JP2006155023A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 再度トリミングを行う際に、以前設定を行った状態と同様の状態から作業を行う事が可能であり、トリミング作業の効率化を図ることを課題とする。
【解決手段】 画像を表示する表示手段と、表示された画像の所定の領域を拡大する拡大手段と、拡大された画像の所定の領域をトリミング設定するトリミング設定手段と、拡大された画像の拡大設定及びトリミング設定を記録する記録手段とを有する画像処理装置が提供される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像の拡大及びトリミング機能を有する画像処理技術に関する。
従来の画像処理装置では、液晶ディスプレイ等を具備しており、画像を記録する記録媒体から記録画像を画像信号に変換して液晶ディスプレイ等に表示することが可能である。しかし、これらの液晶ディスプレイ等は大きさが限られている為に全ての画素を表示することができない。従って画像の全体を表示する場合には、画素を間引いたりするなどして表示する画素数を減らして表示する。すると今度は、表示画像の詳細な確認を行う事が難しいという問題が生じる。このような問題に対して、画像信号の所定の場所を拡大して表示する事により、詳細な画像確認を行う事を可能とした、拡大表示機能を有する画像処理装置が多く提案されている。
以下、拡大表示機能について図面を用いて説明する。拡大表示機能は、表示手段によって表示された画像を、拡大機能により、表示されている画像信号の所定の位置を拡大し、表示手段により表示する機能である。
記録媒体から記録画像が表示手段により表示された画像が図8である時、拡大表示機能により表示される画像は図9(a)の点線で表される長方形の枠内部分となる。この範囲は拡大倍率により変化する。つまり、拡大倍率が高ければより小さい領域を拡大するために、枠の大きさは小さなものとなり、拡大倍率が低ければより広い領域を拡大するために、枠は大きなものとなる。そして、図9(a)の点線矩形枠内だけを表示したものが図9(b)であり、この画像が表示手段により表示される。
この時、画像の別の場所を拡大して確認したい場合は、位置選択手段により拡大表示する領域を変更し、必要な画像を得る。例えば、図9(b)において現在の画像よりも上方の位置に拡大領域を変更したものが図9(c)となる。
また、画像における所定の領域の画像編集を行う技術である、画像トリミング機能を有する画像処理装置も多く存在している。以下、トリミング機能について図面を用いて説明する。トリミング機能は、表示手段によって表示された画像の所定の領域を切り出すことを行う機能である。
記録媒体から記録画像が表示手段により表示された画像が図8である時、トリミング機能を用いる事により、切り出しを行う領域を図10(a)の矩形等を用いて指定を行う。切り出す領域の大きさを変更する場合は、図10(b)のように、この矩形領域の大きさを変更することにより行われる。また、矩形領域の位置を変更したい場合は、トリミング位置選択手段により指定したい領域を変更する。図10(b)において現在よりも上方の位置に指定領域を変更したものが図10(c)となる。
さらに、これらの画像拡大機能と画像トリミング機能を同時に駆使することにより、液晶ディスプレイ上に表示された拡大表示画像上でトリミング作業を行う事を可能にすることにより、限られた液晶ディスプレイ上でより詳細な画像編集を行う事を可能とした画像処理装置も存在している。
以下に画像拡大機能と画像トリミング機能を同時に駆使した場合について図面を用いて説明する。
図8の画像を拡大表示機能により図11(a)の画像のように拡大表示された場合、この状態でトリミングが行われると、図11(b)の状態となり、トリミング領域に矩形が表示される。この矩形領域の大きさや位置を変更することにより、図11(c)のような状態となり、より詳細なトリミング編集を可能としている。
また、下記の特許文献1には、フル表示エリア内の拡大エリアを任意の位置に移動又は変形すると、それに連れて、拡大画像表示エリアに表示される拡大画像も移動又は変化する画像処理装置が開示されている。
特開平11-103436号公報
既存の技術では、同一画像について複数回、拡大画像上での画像トリミング編集を行う際には、煩わしさを伴っていた。つまり、一度拡大画像上でのトリミング編集作業を行った後、再びこれらの作業を行おうとした場合、画像を拡大手段により拡大表示した後、拡大する領域を所望する位置に移動する。その後、トリミング編集作業を行うといったような、手順をふまなければならない。
画像処理を行う際に、画像におけるトリミングを行いたい部分は、画像処理を行うユーザーの好みの位置に集中している場合が多い。さらに、一連の連続した画像のトリミング編集を行う際も、トリミングを行いたい部分の位置は、ほぼ同一の領域となる場合が多い。また、これらの作業は全てユーザーによる手作業で行う必要がある。この為、これらの手順の繰り返しは、煩わしさを伴うだけでなく、詳細な位置までに至る同一のトリミング画像を作成する為の大きな妨げとなっている。
さらに、トリミング編集を行った際には、トリミング編集が行われた画像において、様々な付加設定が行われる場合がある。例えば、トリミング編集を行った画像を、外付けのプリンタ等に転送してトリミング画像のプリントアウトをする場合、プリントする紙サイズや、プリント枚数などのプリント情報の設定がなされる。
しかし、既存の技術では、これらのプリント情報設定は画像のトリミング編集を行う際には、何度も設定を行わなければならない。これらのプリント情報は、同一のトリミング編集画像の場合、一致する場合が多く、再設定を行わなければならない煩わしさを伴っていた。
本発明の目的は、再度トリミングを行う際に、以前設定を行った状態と同様の状態から作業を行う事が可能であり、トリミング作業の効率化を図ることである。
本発明の画像処理装置は、画像を表示する表示手段と、前記表示された画像の所定の領域を拡大する拡大手段と、前記拡大された画像の所定の領域をトリミング設定するトリミング設定手段と、前記拡大された画像の拡大設定及び前記トリミング設定を記録する記録手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、画像を表示する表示ステップと、前記表示された画像の所定の領域を拡大する拡大ステップと、前記拡大された画像の所定の領域をトリミング設定するトリミング設定ステップと、前記拡大された画像の拡大設定及び前記トリミング設定を記録する記録ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、上記の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
再度トリミングを行う際に、以前設定を行った拡大設定及びトリミング設定と同様の状態から作業を行う事が可能であり、トリミング作業の効率化を図ることができる。
以下、図面を用いて本発明の最良な実施の形態を詳細に説明する。ただし、本実施の形態において例示される構成要素の寸法、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明がそれらの例示に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態における画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。まず、図1を参照しながら各部の構成及び動作を説明する。
制御部11はプログラム記憶部14にあらかじめ格納されているプログラムに従って、画像処理装置における全体の動作を制御する。表示部12は、画像の再生や、画像に関する情報や更には画像処理装置の詳細な各種設定状態表示等も表示することが可能なカラー液晶素子である。画像処理制御部13は、表示画像に対する画像の拡大手段及び、画像のトリミング手段を有しており、それに適応した計算処理が行われる。
内部記憶部15は、画像処理装置の設定情報や、表示画像の付加情報等を記憶格納するための記憶手段である。メモリーカード18は画像を格納する記録媒体であり、メモリーカードI/F17はメモリーカード18に記録されている画像を画像信号に変換するための変換手段である。15は内部記憶部、16はメモリ部、19はシリアルI/F(インターフェース)である。
20は拡大表示時の位置設定時及びトリミング編集時のトリミング位置設定時には、横方向の位置を設定する為の第一情報入力部である。21は拡大表示時の位置設定時及びトリミング編集時のトリミング位置設定時には、縦方向の位置を設定する為の第二情報入力部である。
22から32は各種の設定や選択を行うためのデジタル系設定選択手段であり、主に表示部12に対応した画像処理に関する各種設定や選択を行う為に用いる。22はプリントボタンである。23はメニューボタンで、表示部12に画像処理装置の設定メニューを表示させる際に用いる。24はセレクトボタンでメニューボタン23の押下により表示部12に画像処理装置の設定メニューが表示されている際の各種選択や、画像の再生時は、画像選択の際に用いる。25は画像表示ボタンで、このボタンを押すことにより画像の表示が行われる。26は画像消去ボタンである。
27は拡大表示ボタンであり、拡大表示モードへ入る時に使用し、拡大表示時には、拡大倍率アップを指示する役目もする。28は拡大率ダウンボタンで、拡大表示中に、拡大倍率を落とす指示をするために用いる。29はトリミングボタンであり、トリミングモードへ入る時に使用し、トリミング時にはトリミング領域の拡張を指示する役目もする。30はトリミング領域縮小ボタンで、トリミング中にトリミング領域の縮小を指示するために用いる。31は再トリミングボタンであり、以前トリミング設定した状態を再構築させるためのボタンである。32はトリミング設定確認ボタンであり、トリミング設定が行われた画像の確認を行うために用いる。
図2は本実施形態における画像処理装置の背面図である。図2において、図1と同じ構成要素には同じ参照番号を付し、詳細は省略する。
表示部12は図2に示すように画像処理装置の背面に配置される。また、22から32のデジタル系設定手段も画像処理装置の背面に配置される。また、第一情報入力部20と第二情報入力部21は、本実施形態では回転式のダイアル入力操作部材により構成されており、画像処理装置の背面に配置されている。
次に上記構成を有する画像処理装置における画像表示動作について図3のフローチャートを参照して説明する。表示部12に画像が表示されていない状態で画像表示ボタン25が押下されると、画像表示モードに入る。なお、各画像には自動的に番号がふられているものとする。画像表示モードに入ると、制御部11はステップS101で内部記憶部15に記憶されている画像番号を取得する。ステップS102では、取得した画像番号に対応した画像データをメモリーカード18に格納されている画像ファイルから読み出す。メモリーカードI/F17によりその画像データが画像信号に変換され、その画像信号をメモリ部16に格納する。その後、ステップS103で、表示部12に備えられている表示手段により、その画像をカラー液晶素子上に表示させる。
一方、ステップS104でセレクトボタン24が押下されると、画像選択状態になり、ステップS110に進む。ステップS110では第一情報入力部20又は第二情報入力部21が操作されると、表示する画像番号が変更される。例えば第一情報入力部20又は第二情報入力部21を右回しにすると画像番号は大きくなり、左回しにすると画像番号は小さくする。
ステップS110で表示する画像番号が決定されるとステップS111で表示する画像番号が内部記憶部15に記憶され、ステップS101へ戻る。以下、ステップS101〜S103の処理により選択された画像が表示部12に表示される。
また、ステップS105で再トリミングボタン31が押下されると、ステップS112に進み、再トリミング設定処理を行う。この再トリミング設定処理については図6を用いて後に詳細に後述する。
再トリミング設定処理後、ステップS116に進みトリミング設定に伴う処理を行う。このトリミング設定に伴う処理については、図7を用いて後に詳細に後述する。
一方、ステップS105で再トリミングボタンが押下されず、ステップS106で拡大表示ボタン27が押下されると、ステップS113に進み、トリミング中であるかの判別を行う。トリミング中でない場合はステップS114の拡大表示処理へ進む。この拡大表示処理については、図4を用いて後に詳細に後述する。
また、ステップS107でトリミングボタン29が押下されると、ステップS115に進み、トリミング設定処理を行う。トリミング処理については図5を用いて後に詳細に後述する。トリミング設定処理が行われた後、ステップS116の後述するトリミング設定に伴う処理を行う。
また、ステップS108で画像表示終了ボタン25が押下されると、ステップS109に進んで表示部12のカラー液晶素子を消灯し、画像再生処理を終了する。
次に、拡大表示処理について図4のフローチャートを参照して説明する。図3のステップS106までに表示する画像番号は既に確定しているので、次のステップS201より画像番号に対応した画像データをメモリーカード18に格納されている画像ファイルから読み出す。メモリーカードI/F17によりその画像データが画像信号に変換され、その画像信号がメモリ部16に格納される。その後、ステップS202により、内部記憶部15から設定されている拡大画像領域の取得が行われる。ステップS203により、メモリ部16に格納された画像信号を画像処理制御部13に備えられている拡大手段により取得した拡大画像領域に基づいて拡大し、拡大した画像を表示部12のカラー液晶素子上に表示させる。
次に、ステップS204で拡大表示ボタン27が再び押下されると、ステップS207により拡大倍率がアップされ、ステップS210によって変更された拡大率が、内部記憶部15に記憶される。その後、ステップS201に戻り、以下ステップS201〜S203の処理により更に拡大された拡大画像が表示部12のカラー液晶素子上に表示される。
次に、ステップS205で拡大率ダウンボタン28が押下されると、ステップS208により拡大倍率のダウンが行われ、ステップS210によって変更された拡大率が、内部記憶部15に記憶される。その後、ステップS201に戻り、以下ステップS201〜S203の処理により前画像より縮小された拡大画像が表示部12のカラー液晶素子上に表示される。
次に、ステップS206で第一情報入力ボタン20、あるいは第二情報入力ボタン21により拡大表示位置の変更が行われた場合、ステップS209により第一情報入力ボタン20及び第二情報入力21ボタンの回転方向及び回転量より拡大位置の変更が行われ、ステップS210によって変更された拡大位置が、内部記憶部15に記憶される。その後、ステップS201に戻り、以下ステップS201〜S203の処理により拡大位置が変更された拡大画像が表示部12のカラー液晶素子上に表示される。
次に、トリミング設定処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。図3のステップS115までに、拡大した画像が表示部12のカラー液晶素子上に表示されている。従って、ステップS301により、内部記憶部15からトリミング領域を取得し、拡大表示した画像上に、画像処理制御部13に備えられたトリミング設定手段により、画像処理装置の初期拡大倍率と拡大位置に基づいたトリミング領域が指定される。
本実施形態では図12(c)に示すように、拡大画像上にトリミング枠表示を行い、この枠内の画像をトリミング領域とすることにより、トリミング領域の指定を行う。
次に、ステップS303でトリミングボタン29が押下されると、ステップS307によりトリミング領域の拡大が行われる。ステップS310により内部記憶部15にトリミング領域の保存が行われ、ステップS301に戻り、ステップS301、S302により、拡大表示画像上に拡大されたトリミング枠が、表示部12のカラー液晶素子上に表示される。
次に、ステップS304で領域縮小ボタン30が押下されると、ステップS308により、トリミング領域の縮小が行われる。ステップS310により内部記憶部15にトリミング領域の保存が行われ、ステップS301に戻り、ステップS301、S302により、拡大表示画像上に縮小されたトリミング枠が、表示部12のカラー液晶素子上に表示される。
次に、ステップS305で第一情報入力ボタン20、あるいは第二情報入力ボタン21によりトリミング領域位置の変更が行われた場合、ステップS309により第一情報入力ボタン20及び第二情報入力21ボタンの回転方向及び回転量よりトリミング領域位置の変更が行われる。ステップS310により内部記憶部15にトリミング領域の保存が行われ、ステップS301に戻り、ステップS301、S302により、トリミング領域位置が変更された拡大画像が表示部12のカラー液晶素子上に表示される。
次に、ステップS306により、現在設定されている拡大表示情報及びトリミング設定情報の保存が行われる。拡大表示情報及びトリミング設定情報はメモリーカードIF17を介して、メモリーカード18の記録媒体に保存される。上記の保存先はメモリーカードに限らず、他の外付け記録媒体や、画像処理装置のメモリ等に保存してもかまわない。さらに、保存方法としては、各画像の付属情報として保存してもよいし、全ての画像に対して行った拡大表示情報及びトリミング設定情報をまとめて管理するようにしてもよい。
次に、再トリミング処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS401により、以前に設定保存した拡大表示情報及び、トリミング設定情報をメモリーカードIF17を介して、記録媒体であるメモリーカード18から取得する。設定保存した情報がない場合はステップS403に進み、上記したトリミング設定処理を行う。次にステップS402では、取得した拡大表示情報、トリミング設定情報を用いて、トリミング設定画面の再構築を行い表示する。
次に、トリミングに伴う処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS501により、シリアルI/F19に外付けプリンタが接続されているかを確認する。接続されていない場合はそのまま終了する。
次に、ステップS502により、拡大設定状態及び、トリミング設定状態に対応した関連情報(プリント情報)をメモリーカードIF17を介して、記録媒体であるメモリーカード18から取得する。関連情報がない場合は、ステップS507で、画像処理装置に設定される初期デフォルト値でプリント情報(プリント設定情報)が設定される。関連情報がある場合は、ステップS503で、取得した関連情報でプリント情報が設定される。
次に、ステップS504において、設定されたプリント情報の変更設定が可能となる。ここでいう、プリント情報とは、プリント紙サイズやプリント枚数のことである。
次に、ステップS505により、トリミング設定された領域内の画像が、外付けプリンタによりプリントが実行される。
次に、ステップS506により、プリント実行された際のプリント情報が、拡大表示情報、トリミング設定情報に関連付けられて、メモリーカードIF17を介して、メモリーカード18の記録媒体に保存される。
また、記録媒体であるメモリーカード18に大量の画像が格納されている場合、トリミング設定を行った画像を選択し、トリミング設定状態を確認することは非常に困難を極める。このことを解決する為に、本実施形態では、トリミング設定確認ボタン32を押下することにより、記録媒体であるメモリーカード18に格納されている画像のうち、ステップS506で関連付けられたプリント情報を持つ画像を抽出して、記憶されている拡大表示状態、トリミング設定状態で、表示部12のカラー液晶素子上に順次表示させることが可能である。また、第一情報入力部20又は第二情報入力部21が操作されると、表示部12に表示を行う画像番号が、次の関連付けが行われている画像の画像番号に変更され、その画像が表示される。これにより、トリミング設定を行った画像の確認を容易に行うことが可能となる。
次に、図12、図13の表示部12に表示される画面を参照して、設定の流れについて説明する。図8の拡大されていない画像が表示部12に表示されている状態で、拡大表示ボタン27が押下されると、図12(a)となる。この後、拡大領域を調整したものを図12(b)とする。
次に、この拡大表示状態で、トリミングボタン29が押下されると、図12(c)となる。この後、トリミング領域を変更したものを図12(d)とする。この時、図12(d)の拡大表示状態、トリミング設定状態は記憶される。また、この状態からプリント設定を行うと図13(a)のような画面へ推移する。この後、図13(b)のようにプリント情報の変更を行い、プリントを実行する。この時、設定されたプリント情報は拡大表示状態、トリミング設定状態に関連付けられて記憶される。
従って、図13(b)の設定状態においては、プリント紙サイズがカードであって、プリント枚数が3枚であるというプリント情報と、拡大表示状態及びトリミング設定状態が互いに関連づけられて記録されることになる。
次に、再度、図8の画像を表示部12に表示させる。ここで、再トリミングボタン31が押下されると、記憶した拡大表示状態、トリミング設定状態で図12(d)のようなトリミング設定画面へ推移する。つまり、同様のトリミング設定画面に推移する為には、拡大、トリミングのステップをふむことなく、動作を簡単に行う事が可能となる。
また、記憶した拡大表示状態、トリミング設定状態でプリント設定を行うと、記憶された、関連付けられたプリント情報が取得され、図13(b)の画面へ推移する。つまり、プリント情報の設定を再び行わずに、前と同じプリント設定を行うことが可能となる。
拡大表示状態、トリミング設定状態及びプリント情報は、対応する画像と関連付けて記録することができる。次に、同じ画像が選択され、再トリミングボタン31を押下すると、その画像に対応する拡大表示状態、トリミング設定状態及びプリント情報が設定される。同一画像について、拡大画像上でのトリミング編集を複数回行う場合には、自動的に前回の拡大表示状態、トリミング設定状態及びプリント情報が設定されるので、煩わしい操作が不要になる。
なお、本発明の構成は、上記した実施形態に限定されるものでなく、他の実施形態として、関連付ける付属情報はプリント情報に限らず、音声データ情報などの他の付属情報と関連づける形態などが考えられる。
以上のように、本実施形態の画像処理装置は、画像を表示する表示手段と、表示された画像の所定の領域を拡大する拡大手段と、拡大された画像の所定の領域をトリミング設定するトリミング設定手段と、拡大された画像の拡大設定(拡大表示状態)及びトリミング設定(トリミング設定状態)を記録する記録手段とを有する。画像の再トリミング(再表示)が指示されると、記録された拡大設定及びトリミング設定に応じて画像を再表示する。
トリミング編集を行った際の画像の拡大設定及びトリミング設定を記憶し、さらにこれらに関連付けられた情報を付加することを可能とした。これにより、再度トリミングを行う際に、以前設定を行った状態と同様の状態から作業を行う事が可能であり、トリミング作業の効率化を図ることが可能である。また、簡単な操作で全く同一のトリミング画像を得る事が可能となる。
さらに、拡大設定及びトリミング設定に関連付けられた情報を記憶する事により、トリミング設定に関連する情報を瞬時に取り出す事を可能とした。これにより、作業の効率化が期待されるのと同時に、トリミング設定された画像に関連付けられた情報をもとに、更なる画像編集の幅が広がることが期待できる。
本実施形態は、図1のコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びコンピュータプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の外観を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像拡大処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像トリミング処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像再トリミング処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るトリミングにかかわる処理を示したフローチャートである。 処理を施していない原画像を示す図である。 従来の技術による拡大処理を説明する為の図である。 従来の技術によるトリミング処理を説明する為の図である。 従来の技術による拡大表示時のトリミング処理を説明する為の図である。 本発明の実施形態に係る拡大表示トリミングのフローを示した図である。 本発明の実施形態に係るプリント設定の流れを示した図である。
符号の説明
11 制御部
12 表示部
13 画像処理制御部
14 プログラム記憶部
15 内部記憶部
16 メモリ部
17 メモリーカードI/F
18 メモリーカード
19 シリアルI/F
20 第一情報入力部
21 第二情報入力部
22 プリントボタン
23 メニューボタン
24 セレクトボタン
25 画像表示ボタン
26 画像消去ボタン
27 拡大表示ボタン
28 拡大率ダウンボタン
29 トリミングボタン
30 トリミング領域縮小ボタン
31 再トリミングボタン
32 トリミング設定確認ボタン







Claims (11)

  1. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示された画像の所定の領域を拡大する拡大手段と、
    前記拡大された画像の所定の領域をトリミング設定するトリミング設定手段と、
    前記拡大された画像の拡大設定及び前記トリミング設定を記録する記録手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像を再度表示する場合、前記記録された拡大設定及びトリミング設定に応じて画像を再表示する再表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記トリミング設定手段は、トリミングする領域をトリミング枠によって表示することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記記録手段は、前記拡大設定及び前記トリミング設定を前記画像の付属情報に関連付けて記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記付属情報は、プリント設定情報であることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記画像をプリントする際にはプリント設定を行って、前記プリント設定の情報を前記付属情報として記録するプリント手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記プリント手段は、前記画像をプリントする際には前記記録されたプリント設定情報に基づいてプリント設定を行うことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記付属情報が関連付けられた画像を抽出して、前記記録された拡大設定及びトリミング設定に応じて画像を表示するトリミング設定確認表示手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  9. 前記画像の再トリミングが指示されると、前記記録された拡大設定及びトリミング設定に応じて画像を再表示する再表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  10. 画像を表示する表示ステップと、
    前記表示された画像の所定の領域を拡大する拡大ステップと、
    前記拡大された画像の所定の領域をトリミング設定するトリミング設定ステップと、
    前記拡大された画像の拡大設定及び前記トリミング設定を記録する記録ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  11. 請求項10記載の画像処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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