JP2006147884A - 表面実装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表面実装機において、部品吸装着時にヘッド下降端位置で緩衝作用を発揮させるとき、部品に加わる荷重を可動部の重量以下とすることもできて、荷重の調整を効果的に行うことができ、しかも、荷重調整のための構造を簡単に保つことができるようにする。
【解決手段】 ノズル31およびこれを保持する部材を含み、ノズルシャフト21に対して所定量だけ上下方向相対移動可能に取り付けられた可動部と、上記ノズルシャフト21と上記可動部との間に配置されて、上記可動部に加える押圧力を調整する圧力室70と、上記圧力室70に対する圧力供給手段80とを備える。この圧力供給手段80は、上記圧力室70に供給する圧力を正圧から負圧にまでわたって調整可能となっている
【選択図】 図3

Description

本発明は、ヘッドユニットに設けられた部品吸着用のノズルに部品を吸着して基板に装着する表面実装機であって、ノズルによる部品吸装着時の衝突荷重を軽減するようにした表面実装機に関するものである。
従来から、ヘッドユニットをXY平面上に移動可能に設け、このヘッドユニットに、ノズルシャフトとその下端部に設けた吸着ノズル等からなる実装用ヘッドを昇降可能に搭載し、このヘッドユニットの実装用ヘッドにより部品供給部からIC等のチップ部品を負圧吸着してプリント基板上に搬送し、プリント基板上の所定位置に実装するように構成された表面実装機は一般に知られている。
この種の表面実装機においては、部品吸着時や部品装着時に実装用ヘッドを昇降させて吸装着を行わせるが、部品吸着時に下降端位置でノズルが部品に当接する際や、部品装着時に下降端位置でノズルに吸着されている部品が基板に当接する際に、部品に作用する衝撃を緩和して、部品の損傷等を防止することが要求される。このため、上記ノズルおよびこれを保持する部材を含む部分を上記ノズルシャフトに対して上下方向相対移動可能に取り付けることにより、緩衝作用が得られるようにしたものは知られている。
例えば特許文献1に示された表面実装機では、ヘッドユニットに搭載した実装用ヘッドのノズルシャフト下端部に、複数のノズルを具備したノズル組付ブロックと、このノズル組付ブロックを横軸回りに回転可能に保持するホルダーとを、ノズルシャフトに対して上下方向相対移動可能に取り付け、さらにノズルシャフトに対してホルダーおよびノズル組付ブロックの上下方向相対移動を阻止するロック機構を設け、部品吸装着時のヘッド下降端付近以外ではロック機構を働かせ、ヘッド下降端付近ではロック機構のロックを解除することにより、ノズルシャフトに対するノズル組付ブロックの上下方向相対移動を許容して緩衝作用をもたせるようにしている。
また、特許文献2には、ベアチップを基板上に搭載するベアチップマウンタにおいて、吸着ノズル部を下方に押下する圧縮ばねと、吸着ノズル部の上下方向の案内を行う一軸テーブルの可動部をつり上げる引っ張りばねと、吸着ノズル部に吸着された部品を基板上に載置したときの搭載加圧力を検出するロードセルと、このロードセルによる検出に基づいて一軸テーブルの上下動を制御するコントローラとを備え、上記引っ張りばねにより上記可動部の自重を打ち消すようにしつつ、上記コントローラによる一軸テーブルの上下動の制御により搭載加圧力を調整できるようにしたものが示されている。
特開2000−315894号公報 特開平8−330790号公報
上記の特許文献1に示された表面実装機によると、部品吸装着時にヘッド下降端付近でロック機構のロックを解除することにより緩衝作用をもたせることができるが、この状態でもノズルおよびこれを保持する部分を含む可動部の自重は部品に作用する。従って、微小部品や脆弱な部品の吸装着を行うような場合に部品に加わる荷重を小さくしたいという要求があっても、部品に加わる荷重を上記可動部の自重よりも小さくすることができない。
また、上記特許文献2に示されたベアチップマウンタによると、上記引っ張りばねにより可動部の自重が打ち消されるので、部品に加わる荷重を微小にすることもでき、搭載加圧力の調整自由度が高められる。しかし、コントローラによる一軸テーブルの上下動の制御により搭載加圧力を調整する機構とは別に、可動部の自重を打ち消すための引っ張りばね等を配置する必要があり、部品点数が増大するとともに、引っ張りばねの配置スペースが必要となることにより大型化を招く等の不都合がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、部品吸装着時にヘッド下降端位置で緩衝作用を発揮させるとき、部品に加わる荷重を可動部の重量以下とすることもできて、荷重の調整を効果的に行うことができ、しかも、荷重調整のための構造を簡単に保つことができる表面実装機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、移動可能なヘッドユニットに、上下方向に延びるノズルシャフトが昇降可能に設けられ、このノズルシャフトの下端部に、部品吸着用のノズルが取り付けられている表面実装機において、上記ノズルおよびこれを保持する部材を含み、上記ノズルシャフトに対して所定量だけ上下方向相対移動可能に取り付けられた可動部と、上記ノズルシャフトと上記可動部との間に配置されて、上記可動部に加える押圧力を調整する圧力室と、上記圧力室に対する圧力供給手段とを備え、この圧力供給手段は、上記圧力室に供給する圧力を正圧から負圧にまでわたって調整可能となっているものである。
この構成によると、部品吸着時においてノズルが部品に当接する際や部品装着時においてノズルに吸着されている部品が基板に当接する際に、ノズルおよびこれを保持する部材を含む可動部がノズルシャフトに対して上下方向相対移動することにより、衝撃が緩和される。
この場合に、上記圧力室に供給する圧力が正圧から負圧にまでわたって調整可能とされることにより、部品に加わる荷重(押圧力)が広範囲に調整可能となり、とくに負圧が供給されたときには、その負圧により上記可動部を引き上げる方向の力が作用するため、部品に加わる荷重が可動部の重量よりも小さくなるように調整することができる。
本発明の表面実装機において、上記可動部は、横軸を中心に放射状に配置された複数のノズルを具備するノズル組付ブロックと、このノズル組付ブロックを横軸回りに回転可能に保持するホルダーとを有し、このホルダーと上記ノズルシフトの間に上記圧力室が設けられているものであることが効果的である。
すなわち、上記ノズル組付ブロックを備えると、実装する部品に応じて使用するノズルを選択することができるという点で便利である。その反面、ノズル組付ブロックとホルダーとを含む可動部の重量が増大するが、上記圧力室に負圧を供給することで可動部の重量を打ち消すことができるので、緩衝時に部品に加わる荷重を充分に小さくすることができる。
上記圧力供給手段は、上記圧力室に供給する負圧によって上記可動部に作用する引き上げ方向の力が上記可動部の重量を打ち消す程度まで負圧を調整可能となっていることが好ましい。このようにすると、緩衝時に部品に加わる荷重を微小にすることができる。
また、上記圧力供給手段は、正圧供給源と、この正圧供給源から供給される正圧を調整する正圧調整手段と、負圧供給源と、この負圧供給源から供給される負圧を調整する負圧調整手段と、上記圧力室に対して正圧供給状態と負圧供給状態とに切替可能な切替手段とを含むことが好ましい。
このようにすると、上記切替手段による正圧供給状態と負圧供給状態との切替え、および正圧調整手段、負圧調整手段による調整により、上記圧力室に供給する圧力の調整を効果的に行うことができる。
また、上記圧力供給手段は、上記圧力室に所定の正圧を供給することにより上記ノズルシャフトに対して上記可動部を上下動不能に拘束するロック状態と、上記圧力室に対する供給圧力を上記所定の正圧より小さくし、または圧力供給を停止することにより上記可動部の上下動を許容する非ロック状態とに変更可能であり、かつ、上記非ロック状態において上記圧力室に対する供給圧力を上記所定の正圧より小さい正圧から負圧にわたる範囲で調整可能となっていることが好ましい。
このようにすると、緩衝作用を必要としないときには上記ロック状態とし、また、緩衝作用を必要とするときには、上記非ロック状態とするとともに上記圧力室に供給する圧力を調整することにより、部品に加わる衝撃荷重を調整することができる。
本発明によれば、部品に加わる衝撃荷重(押圧力)を広範囲に調整することができ、かつ、その荷重を可動部の重量よりも小さくなるように調整することもできる。しかも、上記圧力室に供給する圧力を正圧から負圧にわたる範囲で調整するようにしているため、可動部の重量を打ち消すためのスプリング等を別個に設ける必要がなく、構造を簡単に保ち得る。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る表面実装機の全体構成を概略的に示している。この図において、基台1上には、搬送ラインを構成するコンベア2が配置され、プリント基板3が上記コンベア2上を搬送されて所定の作業位置で停止されるようになっている。
上記コンベア2の側方には、部品供給部4が配置されている。この部品供給部4には、例えば、多数列のテープフィーダー4aが設けられている。各テープフィーダー4aは、各々IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状の電子部品を所定間隔おきに収納、保持したテープがリールから導出されるように構成され、後述のヘッドユニット5により電子部品が間欠的に取り出されるようになっている。
また、上記基台1の上方には、電子部品搭載用のヘッドユニット5が装備されている。このヘッドユニット5は、部品供給部4とプリント基板3の所定の作業位置とにわたって移動可能とされ、本実施形態では、X軸方向(コンベア2の方向)およびY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動することができるようになっている。
すなわち、上記基台1上には、Y軸方向に延びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置されて、この支持部材11に設けられたナット部分12が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X軸方向に延びるガイド部材13と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット5が移動可能に保持され、このヘッドユニット5に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動によりボールねじ軸8が回転して上記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によりボールねじ軸14が回転してヘッドユニット5が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
さらに、上記基台1には、ヘッドユニット5により吸着された電子部品の吸着状態を認識するための部品認識カメラ17、18が設けられ、ヘッドユニット5が部品吸着後にこの部品認識カメラ17、18の上方に移動することにより吸着部品が撮像されるようになっている。
図2は上記ヘッドユニット5の具体的な構造を示している。この図において、上記ヘッドユニット5には、下方部に電子部品吸着用のノズルを具備したヘッド20が搭載されている。本実施形態において、上記ヘッドユニット5には、X軸方向に並んで2つのヘッド20が配設されている。
各ヘッド20は、縦軸方向(上下方向)に伸びるノズルシャフト21を有し、このノズルシャフト21がヘッドユニット5のフレーム5aに縦軸方向の昇降及び縦軸回りの回転が可能に支持されており、このノズルシャフト21の下方部にノズルが装備され、とくに部品吸装着時に緩衝機能を持たせるように、ノズルおよびこれを保持する部材を含む部分が、ノズルシャフト21に対して所定量だけ上下方向相対移動可能な可動部となっている。
当実施形態において、上記可動部は、複数のノズル31を保持するノズル組付ブロック30と、このノズル組付ブロック30を横軸回りに回転可能に支持するホルダー35とを含んでいる。
上記ヘッドユニット5には、さらに、上記ノズルシャフト21を昇降させるZ軸駆動機構と、ノズルシャフト21を回転させるR軸駆動機構と、ノズル組付ブロック30を回転駆動するためブロック駆動機構と、部品吸装着時におけるヘッド下降端位置での押し付け荷重を調整する荷重調整機構等が各ヘッド20毎に設けられている。
上記Z軸駆動機構は、上記フレーム5aの左右両側上部にそれぞれ固定される駆動源としてのZ軸サーボモータ23と、上下方向に延びて上記フレーム5aに対して昇降可能に支持されるラック24とを有し、このラック24がブラケット25を介してノズルシャフト21の上端部に連結されるとともに、上記Z軸サーボモータ23の出力軸に装着されたピニオン26が上記ラック24に噛合することにより構成されている。そして、上記Z軸サーボモータ23の作動によりピニオン26が回転すると、これに伴いラック24、ブラケット25及びノズルシャフト21が一体にフレーム5aに対して昇降するようになっている。
上記R軸駆動機構は、フレーム5aの中央部分にそれぞれ固定される駆動源としてのR軸サーボーモータ27と、その出力軸に装着される駆動ギア(図示せず)と、上記ノズルシャフト21に装着されて上記駆動ギアに噛合するギア28とを有し、上記R軸サーボーモータ27の作動によりノズルシャフト21を回転駆動するように構成されている。なお、ノズルシャフト21と上記ギア28とは、ノズルシャフト21に対するギア28の相対的な昇降が可能で、かつノズルシャフト21とギア28が一体回転するようにスプライン結合されている。
図3はノズルシャフト21の下部の具体的な構造を示している。この図において、上記ノズルシャフト21は、中空のメインシャフト21aの内部に同じく中空のサブシャフト21bを配設した二重管構造とされることにより、メインシャフト21a内のサブシャフト21bの内外に通路22a,22bが形成されている。サブシャフト21bの内側の通路22aは、ノズル31に対して部品吸着用の負圧を供給するためのものであり、上端部が図外の負圧供給源にバルブ75等を介して接続されている。また、サブシャフト21bの外側の通路22bは、後述の圧力室70にエアによる正圧ないし負圧を供給するためのものであり、後述の圧力供給手段80に接続されている。
上記ノズルシャフト21の下方に位置するノズル組付ブロック30には、複数(例えば5個)のノズル31と1個のノズルホルダー32とが組付けられている。ノズル31についてより詳しくは、チップ部品等の主に小型部品を対象とする小口径のノズルと、QFP等の主に大型の部品で、かつ装着精度が要求される部品を対象とする大口径のノズルとが組付けられている。なお、ノズルホルダー32には、チップ部品やQFP以外の特殊部品を実装する場合に、これら部品に応じたノズルが装着されるようになっている。
これらノズル31及びノズルホルダー32(以下、特に区別する必要がない場合にはノズル等31,32という)は、ノズル組付ブロック30に回転方向等間隔に設けられた複数のノズル等組付用の凹部33にそれぞれ嵌入、固定されることにより、ノズル組付ブロック30に放射状に組付けられている。
また、上記ノズル組付ブロック30を保持するホルダー35は、略逆U字型に形成され、上記ノズルシャフト21の下方部に位置しており、このホルダー35とノズルシャフト21とが、ノズルシャフト21に対するホルダー35の上下方向相対移動が可能で、かつ縦軸回りに一体回転するようにスプラインナット36を介して結合されている。このホルダー35には、横軸37が回転自在に横架され、上記ノズル組付ブロック30がこの横軸37に固着されている。
そして、ノズル組付ブロック30が横軸37回りに回転駆動されることにより、これらノズル等31,32のうち一のノズル又はノズルホルダーが選択的に所定の使用位置、つまりヘッド20の下端に配置されるようになっている。
ブロック駆動機構は、フレーム5aに搭載される駆動源としてのサーボモータ41(図2参照)と、このサーボモータ41の回転を上記ノズル組付ブロック30に伝達するための伝動機構とで構成されている。
具体的に説明すると、上記フレーム5aには、図2および図3に示すように、ノズルシャフト21と平行に延び、ヘッドユニット5のフレーム5aに対して昇降及び縦軸回りの回転が可能なブロック駆動用シャフト40が設けられ、このシャフト40にプーリ42が装着されるとともに、上記サーボモータ41の出力軸にプーリ43が装着され、これらプーリ42,43にわたってベルト(図示せず)が装着されている。こうして上記サーボモータ41の作動によりシャフト40が回転駆動されるようになっている。このシャフト40の外周面にはスプラインが形成されている。そして、このシャフト40とプーリ42とは、プーリ42に対するシャフト40の相対的な昇降が可能で、かつシャフト40とプーリ42とが一体回転するようにスプライン結合されている。
このシャフト40は、上部が上記ブラケット25に回転可能に連結される一方、シャフト40の下部が、上記ホルダー35の上端部分に相対回転可能に取付けられたブリッジ部材44の一端に、ベアリングを介して回転可能に支持されている。ノズルシャフト21は上下の軸受5b,5bによりフレーム5aに対して上下動可能、かつ回転可能に支持され、シャフト40は上下の軸受5c,5cによりフレーム5aに対して上下動可能、かつ回転可能に支持される。これにより、ブラケット25、ヘッド20及びシャフト40が一体となって上下動可能とされるとともに、シャフト40、シャフト21が互いに独立に回転可能とされる。このシャフト40の内部にはエア通路45が形成されており、このエア通路45は、電磁バルブ76等を介してエア供給源に接続されている。
また、上記シャフト40の下端部にギア46が装着され、このギヤ46に、上記ホルダー35の上端部分に相対回転可能に装着されたギア47が噛合するとともに、このギア47と一体に設けられたギア48に、ホルダー35に回転可能に支持された伝動シャフト50の上端のギア51が噛合し、さらに、伝動シャフト50の下端に一体に設けられたベベルギア52に、上記ノズル組付ブロック30に一体に組付けられたベベルギア53が噛合している。
これにより、上記サーボモータ41が作動してブロック駆動用シャフト40が回転すると、この回転がギア46,47,48,51、伝動シャフト50及びベベルギア52,53を介して横軸回りの回転に変換されつつノズル組付ブロック30に伝動されるようにブロック駆動機構が構成されている。
上記ノズル組付ブロック30には、各ノズル等31,32に対してそれぞれ負圧を供給するための通路56が形成されており、これらの通路56は、一端側が各ノズル等31,32の内部に連通している一方、他端側がノズル組付ブロック30の端部に開口している。そして、ノズル等31,32のうちで上記所定の使用位置にセットされたものに対応する通路56のみが、ホルダー35内に形成された通路57等を介し、サブシャフト21b内の通路22aに連通して、部品吸着のための負圧が供給されるようになっている。
上記ノズル組付ブロック30には、さらにノズル等31,32を位置決めするための係合穴60が各ノズル組付用の凹部33の側方に形成されるとともに、この係合穴60に係合可能な先窄まりの位置決め部材61を備えたエアシリンダ62がホルダー35に設けられている。
エアシリンダ62は、上記ノズル組付ブロック30の上方に配置されている。エアシリンダ62の内部には、位置決め部材61と一体のピストン63が設けられるとともに、このピストン63の下側に圧力室64が形成され、この圧力室64がホルダー35及びブリッジ部材44の内部に形成されたエア通路65,66を介してブロック駆動用のシャフト40内のエア通路45に連通している。一方、エアシリンダ62内のピストン63の上側の室67は大気に開放され、かつ、この室67にスプリング68が配設されている。そして、圧力室64に対するエア圧の供給が停止されているときは、スプリング68によってピストン63が下降位置に付勢されることにより、位置決め部材61が係合穴60に係合し、また、圧力室64にエアが供給されると、ピストン63が上昇して位置決め部材61が係合穴60から離脱するようになっている。
また、上記荷重調整機構は、図3に示すように、ノズルシャフト21の下端に取り付けられた上部圧力室構成部材71とホルダー35に取り付けられた下部圧力室構成部材72との間に形成された圧力室70を有している。この圧力室70は、ノズルシャフト21内のサブシャフト21bの外側の通路22bと連通している。そして、この圧力室70に所定のエア圧が供給されたときは、ホルダー35をエア圧により下方に押圧することにより、ノズルシャフト21に対してホルダー35を上下動可能範囲内の下降端位置に拘束するロック状態となり、上記圧力室70に供給される圧力が上記所定のエア圧より小さいときは、部品の吸装着時にノズルの部品への当接等に伴いホルダー35がノズルシャフト21に対して上方に相対変位することが許容されるようになっている。
なお、上部圧力室構成部材71の内部には、上記サブシャフト21bの内側の通路22aに通じる通路74を形成する通路構成部材73が挿通され、この通路構成部材73の上端がサブシャフト21bに連結される一方、通路構成部材73の下端が下部圧力室構成部材72内に突入し、ここから、ホルダー35に形成された通路57に通じるようになっている。
図4は上記荷重調整機構の圧力室70に対する圧力供給手段80を示している。この圧力供給手段80は、空気圧縮機からなる正圧供給源81に接続された正圧供給ライン82と、真空ポンプ又はエジェクターからなる負圧供給源83に接続された負圧供給ライン84とを有している。上記正圧供給ライン82には、正圧供給源81側から順にフィルタ85、オイルミストセパレータ86、減圧弁87、タンク88および電空レギュレータ89(正圧調整手段)が介設されている。一方、上記負圧供給ライン84には、タンク90および電空真空レギュレータ91(負圧調整手段)が介設されている。
上記電空レギュレータ89および電空真空レギュレータ91は、後記コントローラ100から与えられる電気信号に応じてライン82,84内の圧力(正圧または負圧)をコントロールするものである。
また、正圧供給ライン82には、電空レギュレータ89による調整後の正圧を検出する正圧センサ92が接続され、負圧供給ライン84には、電空真空レギュレータ91による調整後の負圧を検出する負圧センサ93が接続されている。
上記ライン82,84と、荷重調整機構の圧力室70に通じる通路22bとの間には、上記圧力室70に対して正圧供給状態と負圧供給状態とに切替可能な切替手段としての正負圧切替バルブ95、及び、圧力室70に対する圧力(正圧または負圧)の導入、排出の切替えを行う切替バルブ96が介設されている。上記正負圧切替バルブ95は、後記コントローラ100からの信号によって切替作動される電磁式のバルブであって、切替バルブ96に接続される通路97に正圧供給ライン82を連通させる正圧供給状態と負圧供給ライン84を連通させる負圧供給状態とに切替可能となっている。また、上記切替バルブ96は、後記コントローラ100からの信号によって切替作動される電磁式のバルブであって、上記圧力室70に通じる通路22bに上記通路97を連通させて、負圧あるいは正圧を導く圧力導入状態と、上記通路97を遮断して上記圧力室70に通じる通路22bを大気側に連通させる大気開放状態とに切替可能となっている。
図5は実装機の制御系を示している。この図に示すように、実装機はコントローラ100を有しており、このコントローラ100には、実装機を統括制御するための主制御手段101と、実装動作等に関する各種プログラムを記憶する記憶手段102が設けられるとともに、軸駆動制御手段103、バルブ制御手段104及び荷重調整用制御手段105が設けられている。
上記軸駆動制御手段103は、実装機及びヘッドユニット5に装備されている各種サーボモータ9,15,23,27,41を制御する。また、上記バルブ制御手段104は、ノズル31に対して部品吸着用の負圧を供給するためのバルブ75や、位置決め部材61を作動するエアシリンダ62に対してエアを供給するためのバルブ76の作動を制御する。
上記荷重調整用制御手段105は、荷重調整機構の圧力室70に対する圧力供給手段80に設けられている切替バルブ96、正負圧切替バルブ95、電空レギュレータ89及び電空真空レギュレータ91を制御する。そして、吸着部品の種類等に応じ、上記圧力室70に所定の正圧を供給することにより上記ノズルシャフト21に対して上記可動部を上下動不能に拘束するロック状態と、上記圧力室70に対する供給圧力を上記所定の正圧より小さくすることにより、または圧力供給を停止することにより上記可動部の上下動を許容する非ロック状態とに変更し、かつ、この非ロック状態において上記圧力室70に対する供給圧力を上記所定の正圧より小さい正圧から負圧にわたる範囲で調整するように、上記バルブ95,96及びレギュレータ89,91を制御する。この場合、レギュレータ89,91の制御としては、供給圧力が吸着部品の種類等に応じて設定された目標値となるように、正圧センサ92または負圧センサ93からの検出信号に応じたフィードバック制御を行うようになっている。
なお、正圧供給源81が停止する時に正圧供給ライン82が密閉される配管系構造の場合、停止直前の圧力が維持されるので、正圧センサ92により検知される圧力が所望の圧力となるまで電空レギュレータ89で圧を逃がす制御がされる。ノズル31の種別により圧力室70を別の所望の圧力まで上昇させる必要がある場合のみ正圧供給源81を運転するようにしてもよい。なおまた、正圧供給ライン82が密閉されない配管系構造の場合、正圧供給源81を停止すると時間の経過とともに圧力室70の圧力は大気圧に近づいて行く。電空レギュレータ89は、この変化を促進させる。
負圧供給ライン84についても同様であり、負圧供給源83が停止する時に負圧供給ライン84が密閉される配管系構造の場合、停止直前の圧力が維持されるので、負圧センサ93により検知される圧力が所望の負圧となるまで電空真空レギュレータ91で負圧を逃がす(大気側から空気を導入する)制御がされる。ノズル31の種別により圧力室70を別の所望の圧力まで下げる(負圧を大きくする)必要がある場合のみ負圧供給源83を運転するようにしてもよい。なおまた、負圧供給ライン84が密閉されない配管系構造の場合、負圧供給源83を停止すると時間の経過とともに圧力室70の負圧は0(大気圧)に近づいて行く。電空真空レギュレータ91は、この変化を促進させる。
なお、所望の負圧は、可動部の荷重が圧力室70の横断面積と負圧値とを乗算することによって求められる上向きの荷重より可動部の重量の方が大きいという条件を満足するものである。可動部の重量の方が小さいと、可動部は上昇しっぱなしとなり、Z軸サーボモータ23の制御値を変更しなければならなくなり、また、衝撃荷重の緩和が不可能となってしまうからである。
なおまた、衝撃荷重の緩和特性を所望のものにするため、圧力室70の圧力を0(大気圧)に制御する方法として、電空レギュレータ89や電空真空レギュレータ91での設定圧を0に制御する方法と、切替バルブ96により通路22bを大気開放状態とする方法がある。ノズル組付ブロック30に形成される凹部33内に、ノズル31を下方の不図示のストッパに弾力で押圧する弾発部材(コイルスプリング)を配置してもよい。弾発部材により衝撃荷重が緩和される。この場合、さらに圧力室70の圧力を正圧から0(大気圧)、さらに負圧の間の所望の圧力に制御することで、より適正な衝撃荷重の緩和特性を得ることができる。
なおまた、タンク88,90は圧力室70に比べて十分に大きな容積をもち、可動部の変位によっても、正圧供給ライン82、負圧供給ライン84の圧力に影響を与えないようにしている。
次に、上記コントローラ100の荷重調整用制御手段105による荷重調整のための制御の一例について、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、これ以外の制御、例えば実装動作等の制御は別のルーチンにおいて行われるが、その実装動作等の制御は従来から一般に知られているものであるため、図示及び説明は省略する。
図6のフローチャートに示す処理がスタートすると、先ずステップS1で吸着される部品の種類が判別され、ステップS2で吸着される部品の種類に応じて荷重制御用の圧力が設定される。なお、当実施形態のようにヘッドユニット5に2つのヘッド20が設けられている場合、各ヘッド20のそれぞれに吸着される部品の種類の判別とそれに応じた荷重制御用の圧力の設定が行われる。また、部品吸着時と部品装着時のそれぞれについて荷重制御用の圧力が設定される。
荷重制御用の圧力は、予め各種部品について適正な値が実験等により調べられて、これがテーブルとして記憶手段102に記憶されている。すなわち、部品吸着時においてヘッド下降端位置でノズル31が部品に当接する際や、部品装着時においてヘッド下降端位置で吸着部品がプリント基板3に当接する際に、吸装着を確実にするためある程度の押圧力は部品に作用するが部品の損傷を招くような過大な荷重は作用しないように、適正な押付け荷重が各種部品毎に予め調べられる。そして、ノズルシャフト21に対して上下動可能なノズル組付ブロック30及びホルダー35等からなる可動部の重量と、圧力室70に供給される圧力による荷重とを加えた荷重が上記の適正な押付け荷重となるように、圧力室70に供給される圧力が設定される。この場合、適正な押付け荷重が上記可動部の重量より小さければ、圧力室70に供給される圧力の設定値は負圧となる。
次に、ステップS3で、荷重制御を行うべき状況にあるか否かが判定される。この場合、部品実装動作の中で、部品吸装着時にヘッド20が下降端位置付近にあるとき以外は、荷重制御を行う必要はなくノズルシャフト21に対して上記可動部をロック状態としておく方が好ましいため、ステップS3ではNOと判定される。そして、この場合は、ステップS4で上記切替バルブ96が圧力導入状態とされるとともに、ステップS5で正負圧切替バルブ95が正圧供給状態とされ、かつ、ステップS6で、正圧センサ92によって検出される圧力が、上記ロック状態とするに足る所定圧力(例えば0.45メガパスカル)に保たれるように、電空レギュレータ89が制御される。
一方、部品吸着時や部品装着時においてヘッド20が下降端位置付近にあるときは、上記ステップS3でYESと判定される。そして、この場合は、ステップS7で、設定圧力に応じて切替バルブ96及び正負切替バルブ95が作動されるとともに、ステップS8で、検出圧力と設定圧力との比較に応じてレギュレータ92,93が制御される。
ステップS7,8の処理を具体的に説明すると、設定圧力が0の場合(部品に対する適正な押付け荷重と上記可動部の重量とが等しい場合)は、切替バルブ96が大気開放状態とされる。設定圧力が上記所定圧力よりは低い正の値である場合(部品に対する適正な押付け荷重が上記可動部の重量より大きい場合)は、切替バルブ96が圧力導入状態、正負切替バルブ95が正圧供給状態とされるとともに、正圧センサ92によって検出される圧力が設定圧力となるように電空レギュレータ89が制御される。また、設定圧力が負の値である場合(部品に対する適正な押付け荷重が上記可動部の重量より小さい場合)は、切替バルブ96が圧力導入状態、正負切替バルブ95が負圧供給状態とされるとともに、負圧センサ93によって検出される負圧が設定圧力となるように電空真空レギュレータ91が制御される。
ステップS3での判別に応じたステップS4〜6またはステップS7,8の処理の後は、ステップS9で実装が完了したか否かが判定され、その判定がNOであればステップS3以降の処理が繰返される。ステップS9の判定がYESになれば終了する。
以上のような当実施形態の装置によると、部品実装動作としては、先ずヘッドユニット5が部品供給部4に移動し、ここでヘッド20が下降して下降端位置でノズル31により部品が吸着されてからヘッド20が上昇する。こうして部品の吸着が行われた後、カメラ17,18による撮像とそれに基づく部品認識等の動作を経て、ヘッドユニット5がプリント基板3上に移動し、ここでヘッド20が下降してノズル31に吸着されていた部品がプリント基板3上に装着される。
このような部品実装動作の中で、部品吸装着時にヘッド20が下降端位置付近にあるとき以外は、上記荷重調整機構がロック状態とされることにより、ノズルシャフト21に対してホルダー35およびノズル組付ブロック30等からなる可動部が上下方向相対移動を行わないように拘束されるが、ヘッド20が下降端付近にあるときには、上記荷重調整機構が非ロック状態とされて、ノズルシャフト21に対する上記可動部の上下相対移動が許容される。これにより、部品吸着時に下降端位置でノズル31が部品に当接する際や、部品装着時に下降端位置でノズル31に吸着されている部品が基板に当接する際に、部品に作用する衝撃が緩和される。
このように非ロック状態とされて衝撃緩和作用が発揮されるときに、設定圧力に応じて切替バルブ96、正負圧切替バルブ95及びレギュレータ89,91が制御されることにより、ノズル先端の部品に加わる荷重が適正に調整される。
すなわち、切替バルブ96が大気開放状態とされると、上記圧力室70が大気に開放された状態となって圧力室70から上記可動部に押圧力が加わらないので、上記可動部の重量がノズル先端の部品に加わる荷重となる。また、切替バルブ96が圧力導入状態とされると、上記圧力室70内に正圧(正負圧切替バルブ95を正圧供給状態とした場合)または負圧(正負圧切替バルブ95を負圧供給状態とした場合)が供給され、その圧力分と可動部の重量とを加えた値がノズル先端の部品に加わる荷重となり、その荷重をレギュレータ89,91によって調整することができる。
とくに、正負圧切替バルブ95を負圧供給状態として電空真空レギュレータ91により調整された負圧を上記圧力室70に供給すれば、圧力室70から上記可動部に引き上げ方向の力が作用して、上記可動部の重量の一部ないし全部を打ち消し、ノズル先端の部品に加わる荷重を上記可動部の重量よりも小さくすることができ、衝撃吸収作用を大幅に高めることができる。
なお、本発明の表面実装機の具体的構造は上記実施形態に限定されず、種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、複数のノズル31を具備するノズル組付ブロック30がホルダー35を介してノズルシャフト21の下端部に取り付けられているが、1つのノズルをノズルシャフトの下端部に取り付けるようにしてもよく、この場合でも、ノズルとこれを保持する部材とをノズルシャフトに対して上下方向相対移動可能な可動部とし、この可動部とノズルシャフトの間に押圧力調整のための圧力室を設け、この圧力室に対して図4に示すような圧力供給手段を設け、圧力室に供給する圧力を正圧から負圧にわたって調整し得るようにしておけばよい。
本発明の実施形態に係る表面実装機の全体構成を概略的に示す平面図である。 図1の表面実装機におけるヘッドユニットの一部断面正面図である。 図1の表面実装機におけるヘッドの要部を示す正面断面図である。 図1の表面実装機に設けられた加圧室に対する圧力供給手段を示す空気圧回路図である。 表面実装機の制御系統を示すブロック図である。 荷重調整のための制御の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
3 プリント基板
5 ヘッドユニット
20 ヘッド
21 ノズルシャフト
30 ノズル組付ブロック
31 ノズル
35 ホルダー
70 圧力室
80 圧力供給手段
71 正圧供給源
73 負圧供給源
79 電空レギュレータ
81 電空真空レギュレータ
85 正負圧切替バルブ
86 切替バルブ
90 コントローラ
95 荷重調整用制御手段

Claims (5)

  1. 移動可能なヘッドユニットに、上下方向に延びるノズルシャフトが昇降可能に設けられ、このノズルシャフトの下端部に、部品吸着用のノズルが取り付けられている表面実装機において、
    上記ノズルおよびこれを保持する部材を含み、上記ノズルシャフトに対して所定量だけ上下方向相対移動可能に取り付けられた可動部と、
    上記ノズルシャフトと上記可動部との間に配置されて、上記可動部に加える押圧力を調整する圧力室と、
    上記圧力室に対する圧力供給手段とを備え、
    この圧力供給手段は、上記圧力室に供給する圧力を正圧から負圧にまでわたって調整可能となっていることを特徴とする表面実装機。
  2. 上記可動部は、横軸を中心に放射状に配置された複数のノズルを具備するノズル組付ブロックと、このノズル組付ブロックを横軸回りに回転可能に保持するホルダーとを有し、このホルダーと上記ノズルシフトの間に上記圧力室が設けられていることを特徴とする請求項1記載の表面実装機。
  3. 上記圧力供給手段は、上記圧力室に供給する負圧によって上記可動部に作用する引き上げ方向の力が上記可動部の重量を打ち消す程度まで負圧を調整可能となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の表面実装機。
  4. 上記圧力供給手段は、正圧供給源と、この正圧供給源から供給される正圧を調整する正圧調整手段と、負圧供給源と、この負圧供給源から供給される負圧を調整する負圧調整手段と、上記圧力室に対して正圧供給状態と負圧供給状態とに切替可能な切替手段とを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項の記載の表面実装機。
  5. 上記圧力供給手段は、上記圧力室に所定の正圧を供給することにより上記ノズルシャフトに対して上記可動部を上下動不能に拘束するロック状態と、上記圧力室に対する供給圧力を上記所定値より小さくし、または圧力供給を停止することにより上記可動部の上下動を許容する非ロック状態とに変更可能であり、かつ、上記非ロック状態において上記圧力室に対する供給圧力を上記所定の正圧より小さい正圧から負圧にわたる範囲で調整可能となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項の記載の表面実装機。
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