JP2006151260A - 空気入りランフラットタイヤ - Google Patents

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JP2006151260A JP2004346504A JP2004346504A JP2006151260A JP 2006151260 A JP2006151260 A JP 2006151260A JP 2004346504 A JP2004346504 A JP 2004346504A JP 2004346504 A JP2004346504 A JP 2004346504A JP 2006151260 A JP2006151260 A JP 2006151260A
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Abstract

【課題】空気入りランフラットタイヤの支持体の脚部の高温での破壊強度と低発熱性を改善し、ランフラット耐久性に優れた空気入りランフラットタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤの内部に、ランフラット走行時に荷重を支持可能な鉄又はそれに類する金属からなる環状の支持体が、その両端部に設けられた脚部がリムに固定されることにより、空気入りタイヤと共に組みつけられた空気入りランフラットタイヤにおいて、前記支持体の脚部が、天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなる変性天然ゴムを含むゴム組成物により構成されている空気入りランフラットタイヤ。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤがパンクした場合、その状態のまま相当の距離を走行し得るようにタイヤの内部に配設される支持体を装着した空気入りランフラットタイヤに関する。
空気入りランフラットタイヤ、即ち、ランフラット走行が可能、即ち、パンクしてタイヤ内圧が0kg/cmになっても、ある程度の距離を安心して走行できる空気入りタイヤとしては、タイヤの空気室内におけるリムの部分に、中子(支持体)を取り付けた中子タイプのランフラットタイヤが知られている。
この支持体では、リムに組み込む回転中子タイプの支持体と、リムに取り付けられるタイヤ径方向断面において外側に2つの凸部を有する形状(二山形状)の中子タイプの支持体が知られている。回転中子タイプの支持体は回転中子を固定するための特殊ホイールが必要とされる点で汎用性に問題がある。一方、二山形状の中子タイプの支持体は、従来のリムに取り付けられるため汎用性が高い。この二山形状の中子タイプの支持体は、その両端部が環状の脚部を介してリムに取り付けられている。
当該脚部は支持体の固定とともに、ランフラット走行時の走行安定性とリム組み込み、リム解きの作業性等を向上させるために設けられる。脚部の材質としては耐久性、耐熱性を考慮して、NR(天然ゴム)系、IR(イソプレンゴム)系、BR(ブタジエンゴム)系、SBR(スチレンブタジエンゴム)系、IIR(ブチルゴム)系等のゴムを単独もしくは適宜コンパウンドした加硫ゴムが使用されている。
従来、このような空気入りランフラットタイヤにおいて、支持体の脚部の耐腐食性を高めるべく、脚部を構成するゴムの表面を空気不透過層で被覆することが提案されている(特開2004−255937号公報)。
以下に図1,2を参照して、特開2004−255937号公報の空気入りランフラットタイヤの構成を説明する。
図2に示す如く、空気入りランフラットタイヤ10は、一般的なホイルリム12に空気入りタイヤ14と支持体16とが組み付けられた構成となっている。
支持体16を組み付けるリム12は、空気入りタイヤ14のサイズに対応した標準リムである。この空気入りタイヤ14は、一対のビード部18と、両ビード部18に跨がって延びるトロイド状のカーカス20と、カーカス20のクラウン部に位置する2枚のベルト層22と、ベルト層22の上部に形成されたトレッド部24とを備える。
図1,2に示すように、環状とされている支持体16は、環状の支持部26と、支持部26の両端に設けられた脚部28とから構成されている。支持部26には、軸方向中央部に互いに離れた2個の拡径部26A、26Bが形成され、その間に径方向内側に凸となる凹部26Cが形成されている。ランフラット走行時には、支持部26の拡径部26A、26Bが、空気入りタイヤの内面と当接し、タイヤおよび車体等の荷重を支持する。
また、支持部26は、円筒状の金属プレート等から形成されている。そして、支持部26の拡径部26Aから見て拡径部26Bと反対側の側面及び、拡径部26Bから見て拡径部26Aと反対側の側面は、半径方向内側へ延長されたサイド部26D及び26Eとなっている。さらに、このサイド部26D、26Eの径方向内側の部分には、軸方向に延在するフランジ部26F、26Gがそれぞれ形成されている。
特開2004−255937号公報において、脚部28は、ゴムよりなる本体部28Bと、その外表面に設けられた空気不透過層28Aとから構成されている。かかる空気不透過層28Aの存在により、通常のタイヤの使用条件、即ち、高温、高酸素等の腐食しやすい雰囲気でも、脚部28内部への酸素の侵入を防ぐことが可能となる結果、腐食に起因する破壊が防止され、耐久性の高い支持体とすることができる。
特開2004−255937号公報
空気入りランフラットタイヤの脚部は、ランフラット走行時、170℃以上もの高温になり、加硫等によって形成された架橋部や、ゴム成分を構成するポリマー自体が切断される傾向にある。このため、脚部を構成するゴム組成物の弾性率が低下することにより、タイヤのたわみが増加して発熱が進み、破壊限界が低下し、その結果、空気入りランフラットタイヤは比較的早期に故障に至るという問題があった。
このような故障にいたる過程をできるだけ遅くする手段の一つとして、脚部の高温での破壊強度を高める方法がある。即ち、天然ゴムはSBR、BR等の合成ゴムに比べ高温での破壊強力が高いことから、天然ゴムのブレンド比率を高めるという手段がある。一方、ゴム組成物の損失正接(tanδ)をできるだけ小さくし、ゴム組成物自体の発熱を抑制する方法があるが、SBRやBRには変性技術等で低発熱のものが開発されているものの、天然ゴムにはそのようなものが提案されておらず、このため、天然ゴムのブレンド比率を上げていくと高温の破壊強力は向上するものの、低発熱性は得られない傾向になる。
特開2004−255937号公報の空気入りランフラットタイヤでは、支持体の脚部の耐腐食性は高められるが、上述のような高温での破壊強度と低発熱性の改善を図ることはできない。
従って、本発明は、空気入りランフラットタイヤの支持体の脚部の高温での破壊強度と低発熱性を改善し、ランフラット耐久性に優れた空気入りランフラットタイヤを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の空気入りランフラットタイヤは、空気入りタイヤの内部に、ランフラット走行時に荷重を支持可能な鉄又はそれに類する金属からなる環状の支持体が、その両端部に設けられた脚部がリムに固定されることにより、空気入りタイヤと共に組みつけられた空気入りランフラットタイヤにおいて、前記支持体の脚部が、天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなる変性天然ゴムを含むゴム組成物により構成されていることを特徴とする。
請求項2の空気入りランフラットタイヤは、請求項1において、前記ゴム組成物中に、前記変性天然ゴムを全ゴム成分の10重量%以上含有することを特徴とする。
請求項3の空気入りランフラットタイヤは、請求項1又は2において、前記極性基が、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、アンモニウム基、イミド基、アミド基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、エポキシ基、オキシカルボニル基、スルフィド基、ジスルフィド基、スルホニル基、スルフィニル基、チオカルボニル基、含窒素複素環基、含酸素複素環基、アルコキシシリル基及びスズ含有基から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする。
請求項4の空気入りランフラットタイヤは、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記極性基含有単量体のグラフト量が天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.01〜5.0重量%であることを特徴とする。
請求項5の空気入りランフラットタイヤは、請求項4において、前記極性基含有単量体のグラフト量が天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.1〜3.0重量%であることを特徴とする。
本発明によれば、空気入りランフラットタイヤの支持体の脚部を構成するゴム成分として、天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなる変性天然ゴムを用いることにより、支持体の脚部において、高温での破壊強度と低発熱性が共に改善され、ランフラット耐久性に優れた空気入りランフラットタイヤが提供される。
本発明において、ゴム組成物中の変性天然ゴムの含有量は全ゴム成分の10重量%以上であることが好ましく、前記極性基としては、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、アンモニウム基、イミド基、アミド基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、エポキシ基、オキシカルボニル基、スルフィド基、ジスルフィド基、スルホニル基、スルフィニル基、チオカルボニル基、含窒素複素環基、含酸素複素環基、アルコキシシリル基及びスズ含有基から選ばれる1種又は2種以上が好ましく、前記極性基含有単量体のグラフト量は天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.01〜5.0重量%、特に0.1〜3.0重量%であることが好ましい。
以下に本発明の空気入りランフラットタイヤの実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明において、空気入りランフラットタイヤの脚部を構成するゴム組成物に含まれる変性天然ゴムについて説明する。
本発明に係る変性天然ゴムは、天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなるものである。
本発明に用いる天然ゴムラテックスは通常のものであって、フィールドラテックス、アンモニア処理ラテックス、遠心分離濃縮ラテックス、界面活性剤や酵素で処理した脱蛋白ラテックス及びこれらを組合せたもの等を挙げることができる。
本発明に用いる極性基含有単量体としては、分子内に少なくとも一つの極性基を有する単量体であれば特に制限されない。この極性基含有単量体が有する極性基の具体例としては、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、アンモニウム基、イミド基、アミド基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、エポキシ基、オキシカルボニル基、スルフィド基、ジスルフィド基、スルホニル基、スルフィニル基、チオカルボニル基、含窒素複素環基及び含酸素複素環基、アルコキシシリル基及びスズ含有基等を挙げることができる。これらの極性基を含有する単量体は、1種を単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。極性基含有単量体は、これらの極性基の1種のみを含有していても良く、2種以上を含有していても良い。
以下に、極性基含有単量体の具体例を挙げる。
アミノ基含有単量体としては、1分子中に第1級、第2級及び第3級アミノ基から選ばれる少なくとも1つのアミノ基を有する重合性単量体がある。その中でも、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート等のような第3級アミノ基含有単量体が特に好ましい。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」は「アクリル又はメタクリル」を意味し、「(メタ)アクリレート」は「アクリレート又はメタクリレート」を意味する。
第1級アミノ基含有単量体としては、例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、4−ビニルアニリン、アミノメチル(メタ)アクリレート、アミノエチル(メタ)アクリレート、アミノプロピル(メタ)アクリレート、アミノブチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
第2級アミノ基含有単量体としては、例えば、
(1)アニリノスチレン、β−フェニル−p−アニリノスチレン、β−シアノ−p−アニリノスチレン、β−シアノ−β−メチル−p−アニリノスチレン、β−クロロ−p−アニリノスチレン、β−カルボキシ−p−アニリノスチレン、β−メトキシカルボニル−p−アニリノスチレン、β−(2−ヒドロキシエトキシ)カルボニル−p−アニリノスチレン、β−ホルミル−p−アニリノスチレン、β−ホルミル−β−メチル−p−アニリノスチレン、α−カルボキシ−β−カルボキシ−β−フェニル−p−アニリノスチレン等のようなアニリノスチレン類
(2)アニリノフェニルブタジエン、1−アニリノフェニル−1,3−ブタジエン、1−アニリノフェニル−3−メチル−1,3−ブタジエン、1−アニリノフェニル−3−クロロ−1,3−ブタジエン、3−アニリノフェニル−2−メチル−1,3−ブタジエン、1−アニリノフェニル−2−クロロ−1,3−ブタジエン、2−アニリノフェニル−1,3−ブタジエン、2−アニリノフェニル−3−メチル−1,3−ブタジエン、2−アニリノフェニル−3−クロロ−1,3−ブタジエン等のアニリノフェニルブタジエン類
(3)N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−(4−アニリノフェニル)メタクリルアミド等のN−モノ置換(メタ)アクリルアミド類
等が挙げられる。
第3級アミノ基含有単量体としては、N,N−ジ置換アミノアルキルアクリレート、N,N−ジ置換アミノアルキルアクリルアミド、ピリジル基を有するビニル化合物等が挙げられる。
上記のN,N−ジ置換アミノアルキルアクリレートとしては、例えばN,N−ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノブチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノブチル(メタ)アクリレート、N−メチル−N−エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジブチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジブチルアミノブチル(メタ)アクリレート、N,N−ジヘキシルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジオクチルアミノエチル(メタ)アクリレート、アクリロイルモルフォリン等のアクリル酸またはメタクリル酸のエステル等が挙げられる。特に、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジオクルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−メチル−N−エチルアミノエチル(メタ)アクリレート等が好ましい。
また、N,N−ジ置換アミノアルキルアクリルアミドとしては、例えばN,N−ジメチルアミノメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノブチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノブチル(メタ)アクリルアミド、N−メチル−N−エチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジブチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジブチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジブチルアミノブチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジヘキシルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジヘキシルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジオクチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等のアクリルアミド化合物またはメタクリルアミド化合物等が挙げられる。これらのうち、特に、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジオクチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等が好ましい。
また、アミノ基の代わりに含窒素複素環基を有するものであっても良く、含窒素複素環としては、例えばピロール、ヒスチジン、イミダゾール、トリアゾリジン、トリアゾール、トリアジン、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、インドール、キノリン、プリン、フェナジン、プテリジン、メラミン等が挙げられる。含窒素複素環は、他のヘテロ原子を環中に含んでいても良い。
また、ピリジル基を有するビニル化合物としては、例えば、2−ビニルピリジン、3−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、5−メチル−2−ビニルピリジン、5−エチル−2−ビニルピリジン等が挙げられる。これらのうち特に、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン等が好ましい。
ニトリル基含有単量体としては、例えば、(メタ)アクリロニトリル、シアン化ビニリデン等が挙げられる。
ヒドロキシル基含有単量体としては、1分子中に少なくとも1つの第1級、第2級及び第3級ヒドロキシル基を有する重合性単量体が挙げられる。かかる単量体としては、例えばヒドロキシル基含有不飽和カルボン酸系単量体、ヒドロキシル基含有ビニルエーテル系単量体、ヒドロキシル基含有ビニルケトン系単量体等がある。このようなヒドロキシル基含有単量体の具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のようなポリアルキレングリコール(アルキレングリコール単位数が、例えば2〜23である)のモノ(メタ)アクリレート類;N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−(2−ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルアミド、N,N−ビス(2−ヒドロキシメチル)(メタ)アクリルアミド等のヒドロキシル基含有不飽和アミド類;o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、m−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ビニルベンジルアルコール等のヒドロキシル基含有ビニル芳香族化合物類;(メタ)アクリレート類がある。これらの中で、ヒドロキシル基含有不飽和カルボン酸系単量体、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類、ヒドロキシル基含有ビニル芳香族化合物が好ましく、特にヒドロキシル基含有不飽和カルボン酸系単量体が好ましい。ヒドロキシル基含有不飽和カルボン酸系単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸等のエステル、アミド、無水物等の誘導体であり、特にアクリル酸、メタクリル酸等のエステル化合物が好ましい。
カルボキシル基含有単量体としては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、テトラコン酸、桂皮酸等の不飽和カルボン酸類;またはフタル酸、琥珀酸、アジピン酸等の非重合性多価カルボン酸と、(メタ)アリルアルコール、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有不飽和化合物とのモノエステルのような遊離カルボキシル基含有エステル類及びその塩等が挙げられる。これらの中で、不飽和カルボン酸類が特に好ましい。
エポキシ基含有単量体としては、(メタ)アリルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、3,4−オキシシクロヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
アルコキシシリル基含有単量体としては、例えば、(メタ)アクリロキシメチルトリメトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルメチルジメトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルジメチルメトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルトリエトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルメチルジエトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルジメチルエトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルトリプロポキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルメチルジプロポキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルジメチルプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジフェノキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルフェノキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジベンジロキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルベンジロキシシラン、トリメトキシビニルシラン、トリエトキシビニルシラン、6−トリメトキシシリル−1,2−ヘキセン、p−トリメトキシシリルスチレン等を挙げることができる。
スズ含有単量体としては、例えば、アリルトリ−n−ブチルスズ、アリルトリメチルスズ、アリルトリフェニルスズ、アリルトリ−n−オクチルスズ、(メタ)アクリルオキシ−n−ブチルスズ、(メタ)アクリルオキシトリメチルスズ、(メタ)アクリルオキシトリフェニルスズ、(メタ)アクリルオキシ−n−オクチルスズ、ビニルトリ−n−ブチルスズ、ビニルトリメチルスズ、ビニルトリフェニルスズ、ビニルトリ−n−オクチルスズ等を挙げることができる。
本発明に係る変性天然ゴムは、例えば天然ゴムラテックスに極性基含有単量体を添加し、さらにグラフト重合用の開始剤を加えた後、乳化重合を行い、次いで生成重合物を凝固、乾燥することにより得ることができる。
グラフト重合用の開始剤としては、特に限定はなく種々の開始剤、例えば乳化重合用の開始剤を用いることができ、その添加方法についても特に限定はない。一般に用いられる開始剤の例としては、過酸化ベンゾイル、過酸化水素、クメンヒドロパーオキサイド、tert−ブチルヒドロパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、2,2−アゾビスイソブチロニトリル、2,2−アゾビス(2−ジアミノプロパン)ヒドロクロライド、2,2−アゾビス(2−ジアミノプロパン)ジヒドロクロライド、2,2−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等が挙げられる。なお、重合温度を低減させるためには、レドックス系の重合開始剤を用いるのが好ましい。かかるレドックス系重合開始剤に用いる過酸化物と組合せる還元剤としては、例えばテトラエチレンペンタミン、メルカプタン類、酸性亜硫酸ナトリウム、還元性金属イオン、アスコルビン酸等が挙げられる。特に、tert−ブチルヒドロパーオキサイドとテトラエチレンペンタミンとの組合せがレドックス系重合開始剤として好ましい。
本発明で行うグラフト重合は、前述の極性基含有単量体を天然ゴムラテックス中に添加し、所定の温度で撹拌しながら重合する一般的な乳化重合で良い。ここで、予め極性基含有単量体に水と乳化剤を加え、十分に乳化させたものを天然ゴムラテックス中に添加しても良いし、極性基含有単量体を直接天然ゴムラテックス中に添加し、必要に応じて単量体の添加前または添加後に乳化剤を添加しても良い。
乳化剤としては、特に限定されず、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のようなノニオン系の界面活性剤が挙げられる。
ゴム組成物にカーボンブラックやシリカと配合した際の加工性を低下させることなく、本発明の効果を有効に発揮させることを考慮すると、天然ゴムの分子に対し万遍なく少量の極性基を導入することが重要であり、このために重合開始剤の添加量は極性基含有単量体100モルに対し1〜100モル%が好ましく、10〜100モル%がより好ましい。
本発明に係る変性天然ゴムは、上述した各成分を反応容器に仕込み、30〜80℃で10分〜7時間反応させてグラフト重合を行うことにより、変性天然ゴムラテックスを得、この変性天然ゴムラテックスを凝固し、洗浄後、真空乾燥機、エアドライヤー、ドラムドライヤー等の乾燥機を用いて乾燥することにより得ることができる。
本発明に係る変性天然ゴムにおいて、極性基含有単量体のグラフト量は天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.01〜5.0重量%が好ましく、0.1〜3.0重量%がより好ましく、0.2〜1.0重量%が特に好ましい。極性基含有単量体のグラフト量が0.01重量%未満の場合、この変性天然ゴムを用いることによる本発明の効果を十分に得ることができず、5.0重量%を超えると、粘弾性、S−S特性(引張試験機における応力−歪曲線)等の天然ゴム本来の優れた特性が損なわれると共に、加工性が低下するおそれがある。
本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分としてこのような変性天然ゴムを、好ましくは10重量%以上、特に25重量%以上、とりわけ100重量%含むものである。ここで、変性天然ゴムの含有量が上記下限未満では、この変性天然ゴムを用いることによる本発明の効果を十分に得ることができない。
なお、変性天然ゴムと併用する他のゴム成分としては、通常の天然ゴム及びジエン系合成ゴムが挙げられる。ジエン系合成ゴムとしては、例えばスチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、ポリブタジエン(BR)、ポリイソプレン(IR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレン共重合体等が挙げられる。これらの他のゴム成分は、1種を単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。
本発明に係るゴム組成物は、充填剤を含有しており、ゴムの硬度(Hd)は、充填剤の量により調整する。これらのゴム材料に配合することのできる充填剤としては、軟化剤(例えば、オイル等)、ステアリン酸、亜鉛華、WAX、老化防止剤(6PPD:N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)、加硫促進剤(CBS:N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド)、硫黄、カーボンブラック(N550、N660等)、CaCO、胡粉、シリカ等の白色充填剤が挙げられる。
本発明の空気入りランフラットタイヤは、支持体の脚部を構成するゴム組成物が、上述のような変性天然ゴムを含むゴム組成物であること以外は従来の空気入りランフラットタイヤと同様の構成とすることができる。なお、支持体の脚部は、特開2004−255937号公報に記載されるような空気不透過層を有するものであっても良い。
このような本発明の空気入りランフラットタイヤは、バス、トラック、飛行機といった重荷重用空気入りタイヤから、乗用車、モータースポーツ(MS)等のレース用車空気入りタイヤ等、各種の空気入りランフラットタイヤに有効に適用される。
以下に製造例、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
製造例1:変性天然ゴムの製造方法
(1)天然ゴムラテックスの変性反応工程
フィールドラテックスをラテックスセパレーター(斎藤遠心工業製)を用いて回転数7500rpmで遠心分離して乾燥ゴム濃度60%の濃縮ラテックスを得た。この濃縮ラテックス1000gを、撹拌機、温調ジャケットを備えたステンレス製反応容器に投入し、予め10mlの水と90mgの乳化剤(エマルゲン1108,花王株式会社製)を4−ビニルピリジン3.0gに加えて乳化したものを990mlの水とともに添加し、これらを窒素置換しながら30分間撹拌した。次いで、重合開始剤としてtert−ブチルヒドロパーオキサイド1.2gとテトラエチレンペンタミン1.2gとを添加し、40℃で30分間反応させることにより、変性天然ゴムラテックスを得た。
(2)凝固、乾燥工程
次いで、ギ酸を添加してpHを4.7に調整することにより、変性天然ゴムラテックスを凝固させた。このようにして得た固形物をクレーパーで5回処理し、シュレッダーに通してクラム化し、熱風式乾燥機により110℃で210分間乾燥して変性天然ゴムAを得た。このようにして得た変性天然ゴムAの重量から極性基含有単量体としての4−ビニルピリジンの転化率は100%であることが確認された。また、該変性天然ゴムを石油エーテルで抽出し、さらにアセトンとメタノールの2:1混合溶媒で抽出することによりホモポリマーの分離を行ったところ、抽出物の分析からホモポリマーは検出されず、添加した単量体の100%が天然ゴム分子に導入されていることを確認した。
実施例1,2、比較例1
表1に示す配合のゴム組成物について、下記の評価を行い、結果を表1に示した。
なお、表1において用いた各材料は次の通りである。
[使用材料]
天然ゴム:RSS♯4(タイ製)
変性天然ゴム:製造例1で製造した4−ビニルピリジン0.5%変性天然ゴム
老化防止剤6PPD:N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニ
レンジアミン
加硫促進剤CBS:N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド
[評価]
(1)損失係数tanδ
加硫条件(160℃×14分)で加硫したゴム組成物について、スペクトロメーター(動的粘弾性測定試験機)を用い、初期荷重160g、周波数52Hz、歪1%、測定温度25℃で測定し、比較例1の場合を100とし、指数で表示した。この値は大きい程好ましい。
(2)破断伸び保持率
加硫条件(160℃×14分)で加硫したゴム組成物について、100℃×24時間、空気中で放置劣化させる劣化試験前後の破断伸びをJIS K6301−1995(3号試験片)に準じて測定し、下記式で算出した。
保持率=100×(劣化後破断伸び)/(劣化前破断伸び)
この数値が大きいほど耐劣化性が高く良好である。
(3)ランフラット耐久性
支持体の脚部のゴムとして各ゴム組成物を用いて図1,2に示す構成の空気入りランフラットタイヤ(195/65R15サイズ)を作製し、これを乗用車に装着し、1つの車輪のみ空気圧ゼロとして、200kmのランフラット走行を行う走行試験を行い、比較例1の場合を100とし、指数で表示した。
Figure 2006151260
表1より、本発明によれば、空気入りランフラットタイヤの支持体の脚部の低発熱性、破壊強度が改善され、ランフラット耐久性に優れた空気入りランフラットタイヤが提供されることが明らかである。
特開2004−255937号公報に係る支持体をタイヤ回転軸Oに沿って切断した斜視図である。 特開2004−255937号公報に係る支持体を組み付けた空気入りランフラットタイヤの車輪軸に沿って切断した端面図である(タイヤ回転軸Oに沿った端面のうち、上側部分のみを示す)。
符号の説明
10 空気入りランフラットタイヤ
14 空気入りタイヤ
16 支持体
20 カーカス
26 支持部
28 脚部
28A 空気不透過層
28B 弾性体

Claims (5)

  1. 空気入りタイヤの内部に、ランフラット走行時に荷重を支持可能な鉄又はそれに類する金属からなる環状の支持体が、その両端部に設けられた脚部がリムに固定されることにより、空気入りタイヤと共にリムに組みつけられた空気入りランフラットタイヤにおいて、
    前記支持体の脚部が、天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなる変性天然ゴムを含むゴム組成物により構成されていることを特徴とする空気入りランフラットタイヤ。
  2. 請求項1において、前記ゴム組成物中に、前記変性天然ゴムを全ゴム成分の10重量%以上含有することを特徴とする空気入りランフラットタイヤ。
  3. 請求項1又は2において、前記極性基が、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、アンモニウム基、イミド基、アミド基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、エポキシ基、オキシカルボニル基、スルフィド基、ジスルフィド基、スルホニル基、スルフィニル基、チオカルボニル基、含窒素複素環基、含酸素複素環基、アルコキシシリル基及びスズ含有基から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする空気入りランフラットタイヤ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記極性基含有単量体のグラフト量が天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.01〜5.0重量%であることを特徴とする空気入りランフラットタイヤ。
  5. 請求項4において、前記極性基含有単量体のグラフト量が天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.1〜3.0重量%であることを特徴とする空気入りランフラットタイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254848A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Bridgestone Corp ランフラットタイヤ

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