JP2006148350A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数チャンネルからデータを出力する撮像素子を有する撮像装置において、簡単にチャンネル間の出力差を調整することのできる撮像装置を提供する。
【解決手段】 2次元に配置された受光部各々で受光して得られた光電変換出力を複数の出力部から出力可能になされた撮像手段(102)と、前記複数の出力部の各々に対応して設けられた信号増幅手段(129)と、前記光電変換出力が飽和レベルに達した後に、前記複数の出力部の飽和出力の大きさを検出する検出手段(110)と、前記検出された各飽和出力の大きさを等しくするように、前記信号増幅手段の増幅度を設定する設定手段(131)とを有する撮像装置である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の出力チャンネルを有する撮像素子を備えた撮像装置において、出力チャンネル間の出力信号の差を調整する技術に関する。
光電変換された出力のチャンネルを2チャンネル持つ撮像素子から同時に出力される2チャンネルの撮像信号用の夫々の信号経路に利得差があると、チャンネル間での撮像信号レベルに差が生じて、映出される撮像画面に横縞やフリッカが生ずる。
この解決策として、撮像輝度レベルに応じて一方のチャンネル側のAGC回路の利得を利得制御回路にて決定し、この利得及び記憶された利得特性を基に、演算部にて他方のチャンネル側のAGC回路の利得を決定するものが記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−200619号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、調整時の条件設定の差が調整精度に影響する。例えば、調整時の輝度設定や管理等は光源や拡散光板の状態の経時的変化、個体差による誤差要因を有するため、調整時に必要とされる条件に校正すること自体、精密な管理を要求される。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであって、複数チャンネルからデータを出力する撮像素子を有する撮像装置において、色フィルタに関わらず簡単にチャンネル間の出力差を調整することのできる撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明に係る請求項1に記載の撮像装置は、2次元に配置された光電変換素子を有する複数の画素からなる受光部と、この受光部各々の画素で受光して得られた光電変換出力を複数の出力部から出力可能になされた撮像手段と、前記複数の出力部の各々に対応して設けられた信号増幅手段と、前記光電変換出力が飽和レベルに達した後に、前記複数の出力部から出力される飽和出力の大きさを検出する検出手段と、前記検出された各飽和出力の大きさを等しくするように、前記信号増幅手段の増幅度を設定する設定手段と、を有する。
また本発明に係る請求項2に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、前記検出手段で飽和出力の大きさを検出するときには、飽和出力を検出可能なように前記信号増幅手段の増幅率を低く設定するように制御される。
また本発明に係る請求項3に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、前記受光部は複数の色フィルタを介して受光するように構成されるとともに、前記複数の出力部は、別々の出力部から同色の色フィルタを介して得られた光電変換出力を出力するようになされた。
また本発明に係る請求項4に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、前記複数の出力部のうち、異なる数の出力部を前記光電変換出力の出力部として選択可能になされた。
また本発明に係る請求項5に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、色情報を有する画像情報を複数の出力部から出力可能になされた撮像手段と、前記複数の出力部のうち、前記撮像手段で撮像された画像情報の出力部を選択する選択手段と、各出力部から出力された飽和信号レベルの大きさを等しくするように、前記選択された各出力部からの信号の増幅度を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された増幅度に基づいて増幅された画像情報をA/D変換するA/D変換手段と、を有する。
また本発明に係る請求項6に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、前記増幅度の設定は、各出力部から出力された飽和信号レベルの大きさを等しくするとともに、前記AD変換手段のAD入力範囲に適正な大きさに増幅するように設定される。
また本発明に係る請求項7に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、前記増幅度の設定は、前記補正対象とする出力部から出力される飽和出力のうちの最大値と他の出力部からの各出力との比を前記AD入力範囲に増幅するように設定された。
また本発明に係る請求項8に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、前記撮像手段は、少なくとも3色からなるフィルタを配列した受光部を有し、前記選択手段は、2つの出力部と4つの出力部との選択を可能なようになされるとともに、2つの出力部が選択されたときには.それぞれ前記受光部のフィルタ配列の異なるラインの画像情報を順次出力し、4つの出力部が選択されたときには、それぞれ前記受光都のフィルタ配列の異なるラインの画像情報とフィルタ配列の同一のラインの画像情報とが交互の順に出力されるようになされた。
また本発明に係る請求項9に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、前記検出手段で飽和出力の大きさを検出するときには、前記信号増幅手段の増幅率を撮影時に設定される増幅率とは異なる増幅率に設定するように制御される。
また本発明に係る請求項10に記載の撮像装置は、上記記載の発明である撮像装置において、所定の大きさの電圧を参照電圧として設定する参照電圧設定手段を更に有し、前記検出手段で飽和出力の大きさを検出するときには、前記光電変換出力から前記参照電圧だけ低下させて前記信号増幅手段で増幅するように制御される。
本発明によれば、複数チャンネルからデータを出力する撮像素子を有する撮像装置において、色フィルタに関わらず簡単にチャンネル間の出力差を調整することができる。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
撮像装置100は、撮影レンズ系101、撮像素子102、撮像回路103、AD変換器104、出力選択部105、前処理部106、画像処理部107、インターフェース部108、カードスロット109、シスコン110、バッファメモリ111、ビデオメモリ112、ビデオ出力回路113、画像表示LCD114、外部インターフェース部115、ストロボ発光部116及び操作部117を備えている。
撮影レンズ系101はズーム光学系、絞り部、オートフォーカス光学系などを備えている。撮像素子102は、例えば数百万画素からなる受光部を有し、撮影レンズ系101を介して入射した被写体像を電気信号に変換して後述するように複数の出力チャンネルから画素信号として出力可能なように構成されている。撮像回路103は、主としてAGC(自動利得制御)処理、及びCDS(相関2重サンプリング)処理などの信号処理を行う。AD変換器104は、撮像回路103から各々出力されるアナログの撮像信号をデジタルの画像データに変換する。出力選択部105は、シスコン110の指令に基づいてAD変換器104の複数の出力チャンネルから所定のチャンネルを選択して画像データを後段に出力する。
前処理部106は上記画像データを基に、AE(自動露出)動作、AF(自動焦点)動作に係る処理を実行する。画像処理部107ではY(輝度)/C(色)生成処理、適切な色バランスを有するRGB信号に関する色マトリクス処理等の処理が施される。インターフェース部108は、カードスロット109を介して着脱メモリ126との間で画像データを授受するためのインターフェースである。シスコン110は、撮像装置100の動作を統括して制御する。バッファメモリ111は、画像データなどを一時的に格納する。ビデオメモリ112は、画像処理部107から出力されるY(輝度)データ及びC(色)データを一時的に記憶する。ビデオ出力回路113は、ビデオメモリ112のデータをアナログの輝度信号(Y信号)及び色信号(C信号)に変換して画像表示LCD114に出力する。なお、この信号は、外部入出力端子を介して外部機器(不図示)に出力することができる。外部インターフェース部115は、PCなどの端末装置(不図示)との間で調整値やその他の情報の授受を行うための通信インターフェースである。
ストロボ発光部116は、シスコン110とストロボ通信コネクタ(不図示)を介して通信可能に装着される。操作部117は、ユーザが入力操作を行う際に使用するスイッチ、十字キーなどで構成される。ユーザはこの操作部117を介して、レリーズ操作、モード設定、電池表示選択などの撮影や再生の操作を行うことができる。電源部118は、電源電圧を撮像装置100の各部が必要とする電圧に変換して供給する。
なお、撮像装置100のチャンネル間の出力差を調整する際には、調整用光源125が用いられる。この調整動作については後述する。
図2は、撮像回路103と関連する回路の詳細の構成を示す図である。図2を参照しつつ、撮像回路103と関連する回路の構成と動作について説明する。
撮像素子102には、画素信号を出力するための出力チャンネルCH1〜CH4が備わっている。それぞれの出力チャンネルCH1〜CH4から読み出されたアナログの画素信号は撮像回路103において増幅部129の増幅器Amp1〜Amp4で増幅される。そして、AD変換器104のそれぞれの変換器AD1〜AD4でデジタル信号に変換された後、出力選択部105が、出力チャンネルCH1〜CH4の内から読み出すデジタル信号とされた画像データを選択して、後段の前処理部106に送り出す。この増幅器Amp1〜Amp4の増幅率(以下、ゲインという)で増幅された各出力に差が有ると上述の撮像画面に横縞やフリッカ、色ずれを生ずる。
ここで、撮像素子102から画素信号を読み出す方式として、2つの出力チャンネルCH1、CH2から読み出す2チャンネル読み出しと、4つの出力チャンネルCH1〜CH4から読み出す4チャンネル読み出しが可能である。4チャンネル読み出しは、高速な読み出し(例えば、連写モード)において使用される方式である。
設定部130は、シスコン110からの信号に基づいて、撮像素子102の動作を駆動制御するとともに、2チャンネル読み出しと4チャンネル読み出しの動作の切り替えを指示する。ゲイン設定部131は、シスコン110からの信号に基づいて、それぞれの増幅器Amp1〜Amp4の増幅率を設定する。出力選択部105は、シスコン110からの2チャンネル読み出しまたは4チャンネル読み出し指示信号に基づいて、対応した選択動作を実行する。
続いて、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置のゲイン差の調整方法について説明する。本調整方法では、撮像装置100に調整用光源125からの光を照射して、撮像素子102から読み出された画素信号に基づいて増幅器Amp1〜Amp4の増幅率を調整する。
図3は、撮像素子102の色フィルタの配列を示す図である。図4は、2チャンネル読み出しによって各チャンネルから読み出される色信号列を示し、図5は、4チャンネル読み出しによって各チャンネルから読み出される色信号列を示している。
以下、4チャンネル読み出しを例としてゲイン差の調整方法を説明する。4チャンネル読み出しでは、図5に示すように、それぞれの増幅器Amp1〜Amp4の出力が、4つの色信号R、B、GB、GRに対応している。調整用光源125からの光の強度(光量)を変化させると、増幅器Amp1〜Amp4の出力は光量に対応して変化する。図6は、光量と増幅器出力との関係を示す図である。なお図6には、説明を簡便にするため、色信号B、GR、GBについてのみ表示している。
図6に示されるように、光量の増加と共に増幅器の出力は増加し、光量が所定値以上となると画素が飽和して、出力値は一定値に固定される。図6では、色信号BとGR、GBが飽和する光量が異なっているが、これは撮像素子102の画素に設けられた色フィルタ毎に調整用光源125に対する感度が異なっているためである。ところで、撮像装置100が取り扱う撮像信号は、光量と出力値との関係が線形な関係を保っていることが望ましい。そのため、増幅器Amp1〜Amp4の出力値は、線形な関係を保っている領域である使用領域内になるように露出が制御される。そして、従来のゲイン差の調整も、この使用領域内における撮像信号に基づいて行われていた。
これに対して、発明者らは、使用領域を越えた領域に存在する画素の飽和状態に着目した。即ち、画素の飽和状態での出力(以下、飽和出力値という)は、色に無関係に撮像素子の蓄積容量で定まるものである。このことから、飽和出力値が一致するように増幅器Amp1〜Amp4のゲインを調整することで、使用領域における特性を調整できることに想到したのである。
この技術思想を実現するため、図7に示すように増幅器に対して感度を特別に低くするようなゲイン(例えば、1/2ゲイン)を設定する。増幅器のゲインは、撮影時にはISO感度に対応して×1、×2、×4、〜×32と倍増した値が設定可能である。しかし、本技術思想を実現しようとした場合、ゲインが最低値の×1の場合であっても、飽和出力値が大きくなりすぎて調整時に飽和出力値を読み取ることができないからである。
こうして、読み取り可能な飽和出力値に各増幅器のゲインを調整した後、最大の飽和出力値に他のチャンネルの飽和出力値を一致させるようにそれぞれの増幅器Amp1〜Amp4のゲインを調整する。
即ち、増幅器Ampi(i=1〜4)の現在のゲインをGi(i=1〜4)、補正係数をg(i=1〜4)として、新たなゲインG’ i(i=1〜4)を式(1)で表す。
G’i=gi×Gi ・・・式(1)
そうすると、補正係数giは、飽和出力値Si(i=1〜4)を用いて式(2)で表される。
gi=Max(S1,S2,S3,S4)/Si ・・・式(2)
このようにして、飽和出力値を一致させるように増幅器Amp1〜Amp4のゲインを調整する。その後、調整後における増幅器Amp1〜Amp4の出力値を、AD変換器104がAD変換できるフルレンジに対応させる。即ち、式(1)、(2)では、飽和出力値にしか着目していないため、場合によっては補正後における出力特性とAD変換器104の変換可能範囲との間に不整合が生ずる恐れがある。そこで、出力値をAD変換器104のフルレンジに対応させるための補正係数kを用いて、新たなゲインG’ i(i=1〜4)を式(3)で定義しても良い。
G’i=k×gi×Gi ・・・式(3)
なお、補正係数kは、増幅器Amp1〜Amp4毎に設け、個々に調整できるようにすることが望ましい。他の要因による補正をも可能とするためである。
なお、上述のゲイン調整の考え方は、4チャンネル読み出し方式に限定されず、2チャンネル読み出し方式であっても適用することが可能である。
続いて、上述の考え方に基づいて、ゲインを調整する手順について説明する。このゲインの調整方法では、撮像装置100の製造工程において補正係数giを算出して把握し、出荷後においてユーザが撮影を行ったときにこの補正係数giを用いて画像処理を行う。
なお、調整手順は、撮像装置内に予め組み込まれた調整用ソフトウエアを動作させて実現しても良く、外部装置であるPCと組み合わせて協働して実現しても良い。
調整者は調整を行うために、調整用光源125からの光を撮像装置100に入射する。ここで調整用光源125は均一な拡散光源を用いるが、上述のように、調整においては飽和出力値を使用するため、画素出力が飽和するような光量を与えられれば、この光源に限定される必要はない。次に、調整者が例えば、撮像装置100に設けられている調整モードスイッチ(不図示)をオンとすると、撮像装置100は、補正係数算出処理(図8)を実行する。
図8のステップS01において、初期化処理を実行する。この初期化処理において、増幅器のゲインを調整用のゲインである、例えば1/2に設定する。また、撮像装置100を4チャンネル読み出しモードに設定した後、タイマーの初期化、撮像素子102の残留電荷掃き出し、内部パラメータのリセットなどを実行する。
ステップS02〜S03において、調整用光源125の光量に基づいた電荷蓄積を開始して画素が飽和するまでの時間t0が経過するまで待機する。そして、飽和時間t0経過後、各増幅器Amp1〜Amp4の出力を読み込む。ここで読み込んだ値は、飽和出力値S1〜S4に対応している。上述のように、予め増幅器のゲインを1/2と低減しているため、飽和状態であっても飽和出力値をAD変換できるレンジ内に収めることができる。
ステップS05〜S06において、式(1)〜式(3)を用いて補正係数giまたはk×giを算出して保存する。
ステップS07において、2チャンネル読み出しによる処理を実行したかどうかを調べ、まだ実行していない場合は、ステップS02に戻って、2チャンネル読み出しモードにおける補正係数giを算出して保存する。以上の手順によって、2チャンネル読み出しと4チャンネル読み出しに対応した補正係数が算定されて保存される。
この後、ユーザが撮像装置100の電源をONすると、撮影時処理(図9)が実行される。
図9のステップS11において、保存されていた補正係数giを読み出してゲイン設定部131に設定する。ステップS12において、撮像装置100の動作モードから4チャンネル読み出しモードか2チャンネル読み出しのいずれの方式を使用するかを判断する。そして、その方式に撮像素子102と出力選択部105を設定する。
ステップS13でYesのとき、即ち、撮影が行われたときは、ステップS14〜S16において、ゲイン設定部131は与えられた補正係数giを用いて増幅器Amp1〜Amp4のゲインを調整する。そして、撮像素子102に蓄積された画素信号を読み出して、調整されたゲインで読み出した信号を増幅した後デジタル信号に変換し、そのデジタル信号である画像データに基づいて画像処理を実行する。
次に、2チャンネル読み出しと4チャンネル読み出しを実現するための撮像素子102の構成と動作について詳細に説明する。
図10は、撮像素子102の構成を示す図である。この図10において、符号P11〜Pmn(m,nは整数)は、2次元状に行列配置(マトリクス配置)されたm×n個の画素を示している。符号1はこれら複数画素からなる受光部を示している。
符号30は、垂直走査回路を示している。この垂直走査回路30は、ライン40−1〜40−nを順次走査していくものであり、各ライン40−1〜40−nに対応した複数のユニット30−1〜30−nで構成されている。
符号10,20は、双方とも水平走査回路を示している。この水平走査回路10,20は、各画素P11〜Pmnから出力信号線50−1〜50−mに導出された電気信号を画素毎に水平方向に順次読み出すためのものである。
この水平走査回路10は、各出力信号線50−1〜50−mに対応した複数のユニット10−1〜10−mからなり、同様に、水平走査回路20は、各出力信号線50−1〜50−mに対応したユニット20−1〜20−mからなる。
各画素P11〜Pmnには、ライン40−1〜40−n、出力信号線50−1〜50−m以外の他のラインも接続されているが、図示を省略する。
出力信号線50−1〜50−mの水平走査回路10側の一端には、トランジスタ13−1〜13−m、ラインメモリ12−1〜12−m、トランジスタ11−1〜11−mが、それぞれ図示の如く1組ずつ配設されている。
一方、出力信号線50−1〜50−mの水平走査回路20側の他端には、トランジスタ23−1〜23−m、ラインメモリ22−1〜22−m、トランジスタ21−1〜21−mが、それぞれ図示の如く1組ずつ配設されている。
トランジスタ13−1〜13−m、23−1〜23−mは、垂直走査回路30により選択された画素行の信号をラインメモリ12−1〜12−m、22−1〜22−mに転送するための転送スイッチとしての役割を担うものであり、図中、一列置きに共通に入力される制御信号CKT1−1,CKT1−2,CKT2−1,CKT2−2によりオン/オフ制御されるように構成されている(以下では、このトランジスタ13−1〜13−m、23−1〜23−mを「転送スイッチ」と称する)。
また、ラインメモリ12−1〜12−m、22−1〜22−mは、転送スイッチ13−1〜13−m、23−1〜23−mを介して画素P11〜Pmnから転送される画素信号を一時的に記憶するための容量素子からなる。
トランジスタ11−1〜11−m、21−1〜21−mは、ラインメモリ12−1〜12−m、22−1〜22−mに記憶された画素信号を選択するための水平選択スイッチとしての役割を担うものである。トランジスタ11−1〜11−m、21−1〜21−mは、水平走査回路10,20の出力信号によりオン/オフ制御されるように構成されている(以下では、このトランジスタ11−1〜11−m、21−1〜21−mを「水平選択スイッチ」と称する)。
そして、水平選択スイッチ11−1〜11−mは11−1と11−2、11−3と11−4、…11−(m−1)と11−mという2つずつが同一水平選択信号によりオン/オフ制御されるように構成されており、水平選択スイッチ21−1〜21−mも同様に21−1と21−2、21−3と21−4、…21−(m−1)と21−mという2つずつが同一の水平選択信号によりオン/オフ制御されるように構成されている。
更に、水平選択スイッチ11−1〜11−mの内、奇数番目の選択スイッチ11−1,11−3,・・・,11−(m−1)を介した画素信号を読み出すための出力チャンネルCH1、偶数番目の選択スイッチ11−2,11−4,・・・,11−mを介した画素信号を読み出すための出力チャンネルCH2、水平選択スイッチ21−1〜21−mの内、奇数番目の選択スイッチ21−1,21−3,・・・,21−(m−1)を介した画素信号を読み出すための出力チャンネルCH3、偶数番目の選択スイッチ21−2,21−4,・・・,21−mを介した画素信号を読み出すための出力チャンネルCH4、を備えている。
そして、水平走査回路10,20は、前述したように水平選択スイッチ11−1〜11−m、21−1〜21−mを2ケずつ制御していくために、それぞれ水平画素数の1/2の数からのユニット10−1〜10−(m/2)、20−1〜20−(m/2)で構成されている。
以下、図11乃至図12のタイミングチャートを参照して、上記構成である撮像素子102の特徴的な動作について詳細に説明する。尚、図11のタイミングチャートは2チャンネル読み出しモード時の動作を示しており、図12のタイミングチャートは4チャンネル読み出しモード時の動作を示している。
先ず、動作説明に先立ち、図11,図12で用いる各符号の意味内容を定義する。
図11,図12中、VDは垂直同期信号、HDは水平同期信号をそれぞれ意味している。CKT1−1は奇数列の転送スイッチ12−1,12−3,・・・,12−(m−1)のオン/オフを制御する転送信号を意味しており、CKT1−2は、偶数列の転送スイッチ12−2,12−4,・・・,12−mのオン/オフを制御する転送信号を意味している。そして、CKT2−1は、奇数列の転送スイッチ22−1,22−3,・・・,22−(m−1)のオン/オフを制御する転送信号を意味しており、CKT2−2は、偶数列の転送スイッチ22−2,22−4,・・・,22−mのオン/オフを制御する転送信号を意味している。
V−1〜V−nは、垂直走査回路30より出力される行選択信号を意味している。H1−1〜H1−(m/2)は、水平走査回路10のユニット10−1〜10−(m/2)から出力され、水平選択スイッチ11−1〜11−mを制御する水平選択信号を意味している。H2−1〜H2−(m/2)は、水平走査回路20のユニット20−1〜20−(m/2)から出力され、水平選択スイッチ21−1〜21−mを制御する水平選択信号を意味している。CH1〜CH4は、各出力チャンネルから出力される画素信号も併せて意味する。
以下、図11を参照して、2チャンネル読み出しモード時の動作を詳述する。
2チャンネル読み出しモードの設定時において、水平ブランキング期間T1内に行選択信号V−1が“H”レベルとなると1行目の画素P11〜Pm1が選択される。この間、転送信号CKT1−1及びCKT2−2が“H”レベルであり、転送信号CKT1−2及びCKT2−1が“L”レベルであるため、選択された画素P11〜Pm1の内、奇数列画素P11,P31,・・・,P(m−1)1の画素信号は、ラインメモリ12−1〜12−mの内、奇数番目のラインメモリ12−1,12−3,・・・,12−(m−1)に記憶され、偶数列画素P21,P41,・・・,Pm1の画素信号は、ラインメモリ22−1〜22−mの内、偶数番目のラインメモリ22−2,22−4,・・・,22−mにそれぞれ記憶される。
その後、水平有効期間T2内に水平走査回路10、20を動作させる。
水平走査回路10の各ユニット10−1〜10−(m/2)から順に水平選択信号H1−1〜H1−(m/2)を出力すると、奇数番目のラインメモリ12−1,12−3,・・・,12−(m−1)に記憶された画素P11,P31,・・・,P(m−1)1の画素信号が順次出力チャンネルCH1より出力される。
一方、水平走査回路20の各ユニット20−1〜20−(m/2)から順に水平選択信号H2−1〜H2−(m/2)を出力すると、偶数番目のラインメモリ22−2,22−4,・・・,22−mに記憶された画素P21,P41,・・・,Pm1の信号が順次出力チャンネルCH4より出力される。
これ以後、前述したのと同様に、水平ブランキング期間中に2行目からn行目までの画素が選択され、水平有効期間中にその画素信号の内奇数列画素信号が出力チャンネルCH1より出力され、偶数列画素信号が出力チャンネルCH4より出力される。即ち、第1の駆動モード時には、水平隣接2画素の信号が2つの出力チャンネルから並列に読み出されることになる。
ここで、水平走査回路20の動作タイミングは水平走査回路10の動作タイミングに対して位相が180度ずれている。このため、出力チャンネルCH1とCH4の信号を後に混合する際、処理を確実に行うことが可能となる。
以下、図12を参照して、4チャンネル読み出しモード時の動作を詳述する。
4チャンネル読み出しモードの設定時において、水平ブランキング期間T1内の前半期間T1−1で行選択信号V−1が“H”レベルとなると、1行目の画素P11〜Pm1が選択される。
この間、転送信号CKT1−1及びCKT2−2が“H”レベルであり、転送信号CKT1−2及びCKT2−1が“L”レベルであるため、選択された画素P11〜Pm1の内、奇数列画素P11,P31,・・・,P(m−1)1の画素信号は、ラインメモリ12−1〜12−mの内、奇数番目のラインメモリ12−1,12−3,・・・,12−(m−1)に記憶され、偶数列画素P21,P41,・・・,Pm1の画素信号は、ラインメモリ22−1〜22−mの内、偶数番目のラインメモリ22−2,22−4,・・・,22−mに記憶される。
そして、続く後半期間T1−2で行選択信号V−2が“H”レベルとなると2行目の画素P12〜Pm2が選択される。
この間、転送信号CKT1−2及びCKT2−1が“H”レベルであり、転送信号CKT1−1及びCKT2−2が“L”レベルであるため、選択された画素P12〜Pm2の内、奇数列画素P12,P32,・・・,P(m−1)2の画素信号は、ラインメモリ22−1〜22−mの内、奇数番目のラインメモリ22−1,22−3,・・・,22−(m−1)に記憶され、偶数列画素P22,P42,・・・,Pm2の画素信号は、ラインメモリ12−1〜12−mの内、偶数番目のラインメモリ12−2,12−4,・・・,12−mに記憶される。
その後、水平有効期間T2内で水平走査回路10,20を動作させる。
水平走査回路ユニット10−1〜10−(m/2)から順に水平選択信号H1−1〜1−(m/2)を出力すると、ラインメモリ12−1〜12−mの内、奇数番目のラインメモリ12−1,12−3,・・・,12−(m−1)に記憶された画素P11,P31,・・・,P(m−1)1の画素信号が順次出力チャンネルCH1より出力され、偶数番目のラインメモリ12−2,12−4,・・・,12−mに記憶された画素P22,P42,・・・,Pm2の画素信号が順次出力チャンネルCH2より出力される。一方で、水平走査回路ユニット20−1〜20−(m/2)から順に水平選択信号H2−1〜H2−(m/2)を出力すると、ラインメモリ22−1〜22−mの内、奇数番目のラインメモリ22−1,22−3,・・・,22−(m−1)に記憶された画素P12,P32,・・・,P(m−1)2の画素信号が順次出力チャンネルCH3より出力され、偶数番目のラインメモリ22−2,22−4,・・・,22−mに記憶された画素P21,P41,・・・,Pm1の画素信号が順次出力チャンネルCH4より出力される。
これ以後、前述したのと同様に、水平ブランキング期間中に3行目からn行目まで2行ずつの画素が選択され、水平有効期間中にその画素信号の内奇数行奇数列の画素信号が出力チャンネルCH1に出力され、奇数行偶数列の画素信号が出力チャンネルCH4に出力され、偶数行奇数列の画素信号が出力チャンネルCH3に出力され、偶数行偶数列の画素信号が出力チャンネルCH2に出力されることになる。即ち、図12に示す4チャンネル読み出しモードでは、水平垂直隣接2×2画素の信号が4つの出力チャンネルから並列に読み出される。
これは、緑色(G)カラーフィルタを水平方向及び垂直方向に1画素置きでかつ市松状に配置すると共に、残余の画素位置に赤色(R)カラーフィルタ及び青色(B)カラーフィルタを、水平方向を行とする行単位で、線順次で交互に配置した「ベイヤー配列」をしたカラー素子においては、色毎に出力チャンネルが分けられることを意味するので、後処理が行い易くなる。
以上説明したように、図10の構成の撮像素子102を図11、図12に示したようなタイミングで動作させることで、出力するチャンネル数を選択切り換えすることが可能となる。また、奇数列と偶数列の画素の画素信号を、異なる出力チャンネルCH1〜CH4から出力する際に、双方の位相をずらすので、その後の混合処理を確実に行うことができる。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態では、飽和出力値を適正に読み出すために、増幅器のゲインを1/2に低減していた。これに対して、第2の実施の形態では、増幅器のゲインを低減せずに(増幅器のゲインを1としたまま)、補正係数を求めるように構成している点で第1の実施の形態と異なっている。従って、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明を省略する。
図13は、撮像回路103と関連する回路の詳細の構成を示す図である。
図2に示す第1の実施の形態の撮像回路103と比べて、新たに参照電圧設定部132と切換部133が設けられている点が異なっている。参照電圧設定部132は、所定の電圧を撮像素子102の各出力CHに設けられた切換部133に供給する。切換部133は、参照電圧設定部132から供給される電圧と撮像素子102からの出力信号電圧の差の電圧を増幅器に供給する。なお、切換部133のレベル差処理動作はシスコン110からの信号(不図示)に基づいて実施され、撮影時には撮像素子から出力される映像信号となる画素信号を、同様に撮像素子から出力される映像に用いない光学的に遮光された画素からなるオプチカルブラック部の出力を映像信号の黒レベル基準信号としてクランプする。
続いて、第2の実施の形態に係る飽和出力の読み出し方法の考え方について説明する。なお、撮像素子102は、CMOSであるとして説明する。
図14は、映像を用いない光学的に遮光された画素からなるオプチカルブラック部(未図示)と映像期間におけるCMOS出力波形を示している。上記のように、オプチカルブラック部の信号は映像信号の黒レベル基準信号としてクランプされ、この結果、映像期間における信号は、黒レベル基準信号だけ電圧レベルが低下した信号となる。
そこでこの考え方を、飽和出力値の読み出しに適用する。即ち、オプチカルブラックの期間において、黒レベル基準信号に代えて参照電圧設定部132からの参照電圧を供給する。そうすると、映像期間のCMOS出力信号は、参照電圧だけ電圧レベルが低下した信号となるため、飽和信号を所定のレベルの参照信号でクランプすれば、読み取り可能なレベル、即ち、AD変換器104が変換できるレンジ内の信号となる。
上述の動作は、CMOSからの出力信号の波形(CMOS出力波形)の内、電荷がリセットされている期間(フィードスルー期間)と信号が出力されている期間(シグナル期間)のCMOS出力レベルの差を取ることによって雑音を低減する、いわゆるCDS(相関二重サンプリング)の応用として把握することができる。従って、切換部133は、CDS回路を基本として構成することが可能である。
なお、本方式によって飽和出力値を読み込んだときは、補正係数giの算出においては、式(2)に示す演算が適用できないが、例えば、参照電圧αを考慮した式(4)を用いれば良い。
gi=Max(S1+α,S2+α,S3+α,S4+α)/(Si+α)…式(4)
また、参照電圧そのものの大きさも黒レベル基準にAD変換して得ても良い。
〔実施の形態の効果〕
以上説明した各実施の形態によれば、撮像素子からの出力が飽和レベルに達した後にその飽和信号を用いてゲインの調整を行うため、調整用光源の特性・種類などに影響されず、また調整用光源の照度などの特性が変動しても影響を受けることがない。
また、色に起因せずにゲインを調整することができるため、信号のダイナミックレンジを有効に利用することができる。
また、撮像素子は少なくとも3色からなるフィルタを配列した受光部を有し、撮像素子からの信号出力は、2つの出力部と4つの出力部との選択を可能なようになされるとともに、2つの出力部が選択されたときには.それぞれ受光部のフィルタ配列の異なるラインの画像情報を順次出力し、4つの出力部が選択されたときには、それぞれ受光都のフィルタ配列の異なるラインの画像情報とフィルタ配列の同一のラインの画像情報とが交互の順に出力されるようになされている。
このため、表示画像への変換がし易く、また、ばらつきの影響が生じないため、表示品質も良い。更に、飽和レベルという、色情報に関わらない信号量に基づく補正を行うため、フィルタ配列の制限を受けることが無い。
なお、フィルタ配列については、ベイヤにも適用可能であるが、これに限るものではない。本発明は、色配列が周期的な信号を出力する素子の信号を多チャンネルで扱う場合に、汎用性を備えている点に特徴を有する。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図。 撮像回路と関連する回路の詳細の構成を示す図。 撮像素子の色フィルタの配列を示す図。 2チャンネル読み出しによって各チャンネルから読み出される色信号列を示す図。 4チャンネル読み出しによって各チャンネルから読み出される色信号列を示す図。 光量と増幅器の出力の関係を示す図。 光量と増幅器の出力の関係を示す図。 補正係数算出処理の概略の手順を示すフロー図。 撮影時処理の概略の手順を示すフロー図。 撮像素子の構成を示す図。 2チャンネル読み出しモード時の動作を示すタイミングチャート。 4チャンネル読み出しモード時の動作を示すタイミングチャート。 撮像回路と関連する回路の詳細の構成を示す図。 オプチカルブラック部と映像期間におけるCMOS出力波形を示す図。
符号の説明
102…撮像素子、103…撮像回路、104…AD変換器、105…出力選択部、110…シスコン、129…増幅部、130…設定部、131…ゲイン設定部、132…参照電圧設定部、133…切換部。

Claims (10)

  1. 2次元に配置された光電変換素子を有する複数の画素からなる受光部と、
    この受光部各々の画素で受光して得られた光電変換出力を複数の出力部から出力可能になされた撮像手段と、
    前記複数の出力部の各々に対応して設けられた信号増幅手段と、
    前記光電変換出力が飽和レベルに達した後に、前記複数の出力部から出力される飽和出力の大きさを検出する検出手段と、
    前記検出された各飽和出力の大きさを等しくするように、前記信号増幅手段の増幅度を設定する設定手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出手段で飽和出力の大きさを検出するときには、飽和出力を検出可能なように前記信号増幅手段の増幅率を低く設定するように制御されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記受光部は複数の色フィルタを介して受光するように構成されるとともに、前記複数の出力部は、別々の出力部から同色の色フィルタを介して得られた光電変換出力を出力するようになされたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記複数の出力部のうち、異なる数の出力部を前記光電変換出力の出力部として選択可能になされたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 色情報を有する画像情報を複数の出力部から出力可能になされた撮像手段と、
    前記複数の出力部のうち、前記撮像手段で撮像された画像情報の出力部を選択する選択手段と、
    各出力部から出力された飽和信号レベルの大きさを等しくするように、前記選択された各出力部からの信号の増幅度を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された増幅度に基づいて増幅された画像情報をA/D変換するA/D変換手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記増幅度の設定は、各出力部から出力された飽和信号レベルの大きさを等しくするとともに、前記AD変換手段のAD入力範囲に適正な大きさに増幅するように設定されることを特徴とする請求項1または5に記載の撮像装置。
  7. 前記増幅度の設定は、前記補正対象とする出力部から出力される飽和出力のうちの最大値と他の出力部からの各出力との比を前記AD入力範囲に増幅するように設定されたことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像手段は、少なくとも3色からなるフィルタを配列した受光部を有し、
    前記選択手段は、2つの出力部と4つの出力部との選択を可能なようになされるとともに、2つの出力部が選択されたときには.それぞれ前記受光部のフィルタ配列の異なるラインの画像情報を順次出力し、4つの出力部が選択されたときには、それぞれ前記受光都のフィルタ配列の異なるラインの画像情報とフィルタ配列の同一のラインの画像情報とが交互の順に出力されるようになされたことを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  9. 前記検出手段で飽和出力の大きさを検出するときには、前記信号増幅手段の増幅率を撮影時に設定される増幅率とは異なる増幅率に設定するように制御されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 所定の大きさの電圧を参照電圧として設定する参照電圧設定手段を更に有し、
    前記検出手段で飽和出力の大きさを検出するときには、前記光電変換出力から前記参照電圧だけ低下させて前記信号増幅手段で増幅するように制御されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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