JP2006155063A - 画像補正装置、画像補正方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像補正装置、画像補正方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 一種類の補正処理を何度もやり直す場合の作業性の向上を図る。
【解決手段】 10回、20回、...、80回と繰り返し回数を変えて手ブレ補正処理を予め実行しておき、それぞれの補正結果(一覧表示用画像データVGS)が、[手ブレ補正]ウィンドウWD2の候補一覧表示フィールドFD13に一覧表示される構成とする。さらに、操作者によるマウス24のクリック操作によって、上記一覧表示された一覧表示用画像データVGSの中から一つが選択され、その選択された一覧表示用画像データVGSに基づく補正後画像データCDpが、[手ブレ補正]ウィンドウWD2の[補正後]表示フィールドFD12に表示される構成とする。
【選択図】 図17

Description

本発明は、画像データで表わされる画像を補正する技術に関する。
従来より、デジタルカメラで撮影した写真画像を加工(補正)するものとして、レタッチソフトウェアが知られている。レタッチソフトウェアで、複数の補正処理を行なおうとした場合、操作者は、所望の補正処理の種類と補正値を入力して、その都度、補正結果を画面で確認する必要があった(例えば、下記の特許文献1)。具体的には、作業者は、所望の補正処理の種類を選択して、次いで、その補正値を入力して補正処理を実行させて、その後、補正処理を行なった後の仕上がり画像を画面で見ながら、どの部分をどのように補正すべきかを検討し、その検討結果から新たな補正処理の種類と補正値を入力して再び補正処理を行なう、という作業を試行錯誤的に繰り返し実行して、最終的に最適な画像を得ていた。
特開2003−259137
上記作業は、例えば画像の明るさを補正して、次いでコントラストを補正するというように、複数種類の補正処理を行なうときはもとより、明るさを補正して、気に入らなかったから再度明るさを補正するというように、一種類の補正処理について補正値を変更して再度実行する場合も同様に何度も繰り返す必要があった。このために、操作者にとって、一種類の補正処理を何度もやり直す場合にも作業性が悪いという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は、一種類の補正処理を何度もやり直す場合の作業性の向上を図ることにある。
前述した課題の少なくとも一部を解決するための手段として、以下に示す構成をとった。
本発明の画像補正装置は、
画像データで表わされる画像を補正する画像補正装置であって、
所定の種類の補正処理を前記画像に対して実行する補正手段と、
前記画像の全体もしくは一部についての前記補正手段による補正後画像を表わすウィンドウを表示装置に表示させるとともに、前記ウィンドウに対する操作者からの入力装置を用いた操作指令を受け付けるインターフェース手段と
を備えるとともに、
前記補正手段は、
前記補正処理に係る補正パラメータを予め複数記憶する補正パラメータ記憶手段と、
前記記憶された複数の補正パラメータを一つずつ用いて、前記画像に対して前記補正処理を複数回実行する補正処理実行手段と
を備え、
前記インターフェース手段は、
前記補正処理実行手段により実行された複数回の補正処理のそれぞれの補正結果を一覧表示する一覧表示手段と、
操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて、前記一覧表示手段により一覧表示された複数の補正結果から一つを選択する選択手段と、
前記選択された補正結果に基づいて、前記補正後画像を決定する補正後画像決定手段と
を備えることを特徴としている。
上記構成の画像補正装置によれば、補正手段によって、所定の種類の補正処理が、補正パラメータを変えて複数回実行されて、それぞれの補正結果が、一覧表示手段により一覧表示される。選択手段によれば、操作者による操作指令に基づいて、上記一覧表示された補正結果の中から一つが選択され、その選択された補正結果に基づく補正後画像がウィンドウに表示される。
したがって、操作者は、補正パラメータを入力しなくても、複数の補正パラメータに基づく各補正結果を一度に見ることができる。このために、操作者は、所定の種類の補正処理の仕上がり具合を確認するに際して、補正パラメータを一々入力する手間を省くことができ、さらには、複数回の補正処理を実行する操作も省くことができる。この結果、上記画像補正装置によれば、一種類の補正処理を補正パラメータを変更して実行する場合における操作者の作業性を向上することができるという効果を奏する。
前記インターフェース手段は、前記補正手段による補正前画像を、前記ウィンドウに表示する補正前画像表示手段を備える構成としてもよい。
この構成によれば、補正前画像と補正後画像とがウィンドウに表示されることから、操作者にとって補正処理の仕上がり具合の確認が容易である。
また、前記補正手段は、撮影装置で撮影して得られた画像の手ブレを補正する手ブレ補正処理を実行する構成として、前記補正パラメータ記憶手段は、前記補正パラメータとして、前記手ブレ補正処理の繰り返し回数を表わすパラメータを複数記憶する構成としてもよい。
この構成によれば、手ブレ補正処理の繰り返し回数を変えて得られる複数種類の補正後画像がウィンドウに一覧表示される。操作者は入力装置を操作することで、手ブレ補正処理の仕上がり具合が優れた画像を選択することができる。
上記手ブレ補正処理を行なう画像補正装置において、前記補正手段は、モーションブラーフィルタを用いて、前記画像に対して演算処理を行なうフィルタ演算手段と、前記画像と前記フィルタ演算手段により得られた画像との差分を演算する画像差分演算手段と、前記画像に対して前記差分を合成することにより、前記画像に対して前記手ブレの方向と反対側にぶれた画像を前記補正後画像として生成する画像合成手段と、前記フィルタ演算手段、画像差分演算手段および画像合成手段を、前記補正パラメータで表わされる前記繰り返し回数だけ繰り返し実行させる繰り返し実行手段とを備える構成とすることができる。
この構成によれば、手ブレを高精度に補正することができる。
本発明の画像補正方法は、
画像データで表わされる画像を補正する画像補正方法であって、
(a)所定の種類の補正処理を前記画像に対して実行する行程と、
(b)前記画像の全体もしくは一部についての前記行程(a)による補正後画像を表わすウィンドウを表示装置に表示させるとともに、前記ウィンドウに対する操作者からの入力装置を用いた操作指令を受け付ける行程と
を備えるとともに、
前記行程(a)は、
(a−1)前記補正処理に係る補正パラメータを予め複数記憶する行程と、
(a−2)前記記憶された複数の補正パラメータを一つずつ用いて、前記画像に対して前記補正処理を複数回実行する行程と
を備え、
前記行程(b)は、
(b−1)前記行程(a−2)により実行された複数回の補正処理のそれぞれの補正結果を一覧表示する行程と、
(b−2)操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて、前記行程(b−1)により一覧表示された複数の補正結果から一つを選択する行程と、
(b−3)前記選択された補正結果に基づいて、前記補正後画像を決定する行程と
を備えることを特徴としている。
本発明のコンピュータプログラムは、
画像データで表わされる画像を補正するためのコンピュータプログラムにおいて、
(a)所定の種類の補正処理を前記画像に対して実行する機能と、
(b)前記画像の全体もしくは一部についての前記機能(a)による補正後画像を表わすウィンドウを表示装置に表示させるとともに、前記ウィンドウに対する操作者からの入力装置を用いた操作指令を受け付ける機能と
をコンピュータに実現させるとともに、
前記機能(a)は、
(a−1)前記補正処理に係る補正パラメータを予め複数記憶する機能と、
(a−2)前記記憶された複数の補正パラメータを一つずつ用いて、前記画像に対して前記補正処理を複数回実行する機能と
を備え、
前記機能(b)は、
(b−1)前記機能(a−2)により実行された複数回の補正処理のそれぞれの補正結果を一覧表示する機能と、
(b−2)操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて、前記機能(b−1)により一覧表示された複数の補正結果から一つを選択する機能と、
(b−3)前記選択された補正結果に基づいて、前記補正後画像を決定する機能と
を備えることを特徴としている。
本発明の画像補正方法およびコンピュータプログラムによっても、本発明の画像補正装置と同様に、一種類の補正処理を補正パラメータを変更して実行する場合における操作者の作業性を向上することができるという効果を奏する。
本発明の記録媒体は、本発明のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。この記録媒体は、本発明のコンピュータプログラムと同様な作用・効果を有している。
本発明は、以下のような他の態様も含んでいる。その第1の態様は、本発明のコンピュータプログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給装置としての態様である。この第1の態様では、コンピュータプログラムをコンピュータネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を介して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロードし、これを実行することで、上記の方法や装置を実現することができる。
本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づき説明する。この実施例を、次の順序に従って説明する。
A.装置の構成:
B.コンピュータ処理:
B−1.処理の全体:
B−2.手ブレ補正:
C.作用・効果:
D.他の実施形態:
A.装置の構成:
図1は、本発明の一実施例を適用するコンピュータシステムの概略構成を示す説明図である。この実施例のコンピュータシステムは、本発明の画像補正装置を構成するパーソナルコンピュータ10を中心に備え、その周辺装置として、ディスプレイ20とキーボード22とマウス24を備える。さらに、パーソナルコンピュータ10には、デジタルカメラ26とCDドライブ28とプリンタ29が接続されている。キーボード22とマウス24は、本発明でいう入力装置に該当する。ディスプレイ20は、本発明でいう表示装置である。マウス24は、トラックボール、トラックパッド、タブレット等の他のポインティングデバイスに換えることができる。
パーソナルコンピュータ10は、中央演算処理装置としてのCPU11を中心にバス12により相互に接続されたメモリ13、表示画像メモリ14、ハードディスクドライブ15、入力制御ユニット16、表示制御ユニット17、出力制御ユニット18等を備える。メモリ13は、各種データ等を記憶するもので、CPU11の作業領域となる。表示画像メモリ14は、ディスプレイ20に表示する画像の画像データを一旦記憶するメモリである。
ハードディスクドライブ15は、画像補正装置のソフトウェアとしてのコンピュータプログラムPrを記憶する。また、ハードディスクドライブ15には、画像データDpが1または複数記憶されている。画像データDpは、デジタルカメラ26によって撮影した画像の画像データであり、ハードディスクドライブ15の所定の領域(例えば、ホルダ)に格納されている。画像は、カラー画像である。
入力制御ユニット16は、キーボード22やマウス24から入力操作を取り込み、デジタルカメラ26から画像データを取り込み、CDドライブ28からデータを取り込む制御ユニットである。表示制御ユニット17は、ディスプレイ20への信号出力を制御する制御ユニットである。出力制御ユニット18は、プリンタ29への印刷を制御する制御ユニットである。
コンピュータプログラムPrは、もともとは、記録媒体としてのCD−ROM(図示せず)に記憶されている。そのCD−ROMをCDドライブ28にセットして、所定のインストールプログラムを起動することで、コンピュータプログラムPrをCD−ROMから読み出してハードディスクドライブ15にインストールすることができる。このコンピュータプログラムPrをCPU11が実行することにより、本発明の画像補正装置の各種構成要件は実現される。
図1では、各種構成要件が、CPU11の内部で実現される機能のブロックによって示されている。すなわち、CPU11は、補正処理実行部30、インターフェース部32を機能として備える。インターフェース部32は、一覧表示部32a、選択部32bおよび補正後画像表示部32cを備える。補正処理実行部30は、メモリ13に備えられた繰り返し回数テーブルTb1とともに、補正部34を形成している。コンピュータプログラムPrは、実際は、デジタルカメラ26で撮影した画像を修整するフォトレタッチ用のアプリケーションプログラムであり、その中の一部のモジュールによって、上述した各部30、32の機能をパーソナルコンピュータ10に実現させる。各部30、32や繰り返し回数テーブルTb1については、後ほど詳述する。
なお、コンピュータプログラムPrは、CD−ROMに替えて、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬型記録媒体)に格納された構成として、これらから提供されたものとすることができる。また、このコンピュータプログラムPrは、外部のネットワークに接続される特定のサーバから、ネットワークを介して提供されたものとすることもできる。上記ネットワークとしては、インターネットであってもよく、特定のホームページからダウンロードして得たコンピュータプログラムであってもよい。あるいは、電子メールの添付ファイルの形態で供給されたコンピュータプログラムであってもよい。
B.コンピュータ処理:
B−1.処理の全体:
このコンピュータプログラムPrを起動すると、まず、ディスプレイ20にアプリケーションウィンドウが表示される。このアプリケーションウィンドウは、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を構成している。
図2は、アプリケーションウィンドウWDの一例を示す説明図である。図示するように、アプリケーションウィンドウWDの左側の処理メニュー欄MNには、[入力]、[修整]、[印刷]、[出力]の4種類のボタンBT1,BT2,BT3,BT4が、下方に向かって順に並んでおり、操作者は、これらボタンBT1〜BT4を順にマウス24によりクリックしていくことで、CRTディスプレイ12の画面上で、デジタルカメラ26で撮影した撮影画像を取り込み、修整して、出力する作業を進めていくことができる。
操作者は、まず、[入力]のボタンBT1をクリックすることで、ハードディスクドライブ15から画像データDpを取り込む処理を行なう。なお、ここでは、ハードディスクドライブ15に換えて、デジタルカメラ26から直接画像データを取り込む構成や、DVD等の他の記憶媒体から画像データを取り込む構成に換えることができる。この取り込んだ画像データDpは、アプリケーションウィンドウWDの作業フィールドFDWに表示される。
その後、操作者は、[修整]のボタンBT2をクリックすることで、上記取り込んだ画像データDpの修整を行なう。図2は、[修整]のボタンBT2がクリックされたときのものである。図示するように、アプリケーションウィンドウWDのメニューバーMBには、[ファイル]、[コースメニュー]、[編集]、[表示]、[修整]、[修復・加工]等のボタンが設けられている。[修整]のボタンをクリックすることにより、画像データDpに対して、回転やトリミングを行なったり、明度や彩度などの色補正を行なうことができる。図中には、[修復・加工]のボタンをクリックしたときに開くプルダウンメニューDMが示されている。操作者は、[修復・加工]のボタンをクリックし、プルダウンメニューDMから所望の選択肢をクリックすることにより、画像データDpに対して、「手ブレ補正」や「ピンボケ補正」等を行なうこともできる。
操作者は、[印刷]のボタンBT3をクリックすることで、上記修整済みの画像データDpを、出力制御ユニット18を介してプリンタ29から印刷することができる。また、操作者は、[出力]のボタンBT4をクリックすることで、上記修整済みの画像データDpを、HDD15や外部機器に出力することができる。
B−2.手ブレ補正:
上記「手ブレ補正」が、本発明に関わるものである。プルダウンメニューDMの[手ブレ補正]の選択肢がクリックされたときに実行される処理ルーチンについて、以下、詳細に説明する。
図3は、CPU11により実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。プルダウンメニューDMの[手ブレ補正]の選択肢がクリックされて、処理が開始されると、CPU11は、まず、[注目領域の指定]ウィンドウWD1を、ディスプレイ20に表示する処理を行なう(ステップS100)。
図4は、[注目領域の指定]ウィンドウWD1の一例を示す説明図である。図示するように、[注目領域の指定]ウィンドウWD1には、画像表示フィールドFD1と、[領域指定]ボタンBT11と、[拡大]ボタンBT12と、[縮小]ボタンBT13が設けられている。
画像表示フィールドFD1には、アプリケーションウィンドウWDの作業フィールドFDWに表示された画像データDp、すなわち、手ブレ補正の対象である画像データDpが表示される。表示の開始時には、表示倍率が調整され、画像データDpの画像全体が表示される。
「拡大」ボタンBT12は、画像表示フィールドFD1に表示された画像を拡大するためのスイッチである。「拡大」ボタンがクリックされると、「表示拡大モード」になり、画像上にマウスカーソルを移動するとマウスカーソルの形状が変化し、この状態でクリックを行なうことで、画像を10%単位で拡大することができる。同時にクリックした位置が画像表示フィールドFD1の中心に設定される。
「縮小」ボタンBT13は、画像表示フィールドFD1に表示された画像を縮小するためのスイッチである。「縮小」ボタンがクリックされると、「表示縮小モード」になり、画像上にマウスカーソルを移動するとマウスカーソルの形状が変化し、この状態でクリックを行なうことで、画像を10%単位で縮小することができる。同時にクリックした位置が画像表示フィールドFD1の中心に設定される。図4に示した例では、「拡大」ボタンBT13をクリックして上記のように操作がなされた結果、画像データDpは所望の倍率に拡大され、撮影画像に写ったピアノの角部辺りが、画像表示フィールドFD1の中心に位置するように表示されている。
[領域指定]ボタンBT11は、画像表示フィールドFD1に表示された撮影画像に対して注目する領域(以下、「注目領域」と呼ぶ)を指定するためのスイッチである。[領域指定]ボタンBT11がクリックされると、「領域指定モード」になり、撮影画像上をドラッグして始点と終点を結んだ直線を対角線とする矩形で注目領域を指定することができる。
図5は、注目領域SAの指定がなされた後の[注目領域の指定]ウィンドウWD1の一例を示す説明図である。図示するように、画像表示フィールドFD1に表示された画像に対して、矩形の線分によって注目領域SAが指定される。操作者は、[領域指定]ボタンBT11をクリックした後、ドラッグの操作により、画像表示フィールドFD1に表示された撮影画像上に所望の領域を指定することができる。図示の例では、撮影画像に写ったピアノの角部を中心として、注目領域SAが指定されている。ピアノの角部のように周囲との濃度値(階調値)の差が大きい領域の境界、すなわちエッジ部分は、手ブレが顕著に現われることから、手ブレの検出が容易であるためである。この注目領域SAを指定する処理が図3のステップS110である。
その後、[注目領域の指定]ウィンドウWD1において、[OK]ボタンBT14がクリックされると、[注目領域の指定]ウィンドウWD1は閉じられ、CPU11は、図3に示すように、続くステップS120に処理を進める。ステップS120では、ステップS110で指定された注目領域SAで囲まれた領域のデータを、注目画像データGSとして抽出する。なお、注目領域SAの指定が操作者によりなされない状態で、[OK]ボタンBT14がクリックされた場合には、画像データDp全体を注目画像データGSとする。
その後、CPU11は、注目画像データGSで示される注目画像についての手ブレの方向θ1と程度m1を検出する手ブレ方向・程度検出ルーチンを実行する(ステップS130)。
図6は、手ブレ方向・程度検出ルーチンの詳細を示すフローチャートである。図示するように、このルーチンに処理が移行すると、CPU11は、まず、初期設定として、変数m1と変数θ1にそれぞれ値0をセットする(ステップS131)。次いで、CPU11は、ステップS120で抽出した注目画像データGSを構成する画素を1つ注目画素として選択する処理を行なう(ステップS132)。次いで、CPU11は、その注目画素を中心とする縦方向に3画素、横方向に3画素の3×3の領域に対して、水平方向ソーベル(Sobel)フィルタを用いたフィルタ演算処理を実行する(ステップS133)。
図7は、水平方向ソーベルフィルタを示す説明図である。水平方向ソーベルフィルタは、縦方向に3画素、横方向に3画素の3×3のフィルタであり、図示のごとく、各ピクセルの重み係数が定められている。
ステップS133では、詳細には、注目画素を中心とする3×3の領域に対して、水平方向ソーベルフィルタに示される係数をそれぞれ乗算し、結果を合計するといったフィルタ演算処理を実行する。この合計値をThとする。
図6に戻り、ステップS133の実行後、CPU11は、ステップS131で選択された注目画素を中心とする縦方向に3画素、横方向に3画素の3×3の領域に対して、垂直方向ソーベル(Sobel)フィルタを用いたフィルタ演算処理を実行する(ステップS134)。
図8は、垂直方向ソーベルフィルタを示す説明図である。垂直方向ソーベルフィルタは、縦方向に3画素、横方向に3画素の3×3のフィルタであり、図示のごとく、各ピクセルの重み係数が定められている。
ステップS134では、詳細には、注目画素を中心とする3×3の領域に対して、垂直方向ソーベルフィルタに示される係数をそれぞれ乗算し、結果を合計するといったフィルタ演算処理を実行する。この合計値をTvとする。
ステップS134の実行後、CPU11は、ステップS133とステップS134のフィルタ演算処理により求められた合計値Th、Tvから、注目画素におけるエッジの方向θと程度mを算出する処理を行なう(ステップS135)。図9は、合計値Th、Tvとエッジの方向θ、程度mとの関係を示す説明図である。図示するように、ベクトル演算することで、合計値Th、Tvの和であるベクトルαが求まり、このベクトルαの方向θと長さmを、注目画素におけるエッジの方向θと程度mとする。
図6に戻り、ステップS135の実行後、CPU11は、ステップS135で求めた程度mが、変数m1より大きいか否かを判別する(ステップS136)。ここで、大きいと判別された場合には、変数m1に程度mを代入するとともに、変数θ1にステップS135で求めたエッジの方向θを代入する(ステップS137)。すなわち、程度mが、これまでの値より大きくなったときに、その程度mと方向θを、m1、θ1に記憶する処理を行なう。ステップS137の実行後、CPU11は、ステップS138に処理を進める。一方、ステップS136で、程度mが、変数m1以下であると判別された場合には、CPU11は、ステップS137を実行することなく、ステップS138に処理を進める。
ステップS138では、CPU11は、注目画像データGSの全画素についてステップS132ないしS137の処理が終了したか否かを判定し、終了していなければ、ステップS132で画素を次の画素に移行して、ステップS133ないしS137の処理を繰り返す。一方、ステップS138で全画素についての処理が終了したと判定された場合には、「リターン」に抜けて、このルーチンの処理を一旦終了する。
上記のように構成された手ブレ方向・程度検出ルーチンによれば、注目画像データGSの中で、エッジの程度が最大となる画素におけるエッジの方向θ1と程度m1が得られる。
図3に戻って、手ブレ方向・程度検出ルーチンを抜けると、CPU11は、ステップS140に処理を進めて、一覧表示用画像生成ルーチンを実行する。
図10は、一覧表示用画像生成ルーチンの詳細を示すフローチャートである。図示するように、このルーチンに処理が移行すると、CPU11は、まず、手ブレ方向・程度検出ルーチンで算出されたエッジの方向θ1と程度m1に基づいて、モーションブラー(Motion Blur)フィルタを算出する処理を行なう(ステップS141)。モーションブラーフィルタは、画像に対し「動作ぼかし」をかけるフィルタであり、動作の方向とぼかしの程度の入力に応じてフィルタの係数が定まる。すなわち、動作の方向θおよび程度mと、モーションブラーフィルタF1とは、次式(1)の関係が成り立つ。
F1=F(θ,m) ...(1)
ここで、Fは、モーションブラーフィルタを求める際の関数である。
そこで、ステップS141では、「動作の方向θ」を、手ブレ方向・程度検出ルーチンで算出されたエッジの方向θ1とし、「動作の程度m」を、手ブレ方向・程度検出ルーチンで算出されたエッジの程度m1として、上記式(1)の関係から、モーションブラーフィルタF1を算出する。
図11は、モーションブラーフィルタの一例を示す説明図である。モーションブラーフィルタF1は、縦方向に3画素、横方向に3画素の3×3のフィルタであり、図示のごとく、各ピクセルの重み係数が定められている。
図10に戻り、ステップS141の実行後、CPU11は、メモリ13に備えられた繰り返し回数テーブルTb1から一つの繰り返し回数データDfを読み出す処理を行なう(ステップS142)。
図12は、繰り返し回数テーブルTb1を示す説明図である。繰り返し回数テーブルTb1は、手ブレ補正処理の繰り返し回数を定めるテーブルで、図示するように、複数(8つ)の繰り返し回数データDfが記憶されている。この実施例では、繰り返し回数データDfとして、10回、20回、30回、40回、50回、60回、70回、80回が記憶されている。ステップS142では、実行される毎に、繰り返し回数テーブルTb1から繰り返し回数データDfを一つずつ順に読み出す。なお、繰り返し回数データDfは、上記例に限る必要はなく、1回、2回、3回、4回、5回、6回、7回、8回といった小さな回数としてもよいし、100回、200回といったより大きな回数としてもよい。また、繰り返し回数データDfの列は、等差級数に限る必要もない。
図10に戻って、ステップS142の実行後、CPU11は、変数fに値1をセットして(ステップS143)、ステップS120で抽出した注目画像データGSを演算用画像データCGSとしてコピーする処理を行なう(ステップ144)。
その後、CPU11は、演算用画像データCGSに対して、モーションブラーフィルタF1を用いたフィルタ演算処理を実行する(ステップS145)。詳細には、手ブレ方向・程度検出ルーチンと同様に、演算用画像データCGSから注目画素を選択して、その注目画素を中心とする縦方向に3画素、横方向に3画素の3×3の領域を抽出して、この3×3の領域に対して、フィルタ演算処理、ここでは、モーションブラーフィルタF1を用いたフィルタ演算処理を実行していくことで、このフィルタ演算処理によって求められた値に注目画素の階調値を変換する。この一連の処理を、注目画素を順次切り換えて、演算用画像データCGSの全画素について行なう。こうして得られた新たな画像データをぼかし画像データCGS*とする。
続いて、CPU11は、ステップS144で得られた演算用画像データCGSからステップS145で求められたぼかし画像データCGS*を引くことによって、両者の差分DSを演算する(ステップS146)。詳細には、演算用画像データCGSとぼかし画像データCGS*とを、画素毎にRGB毎の階調値の引き算を行なうことで、両画像データCGS、CGS*の差分DSの演算を行なう。
その後、CPU11は、ステップS146で算出された差分DSを、ステップS144で得られた演算用画像データCGSに加えて、新たな画像データCGSを生成する(ステップS147)。詳細には、演算用画像データCGSと差分DSとを、画素毎にRGB毎の階調値の足し算を行なうことで、両データCGS、DSを合成する演算を行なう。このステップS145からステップS147までの処理が、1回の手ブレ補正処理に相当する。
図13は、手ブレ補正処理の内容を概念的に示す説明図である。図中において、ハッチングの部分が、注目画像(すなわち、ここでは演算用画像データCGSが該当する)における所定の部位であり、ここでは、ピアノの角部を模式化したものである。この部位の画像部分には、手ブレによるぼけた部分を含んでいる。この手ブレの方向θ1と程度m1は、手ブレ方向・程度検出ルーチンにより自動的に検出されているが、図中のベクトルVは、この手ブレの方向θ1と程度m1を示すものである。ステップS145によれば、ベクトルVの方向θ1、長さm1でもって動作ぼかしがなされることから、ピアノの角部の下側境界線は、図中、1点鎖線の位置に移動し、この1点鎖線を境界とするぼかし画像CGS*が生成される。
ステップS146によれば、注目画像CGSからぼかし画像CGS*を引くことで両画像の差分DSが、図示するように求まり、ステップS147では、この差分DSを演算用画像データCGSに足し込むことで(ベクトルVの方向を正の方向とすると、差分DSは負の値をとることから)、演算用画像CGSから手ブレにより動作ぼかしされた分のいくらかを取り除くことができる。この結果、図中2点鎖線に示すように、手ブレ量が減少された新たな画像データCGS′を生成することができる。なお、図中、破線を境界とする画像TGSが、手ブレ部分が完全に除かれた画像である。この実施例では、上述した演算用画像データCGSを画像データCGS′に変形する手ブレ補正処理を複数回繰り返し実行することで、新たな画像データCGS′が、上記手ブレが完全に除かれた画像TGSに近づくようになされているが、これは次の処理によって実現されている。
すなわち、図10に戻って、ステップS147の実行後、CPU11は、変数fを値1だけインクリメントして(ステップS148)、その変数fが、ステップS142で読み出した繰り返し回数データDfを超えているか否かを判定し(ステップS149)、ここで、変数fが繰り返し回数データDfを超えていないと判定されると、ステップS145に処理を戻して、ステップS145ないしS147の手ブレ補正処理を繰り返し実行することで、ステップS147で生成された新たな画像データCGSが、手ブレが完全に除かれた画像TGSに近づくようになされている。
一方、ステップS149で、変数fが繰り返し回数データDfを超えたと判定された場合には、CPU11は、ステップS147で求めた画像データCGSを、一覧表示用の一画像(以下、「一覧表示用画像データ」と呼ぶ)VGSとして記憶する処理を行なう(ステップS150)。変数fが繰り返し回数データDfを超えた場合には、演算用画像データCGSに対して、繰り返し回数データDfで定まる回数の手ブレ補正処理が繰り返し実行されたことになることから、ステップS150では、この実行後の演算用画像データCGSを、一覧表示用画像データVGSとしてメモリ13に記憶している。続いて、CPU11は、この一覧表示用画像データVGSを一覧表示用テーブルTb2に登録する処理を行なう(ステップS151)。
図14は、ステップS151の実行後のメモリ13の内容を示す説明図である。図示するように、メモリ13には、上述した一覧表示用画像データVGSと、一覧表示用テーブルTb2とが格納されている。一覧表示用テーブルTb2は、繰り返し回数データDfと、一覧表示用画像データVGSのファイル名を示すファイル名データDgとが対となるように(1レコードとなるように)構成されている。ステップS150で、一覧表示用画像データVGSがメモリ13に記憶されると、ステップS151によれば、ステップS142で得られた繰り返し回数データDfと、そのメモリ13に記憶された一覧表示用画像データVGSについてのファイル名データDgとから構成される新たな1レコードを、一覧表示用テーブルTb2に追加する。
図10に戻って、ステップS151の実行後、CPU11は、ステップS142で読み出した繰り返し回数データDfは、繰り返し回数テーブルTb1に記憶されているデータの中の最後のものであるか否かを判定する(ステップS152)。ここで、最後のものでないと判定された場合には、ステップS142に処理を戻して、繰り返し回数テーブルTb1から次の繰り返し回数データDfを読み出して、ステップS144ないしS152の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS152で、繰り返し回数データDfは、繰り返し回数テーブルTb1に記憶されているデータの中の最後のものであると判定された場合には、「リターン」に抜けて、この一覧表示用画像生成ルーチンの処理を一旦終了する。
図15は、一覧表示用画像生成ルーチンの終了時のメモリ13の内容を示す説明図である。図示するように、一覧表示用テーブルTb2には、繰り返し回数テーブルTb1(図12参照)と同じだけの繰り返し回数データDfが登録されており、各繰り返し回数データDfに対して、一覧表示用画像データVGSのファイル名データDgがそれぞれ対となって登録されている。そして、メモリ13には、各ファイル名データDgで特定される複数(ここでは8枚)の一覧表示用画像データVGSが記憶されている。各一覧表示用画像データVGSは、一覧表示用テーブルTb2に登録された繰り返し回数データDf(すなわち、一覧表示用画像データVGSのファイル名データDgと対になる繰り返し回数データDf)で定まる回数分だけ手ブレ補正処理が繰り返し実行されて生成されたものである。
図3に戻って、一覧表示用画像生成ルーチンを抜けると、CPU11は、ステップS160に処理を進める。ステップS160では、CPU11は、手ブレ補正の対象である画像データDpについての手ブレ補正ルーチンを実行する。
図16は、画像データDpについての手ブレ補正ルーチンの詳細を示すフローチャートである。この手ブレ補正ルーチンは、図10の一覧表示用画像生成ルーチンと同様の手ブレ補正処理を、手ブレ補正の対象である画像データDpに対して実行するものである。図示するように、このルーチンに処理が移行すると、CPU11は、まず、手ブレ方向・程度検出ルーチンで算出されたエッジの方向θ1と程度m1に基づいて、モーションブラー(Motion Blur)フィルタを算出する処理を行なう(ステップS161)。この処理は、一覧表示用画像生成ルーチンのステップS141と同一である。その後、CPU11は、繰り返し回数Xfをセットする処理を行なう(ステップS162)。このステップS160では、繰り返し回数Xfとしてデフォルト値をセットする。デフォルト値としては、10回が予め定められている。なお、デフォルト値は、10回に換えて、20回、30回というように他の回数とすることもできる。
その後、CPU11は、一覧表示用画像生成ルーチンのステップS143ないしS149に対応したステップS163ないしS169の処理を実行する。すなわち、まず、変数fに値1をセットして(ステップS163)、手ブレ補正の対象である画像データDpを演算用画像データCDpとしてコピーする処理を行なう(ステップ164)。その後、画像データDpに対してモーションブラーフィルタF1を用いたフィルタ演算処理を実行して、ぼかし画像データCDp*を生成して(ステップS165)、演算用画像データCDpからそのぼかし画像データCDp*を引くことによって、両者の差分DSを演算する(ステップS166)。その後、CPU11は、ステップS166で算出された差分DSを、ステップS164で得られた演算用画像データCDpに加えて、新たな画像データCDpを生成する(ステップS167)。
続いて、CPU11は、変数fを値1だけインクリメントして(ステップS168)、その変数fが、ステップS162でセットした繰り返し回数データXfを超えているか否かを判定する(ステップS169)。ここで、変数fが繰り返し回数データXfを超えていないと判定されると、ステップS165に処理を戻して、ステップS165ないしS169の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS169で、変数fが繰り返し回数データXfを超えたと判定された場合には、CPU11は、手ブレ補正の対象である画像データDpに対して、ステップS165ないしS167の手ブレ補正処理がステップS162でセットした繰り返し回数Xfだけ実行されたとして、「リターン」に抜けて、画像データDpについての手ブレ補正ルーチンを一旦終了する。
図3に戻って、画像データDpについての手ブレ補正ルーチンを抜けると、CPU11は、ステップS170に処理を進める。ステップS170では、CPU11は、[手ブレ補正]ウィンドウWD2をディスプレイ20に表示する処理を行なう。
図17は、[手ブレ補正]ウィンドウWD2の一例を示す説明図である。図示するように、[手ブレ補正]ウィンドウWD2には、[元画像]表示フィールドFD11と、[補正後]表示フィールドFD12と、候補一覧表示フィールドFD13とが設けられている。下方には、[OK]ボタンBT21が設けられている。
[元画像]表示フィールドFD11には、手ブレ補正の対象である画像データDpが表示される。なお、画像データDpには、ステップS110で指定した注目領域SAを示す矩形が描かれている。候補一覧表示フィールドFD13には、ステップS140の一覧表示用画像生成ルーチンで得られた全ての一覧表示用画像データVGSが横方向に配列されている。図示では、6枚の一覧表示用画像データVGSが表示されているが、下方のスクロールバーSBがマウス24によって操作されることにより、全ての一覧表示用画像データ(図15の例では、8枚の画像データ)VGSの表示が可能となっている。各一覧表示用画像データVGSの下方には、一覧表示用テーブルTb2によって特定される繰り返し回数データDfの値(回数)が表示されている。詳細には、CPU11は、一覧表示用テーブルTb2から、各一覧表示用画像データVGSに対応するファイル名データDgを検索して、そのファイル名データDgと対になる繰り返し回数データDfを特定して、その繰り返し回数データDfの値を回数として表示する処理を行なっている。
なお、このステップS170の実行時には、図示するように、候補一覧表示フィールドFD13中の一番左側の画像、すなわち、繰り返し回数が「10回」である一覧表示用画像データVGSが、ハイライト表示されている。これは、ステップS160で画像データDpについての手ブレ補正ルーチンを実行する際にセットした繰り返し回数Xfのデフォルト値が"10"であったためであり、デフォルト値が、例えば"20"であった場合には、繰り返し回数が「20回」である一覧表示用画像データVGSが、ハイライト表示されることになる。
[補正後]表示フィールドFD12には、ステップS160の「画像データDpについての手ブレ補正ルーチン」で得られた補正後画像データCDpが表示される。この補正後画像データCDpは、候補一覧表示フィールドFD13の中の上記ハイライト表示された一覧表示用画像データVGSと対応するものである。すなわち、両画像データVGS、CDpは、同一の繰り返し回数でもって手ブレ補正処理が行なわれたもので、一覧表示用画像データVGSは、注目領域SAについての補正後画像であり、補正後画像データCDpは、画像データDpについての補正後画像である。
なお、候補一覧表示フィールドFD13に表示される各一覧表示用画像データVGSは、マウス24のクリック操作により選択可能となっており、ハイライト表示される一覧表示用画像データVGSをその選択されたものに変更することができる。操作者は、各一覧表示用画像データVGSを比較して、最も手ブレの少ない仕上がり具合のよいものをクリックする。このクリックされたときの動作が図3におけるステップS180ないしS200である。まず、候補一覧表示フィールドFD13の中の一覧表示用画像データVGSをクリックする操作がマウス24によってなされたか否かを判別する(ステップS180)。ここでクリックがなされたと判別された場合には、そのクリック操作により選択された一覧表示用画像データVGSから、繰り返し回数Sfを決定する処理を行なう(ステップS190)。この決定は、一覧表示用テーブルTb2から上記選択された一覧表示用画像データVGSを検索して、その一覧表示用画像データVGSと対になる繰り返し回数データDfを抽出することによって行なう。この結果、クリックされた一覧表示用画像データVGSの下方に表示された回数が繰り返し回数Sfとして定められることになる。
その後、CPU11は、前述したステップS160と同様の「画像データDpについての手ブレ補正ルーチン」を、繰り返し回数XfをステップS190で得られた繰り返し回数Sfに切り換えて実行する(ステップS200)。この結果、手ブレ補正処理を繰り返し回数Sfだけ繰り返し実行して得られた補正後画像データCDpを生成することができる。
続いて、その補正後画像データCDpを用いて、ディスプレイ20に表示された[手ブレ補正]ウィンドウWD2を更新するする(ステップS210)。詳細には、[手ブレ補正]ウィンドウWD2の[補正後]表示フィールドFD12に表示される画像を、ステップS200で得られた補正後画像データCDpに変更する。
図18は、仕上がり具合のよい一覧表示用画像データVGSが操作者のクリック操作により選択されたときの[手ブレ補正]ウィンドウWD2を示す説明図である。操作者は、各一覧表示用画像データVGSを比較して最も仕上がり具合のよいものをクリックしている。図示の例では、「50回」の一覧表示用画像データVGSが最も手ブレが少ないことから、これがクリックされてハイライト表示された状態、すなわち選択状態となっている。この「50回」の一覧表示用画像データVGSが選択されると、ステップS200によりその50回の繰り返し回数でもって手ブレ補正処理が実行され、ステップS210により、[補正後]表示フィールドFD12にはその補正後画像データCDpが表示される。
図17に示した[手ブレ補正]ウィンドウWD2に設けられた[OK]ボタンBT25は、[補正後]表示フィールドFD12に表示された補正後画像データCDpが良好だと操作者によって判断されたときに、操作者からのクリックを受け付けるものである。図3におけるステップS220では、[OK]ボタンBT21がクリックされたか否かを判別している。ここで、[OK]ボタンBT21がクリックされていないと判別された場合には、ステップS180に処理を戻して、ステップS180ないしS220の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS220で、[OK]ボタンBT21がクリックされたと判別された場合には、CPU11は、ステップS230に処理を進めて、[手ブレ補正]ウィンドウWD2を画面から消去して、その後、ステップS160またはS200で得られた補正後画像データCDpを、アプリケーションウィンドウWDに表示する(ステップS240)。ステップS240の実行後、「リターン」に抜けて、処理ルーチンを一旦終了する。
こうして得られた補正後画像データCDpは、手ブレが補正された修整済み画像データとして、アプリケーションウィンドウWDの[印刷]、[出力]のボタンBT3,BT4が操作されることで印刷や出力が可能となる。
なお、図18に戻って、[元画像]表示フィールドFD11に表示された画像データDpに重畳された注目領域SAを示す矩形は、操作者によるマウス24の操作により移動することが可能である。図19は、その移動の様子を示す説明図である。図示するように、注目領域SAを示す矩形内にマウスカーソルMCを移動し、マウス24の左ボタン24aをクリックしながらドラッグすることにより、図中破線で示す位置から実線で示す位置に移動することができる。
図20は、図19で示した注目領域SAの移動がなされたときの[手ブレ補正]ウィンドウWD2を示す説明図である。図示するように、注目領域SAの移動がなされると、候補一覧表示フィールドFD13に表示される一覧表示用画像データVGSも、その注目領域SAについての手ブレ補正処理後の画像に変更される。この動作は、CPU11が、注目領域SAを移動するドラッグ操作を受けたときに、図3におけるステップS120〜S140およびステップS200〜S210と同様の処理を実行することで実現できる。
図1に示した補正処理実行部30は、CPU11により実行されるステップS140に対応する。インターフェース部32に備えられる一覧表示部32aは、CPU11により実行されるステップS170に対応し、選択部32bは、CPU11により実行されるステップS180に対応し、補正後画像表示部32cは、CPU11により実行されるステップS190ないしS210に対応する。
C.作用・効果:
以上のように構成されたこの実施例のコンピュータシステムによれば、デジタルカメラ26で撮影して得られた画像データDpの手ブレを補正する手ブレ補正処理を実行することができる。この手ブレ補正処理は繰り返し回数を変えることで、画像の仕上がり具合が大きく変化する。このため、この実施例では、10回、20回、...、80回と繰り返し回数を変えて手ブレ補正処理を予め実行しておき、それぞれの補正結果(一覧表示用画像データVGS)が、[手ブレ補正]ウィンドウWD2の候補一覧表示フィールドFD13に一覧表示される構成としている。さらに、操作者によるマウス24のクリック操作によって、上記一覧表示された一覧表示用画像データVGSの中から一つが選択され、その選択された一覧表示用画像データVGSに基づく補正後画像データCDpが、[手ブレ補正]ウィンドウWD2の[補正後]表示フィールドFD12に表示される構成としている。
このため、操作者は、補正パラメータとしての繰り返し回数を入力しなくても、複数の繰り返し回数に基づく各補正結果を一度に見ることができる。このために、操作者は、手ブレ補正処理の仕上がり具合を確認するに際して、繰り返し回数を一々入力する手間を省くことができ、さらには、複数回の手ブレ補正処理を実行する操作も省くことができる。この結果、操作者の作業性を向上することができるという効果を奏する。
この実施例では、[手ブレ補正]ウィンドウWD2に、手ブレ補正処理による補正前画像と補正後画像が表わされることから、操作者は、両画像を比較することで、手ブレ補正処理により手ブレがうまく補正されたか否かを容易に判定することができる。
D.他の実施形態:
なお、この発明は上記の実施例や変形例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)前記実施例では、[手ブレ補正]ウィンドウWD2には、[元画像]表示フィールドFD11と、[補正後]表示フィールドFD12と、候補一覧表示フィールドFD13とが設けられていたが、これに換えて、[補正後]表示フィールドFD12と、候補一覧表示フィールドFD13とが設けられた構成とすることができる。また、候補一覧表示フィールドFD13だけが設けられた構成とすることもできる。
(2)前記実施例では、候補一覧表示フィールドFD13に表示される一覧表示用画像データは、画像データDpの一部である注目領域SAについてのものであったが、これに換えて、画像データDpの全体であってもよい。
(3)前記実施例では、画像を補正する補正処理として、手ブレ補正処理を採用して、補正パラメータとして、手ブレ補正処理の繰り返し回数を表わす繰り返しデータDfとしていたが、これに換えて、他の画像補正処理とすることができる。例えば、アンシャープマスクをかけることにより画像のピンボケを補正するピンボケ補正処理を採用して、補正パラメータとして、そのピンボケ補正処理の繰り返し回数を表わす繰り返しデータとしてもよい。あるいは、画像の特定成分(例えば、高周波成分)を取り除くことによりノイズ除去を行なうノイズ除去処理を採用して、補正パラメータとして、ノイズ除去処理の繰り返し回数を表わす繰り返しデータとしてもよい。また、補正パラメータを、補正処理の繰り返し回数を表わす繰り返しデータに限る必要もない。例えば、画像補正処理を、画像の明るさを補正する処理として、補正パラメータとして、明るさの強度とすることができる。あるいは、コントラスト、色相、彩度等、種々の画像補正処理に採用することもできる。
(4)前記実施例では、手ブレ補正を行なう手ブレ補正ルーチンを、モーションブラーフィルタを用いてフィルタリングすることにより動作ぼかしを行なって、手ブレ補正を行なう構成であったが、この方法に限る必要もなく、要は、手ブレ補正処理の繰り返し回数の入力を受けて、該入力に基づいて手ブレ補正処理を実行するものであればどのような構成とすることもできる。
(5)前記実施例では、手ブレを補正する対象としての画像データDpは、デジタルカメラ26により撮影したものとしたが、これに替えて、カラースキャナ等を用いて獲得した銀塩写真の画像データであってもよい。要は、なんらかの撮影装置(例えば、静止画の撮影機能を持ったビデオカメラ)で撮影して得られた撮影画像を獲得する構成であれば、どのような構成であってもよい。例えば、HDD15等の記憶装置に予め用意したものに換えて、ネットワークを介して外部から取り込んだものであってもよい。また、必ずしもカラーの画像データである必要もなく、白黒の画像データに適用することもできる。
本発明の一実施例を適用するコンピュータシステムの概略構成を示す説明図である。 アプリケーションウィンドウWDの一例を示す説明図である。 CPU11により実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。 [注目領域の指定]ウィンドウWD1の一例を示す説明図である。 注目領域SAの指定がなされた後の[注目領域の指定]ウィンドウWD1の一例を示す説明図である。 手ブレ方向・程度検出ルーチンの詳細を示すフローチャートである。 水平方向ソーベルフィルタを示す説明図である。 垂直方向ソーベルフィルタを示す説明図である。 合計値Th、Tvとエッジの方向θ、程度mとの関係を示す説明図である。 一覧表示用画像生成ルーチンの詳細を示すフローチャートである。 モーションブラーフィルタF1の一例を示す説明図である。 繰り返し回数テーブルTb1を示す説明図である。 手ブレ補正処理の内容を概念的に示す説明図である。 ステップS151の実行後のメモリ13の内容を示す説明図である。 一覧表示用画像生成ルーチンの終了時のメモリ13の内容を示す説明図である。 画像データDpについての手ブレ補正ルーチンの詳細を示すフローチャートである。 [手ブレ補正]ウィンドウWD2の一例を示す説明図である。 仕上がり具合のよい一覧表示用画像データVGSが操作者のクリック操作により選択されたときの[手ブレ補正]ウィンドウWD2を示す説明図である。 注目領域SAを移動する様子を示す説明図である。 図19で示した注目領域SAの移動がなされたときの[手ブレ補正]ウィンドウWD2を示す説明図である。
符号の説明
10...パーソナルコンピュータ
11...CPU
12...バス
13...メモリ
14...表示画像メモリ
15...ハードディスクドライブ
16...入力制御ユニット
17...表示制御ユニット
18...出力制御ユニット
20...ディスプレイ
22...キーボード
24...マウス
26...デジタルカメラ
28...CDドライブ
29...プリンタ
30...手ブレ補正部
32...インターフェース部
32a...補正前画像拡大表示部
32b...手ブレ方向・程度入力部
Pr...コンピュータプログラム
F1、F2...モーションブラーフィルタ
WD...アプリケーションウィンドウ
FD1...画像表示フィールド
FDW...作業フィールド
SA...注目領域
GS...注目画像データ
TGS...補正後注目画像データ
WD1...[注目領域の指定]ウィンドウ
WD2...[手ブレ補正]ウィンドウ
FD11...[元画像]表示フィールド
FD12...[補正後]表示フィールド
BT26...[手動補正]ボタン
WD3...[手動補正]ウィンドウ
FD21...[元画像]表示フィールド
FD22...[補正後]表示フィールド
TL...グラフィックスツール
MK1...マーク
MK2...マーク
LN...直線
θ1、θ2...手ブレの方向
m1、m2...手ブレの程度

Claims (9)

  1. 画像データで表わされる画像を補正する画像補正装置であって、
    所定の種類の補正処理を前記画像に対して実行する補正手段と、
    前記画像の全体もしくは一部についての前記補正手段による補正後画像を表わすウィンドウを表示装置に表示させるとともに、前記ウィンドウに対する操作者からの入力装置を用いた操作指令を受け付けるインターフェース手段と
    を備えるとともに、
    前記補正手段は、
    前記補正処理に係る補正パラメータを予め複数記憶する補正パラメータ記憶手段と、
    前記記憶された複数の補正パラメータを一つずつ用いて、前記画像に対して前記補正処理を複数回実行する補正処理実行手段と
    を備え、
    前記インターフェース手段は、
    前記補正処理実行手段により実行された複数回の補正処理のそれぞれの補正結果を一覧表示する一覧表示手段と、
    操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて、前記一覧表示手段により一覧表示された複数の補正結果から一つを選択する選択手段と、
    前記選択された補正結果に基づいて、前記補正後画像を決定する補正後画像決定手段と
    を備える画像補正装置。
  2. 請求項1に記載の画像補正装置であって、
    前記インターフェース手段は、
    前記補正手段による補正前画像を、前記ウィンドウに表示する補正前画像表示手段
    を備える画像補正装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像補正装置であって、
    前記補正手段は、
    撮影装置で撮影して得られた画像の手ブレを補正する手ブレ補正処理を実行する構成であり、
    前記補正パラメータ記憶手段は、
    前記補正パラメータとして、前記手ブレ補正処理の繰り返し回数を表わすパラメータを複数記憶する構成である、
    画像補正装置。
  4. 請求項3に記載の画像補正装置であって、
    前記補正手段は、
    モーションブラーフィルタを用いて、前記画像に対して演算処理を行なうフィルタ演算手段と、
    前記画像と前記フィルタ演算手段により得られた画像との差分を演算する画像差分演算手段と、
    前記画像に対して前記差分を合成することにより、前記画像に対して前記手ブレの方向と反対側にぶれた画像を前記補正後画像として生成する画像合成手段と、
    前記フィルタ演算手段、画像差分演算手段および画像合成手段を、前記補正パラメータで表わされる前記繰り返し回数だけ繰り返し実行させる繰り返し実行手段と
    を備える画像補正装置。
  5. 画像データで表わされる画像を補正する画像補正方法であって、
    (a)所定の種類の補正処理を前記画像に対して実行する行程と、
    (b)前記画像の全体もしくは一部についての前記行程(a)による補正後画像を表わすウィンドウを表示装置に表示させるとともに、前記ウィンドウに対する操作者からの入力装置を用いた操作指令を受け付ける行程と
    を備えるとともに、
    前記行程(a)は、
    (a−1)前記補正処理に係る補正パラメータを予め複数記憶する行程と、
    (a−2)前記記憶された複数の補正パラメータを一つずつ用いて、前記画像に対して前記補正処理を複数回実行する行程と
    を備え、
    前記行程(b)は、
    (b−1)前記行程(a−2)により実行された複数回の補正処理のそれぞれの補正結果を一覧表示する行程と、
    (b−2)操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて、前記行程(b−1)により一覧表示された複数の補正結果から一つを選択する行程と、
    (b−3)前記選択された補正結果に基づいて、前記補正後画像を決定する行程と
    を備える画像補正方法。
  6. 請求項5に記載の画像補正方法であって、
    前記行程(a)は、
    撮影装置で撮影して得られた画像の手ブレを補正する手ブレ補正処理を実行する構成であり、
    前記行程(a−1)は、
    前記補正パラメータとして、前記手ブレ補正処理の繰り返し回数を表わすパラメータを複数記憶する構成である、
    画像補正方法。
  7. 画像データで表わされる画像を補正するためのコンピュータプログラムにおいて、
    (a)所定の種類の補正処理を前記画像に対して実行する機能と、
    (b)前記画像の全体もしくは一部についての前記機能(a)による補正後画像を表わすウィンドウを表示装置に表示させるとともに、前記ウィンドウに対する操作者からの入力装置を用いた操作指令を受け付ける機能と
    をコンピュータに実現させるとともに、
    前記機能(a)は、
    (a−1)前記補正処理に係る補正パラメータを予め複数記憶する機能と、
    (a−2)前記記憶された複数の補正パラメータを一つずつ用いて、前記画像に対して前記補正処理を複数回実行する機能と
    を備え、
    前記機能(b)は、
    (b−1)前記機能(a−2)により実行された複数回の補正処理のそれぞれの補正結果を一覧表示する機能と、
    (b−2)操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて、前記機能(b−1)により一覧表示された複数の補正結果から一つを選択する機能と、
    (b−3)前記選択された補正結果に基づいて、前記補正後画像を決定する機能と
    を備えることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラムであって、
    前記機能(a)は、
    撮影装置で撮影して得られた画像の手ブレを補正する手ブレ補正処理を実行する構成であり、
    前記機能(a−1)は、
    前記補正パラメータとして、前記手ブレ補正処理の繰り返し回数を表わすパラメータを複数記憶する構成である、
    コンピュータプログラム。
  9. 請求項7または8に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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