JP2006155199A - サーボモータのブレーキ寿命監視方法および装置 - Google Patents

サーボモータのブレーキ寿命監視方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サーボモータが具備する電磁ブレーキの劣化や寿命の到来を監視することが可能なブレーキ寿命監視方法および装置を提供する。
【解決手段】電磁ブレーキ6を有するサーボモータ5を駆動源とした機械におけるサーボモータ5のブレーキ寿命監視方法において、機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータ5の回転角度および角速度と、サーボモータ5の実際の停止時におけるサーボモータ5の回転角度とをそれぞれ検出し、これら検出した値に基づいて電磁ブレーキ6の仕事量を算出し、この電磁ブレーキ6の仕事量を機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキ6の総仕事量を算出し、この電磁ブレーキ6の総仕事量に基づいて電磁ブレーキ6の寿命を監視するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械のブレーキ寿命を監視する技術に関し、特に、電磁ブレーキの仕事量を測定することにより電磁ブレーキの劣化や寿命の到来を監視する装置に関する。
重力による負荷や装置の落下(惰走)が想定される機械における負荷や装置の駆動源には、電磁ブレーキを有するサーボモータが用いられている。係るサーボモータを使用した場合、経年変化等により電磁ブレーキのブレーキングトルクが低下すると、サーボモータにより駆動される負荷や装置の落下が生じる恐れがある。
この対策として、例えば、特許文献1には、サーボモータが非常停止した際に、停止信号発生からサーボモータが実際に停止するまでの惰走距離を検出し、この距離が予め設定した基準距離を越える場合はブレーキ異常信号を発する技術が開示されている。さらに、この特許文献1には、電源投入時に、電磁ブレーキを作動させた状態でサーボモータにブレーキングトルクの基準値を発生させ、サーボモータが回転したか否かをサーボモータに取り付けられている回転検出器等により検出し、サーボモータが回転した場合にブレーキ異常信号を発する技術についても開示されている。
特開平6−246674号公報
しかしながら、前述した特許文献1に開示されている方法では、電磁ブレーキの異常状態は、惰走距離の増加やブレーキングトルクの低下などの異常状態が顕在化するまでは検出することができない。そのため、機械の稼動中に異常状態を検出した場合には、電磁ブレーキの交換のために稼働中の機械を停止させなければならないという問題があった。
本発明は、前述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、サーボモータが具備する電磁ブレーキの劣化や寿命の到来を監視することが可能なブレーキ寿命監視方法および装置を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、請求項1に係る発明では、電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械におけるサーボモータのブレーキ寿命監視方法において、機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータの回転角度および角速度と、サーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの回転角度とをそれぞれ検出し、これら検出した値に基づいて電磁ブレーキの仕事量を算出し、この電磁ブレーキの仕事量を機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキの総仕事量を算出し、この電磁ブレーキの総仕事量に基づいて電磁ブレーキの寿命を監視するようにしたことを特徴とするサーボモータのブレーキ寿命監視方法を提供した。
サーボモータを駆動源とする機械には、多関節形産業用ロボットなどのように多自由度を有しているものがある。この場合、機械が有している全てのサーボモータから、非常停止信号発生時にサーボアンプおよび制御装置へフィードバックされるサーボモータの実際の回転角度θij1と角速度ωij、およびサーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの実際の回転角度θij2に基づいて、各サーボモータ出力軸換算の仕事量を算出することにより、サーボモータが具備する電磁ブレーキの劣化や寿命を監視することが可能となる。
なお、請求項1における電磁ブレーキの総仕事量に基づく電磁ブレーキの寿命の監視は、例えば、請求項2に記載のように、電磁ブレーキの総仕事量が予め設定したブレーキ寿命に関する規定値を超えた場合に電磁ブレーキの寿命がきたものと判断するようにすればよい。ここで、予め設定したブレーキ寿命に関する規定値としては、例えば電磁ブレーキの仕様書などに記載されているブレーキ寿命に関する許容総仕事量を利用すればよい。
また、別の方法として、請求項1における電磁ブレーキの総仕事量に基づく電磁ブレーキの寿命の監視は、請求項3に記載のように、電磁ブレーキの総仕事量を予め設定したブレーキ寿命に関する規定値で除算することにより電磁ブレーキの消費率を算出し、この電磁ブレーキの消費率に基づいて電磁ブレーキの劣化の度合いを判断するようにしてもよい。このようにすれば、電磁ブレーキの使用に従い前述の消費率は1(100%)に近づいていくことになるので、消費率を表示装置に表示させるなどすれば、電磁ブレーキの劣化の度合いを作業者等により監視することができる。そして、例えば消費率が0.9(90%)に到達した時点で警告を出すようにしておけば、電磁ブレーキが寿命を迎える前に機械の非稼働の時間などを利用して電磁ブレーキを交換することも可能になる。
請求項4は前述した請求項2に係る方法に対応した装置の発明である。すなわち、請求項4に係る発明では、電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械におけるサーボモータのブレーキ寿命監視装置において、機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータの回転角度および角速度と、サーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの回転角度とをそれぞれ検出し、これら検出した値に基づいて電磁ブレーキの仕事量を算出し、この仕事量を機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキの総仕事量を算出する仕事量演算部と、前記電磁ブレーキの総仕事量と予め設定したブレーキ寿命に関する規定値とを比較することにより電磁ブレーキの寿命を判断する判定部と、を有することを特徴とするサーボモータのブレーキ寿命監視装置を提供した。
また、請求項5は前述した請求項3に係る方法に対応した装置の発明である。すなわち、請求項5に係る発明では、電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械におけるサーボモータのブレーキ寿命監視装置において、機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータの回転角度および角速度と、サーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの回転角度とをそれぞれ検出し、これら検出した値に基づいて電磁ブレーキの仕事量を算出し、この仕事量を機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキの総仕事量を算出する仕事量演算部と、前記電磁ブレーキの総仕事量を予め設定したブレーキ寿命に関する規定値で除算することにより電磁ブレーキの消費率を算出し、この消費率に基づいて電磁ブレーキの劣化の度合いを判断する判定部と、前記電磁ブレーキの消費率を表示する出力表示部と、を有することを特徴とするサーボモータのブレーキ寿命監視装置を提供した。
本発明によれば、電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械において、電磁ブレーキの総仕事量に基づいて電磁ブレーキの劣化や寿命の到来を監視することができるので、作業者は、その監視状態から電磁ブレーキの交換時期がわかるようになる。これにより、サーボモータにより駆動される負荷や装置において、電磁ブレーキの寿命の到来に起因する、重力による落下(惰走)を未然に防止することができるようになる。また、電磁ブレーキの交換時期がわかることにより、保全費用の削減や作業時間の低減に効果がある。さらには、電磁ブレーキの劣化の状況を監視することにより、電磁ブレーキの交換を機械の非稼働時等の適切な時期にできるため、機械の稼働率の向上に効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る寿命監視装置13を含む、サーボモータ5を駆動するサーボ制御系を示すブロック図である。図中1は指令位置計算部、2は位置ループ、3は速度ループ、4は電流ループ、5はサーボモータ、6は電磁ブレーキ、7はエンコーダ、13は寿命監視装置である。この寿命監視装置13は、電磁ブレーキ6の仕事量を算出し積和することにより総仕事量を算出する仕事量演算部8、仕事量演算部8の結果を記憶するメモリ部9、寿命や劣化の度合いを判定する判定部12,判定部12における判定結果を表示する出力表示部10から構成されている。また、11はサーボモータ5の通電ON/OFFや電磁ブレーキ6のON/OFFを行う入出力インターフェース、Sは微分器としてのラプラス演算子である。
指令位置計算部1から出力された指令角度θを含む制御信号は位置ループ2、速度ループ3を介して電流ループ4へ伝送され、最終的に電流ループ4にて電流信号に変換され、電流ループ4から出力された駆動電流によりサーボモータ5が駆動される。エンコーダ7により検出された位置データである駆動軸すなわちサーボモータ5の回転角度θは、位置ループ2へフィードバックされる。また、この回転角度θは微分器Sにより角速度ωに変換され、この角速度ωは速度ループ3へフィードバックされる。さらに、これら回転角度θおよび角速度ωは、総仕事量の算出に必要なデータとして仕事量演算部8へも伝送される。
図2は、図1に示した寿命監視装置13にて行われる処理について示すフローチャートである。すなわち、図2のフローチャートでは、仕事量演算部8における非常停止毎の電磁ブレーキ6の仕事量およびその積和である総仕事量の算出処理、メモリ部9における記憶処理、判定部12における判定処理、および出力表示部10におけるブレーキ寿命の出力処理を示している。ここでは、ステップ11において非常停止指令がオンになった後に実行される処理について説明する。
まず、非常停止信号発生時に図示しないサーボアンプおよび制御装置へフィードバックされるサーボモータの回転角度θi1および角速度ωと、サーボモータ5の実際の停止時における回転角度θi2とを検出し、サーボモータ5の回転角度の変化(θi1とθi2から算出)から機械のポテンシャルエネルギー変化を、またサーボモータ5の角速度ωから機械の失った運動エネルギーTをそれぞれ算出し、それらをサーボモータ5の出力軸換算に変換することにより電磁ブレーキ6の仕事量Jを算出する。
すなわち、ステップ12では、仕事量演算部8は、ステップ11における非常停止指令のオン時における、エンコーダ7により検出された位置データである駆動軸すなわちサーボモータ5の回転角度θi1と、この回転角度θi1を微分器Sで微分して得られた角速度ωとを取り込む。
ステップ13では、仕事量演算部8は、駆動軸すなわちサーボモータ5の実際の停止時における回転角度θi2をエンコーダ7により取り込む。
ステップ14では、仕事量演算部8は、前記ステップ12および13で得られたサーボモータ5の回転角度θi1とθi2とから、それぞれの回転角度θi1、θi2におけるポテンシャルエネルギーVg1、Vg2を求める。さらに、このステップ14では、仕事量演算部8は、ステップ12で得られた角速度ωと負荷の慣性モーメントとの積から、運動エネルギーTを求める。
次に、ステップ15では、仕事量演算部8は、非常停止前後のエネルギーの差を求め、電磁ブレーキ6が機械にした仕事量を求める。詳細には、仕事量演算部8は、非常停止指令オン時のエネルギーすなわち前記ポテンシャルエネルギーVg1と前記運動エネルギーTとの和から、前記駆動軸の実際の停止時におけるエネルギーすなわちポテンシャルエネルギーVg2を差し引くことにより、電磁ブレーキ6が機械にした仕事量を求める。なお、サーボモータのブレーキ装置として電磁ブレーキとダイナミックブレーキとを併用している場合は、ダイナミックブレーキの仕事量についても考慮した方がよい。
ステップ16では、仕事量演算部8は、前記ステップ15にて求めた電磁ブレーキ6が機械にした仕事量を例えばラグランジュの運動方程式を用いてサーボモータ軸換算に変換し、電磁ブレーキ6の仕事量Jを算出する。
ステップ17では、仕事量演算部8は、前回非常停止指令がオンになったときまでの電磁ブレーキ6の総仕事量Jをメモリ部9から取り込み、これに前記ステップ16で算出した今回非常停止指令がオンになったときの電磁ブレーキ6の仕事量Jを加算し、これにより今回非常停止指令がオンになったときまでの電磁ブレーキ6の仕事量の積和である総仕事量Jを算出する。
ステップ18では、メモリ部9は、記憶されている電磁ブレーキ6の総仕事量Jを前記ステップ17で求めたものに書換え、記憶する。
ステップ19では、判定部12は、予め設定されたブレーキ寿命の総仕事量で前記ステップ18において求めた値を除すことによりブレーキ寿命の消費率を算出する。図3は、非常停止の作動回数と電磁ブレーキ6の総仕事量との関係を示したグラフであるが、ブレーキ寿命の消費率を算出することにより、正確に電磁ブレーキ6の交換時期を管理することができるので、生産性の維持や、保守費用および作業時間の低減に効果がある。また、このブレーキ寿命の消費率を出力表示部10で表示させることにより、電磁ブレーキ6の劣化の進行状況が作業者等に把握できるようになる。
なお、判定部12では、電磁ブレーキ6の総仕事量Jが予め設定したブレーキ寿命に関する規定値Fを超えた場合に電磁ブレーキ6の寿命がきたものと判断するようにしてもよい。ここで、予め設定したブレーキ寿命に関する規定値Fは、例えば電磁ブレーキ6の仕様書などに記載されているブレーキ寿命に関する許容総仕事量を利用すればよい。この場合の処理は図4に示すフローチャートのようになる。すなわち、ステップ21では、判定部12はメモリ部9に記録された電磁ブレーキ6の総仕事量Jを読み込む。ステップ22では、判定部12は前記ステップ21で読み込んだ電磁ブレーキ6の総仕事量Jが予め設定したブレーキ寿命に関する規定値Fを超えたか否かを比較する。ここで、前記ステップ21で読み込んだ電磁ブレーキ6の総仕事量Jが予め設定したブレーキ寿命に関する規定値Fを超えた場合には(ステップ22Yes)、判定部12は電磁ブレーキ6の交換が必要であるものと判断する。そして、ステップ23において、出力表示部10は電磁ブレーキ6の交換時期であることを表示する。ステップ24では、電磁ブレーキ6の交換後にメモリ部9に記憶された電磁ブレーキ6の総仕事量Jをリセットする。
ところで、電磁ブレーキの仕事量に関する異常については、前述したような総仕事量に起因するものだけではなく、電磁ブレーキの使用1回当たりの仕事量に起因するものもある。そこで、判定部12では、前述した総仕事量に起因する処理に加えて、非常停止信号毎に算出された電磁ブレーキ6の仕事量が、仕様書などにおいて予め規定されている電磁ブレーキの1回当たりの許容仕事量を超えた場合にも、電磁ブレーキ6の異常を判断するようにしてもよい。
なお、この場合の処理は図5に示すフローチャートのようになる。すなわち、ステップ31では、判定部12は仕事量演算部8にて算出された非常停止指令のオン毎における電磁ブレーキ6の仕事量Jを読み込む。ステップ32では、判定部12は前記ステップ31で読み込んだ電磁ブレーキ6の仕事量Jが予め規定されている電磁ブレーキの1回当たりの許容仕事量Fを超えたか否かを比較する。ここで、前記ステップ31で読み込んだ電磁ブレーキ6の仕事量Jが予め規定されている電磁ブレーキの1回当たりの許容仕事量Fを超えた場合には(ステップ32Yes)、判定部12は電磁ブレーキ6の異常であると判断する。そして、ステップ33において、出力表示部10は電磁ブレーキ6の異常を表示する。なお、前述した許容仕事量Fは、非常停止信号発生時のサーボモータ5の角速度や回転角度およびサーボモータ5の負荷慣性モーメントによって変更するようにした方が、より精度良く異常を検出することができる。
以上のように、本実施形態によれば、電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械において、電磁ブレーキの総仕事量に基づいて電磁ブレーキの劣化や寿命の到来を監視することができるので、作業者は、その監視状態から電磁ブレーキの交換時期がわかるようになる。これにより、サーボモータにより駆動される負荷や装置において、電磁ブレーキの寿命の到来に起因する、重力による落下(惰走)を未然に防止することができるようになる。また、電磁ブレーキの交換時期がわかることにより、保全費用の削減や作業時間の低減に効果がある。さらには、電磁ブレーキの劣化の状況を監視することにより、電磁ブレーキの交換を機械の非稼働時等の適切な時期にできるため、機械の稼働率の向上に効果がある。
本発明の一実施形態に係る寿命監視装置13を含む、サーボモータ5を駆動するサーボ制御系を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る寿命監視装置13にて行われる処理について示すフローチャートである。 非常停止の作動回数と電磁ブレーキ6の総仕事量との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る寿命監視装置13にて行われる判定処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る寿命監視装置13にて行われる判定処理の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
5 サーボモータ
6 電磁ブレーキ
8 仕事量演算部
10 出力表示部
12 判定部
13 寿命監視装置

Claims (5)

  1. 電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械におけるサーボモータのブレーキ寿命監視方法において、
    前記機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータの回転角度および角速度と、サーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの回転角度とをそれぞれ検出し、
    これら検出した値に基づいて電磁ブレーキの仕事量を算出し、
    該電磁ブレーキの仕事量を前記機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキの総仕事量を算出し、
    該電磁ブレーキの総仕事量に基づいて電磁ブレーキの寿命を監視するようにしたことを特徴とするサーボモータのブレーキ寿命監視方法。
  2. 電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械におけるサーボモータのブレーキ寿命監視方法において、
    前記機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータの回転角度および角速度と、サーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの回転角度とをそれぞれ検出し、
    これら検出した値に基づいて電磁ブレーキの仕事量を算出し、
    該電磁ブレーキの仕事量を前記機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキの総仕事量を算出し、
    該電磁ブレーキの総仕事量が予め設定したブレーキ寿命に関する規定値を超えた場合に電磁ブレーキの寿命がきたものと判断するようにしたことを特徴とするサーボモータのブレーキ寿命監視方法。
  3. 電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械におけるサーボモータのブレーキ寿命監視方法において、
    前記機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータの回転角度および角速度と、サーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの回転角度とをそれぞれ検出し、
    これら検出した値に基づいて電磁ブレーキの仕事量を算出し、
    該電磁ブレーキの仕事量を前記機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキの総仕事量を算出し、
    該電磁ブレーキの総仕事量を予め設定したブレーキ寿命に関する規定値で除算することにより電磁ブレーキの消費率を算出し、
    該電磁ブレーキの消費率に基づいて電磁ブレーキの劣化の度合いを判断するようにしたことを特徴とするサーボモータのブレーキ寿命監視方法。
  4. 電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械におけるサーボモータのブレーキ寿命監視装置において、
    前記機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータの回転角度および角速度と、サーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの回転角度とをそれぞれ検出し、これら検出した値に基づいて電磁ブレーキの仕事量を算出し、該仕事量を前記機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキの総仕事量を算出する仕事量演算部と、
    前記電磁ブレーキの総仕事量と予め設定したブレーキ寿命に関する規定値とを比較することにより電磁ブレーキの寿命を判断する判定部と、
    を有することを特徴とするサーボモータのブレーキ寿命監視装置。
  5. 電磁ブレーキを有するサーボモータを駆動源とした機械におけるサーボモータのブレーキ寿命監視装置において、
    前記機械が非常停止した場合について、非常停止信号発生時におけるサーボモータの回転角度および角速度と、サーボモータの実際の停止時におけるサーボモータの回転角度とをそれぞれ検出し、これら検出した値に基づいて電磁ブレーキの仕事量を算出し、該仕事量を前記機械が非常停止する毎に積和することにより電磁ブレーキの総仕事量を算出する仕事量演算部と、
    前記電磁ブレーキの総仕事量を予め設定したブレーキ寿命に関する規定値で除算することにより電磁ブレーキの消費率を算出し、該消費率に基づいて電磁ブレーキの劣化の度合いを判断する判定部と、
    前記電磁ブレーキの消費率を表示する出力表示部と、
    を有することを特徴とするサーボモータのブレーキ寿命監視装置。
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