JP2006149058A - 無停電電源装置 - Google Patents

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誠 谷津
Kazuyoshi Kurashima
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Abstract

【課題】負荷急変時の電力制御の遅れを防止して逆潮流の発生を防止するようにした直列電圧補償式の無停電電源装置を提供する。
【解決手段】第1,第2のDC/AC変換器24,25とトランス1と蓄電池3とを備えた直列電圧補償式の無停電電源装置において、第2のDC/AC変換器25の制御回路は、交流電源電圧の変動分と負荷電流の有効電流成分との積を演算するためのAC/DC変換器54、加算器55、電流検出器51、有効電流演算器52及び乗算器56と、DC/AC変換器25が流すべき有効電流成分を含む電流指令値を生成するための無効電流演算器53、加算器57,60と、前記電流指令値に従ってDC/AC変換器25の交流電流を制御するための電流検出器63、加算器61、電流調節器62等を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、商用電源電圧が変動した場合でも負荷に安定した電圧を供給する直列電圧補償式の無停電電源装置に関し、詳しくは、無停電電源装置による電力制御性能を向上させる技術に関するものである。
図2は、直列電圧補償式無停電電源装置の従来技術を示す回路図である。
図2において、商用電源が接続される交流入力端子uと交流出力端子Uとの間の交流母線には、交流スイッチ4を介してトランス1の二次巻線1bが直列に接続され、その一次巻線1aには、半導体ブリッジ20,21からなる直列電圧補償用の第1のDC/AC変換器24の交流側端子が接続されている。なお、半導体ブリッジ20,21は、環流ダイオードが逆並列接続されたIGBT等の半導体スイッチング素子を2個直列に接続して構成されている。
第1のDC/AC変換器24には、直流部を共通にした、半導体ブリッジ22,23からなる第2のDC/AC変換器25が接続され、その交流側端子はリアクトル6を介して交流出力端子U,Vに接続されている。これらの交流出力端子U,Vの間には、平滑コンデンサ8及び負荷(図示せず)が接続されている。
また、DC/AC変換器24,25の前記直流部には、電力貯蔵手段としての蓄電池3が接続されている。
上記構成において、交流入力端子u,vに加えられる商用電源電圧が変動した場合、第1のDC/AC変換器24の制御によってトランス1の一次側電圧、ひいては二次側電圧を調節することが可能である。この二次側電圧を商用電源電圧に直列に加えることで電源電圧の変動分を補償し、交流出力端子U,Vに安定した電圧を供給することができる。
ここで、電源電圧の変動が電圧低下であれば、その電圧低下を補償するためにトランス1は電圧を加算する。この状態で交流母線に負荷電流が流れると、第1のDC/AC変換器24からトランス1を介して交流母線側に交流電力を注入する。そこで必要となるエネルギーは、第2のDC/AC変換器25をコンバータ動作(整流器動作)させることで交流母線から直流部に供給され、第1のDC/AC変換器24からトランス1の一次巻線に供給される。
逆に、電源電圧の変動が電圧上昇であれば、その電圧上昇を補償するためトランス1は電圧を減算する。この状態で交流母線に負荷電流が流れると、トランス1を介して第1のDC/AC変換器24により交流電力を吸収し、直流電力に変換する。この直流電力(エネルギー)は、第2のDC/AC変換器25をインバータ動作させることで交流電力に変換され、交流母線に回生される。
図3は、このときの各部の電圧波形を示しており、電源電圧の低下期間にはトランス1の二次側電圧を電源電圧に加算し、上昇期間には電源電圧から減算することにより、出力電圧をほぼ一定に保つことができる。
上述した電源電圧補償時における第2のDC/AC変換器25の動作は、DC/AC変換器24,25の直流部の電圧により決定される。
電源電圧の低下時において、トランス1における電圧加算に伴う第1のDC/AC変換器24からの電力放出時には、その電力が前記直流部から一旦放出されるため、直流部の電圧は低下する。このため、直流部の電圧低下を電圧検出器(図示せず)により検出し、第2のDC/AC変換器25をコンバータ動作(整流器動作)させて放出分の電力を補っている。
また、電源電圧の上昇時において、トランス1における電力減算に伴う第1のDC/AC変換器24による電力吸収時には、その電力が前記直流部に一旦流入するため、直流部の電圧は上昇する。このため、直流部の電圧上昇を電圧検出器により検出し、第2のDC/AC変換器25をインバータ動作させて流入分の電力を交流母線側に回生させている。
このような動作は、例えば特許文献1,2に開示されている。
実用新案登録第2586984号公報(段落[0004],[0005],[0019],[0020]、図1等) 特開平11−234903号公報(段落[0003],[0004]、図2等)
上述したように、従来の技術において、第2のDC/AC変換器25の制御は直流部の電圧を検出して間接的に行われている。このため、負荷急変時などにはDC/AC変換器25の制御に遅れを生じるという問題があった。
ここで、図4は、商用電源電圧が平常時(電圧及び電力を100%とする)の110%に上昇し、トランス1が10%の電圧上昇分を吸収するために第1のDC/AC変換器24による吸収電力が−9%となり、その吸収電力を第2のDC/AC変換器25がインバータ動作により交流母線に回生して(回生電力は9%)、負荷の電圧及び電力を100%に維持している状態を示している。
いま、この状態で負荷が急変し、零となった場合を想定してみる。
このとき、第2のDC/AC変換器25の電力制御に遅れがあると、その回生電力は、負荷が零であるため商用電源側に供給されることとなり、いわゆる逆潮流となってしまう。この逆潮流は、商用電源側に悪影響を及ぼす場合があることから、一般的には許容されていない。
すなわち、従来の技術では、負荷急変時に第2のDC/AC変換器25による電力制御の遅れが逆潮流を発生させるおそれがあり、これを防止することが課題となっていた。
そこで本発明の解決課題は、上記の電力制御の遅れを防止して逆潮流の発生を未然に防止するようにした直列電圧補償式の無停電電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載した発明は、商用電源が接続された交流入力端子と負荷が接続された交流出力端子との間の交流母線に二次巻線が直列に接続されたトランスと、
このトランスの一次巻線の両端が交流側端子に接続された直列電圧補償用の第1のDC/AC変換器と、
第1のDC/AC変換器と直流部を共通にし、かつ、交流側端子が前記交流母線に接続された第2のDC/AC変換器と、
前記直流部に接続された電力貯蔵手段と、を備え、
商用電源電圧の変動時に、前記トランスと第1のDC/AC変換器との間で電力を授受すると共に、第1のDC/AC変換器と前記交流母線との間で前記電力貯蔵手段及び第2のDC/AC変換器を介して電力を授受することにより、前記負荷に供給される交流出力電圧を安定化するようにした直列電圧補償式の無停電電源装置において、
第2のDC/AC変換器の制御回路は、
商用電源電圧の変動分と負荷電流の有効電流成分との積を演算する手段と、
前記の積に基づき、第2のDC/AC変換器が流すべき有効電流成分を含む電流指令値を生成する手段と、
前記電流指令値に従って第2のDC/AC変換器の出力電流を制御する手段と、を備えたものである。
請求項2に記載した発明は、請求項1において、前記電流指令値に、前記電力貯蔵手段の電圧を所定値に制御するための電流指令値を含むことを特徴とする。
本発明においては、負荷(無停電電源装置の出力電流)の急変を第2のDC/AC変換器の電流指令値に直ちに反映させることにより、第2のDC/AC変換器の制御遅れに起因する逆潮流の発生を未然に防止して装置の高性能化を図ることができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、この実施形態の構成を示すブロック図である。無停電電源装置の主回路構成は図2と同様であり、30は入力商用電源、40は負荷、1は交流母線に接続されたトランス、24は直列電圧補償用の第1のDC/AC変換器、25はDC/AC変換器24と直流部が共通であって交流側端子が交流母線に接続された第2のDC/AC変換器、3は前記直流部に接続された電力貯蔵手段としての蓄電池である。
次に、第2のDC/AC変換器25の制御回路の構成を説明する。なお、図1では、第1のDC/AC変換器24の制御回路の図示を省略してある。
図1において、51は交流出力電流(負荷電流)を検出する電流検出器であり、その電流検出値Ioutは有効電流演算器52に入力されて有効電流成分Iout(d)が算出される。また、電流検出値Ioutは無効電流演算器53に入力されて無効電流成分Iout(Q)が算出されるようになっている。
一方、入力商用電源30の電圧検出値VinはAC/DC変換器54によって直流量に変換された後、加算器55に入力されて電源電圧設定値との偏差ΔVinが算出される。ここで、電源電圧設定値として入力商用電源30の定格電圧相当値を設定することで、ΔVinは定格電圧に対する偏差(電源電圧変動分)となり、この偏差は、トランス1による補償電圧の実効値に相当する。
次いで、乗算器56では、ΔVinとIout(d)とを乗算してI(d)が算出される。このI(d)は、トランス1による補償電圧(ΔVin相当)と、その時、トランス1に流れる電流(Iout(d)相当)とによって決定される、トランス1が交流母線に対して注入または吸収するべき電力に相当する。
この電力は、言い換えれば、第2のDC/AC変換器25が第1のDC/AC変換器24に供給し、または交流母線に回生するべき電力であり、交流出力電圧を一定値とすれば、第2のDC/AC変換器25が流すべき有効電流成分に相当する。
次に、加算器57では、I(d)とIout(Q)とを加算して有効成分及び無効成分からなるDC/AC変換器25の電流指令値I’を作成して加算器60に入力する。
また、電流検出器59による蓄電池3の電流検出値と直流部の電圧検出値とが入力されている充電調節器58からの電流指令値Iも加算器60に入力され、前記I’とIとの加算値が第2のDC/AC変換器25に対する電流指令値Iとして出力される。なお、電流指令値Iは蓄電池3の電圧を所定値に保つために必要とされる電流指令値である。
DC/AC変換器25の出力電流Iinvは電流検出器63により検出され、前記電流指令値Iと電流検出値Iinvとの偏差が加算器61により演算される。電流調節器62は、この偏差をなくすように、DC/AC変換器25のスイッチング素子をオンオフさせて瞬時電流波形制御を行うものである。
上記の制御により、有効電流演算器52及び無効電流演算器53として高速応答の演算器を用いれば、負荷40の急変に伴う出力電流Ioutの急変を第2のDC/AC変換器25の電流指令値Iに直ちに反映させることができ、出力電流Ioutの値に応じた電流指令値Iを速やかに生成することでDC/AC変換器25の制御遅れに起因する逆潮流の発生を未然に防止することができる。
すなわち、本実施形態では、第2のDC/AC変換器25の電流指令値Iに、トランス1による補償電圧相当値ΔVinと出力電流の有効電流成分Iout(d)との積を含ませることにより、負荷急変時におけるDC/AC変換器25の交流電流制御の応答性を改善し、逆潮流の発生を防いで無停電電源装置の性能を向上させることができる。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 直列電圧補償式無停電電源装置の従来技術を示す回路図である。 図2の動作を説明するための各部の波形図である。 図2における電源電圧上昇時の動作説明図である。
符号の説明
1:トランス
3:蓄電池
20〜23:半導体ブリッジ
24,25:DC/AC変換器
30:入力商用電源
40:負荷
51,59,63:電流検出器
52:有効電流演算器
53:無効電流演算器
54:AC/DC変換器
55,57,60,61:加算器
56:乗算器
58:充電調節器
62:電流調節器

Claims (2)

  1. 商用電源が接続された交流入力端子と負荷が接続された交流出力端子との間の交流母線に二次巻線が直列に接続されたトランスと、
    このトランスの一次巻線の両端が交流側端子に接続された直列電圧補償用の第1のDC/AC変換器と、
    第1のDC/AC変換器と直流部を共通にし、かつ、交流側端子が前記交流母線に接続された第2のDC/AC変換器と、
    前記直流部に接続された電力貯蔵手段と、を備え、
    商用電源電圧の変動時に、前記トランスと第1のDC/AC変換器との間で電力を授受すると共に、第1のDC/AC変換器と前記交流母線との間で前記電力貯蔵手段及び第2のDC/AC変換器を介して電力を授受することにより、前記負荷に供給される交流出力電圧を安定化するようにした直列電圧補償式の無停電電源装置において、
    第2のDC/AC変換器の制御回路は、
    商用電源電圧の変動分と負荷電流の有効電流成分との積を演算する手段と、
    前記の積に基づき、第2のDC/AC変換器が流すべき有効電流成分を含む電流指令値を生成する手段と、
    前記電流指令値に従って第2のDC/AC変換器の出力電流を制御する手段と、
    を備えたことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 請求項1に記載した無停電電源装置において、
    前記電流指令値に、前記電力貯蔵手段の電圧を所定値に制御するための電流指令値を含むことを特徴とする無停電電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101707392A (zh) * 2009-11-23 2010-05-12 厦门普罗太克科技有限公司 不间断电源的交直流隔离控制方法及电路
CN112421639A (zh) * 2020-10-28 2021-02-26 许继集团有限公司 分布式光伏发电接入配电台区线路电压调节系统和方法

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