JP2006155451A - 自走式機器およびそのプログラム - Google Patents

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Naoki Yamazaki
直紀 山▲崎▼
Keiko Noda
桂子 野田
Hiroaki Kako
裕章 加▲来▼
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Abstract

【課題】画像を画像サーバへ送信する場合に、ネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信することが可能な自走式機器を提供することを目的とする。
【解決手段】機器本体1は、侵入検知センサ2a、2b、2cおよび画像サーバ3との通信を行なう通信部7において、通信を行なう通信対象を識別するID情報と設置場所を特定する設置場所情報を管理する通信対象管理部10と、現在の機器本体1の通信状態を管理する通信状態管理部11とを有するものである。これにより、侵入検知センサが侵入者を検知し、カメラ4において撮影された画像を画像サーバ3へ送信する場合に、通信対象管理部10は、少なくとも該当する侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を一時停止させネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信することが可能となる。したがって、宅内に異常が発生した場合、速やかに画像を送信することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視機能を有する自走式機器およびそのプログラムに関するものである。
近年、自動車産業分野を中心に、複数のセンサを搭載し、危険を回避したり周辺環境に対応しながら自動走行・自動歩行したりする機器の開発が発達している。民生機器分野においては、自動走行しながら宅内を清掃する自走式掃除機や、監視カメラを搭載し宅内の安否確認を行なう自走式機器が提供されている。
このような自走式機器は、機器本体に駆動モータ・車輪などから構成される走行手段と、監視カメラなどの撮影手段の他に、宅内に設置された人体検知センサや火災センサなどの防犯センサとの通信手段を備え、防犯センサから通知された異常検知信号をもとに走行手段を制御し、不在時の侵入者や火災などの異常が発生した様子を撮影し、撮影した画像を外部に送信することにより自動監視を実現させている。
一般的な自走式機器の構成を図8に示す。図に示すように、機器本体1には撮影を行なうカメラ4と、走行を行なう駆動モータ6が接続され、不在時の不審者の侵入を検知する人体検知センサや開閉センサなどの侵入検知センサ2a、2b、2cと、撮影された画像を蓄積する画像サーバ3がネットワーク接続されている。ここで、画像サーバ3は外部ネットワークに接続され、画像サーバ3を介して居住者の携帯電話や、専従の管理者が管理する管理システムなどの外部ネットワークへ撮影された画像を送信するものである。
以上のように構成された自走式機器は、居住者が外出時に自動監視を開始させ、自動監視中は宅内を巡回走行し、自動監視中に侵入検知センサ2a、2b、2cから信号を受信すると、不審者が侵入したと判定することになる。
ここで、侵入検知センサ2a、2b、2cから通知された侵入検知信号は、機器本体1の通信部7を介して制御部8へ伝達され、制御部8内の異常判定部9において不在時に侵入した不審者であると判定された場合は、走行制御部5を制御し駆動モータ6を駆動し、撮影対象まで機器本体1を移動するとともに、撮影対象の様子を撮影し、撮影した画像を外出している居住者や管理者へ送信することになる。
この種の自走式機器に限らず、複数の監視カメラや侵入検知センサがネットワーク接続された自動監視システムにおいては、監視カメラで撮影された画像や侵入検知センサで検出された侵入検知信号がネットワーク上に流れることにより、通信トラフィックが増大し、情報伝達において遅延が発生することになる。そこで、ネットワーク上の通信トラフィックを抑える手段としてネットワーク上の通信量に応じて送信画像の解像度を変化させるなどの通信制御手段が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−355761号公報
しかしながら、従来の構成では、通信制御手段が搭載されていてもネットワーク上に複数の侵入検知センサが接続されており、不審者を検出した場合には大量の侵入検知信号が侵入検知センサから送信されることになり、画像を送信するには好ましくないネットワーク状態になるという課題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、画像を画像サーバへ送信する場合に、ネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信することが可能な自走式機器およびそのプログラムを提供することを目的とする。
従来の課題を解決するために、本発明の自走式機器およびそのプログラムは、機器本体は、侵入検知センサおよび画像サーバとの通信を行なう通信部において、通信を行なう通信対象を識別するID情報と設置場所を特定する設置場所情報を管理する通信対象管理部と、現在の機器本体の通信状態を管理する通信状態管理部とを有するものである。
これにより、侵入検知センサが侵入者を検知し、カメラにおいて撮影された画像を画像サーバへ送信する場合に、通信対象管理部は、少なくとも該当する侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を一時停止させネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信することが可能となる。したがって、宅内に異常が発生した場合、速やかに画像を送信することが可能となる。
本発明の自走式機器およびそのプログラムは、侵入者を検知し、撮影した画像を送信する場合に、ネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信することが可能となり、宅内に異常が発生した場合、速やかに画像を送信することが可能となる。
第1の発明は、侵入者を検知する侵入検知センサおよび撮影された画像を蓄積する画像サーバとネットワーク接続された機器本体を備え、この機器本体は、走行手段と、侵入者を撮影するカメラと、侵入検知センサおよび画像サーバとの通信を行なう通信部と、通信部において通信を行なう通信対象を識別するID情報と設置場所を特定する設置場所情報を管理する通信対象管理部と、現在の機器本体の通信状態を管理する通信状態管理部とを有し、侵入検知センサが侵入者を検知し、カメラにおいて撮影された画像を画像サーバへ送信する場合に、通信対象管理部は、少なくとも該当する侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を一時停止させた後に画像サーバへ画像を送信する自走式機器とすることにより、侵入検知センサが侵入者を検知し、カメラにおいて撮影された画像を画像サーバへ送信する場合に、通信対象管理部は、少なくとも該当する侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を一時停止させネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信することが可能となる。したがって、宅内に異常が発生した場合、速やかに画像を送信することが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、通信部は、侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を一時停止させたことを記憶する一時停止記憶部を備え、画像サーバへ画像を送信完了後に、一時停止記憶部に記憶された一時停止情報をもとに、再度侵入検知信号の送信を復旧させる侵入検知センサを判定し、この侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を復旧させる機能を有することにより、ネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信し、さらに連続して自動監視を行なうことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、通信対象設定手段を備え、この通信対象設定手段を介して通信対象管理部において管理される通信対象のID情報と設置場所情報を設定・変更する機能を有することにより、通信対象となる侵入検知センサの選択や、現在設置されている侵入検知センサの位置を変更した場合、任意に設置場所情報を変更することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、通信部から画像サーバへ一度に送信する画像枚数を管理する送信枚数管理部を備え、予め設定された画像枚数を画像サーバへ一度に送信することにより、速やかに適切な枚数の画像を画像サーバへ送信することが可能となる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、監視状況に応じて画像サーバへ一度に送信する画像枚数を判定する送信枚数判定部を備え、監視状況に応じて判定された画像枚数を画像サーバへ一度に送信することにより、それぞれの状況に応じて最適に画像を送信することができる。
第6の発明は、特に、第4または第5の発明において、送信枚数設定手段を備え、送信枚数管理部において管理される画像サーバへの一度に送信する画像枚数を設定・変更する機能を有することにより、ネットワークに接続されたセンサの種類に応じても、最適な画像伝送ができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明における自走式機器の少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムとすることにより、プログラムであるので電気・情報機器、コンピュータなどのハードリソースを協働させて本発明の少なくとも一部を容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における自走式機器およびそのプログラムを示したものである。
図1に示すように、機器本体1は、侵入者を検知する侵入検知センサ2a、2b、2cおよび撮影された画像を蓄積する画像サーバ3とネットワーク接続されている。この機器本体1は、監視対象の撮影を行なうカメラ4と、走行を行なう駆動モータ6および車輪などから構成される走行手段が接続されている。
また、機器本体1は、侵入検知センサ2a、2b、2cおよび画像サーバ3との通信を行なう通信部7と、侵入検知センサ2a、2b、2cの信号が通信部7を介して伝達される制御部8と、宅内に異常が発生しているかどうかを判定する、すなわち不在時に侵入した不審者であるかどうかを判定する制御部8内の異常判定部9と、通信部7において通信を行なう通信対象を識別するID情報と設置場所を特定する設置場所情報を管理する通信対象管理部10と、侵入検知センサ2a、2b、2cから侵入検知信号を受信しているかどうか、画像サーバ3へ送信する画像の有無を判定する、現在の機器本体1の通信状態を管理する通信状態管理部11と、一時停止記憶部16を有している。
そして、侵入検知センサ2a、2b、2cが侵入者を検知し、不在時に侵入した不審者であると異常判定部9が判定すると、走行制御部5を制御し駆動モータ6を駆動し、撮影対象まで機器本体1を移動するとともに、カメラ4により撮影対象の様子を撮影し、撮影した画像を外出している居住者や管理者へ送信することになる。すなわち、カメラ4において撮影された画像を画像サーバ3へ送信する場合に、通信対象管理部10は、少なくとも該当する、例えば、侵入検知センサ2aからの侵入検知信号の送信を一時停止させた後に画像サーバ3へ画像を送信するものである。なお、全侵入検知センサからの送信を一時停止させてもよい。ここで、侵入検知センサ2a、2b、2cから送信される侵入検知信号には、送信元を識別するID情報と、設置場所を識別する設置場所情報が含まれるものとする。
以上のように構成された自走式機器について、以下その動作・作用を図2のフローチャートをもとにして説明する。
まず、自走式機器が監視中に、不審者が侵入した場合、侵入検知センサ2aが侵入検知信号を送信する(ステップ1)。通信部7は、侵入検知センサ2aから送信された侵入検知信号を受信し、受信した侵入検知信号を制御部8へ通知する(ステップ2)。制御部8内の異常判定部9において、取得した侵入検知信号に含まれる送信元ID情報から送信元(侵入検知センサ2a)を判定し、居住者の不在中に検出した侵入検知信号であるかどうかの判定を行なうことにより、不審者が侵入したかどうかを決定し(ステップ3)、異常状態であると判断した場合は、受信した侵入検知信号に含まれる設置場所情報をもとに不審者が侵入した場所を決定し、決定した不審者が侵入した場所まで機器本体1を移動するよう走行制御部5へ移動指示を通知する。なお、(ステップ3)で異常がなければ(ステップ1)へ戻る。機器本体1は不審者の場所まで自動走行後、カメラ4において不審者を撮影し(ステップ4)、制御部8は撮影した画像を画像サーバ3へ送信するよう通信部7へ通知する。通信状態管理部11は、送信する画像があることを判断し、通信部7を介して現在侵入検知信号を送信している侵入検知センサ2aへ送信を一時停止するよう一時停止信号を送信する。ここで、侵入検知センサ2a、2b、2cは機器本体1から一時停止信号を受信すると、不審者を検知した場合でも侵入検知信号を送信しないものとする。また、通信部7は、現在侵入検知信号を送信している侵入検知センサ2aだけでなく、通信対象として通信対象管理部10に管理されている侵入検知センサ2a、2b、2cの全てに対して一斉同報で一時停止信号を送信してもよいものとする(ステップ5、6)。
通信状態管理部11において、侵入検知センサ2aから侵入検知信号が送信されていないことが検出されると、通信部7を介してカメラ4において撮影された画像を画像サーバ3へ送信する(ステップ7)。
以上のように、本実施の形態においては、撮影した画像を画像サーバ3へ送信する場合に、少なくとも該当する侵入検知センサからの送信を一時停止させることにより、ネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信することが可能となり、宅内に異常が発生した場合、速やかに画像を送信することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明における実施の形態2について図1、図3に基づき説明する。
本実施の形態においては、図1に示すように、通信部7に、侵入検知センサ2a、2b、2cへ送信した一時停止信号の送信履歴を記憶する一時停止記憶部16を備えたものである。
そして、画像サーバ3へ画像を送信完了後に、一時停止記憶部16に記憶された一時停止情報をもとに、再度侵入検知信号の送信を復旧させる侵入検知センサを判定し、この侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を復旧させる機能を有することにより、ネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信し、さらに連続して自動監視を行なうことができるようにしている。
以上のように構成された自走式機器について、以下その動作・作用を図3のフローチャートを使用して説明する。なお、実施の形態1における図2の(ステップ1)〜(ステップ7)までは同じであるので説明は省略する。
通信部7において、一時停止信号を送信した後(ステップ6)、通信状態管理部11は侵入検知センサ2aへ一時停止信号を送信したことを一時停止記憶部16へ記憶する(ステップ61)。そして、先に説明したように、通信状態管理部11において、侵入検知センサ2aから侵入検知信号が送信されていないことが検出されると、通信部7を介してカメラ4において撮影された画像を画像サーバ3へ送信する(ステップ7)。
次に、通信状態管理部11において、画像サーバ3へ画像を送信した後、画像サーバ3へ送信する画像の有無を判定し(ステップ62)、送信する画像が無い場合、通信状態管理部11は一時停止記憶部16に記憶されている一時停止信号の送信履歴情報から、一時停止信号の送信先情報を取得し(ステップ63)、取得した送信先情報に対して通信部7を介して再開信号を送信する(ステップ64)。(ステップ62)において送信する画像がある場合、(ステップ7)で画像を画像サーバ3へ送信する。
以上のように、本実施の形態においては、撮影した画像を画像サーバ3へ送信する場合に、少なくとも該当する侵入検知センサからの送信を一時停止させ、画像サーバ3へ画像を送信完了後、再度侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を復旧させることにより、ネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信し、さらに連続して自動監視を行なうことが可能となる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における自走式機器を示したものである。実施の形態1、2と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態においては、通信対象設定手段12を備えたものであり、この通信対象設定手段12を介して通信対象管理部10において管理される通信対象のID情報と設置場所情報を設定・変更する機能を有する。このことにより、通信対象となる侵入検知センサ2a、2b、2cの選択や、現在設置されている侵入検知センサ2a、2b、2cの位置を変更した場合、任意に設置場所情報を変更することができるものである。
例えば、現在設置されている侵入検知センサ2a、2b、2cの位置を変更した場合、任意に設置場所情報を変更することが可能となるため、ユーザーは予め設置された場所から任意に設置場所を変更することが可能となる。また、居住者の全員が外出しており、宅内に完全に居住者がいない状態においては、設置された侵入検知センサ2a、2b、2cから送信された侵入検知信号は、全て異常であると判定することが可能であるが、居住者の全員が外出した状態でなく、1階のみに居住者がいて、2階のみを監視対象にしたい場合においては、通信対象を2階に設置された侵入検知センサのみにする(1階に設置された侵入検知センサを通信対象から削除する)ことにより限られた領域の監視を行なうことが可能となるものである。
(実施の形態4)
図5、図6は、本発明の実施の形態4における自走式機器およびそのプログラムを示したものである。実施の形態3と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態においては、図5に示すように、通信部7から画像サーバ3へ一度に送信する画像枚数を管理する送信枚数管理部13を備え、予め設定された画像枚数を画像サーバ3へ一度に送信することにより、速やかに適切な枚数の画像を画像サーバ3へ送信することを可能としたものである。
以上のように構成された自走式機器について、以下その動作・作用を図6のフローチャートをもとに説明する。
まず、自走式機器が監視中に、不審者が侵入した場合、侵入検知センサ2aから送信された侵入検知信号をもとに機器本体1は不審者の場所まで自動走行し、カメラ4において不審者を撮影し、制御部8は撮影した画像を画像サーバ3へ送信するよう通信部7へ通知する(ステップ1)。送信枚数管理部13は、送信する画像枚数のカウントを開始する(ステップ2)。送信する画像の枚数が予め設定された枚数に達した場合(ステップ3)、送信枚数管理部13は通信状態管理部11に対して送信画像があることを通知し、通信状態管理部11は、通信部7を介して現在侵入検知信号を送信している侵入検知センサ2aへ送信を一時停止するよう一時停止信号を送信する(ステップ4)。ここで、侵入検知センサ2a、2b、2cは機器本体1から一時停止信号を受信すると、不審者を検知した場合でも侵入検知信号を送信しないものとする。また、通信部7は、現在侵入検知信号を送信している侵入検知センサ2aだけでなく、通信対象として通信対象管理部10に管理されている侵入検知センサ2a、2b、2cの全てに対して一斉同報で一時停止信号を送信してもよいものとする。
通信状態管理部11において、侵入検知センサ2aから侵入検知信号が送信されていないことが検出されると、通信部7を介してカメラ4において撮影された画像を画像サーバ3へ送信し(ステップ5)、送信枚数管理部13で管理された全ての枚数の画像を送信すると送信完了となる(ステップ6)。ここで、通信状態管理部11は、全ての画像を送信したことを制御部8へ通知し、制御部8は撮影を中止してもよいものとする。さらに、全ての画像を送信した後に、一時停止信号記憶部16から一時停止信号の送信先情報を取得し、取得した送信先情報に対して再開信号を送信してもよいものとする。
以上のように、本実施の形態においては、予め設定された画像枚数を送信する構成にすることにより、侵入検知センサ2aから送信される侵入検知信号を停止させる期間を画像の送信期間のみとすることにより、効率よく画像を送信することが可能となる。
例えば、不在時に不審者の侵入を検知した場合、一枚ずつ撮影して画像サーバ3へ送信するとなると、撮影した画像を居住者や管理者が確認し、的確に不審者が撮影されていなかった場合においては、再度撮影させる必要性が生じる。再度撮影させることは異常状況を把握するためにより多くの時間を要することになり、セキュリティという観点からは好ましくない。また、画像を多く撮影し、撮影した全ての画像を送信するとなると、居住者や管理者は撮影した画像を受信完了するまでに多くの時間を要することになり、不審者の侵入を検知した場合に速やかに対応することは困難である。従って、送信枚数管理部13において予め画像サーバ3へ一度に送信する画像枚数を管理することにより、速やかに適切な枚数の画像を画像サーバ3へ送信することが可能となる。
(実施の形態5)
次に、本発明における実施の形態5について図5、図7に基づいて説明する。実施の形態4と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態においては、図5に示すように、監視状況に応じて画像サーバ3へ一度に送信する画像枚数を判定する送信枚数判定部14を備え、監視状況に応じて判定された画像枚数を画像サーバ3へ一度に送信することにより、それぞれの状況に応じて最適に画像を送信することができるものである。
以上のように構成された自走式機器について、以下その動作・作用を図7のフローチャートをもとに説明する。
まず、自走式機器が監視中に、不審者が侵入した場合、侵入検知センサ2aから送信された侵入検知信号をもとに機器本体1は不審者の場所まで自動走行し、カメラ4において不審者を撮影し、制御部8は通信部7へ不審者を侵入したこととを通知する(ステップ1)。送信枚数管理部13は、送信枚数判定部14から予め設定された不審者侵入検知時の送信画像枚数を取得する(ステップ2)。送信枚数管理部13は、制御部8から撮影された画像を取得し、送信する画像枚数のカウントを開始する(ステップ3、4)。送信する画像の枚数が送信枚数判定部14から取得した枚数に達した場合(ステップ5)、送信枚数管理部13は通信状態管理部11に対して送信画像があることを通知し、通信部7を介して現在侵入検知信号を送信している侵入検知センサ2aへ送信を一時停止するよう一時停止信号を送信する(ステップ6)。ここで、侵入検知センサ2a、2b、2cは機器本体1から一時停止信号を受信すると、不審者を検知した場合でも侵入検知信号を送信しないものとする。また、通信部7は、現在侵入検知信号を送信している侵入検知センサ2aだけでなく、通信対象として通信対象管理部10に管理されている侵入検知センサ2a、2b、2cの全てに対して一斉同報で一時停止信号を送信してもよいものとする。
通信状態管理部11において、侵入検知センサ2aから侵入検知信号が送信されていないことが検出されると、通信部7を介してカメラ4において撮影された画像を画像サーバ3へ送信し(ステップ7)、送信枚数管理部13で管理された全ての枚数の画像を送信すると送信完了となる(ステップ8)。ここで、通信状態管理部11は、全ての画像を送信したことを制御部8へ通知し、制御部8は撮影を中止してもよいものとする。さらに、全ての画像を送信した後に、一時停止信号記憶部16から一時停止信号の送信先情報を取得し、取得した送信先情報に対して再開信号を送信してもよいものとする。
以上のように、本実施の形態においては、侵入者検知時や侵入者非検知時などの監視状況に応じて、侵入検知センサ2aから送信される侵入検知信号を停止させる期間を変更することにより、それぞれの状況に応じて最適に画像を送信することが可能となる。
例えば、居住者が外出中に、宅内の様子を確認したい場合に、複数の画像を取得する必要は無く、指定された箇所の画像を一つ取得すればよい。また、居住者の全員が外出しており、宅内に完全に居住者がいない状態において不審者の侵入を検知した場合は、的確に不審者を撮影するため、複数の画像を一度に画像サーバへ送信することが望ましい。さらに、自走式機器に侵入検知センサ以外に火災センサやガスセンサなどの防災センサがネットワーク接続されている場合においても、異常を検出した場合には、不審者の侵入を検知した場合のように、複数の画像を撮影する必要が無いため、監視状況に応じて画像サーバへ送信する枚数を変更することは望ましい。
従って、送信枚数判定部14において、監視状況に応じて画像サーバ3へ送信する枚数を判定させることにより、監視状況に応じて最適な画像伝送が可能となる。
(実施の形態6)
次に、本発明における実施の形態6について図5に基づいて説明する。実施の形態5と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態においては、図に示すように、送信枚数設定手段15を備え、送信枚数管理部13において管理される画像サーバ3への一度に送信する画像枚数を設定・変更する機能を有するものであり、これにより、ネットワークに接続されたセンサの種類に応じても、最適な画像伝送ができるものである。
すなわち、送信枚数管理部13において管理される画像サーバ3への一度に送信する画像枚数を、侵入者検知時や侵入者非検知時などの監視状況に応じて設定・変更する送信枚数設定手段15を備えた構成である。
これによって、ユーザーは、送信枚数設定手段15を介して送信枚数管理部13において管理されている画像サーバ3へ一度に送信する画像枚数を侵入者検知時、侵入者非検知時、火災センサやガスセンサによる異常検出時などの監視状況に応じて任意に設定・変更することが可能となり、ネットワークに接続されたセンサの種類に応じた画像伝送が可能となる。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7について説明する。
本実施の形態は、実施の形態1〜6における自走式機器の少なくとも一つの手段5、7〜16のいずれかをコンピュータに実行させるためのプログラムとしたものである。
これにより、プログラムであるので電気・情報機器、コンピュータなどのハードリソースを協働させて本発明の少なくとも一部を容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバなどのハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録、もしくはインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる自走式機器およびそのプログラムは、侵入者を検知し、撮影した画像を送信する場合に、ネットワーク上の通信トラフィックを削減した状態で画像を送信することが可能となり、宅内に異常が発生した場合、速やかに画像を送信することが可能となるので、監視カメラなどの監視機能を有する自走式機器に適応可能である。
本発明の実施の形態1、2における自走式機器の構成を示すブロック図 実施の形態1における自走式機器の画像送信のフローチャート 実施の形態2における自走式機器の画像送信のフローチャート 本発明の実施の形態3における自走式機器の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4〜7における自走式機器の構成を示すブロック図 実施の形態4における自走式機器の画像送信のフローチャート 実施の形態5における自走式機器の画像送信のフローチャート 従来の自走式機器の構成を示すブロック図
符号の説明
1 機器本体
2a〜2c 侵入検知センサ
3 画像サーバ
4 カメラ
5 走行制御部
6 走行手段(駆動モータ)
7 通信部
8 制御部
9 異常判定部
10 通信対象管理部
11 通信状態管理部
12 通信対象設定手段
13 送信枚数管理部
14 送信枚数判定部
15 送信枚数設定手段
16 一時停止記憶部

Claims (7)

  1. 侵入者を検知する侵入検知センサおよび撮影された画像を蓄積する画像サーバとネットワーク接続された機器本体を備え、この機器本体は、走行手段と、侵入者を撮影するカメラと、侵入検知センサおよび画像サーバとの通信を行なう通信部と、通信部において通信を行なう通信対象を識別するID情報と設置場所を特定する設置場所情報を管理する通信対象管理部と、現在の機器本体の通信状態を管理する通信状態管理部とを有し、侵入検知センサが侵入者を検知し、カメラにおいて撮影された画像を画像サーバへ送信する場合に、通信対象管理部は、少なくとも該当する侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を一時停止させた後に画像サーバへ画像を送信する自走式機器。
  2. 通信部は、侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を一時停止させたことを記憶する一時停止記憶部を備え、画像サーバへ画像を送信完了後に、一時停止記憶部に記憶された一時停止情報をもとに、再度侵入検知信号の送信を復旧させる侵入検知センサを判定し、この侵入検知センサからの侵入検知信号の送信を復旧させる機能を有する請求項1に記載の自走式機器。
  3. 通信対象設定手段を備え、この通信対象設定手段を介して通信対象管理部において管理される通信対象のID情報と設置場所情報を設定・変更する機能を有する請求項1または請求項2に記載の自走式機器。
  4. 通信部から画像サーバへ一度に送信する画像枚数を管理する送信枚数管理部を備え、予め設定された画像枚数を画像サーバへ一度に送信する請求項1〜3のいずれか1項に記載の自走式機器。
  5. 監視状況に応じて画像サーバへ一度に送信する画像枚数を判定する送信枚数判定部を備え、監視状況に応じて判定された画像枚数を画像サーバへ一度に送信する請求項4に記載の自走式機器。
  6. 送信枚数設定手段を備え、送信枚数管理部において管理される画像サーバへの一度に送信する画像枚数を設定・変更する機能を有する請求項4または5に記載の自走式機器。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自走式機器の少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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