JP2006146466A - 記録媒体及びファイルシステム管理方法 - Google Patents

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麻水子 秋月
Yasushi Ueda
泰志 上田
Yasushi Imamura
泰 今村
Makoto Okazaki
誠 岡▲崎▼
Daisuke Kondo
大輔 近藤
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Abstract

【課題】所定の容量以内の複数の記録領域に分割され、特定のファイルシステムにフォーマットされた記録媒体において、大容量を扱えるファイルシステムの記録再生装置においてフォーマットせずに使用可能な記録媒体及びファイルシステム管理方法を提供する。
【解決手段】外部記録再生装置に接続して使用する読み書き可能な記録媒体100は、フォーマット形式を示す第一のファイルシステムを持つ複数の記録領域150と、前記外部記録再生装置の指示に従って前記記録領域を制御するとともに、前記第一のファイルシステムを疑似的に第二のファイルシステムに変換するコントローラ120と、前記コントローラが変換した第二のファイルシステムを格納する疑似ファイルシステム格納領域140を備え、外部記録再生装置によるフォーマットせずにファイルシステムの異なる記録再生装置間で使用することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、交換可能な記録媒体に関し、より詳細には、特定のファイルシステムにフォーマットされた記録媒体をファイルシステムの異なる機器でもフォーマットすることなく相互に利用可能とする記録媒体及びファイルシステム変換方法に関する。
デジタルカメラや携帯電話等の記録再生装置はコンパクトフラッシュ(登録商標)やSD(Secure Digital)カードに代表されるフラッシュメモリを用いたメモリカードを記録媒体とする。現行のメモリカードの容量は、1ギガバイト程度であるが、今後2ギガバイト、4ギガバイトと増加が見込まれている。
一方、メモリカードを扱う記録再生装置機器において、そのファイルシステムは大容量を扱うことが可能なファイルアロケーションテーブル(以下、FATと称す)32へ移行しつつあるが、未だFAT16が主流となっている。FAT16のファイルシステムはクラスタのアドレスが16bitであり、クラスタサイズが32キロバイトであるとすると、2ギガバイトがそのファイルシステムで実現できる最大の領域である。
一方、FAT32のファイルシステムはクラスタのアドレスが32bitであり、クラスタサイズが4キロバイトであるとすると、2テラバイトがそのシステムで実現できる最大の領域である。
そのため、2ギガバイトよりも大きいメモリカードをFAT16の記録再生装置で使用する場合は、1つの領域が2ギガバイト以下の小さい複数の領域に分割し、外部スイッチで領域を切り替えて使用する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数のメモリカードを1つの大容量のメモリカードとして見せるために、アドレス変換手段によりファイル管理層が管理する1つの論理アドレス体系から複数のメモリカードの物理アドレス体系に変換することにより、複数のメモリカードを1つの論理アドレス体系で共通管理する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、周知のように、DCF(Design rule for Camera File system)規格に対応したデジタルカメラは、撮影して得られた画像データを記録媒体に保存する際に、図16に示すようなディレクトリ構造でデータを格納する。このファイル管理構造は、カメラファイルシステム規格であるDCF Ver1.0により取り決められた内容によるものである。
図16において、2001はルートディレクトリ、2002はDCFイメージルートディレクトリ「DCIM」、2003はDCFディレクトリ「100_PANA」、2004はDCFディレクトリ「101_PANA」、2005はDCFファイル群「P1000001.JPG」等、2006はDCFファイル群「P1010001.JPG」等を示す。このDCF規格によると、データ記録時のファイル名称や、そのファイルを保持するディレクトリの名称ならびに保存場所等について細かく規定されている。この規定の詳細については省略するが、主要な事項について以下に説明する。
(1)ルートディレクトリの直下のDCFイメージルートディレクトリ名は「DCIM」とする。
(2)DCFディレクトリ名は8文字(ディレクトリ番号3文字+自由文字5文字)とする。
ディレクトリ番号は「100」〜「999」の数字で、「000」〜「099」は使用不可。自由文字は半角英数大文字「A」〜「Z」,「_」を使用する。
(3)DCFファイル名は8文字(自由文字4文字+ファイル番号4文字:但し、拡張子は除く)とする。
ファイル番号は「0001」〜「9999」の数字で、「0000」は使用不可。自由文字は半角英数大文字「A」〜「Z」,「_」を使用する。
(4)図16に示すように、DCIM内に上記した(2)で命名されたディレクトリを作成し、(3)で命名されたファイル名で保存する。
上記のようなDCF規格に基づくファイル管理構造で、デジタルカメラで撮影した画像データはメモリカードの記録領域に保存される。
特開2004−86503号公報 特開2001−325127号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、2ギガバイト以内の複数の記録領域に分割されたメモリカードをFAT32の記録再生装置で使用する場合、すでにFAT16でフォーマットされているため、外部スイッチを用いて複数の記録領域を切り替えながら使用するしかなく、FAT16でフォーマットされた2ギガバイト以内の記録領域単位でしかアクセスすることができない。
また、大容量のメモリカードとして使用するためには、FAT32にフォーマットしなおす必要があり、フォーマットすれば大容量のメモリカードとして使用することが可能となるが、一度FAT32に変換してしまうと、FAT16の記録再生装置で記録したデータが消去されてしまう。さらに、そのままではFAT16の記録再生装置で使用することができない。
さらに、上記特許文献2に記載された複数のメモリカードを1つの大容量のメモリカードとして見せる技術では、FAT32の記録再生装置で使用する場合でも、2ギガバイト以上の記録領域を扱う場合にはFAT32のフォーマットでなければならず、一度FAT32に変換してしまうと、FAT16の記録再生装置で記録したデータが消去されてしまう。さらに、FAT16の記録再生装置で使用することができない。
また、特許文献1に記載されたメモリカードをFAT16のデジタルカメラで使用し、撮影した画像データを保存する場合、複数の記録領域を切り替えるたびにDCF規格に従って、ルートディレクトリの直下に新しくDCFイメージルートディレクトリ「DCIM」が生成されてしまう。
さらに、図17a及び図17bに示すように、複数の記録領域に保存されたFAT16のデジタルカメラで認識する画像データ群(例えば、2101,2102)を、FAT32のデジタルカメラで認識できる画像データ群(例えば、2110)となるように、複数の記録領域に対する情報を持つディレクトリ(例えば、MEM_A2111,MEM_B2112)としてルートディレクトリの直下に追加した状態をメモリカードに作る。このメモリカードにFAT32のデジタルカメラで撮影した画像データ群(例えば、2120)を保存する場合には、ルートディレクトリの直下に新しくDCFイメージルートディレクトリ「DCIM」(例えば、2121)が生成される。そのため、すでにFAT16のデジタルカメラが生成したDCFイメージルートディレクトリ「DCIM」(例えば、2113,2114)を利用できないという課題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、2ギガバイト以内の複数の記録領域に分割されFAT16でフォーマットされたメモリカードをFAT16の記録再生装置とFAT32の記録再生装置で、フォーマットによるファイルシステムの変換をすることなくファイルの共有が可能となり、互換性を保つことが可能となる記録媒体及びファイルシステム管理方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の記録媒体は、外部記録再生装置に接続し、データの読み書きを行う記録媒体において、前記記録再生装置と接続されるインターフェースと、フォーマット形式を示す第一のファイルシステムを持つ複数の記録領域と、記録媒体固有の特性値を保持する内部レジスタと、前記外部記録再生装置の指示や内部レジスタの値に従って、前記記録領域を制御するコントローラと、前記記録媒体の外部から入力されるファイルシステム切り替え信号に従って、ファイルシステム生成信号を出力するファイルシステム判別手段と、前記ファイルシステム生成信号を基づき、第一のファイルシステムを取得し疑似的に第二のファイルシステムに変換する疑似ファイルシステム変換手段と、前記疑似ファイルシステム変換手段が変換した第二のファイルシステムを格納する疑似ファイルシステム格納領域とを備え、前記外部記録再生装置が前記第一のファイルシステムを使用する装置である場合には前記複数の記録領域内の前記第一のファイルシステムをそのまま用い、前記外部記録再生装置が前記第二のファイルシステムを使用する装置である場合には前記疑似ファイルシステム格納領域に格納された前記第二のファイルシステムを用いることを特徴とするものである。
さらに記録媒体において、前記疑似ファイルシステム変換手段は、第一のファイルシステムからアドレステーブルを各記録領域に対して生成するアドレステーブル生成手段と、前記アドレステーブル生成手段で生成された各記録領域に対するアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるアドレステーブル統合手段と、複数の記録領域の空き容量を検出し、データを書き込む記録領域を指定する書き込み領域指示手段と、前記書き込み領域指示手段が指定した記録領域へ前記外部記録再生装置からのDesign rule for Camera File system(以下、DCFと称す)規格に対応したデータを前記複数の記録領域に書き込むデータ書き込み手段とを備えることを特徴とするものである。
さらに記録媒体において、前記アドレステーブル生成手段は、前記第一のファイルシステムからDCF規格に対応したファイル管理構造で記録されたディレクトリを検出し、第一のアドレステーブルを生成するディレクトリ検出手段と、前記ディレクトリ検出手段で生成された第一のアドレステーブルを基にディレクトリ内のサブディレクトリを検出し、第二のアドレステーブルを生成するサブディレクトリ検出手段と、前記ディレクトリ検出手段で生成された第二のアドレステーブルを基にサブディレクトリ内のファイルを検出し、第三のアドレステーブルを生成するファイル検出手段とを備えることを特徴とするものである。
さらに記録媒体において、前記アドレステーブル統合手段は、前記アドレステーブル生成手段が生成した各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のサブディレクトリが存在する場合に、疑似サブディレクトリとしてまとめて第二のファイルシステムを生成することを特徴とするものである。
さらに記録媒体において、前記アドレステーブル統合手段は、前記アドレステーブル生成手段が生成した各記録領域のアドレステーブルに共通文字を含むサブディレクトリの名前が存在する場合に、疑似サブディレクトリとしてまとめて第二のファイルシステムを生成することを特徴とするものである。
さらに記録媒体において、前記アドレステーブル統合手段は、前記アドレステーブル生成手段が生成した各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のファイル名が存在する場合に、疑似ファイル名に変換して第二のファイルシステムを生成することを特徴とするものである。
さらに記録媒体において、前記データ書き込み手段は、前記書き込み領域指示手段が検出対象とする複数の記録領域のうち空き容量が最大の記録領域に前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むことを特徴とするものである。
さらに記録媒体において、前記データ書き込み手段は、前記書き込み領域指示手段が検出した複数の記録領域の空き容量が同じ場合は先頭の記録領域に前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むことを特徴とするものである。
さらに本発明のファイルシステム管理方法において、外部記録再生装置に接続し、データの読み書きを行う記録媒体において、前記記録媒体が備える複数の記録領域が持つ第一のファイルシステムを取得するステップと、前記第一のファイルシステムを疑似的に第二のファイルシステムに変換するステップと、前記第二のファイルシステムを格納するステップと、記録媒体の外部から入力されるファイルシステム切り替え信号に基づき前記第一のファイルシステムと第二のファイルシステムとを選択し、前記外部記録再生装置に出力するステップとからなり、前記外部記録再生装置が前記第一のファイルシステムを使用する装置である場合には前記複数の記録領域内の前記第一のファイルシステムをそのまま用い、前記外部記録再生装置が前記第二のファイルシステムを使用する装置である場合には疑似的に変換された前記第二のファイルシステムを用いることを特徴とするものである。
さらにファイルシステム管理方法において、前記第一のファイルシステムを疑似的に第二のファイルシステムに変換するステップは、前記第一のファイルシステムからDCF規格に対応したファイル管理構造で記録されたディレクトリを検出し、第一のアドレステーブルを生成するステップ(第一アドレステーブル生成ステップ)と、前記第一のアドレステーブルを基にディレクトリ内のサブディレクトリを検出し、第二のアドレステーブルを生成するステップ(第二アドレステーブル生成ステップ)と、前記第二のアドレステーブルを基にサブディレクトリ内のファイルを検出し、第三のアドレステーブルを生成するステップ(第三アドレステーブル生成ステップ)と、前記各記録領域に対して生成されたアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるステップと、前記複数の記録領域の空き容量を検出し、データを書き込む記録領域を指定するステップと、前記指定された記録領域へ外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むステップとからなることを特徴とするものである。
さらにファイルシステム管理方法において、前記アドレステーブル生成ステップは、各記録領域から取得した前記第一のファイルシステムに対して繰り返し実行されることを特徴とするものである。
さらにファイルシステム管理方法において、前記各記録領域に対して生成されたアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるステップは、各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のサブディレクトリが存在する場合に、疑似サブディレクトリとしてまとめて第二のファイルシステムを生成することを特徴とするものである。
さらにファイルシステム管理方法において、前記各記録領域に対して生成されたアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるステップは、各記録領域のアドレステーブルに共通文字を含むサブディレクトリの名前が存在する場合に、疑似サブディレクトリとしてまとめて第二のファイルシステムを生成することを特徴とするものである。
さらにファイルシステム管理方法において、前記各記録領域に対して生成されたアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるステップは、各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のファイル名が存在する場合に、疑似ファイル名に変換して第二のファイルシステムを生成することを特徴とするものである。
さらにファイルシステム管理方法において、前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを前記複数の記録領域に書き込むステップは、前記複数の記録領域の空き容量を検出するステップで検出した空き容量が最大の記録領域に前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むことを特徴とするものである。
さらにファイルシステム管理方法において、前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを前記複数の記録領域に書き込むステップは、前記複数の記録領域の空き容量を検出するステップで検出した空き容量が同じ場合は先頭の記録領域に前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むことを特徴とするものである。
さらにファイルシステム管理方法において、前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを前記複数の記録領域に書き込むステップは、前記複数の記録領域の空き容量を検出するステップで検出した空き容量がデータサイズより少ない場合に、書き込み不可メッセージを出力することを特徴とするものである。
本発明の記録媒体及びファイルシステム管理方法によれば、2ギガバイト以内の複数の記録領域に分割されFAT16でフォーマットされたメモリカードをFAT16の記録再生装置とFAT32の記録再生装置との間で、フォーマットによるファイルシステムの変換をすることなくファイルの共有が可能となり、互換性を保つことができる。
以下に、本発明の記録媒体の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1における記録媒体100のブロック図を示す図である。図1において、記録媒体100はSDメモリカードを想定しており、インターフェース110、コントローラ120、内部レジスタ130、疑似ファイルシステム格納領域140、記録手段150から構成される。
SDメモリカードにおいてインターフェース110は、図2に示すように複数の端子とインターフェースドライバ200から構成される。図2は本発明の実施例1におけるインターフェース110の詳細を示す図である。端子は全部で9個あり、外部記録再生装置(図示せず)と接続される。端子VDDと端子VSS1、端子VSS2により記録媒体100は記録再生装置から電源を供給される。また、端子CLK(クロック信号)に同期した端子CMD(コマンドやレスポンス)及び端子DAT0、端子DAT1、端子DAT2、端子DAT3(データ)が送受信される。インターフェースドライバ200は、SDメモリカードの規格に従って、端子から外部記録再生装置と接続されているかどうかの検出に用いられる。
内部レジスタ130は、SDメモリカードの規格に従って、複数のレジスタから構成される。各レジスタは、記録再生装置からのコマンドによって読み出され、記録再生装置の動作に影響を与える。例えば、カードの動作電源電圧やカードの各仕様値などが記録されている。
記録手段150は、複数の記録領域から構成されている。図3aは、本発明の実施例1における記録手段150の構成を示す図である。図3aでは、8ギガバイトの容量を持つ記録手段150が、2ギガバイトの容量を持つ4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)から構成される例を示している。それぞれの記録領域は、外部記録再生装置によってFAT16ファイルシステムにフォーマットされ、マスターブートレコード/パーティションテーブル、パーティションブートセクタ、ファイルアロケーションテーブル(FAT)、FATのコピー、ルートディレクトリ、データ領域がFAT16ファイルシステム301〜304として書き込まれる。記録手段150は、アドレスを指定してデータを読み出したり、アドレスとデータを指定してデータを書き込んだりできる。
コントローラ120は、SDメモリカードの規格に従って、外部記録再生装置と通信を行い、記録手段150を制御するとともに、複数の記録領域が持つFAT16ファイルシステム301〜304を疑似的にFAT32ファイルシステムに変換する。
疑似ファイルシステム格納領域140は、コントローラ120が変換したFAT32ファイルシステムを格納する領域である。FAT32ファイルシステムの記録再生装置に記録媒体100が接続された場合には、疑似ファイルシステム格納領域140のファイルシステムを使って通信を行う。図3bは、本発明の実施例1における疑似ファイルシステム格納領域140の構成を示す図である。図3bに示すように疑似ファイルシステム格納領域140の構成はマスターブートレコード/パーティションテーブル、パーティションブートセクタ、ファイルアロケーションテーブル(FAT)、FATのコピー、ルートディレクトリ、FAT16ファイルシステムをFAT32ファイルシステムに変換したファイルシステム変換テーブルから構成され、FAT32ファイルシステム305として書き込まれる。
図4は、本発明の実施例1におけるコントローラ120のブロック構成と周辺ブロックの接続を示す図である。図4において、401はコマンドデコーダ、402はファイルシステム判別手段、403はアドレス取得手段、404はメモリインターフェース、405は疑似ファイルシステム変換手段、406はアドレス変換手段、410はコマンド、411はレスポンス、412はアドレス、413はデータ、414は内部レジスタアドレス、415は内部レジスタ値、416はアドレス取得タイミング信号、417はメモリアクセスタイミング信号、418は取得アドレス、420はファイルシステム切り替え信号、421はアクセス領域指示信号、422はファイルシステム生成信号、430はメモリ制御信号、431はメモリアドレス、432はメモリデータである。
コントローラ120は、インターフェース110経由で記録再生装置から受信したコマンド410とアドレス412、データ413をコマンドデコーダ401により解釈して、記録再生装置にレスポンス411やデータ413をインターフェース110経由で送信する。ファイルシステム判別手段402は、記録媒体100の外部から入力されるファイルシステム切り替え信号420に従って、ファイルシステム生成信号422を出力する。
ここで、ファイルシステム切り替え信号420は記録媒体100にスイッチ等を設け、スイッチを切り替えることで、アクセスするファイルシステムを指示するものである。尚、外部記録再生装置のドライバ等として組み込むことで、外部記録再生装置からのコマンドとして指示することも可能である。例えば、記録媒体100にスライドスイッチ(図示せず)を備え、スライドスイッチが一方に設定された場合にはFAT16であり、他方に設定された場合にはFAT32であるようにファイルシステム切り替え信号420を変化させるようにする。使用者は前もって、外部記録再生装置がFAT16の機器である場合にはスライドスイッチをFAT16側に設定し、外部記録再生装置がFAT32の機器である場合にはスライドスイッチをFAT32側に設定し、記録媒体100を外部記録再生装置に接続する。
さらにコマンドデコーダ401は、コマンド410に基づいてアドレス取得タイミング信号416、メモリアクセスタイミング信号417を出力し、メモリインターフェース404にバッファリングしたデータ413をアドレス変換手段406で変換されたアドレスに従って記録手段150や疑似ファイルシステム格納領域140に書き込んだり、アドレス変換手段406で変換されたアドレスに従って記録手段150や疑似ファイルシステム格納領域140から読み出したりする。また、コマンド410に基づいて内部レジスタアドレス414を出力し、内部レジスタ値415を記録再生装置へデータ413として読み出す。
以下、記録媒体100が、FAT16ファイルシステムの記録再生装置で使用される場合とFAT32ファイルシステムの記録再生装置で使用される場合について、記録再生装置の動作とともに説明する。ここで図4を用いて、FAT16でフォーマットされた複数の記録領域を持つ記録媒体100をFAT16ファイルシステムの記録再生装置で使用する際の動作について説明する。記録媒体100をFAT16ファイルシステムの記録再生装置を使用するための動作は、記録媒体100に対して行う初期設定と、記録再生装置が行う仕様確認シーケンス、ファイルシステム確認シーケンス、データアクセスからなる。
まず、記録媒体100に対する初期設定として、記録媒体100の外部からFAT16ファイルシステムでアクセスするという情報と、アクセスする記録領域の情報を与えて、FAT16ファイルシステムの記録再生装置に記録媒体100を挿入する。(例えば、記録媒体100にスイッチを設けFAT16ファイルシステムでアクセスするようスイッチを切り替える。さらに、アクセスする記録領域を設定するスイッチを設けて、アクセスする記録領域を指定する。)本実施例では、第一の記録領域151にアクセスするとする。
FAT16ファイルシステムの記録再生装置は、記録媒体100が挿入されたことを検知すると、接続時の処理として記録媒体100の固有情報を取得するために、内部レジスタ130を読み出すコマンドを発行する。コマンドデコーダ401は、内部レジスタ130を読み出すコマンドであることを解釈すると、コマンドに対応する内部レジスタアドレス414を出力する。更に、アドレスに応じた内部レジスタ値415を取り込み、レスポンス411とデータ413をインターフェース110に返送し、インターフェース110は、SDメモリカードの規格に従って記録再生装置と通信を行う。上記レジスタアクセスを何度か繰り返し、動作電源電圧やカードのアドレス、通信クロック周波数等の記録媒体100の固有情報を取得する。固有情報を取得した記録再生装置は、記録媒体100に最適な電源やクロック周波数を設定し、その後の制御を行う(以下、これらの一連の処理を仕様確認シーケンスと記す。)。
仕様確認シーケンスの終了した記録再生装置は、記録媒体100が取り扱い可能なファイルシステムであるかの確認を行うために、記録媒体100の外部に設けられたスイッチからのアクセス領域指示信号421により、第一の記録領域151のFAT16ファイルシステム301のシステム領域の中の(マスターブートレコード/パーティションテーブル、パーティションブートセクタ)を読み出すためのリードコマンドを発行する。さらに、ファイルシステム判別手段402がファイルシステム切り替え信号420とアクセス領域指示信号421を受け取り、ファイルシステム生成信号422をディセーブル状態で出力する。コマンドデコーダ401は、第一の記録領域151のFAT16ファイルシステム301のシステム領域を読み出すコマンドであることを解釈すると、コマンドに対応するアドレス取得タイミング信号416を出力し、アドレス取得手段403によってアドレスを取得する。メモリインターフェース404は、ファイルシステム判別手段402から出力されたファイルシステム生成信号422がディセーブル状態であるため、疑似ファイルシステム変換手段405とアドレス変換手段406を使用することなく、取得アドレス418に応じたメモリアドレス431、メモリ制御信号430を出力し、システム領域のメモリデータ432を取り込み、レスポンス411とデータ413をインターフェース110に返送する。インターフェース110は、SDメモリカードの規格に従って、記録再生装置と通信を行う。読み出したマスターブートレコードのパーティションタイプと、パーティションブートセクタのセクタに関するいくつかのパラメータから計算した総クラスタ数から、記録媒体100が取り扱い可能なファイルシステムであるかの確認を行う。尚、本確認の方法は、一例であり、記録再生装置によって自由に変更することが可能である(以下、これらの一連の処理をファイルシステム確認シーケンスと記す。)。
ファイルシステム確認シーケンスにおいて、記録媒体100が取り扱い可能なファイルシステムと判断された場合、SDメモリカードの通常のアクセスとして、ライトコマンドにより、データ領域に所定のデータとシステム領域に対応するファイルアロケーションテーブル(FAT)、FATのコピーを書き込む。また、リードコマンドによりデータ領域の所定のデータを読み出す。
図6aに、本発明の実施例1における通常のアクセスが終了した状態の第一の記録領域151の構成図を示す。記録手段150は、複数のセクタから構成されたクラスタと呼ばれる集合体で構成されている。第一の記録領域151は、16個のクラスタで構成され、システム領域310は1個のクラスタで構成されており、マスターブートレコード/パーティションテーブル、パーティションブートセクタ、ファイルアロケーションテーブル(FAT)、FATのコピー、ルートディレクトリが書き込まれており、斜線で表している。使用済みデータ領域311と未使用データ領域312は15個のクラスタで構成されており、使用済みデータ領域311を縦線で、未使用データ領域312を空白で表している。使用済みデータ領域311と未使用データ領域312のクラスタに付加している数字はクラスタ番号を表している。
図6bに、本発明の実施例1における第一の記録領域151に格納されているデータのディレクトリ構造を示す。通常のアクセスが終了すると、使用済みデータ領域311には図6bに示すようにDCF規格に対応したディレクトリ構造でデータが格納される。610はルートディレクトリ、611はDCFイメージルートディレクトリ「DCIM」、612はDCFディレクトリ「100_PANA」、613はDCFファイル「P1000001.JPG」であり、ツリー構造の形態で格納されている。
図6cに、本発明の実施例1における第一の記録領域151のデータ構造を示す。ファイルアロケーションテーブル620は、データ領域に格納されたファイルを構成するクラスタのリンク構造を示すテーブルである。ルートディレクトリ610には、ファイル名、先頭クラスタ番号、各種属性が格納され、1つのファイルにつき32キロバイト使用される。属性には、ディレクトリを意味するものや、ファイルを意味するものがある。
ファイルアロケーションテーブル620において、ファイルアロケーションテーブル620を構成するクラスタに格納されている値とデータ領域のクラスタ番号は1対1で対応しており、ファイルアロケーションテーブル620を構成する各クラスタに格納されている値にはリンク先、つまり後に続くクラスタの番号が格納される。続くクラスタが存在しない場合は、「FFFFh」が格納され、未使用の場合には「0000h」が(以下、最後のhは16進数を表す)格納される。
例えば、図6bに示す「root¥DCIM¥100_PANA¥P1000001.JPG」のように、ルートディレクトリ内に属性がディレクトリである「DCIM」が存在し、さらに、その中に属性がディレクトリである「100_PANA」が存在し、さらにその中に属性がファイルである「P1000001.JPG」が存在する場合は、ルートディレクトリ610に、DCFイメージルートディレクトリ「DCIM」611を示すファイル621(ファイル名=DCIM、属性=ディレクトリ、先頭クラスタ番号=2)が格納されている。
次に、DCFイメージルートディレクトリ「DCIM」611を示すファイル621に格納されている先頭クラスタ番号の情報(先頭クラスタ番号=2)からクラスタ番号2に移動すると、DCFディレクトリ「100_PANA」612を示すファイル622(ファイル名=100_PANA、属性ディレクトリ、先頭クラスタ番号=3)が格納されている。また、クラスタ番号2に対応するファイルアロケーションテーブル620を構成するクラスタには「FFFFh」が格納されていることから、DCFイメージルートディレクトリ「DCIM」はクラスタ番号2のみで終了となる。
次に、DCFディレクトリ「100_PANA」612を示すファイル622に格納されている先頭クラスタ番号の情報(先頭クラスタ番号=3)からクラスタ番号3に移動すると、DCFファイル「P1000001.JPG」613を示すファイル623(ファイル名=P1000001.JPG、属性=ファイル、先頭クラスタ番号=11)が格納されている。また、クラスタ3に対応するファイルアロケーションテーブル620を構成するクラスタには「FFFFh」が格納されていることから、DCFディレクトリ「100_PANA」はクラスタ番号3のみで終了となる。
次に、DCFファイル「P1000001.JPG」614を示す先頭クラスタ番号の情報(先頭クラスタ番号=11)からクラスタ番号11に移動すると、DCFファイル「P1000001.JPG」614を構成するデータ624が格納されている。また、クラスタ11に対応するファイルアロケーションテーブル620を構成するクラスタには「0012h」が格納されていることから、DCFファイル「P1000001.JPG」を構成するデータはクラスタ番号12に続く。クラスタ番号12に対応するファイルアロケーションテーブル620を構成するクラスタには「FFFFh」が格納されていることから、DCFファイル「P1000001.JPG」613を構成するデータはクラスタ番号11とクラスタ番号12で終了となる。
以上のように、「root¥DCIM¥100_PANA¥P1000001.JPG」はクラスタ番号「2」→「3」→「11」→「12」の順でデータ領域に格納されている。
次に、図7に示すデータが格納された記録媒体100をFAT32ファイルシステムの記録再生装置で使用する際の動作について説明する。記録媒体100をFAT32ファイルシステムの記録再生装置を使用するための動作は、記録媒体100に対して行う初期設定と、記録再生装置が行う仕様確認シーケンス、ファイルシステム確認シーケンス、データアクセスからなる。
図7に、本発明の実施例1における4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)の構成及び格納されているデータのディレクトリ構造を示す。第二の記録領域152〜第四の記録領域154のデータ構造に関しても、前述の図6cで説明した第一の記録領域151のデータ構造と同様である。
まず、記録媒体100に対する初期設定として、記録媒体100の外部からFAT32ファイルシステムでアクセスするという情報を与えて、FAT32ファイルシステムの記録再生装置に記録媒体100を挿入する(例えば、前述した記録媒体100にスライドスイッチを利用する。)。
FAT32ファイルシステムの記録再生装置は、記録媒体100が挿入されたことを検知すると、仕様確認シーケンスを実行する。
仕様確認シーケンスの終了した記録再生装置は、記録媒体100が取り扱い可能なファイルシステムであるかの確認を行うために、アクセス領域指示信号421により、第一の記録領域151のFAT16ファイルシステム301のシステム領域の中の(マスターブートレコード/パーティションテーブル、パーティションブートセクタ)を読み出すためのリードコマンドを発行する。さらに、ファイルシステム判別手段402が、記録媒体100の外部に設けられたスイッチからのファイルシステム切り替え信号420を受け取り、ファイルシステム生成信号422をイネーブル状態で出力する。コマンドデコーダ401は、ファイルシステム切り替え信号420からFAT32ファイルシステムでアクセスするため、第一の記録領域151のFAT16ファイルシステム301のシステム領域を読み出すためのリードコマンドを、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のFAT16ファイルシステム301〜304を読み出すコマンドであることと解釈するとともに、コマンドに対応するアドレス取得タイミング信号416を出力し、アドレス取得手段403によってアドレスを取得する。メモリインターフェース404は、ファイルシステム判別手段402から出力されたファイルシステム生成信号422がイネーブル状態であるため、アドレス変換手段406が取得アドレス418を4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のFAT16ファイルシステム301〜304が存在するアドレスに変換し、メモリアドレス431、メモリ制御信号430を順次出力し、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のFAT16ファイルシステム301〜304をメモリデータ432として取り込む。さらに、疑似ファイルシステム変換手段405により、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のFAT16ファイルシステム301〜304を疑似的にFAT32ファイルシステム305に変換して、疑似ファイルシステム格納領域140に書き込むともに、FAT32ファイルシステム305をメモリデータ432として取り込み、レスポンス411とデータ413をインターフェース110に返送する。インターフェース110は、SDメモリカードの規格に従って、記録再生装置と通信を行う。読み出したマスターブートレコードのパーティションタイプと、パーティションブートセクタのセクタに関するいくつかのパラメータから計算した総クラスタ数から、記録媒体100が取り扱い可能なファイルシステムであるかの確認を行う。尚、本確認の方法は、一例であり、記録再生装置によって自由に変更することが可能である。
ファイルシステム確認シーケンスにおいて、記録媒体100が取り扱い可能なファイルシステムと判断された場合、SDメモリカードの通常のアクセスとして、ライトコマンドにより、データ領域に所定のデータとシステム領域に対応するFAT、FATのコピーを書き込む。また、リードコマンドによりデータ領域の所定のデータを読み出す。
図5は、本発明の実施例1における疑似ファイルシステム変換手段のブロック図である。図5において、疑似ファイルシステム変換手段405は、ディレクトリ検出手段501、サブディレクトリ検出手段502、ファイル検出手段503からなるアドレステーブル生成手段500、アドレステーブル統合手段504、書き込み領域指示手段505、データ書き込み手段506から構成される。
ディレクトリ検出手段501は、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)から取得したFAT16ファイルシステム301〜304からDCF規格に対応したファイル管理構造で記録されたディレクトリ「DCIM」を順次検出する。ディレクトリ「DCIM」を検出した場合は、ディレクトリ「DCIM」のアドレスをアドレステーブル511としてサブディレクトリ検出手段502に出力する。また、ディレクトリ「DCIM」を検出しなかった場合は、次の記録領域のFAT16ファイルシステムに移り、ディレクトリ検出手段501の動作に戻る。
サブディレクトリ検出手段502は、ディレクトリ検出手段501から出力されたアドレステーブル511を受け取り、ディレクトリ「DCIM」のサブディレクトリを検出する。サブディレクトリを検出した場合は、サブディレクトリ名とサブディレクトリアドレスをアドレステーブル511に追加し、アドレステーブル521としてファイル検出手段503に出力する。また、サブディレクトリを検出しなかった場合は、次の記録領域のFAT16ファイルシステムに移り、ディレクトリ検出手段501の動作に戻る。
ファイル検出手段503は、サブディレクトリ検出手段502から出力されたアドレステーブル521を受け取り、サブディレクトリ内のファイルを検出する。ファイルを検出した場合は、ファイル名とファイルのアドレスをアドレステーブル521に追加し、アドレステーブル531としてアドレステーブル統合手段504に出力する。また、ファイルを検出しなかった場合は、次のFAT16ファイルシステムに移り、ディレクトリ検出手段501の動作に戻る。
アドレステーブル統合手段504は、アドレステーブル531を受け取り、さらに、外部記録再生装置からのデータ書き込みの際には、後述するデータ書き込み手段506から出力されたサブディレクトリ名550とサブディレクトリのアドレス560を受け取り、FAT32ファイルシステム305としてまとめて出力する。
書き込み領域指示手段505は、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のFAT16ファイルシステム301〜304から空き容量を検出し、データを書き込む記録領域のアドレス540を出力する。
データ書き込み手段506は、書き込み領域指示手段505が出力した記録領域のアドレス540を受け取り、外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータ570を記録領域に書き込むとともに、書き込んだデータのサブディレクトリ名550とサブディレクトリのアドレス560をアドレステーブル統合手段504に出力する。
図8は、本発明の実施例1におけるコントローラ120の詳細フローを示す図である。図8において、FAT32ファイルシステムの記録再生装置から記録領域に対するアクセス要求が発行されると、ステップ801において、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のFAT16ファイルシステム301〜304を取得する。
ステップ802において、疑似ファイルシステム変換手段405は取得したFAT16ファイルシステム301〜304を疑似的にFAT32ファイルシステム305へ変換する。
ステップ803において、疑似ファイルシステム変換手段405で変換したFAT32ファイルシステム305を疑似ファイルシステム格納領域140へ格納する。
ステップ804において、記録媒体100の外部から入力されるファイルシステム切り替え信号420に基づき、FAT16ファイルシステム301〜304と、FAT32ファイルシステム305を選択し外部記録再生装置に選択したファイルシステムを出力する。
次に、ステップ802(疑似ファイルシステム変換手段405の動作)について図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施例1における疑似ファイルシステム変換手段405の詳細フローを示す図である。
図9において、疑似ファイルシステム変換ステップ802が開始されると、ステップ901において、FAT16ファイルシステムからDCF規格に対応したファイル管理構造で記録されたディレクトリ「DCIM」を検出する。
ステップ902において、取得したFAT16ファイルシステム301〜304のうち、第一の記録領域151から取得したFAT16ファイルシステム301からディレクトリ「DCIM」を検出し、ディレクトリ「DCIM」を検出した場合(ステップ902のYes)は、ディレクトリ「DCIM」のアドレスをアドレステーブル511として生成し、ステップ903へ移行する。また、ディレクトリ「DCIM」を検出しなかった場合(ステップ902のNo)は、空のアドレステーブル511を生成し、ステップ907へ移行する。
ステップ903において、アドレステーブル511を基にディレクトリ「DCIM」のサブディレクトリを検出する。
ステップ904において、サブディレクトリを検出した場合(ステップ904のYes)は、サブディレクトリ名とサブディレクトリのアドレスをアドレステーブル511に追加し、アドレステーブル521として生成し、ステップ905へ移行する。また、サブディレクトリを検出しなかった場合(ステップ904のNo)は、空のアドレステーブル521を生成し、ステップ907へ移行する。
ステップ905において、アドレステーブル521を基にサブディレクトリ内のファイルを検出する。
ステップ906において、ファイルを検出した場合(ステップ906のYes)は、ファイル名とファイルのアドレスをアドレステーブル521に追加し、アドレステーブル531として生成し、ステップ907へ移行する。また、ファイルを検出しなかった場合(ステップ906のNo)は、空のアドレステーブル531を生成し、ステップ907へ移行する。
ステップ907において、取得したFAT16ファイルシステム301〜304全てに対してアドレステーブルの生成を行ったか判断し、全てのFAT16ファイルシステムに対するアドレステーブルを生成済みである場合(ステップ907のYes)は、ステップ909(データ書き込み時)あるいはステップ910(データ読み出し時)へ移行する。また、全てのFAT16ファイルシステムに対するアドレステーブルを生成していない場合(ステップ907のNo)は、ステップ908へ移行する。
ステップ908において、取得したFAT16ファイルシステム301〜304全てに対し、ステップ901〜ステップ907の一連の動作を行うため対象とするFAT16ファイルシステムを切り替える。初期状態は第一の記録領域151のFAT16ファイルシステム501を先頭のファイルシステムとし、第二の記録領域152→第三の記録領域153→第四の記録領域154の順に切り替えて、切り替えるたびに切り替え回数(CT)をカウントアップする。
第一の記録領域151から取得したFAT16ファイルシステム301に対して、一連の動作を行っている場合は、切り替え回数を0回(CT=0)とし、第二の記録領域152から取得したFAT16ファイルシステム302に対しては、切り替え回数を1回(CT=1)としてアドレステーブル512,522,532を生成し、第三の記録領域153から取得したFAT16ファイルシステム303に対しては、切り替え回数を2回(CT=2)としてアドレステーブル513,523,533を生成し、第四の記録領域154から取得したFAT16ファイルシステム304に対しては、切り替え回数を3回(CT=3)として、アドレステーブル514,524,534を生成する。
ステップ909において、外部記録再生装置からのデータの書き込み要求の場合は、データ書き込みステップを実行する。ステップ909の詳細フローに関しては後述する。
ステップ910において、各記録領域に対して生成されたアドレステーブルをFAT32ファイルシステム305としてまとめる。
ステップ902,ステップ904,ステップ906において、アドレステーブルを生成する際には、FAT16ファイルシステムで4つの記録領域として認識していた記録領域を1つの大容量の記録領域として認識できるようデータ領域を管理しているクラスタ番号の変換を行う。前記変換方法を図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施例1におけるFAT16及びFAT32ファイルシステムで認識できる4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のクラスタ番号の関係を示す図である。
図10において、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)はそれぞれ1002個のクラスタ(TS=1002)が存在し、システム領域(301〜304)が2個のクラスタ(SS=2)、データ領域がクラスタ番号2〜1001の1000個のクラスタ(DS=TS−SS=1002−2=1000)で管理されているとする。
まず、第一の記録領域151のFAT16ファイルシステム301からアドレステーブルを生成する場合のアドレスオフセットを求める。ファイルシステムの切り替えを行っていないのでCT=0であり、アドレスオフセットは0(OF=DS×CT=1000×0=0)となる。このアドレスオフセットをFAT16ファイルシステム301で管理されているクラスタ番号2〜1001に加算し、アドレステーブル511,521,531を生成する。つまり、第一の記録領域151に対してはFAT16及びFAT32ファイルシステムで同じクラスタ番号で管理する。
同様に、第二の記録領域152のFAT16ファイルシステム302からアドレステーブルを生成する場合のアドレスオフセットは、ステップ908でファイルシステムの切り替えを1回行っているので(CT=1)、アドレスオフセットは1000となる。このアドレスオフセットをFAT16ファイルシステム302で管理されているクラスタ番号2〜1001に加算し、FAT32ファイルシステムで管理されるクラスタ番号1002〜2001を用いてアドレステーブル512,522,532を生成する。
同様に、第三の記録領域153のFAT16ファイルシステム303からアドレステーブルを生成する場合のアドレスオフセットは、ステップ908でファイルシステムの切り替えを2回行っているので(CT=2)、アドレスオフセットは2000となる。このアドレスオフセットをFAT16ファイルシステム302で管理されているクラスタ番号2〜1001に加算し、FAT32ファイルシステムで管理されるクラスタ番号2002〜3001を用いてアドレステーブル513,523,533を生成する。
同様に、第四の記録領域154のFAT16ファイルシステム304からアドレステーブルを生成する場合のアドレスオフセットは、ステップ908でファイルシステムの切り替えを3回行っているので(CT=3)、アドレスオフセットは3000となる。このアドレスオフセットをFAT16ファイルシステム302で管理されているクラスタ番号2〜1001に加算し、FAT32ファイルシステムで管理されるクラスタ番号3002〜4001を用いてアドレステーブル514,524,534を生成する。
以上のように、アドレスオフセットを加算して変換したアドレステーブルを図11a〜図11dに示す。図11a〜図11dは、本発明の実施例1における4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のFAT16ファイルシステム(301〜304)から生成したアドレステーブルを示す図である。
図11a〜図11dにおいて、511,521,531は第一の記録領域151のFAT16ファイルシステムから生成したアドレステーブル、512,522,532は第二の記録領域152のFAT16ファイルシステムから生成したアドレステーブル、513,523,533は第三の記録領域153のFAT16ファイルシステムから生成したアドレステーブル、514,524,534は第四の記録領域154のFAT16ファイルシステムから生成したアドレステーブルを示す。
次に、ステップ910(アドレステーブル統合手段504の動作)について図12a〜図12eを用いて説明する。
ステップ910(アドレステーブル統合手段504の動作)では常に2つのアドレステーブルをまとめるため、まず、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のうち、第三の記録領域153と第四の記録領域154から生成したアドレステーブル533とアドレステーブル534をまとめる方法について説明する。
図12a〜図12eは、本発明の実施例1のおける第三の記録領域153に対するアドレステーブル533と第四の記録領域154に対するアドレステーブル534をまとめる手順を示す図である。
図12aはアドレステーブル533とアドレステーブル534の初期状態を示す図であり、1201は第三の記録領域153のFAT、1202はディレクトリ「DCIM」の情報、1203はサブディレクトリ「101_PANA」の情報、1204はファイル「P1010001.JPG」の情報、1205は第四の記録領域154のFAT、1206はディレクトリ「DCIM」の情報、1207はサブディレクトリ「100_PANA」の情報、1208はファイル「P1000001.JPG」の情報を示す。
図12bはディレクトリ「DCIM」を統合した状態を示す図であり、1211,1212は統合により変更したFAT、1213は生成したディレクトリ「DCIM」の情報を示す。
図12cはサブディレクトリを統合した状態を示す図であり、1221,1222は統合により変更したFAT、1223,1224は生成したサブディレクトリ「101_PANA」,「100_PANA」の情報を示す。
図12dはファイル「P1010001.JPG」を統合した状態を示す図であり、1231,1232は統合により変更したFAT、1233は生成したファイル「PIC_0001.JPG」の情報を示す。
図12eはファイル「P1000001.JPG」を統合した状態を示す図であり、1241は統合により変更したFAT、1242は生成したファイル「PIC_0001.JPG」の情報、1243はアドレステーブル533とアドレステーブル534を統合して生成したアドレステーブルを示す。
次に、アドレステーブル533からディレクトリ「DCIM」を検出する。アドレステーブル533からディレクトリ「DCIM」を検出すると、ディレクトリ「DCIM」の情報1202が示す先頭クラスタ番号2003を記憶する。
次に、アドレステーブル534からディレクトリ「DCIM」を検出する。アドレステーブル534からディレクトリ「DCIM」を検出すると、ディレクトリ「DCIM」の情報1206が示す先頭クラスタ番号3004を記憶する。
アドレステーブル533とアドレステーブル534でディレクトリ「DCIM」を検出したので、1つのディレクトリと認識するよう新たにディレクトリ「DCIM」の情報1213として生成し、記憶した2つのクラスタ番号がディレクトリ「DCIM」の情報となるようにFAT1211,1212を生成する。
次に、アドレステーブル533から記憶したディレクトリ「DCIM」の情報1202が示す先頭クラスタ番号2003へ移動し、サブディレクトリを検出する。アドレステーブル533からサブディレクトリ「101_PANA」を検出すると、サブディレクトリ「101_PANA」の情報1203が示す先頭クラスタ番号2004を記憶する。
同様に、アドレステーブル534から記憶したディレクトリ「DCIM」の情報1203が示す先頭クラスタ番号3004へ移動し、サブディレクトリを検出する。アドレステーブル534からサブディレクトリ「100_PANA」を検出すると、サブディレクトリ「100_PANA」の情報1207が示す先頭クラスタ番号3010を記憶する。
アドレステーブル533でサブディレクトリ「101_PANA」を検出し、アドレステーブル534でサブディレクトリ「100_PANA」を検出したので、サブディレクトリとして認識するよう新たにサブディレクトリ「101_PANA」の情報1223及びサブディレクトリ「100_PANA」の情報1224として生成し、記憶したクラスタ番号がサブディレクトリの情報となるようにFAT1221,1222を生成する。
次に、アドレステーブル533から記憶したサブディレクトリ「101_PANA」の情報1203が示す先頭クラスタ番号2004へ移動し、ファイルを検出する。アドレステーブル533からファイル「P1010001.JPG」を検出すると、ファイル「P1010001.JPG」の情報1204が示す先頭クラスタ番号2010を記憶する。
アドレステーブル533でファイル「P1010001.JPG」を検出したので、ファイルとして認識するよう新たにファイル「PIC_0001.JPG」の情報1233として生成し、記憶したクラスタ番号と続くクラスタ番号がファイルの情報となるようにFAT1231,1232を生成する。
次に、アドレステーブル534から記憶したサブディレクトリ「100_PANA」の情報1207が示す先頭クラスタ番号3010へ移動し、ファイルを検出する。アドレステーブル534からファイル「P1000001.JPG」を検出すると、ファイル「P1000001.JPG」の情報1208が示す先頭クラスタ番号3011を記憶する。
アドレステーブル534でファイル「P1000001.JPG」を検出したので、ファイルとして認識するよう新たにファイル「PIC_0001.JPG」の情報1242として生成し、記憶したクラスタ番号がファイルの情報となるようにFAT1241を生成する。
以上のように、アドレステーブル533とアドレステーブル534を統合してアドレステーブル1243を生成する。同様に、アドレステーブル1243とアドレステーブル532を統合して新しいアドレステーブルを生成し、次に、アドレステーブル531と統合して、4つのアドレステーブルを全て統合してFAT32ファイルシステム305を生成する。
図13は、本発明の実施例1におけるデータ読み出し時の変換結果を示す図である。
4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)に図7に示すようなディレクトリ構造のデータが格納されている場合、コントローラ120により、サブディレクトリ「100_PANA」が統合されFAT32ファイルシステム305として疑似ファイルシステム格納領域140に格納される。
次に、ステップ909(データ書き込み時の動作)について図14及び図15a及び図15bを用いて説明する。
FAT32ファイルシステムの記録再生装置から「root¥DCIM¥102_PANA¥PIC_0001.JPG」というデータ(ファイルサイズはクラスタ4個分とする)の書き込み要求が発行されると仮定する。図14は、本発明の実施例1におけるステップ909(データ書き込み時の動作)の詳細フローを示す図である。図15aは、本発明の実施例1におけるFAT16ファイルシステム301〜304のファイルアロケーションテーブルを示す図、図15bはデータ書き込み時の変換結果を示す図である。
図15aにおいて、1501はFAT16ファイルシステム301のファイルアロケーションテーブル、1502はFAT16ファイルシステム302のファイルアロケーションテーブル、1503はFAT16ファイルシステム303のファイルアロケーションテーブル、1504はFAT16ファイルシステム304のファイルアロケーションテーブルである。
図14において、データ書き込み時ステップ909が開始されると、ステップ1401において、4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のFAT16ファイルシステム301〜304を取得し、ファイルアロケーションテーブル1501〜1504から「0000h」が格納されているクラスタ数をカウントし、空き容量を検出する。
例えば、ファイルアロケーションテーブル1501からは、空き容量として4個のクラスタ、ファイルアロケーションテーブル1502からは、空き容量として3個のクラスタ、ファイルアロケーションテーブル1501からは、空き容量として6個のクラスタ、ファイルアロケーションテーブル1501からは、空き容量として7個のクラスタを検出したとする。
ステップ1402において、空き容量と書き込みデータのファイルサイズを比較し、書き込みデータの容量に対して十分な空き容量を検出した場合(ステップ1402のYes)は、ステップ1403へ移行する。
本実施例では、ファイルサイズを4個のクラスタとしたので、十分な空き容量があったと判断する。また、十分な空き容量を検出できなかった場合(ステップ1402のNo)は、ステップ1406へ移行する。
ステップ1403において、空き容量を比較し、最大空き容量を持つ記録領域が2つ以上あるか判断し、最大空き容量を持つ記録領域が2つ以上の場合(ステップ1403のYes)は、ステップ1405へ移行する。また、最大空き容量を持つ記録領域が1つの場合(ステップ1403のNo)は、ステップ1404へ移行する。
ステップ1404において、外部記録再生装置から書き込み要求があったDCF規格に対応したデータを最大空き容量を持つ記録領域に書き込み、ステップ910へ移行する。本実施例では、最大空き容量を持つ第四の記録領域154へ書き込みを行う。
ステップ1405において、外部記録再生装置から書き込み要求があったDCF規格に対応したデータを最大空き容量をもち、さらに第一の記録領域151から数えて先頭の記録領域に書き込み、ステップ910へ移行する。
ステップ1406において、記録領域の空き容量が書き込みデータの容量に対して十分でなかったのでエラーステータスをレスポンスとして出力し、疑似ファイルシステム変換ステップ802を終了する。
以上のように、本発明の実施例1においては、疑似ファイルシステム変換手段を設けることにより、2ギガバイト以内の複数の記録領域に分割され、FAT16でフォーマットされたメモリカードをFAT16のデジタル機器とFAT32のデジタル機器で、フォーマットによるファイルシステムの変換をすることなくファイルの共有が可能となり、互換性を保つことができる。
また、本発明の実施例1では、アドレステーブル統合手段において、各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のサブディレクトリが存在する場合に疑似サブディレクトリとしてまとめてFAT32ファイルシステムを生成するとして説明したが、各記録領域のアドレステーブルに共通文字を含むサブディレクトリの名前が存在する場合に疑似サブディレクトリとしてまとめてFAT32ファイルシステムを生成しても同様の結果を得ることができる。
本発明にかかる記録媒体及び記憶領域切り替え方法は、2ギガバイト以内の複数の記録領域に分割され、特定のファイルシステム(例えばFAT16)にフォーマットされた記録媒体において、大容量を扱えるファイルシステム(例えばFAT32)の記録再生装置においてフォーマットを伴わずに記録媒体内にある記録領域を使用することができ、ファイルシステムの異なる記録再生装置間で共有して使用する際に有用である。特に、デジタルカメラ等の記録再生装置に接続されるメモリカードに好適に利用できるものである。
本発明の実施例1における記録媒体のブロック図 本発明の実施例1におけるインターフェースの詳細を示す図 本発明の実施例1における記録手段の構成を示す図 本発明の実施例1における疑似ファイルシステム格納領域の構成を示す図 本発明の実施例1におけるコントローラのブロック構成と周辺ブロックの接続を示す図 本発明の実施例1における疑似ファイルシステム変換手段のブロック図 本発明の実施例1における通常のアクセスが終了した状態の第一の記録領域151の構成を示す図 本発明の実施例1における第一の記録領域151に格納されているデータのディレクトリ構造を示す図 本発明の実施例1における第一の記録領域151のデータ構造を示す図 本発明の実施例1における4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)の構成及び格納されているデータのディレクトリ構造を示す図 本発明の実施例1におけるコントローラ120の詳細フローを示す図 本発明の実施例1における疑似ファイルシステム変換手段405の詳細フローを示す図 本発明の実施例1におけるFAT16及びFAT32ファイルシステムで認識できる4つの記録領域(第一の記録領域151〜第四の記録領域154)のクラスタ番号の関係を示す図 本発明の実施例1における第一の記録領域151のFAT16ファイルシステム301から生成したアドレステーブルを示す図 本発明の実施例1における第二の記録領域152のFAT16ファイルシステム302から生成したアドレステーブルを示す図 本発明の実施例1における第三の記録領域153のFAT16ファイルシステム303から生成したアドレステーブルを示す図 本発明の実施例1における第四の記録領域154のFAT16ファイルシステム304から生成したアドレステーブルを示す図 本発明の実施例1のおける第三の記録領域153に対するアドレステーブル533と第四の記録領域154に対するアドレステーブル534の初期状態を示す図 本発明の実施例1のおける第三の記録領域153に対するアドレステーブル533と第四の記録領域154に対するアドレステーブル534のディレクトリDCIMを統合した状態を示す図 本発明の実施例1のおける第三の記録領域153に対するアドレステーブル533と第四の記録領域154に対するアドレステーブル534のサブディレクトリを統合した状態を示す図 本発明の実施例1のおける第三の記録領域153に対するアドレステーブル533と第四の記録領域154に対するアドレステーブル534のファイルP1010001.JPGを統合した状態を示す図 本発明の実施例1のおける第三の記録領域153に対するアドレステーブル533と第四の記録領域154に対するアドレステーブル534のファイルP1000001.JPGを統合した状態を示す図 本発明の実施例1におけるデータ読み出し時の変換結果を示す図 本発明の実施例1におけるステップ909(データ書き込み時の動作)の詳細フローを示す図 本発明の実施例1におけるFAT16ファイルシステム301〜304のファイルアロケーションテーブルを示す図 データ書き込み時の変換結果を示す図 従来のDCF規格に準拠したディレクトリ構造を示す図 複数の記憶領域を持つメモリーカードに対してFAT16のデジタルカメラで認識する画像データのディレクトリ構造を示す図 複数の記憶領域を持つメモリーカードに対してFAT32のデジタルカメラで認識する画像データのディレクトリ構造を示す図
符号の説明
100 記録媒体
110 インターフェース
120 コントローラ
130 内部レジスタ
140 疑似ファイルシステム格納領域
150 記録手段
151 第一の記録領域
152 第二の記録領域
153 第三の記録領域
154 第四の記録領域
200 インターフェースドライバ
301 第一の記録領域151が持つFAT16ファイルシステム
302 第二の記録領域152が持つFAT16ファイルシステム
303 第三の記録領域153が持つFAT16ファイルシステム
304 第四の記録領域154が持つFAT16ファイルシステム
305 FAT32ファイルシステム
310 システム領域
311 使用済みデータ領域
312 未使用データ領域
401 コマンドデコーダ
402 ファイルシステム判別手段
403 アドレス取得手段
404 メモリインターフェース
405 疑似ファイルシステム変換手段
406 アドレス変換手段
410 コマンド
411 レスポンス
412 アドレス
413 データ
414 内部レジスタアドレス
415 内部レジスタ値
416 アドレス取得タイミング信号
417 メモリアクセスタイミング信号
418 取得アドレス
420 ファイルシステム切り替え信号
421 アクセス領域指示信号
422 ファイルシステム生成信号
430 メモリ制御信号
431 メモリアドレス
432 メモリデータ
500 アドレステーブル生成手段
501 ディレクトリ検出手段
502 サブディレクトリ検出手段
503 ファイル検出手段
504 アドレステーブル統合手段
505 書き込み領域指示手段
506 データ書き込み手段
511,521,531 第一の記録領域151のFAT16ファイルシステムから生成したアドレステーブル
512,522,532 第二の記録領域152のFAT16ファイルシステムから生成したアドレステーブル
513,523,533 第三の記録領域153のFAT16ファイルシステムから生成したアドレステーブル
514,524,534 第四の記録領域154のFAT16ファイルシステムから生成したアドレステーブル
540 記録領域のアドレス
550 サブディレクトリ名
560 サブディレクトリのアドレス
570 外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータ
610 ルートディレクトリ
611 DCFイメージルートディレクトリ
612 DCFディレクトリ
613 DCFファイル
620 ファイルアロケーションテーブル
621 DCFイメージルートディレクトリ「DCIM」611を示すファイル
622 DCFディレクトリ「100_PANA」612を示すファイル
623 DCFファイル「P1000001.JPG」613を示すファイル
624 DCFファイル「P1000001.JPG」613を構成するデータ
1201 第三の記録領域153のFAT
1202,1206,1213 ディレクトリ「DCIM」の情報
1203,1223 サブディレクトリ「101_PANA」の情報
1204 ファイル「P1010001.JPG」の情報
1205 第四の記録領域154のFAT
1207,1224 サブディレクトリ「100_PANA」の情報
1208 ファイル「P1000001.JPG」の情報
1211,1212,1221,1222,1231,1232,1241 統合により変更したFAT
1233,1242 ファイル「PIC_0001.JPG」の情報
1243 アドレステーブル533とアドレステーブル534を統合して生成したアドレステーブル
1501 FAT16ファイルシステム301のファイルアロケーションテーブル
1502 FAT16ファイルシステム302のファイルアロケーションテーブル
1503 FAT16ファイルシステム303のファイルアロケーションテーブル
1504 FAT16ファイルシステム304のファイルアロケーションテーブル
2001 ルートディレクトリ
2002 DCFイメージルートディレクトリ
2003,2004 DCFディレクトリ
2005,2006 DCFファイル群
2101,2102 FAT16のデジタルカメラで認識する画像データ群
2111,2112 複数の記録領域に対する情報を持つディレクトリ
2113,2114 FAT16のデジタルカメラが生成したDCFイメージルートディレクトリ
2120 FAT32のデジタルカメラで認識できる画像データ群
2121 新しく生成したDCFイメージルートディレクトリ

Claims (17)

  1. 外部記録再生装置に接続し、データの読み書きを行う記録媒体において、
    前記記録再生装置と接続されるインターフェースと、
    フォーマット形式を示す第一のファイルシステムを持つ複数の記録領域と、
    記録媒体固有の特性値を保持する内部レジスタと、
    前記外部記録再生装置の指示や内部レジスタの値に従って、前記記録領域を制御するコントローラと、
    前記記録媒体の外部から入力されるファイルシステム切り替え信号に従って、ファイルシステム生成信号を出力するファイルシステム判別手段と、
    前記ファイルシステム生成信号を基づき、第一のファイルシステムを取得し疑似的に第二のファイルシステムに変換する疑似ファイルシステム変換手段と、
    前記疑似ファイルシステム変換手段が変換した第二のファイルシステムを格納する疑似ファイルシステム格納領域とを備え、
    前記外部記録再生装置が前記第一のファイルシステムを使用する装置である場合には前記複数の記録領域内の前記第一のファイルシステムをそのまま用い、
    前記外部記録再生装置が前記第二のファイルシステムを使用する装置である場合には前記疑似ファイルシステム格納領域に格納された前記第二のファイルシステムを用いる
    ことを特徴とする記録媒体。
  2. 前記疑似ファイルシステム変換手段は、
    第一のファイルシステムからアドレステーブルを各記録領域に対して生成するアドレステーブル生成手段と、
    前記アドレステーブル生成手段で生成された各記録領域に対するアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるアドレステーブル統合手段と、
    複数の記録領域の空き容量を検出し、データを書き込む記録領域を指定する書き込み領域指示手段と、
    前記書き込み領域指示手段が指定した記録領域へ前記外部記録再生装置からのDesign rule for Camera File system(以下、DCFと称す)規格に対応したデータを前記複数の記録領域に書き込むデータ書き込み手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体。
  3. 前記アドレステーブル生成手段は、
    前記第一のファイルシステムからDCF規格に対応したファイル管理構造で記録されたディレクトリを検出し、第一のアドレステーブルを生成するディレクトリ検出手段と、
    前記ディレクトリ検出手段で生成された第一のアドレステーブルを基にディレクトリ内のサブディレクトリを検出し、第二のアドレステーブルを生成するサブディレクトリ検出手段と、
    前記ディレクトリ検出手段で生成された第二のアドレステーブルを基にサブディレクトリ内のファイルを検出し、第三のアドレステーブルを生成するファイル検出手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の記録媒体。
  4. 前記アドレステーブル統合手段は、
    前記アドレステーブル生成手段が生成した各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のサブディレクトリが存在する場合に、疑似サブディレクトリとしてまとめて第二のファイルシステムを生成することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体。
  5. 前記アドレステーブル統合手段は、
    前記アドレステーブル生成手段が生成した各記録領域のアドレステーブルに共通文字を含むサブディレクトリの名前が存在する場合に、疑似サブディレクトリとしてまとめて第二のファイルシステムを生成することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体。
  6. 前記アドレステーブル統合手段は、
    前記アドレステーブル生成手段が生成した各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のファイル名が存在する場合に、疑似ファイル名に変換して第二のファイルシステムを生成することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体。
  7. 前記データ書き込み手段は、
    前記書き込み領域指示手段が検出対象とする複数の記録領域のうち空き容量が最大の記録領域に前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むことを特徴とする請求項2に記載の記録媒体。
  8. 前記データ書き込み手段は、
    前記書き込み領域指示手段が検出した複数の記録領域の空き容量が同じ場合は先頭の記録領域に前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むことを特徴とする請求項2に記載の記録媒体。
  9. 外部記録再生装置に接続し、データの読み書きを行う記録媒体において、
    前記記録媒体が備える複数の記録領域が持つ第一のファイルシステムを取得するステップと、
    前記第一のファイルシステムを疑似的に第二のファイルシステムに変換するステップと、
    前記第二のファイルシステムを格納するステップと、
    記録媒体の外部から入力されるファイルシステム切り替え信号に基づき前記第一のファイルシステムと第二のファイルシステムとを選択し、前記外部記録再生装置に出力するステップとからなり、
    前記外部記録再生装置が前記第一のファイルシステムを使用する装置である場合には前記複数の記録領域内の前記第一のファイルシステムをそのまま用い、
    前記外部記録再生装置が前記第二のファイルシステムを使用する装置である場合には疑似的に変換された前記第二のファイルシステムを用いる
    ことを特徴とするファイルシステム管理方法。
  10. 前記第一のファイルシステムを疑似的に第二のファイルシステムに変換するステップは、
    前記第一のファイルシステムからDCF規格に対応したファイル管理構造で記録されたディレクトリを検出し、第一のアドレステーブルを生成するステップ(第一アドレステーブル生成ステップ)と、
    前記第一のアドレステーブルを基にディレクトリ内のサブディレクトリを検出し、第二のアドレステーブルを生成するステップ(第二アドレステーブル生成ステップ)と、
    前記第二のアドレステーブルを基にサブディレクトリ内のファイルを検出し、第三のアドレステーブルを生成するステップ(第三アドレステーブル生成ステップ)と、
    前記各記録領域に対して生成されたアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるステップと、
    前記複数の記録領域の空き容量を検出し、データを書き込む記録領域を指定するステップと、
    前記指定された記録領域へ外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むステップと
    からなることを特徴とする請求項9に記載のファイルシステム管理方法。
  11. 前記アドレステーブル生成ステップは、
    各記録領域から取得した前記第一のファイルシステムに対して繰り返し実行されることを特徴とする請求項10に記載のファイルシステム管理方法。
  12. 前記各記録領域に対して生成されたアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるステップは、
    各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のサブディレクトリが存在する場合に、疑似サブディレクトリとしてまとめて第二のファイルシステムを生成することを特徴とする請求項10に記載のファイルシステム管理方法。
  13. 前記各記録領域に対して生成されたアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるステップは、
    各記録領域のアドレステーブルに共通文字を含むサブディレクトリの名前が存在する場合に、疑似サブディレクトリとしてまとめて第二のファイルシステムを生成することを特徴とする請求項10に記載のファイルシステム管理方法。
  14. 前記各記録領域に対して生成されたアドレステーブルを第二のファイルシステムとしてまとめるステップは、
    各記録領域のアドレステーブルに同じ名前のファイル名が存在する場合に、疑似ファイル名に変換して第二のファイルシステムを生成することを特徴とする請求項10に記載のファイルシステム管理方法。
  15. 前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを前記複数の記録領域に書き込むステップは、
    前記複数の記録領域の空き容量を検出するステップで検出した空き容量が最大の記録領域に前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むことを特徴とする請求項10に記載のファイルシステム管理方法。
  16. 前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを前記複数の記録領域に書き込むステップは、
    前記複数の記録領域の空き容量を検出するステップで検出した空き容量が同じ場合は先頭の記録領域に前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを書き込むことを特徴とする請求項10に記載のファイルシステム管理方法。
  17. 前記外部記録再生装置からのDCF規格に対応したデータを前記複数の記録領域に書き込むステップは、
    前記複数の記録領域の空き容量を検出するステップで検出した空き容量がデータサイズより少ない場合に、書き込み不可メッセージを出力することを特徴とする請求項10に記載のファイルシステム管理方法。

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