JP2006147318A - ボタン構造、操作装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボタン本体の復帰時における衝突音を低減できるボタン構造、ならびに、かかるボタン構造を有する操作装置および電子機器を提供すること。
【解決手段】このボタン構造1は、変位可能に設置されたボタン本体5と、このボタン本体5を初期位置に係り止める係止手段7と、減速手段91とを含み構成される。ボタン本体5の復帰時には、ボタン本体5が係止手段7に衝突して初期位置に停止する。そして、減速手段91が、復帰時におけるボタン本体5の変位速度をボタン本体5が係止手段7に衝突する手前にて減少させることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ボタン構造、操作装置および電子機器に関する。
従来のボタン構造には、特許文献1に記載される技術が知られている。従来のボタン構造では、ボタン操作時にてボタン本体が元の位置に復帰するときに、ボタン本体が係止部材(係止片)に衝突して元の位置に停止する。
しかしながら、かかる従来のボタン構造では、ボタン本体の復帰時にて、ボタン本体と係止部材との衝突音(異音)が発生するという課題がある。
特開2004−26587号公報
そこで、この発明は、上記に鑑みて為されたものであって、ボタン本体の復帰時における衝突音を低減できるボタン構造、ならびに、かかるボタン構造を有する操作装置および電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるボタン構造(請求項1)は、変位可能に設置されたボタン本体と、前記ボタン本体を初期位置に係り止める係止手段とを含み、前記ボタン本体の復帰時にて、前記ボタン本体が前記係止手段に衝突して初期位置に停止するボタン構造であって、復帰時における前記ボタン本体の変位速度を前記ボタン本体が前記係止手段に衝突する手前にて減少させる減速手段を有することを特徴とする。
また、この発明にかかる操作装置(請求項7)は、上記のボタン構造を有することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器(請求項8)は、上記の操作装置を備えたことを特徴とする。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施例の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれる。また、この実施例に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1は、この発明の実施例1にかかるボタン構造を示す断面図である。図2および図3は、図1に記載したボタン構造の導光部を示す斜視図(図2)および要部拡大図(図3)である。図4は、図1に記載したボタン構造の作用を示す説明図である。図5〜図8は、図1に記載したボタン構造の変形例を示す説明図である。図9は、図1に記載したボタン構造の適用例を示す説明図である。
[ボタン構造]
この実施例1では、オーディオ機器のボタン構造1を一例として説明する(図9参照)。このボタン構造1は、筐体2と、基板3と、スイッチ4と、ボタン本体5とを含み構成される(図1参照)。このボタン構造1では、ボタン本体5が押し込まれることにより筐体2内のスイッチ4が押されて、オーディオ機器に対するプッシュ式の入力が行われる。また、ノブ(回転操作部)7およびエンコーダ8が付加的に設置されており、これらにより、オーディオ機器に対するダイヤル式の入力が可能である。
筐体2は、例えば、オーディオ機器のグリル(フロントケース)である。この筐体2には、一または複数のボタン本体5が配列されている(図示省略)。基板3は、オーディオ機器の回路基板であり、筐体2内に収容されて固定設置されている。スイッチ4は、基板3上に固定設置されており、その頂部が押されるとON/OFFが切り替わる。
ボタン本体5は、スイッチ4の切り替え操作を行うための部材であり、ノブ7およびエンコーダ8の中心に配置される。また、ボタン本体5は、ノブ7およびエンコーダ8に対して変位可能に設置されている。具体的には、ボタン本体5(押圧部51)がキーを有すると共にエンコーダ8がキー溝を有し、これらにより、ボタン本体5とエンコーダ8とのスライド構造が構成されている。また、ボタン本体5は、初期状態(押し込まれる前)にて、ノブ7(係止手段)により所定の位置(変位前の初期位置)に係り止められている。このボタン本体5は、押圧部51と導光部52とから成る。
押圧部51は、その押圧面が筐体2の前面に現れるように配置されている。また、押圧部51は、エンコーダ8に対してスライド可能に係合しており、その変位方向がエンコーダ8により筐体2に対して垂直方向となるように構成されている。
導光部52は、透明なプラスチックその他の導光材料から成り、押圧部51の背面側に配置される。この導光部52により、LED(light-emitting diode)その他の発光部(図示省略)の光が押圧部51まで導かれ、押圧部51の表示(文字や図形等)の照明が行われる。導光部52は、略円筒形状を有すると共に、長手方向の端部に一対の脚部521、521を有する(図2参照)。これらの脚部521、521は、相互に開閉する方向に撓むことができる。導光部52は、これらの脚部521,521を基板3の孔31,31に挿通して設置される。また、導光部52は、脚部521の先端に爪部522を有する。これらの爪部522は、導光部52が基板3の孔31から抜ける事態を防止する抜け防止部として機能する。また、導光部52は、その内部に突起部(ボス)523を有する。導光部52は、この突起部523をスイッチ4の頂部に当接させて設置されている。また、導光部52は、ボタン本体5がスライド変位したときに、突起部523によりスイッチ4の頂部が押されるように、配置されている。
ノブ7は、環状構造を有すると共にエンコーダ8の外周に嵌め合わされ、その頂面が押圧部51の押圧面に揃うように、筐体2の前面に配置されている。オーディオ機器に対するダイヤル式の入力は、このノブ7の回転操作により行われる。また、ノブ7は、ボタン本体5(押圧部51)を初期位置(押し込まれる前の位置)に係り止める係止手段として機能する。
エンコーダ8は、基板3に対して固定設置されており、ノブ7の回転量を電気信号に変換して基板3に入力する機能を有する。また、エンコーダ8は、ボタン本体5の変位方向(スライド方向)をガイドするガイド部材として機能する。
このボタン構造1では、ボタン本体5(押圧部51)が押し込まれると、ボタン本体5がスライドして、その導光部52の突起部523がスイッチ4の頂部に当たる。これにより、スイッチ4が押されてプッシュ式の入力が行われる。また、ボタン本体5への押し込みが解除されると、スイッチ4の内部バネ(図示省略)による反発力により、ボタン本体5が押し戻されて初期位置(変位前の元の位置)に復帰する。また、このとき、ボタン本体5の押圧部51がノブ7の裏面に衝突して係止され、ボタン本体5が初期位置に停止する(図1参照)。
[減速手段]
ここで、このボタン構造1は、復帰時におけるボタン本体5の変位速度をボタン本体5が係止手段(ノブ7)に衝突する手前にて減少させる減速手段91、92を有する(図2および図3参照)。この減速手段91、92は、例えば、ボタン本体5側に形成された干渉部91と、ボタン本体5側以外の構成要素に形成された被干渉部92とから成り、これらの干渉部91および被干渉部92が干渉することにより、ボタン本体5の変位速度が減少する。
このボタン構造1の減速手段では、例えば、干渉部91がボタン本体5のテーパ部524により構成され、被干渉部92が基板3の孔31の縁により構成される。そして、ボタン本体5の復帰時にて、干渉部91(テーパ部524)が被干渉部92(孔31の縁)に付勢して抵抗力(摩擦力あるいは反力)が発生することにより、ボタン本体5が減速する。
テーパ部524は、導光部52の脚部521(爪部522の付け根付近)に対して一体的に形成された傾斜(テーパ)であり、一対の脚部521,521に対してそれぞれ形成されている。テーパ部524は、ボタン本体5が初期位置に復帰する途中(ストローク中)にて、基板3の孔31の縁に付勢(オーバーラップ)するように構成されている。また、テーパ部524は、その傾斜が脚部521の長手方向(ボタン本体5の変位方向)に広がるように、構成されている。したがって、テーパ部524、524は、ボタン本体5の復帰時にて、ボタン本体5の変位方向に逆らう方向(進行方向逆側)から基板3の孔31、31の縁に当接するように、構成されている。
このボタン構造1において、まず、ボタン本体5が押し込まれる前の状態では、ボタン本体5(押圧部51)がスイッチ4の反発力によりノブ7の内縁に押し付けられて停止している(図1参照)。このとき、導光部52のテーパ部524、524が、基板3の孔31、31の縁に係合して内側に撓んでいる。したがって、かかる状態では、テーパ部524、524が脚部521、521の反発力によって基板3の孔31の縁に付勢している。
つぎに、ボタン本体5が押し込まれると、脚部521、521が孔31、31を挿通する方向にスライドして、テーパ部524、524と孔31、31の縁との係合が解除される(図4(a)参照)。また、これに伴って、脚部521、521が外側に開放される。そして、さらにボタン本体5が変位すると、導光部52の突起部523がスイッチ4に接触し、スイッチ4が押される。
つぎに、ボタン本体5の押し込みが解除されると、スイッチ4の反発力によりボタン本体5が押し戻されて、導光部52の脚部521、521が孔31、31から引き抜かれる方向にスライドする(図4(b)参照)。すると、テーパ部524、524の傾斜が基板3の背面側(ボタン本体5の進行方向逆側)から孔31、31の縁に当接する。
そして、ボタン本体5がさらに変位すると、テーパ部524の傾斜により、テーパ部524、524と孔31、31の縁との干渉量(オーバーラップ量)が増加し、脚部521、521が内側に押し込まれて撓む。すると、この撓みによる反発力(脚部521、521が開放しようとする力)により、脚部521、521が孔31、31の縁に付勢して、ボタン本体5の変位を妨げようとする抵抗力(摩擦力あるいは反力)が発生する。そして、この抵抗力により、ボタン本体5の戻り速度が変位するに連れて減少する。そして、ボタン本体5が十分に減速してからノブ7の内縁に衝突して停止する。
[効果]
このボタン構造1では、減速手段が構成されており、この減速手段により、ボタン本体の復帰時にて、ボタン本体5の変位速度が係止手段(ノブ7)に衝突する手前にて減少する。かかる構成では、ボタン本体5が減速手段9により減速されてから係止手段に衝突する。これにより、衝突による衝撃が緩和されるので、ボタン本体5の復帰時における衝突音が低減される利点がある。
また、このボタン構造1では、減速手段(テーパ部524および孔31の縁)がボタン構造1の構成要素(ボタン本体5および基板3)に対して一体的に形成されている。言い換えると、何ら新たな部材と追加すること無く、減速手段が構成されている。したがって、かかる構成によれば、ボタン構造1の部品点数を低減できる利点がある。また、これにより、製造コストの増加を抑制できる利点がある。
また、このボタン構造1では、減速手段9が、ボタン本体5側に形成された干渉部91(導光部52のテーパ部524)と、ボタン本体5側以外に形成された被干渉部92(基板3の孔31の縁)とから成り、これらの干渉部91および被干渉部92が干渉することによりボタン本体5の変位速度が減少する。かかる構成では、簡易な構成にてボタン本体5の変位速度を効果的に減少させ得るので、ボタン本体5の復帰時における衝突音を簡易に低減できる利点がある。
また、このボタン構造1では、減速手段の干渉部91がボタン本体5(導光部52)のテーパ部524により構成され、被干渉部92が基板3の孔31の縁により構成される。かかる構成では、ボタン構造1を構成する既存の部品に対して干渉部91および被干渉部92を形成できるので、既存のボタン構造をベースとして減速手段91、92を構成できる利点がある。
また、このボタン構造1では、ボタン本体5を係り止めて元の位置に停止させる係止手段が、ダイヤル式の入力手段の回転操作部(ノブ7)により兼用されている。例えば、ボタン本体5と係止手段(ノブ7)との衝突部分にクッションが配置される構成(図示省略)では、このクッションによってノブ7の回転動作が阻害されて、その操作性が低下するという課題がある。この点において、このボタン構造1では、かかるクッションを要することなくボタン本体5の復帰時における衝突音が低減されるので、好ましい。言い換えれば、このボタン構造1は、ダイヤル式の入力手段(ノブ7およびエンコーダ8)を有する構成において、かかる入力手段の操作を阻害しない点で好ましい。また、このボタン構造では、係止手段によりボタン本体5の停止位置が規定されるので、クッションによりボタン本体5と係止手段との接触を防止する構成と比較して、ボタン本体5を一定の位置にて停止させ得る利点がある。
また、このボタン構造1では、ボタン本体5(導光部52)が可撓性を有する脚部521を有すると共に、この脚部521に対してテーパ形状を有する干渉部91(テーパ部524)が形成される。そして、ボタン本体5の変位前では干渉部91と被干渉部92とが干渉して脚部521が撓んでおり、ボタン本体5が押し込まれたときに、干渉部91のテーパに沿ってボタン本体5の脚部521が開放されるように、構成される。かかる構成では、ボタン本体5が押し込まれたときに、脚部521の撓みが徐々に開放されるので、ボタン感触(ボタン本体5の押し心地)が悪化しない利点がある。
[変形例1]
また、このボタン構造1では、ダイヤル式の入力手段(ノブ7およびエンコーダ8)が付加的に設置されており、その構成要素(ノブ7)により、ボタン本体5を係り止める係止手段が構成されている(図1参照)。しかし、これに限らず、ボタン構造1は、かかるダイヤル式の入力手段が設置されない構成においても適用可能である。また、係止手段は、ノブ7に限られず、他の構成要素により構成されても良い。
具体的には、ダイヤル式の入力手段7、8が省略され、係止手段が筐体2により構成されても良い(図5参照)。かかる構成では、ボタン本体5の復帰時にて、ボタン本体5が筐体2に衝突して停止する。このときにも、減速手段9によりボタン本体5が十分に減速してから筐体2に衝突するので、ボタン本体5の復帰時における衝突音が低減される。また、かかる構成では、例えば、筐体2に対してガイド部21が形成されており、このガイド部21によりボタン本体5の変位方向がガイドされる。
[変形例2]
また、このボタン構造1では、減速手段の干渉部91がボタン本体5の脚部521に形成されたテーパ部524により構成されている(図1〜図3参照)。すなわち、このボタン構造1では、ボタン本体5(導光部52)が可撓性を有する脚部521を有すると共に、この脚部521に対してテーパ形状を有する干渉部91(テーパ部524)が形成されている。そして、ボタン本体5の復帰時にて干渉部91と被干渉部92(基板3の孔3の縁)とが干渉したときに、干渉部91のテーパにより脚部521が撓んでボタン本体5の進行方向に対向する抵抗力(摩擦力あるいは反力)が発生するように、干渉部91および被干渉部92が配置される。
かかる構成では、干渉部91および被干渉部92の干渉により発生した抵抗力により、ボタン本体5の変位速度が減少する。かかる構成とすれば、ボタン本体5(導光部52)が有する脚部521を利用して減速手段を構成できる利点がある。また、テーパ形状の干渉部91をボタン本体5の脚部521に対して形成することは容易なので、減速手段を簡易に構成できる利点がある。
しかし、これに限らず、干渉部91は、例えば、ボタン本体5に形成されたヒンジ部525により構成されても良い(図6および図7参照)。具体的には、ボタン本体5の導光部52に鈎状断面のヒンジ部525が形成され、このヒンジ部525によって減速手段9の干渉部91が構成される(図6参照)。また、ヒンジ部525は、ボタン本体5の設置時にて、基板3の孔31に挿通されて孔31の縁(被干渉部92)に係合する(図7参照)。
かかる構成では、ボタン本体5の復帰時にて、ヒンジ部525が基板3の孔31の縁(被干渉部91)に引っ掛かって変形することにより、ボタン本体5の変位速度が減少する。これにより、ボタン本体5の復帰時における衝突音が低減される。なお、ボタン本体5が初期位置に停止している状態(変位前および復帰後の状態)では、ヒンジ部525が変形したままの状態となる。
[変形例3]
また、このボタン構造1では、減速手段9の被干渉部92が基板3の孔31の縁により構成されている(図1および図4参照)。しかし、これに限らず、減速手段9の被干渉部92は、例えば、エンコーダ8に形成されても良い(図8参照)。
具体的には、エンコーダ8が底部81を有すると共に、この底部81に孔82が形成される。そして、ボタン本体5(導光部52)の脚部521がエンコーダ8の孔82に挿通されて配置される。かかる構成では、ボタン本体5の復帰時にて、脚部521に形成されたテーパ部524(干渉部91)がエンコーダ8の孔82の縁(被干渉部92)に干渉して、ボタン本体5が減速する。これにより、ボタン本体5の復帰時における衝突音が低減される利点がある。
かかる構成とすれば、ボタン本体5および基板3に干渉部91(テーパ部524)および被干渉部92(孔31の縁)が形成されている構成(図1参照)と比較して、干渉部91と被干渉部92との位置決め精度を容易に向上させ得る利点がある。すなわち、ボタン本体5および基板3に干渉部91および被干渉部92が形成されている構成(図1参照)では、これらの中間にボタン本体5のガイド部を兼ねるエンコーダ8が介在するため、干渉部91および被干渉部92間の位置決めが容易でない。この点において、ボタン本体5およびエンコーダ8に干渉部91(テーパ部524)および被干渉部92(孔82の縁)が形成される構成(図8参照)では、干渉部91および被干渉部92間の位置決めが容易なので好ましい。
[変形例4]
また、このボタン構造1では、ボタン本体5が押圧部51および導光部52により構成される(図1参照)。しかし、これに限らず、ボタン本体5がバックライトを要しない場合などには、導光部52が省略されても良い(図示省略)。かかる構成では、例えば、押圧部51に対して脚部521が形成され、この脚部521に対してテーパ部524が形成される。かかる構成としても、同様に、ボタン本体5の復帰時における衝突音を低減できる利点がある。
[付加事項]
また、このボタン構造1では、ボタン本体5を元の位置に復帰させるための反発力が、スイッチ4の内部バネ(図示省略)によって付与される。しかし、これに限らず、かかる反発力は、別途設けられたヒンジ(爪)やクッション等の反発部により付与されても良い(図示省略)。例えば、ボタン本体5に対して反発部が別途設けられ、この反発部によってボタン本体5を復帰させる構成では、スイッチ4の内部バネによりボタン本体5を復帰させる構成と比較して、反発力の調整(設計変更)が容易である。これにより、ボタン本体5を押し込むために必要な荷重を容易に調整できるので、多様なニーズに対応できる利点がある。
また、このボタン構造1では、ボタン本体5がエンコーダ8により変位方向をガイドされる。しかし、これに限らず、ボタン本体5は、筐体2に形成されたガイド部や基板3に形成されたガイドピンによりガイドされても良い(図示省略)。
また、このボタン構造1では、ボタン本体5(導光部52)の脚部521が鈎状に形成されている(図2および図3参照)。しかし、これに限らず、脚部521の先端部分の全体がテーパ状に形成されても良い(図示省略)。すなわち、脚部521の鈎状部分は、省略されても良い。
[適用例]
なお、この実施例1では、オーディオ機器のボタン構造1を一例として説明したが、ボタン構造1の適用例は、これに限定されない。すなわち、このボタン構造1は、ユーザ操作を必要とする機器、例えば、プッシュボタンを有する電話機、電子機器のコントローラ、TV機器、ナビゲーション機器、パーソナルコンピュータ機器、DVD機器、その他の機器に対して適用されても良い。また、かかる機器に対するボタン構造1の配置構成は、当業者自明の範囲内にて任意に選択可能である。
また、このボタン構造1は、ボタン操作が可能な操作装置、ならびに、かかる操作装置を有する電子機器に対して適用されても良い。
この発明の実施例1にかかるボタン構造を示す断面図である。 図1に記載したボタン構造の導光部を示す斜視図である。 図1に記載したボタン構造の導光部を示す要部拡大図である。 図1に記載したボタン構造の作用を示す説明図である。 図1に記載したボタン構造の変形例を示す説明図である。 図1に記載したボタン構造の変形例を示す説明図である。 図1に記載したボタン構造の変形例を示す説明図である。 図1に記載したボタン構造の変形例を示す説明図である。 図1に記載したボタン構造の適用例を示す説明図である。
符号の説明
1 ボタン構造
2 筐体
3 基板
31 孔
4 スイッチ
5 ボタン本体
524 テーパ部(減速手段)
7 ノブ(係止手段)
8 エンコーダ

Claims (8)

  1. 変位可能に設置されたボタン本体と、前記ボタン本体を初期位置に係り止める係止手段とを含み、前記ボタン本体の復帰時にて、前記ボタン本体が前記係止手段に衝突して初期位置に停止するボタン構造であって、
    復帰時における前記ボタン本体の変位速度を前記ボタン本体が前記係止手段に衝突する手前にて減少させる減速手段を有することを特徴とするボタン構造。
  2. 前記減速手段が、ボタン構造の構成要素に対して一体的に形成されている請求項1に記載のボタン構造。
  3. 前記減速手段が、前記ボタン本体側に形成された干渉部と、前記ボタン本体側以外に形成された被干渉部とから成り、前記干渉部および前記被干渉部が干渉することにより前記ボタン本体の変位速度が減少する請求項1または2に記載のボタン構造。
  4. 前記係止手段が、ダイヤル式入力手段の回転操作部により構成される請求項1〜3のいずれか1項に記載のボタン構造。
  5. 前記ボタン本体が可撓性を有する脚部を有すると共に、前記干渉部が前記脚部に対して形成されたテーパ部により構成される請求項1〜4のいずれか1項に記載のボタン構造。
  6. 前記干渉部が、前記ボタン本体に形成されたヒンジ部により構成される請求項1〜4のいずれか1項に記載のボタン構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のボタン構造を有することを特徴とする操作装置。
  8. 請求項7に記載の操作装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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