JP2006151459A - 計量機構付きキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な操作で確実に内容物の計量ができ、しかも計量機構の構造がシンプルで、低いコストで製造できる計量機構付きキャップを提供すること。
【解決手段】 円筒状の外キャップの内側に有頂円筒状の内栓を備え、外キャップは、容器口部に螺合するネジ部と、内方に押圧変形可能な胴部と、胴部上部に開閉自在に設けられた蓋体とから構成し、
内栓は、外周壁を外キャップの内面に沿って設け、外周壁下端を容器口部に密着させ、外周壁の上部に頂壁を設け、頂壁の上面を凹状に湾曲させるとともに該頂壁に直径方向にスリットを設けて、計量機構付きキャップを構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は計量機構を備え、簡易な操作で内容物を計量して取り出すことができ、しかも構造がシンプルで、製造コストの低い計量機構付きキャップに関する。
洗剤などを収納した容器では計量機構を備えたキャップを口部に組み付け、容器から所定量ずつの洗剤を取り出せるようにしたものが知られている。
例えば、容器の口部に計量器を回動自在に備え、計量器を回動させるとカムにより計量器が上昇し、それにより弁体を押し上げて弁体のスリットを開放させ、内容物が計量器内に流入するようにした粉粒体計量容器が知られている。
特開平10−7176号公報
しかしながら上記粉粒体計量容器は、カム機構を備えて計量するなど構造が複雑で、部品点数が多く、製造コストが高かった。またカム機構を作動させて弁体を開閉させるため操作中にとまどいが生じたり、更には誤った使い方をするおそれもあった。
本発明は、簡易な操作で確実に内容物の計量ができ、しかも構造がシンプルで、部品点数が少なく、低いコストで製造できる計量機構付きキャップを提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、計量機構付きキャップを次のように構成した。
円筒状の外キャップの内側に有頂円筒状の内栓を備え、外キャップは、容器口部に螺合するネジ部と、内方に押圧変形可能な胴部と、胴部上部に開閉自在に設けられた蓋体とから構成し、
内栓は、外キャップの内面に沿った外周壁を備え、該外周壁下端を容器口部に密着させ、かつ外周壁の上部に設けた頂壁の上面を凹状に湾曲させるとともに該頂壁にスリットを直径方向に設けて、計量機構付きキャップを構成した。
外キャップは樹脂により形成され、胴部側壁が横方向から押圧されると内方に変形する。この変形可能な箇所は、胴部の全周に均等に形成しても、あるいは押圧によりスリットが最も広く開口される方向など特定の方向に限定してもよい。またいずれの場合も、スリットが最も広く開口される方向から押圧がなされるように、胴部に押圧箇所の印をつけ、外キャップが常に押圧箇所で押圧されるようにする。
外キャップの蓋体は胴部の全体を開閉させるものでも、胴部の上端に頂板を備え、その頂板に開口された取出口を開閉させるようにしてもよい。更に蓋体は、容器を下向にして蓋体に内容物の重さが加わっても、かかる重みだけでは開放されることがないように係合機構などにより十分に係合されている。尚蓋体はヒンジで結合させ、胴部などとともに外キャップとして一体に樹脂成形することが好ましい。
内栓は樹脂製で弾性を有し、通常閉じた状態でスリットが形成してあり、側方から内栓が変形されるとスリットが開放される。またスリットは、容器を下向にして内容物の重さが加えられてもそれにより開いて内容物を流出させることはない。
内栓は、外キャップの側面を変形するとその作用がおよび、内方に変形してスリットが開放される。特にスリットの両端から内方に向けて内栓を押圧すると、スリットが大きく開放される。
かかる計量機構付きキャップを組み付けた容器では、容器の口部を下に向け、外キャップの側面を両側から押圧するとスリットが開放され、外キャップと内栓の間に内容物が充填される。そして外キャップの押圧を離して蓋体を開くと計量された内容物が容器から取り出される。
本発明の計量機構付きキャップは、次の効果を有する。
計量機構付きキャップは、外キャップと内栓とからなるシンプルな構造で構成されているため、部品点数が少なく、また組付けが容易で、製造コストを大幅に低減でき、安い価格で提供できる。更に外キャップ及び内栓は、それぞれ樹脂による一体成形で形成でき、これにより製造コストをより低減できる。
更に計量機構付きキャップは簡易な操作で内容物を計量し、所定量の内容物を容器から確実に取り出すことができる。
すなわち容器を下向にして外キャップを側面から押圧する。そして外キャップ側面の押圧を離して蓋体を開くだけで、外キャップから正確に計量された内容物を取り出すことができる。
計量機構付きキャップの一実施形態について説明する。
計量機構付きキャップ2は、図2に示すように円筒状の外キャップ4と有頂円筒状の内栓6とから構成してあり、図6に示すように、容器30の口部32に組み付けて使用される。
外キャップ4は樹脂製で、図1に示すようにネジ部9を有する胴部8と、胴部8の上端に形成された頂板10、頂板10上に開閉自在に取り付けられた蓋体12から構成されている。
胴部8は弾性変形可能で、胴部8の側壁を両側より挟んで押圧すると内側に変形する。また胴部8の側壁には、蓋体12の開閉方向と直角な方向にそれぞれ円形のマーク17が形成してある。尚胴部8において押圧変形可能な箇所を限定し、その箇所にマーク17や突部などを設けるようにしてもよい。
胴部8の頂板10には取出口14が設けてあり、蓋体12の裏面に形成された筒栓16が取出口14に嵌め合わせてある。
蓋体12は頂板10の一方の端部にヒンジ13で開閉自在に取り付けられており、蓋体12を閉じると筒栓16が取出口14に挿入され、しかも蓋体12の係合部15が適度なクリック感でヒンジ13の対向した端部に形成された係合部11に係合される。係合部11と15は、容器30を下に向けて筒栓16に内容物の重みが加えられてもそれだけでは蓋体12が開くことがないように蓋体12を保持している。
内栓6は弾性を有する樹脂製で、柔軟性に富み、外周壁20が外キャップ4の内面にちょうど収まるように形成してある。外周壁20の上部には頂壁22が形成してあり、頂壁22の上面は容器30側に凹む湾曲面に形成してある。頂壁22と外キャップ4の頂板10との間は離してあり、この間に形成された空間が内容物の計量部分となる。
また頂壁22の中央にはスリット24が直径方向に形成してある。スリット24は、その両端部を、胴部8に設けられたマーク17に対向するように外キャップ4に取り付けてある。スリット24は通常閉じており、容器30を下に向けて内容物の重みが内栓6に加えられてもそれだけでは開くことがないように形成されている。また内栓6を変形、特にスリット24の両端から内側に向けて内栓6を変形させると、スリット24は大きく開放される。
次に計量機構付きキャップ2を組み付けた容器30での内容物の取り出しについて説明する。
内容物は例えば洗剤などであり、粉粒状でも液状のものでもよい。容器30に内容物を充填した後口部32に計量機構付きキャップ2をネジ止めする。内栓6は外キャップ4の内面に沿うように取り付けられ、内栓6の下端は、外キャップ4のネジ部9に押圧され容器30の口部32に密着している。
内容物を取り出すときは、図3に示すように容器30を転倒させ、口部32を下向きにする。スリット24は閉じているので、内栓6の頂壁22で内容物が支えられ、落下しない。
次に外キャップ4のマーク17を両側より押圧し(紙面に対して表裏方向となる。)、胴部8を内側に変形させる。すると内栓6が変形し図4に示すようにスリット24が開き、内容物が外キャップ4の内部に流入する。外キャップ4の内部が内容物で充填されたら、胴部8の押圧を離し、スリット24を閉じる。
そして蓋体12を開くと外キャップ4の内部に充填された内容物が取出口14より図5に示すように取り出される。取出口14から取り出される内容物は、計量部分内に収納されていた分であるので、常に一定の内容物を計量して取り出すことができる。
また、内容物を取り出した後は、容器30を立てて保管する。保管中はスリット24および蓋体12が閉じられているので、湿気や異物が混入したりせず、また容器30を転倒させた場合でも内容物が流出することはない。
本発明にかかる計量機構付きキャップの一実施形態を示した図である。 本発明にかかる計量機構付きキャップの一実施形態を示した分解斜視図である。 使用状態を示した断面図である。 使用状態を示した断面図である。 使用状態を示した断面図である。 計量機構付きキャップを容器に組みつけた状態を示した斜視図である。
符号の説明
2 計量機構付きキャップ
4 外キャップ
6 内栓
8 胴部
9 ネジ部
10 頂板
11 係合部
12 蓋体
13 ヒンジ
14 取出口
15 係合部
16 筒栓
17 マーク
20 外周壁
22 頂壁
24 スリット
30 容器
32 口部

Claims (3)

  1. 容器口部に組付け、容器内に収納された内容物を計量して外部に所定量流出させる計量機構付きキャップにおいて、
    円筒状の外キャップの内側に有頂円筒状の内栓を備え、
    外キャップは、容器口部に螺合するネジ部と、内方に押圧変形可能な胴部と、胴部上部に開閉自在に設けられた蓋体とから構成し、
    内栓は、外キャップの内面に沿った外周壁を備え、該外周壁下端を容器口部に密着させ、かつ外周壁の上部に設けられた頂壁の上面を凹状に湾曲させるとともに該頂壁にスリットを直径方向に設けた計量機構付きキャップ。
  2. スリットの両端部に対向した外キャップの外面を、該外キャップの押圧箇所とした請求項1に記載の計量機構付きキャップ。
  3. 押圧箇所にマークを印した請求項2に記載の計量機構付きキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014021164A1 (ja) * 2012-07-31 2014-02-06 WATANABE Ryuutarou 升蓋容器
JP2015013649A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 日本クロージャー株式会社 計量機能付ヒンジキャップ
CN110395476A (zh) * 2019-01-15 2019-11-01 中山市华宝勒生活用品实业有限公司 一种新型的倒转定量容器

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