JP2006150719A - インクタンク装填構造及びそれを有するインクジェット記録装置 - Google Patents

インクタンク装填構造及びそれを有するインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インクタンクの交換作業に対する使用者負担の軽減を図る。
【解決手段】内部に貯留されたインクを注出する注出部23を備えるインクタンク20と、導入されるインクタンク20を支持し、注出部23と対応する位置に嵌入孔18を備えるインクタンク保持部13と、嵌入孔18を介して注出部23と接続される注入部30を備えるインクタンク装填部25と、インクタンク装填部25と連結し、所定の位置で固定されたインクタンク20の注出部23に対するインクタンク装填部25の注入部30の接続動作を操作する動作手段とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクタンク装填構造及びインクジェット記録装置に係り、特に、大量のインクを貯留する大容量インクタンクをインクジェット記録装置本体に対して容易に装填することが可能なインクタンク装填構造及びそれを有するインクジェット記録装置に関する。
従来、普通紙を代表とする様々な記録媒体に対して印刷可能な記録装置として、インクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置は、記録ヘッドの記録媒体に対向する面に設けられた吐出口(以下、ノズル)から色材であるインクを直接記録媒体に対して吐出して、記録媒体上に着弾、浸透若しくは定着させることで記録媒体上に画像を形成する記録装置であり、工程の単純さ、印刷時における静粛性及び印字、印画品質の点で非常に優れた特徴がある。
近年、上記したインクジェット記録装置の一種として、A1サイズ以上の用紙に印刷することが可能なインクジェット記録装置、いわゆる、大判インクジェット記録装置が開発されており、主に、看板、垂れ幕又はPOP(Point Of Purchase)等のディスプレイ用品を作製する際に使用されている。このような大判インクジェット記録装置には、高い生産性が要求されており、最近では、1時間あたりの記録面積が20m2に達する大判インクジェット記録装置が、多数開発されている。
例えば、上述したような1時間あたりの記録面積が20m2に達する大判インクジェット記録装置を5時間稼動させた場合、1色あたり400〜500mlのインクが消費される。このような大判インクジェット記録装置に、インク容量が1リットルのインクタンクを使用した場合、10.0〜12.5時間の稼働で1色のインクタンクを交換することとなる。したがって、4色のインクを使用する大判インクジェット記録装置では、その4倍の頻度でインクタンクの交換を行う必要があり、交換作業に対する使用者負担が増大するといった問題が生じていた。
そこで、上述した問題の解決策として、インクタンクの大型化を図る方法が検討されているが、インク容量が4リットル程度となるようにインクタンクを設計変更した場合、インクタンクの自重が増大するため、インクタンクの着脱作業における操作性が低下するといった問題が生じてしまう。
ところで、近年開発されているインクタンクには、内部に貯留されたインクの残量を検出するためのプリズムが具備され、インクタンクが収容されるインクタンクホルダーには、プリズムに照射した光線を受光し残量を検出するための検出センサーが設けられている。このため、上述したような着脱作業における操作性の低下が生じた場合、プリズムと検出センサーとの位置合せが困難となり、タンク内に貯留されたインクの残量が正確に検出できないといった問題が生じてしまう。
そこで、インクタンクをインクタンクホルダーの所定の位置に確実、かつ、容易に装填することが可能なインクタンク及びインクタンクホルダーとして、インクタンクの底面に位置決めピンを、インクタンクホルダーに位置決め穴をそれぞれ設け、インクタンクの装填時において、位置決めピンが位置決め穴に受け入れられるように構成されたインクタンク及びインクタンクホルダーが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−127444号公報
しかしながら、上述したインクタンク及びインクタンクホルダーの構成を、インク容量が大きいインクタンク、例えば、上述したインク容量が4リットルのインクタンクに転用した場合、インクが貯留されたインクタンクの自重は、約44.1N(4.5kgf)に達して非常に重く、交換作業に対する使用者負担が増大するといった問題が生じている。
また、4リットルの容量を有するインクタンクの注出部を、インクタンクホルダーの注入部に接続させる場合、十分な密閉性を確保するためには、約49N(5.0kgf)の接続力を要する。すなわち、インクタンクの装填作業には、上述したインクタンクの自重(約44.1N)と合わせた計93.1N(9.5kgf)に及ぶ過大な作業力を要するため、交換作業に対する使用者負担が増大するといった問題が生じている。
さらに、大容量のインクを貯留するインクタンクの装填構造及びそれを有するインクジェット記録装置に関する発明は、未だなされていない。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、インクタンクの交換作業に対する使用者負担の軽減を図ることが可能なインクタンクの装填構造及びそれを有するインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係るインクタンク装填構造は、内部に貯留されたインクを注出する注出部を備えるインクタンクと、
導入される前記インクタンクを支持し、前記注出部と対応する位置に開口部を備えるインクタンク保持部と、
前記開口部を介して前記注出部と接続される注入部を備えるインクタンク装填部と、
前記インクタンク装填部と連結し、所定の位置で固定された前記インクタンクの前記注出部に対する前記インクタンク装填部の前記注入部の接続動作を操作する動作手段とを具備することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、内部に貯留されたインクを注出する注出部を備えるインクタンクと、導入されるインクタンクを支持し、注出部と対応する位置に開口部を備えるインクタンク保持部と、開口部を介して注出部と接続される注入部を備えるインクタンク装填部と、インクタンク装填部と連結し、所定の位置で固定されたインクタンクの注出部に対するインクタンク装填部の注入部の接続動作を操作する動作手段とを具備するので、インクタンク保持部にインクタンクを導入する工程と、導入されたインクタンクの注出部にインクタンク装填部の注入部を接続させる工程とに分割させることで、接続作業に要する作業力を分散させることができる。
請求項2に記載の発明に係るインクタンク装填構造は、前記動作手段が、前記インクタンク装填部を所定の位置で保持するための係止手段を具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、動作手段が、インクタンク装填部を所定の位置で保持するための係止手段を具備するので、インクタンクと接続されたインクタンク装填部の抜脱を防止することができる。
請求項3に記載の発明に係るインクタンク装填構造は、前記動作手段が、てこの原理を利用したアームからなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、動作手段が、てこの原理を利用したアームからなるので、簡易な操作でアームを作動させることができる。
請求項4に記載の発明に係るインクタンク装填構造は、前記アームが、支点から力点までの距離が、支点から作用点までの距離の3倍となるように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、アームにおける支点から力点までの距離が、支点から作用点までの距離の3倍となるように構成されているので、注出部と注入部との接続に必要な作業力を低減することができる。
請求項5に記載の発明に係るインクタンク装填構造は、前記インクタンク保持部が、導入される前記インクタンクを所定の位置に配置する導入手段を具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、インクタンク保持部が、導入されるインクタンクを所定の位置に配置する導入手段を具備するので、インクタンクをインクタンク保持部に導入するとともに、インクタンク保持部における所定の位置に配置することができる。
請求項6に記載の発明に係るインクタンク装填構造は、前記導入手段が、前記インクタンクの導入方向に向かって開口するような傾斜面が形成されたブロックからなることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、導入手段が、インクタンクの導入方向に向かって開口するような傾斜面が形成されたブロックからなるので、導入されるインクタンクの底面の縁端部がブロックの傾斜面に当接した後、傾斜面に沿って移動することで、インクタンク保持部における所定の位置にインクタンクを配置させることができる。
請求項7に記載の発明に係るインクタンク装填構造は、前記インクタンクが、位置決め溝を具備し、前記インクタンク保持部が、第1の位置決め部材を具備し、前記第1の位置決め部材が、前記位置決め溝に嵌合されることにより、前記インクタンクを前記インクタンク保持部における所定の位置で固定することを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、インクタンクが、位置決め溝を具備し、インクタンク保持部が、第1の位置決め部材を具備し、第1の位置決め部材が、位置決め溝に嵌合されることにより、インクタンクをインクタンク保持部における所定の位置で固定するので、インクタンクの注出部と、インクタンク保持部の開口部との相対的な位置関係を維持することができる。
請求項8に記載の発明に係るインクタンク装填構造は、前記インクタンクが、位置決め穴を具備し、前記インクタンク装填部が、第2の位置決め部材を具備し、前記第2の位置決め部材が、前記位置決め穴に嵌入されることにより、前記インクタンクを前記インクタンク装填部における所定の位置で固定することを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、インクタンクが、位置決め穴を具備し、インクタンク装填部が、第2の位置決め部材を具備し、第2の位置決め部材が、位置決め穴に嵌入されることにより、インクタンクをインクタンク装填部における所定の位置で固定するので、インクタンクの注出部及びインクタンク保持部の開口部と、インクタンク装填部の注入部との相対的な位置関係を維持することができる。
請求項9に記載の発明に係るインクジェット記録装置は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載したインクタンク装填構造を有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載したインクタンク装填構造を有するので、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項1に記載の発明によれば、内部に貯留されたインクを注出する注出部を備えるインクタンクと、導入されるインクタンクを支持し、注出部と対応する位置に開口部を備えるインクタンク保持部と、開口部を介して注出部と接続される注入部を備えるインクタンク装填部と、インクタンク装填部と連結し、所定の位置で固定されたインクタンクの注出部に対するインクタンク装填部の注入部の接続動作を操作する動作手段とを具備するので、インクタンク保持部にインクタンクを導入する工程と、導入されたインクタンクの注出部にインクタンク装填部の注入部を接続させる工程とに分割させることで、接続作業に要する作業力を分散させることが可能となり、これによって、インクタンクの交換作業に対する使用者負担の低減を図ることができる。
また、接続作業時において、動作手段の操作により、この動作手段と連結されたインクタンク装填部が連動されるので、貯留されているインクによって自重が重くなったインクタンクを動作させることなく、接続作業を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、動作手段が、インクタンク装填部を所定の位置で保持するための係止手段を具備するので、インクタンクと接続されたインクタンク装填部の抜脱を防止することが可能となり、これによって、接続部の密閉性を維持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、動作手段が、てこの原理を利用したアームからなるので、簡易な操作でアームを作動させることが可能となり、これによって、接続作業に対する使用者負担の軽減を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、アームにおける支点から力点までの距離が、支点から作用点までの距離の3倍となるように構成されているので、注出部と注入部との接続に必要な作業力を低減することが可能となり、これによって、接続作業に対する使用者負担の大幅な軽減を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、インクタンク保持部が、導入されるインクタンクを所定の位置に配置する導入手段を具備するので、インクタンクをインクタンク保持部に導入するとともに、インクタンク保持部における所定の位置に配置することが可能となり、これによって、開口部に対する注出部の位置合わせを容易にし、操作性の向上を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、導入手段が、インクタンクの導入方向に向かって開口するような傾斜面が形成されたブロックからなるので、導入されるインクタンクの底面の縁端部がブロックの傾斜面に当接した後、傾斜面に沿って移動することで、インクタンク保持部における所定の位置にインクタンクを配置させることが可能となり、これによって、簡易な構造で導入手段を構成することができる。
請求項7に記載の発明によれば、インクタンクが、位置決め溝を具備し、インクタンク保持部が、第1の位置決め部材を具備し、第1の位置決め部材が、位置決め溝に嵌合されることにより、インクタンクをインクタンク保持部における所定の位置で固定するので、インクタンクの注出部と、インクタンク保持部の開口部との相対的な位置関係を維持することが可能となり、これによって、後続の注出部に対する注入部の接続を容易にし、操作性の向上を図ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、インクタンクが、位置決め穴を具備し、インクタンク装填部が、第2の位置決め部材を具備し、第2の位置決め部材が、位置決め穴に嵌入されることにより、インクタンクをインクタンク装填部における所定の位置で固定するので、インクタンクの注出部及びインクタンク保持部の開口部と、インクタンク装填部の注入部との相対的な位置関係を維持することが可能となり、これによって、接続後における注出部と注入部とのズレを防止し、密着性の向上を図ることができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載したインクタンク装填構造を有するので、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明と同様の効果を得ることが可能となり、これによって、インクタンクの交換作業に対する使用者負担の軽減が図られたインクジェット記録装置を実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1から図5を参照しながら、本発明に係るインクタンク接続構造を具備するインクジェット記録装置1について説明する。
本実施形態におけるインクジェット記録装置1には、略直方体状の筐体(図示せず)が具備されている。この筐体の底面の四隅には、図2に示すように、4つの車輪2,2が配設されており、インクジェット記録装置1が全体として移動自在となっている。また、筐体の内部には、鉛直方向Xに延在する複数の長尺な柱状部材3が配設されており、これら柱状部材3には、図3に示すように、水平方向Yに延在する複数の長尺な支持部材4が架設されている。
これら支持部材4のうち、正面側から2本目の支持部材4の上面には、略直方体状に成型された3つの固定部材5,5,5が、水平方向Yに離間して配設されている。これら押圧部材5,5,5の上面には、水平方向Yに延在する長尺な案内部材6が架設されており、さらに、この案内部材6には、略直方体状のキャリッジ7が、水平方向Yに移動自在となるように支持されている。
キャリッジ7の内部には、記録媒体Pの記録面に向けてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、ホワイト(W)の各プロセスカラーのインクを吐出する5つの記録ヘッド(図示せず)が搭載されている。これら記録ヘッドは、水平方向Yに沿って一列に配列されており、キャリッジ7の往復移動に伴って移動するようになっている。また、各記録ヘッドの記録媒体Pと対向する面(以下、吐出面)には、インクをインク滴として吐出する多数のノズル(図示せず)が配列されている。
このような記録ヘッドには、例えば、ピエゾ素子又は加熱素子等によって内部のインクに圧力を付与する素子がノズルごとに設けられ、このような素子の動作により、各ノズルからインクを液滴として吐出するように構成されている。
キャリッジ7の内部であって、記録ヘッドの両側面には、記録媒体Pに紫外線を照射する2つの紫外線照射装置(図示せず)が配設されており、これら紫外線照射装置の内部には、紫外線光源(図示せず)が設けられている。
なお、紫外線光源には、例えば低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、ブラックライト、冷陰極管、LED(Light Emitting Diode)などが適用可能である。
また、支持部材4における水平方向Yの一側の下方には、図2に示すように、記録ヘッドにインクを供給するためのインク供給装置8が格納されている。このインク供給装置8の底面には、図1に示すように、2つの車輪9,9が配設されており、水平面内において水平方向Yと直交する方向に移動自在となっている。ここで、インク供給装置8が移動する方向を、移動方向Zとする。
また、インク供給装置8には、図2に示すように、略直方体状に成型され、装置本体の正面側に握り部10が具備された計5つのインクタンク収容部11が配設されており、各インクタンク収容部11は、互いの長手側が平行となるように、水平方向Yに沿って配置されている。
インクタンク収容部11の長手側の内壁面上には、それぞれ2本ずつ、計4本の長尺な案内部材12,12,12,12が、互いに平行となるように、移動方向Zに延在して配設されている。これら案内部材12には、インクタンク保持部13が支持されており、各インクタンク保持部13は、移動方向Zに移動自在となっている。
このインクタンク保持部13は、図4に示すように、略長方形状の板状部材を折曲させたような形状、すなわち、水平方向Yに沿った縦断面の形状が凹状となるように成型されている。また、インクタンク保持部13における長手側の壁面の一端は、図5に示すように、移動方向Zに突出した略三角形状に延設されており、この延設された部分には、係合ピン14,14が設けられている。
さらに、インクタンク保持部13の底面であって、長手側と直交する側の縁端部には、図4に示すように、略直方体状に成型された計4つの嵌合部材15が配設されている。同様に、インクタンク保持部13の底面であって、長手側の縁端部には、略直方体状に成型された計4つの導入部材16が配設されている。これら導入部材16には、開口した上面側に向かって拡大するような傾斜面17が形成されている。
また、インクタンク保持部13の底面の中央部には、略正方形状の嵌入孔18が穿設されている。また、同一面上には、この嵌入孔18を囲繞するように、略円形状の計4つの挿通孔19が穿設されている。
また、インクタンク保持部13には、図1に示すように、略直方体状のインクタンク20が格納されており、インクタンク保持部13に対して着脱自在となっている。インクタンク20には、図4に示すように、長手側と直交する側の縁端部に、略直方体状に形成された計4つの凹部21が配設されており、これら凹部21には、インクタンク保持部13に配設された嵌合部材15が遊嵌されるようになっている。また、凹部21が形成された面と同一面上には、断面形状凹状に形成された計4本の係止溝22が配設されている。
一方、インクタンク20の底面には、図4及び図5に示すように、プラスチック等によって成型された注出部23が設けられている。この注出部23は、図4に示すように、先端部がテーパ状に成型されており、この先端部がインクタンク20の内方に向かうように取り付けられている。
また、インクタンク20の長手側と直交する側の縁端部には、外方に向かって突出したインクタンクフランジ24,24がそれぞれ配設されている。
インクタンク保持部13の下方には、図1及び図5に示すように、昇降自在なインクタンク装填部25が設けられており、このインクタンク装填部25には、図5に示すように、略長方形状の基板26が具備されている。この基板26の一面には、図4に示すように、略円筒状に形成された計4本の係止棒27が、インクタンク保持部13の底面に穿設された嵌入孔19と対応する位置に配置されている。また、この基板26の上面であって、長手側の縁端部には、図4に示すように、略長方形状に成型された2枚の側面板28,28が配設され、水平方向Yに沿ったインクタンク装填部25の縦断面の形状が凹状となるように成型されている。これら側面板28,28の下端部は、図5に示すように、略台形状に延設されており、この延設された部分には、略長方形状に開口した受部29が形成されている。
また、基板26の中央部には、図5に示すように、先端部がテーパ状に成型された注入部30が固定されており、インクタンク装填部25の上昇に伴って、注入部30の先端部がインクタンク保持部13の嵌入孔18を介してインクタンク20の注出部23に嵌入されるようになっている。
一方、注入部30の他端部は、略円筒形状に成型されている。この他端部には、バネ31が設けられており、注入部30の先端部が押圧されると他端部が下方に変位するようになっている。このような他端部は、図1に示すように、ゴム等の合成樹脂により成型されたインク供給管32を介して、筐体内部の背面側に配設されたポンプ33と接続されており、さらに、図2に示す別のインク供給管34を介して、上述したキャリッジ7に搭載された記録ヘッドに対してインクを供給するようになっている。
2枚の側面板28,28のうち、一の側面板28の一面と対向する位置には、図4及び図5に示すように、平板状の板カム35が離間して配設されている。これら板カム35は、一の頂点部から長手方向に向って略長方形状に切除された形状、すなわち、図1及び図5に示すように、段差部36を有する形状に成型されている。また、板カム35には、図5に示すように、略長方形状の2つの開口部37,37が形成され、開口部37,37の長手側と、板カム35の長手側とが、平行となるように配置されている。このような開口部37,37には、基準ピン38,38がそれぞれ通されており、上述した板カム35は、これら基準ピン38,38によって支持されている。さらに、板カム35の下部には、略長方形状に開口した受部39が形成され、この受部39の長手側と、板カム35の長手側と直交する側とが、平行となるように配置されている。
このようなインクタンク装填部25の下方には、図1及び図5に示すように、中途部が屈曲したクランク状に成型されたアーム40が配設されている。アーム40の一端には、図5に示すように、回転支軸41が軸通されており、回転支軸41を介して回転自在に軸支されている。
一方、アーム40の他端には、把持部42が設けられている。また、アーム40における把持部42と近接した位置には、握り部43が具備された係止レバー44が、回転支軸46を介して回転自在に軸支されている。係止レバー44には、中途部が屈曲したクランク状の案内孔47が開口されており、この案内孔47の一端部には、L字状に屈曲した係止部48が形成されている。このような案内孔47には、インクタンク保持部13に設けられた係合ピン14が通されており、これによって、係合ピン14を介して、係止レバー44と、インクタンク保持部13とが連結されている。
また、アーム40の中途部には、2本の固定ピン49,49が配設されており、一の固定ピン49は、板カム35の受部39に通されている。また、他の固定ピン49は、側面板28の受部28に通されている。これによって、これら固定ピン49,49を介して、アーム40と、インクタンク装填部25の側面板28及び板カム35とが、それぞれ連結されている。
このように構成されたアーム40は、てこの原理を利用して作動するようになっており、支点である回転支軸41から力点である把持部42までの距離が、回転支軸41から作用点である側面板28の受部28に通された固定ピン49までの距離の3倍となるように各部材が配設されている。
板カム35に形成された段差部36には、略三角形状のカムフォロア50が当接されている。このカムフォロア50の中心には、カム軸51が通されており、このカム軸51を介して、回転自在に軸支されている。また、カムフォロア50の2つの頂点部には、連結ピン52,52が通されており、中途部が屈曲したクランク状に成型された第1連動部材53の一端と、第1連動部材53と同様の形状に成型された第2連動部材54の一端とに、それぞれ連結されている。
第1連動部材53及び第2連動部材54の他端には、連結ピン55,55が通されており、これら連結ピン55,55を介して、押圧部材56,56と連結されている。各押圧部材56,56は、板状部材を折曲させることによって成型されており、底面視して、コ字状となるように形成されている。また、各押圧部材56,56の両縁端部には、突出した形状の爪部57が形成されている。
さらに、各押圧部材56,56の側面には、回転支軸58,58が通軸されており、これら回転支軸58,58を介して、回転自在に軸支されている。これによって、アーム40の上方への回転移動に伴う板カム35の上昇に連動してカムフォロア50が回転することにより、第1連動部材53及び第2連動部材54が移動方向Zに移動することで、各押圧部材56,56が傾倒し、インクタンク20に配設されたインクタンクフランジ24,24が、押圧部材56の爪部57で押圧されるようになっている。
次に、本実施形態におけるインクジェット記録装置1及びインクタンク装填構造の作用について説明する。
まず始めに、本実施形態におけるインクジェット記録装置1による画像記録動作について説明する。
インクジェット記録装置1に所定の画像情報が送られると、図示しない搬送ローラが所定の回転と停止とを繰り返し、記録媒体Pは、その非記録面がプラテンによって支持された状態で、プラテンの上面を移動方向Zに沿って間欠的に搬送される。
そして、搬送ローラが停止する毎にキャリッジ7が作動し、記録媒体Pの直上を水平方向Yに往復移動する。この際、キャリッジ7に搭載された記録ヘッド及び紫外線照射装置も、キャリッジ7の移動に伴って記録媒体Pの直上を往復移動し、記録媒体Pに対して記録ヘッドのノズルから所要の色のインクが吐出された後、紫外線照射装置に具備された紫外線光源から紫外線が照射される。その後、同様の動作が繰り返され、記録媒体Pの記録面に所望の画像が形成されて、一連の画像記録動作が完了する。
次に、インクタンク20の交換作業、すなわち、インクタンク20の取り外し動作及び装填動作の詳細について、それぞれ説明する。
まず始めに、図5から図7を参照しながら、インクタンク20の取り外し動作について説明する。ここで、図5から図7における矢印Aは、インクタンク20の取り外し動作における一連の動作を示したものであり、矢印Bは、インクタンク20の装填動作における一連の動作を示したものである。
上述した一連の画像記録動作によって、インクタンク20に貯留されたインクが空になった場合、使用者が、インク供給装置8のインクタンク収容部11に設けられた握り部10を把持し、装置本体の正面側に引くことにより、インクタンク20及びインクタンク保持部13が案内部材12に沿って移動方向Zに移動される。
次に、インクタンク20及びインクタンク保持部13の全体が筐体の外部に現れたことを確認した後、係止レバー44の握り部43を把持し、図5に示すように、装置本体の正面側に押動させる。これによって、案内孔47に通された係合ピン14が係止部48から外されて、アーム40は、一切の操作が禁止された状態から解放される。
その後、アーム40の把持部42を把持し、図6に示すように、アーム40を下方に回転移動させると、アーム40の回転移動に伴って板カム35が降下し、板カム35の側面と当接しているカムフォロア50が、カム軸51を中心として反時計回りに回転することにより、図7に示すように、板カム35の段差部36にカムフォロア50の一の頂点部が掛合される。この際、カムフォロア50の回転動作に連動して、第1連動部材53及び第2連動部材54が水平方向に移動することにより、連結ピン55,55を介して第1連動部材53及び第2連動部材54と連結した押圧部材56,56が、回転支軸58,58を中心として回転する。これによって、インクタンクフランジ23を押圧していた押圧部材56の爪部57が上方に回転移動して、押圧部材56,56によるインクタンク20の上方への浮き上がりに対する規制が解除される。
さらにアーム40を下方に回転移動させると、アーム40の回転移動に伴ってアーム40と連結されたインクタンク装填部25が降下し、インクタンク20の注出部23から、インクタンク装填部25の基板26に設けられた注入部29が抜脱されるとともに、基板26に配設された係止棒27が、インクタンク保持部13の挿通孔19及びインクタンク20の係止溝22から引出される。
最後に、アーム40が完全に下方に移動されたことを確認した後、インクが空になったインクタンク20を上方に引き上げることにより、インクタンク20の取り外し動作が完了する。
次に、上述した取り外し動作と同様に、図5から図7を参照しながら、インクタンク保持部13に、インクタンク20を装填する際の動作について説明する。
まず始めに、内部が空となったインクタンク保持部13の上面から、インクが貯留された新しいインクタンク20を挿入する。この際、インクタンク20の挿入過程において、インクタンク保持部13の導入部材16に形成された傾斜面17に、インクタンク20の底面の縁端部が当接するとともに、インクタンク20の凹部21に、インクタンク保持部13の嵌合部材15が遊嵌されることにより、インクタンク20がインクタンク保持部13の所定の位置に装填される。
次に、アーム40の把持部42を把持し、図7に示すように、アーム40を上方に回転移動させると、アーム40の回転移動に伴ってアーム40の回転移動に伴って板カム35が上昇し、板カム35の段差部36に掛合されたカムフォロア50の一の頂点部が上方に押動されることにより、図6に示すように、カムフォロア50が、カム軸51を中心として時計回りに回転する。さらに、このカムフォロア50の回転動作に連動して、第1連動部材53及び第2連動部材54が水平方向に移動することにより、連結ピン55,55を介して第1連動部材53及び第2連動部材54と連結した押圧部材56,56が、回転支軸58,58を中心として回転し、押圧部材56の爪部57が、インクタンク20のインクタンクフランジ24,24を押圧して、インクタンク20の上方への浮き上がりが規制される。
また、インクタンク装填部25の上昇移動に伴って、インクタンク装填部25の基板26に設けられた注入部29がインクタンク20の注出部23に嵌入されるとともに、同じく基板26に配設された係止棒27が、インクタンク保持部13の挿通孔19挿通され、さらに、インクタンク20の係止溝22に係止される。
さらに、アーム40を所定の高さまで移動させて、係止レバー44の握り部43を把持し、図6に示すように、装置本体の正面側に引く。これよって、係止レバー44の導入孔45に通された係合ピン14が係止部48に係止されて、図5に示すように、アーム40及びインクタンク装填部25の下方への移動が規制されるとともに、押圧部材56,56によるインクタンクフランジ24,24の押圧、すなわち、押圧部材56,56によるインクタンク20の浮き上がりに対する規制が維持され、アーム40の一切の操作が禁止された状態となる。
最後に、インクタンク20の注出部23と、インクタンク装填部25の注入部29との間からインクの漏洩が生じていないことを確認した後、インクタンク収容部11の握り部10を把持し、装置本体の背面側にインクタンク収容部11を押動させることにより、インクタンク20の装填動作が完了するとともに、一連のインクタンク20の交換作業が完了する。
このとき、インクタンク20をインクタンク保持部13に挿入した後に、アーム40の操作により、インクタンク装填部25を上方移動させ、インクタンク保持部によって保持されたインクタンク20の注出部23に対して、インクタンク装填部25の注入部30を接続させているので、インクタンク保持部13にインクタンク20を導入する動作と、導入されたインクタンク20の注出部23にインクタンク装填部25の注入部30を接続させる動作とに接続作業を分割させることで、接続作業に要する作業力を分散させることができる。
また、接続作業時において、アーム40の操作により、このアーム40と連結されたインクタンク装填部25が連動されるので、貯留されているインクによって自重が重くなったインクタンク20を動作させることなく、接続作業を容易に行うことができる。
さらに、インクタンク保持部13の係合ピン14を、アーム40に具備された係止レバー44の係止部48に係止させることにより、アーム40の一切の動作が禁止されるので、インクタンク20と接続されたインクタンク装填部25の抜脱を防止することができる。
さらに、アーム40には、てこの原理が利用されているため、簡易な操作でアーム40を作動させることができるとともに、アーム40における回転支軸41から把持部42までの距離が、回転支軸41から側面板28の受部28に通された固定ピン49までの距離の3倍となるように構成されているので、注出部23と注入部30との接続に必要な作業力を低減することができる。
さらに、インクタンク保持部13にインクタンク20を挿入する際に、インクタンク20の底面の縁端部が、インクタンク保持部13の導入部材16に当接した後、傾斜面17に沿って所定の位置に配置されるので、傾斜面17を形成するといった簡単な構成の部材によって、インクタンク保持部13の嵌入孔18に対するインクタンク20の注出部23の位置合わせを容易に行うことができる。
さらに、インクタンク保持部13にインクタンク20を挿入する際に、インクタンク保持部13に配設された嵌合部材15が、インクタンク20に形成された凹部21に嵌合されることにより、インクタンク20をインクタンク保持部13における所定の位置で固定するので、インクタンク20の注出部23と、インクタンク保持部13の嵌入孔18との相対的な位置関係を維持することができる。
さらに、インクタンク20の注出部23にインクタンク装填部25の注入部30を接続する際に、インクタンク装填部25の基板26に配設された係止棒27が、インクタンク保持部13の挿通孔19を介して係止溝22に嵌入されることにより、インクタンク20をインクタンク装填部25における所定の位置で固定するので、インクタンク20の注出部23及びインクタンク保持部13の嵌入孔18と、インクタンク装填部25の注入部30との相対的な位置関係を維持することができる。
以上より、本実施形態におけるインクタンク装填構造及びそれを有するインクジェット記録装置1によれば、内部に貯留されたインクを注出する注出部23を備えるインクタンク20と、導入されるインクタンク20を支持し、注出部23と対応する位置に嵌入孔18を備えるインクタンク保持部13と、嵌入孔18を介して注出部23と接続される注入部30を備えるインクタンク装填部25と、インクタンク装填部25と連結し、所定の位置で固定されたインクタンク20の注出部23に対するインクタンク装填部25の注入部30の接続動作を操作する動作手段とを具備するので、インクタンク保持部13にインクタンク20を導入する動作と、導入されたインクタンク20の注出部23にインクタンク装填部25の注入部30を接続させる動作とに接続作業を分割させることで、接続作業に要する作業力を分散させることが可能となり、これによって、インクタンクの交換作業に対する使用者負担の低減を図ることができる。
また、接続作業時において、動作手段の操作により、この動作手段と連結されたインクタンク装填部25が連動されるので、貯留されているインクによって自重が重くなったインクタンク20を動作させることなく、接続作業を容易に行うことが可能となり、これによって、インクタンクの交換作業に対する使用者負担の低減を図ることができる。
さらに、動作手段には、インクタンク装填部25を所定の位置で保持するための係止レバー44が具備されているので、係止レバー44の操作により、動作手段の一切の動作を禁止することで、インクタンク20と接続されたインクタンク装填部25の抜脱を防止することが可能となり、これによって、接続部の密閉性を維持することができる。
さらに、動作手段が、てこの原理を利用したアーム40からなるので、簡易な操作でアーム40を作動させることが可能となり、これによって、接続作業に対する使用者負担の軽減を図ることができる。
さらに、アーム40における回転支軸41から把持部42までの距離が、回転支軸41から側面板28の受部28に通された固定ピン49までの距離の3倍となるように構成されているので、注出部23と注入部30との接続に必要な作業力を低減することが可能となり、これによって、接続作業に対する使用者負担の大幅な軽減を図ることができる。
さらに、インクタンク保持部13には、導入されるインクタンク20を所定の位置に配置する導入手段を具備されているので、インクタンク20をインクタンク保持部13に導入するとともに、インクタンク保持部13における所定の位置に配置することが可能となり、これによって、インクタンク保持部13の嵌入孔18に対するインクタンク20の注出部23の位置合わせを容易にし、操作性の向上を図ることができる。
さらに、導入手段が、インクタンク20の導入方向に向かって開口するような傾斜面17が形成された導入部材16からなるので、導入されるインクタンク20の底面の縁端部が導入部材16の傾斜面17に当接した後、傾斜面17に沿って移動することで、インクタンク保持部13における所定の位置にインクタンク20を配置させることが可能となり、これによって、簡易な構造で導入手段を構成することができる。
さらに、インクタンク20に凹部21が、インクタンク保持部13に嵌合部材15がそれぞれ具備され、嵌合部材15が、凹部21に嵌合されることにより、インクタンク20をインクタンク保持部13における所定の位置で固定するので、インクタンク20の注出部23と、インクタンク保持部13の嵌入孔18との相対的な位置関係を維持することが可能となり、これによって、後続の注出部23に対する注入部30の接続を容易にし、操作性の向上を図ることができる。
さらに、インクタンク20に係止溝22が、インクタンク装填部25に係止棒27がそれぞれ具備され、係止棒27が、インクタンク保持部13の挿通孔19を介して係止溝22に嵌入されることにより、インクタンク20をインクタンク装填部25における所定の位置で固定するので、インクタンク20の注出部23及びインクタンク保持部13の嵌入孔18と、インクタンク装填部25の注入部30との相対的な位置関係を維持することが可能となり、これによって、接続後における注出部23と注入部30とのズレを防止し、密着性の向上を図ることができる。
本発明に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す縦断面図である。 本発明に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す正面図である。 図2における面III−IIIを示す横断面図である。 本発明に係るインクタンク装填構造の主要部の構成を示す底面図である。 インクタンク交換時におけるインクタンク装填構造の主要部の態様を示す概略図である。 インクタンク交換時におけるインクタンク装填構造の主要部の態様を示す概略図である。 インクタンク交換時におけるインクタンク装填構造の主要部の態様を示す概略図である。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
8 インク供給装置
13 インクタンク保持部
15 嵌合部材
16 導入部材
17 傾斜面
18 嵌入孔
19 挿通孔
20 インクタンク
21 凹部
22 係止溝
23 注出部
24 インクタンクフランジ
25 インクタンク装填部
27 係止棒
30 注入部
35 板カム
40 アーム
44 係止レバー
50 カムフォロア
51 カム軸
X 鉛直方向
Y 水平方向
Z 移動方向

Claims (9)

  1. 内部に貯留されたインクを注出する注出部を備えるインクタンクと、
    導入される前記インクタンクを支持し、前記注出部と対応する位置に開口部を備えるインクタンク保持部と、
    前記開口部を介して前記注出部と接続される注入部を備えるインクタンク装填部と、
    前記インクタンク装填部と連結し、所定の位置で固定された前記インクタンクの前記注出部に対する前記インクタンク装填部の前記注入部の接続動作を操作する動作手段とを具備することを特徴とするインクタンク装填構造。
  2. 前記動作手段は、前記インクタンク装填部を所定の位置で保持するための係止手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のインクタンク装填構造。
  3. 前記動作手段は、てこの原理を利用したアームからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクタンク装填構造。
  4. 前記アームは、支点から力点までの距離が、支点から作用点までの距離の3倍となるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のインクタンク装填構造。
  5. 前記インクタンク保持部は、導入される前記インクタンクを所定の位置に配置する導入手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインクタンク装填構造。
  6. 前記導入手段は、前記インクタンクの導入方向に向かって開口するような傾斜面が形成されたブロックからなることを特徴とする請求項5に記載のインクタンク装填構造。
  7. 前記インクタンクは、位置決め溝を具備し、
    前記インクタンク保持部は、第1の位置決め部材を具備し、
    前記第1の位置決め部材は、前記位置決め溝に嵌合されることにより、前記インクタンクを前記インクタンク保持部における所定の位置で固定することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のインクタンク装填構造。
  8. 前記インクタンクは、位置決め穴を具備し、
    前記インクタンク装填部は、第2の位置決め部材を具備し、
    前記第2の位置決め部材は、前記位置決め穴に嵌入されることにより、前記インクタンクを前記インクタンク装填部における所定の位置で固定することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のインクタンク装填構造。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載したインクタンク装填構造を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131070A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Fuji Xerox Co Ltd 液体供給装置
JPWO2016120954A1 (ja) * 2015-01-26 2017-11-02 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置

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