すMFP側の処理を実行する。ROM303は、制御プログラム及びデータを格納している。RAM304は、一時記憶領域や作業領域として使用される。HDD305は、大容量の記憶領域を備えており、各種データを記憶する。
図4は、コンピュータ(情報管理装置としてのサーバコンピュータ102、クライアントPC104)の情報処理機能の論理的な構成を示すブロック図である。
図4において、コンピュータは、入力制御部400、ディスプレイ部401、ネットワークインタフェース部402、CPU403、ROM404、RAM405、HDD406、入出力インタフェース407を備えている。
上記各部は入出力インタフェース407を介して接続されている。入力制御部400は、ユーザから入力を受け付けるキーボード/マウスを制御する。ディスプレイ部401は、ユーザに出力画面を提供する。ネットワークインタフェース部402は、ネットワーク101を介して外部機器と通信を行う。CPU403は、コンピュータ各部の制御を司るものであり、該コンピュータがサーバコンピュータ102の場合は、ROM404に格納された制御プログラムに基づき図8に示すサーバコンピュータ側の処理を実行する。ROM404は、制御プログラム及びデータを格納している。RAM405は、一時記憶領域や作業領域として使用される。HDD406は、大容量の記憶領域を備えており、各種データを記憶する。
図5は、MFP100においてカスタマイズ可能なアプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)を実行可能なソフトウェアの構成を示す図である。
図5において、501は、MFP100を制御する実行環境の一例であり、一般的にはMFP100の各種機能をリアルタイムに制御可能なリアルタイムOSの各モジュール、或いは、MFP100のCPU302に命令してクリティカルにMFP100のオプション装置や拡張カードを含む各機能を制御することが可能なライブラリ群である。実行環境(リアルタイムOS)501は、その上位で動作するアプリケーションに対してインタフェース・コマンドを提供するモジュール群により実現される。
502は、実行環境501上で動作するコントローラ制御部であり、MFP100の原稿スキャニング部201、プリンタ部、モデム通信部、PDL(Page Description Language)展開部などを制御するモジュールにより構成されている。503は、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(以下、API)であり、アプリケーションから命令が入力された際に命令列に応答して、該API503によりコントローラ制御部502にアクセスするための機能と、ネットワークインタフェース部301を制御する機能を有する。
504は、特定のアプリケーションを実行するために最適な実行環境であり、例えば、Java(登録商標)の仮想マシンなどにより実現されるものであり、OSや機器環境などに依存することなく実行することが可能である。505は、実行環境504が使用する資源を管理するリソース管理部であり、リアルタイムOS501上で動作する。リソース管理部505は、実行環境504を実現する仮想マシン自身、API503、或いはリアルタイムOS501上の全アプリケーションがメモリ等のリソース資源を使用する際、予め決められた以上の資源が使用できないように制限する。506、507、508は、MFP100において動作可能なアプリケーション群の一例である。
図6は、アプリケーションUI(User Interface)600の一例を示す図である。
図6において、UI600は、カスタマイズ可能であり、MFP100のディスプレイ/タッチパネル部205に表示される。本アプリケーションは、図5のアプリケーション506などのように実行環境504で動作する1つ或いは複数のアプリケーションである。実行環境504が例えばJava(登録商標)の仮想マシンである場合、本アプリケーションはJava(登録商標)プログラムにより提供される。
本アプリケーションは、MFP100のディスプレイ/タッチパネル部205〜HDD305の各種リソースにアクセス可能であり、API503を介してコントローラ制御部502に制御命令を与えることで、MFP100の原稿スキャニング部201、プリンタ部、モデム通信部、PDL展開部などを制御することが可能である。また、本アプリケーションは、ネットワークインタフェース部301を介してサーバコンピュータ102と通信が可能である。
UI600は、本アプリケーションが、例えば「○△×フィナンシャルカンパニー」という金融業の業務内容に合わせてカスタマイズされた例を示している。601は、本アプリケーションの名称・アイコン表示タブ、602は、ユーザ企業のロゴ画像、603は、操作画面のタイトル(例:業務メニュー)、604は、ユーザに対し表示するメッセージ(例:「処理したい帳票種別に合わせて、業務メニューを選択してください。」)、605は、ユーザが所望の業務処理(例:クレジット、個人ローン、預貯金、各種届け出)を選択可能な業務処理選択ボタン(ボタンコントロール)である。
図7は、アプリケーションのUI構成テンプレート700の一例を示す図である。
図7において、701は、アプリケーション名称・アイコン表示エリア、702は、ユーザ定義ロゴ画像エリア、703は、タイトルエリア、704は、メッセージ表示エリア、705は、メニュー選択エリアである。MFP100にインストールされるアプリケーションは、ユーザの帳票処理の業務内容に合わせて、UIを構成する部品(構成ファイル及び構成コンテンツ)を適宜、サーバコンピュータ102からダウンロードし、UI構成テンプレートの設定に則してそれらの部品を配置することで、UI構成を変更することが可能である。
図8は、MFP100とサーバコンピュータ102との間におけるアプリケーションのUI構成を更新する際の通信処理を示す図である。
図8において、MFP100にアプリケーションがインストールされた後、初回のみ、ネットワーク上のMFP100を、サーバコンピュータ102が自動的に検出するか、または操作者がサーバコンピュータ102の操作により手動で検出する。サーバコンピュータ102のCPU403は、該サーバコンピュータ102のホストアドレスをMFP100のアプリケーションに登録する(ステップS801)。なお、この操作は、クライアントPC104のディスプレイ部401またはMFP100のディスプレイ/タッチパネル部205を介して行ってもよい。
MFP100のアプリケーションは、登録されたホストアドレスを指定し、サーバコンピュータ102に構成ファイルのダウンロード要求を送信する(ステップS802)。サーバコンピュータ102のCPU403は、ダウンロード要求に基づき構成ファイルをMFP100に送出する(ステップS803)。
図9は、構成ファイルの一部をXML(Extensible Markup Language)で記述した例を示す図である。
図9において、構成ファイルには、MFP100のアプリケーションのUI構成テンプレート700の構成情報であるエリア情報(位置・サイズ)、エリアの属性情報(文字列、画像、コントロールの種別)、図7の各エリア701〜705に表示すべき文字列、画像、コントロールの情報(ボタンコントロールの配置、メニュー階層の表現)、本アプリケーションで扱う帳票種別情報(帳票種別ID、帳票名称、帳票のページ数)の一覧、帳票種別に応じたスキャン設定情報(片面/両面指定、解像度、カラー/モノクロ種別、用紙サイズなど)が格納されている。
図9に示す記述例を説明すると、MenuItemの要素内に、Name要素としてメニュー名称「個人ローン」、Message要素として表示メッセージ「個人ローンの申込書には、(以下略)」、FormId要素として帳票種別ID「loan_xxx_yyy_001」が格納されている。これらの情報は、サーバコンピュータ102からMFP100にダウンロードされた後、MFP100のアプリケーションにより解析されて、図6に示すUI構成の一部「個人ローン」のメニュー構成に用いられる。
図8に戻り、構成ファイルに格納されていない画像ファイルなどは、MFP100のアプリケーションがサーバコンピュータ102に対し、構成ファイルに予め記述されているコンテンツID情報に対応する構成コンテンツのダウンロード要求を送信することで(ステップS804)、サーバコンピュータ102から構成コンテンツを個別にMFP100にダウンロードすることが可能である(ステップS805)。MFP100のアプリケーションは、サーバコンピュータ102から構成ファイル及び構成コンテンツのダウンロードを終了し、本アプリケーションが処理待ち(アイドル)状態であることを確認した後、UIの更新を行う(ステップS806)。
ここで、上記の構成ファイル及び構成コンテンツは、Webサービスによる通信手法によりサーバコンピュータ102からMFP100にダウンロードされる。また、本実施の形態では、構成ファイルの形式をXMLであると仮定して説明しているが、実際にはテキストファイル、バイナリファイル、データストリームなど、任意の形式で実装可能であることを補足しておく。
次に、MFP100のアプリケーションのUI構成を任意の時刻に変更する際の処理について説明する。
図8において、ユーザはサーバコンピュータ102上で、あるMFPのアプリケーションのUI構成の変更作業を行い、サーバコンピュータ102から該MFPに対して構成ファイルの更新通知を送信する(ステップS807)。MFPのアプリケーションは、上記ステップS802〜ステップS805と同様に、構成ファイル及び構成コンテンツをサーバコンピュータ102からダウンロードする。
ここで、上記の構成ファイルには、構成変更の時刻指定が記述されている。MFPのアプリケーションは、新たな構成情報をキャッシュしておき、タイマ監視などの手法により指定した時刻に達したら、該アプリケーションが処理待ち(アイドル)状態であることを確認した後、UIの更新を行う(ステップS809)。構成変更の時刻指定では、サーバコンピュータ102からの指示に基づき即時更新する指定も可能であり、任意のタイミングでMFP側の構成変更が可能である。
次に、紙の帳票をスキャンし電子化して電子帳票として処理する帳票スキャニング処理について説明する。
図8において、ユーザは、MFP100のフィーダ部202に帳票原稿をセットして、MFP100のアプリケーションのUIをディスプレイ/タッチパネル部205を介して操作し、業務処理選択ボタン(ボタンコントロール)605の例えば「個人ローン」を選択し、UI上のボタンコントロールまたはMFP100のハードウェアボタンの操作により帳票原稿のスキャンを開始する(ステップS810)。帳票原稿は、MFP100の原稿スキャニング部201により読み取られ、HDD305上に画像ファイルとして生成される。MFP100のアプリケーションは、画像ファイルに付加情報ファイルを添付してサーバコンピュータ102にアップロードを行う(ステップS811)。
ここで、上記の付加情報ファイルを添付した画像ファイルは、Webサービスによる通信手法によりMFP100からサーバコンピュータ102に送信される。また、業務処理内容によっては帳票画像には顧客情報が含まれることがあるので、本実施の形態ではセキュリティの観点からSSL(Secure Sockets Layer)などに代表される暗号化通信を行うことが可能である。
図15は、アップロードされる付加情報ファイル1500をXMLで表現した例を示す図である。
図15において、UserName要素にスキャン操作をしたユーザ名が、ScannedDateTime要素にスキャンした日時が、NumberOfFiles要素にスキャンの結果生成された画像ファイル数が、FormName要素に選択された帳票名が、FormId要素に選択された帳票種別IDがそれぞれ格納されている。ScanSettings以下の各要素にはスキャン時の設定項目が格納されている。以上の処理は、MFP100に搭載されたスキャナドライバや画像処理プログラムにより行うようにすればよい。
ユーザが図6に示すUIで選択したメニュー「個人ローン」、及び、図9に示す例で説明したようにメニュー「個人ローン」に対応付けられた帳票種別ID「loan_xxx_yyy_001」は、上記図15に示すように格納される。また、この付加情報ファイルには、MFP100のアプリケーションとサーバコンピュータ102との間で必要なデータフィールドを容易に拡張することが可能であり、任意の拡張データのアップロードも可能であることを補足しておく。また、本実施の形態では、付加情報ファイルの形式をXMLであると仮定して説明しているが、実際にはテキストファイル、バイナリファイル、データストリームなど、任意の形式で実装可能であることを補足しておく。
図18及び図19は、サーバコンピュータ102上で動作するプログラムがMFP100から受信した画像ファイル及び付加情報ファイルを処理する流れを示すフローチャートである。
図18及び図19において、サーバコンピュータ102上で動作するプログラムが、MFP100でスキャンされた帳票の画像ファイルのアップロードを受け付けると、画像ファイルに添付された付加情報ファイルを解析することで帳票種別IDを判別し、帳票種別ごとに予め画像ファイルを分類して適切な処理を選択することが可能であることを説明する。
サーバコンピュータ102のCPU403は、サーバコンピュータ102上で動作するプログラムにより、ファイルシステム上の画像ファイル及び付加情報ファイルの生成を監視している(ステップS1801)。プログラムは、画像データの帳票認識処理機能、付加情報ファイルの情報解析機能を有する。以下に詳述するCPU403は、画像ファイル及び付加情報ファイルの生成を検出すると、ファイルシステムのフォルダ内に付加情報ファイルが有るかどうかを確認する(ステップS1802)。付加情報ファイルが無い場合は、CPU403は、画像ファイルのみ取得し、画像ファイルのデータに基づいて帳票種別を検出するステップS1808の帳票認識処理に処理を進める。
付加情報ファイルが有る場合は、CPU403は、付加情報ファイルのファイル形式を特定する(ステップS1803)。付加情報ファイルが図15に示すようなファイル形式であったとした場合(ファイル形式Aとする)、CPU403は、付加情報ファイル内から帳票種別IDを読み出す(ステップS1804)。
CPU403は、上記ステップS1804で抽出した帳票種別に加えて、サーバコンピュータ102上での帳票認識による帳票種別を検出することで、帳票種別の二重チェックを行うかどうかを判断する(ステップS1807)。帳票種別の二重チェックを行う場合は、CPU403は、所定の帳票認識ロジックを帳票認識アプリケーションに実行させて、帳票認識処理により帳票種別を検出する(ステップS1808)。CPU403は、上記ステップS1804で検出した帳票種別と、上記ステップS1808の帳票認識処理により検出した帳票種別とが一致するかどうかを判断する(ステップS1809)。両方の帳票種別が一致しない場合、CPU403は、検出結果が不一致である旨をディスプレイ部401を介してオペレータに伝達する。これに伴い、オペレータは帳票種別を選択する(ステップS1810)。
ここまでの処理で帳票種別が決定されるので、CPU403は、帳票種別により処理の振り分けを行う(ステップS1901)。帳票種別に応じて文字認識のエリア設定などが異なるので、CPU403は、それぞれの帳票種別ごとに文字認識処理を行う(ステップS1902)。帳票種別ごとに文字認識処理が完了すると、CPU403は、オリジナルの画像データ、付加情報、帳票種別ID、文字認識結果など、一連の処理で扱われたデータを帳票種別ごとに記憶装置103に保存する(ステップS1903)。
データ保存後に、CPU403は、上記ステップS1801で検出したオリジナルファイルの削除を行ってもよいかどうかを判断し(ステップS1904)、オリジナルファイルを削除する場合、オリジナルファイル及びディレクトリをファイルシステムから削除する(ステップS1905)。以降は、上記の処理により電子化された帳票が、帳票処理の業務内容に合わせて後続の処理へと引き継がれる。
図10は、サーバコンピュータ102が利用する記憶装置(データベースシステム或いはファイルストレージシステム)103に保持されるデータの内容をテーブル形式で表現した例を示す図である。
図10において、サーバコンピュータ102は、記憶装置103内の格納テーブル1000に、帳票種別ID1001と帳票名称1002と帳票ファイル1003との対応関係を格納することで管理している。格納テーブル1000により、帳票種別IDが示す帳票の名称や帳票のオリジナルファイルを検索することが可能である。
サーバコンピュータ102は、図10に示した登録済みの帳票種別IDで分類された帳票の画像ファイルがMFP100からアップロードされると、図18及び図19で説明したように、帳票種別に応じた適切な後続の帳票処理業務を開始することが可能となる。ここで述べた適切な帳票処理業務とは、ワークフロー(業務の流れをルール化しコンピュータ上で業務処理や業務支援を行う仕組み)の開始、帳票を添付した電子メールの送付、基幹業務システムへの帳票データの送信など、ユーザの帳票処理の業務内容に合わせて適宜定義可能な処理のことである。
次に、クライアントPC104からの操作により、サーバコンピュータ102において上述のUI構成を編集可能とする手法を説明する。
図11乃至図13は、アプリケーションUI構成を編集する画面を示す図である。
図11において、1100は、クライアントPC104のディスプレイ部401に表示されるUI構成編集画面の一例を示している。ユーザは、UI構成編集画面1100において、新たにUI構成を新規作成したい場合、構成エイリアス1101を名付けることができる。UI構成編集画面1100では、ボタン名称1102を「個人ローン」と指定し、UIにて該当ボタンが操作されたときに処理される帳票種別1103は「個人ローン申込書」である、と指定している例を示している。図中1105は保存ボタン、1106はキャンセルボタンである。
サーバコンピュータ102の記憶装置103の格納テーブル1000を参照することにより、「個人ローン申込書」は帳票種別ID「loan_xxx_yyy_001」であるとの関連付けから、図9のXMLデータのScanForm要素以下のFormName要素に「個人ローン申込書」、FormId要素に「loan_xxx_yyy_001」のデータ値がセットされる。UI構成編集画面1100で編集した表示メッセージ1104も同様に、XMLデータのMessage要素にセットされる。
以下同様に、図12のUI構成編集画面1200、図13のUI構成編集画面1300において、帳票種別に応じたスキャン設定情報や画像ファイルの指定などを行うことができる。この後、構成ファイル及び構成コンテンツがクライアントPC104からサーバコンピュータ102に送信され、サーバコンピュータ102に保存される。
上述したように、サーバコンピュータ102に保存された構成ファイル及び構成コンテンツは、図8のステップS801〜ステップS805、同じくステップS807〜ステップS808に示したように、MFP100からダウンロード要求があったときにサーバコンピュータ102からMFP100に送信される。
図12のUI構成編集画面1200では、プリント用帳票ファイルを指定することが可能である。図中1201は構成エイリアス、1202は帳票種別、1203はスキャン設定(両面/片面指定、解像度、カラー/モノクロ種別)、1204はページ数、1205はプリント用帳票ファイルの情報、1206は保存ボタン、1207はキャンセルボタンである。
本画面は、MFP100の特徴を利用して、カスタマイズされたUIを介して、選択した業務内容に応じた任意の帳票を即座にプリントアウト可能とするための一構成例である。例えば、UIで「個人ローン」の業務処理を選択したユーザが、個人ローン申込書の未記入の帳票をプリントアウトしたい、個人ローン申込書の書き方の手引書をプリンタアウトしたい、といった要望があった場合に、即座にUIを介してプリントアウト可能とするものである。
図13のUI構成編集画面1300では、UIのユーザ定義ロゴ画像エリアに表示するロゴ画像に対応するロゴ画像ファイル、UIのアイコン表示エリアに表示するアイコン画像に対応するアイコン画像ファイルを指定することが可能である。図中1301は構成エイリアス、1302はロゴ画像ファイルの情報、1303はアイコン画像ファイルの情報、1304は保存ボタン、1305はキャンセルボタンである。
次に、上記図1のネットワークシステムにおいて複数台のMFPがネットワークに接続されている場合に、各々のMFPを異なるUI構成とする手法について説明する。
図14は、サーバコンピュータ102が利用する記憶装置103に保持されるデータの内容をテーブル形式で表現した例を示す図である。
図14において、サーバコンピュータ102は、記憶装置103内の格納テーブル1400に、各々のMFPに割り当てられたマシンID1401とMFPマシン・エイリアス1402と構成エイリアスID1403との対応関係を格納することで管理している。サーバコンピュータ102側で格納テーブル1400を管理することで、図8のステップS802、同じくステップS808において、MFPからサーバコンピュータ102にマシンIDが送信されてくるので、サーバコンピュータ102は格納テーブル1400を検索し、該当する構成エイリアスに対応する構成ファイル及び構成コンテンツを各々のMFPに個別に送信する。
これにより、複数台のMFPがそれぞれ異なる構成エイリアスを利用したり、または、同じ構成エイリアスを利用したりすることによって、それぞれのMFPが異なるUIを構成することが可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ユーザの帳票処理の業務内容に合わせて、UIの構成要素をサーバコンピュータ102からダウンロードすることで、MFP100のUI構成を任意に変更可能とする。また、ユーザがMFPで帳票をスキャンする際にMFPのUIを介して帳票種別を選択可能とし、MFPからサーバコンピュータ102に対し、帳票の画像ファイルと共に帳票種別IDを含む付加情報ファイルをアップロードする。これにより、帳票の画像ファイルのアップロードを受け付けるサーバコンピュータ102においては、サーバコンピュータ側での帳票種別の判別処理が不要となり負荷を軽減することが可能となる。また、複数台のMFPがネットワークに接続されている場合、各MFPが異なるUIを構成することが可能となる。
また、サーバコンピュータ102は、MFP100から受信した画像ファイルに付加情報ファイルが添付されていた場合、付加情報ファイルの形式に応じて対応する帳票種別IDを読み出し、帳票種別の二重チェックを行うか否かを判断する。帳票種別の二重チェックを行う場合は、帳票認識処理により帳票種別を検出し、検出した帳票種別と付加情報ファイルに対応した帳票種別との一致の有無を判定し、特定した帳票種別に応じた処理の振り分けを行う。これにより、帳票種別を二重チェックすることで、帳票種別を特定する精度を向上させることが可能となる。更に、付加情報を基に帳票種別ごとに画像データを予め正しく分類することが可能となり、後続の業務処理を迅速に開始することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、ネットワークシステムを図1に示す構成とした場合を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではなく、ネットワークに接続する装置(MFP、クライアントPC)の台数は任意台数とすることが可能である。また、MFPの他にスキャナやプリンタ等をネットワークに接続する構成とすることも可能である。また、ネットワークの設置形態も任意の形態(LAN、WAN、インターネット等)とすることが可能である。
上記実施の形態では、MFP100のUIを金融業の業務内容に合わせてカスタマイズした場合を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではなく、金融業以外の各種産業分野に適用することが可能である。
上記実施の形態では、MFP100のUIをカスタマイズ可能として、スキャンした帳票を電子帳票として処理する例を挙げたが、本発明は、これに限定されるものではなく、MFP100が外部機器からファクシミリ受信した文書(以下、FAX文書と称する)を電子帳票として処理する場合に適用することも可能である。
以下、他の実施の形態として、MFP100が外部機器から受信したFAX文書を電子帳票として処理する例について説明する。
上記図1において、MFP100は、外部機器から通常のFAX文書を受信する場合は、電話/FAX回線105を経由してFAX文書を受信する。また、MFP100は、外部機器からインターネットを介してFAX文書(インターネットFAX文書)を受信する場合は、ゲートウェイ装置106及びネットワーク101を経由してFAX文書を受信する。
図16は、MFP100とサーバコンピュータ102との間におけるファイルをアップロードする際の通信処理を示す図である。
図16において、MFP100のCPU302は、ネットワークインタフェース部301によりFAX文書を受信すると(ステップS1601)、受信したFAX文書を画像ファイルに変換し、該画像ファイルに宛先FAX番号やFAX受信時刻などの情報を付加情報ファイルとして添付し、サーバコンピュータ102にアップロードする(ステップS1602)。
図20は、付加情報ファイル2000をXMLで表現した例を示す図である。
図20において、From要素に送信元FAX番号、To要素に宛先FAX番号、ReceivedDateTime要素にFAX文書を受信した日時、NumberOfFiles要素に生成された画像ファイル数などの情報がそれぞれ格納されている。
上記図18及び図19において、サーバコンピュータ102のCPU403は、サーバコンピュータ102上で動作するプログラムにより、ステップS1801からステップS1803までは上述した説明同様に処理を進め、FAX文書の付加情報ファイルの場合(ファイル形式Bとする)は、付加情報ファイルから宛先FAX番号を読み出す(ステップS1805)。
FAX文書の場合は、例えば、「03-5555-6666」を「クレジットカード申込書」、「03-5555-6667」を「ローン申込書」の帳票の申込受付FAX番号に割り当てておき、図17に示すように、宛先FAX番号に届くFAX文書の帳票種別IDの対応テーブル1700を用意しておく。CPU403は、この対応テーブル1700を検索することにより、受信した画像ファイルの帳票種別を検出することができる(ステップS1806)。以降、ステップS1807からステップS1810及びステップS1901からステップS1905までは、上述した説明同様に処理を進める。
以上が、FAX文書の受信処理を例とした他の実施の形態の説明である。これにより、付加情報ファイルの形式を拡張していくことで、各種機器から帳票種別を特定する情報を取得することが可能となる。
上記各実施の形態においては、データ処理装置の一例であるサーバ装置内に記憶されたプログラムの帳票認識機能が所定の帳票認識ロジックをCPUに実行させることにより、帳票の種別を認識し、帳票原稿を読み取ることにより生成された画像データファイルの帳票認識処理を行う。このとき、プログラムが取得した制御情報の一例である付加情報ファイルを用いて、プログラムの帳票認識機能が処理する帳票認識処理を制御する。
また、プログラムが取得する付加情報ファイルは、画像データファイルを紙帳票から読み取ったファクシミリ又は帳票認識機能を有する複合機など、画像形成装置の機能に対応して定義されるものであってもよい。
また、付加情報ファイルは、前記画像データをプログラムが取得する前に、所定の帳票認識処理が施されている否かを特定できる情報であってもよい。
また、付加情報ファイルが例えば受信前の複合機等において、所定の帳票認識処理が施されていることを示している場合には、帳票認識機能の処理をスキップして、画像データの帳票認識処理を省略するように制御してもよい。
さらに、付加情報ファイルが予め所定の帳票認識処理が施されていることを示している場合であっても、帳票認識ロジックを起動して、再認識処理を行わせるよう制御するよう表示し、サーバ装置の表示部401に表示される入力画面を見たユーザがマウス操作をすることにより生ずる入力制御部400への入力により、再認識処理の機能を有効にする旨の入力があった場合、再度帳票認識処理済みのデータに対して帳票認識処理を行わせるようにしてもよい。
付加情報ファイルが通信に用いられる識別子が、例えば、ファックス番号や電話番号である場合には、プログラムは、帳票認識ロジックを用いた帳票認識を省略してもよい。そして、画像データファイルに対応する帳票は、前記ファックス番号や電話番号に対応する帳票であると認識して、自動的に帳票振り分け処理を行ってもよい。
以上がサーバ装置側の特徴である。
データの送付側として、帳票原稿を読み取って画像データを生成する画像処理プログラムと、生成した画像データを転送するネットワークインタフェース部、前記画像データの転送先における帳票認識処理を制御する付加情報ファイルが記憶された複合機101を説明した。
また、ユーザがデータ処理装置の読取手段で帳票を読み取る際にデータ処理装置のユーザインタフェースを介して帳票種別を選択可能とし、データ処理装置から情報管理装置に対し、帳票の画像ファイルに帳票種別情報を付加して送信する。これにより、帳票の画像ファイルの送信を受け付ける情報管理装置においては、帳票種別の判別処理が不要となり負荷を軽減することが可能となる。また、複数台のデータ処理装置がネットワークに接続されている場合、各データ処理装置が異なるユーザインタフェースを構成することが可能となる。
また、上記各実施の形態によれば、画像ファイルに添付された付加情報を基に取得した帳票種別と帳票認識処理による帳票種別とを照合する照合処理を行う場合は、帳票種別の一致の有無を判定し、特定された帳票種別に応じた処理の振り分けを行う。これにより、帳票種別を二重チェックすることで、帳票種別を特定する精度を向上させることが可能となる。更に、付加情報を基に帳票種別ごとに画像データを予め正しく分類することが可能となり、後続の業務処理を迅速に開始することが可能となる。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの構成例を示す概略図である。 データ処理装置としてのMFPの外観を示す図である。 MFPの情報処理機能の論理的な構成を示すブロック図である。 コンピュータ(サーバコンピュータ、クライアントPC)の情報処理機能の論理的な構成を示すブロック図である。 MFPにおいてカスタマイズ可能なアプリケーションを実行可能なソフトウェアの構成を示す図である。 アプリケーションUIの一例を示す図である。 アプリケーションのUI構成テンプレートの一例を示す図である。 MFPとサーバコンピュータとの間におけるアプリケーションのUI構成を更新する際の通信処理を示す図である。 構成ファイルの一部をXMLで記述した例を示す図である。 サーバコンピュータが利用する記憶装置に保持されるデータの内容をテーブル形式で表現した例を示す図である。 アプリケーションUI構成を編集する画面を示す図である。 アプリケーションUI構成を編集する画面を示す図である。 アプリケーションUI構成を編集する画面を示す図である。 サーバコンピュータが利用する記憶装置に保持されるデータの内容をテーブル形式で表現した例を示す図である。 付加情報ファイルの一部をXMLで記述した例を示す図である。 MFPとサーバコンピュータとの間におけるファイルをアップロードする際の通信処理を示す図である。 サーバコンピュータが利用する記憶装置に保持されるデータの内容をテーブル形式で表現した例を示す図である。 サーバコンピュータ上で動作するプログラムがMFPから受信した画像ファイル及び付加情報ファイルを処理する流れを示すフローチャートである。 図18のフローチャートの続きである。 付加情報ファイルをXMLで表現した例を示す図である。
符号の説明
100 MFP
102 サーバコンピュータ
201 原稿スキャニング部
205 ディスプレイ/タッチパネル部
301 ネットワークインタフェース部
302 CPU
403 CPU

Claims (22)

  1. 帳票の種別を認識する認識手段と、
    帳票原稿を読み取ることにより生成された画像データと、前記認識手段における前記画像データの帳票認識処理を制御する制御情報とを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した制御情報を用いて、前記認識手段が処理する帳票認識処理を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記取得手段が取得する制御情報は、前記画像データを紙帳票から読み取った画像形成装置の機能に対応して定義されるものであることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記制御情報は、前記取得手段が取得した画像データが、前記画像データを前記取得手段が取得する前に、所定の帳票認識処理が施されている否かを特定する情報であり、
    前記制御手段は、前記制御情報が予め所定の帳票認識処理が施されていることを示している場合には、前記取得手段が取得した画像データの帳票認識処理を省略するよう処理を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記制御情報が予め所定の帳票認識処理が施されていることを示している場合であっても、前記認識手段に帳票認識処理を行わせるよう制御するよう入力する指示手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記指示手段は、所定の入力部を介した入力に基づく指示をするものであって、
    帳票認識処理を行わせるよう前記入力部を介して指示が入力されている場合には、前記認識手段は、帳票認識処理を行うことを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記制御情報が通信に用いられる識別子である場合には、前記認識手段は帳票認識ロジックを用いた帳票認識を省略し、前記画像データに対応する帳票は、前記通信に用いられる識別子に対応する帳票であると認識することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のデータ処理装置。
  7. 帳票原稿を読み取って画像データを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した画像データを転送する転送手段と、
    前記画像データの転送先における帳票認識処理を制御する制御情報を転前記転送手段によりさらに転送する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  8. 前記制御情報は、予め所定の帳票認識処理が施されていることを示す情報であることを特徴とする請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記制御情報は、前記画像データを紙帳票から読み取った画像形成装置の機能に対応して定義されるものであることを特徴とする請求項8に記載のデータ処理装置。
  10. 前記制御情報が通信に用いられる識別子であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載のデータ処理装置。
  11. データ処理装置の制御方法であって、
    帳票の種別を認識する認識ステップと、
    帳票原稿を読み取ることにより生成された画像データと、前記認識ステップにおける前記画像データの帳票認識処理を制御する制御情報とを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップが取得した制御情報を用いて、前記認識ステップが処理する帳票認識処理を制御する制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする制御方法。
  12. 前記取得ステップが取得する制御情報は、前記画像データを紙帳票から読み取った画像形成装置の機能に対応して定義されるものであることを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記制御情報は、前記取得ステップが取得した画像データが、前記画像データを前記取得ステップが取得する前に、所定の帳票認識処理が施されている否かを特定する情報であり、
    前記制御ステップは、前記制御情報が予め所定の帳票認識処理が施されていることを示している場合には、前記取得ステップが取得した画像データの帳票認識処理を省略するよう処理を制御することを特徴とする請求項11又は12に記載の制御方法。
  14. 前記制御情報が予め所定の帳票認識処理が施されていることを示している場合であっても、前記認識ステップに帳票認識処理を行わせるよう制御するよう入力する指示ステップをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記指示ステップは、所定の入力部を介した入力に基づく指示をするものであって、
    帳票認識処理を行わせるよう前記入力部を介して指示が入力されている場合には、前記認識ステップは、帳票認識処理を行うことを特徴とする請求項14に記載の制御方法。
  16. 前記制御情報が通信に用いられる識別子である場合には、前記認識ステップは帳票認識ロジックを用いた帳票認識を省略し、前記画像データに対応する帳票は、前記通信に用いられる識別子に対応する帳票であると認識することを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載の制御方法。
  17. 帳票原稿を読み取って画像データを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップが生成した画像データを転送する転送ステップと、
    前記画像データの転送先における帳票認識処理を制御する制御情報を前記転送ステップによりさらに転送する制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする制御方法。
  18. 前記制御情報は、予め所定の帳票認識処理が施されていることを示す情報であることを特徴とする請求項17に記載の制御方法。
  19. 前記制御情報は、前記画像データを紙帳票から読み取った画像形成装置の機能に対応して定義されるものであることを特徴とする請求項18に記載の制御方法。
  20. 前記制御情報が通信に用いられる識別子であることを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の制御方法。
  21. 前記請求項11乃至20のいずれかに記載の制御方法を実行するプログラム。
  22. 帳票の種別を認識する認識手段と、帳票原稿を読み取ることにより生成された画像データと、前記認識手段における前記画像データの帳票認識処理を制御する制御情報とを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した制御情報を用いて、前記認識手段が処理する帳票認識処理を制御する制御手段とを備えた第1のデータ処理装置と、
    帳票原稿を読み取って画像データを生成する生成手段と、前記生成手段が生成した画像データを転送する転送手段と、前記画像データの転送先における帳票認識処理を制御する制御情報を前記転送手段によりさらに転送する制御手段とを備えた第2のデータ処理装置と、
    を通信可能に接続したことを特徴とするネットワークシステム。
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