JP2006146422A - 電子入札システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正、不当な入札を回避しつつ、入札開催者である発注者にとって適切な落札価格を実現し、さらに新規の参入業者にも窓口を拡げ優良業者の開拓が可能になる電子入札システムを提供する。
【解決手段】 情報通信網を介して入札開催者からの情報を公開乃至発信し応札者端末装置からの入札情報を受け付ける電子入札システムであって、あらかじめ定められた期間において、前記端末装置から第1回目の入札情報を受け付ける第1の入札受け付け手段と、前記期間の満了後に、前記端末装置から第2回目の入札情報を受け付ける第2の入札受け付け手段と、第2回目の入札情報受け付け開始前に第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧可能とする第1の入札情報制御手段とを備えることを特徴とする電子入札システム。
【選択図】 図5

Description

本発明は、情報通信網を利用した電子入札システムおよび方法に関する。
本発明は、特に情報通信網を利用した透明性が高く公平な競争入札が可能な電子入札システムおよび方法に関する。
近年、インターネットに代表される情報通信網を利用した電子公告、電子入札が盛んに行なわれるようになった。
その方法は、物品を購入したい者あるいは法人(以下、入札開催者あるいは発注者と称する)が仕様、数量、納期、などの購入条件を情報通信網を使用して開示公告し入札を開催すると、その入札開催を知った者あるいは法人(以下、応札者あるいは受注者と称する)が自らの見積り結果に基づき同じく情報通信網を介して応札し、応札結果に基づき所定の選定条件に合致した応札者が落札者となる、というようなものである。
その多くは、応札者には1度限りの応札が許可され、その入札状況、入札情報(以下、入札状況と入札情報は同義とする)は入札開催者以外には非公開であり、所定の入札期間が満了したところで応札結果に基づいて入札開催者が落札者を決定するという方法であった。
しかし、この方法では、応札者には他の応札者の入札情報が不明なため、他の応札者との間で質の高い競争が望めず、精一杯コストダウン努力した応札価格を期待するのが難しかった。
このような課題を解決するために、所定の入札情報を公開し再応札を応札者に対して要請して応札者同士逐次競わせるシステム(特許文献1)や、入札開催前に特定業者に見積り依頼を行いその見積り結果を公開して改めて特定業者に応札依頼を行い入札開催するシステム(特許文献2)などが提案されている。
特開2001−250017号公報 特開2001−297223号公報
しかしながら、既存のシステムあるいは前述の所定の入札情報を公開し再応札を応札者に対して要請して応札者同士逐次競わせるシステム(特許文献1)や、入札開催前に特定業者に見積り依頼を行いその見積り結果を公開して改めて特定業者に応札依頼を行い入札開催するシステム(特許文献2)においては下記のような課題があった。
すなわち、既存のシステムにおいては、応札者の入札情報を入札開催者が常時閲覧可能なシステムとなっているため、悪意を持った入札開催者内部の担当者がいると入札情報を故意に競合応札者に漏洩し、不正な入札が行なわれる危険性があった。
本課題については、特許文献2のシステムではその解決策を開示しておらず、特許文献1のシステムでは入札情報を開示した後再入札を行なうため本課題は一応回避される。
しかしながら、前記特許文献1のシステムにおいては、再入札時の入札情報が公開されているため、入札を妨害あるいは不当な価格引き下げ等をもくろむ第3者あるいは入札開催者内部の担当者が、公開された再入札情報を見て不当に低価格の応札を自ら行なうのを防ぐことはできなかった。さらに、応札最低価格が逐次確認可能なので応札者が落札したいが故に実力以上の価格値引きを行ない、結果として不良品、不良工事などを引き起こす危険性があった。
また、前記特許文献2のシステムにおいては、入札開催者が特定の業者に見積りを依頼しその結果を持って再度当該特定業者に応札を依頼する指名入札システムなので、指名されたすべての業者に応札意欲があるとは限らず応札者数が限定されるため、一般競争入札のような競争性が薄れ、発注者にとって最適な落札条件にならない可能性があった。さらに、最初からあらかじめ発注者が選定した特定業者に入札させるシステムであるため、新規の優良業者の開拓が出来ないという課題があった。
本発明は、不正、不当な入札を回避しつつ、入札開催者である発注者にとって適切な落札価格を実現し、さらに新規の参入業者にも窓口を拡げ優良業者の開拓が可能になる電子入札システムを提供するものである。
上記課題を解決するため本発明によれば、
同一入札案件において入札情報を応札者に公開する予備入札と、入札情報を何人にも非公開とした上で落札候補者あるいは最終落札者を決定する本番入札と、を併わせて実施する電子入札システムを開示し、
さらに詳しく言えば、
情報通信網を介して応札者端末装置からの入札情報を受け付ける電子入札システムであって、
あらかじめ定められた期間において、前記端末装置から第1回目の入札情報を受け付ける第1の入札受け付け手段と、
前記期間の満了後に、前記端末装置から第2回目の入札情報を受け付ける第2の入札受け付け手段と、
第2回目の入札情報受け付け開始前に第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧可能とする第1の入札情報制御手段とを備えること
を特徴とする電子入札システムが提供可能となる。
第2の発明によれば、
前記第1の入札情報制御手段は、第2回目の入札情報受け付け開始前に、前記第1回目入札の応札者に対して、第2回目入札への応札を許可する第2回目入札用入札識別子を発行する入札識別子発行手段を備えること
を特徴とする電子入札システムが提供可能となる。
第3の発明によれば、
前記第1の入札情報制御手段は、常時第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧可能とすること
を特徴とする電子入札システムが提供可能となる。
第4の発明によれば、
前記第1の入札情報制御手段は、第1回目の入札情報受け付け期間満了前は、第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧不能とすること
を特徴とする電子入札システムが提供可能となる。
第5の発明によれば、
前記電子入札システムは、第2回目の入札状況に関する情報を所定期間閲覧不能とする第2の入札情報制御手段を備えること
を特徴とする電子入札システムが提供可能となる。
第6の発明によれば、
前記第2の入札情報制御手段は、第2回目の入札状況に関する情報を暗号化し、該暗号化された情報を記憶装置に保持し、当該情報を閲覧不能とする暗号化手段と、
第2回目の入札終了後に前記暗号化された情報を暗号化解除し、前記端末装置が第2回目の入札状況に関する情報を閲覧可能とする暗号化解除手段とを備えること
を特徴とする電子入札システムが提供可能となる。
第7の発明によれば、
前記暗号化手段は、複数の暗号化テーブルから無作為に選択された暗号化テーブルを単独であるいは組み合わせて用いて第2回目の入札状況に関する情報を暗号化し、該暗号化された情報と使用した暗号化テーブル情報とその組み合わせ情報を記憶装置に保持し、
前記暗号化解除手段は、第2回目の入札終了後に前記暗号化された情報を、前記記憶装置に保持された暗号化テーブル情報と組み合わせ情報に基づき暗号化解除すること
を特徴とする電子入札システムが提供可能となる。
第8の発明によれば、
前記第2の入札情報制御手段は、第2回目の入札終了後に第2回目の入札状況に関する情報に基づき前記応札者端末装置に対して入札結果を通知する入札結果通知手段を備えること
を特徴とする電子入札システムが提供可能となる。
第9の発明によれば、
情報通信網を介して入札開催者からの情報を公開乃至発信し応札者端末装置からの入札情報を受け付ける電子入札の方法であって、
第1の入札受け付け手段が、あらかじめ定められた期間において、前記端末装置から第1回目の入札情報を受け付けるステップ、
第2の入札受け付け手段が、前記期間の満了後に、前記端末装置から第2回目の入札情報を受け付けるステップ、
第1の入札情報制御手段が、第2回目の入札情報受け付け開始前に第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧可能とするステップ、
から構成される電子入札の方法が提供可能となる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したネットワーク入札システムの構成の一例を示すブロック図である。本図に示すようにネットワーク入札システムは、入札開催者である発注者側のコンピュータシステムである発注者システム10と応札者となる受注者側のコンピュータシステムである業者端末40a、40b、40c・・・(以下、40と総称する)とがコンピュータネットワーク50を介して接続されて構成される。
ここで、業者端末40は、ネットワーク入札システムを利用して入札に参加する業者毎に複数存在しているものとする。また、コンピュータネットワーク50は、代表的にはインターネットとすることができる。
また、発注者システム10は必ずしも発注者のコンピュータシステム上にある必要は無く、図示しないコンピュータネットワーク上の他のサーバーにあって、発注者側のコンピュータシステムとコンピュータネットワークを介して接続されていても良い。
すなわち、ネットワーク入札システムは、入札開催者である発注者が入札案件情報を発注者システム10の入札情報DB14に登録したのを受け入札受け付け状態となり、応札者が業者端末40a、40b、40c・・・(以下、40と総称する)によりコンピュータネットワーク50を介して発注者システム10に閲覧に来たとき、その入札案件情報を応札者の業者端末40に送信する。さらに、ネットワーク入札システムは、当該業者端末40からコンピュータネットワーク50を介して発注者システム10に入札情報が送られて来たとき、その入札情報を受け付け、適宜業者端末40との間でメール受発信を行ない、入札を実施するものである。
発注者システム10は、Web制御部11、入札管理部12、業者情報DB13、入札情報DB14を備えて構成される。
Web制御部11は、入札に関する情報を提示したり、入札に関するデータの入力を受け付けるためのWebページを提供したり、発注者システム10から業者端末40へ情報を送信するためのコンピュータネットワーク処理を行なう。
入札管理部12は、受け付けた入札情報に対して処理、判断、応答する機能を有する処理部である。
図2は、入札管理部12の構成の一例を示す図である。本図に示すように、入札管理部12は、あらかじめ定められた期間において、業者端末40から第1回目の入札情報を受け付ける第1の入札受け付け部121と、前記期間の満了後に、業者端末40から第2回目の入札情報を受け付ける第2の入札受け付け部123と、第2回目の入札情報受け付け開始前に第1回目の入札状況に関する情報を業者端末40が閲覧可能とする第1の入札情報制御部122と、第2回目の入札状況に関する情報を所定期間閲覧不能とする第2の入札情報制御部124を備えて構成される。
前記第1の入札情報制御部122は、第2回目入札識別子発行部122aと、入札情報常時出力部122bおよび入札情報期限出力部122cの両方またはどちらか一方のみと、を備えて構成される。
ここで、入札識別子発行部122aは、第1回目入札の応札者のみが第2回目入札に参加できるようにするために、第2回目の入札情報受け付け開始前に、第1回目入札の応札者に対して、第2回目入札への応札を許可する第2回目入札用入札識別子を発行する。そして、前記第2の入札受け付け部123は、第2回目の入札受け付け時に当該第2回目入札用入札識別子を確認した上で応札者からの入札情報を受け付ける。
本実施形態においては、上記のように第1回目入札の応札者にのみ第2回目入札用入札識別子を発行して、第2回目入札への参加が可能な応札者を制限しているが、当該第2回目入札用入札識別子の発行と前記第2の入札受け付け部123での当該識別子の認証を行なわずに、第2回目入札の応札者に制限を加えないようにしても構わない。
さらに他の実施形態として、入札管理部12が、第1回目入札の応札者の業者ID(後術)を記憶しておき、第2回目の入札受け付け時に当該記憶された業者IDと一致する業者IDを持った応札者に対してのみ、第2回目の入札を受け付けるようにしても良い。
また、入札情報常時出力部122bは、第1回目の入札情報受け付け開始後常時第1回目の入札状況に関する情報を業者端末40が閲覧可能とし、入札情報期限出力部122cは、第1回目の入札情報受け付け期間満了前は第1回目の入札状況に関する情報を業者端末40が閲覧不能としている。
前記第1の入札情報制御部122は、入札情報常時出力部122bと入札情報期限出力部122cの両方を備え、適宜どちらか一方を選択し機能させて情報公開を行なっても良いし、どちらか一方のみを備えて情報公開の方法を常に固定しても構わない。
また、前記第2の入札情報制御部124は、暗号化部124aと暗号化解除部124bと入札結果通知部124cとを備えて構成される。
ここで、暗号化部124aは、入札開催者を含む何人に対しても入札情報の機密性を高めるために情報を暗号化する。具体的には、保有する複数の暗号化テーブルから無作為に選択された暗号化テーブルを単独であるいは組み合わせて用い第2回目の入札状況に関する情報を暗号化し、かつ暗号化された情報と使用した暗号化テーブル情報とその組み合わせ情報を記憶装置に保持し、所定期間当該情報を閲覧不能とする。
また、暗号化解除部124bは、前記暗号化された第2回目の入札状況に関する情報を暗号化解除するものであり、第2回目の入札終了後に前記暗号化された情報を前記記憶装置に保持された暗号化テーブル情報と組み合わせ情報に基づき暗号化解除し、業者端末40が第2回目の入札状況に関する情報を閲覧可能とする。
また、入札結果通知部124cは、第2回目の入札終了後に第2回目の入札状況に関する情報に基づき最安入札金額とその応札者を特定し、人手を介さずに落札候補者あるいは落札者を選定し、当該応札者に対して入札結果を通知する。
業者情報DB13は、入札に参加する業者に関する情報を管理するデータベースである。図3は、業者情報DB13のデータ構造の一例を示す図である。本図に示すように、業者情報DB13は、業者ID131、業者情報132、認証情報133、入札履歴134を1レコードとして管理する。
業者ID131は、発注者システム10が業者を識別するため識別子であり、例えば、業者情報DB13に業者情報を登録する際に、発注者システム10が業者IDを発行して、業者ID131として記録する。
業者情報132は、業者に関する情報であり、さらに種々の項目から構成される。業者情報132を構成する項目は、例えば、業者名、代表者名、所在地、連絡先、信用情報等を含むことができる。業者情報132は、例えば、業者情報DB13に業者情報を登録する際に業者に上記項目の入力を促し、業者が入力した情報に基づいて記録する。さらに、業者情報132を構成する項目には、落札業務結果の発注者評価等を付け加えることもでき、それらを発注者が逐次更新し業者情報DB13に記録することもできる。
認証情報133は、業者が発注者システム10にログインする際等に用いる情報であり、例えば、ログイン名、パスワード等を含めて構成することができる。
入札履歴情報134は、発注者システム10における業者の入札履歴に関する情報であり、さらに種々の項目から構成される。入札履歴情報134を構成する項目は、例えば、過去の入札件数、入札毎の入札額・入札日時・入札結果等とすることができる。また、前記落札業務結果の発注者評価等は、該入札履歴情報134に含んでも良い。
入札情報DB14は、発注者システム10が提供する入札に関する情報を管理するデータベースである。図4は、入札情報DB14のデータ構造の一例を示す図である。本図に示すように、入札情報DB14は、案件ID141、案件内容142、入札結果143を1レコードとして管理する。
案件ID141は、入札案件を識別するための識別子であり、例えば、入札情報DB14に入札案件を登録する際に、発注者システム10が案件IDを発行して、案件ID141に記録する。
案件内容142は、案件の内容に関する情報であり、さらに種々の項目から構成される。案件内容142を構成する項目は、例えば、案件名、対象物品、対象個数、入札期間等を含むことができる。案件内容142は、例えば、入札情報DB14に入札案件を登録する際に、発注者システム10の管理者により記録される。
入札結果143は、案件毎の入札の結果であり、さらに第1回目入札結果144、第2回目入札結果145、落札結果146を管理する。すなわち、本実施形態において、入札は2回行なわれることになる。
第1回目入札結果144は、入札に参加する業者による第1回目の入札対応に、業者ID144a、入札日時144b、入札額144cを記録する。
第2回目入札結果145は、入札に参加する業者による第2回目の入札対応に、業者ID145a、入札日時145b、入札額145cを記録する。
落札結果146は、落札した業者ID146aと落札額146bとを記録する。
発注者システム10は、演算機能、入出力機能、記憶装置等を備えた汎用的な情報処理装置、例えば、サーバコンピュータ等を用いて構成することができ、当該コンピュータ装置は所定の記憶媒体に記憶された制御プログラムで制御されることによって、前記各制御部を発注者のコンピュータシステム上乃至コンピュータネットワーク上の他のサーバー上に構成する。
図1において、業者端末40は、Webページを閲覧したり、Webページを介してデータを入力するためのブラウザ部41を備えている。ブラウザ部41は、例えば、汎用的なブラウザソフトウェアプログラムを業者端末40のCPUが実行することにより業者端末40上に構成される。
次に、本実施形態におけるネットワーク入札システムの処理の流れについて図5のフロー図に基づき図1、図2、図6、図7を参照しつつ説明する。図6は第1回目の入札処理における画面遷移の一例を示し、図7は第2回目の入札処理における画面遷移の一例を示している。
まず、入札開催者である発注者が入札を開始するために案件名、対象物品、対象個数、入札期間等の入札案件情報を発注者システム10の入札情報DB14に登録すると、ネットワーク入札システムは入札開催を公開告知(S101)し、図2の第1の入札受け付け部を起動し第1回目の入札受け付け状態となる。入札開催告知(S101)は、例えば、発注者システムのWeb上に掲載することによって行なっても良いし、電子メール等により関係業者や関係業界団体に直接通知することによって行なっても良い。
発注者システム10の告知(S101)により入札開催を知った応札者は、自己の業者端末40からコンピュータネットワークを介して、第1回目入札受付状態(S102)となっている発注者システム10にアクセスし応札を行なう。
本実施形態におけるネットワーク入札システムの第1回目入札受付(S102)では、応札者が業者端末40から発注者システム10にアクセスすると、図2に示す入力管理部12に備えられている第1の入札受け付け部121により、例えば図6に示す初期画面610が業者端末40に送信され、入札情報詳細タグ611を開くと発注者が登録した前記入札案件情報の詳細内容が画面620の例に示すごとく確認可能となる。
また、応札者が初期画面610のログインタグ612を開くと、第1の入札受け付け部121は、応札者認証画面630を業者端末40に送信し、応札者が図3に示す自己の業者ID131を認証画面630上の認証情報入力用コラム631に入力したのを認識すると、さらに次の第1回目入札画面650を業者端末40に送信する。
一方、過去に入札経験のなく業者ID131を持っていない新規応札者が新規登録タグ632を開くと、業者情報入力画面640をその新規応札者の業者端末40に送信する。業者情報入力画面640では、新規応札者に対して業者名、代表者名、所在地、連絡先、信用情報等の入力を促し、入力終了後業者ID発行通知641を行なう。
また、ネットワーク入札システムは、業者IDを発行する前に、入力された業者情報を業者情報DB13に別途持つ基準データと比較審査して、例えば企業規模が規定の範囲内に入っていない場合などは業者IDを発行しない業者審査部を備えていても良い。
業者IDの発行を受けた新規応札者が、改めて応札者認証画面630において、発行された業者IDを入力したのを認識すると、第1の入札受け付け部121は次の第1回目入札画面650を当該新規応札者の業者端末40に送信する。
第1回目入札画面650において、応札者が入札タグ651を開くと、第1の入札受け付け部121は入札金額入力画面660を送信し、応札者に対して入札金額入力コラム661に自己の入札金額の入力を促し、OKスイッチ662が押されたことを認識すると第1回目の入札完了とする。
図5記載の第1回目入札受付(S102)が完了した応札者に対して、ネットワーク入札システムは、図2に示す入力管理部12に備えられている第2回目入札用識別子発行部122aによって、第1回目入札の応札者のみが第2回目入札に参加できるようにするために、図5の第2回目入札用識別子発行処理(S103)を実施し、図6に示す第2回目入札用識別子通知画面670を業者端末40に送信し、応札者に第2回目入札用識別子の通知を行なう。
当該第2回目入札用識別子は、後述する第2回目入札の入り口である第2回目入札用識別子認証ステップ(S106)で、図2の第2の入札受け付け部123によって入札受け付け時に確認され、応札者は第2回目入札への参加が可能となる。
一方、入力された入札金額は、図5フローの公開情報作成ステップ(S104)において、図2の入札情報常時出力部122bまたは入札情報期限出力部122cによって図4に例示する第1回目入力結果144のごとくデータ構造が整えられ、業者IDや入札日時とともに入札情報DB14に記憶される。
また同時に、ネットワーク入札システムは、以下に説明するように応札者、入札開催者のいづれもが第1回目の入札状況を確認可能とする。
ここで、図2記載の第1の入札情報制御部122は、入札情報常時出力部122bまたは入札情報期限出力部122cを備え、入札情報常時出力部122bは、第1回目の入札情報受け付け開始後常時第1回目の入札状況に関する情報を業者端末40が閲覧可能とし、入札情報期限出力部122cは、第1回目の入札情報受け付け期間満了前は第1回目の入札状況に関する情報を業者端末40が閲覧不能としている。
当該第1の入札情報制御部122は、入札情報常時出力部122bと入札情報期限出力部122cの両方を備え適宜どちらか一方を選択機能させ情報公開を行なっても良いし、どちらか一方のみを備えて常に情報公開の方法を固定しても構わない。
発注者システム10が業者端末40に送信する図6の第1回目入札画面650には経過閲覧タグ652があり、そのタグが開かれると、図2記載の第1の入札情報制御部122は、第1回目入札経過閲覧画面680を業者端末40に送信し、入札情報常時出力部122bが機能している場合は、応札者が常時本入札案件の入札状況を確認できるようにする。
図6の実施形態では、第1回目入札経過閲覧画面680は画面681のように応札業者とその入札金額が一覧で確認できる情報公開画面となっている。
しかし、一般的には応札業者は、自身の見積り構造、採算性等を推測されるため第三者に自己の入札金額を知られることを好まない。そこで、公開情報の他の例としては図6の画面680aに示すように入札金額一覧681aのみを公開する方法や、画面680bに示すように最安入札金額681bのみを公開する方法なども考えられる。
なお、ここでは、経過閲覧タグ652を第1回目入札画面650上に配置し、業者ID131を保有する者のみ入札情報が閲覧できるようにしたが、例えば、経過閲覧タグ652を初期画面610または応札者認証画面630上に配置し、業者ID131を保有する者以外でも閲覧可能としても良い。
この入札情報公開により、応札者は他の応札者の入札金額を把握した上で入札を実施することができるため、より落札可能性の高い入札を行なう事ができる。
また、応札者がそれぞれ入札状況を確認可能なため自然と入札金額の競争が行なわれ、入札開催者である発注者はより低価格で目的の物品を仕入れることができるという効果がある。
ここでは、入札情報常時出力部122bが機能して、第1回目の入札情報を第1回目入札期間内は入札画面650からいつでも閲覧可能にするとして作用、効果を説明した。
一方、第1回目の入札は予備入札であり落札候補者または落札者は決定されないため、応札者が競合者に自己のベスト見積もり金額を知られることや入札価格が随時低下することを警戒して、入札期限ぎりぎりまで応札を見合わせたり、競合者とさして変わらない入札金額でダミー入札を行なうという危険性がないとは言えない。
そこで、その危険性が考えられる場合には図2の入札情報期限出力部122cを選択して、第1回目の入札期間中は入札情報を非公開としておき、図5記載の第1回目入札期間満了判定ステップ(S105)で第1回目入札が満了したと判定した後に入札情報を公開する、というように第1の入札情報制御部122を構成することも可能である。
前記第1回目入札期間満了判定ステップ(S105)では、図2の第1の入札受け付け部121が、入札開催者が入札開催時に入札情報DB14に登録した第1回目入札満了期限に基づき、所定の入札期間が満了することを監視し入札期間満了を確認すると、入札受け付けを止め第1回目の入札を終了とする。
ここで、入札情報期限出力部122cは、入札情報常時出力部122bと同じく、第1回目入札データを業者IDや入札日時とともに入札情報DB14に記憶するためのフォーマット生成部を持ち、さらに入札期間中は当該入札情報が読取られないよう保護する保護部を備えて構成されている。
より具体的には、入札情報期限出力部122cは、所定の記憶媒体に記憶された制御プログラムを一定期間当該入札情報にアクセス不能となるようプログラミングして前記保護部を構成しても良いし、ハードロジック的に構成された所定期間アクセス不能な記憶装置に当該入札情報を保持することにより前記保護部を構成しても良い。
また、前述した特許文献1のシステムの課題のように、悪意を持った第3者あるいは悪意を持った入札開催者内部の担当者が、公開された入札情報を見て不当に低価格の応札を自ら行ない、入札を妨害あるいは不当な価格引下げを行なう可能性については、入札情報期限出力部122cを選択して入札期間中は入札状況非公開とすることにより回避可能であるし、入札情報常時出力部122bを選択して常時入札状況公開としても、第1回目の入札期間満了時点で入札開催者が入札結果を確認して本課題の発生検証が可能であるし、本番入札である第2回目入札の開催前に適切な対処ができるため、問題回避が可能である。
以上で予備入札である第1回目の入札ステップが全て終了し、本番入札となる第2回目の入札が開始される。図5の第2回目入札用識別子認証ステップ(S106)は第2回目の入札の最初のステップであり、応札者がネットワーク入札システムにアクセスすると、第2の入札受け付け部123は第2回目入札用認証画面710を応札者の業者端末40に送信する。
第2回目入札用認証画面710において、第2の入札受け付け部123は、応札者が、図3に示す自己の業者ID131を第2回目入札認証情報入力用コラム711に入力しさらに第1回目の入札時にネットワーク入札システムが発行した第2回目入札用識別子を第2回目入札用識別子入力コラムに入力したのを認識すると、さらに次の図7に図示する第2回目入札画面720を業者端末40に送信し、図5の第2回目入札受け付けステップ(S107)に状態遷移する。
第2回目入札受け付けステップ(S107)において、図7の第2回目入札画面720が業者端末40で表示され、当該画面上には例えば第1回目入札結果閲覧タグ721と入札タグ722が配置されている。
前記第1回目入札結果閲覧タグ721が開かれたのを図2の第2の入札受け付け部123が認識すると、図2の第1の入札情報制御部122は、図7に図示する応札業者とその入札金額が一覧で確認できる第1回目入札結果閲覧画面730を業者端末40に送信し、応札者が第1回目の入札結果を閲覧可能な状態とする。
しかし、前述の第1回目の入札経過公開情報と同じく他の公開情報として、図7の画面730aに示すように入札金額一覧731aのみを公開する方法や、画面730bに示すように最安入札金額731bのみを公開する方法などを採用しても構わない。
一方、前記入札タグ722が開かれたのを図2の第2の入札受け付け部123が認識すると、入札金額入力画面740を業者端末40に送信し、応札者に対して入札金額入力コラム741に自己の入札金額入力を促し、OKスイッチ742が押されたことを認識すると第2回目の入札終了、つまり本番入札終了となる。
一方、非公開情報作成ステップステップ(S108)において、図2の暗号化部124aは、入力された第2回目入札期間の入札金額を、応札した業者の業者ID131等の他の情報と共に暗号化して入札情報DB14に記憶する。
図8は、本発明による暗号化部124aの構成と作用を示す図であり、暗号化部124aは、第2回目入札期間の業者ID131と入札金額等の第2回目入札情報810を、保有する単体あるいは複数の暗号化テーブル830を使用して、暗号化処理820により暗号化する。この暗号化処理には様々な手法があることは広く知られたところであるので、ここでは説明を省く。 また、暗号化部124aは、暗号化した第2回目入札情報850と使用した暗号化テーブルとその組合せ情報840を併せて、図1の入札情報DB14に記憶860して、暗号化と非公開情報の作成(図5のS108)を終了する。
また、図2の第2の入札受け付け部123は、第1回目の応札者全てが第2回目の応札を終了するか、入札開催者が入札開催時に入札情報DB14に登録した第2回目入札満了期限に基づき所定の入札期間が満了することを監視し、そのいづれかが終了したことを確認すると第2回目の入札完了(図5のS109)とする。
第2回目の入札が完了すると、図2の暗号化解除部124bが起動し、入札情報DB14に暗号化して記憶された第2回目の入札情報を読み出して暗号化解除し、入札開催者である発注者が入札情報を確認できるようにする。
図9は、本発明の暗号化解除部124bの構成と作用を示す図であり、暗号化解除部124bは、図2の第2の入札受け付け部123が、第1回目の応札者全てが第2回目の応札を終了するか所定の入札期間が満了することを判定する(図9の920)と、入札情報DB14に暗号化して記憶された暗号化情報910を読み出して、暗号化された第2回目入札情報850と使用した暗号化テーブルとその組合せ情報840に分離し、該暗号化テーブルとその組合せ情報840を用いて該暗号化された第2回目入札情報850の暗号化解除処理930を実施し、第2回目入札情報810のように内容の確認が可能な形式に変換する。
暗号化解除は、第1回目の応札者全てが第2回目の応札を終了するか所定期間が過ぎたところで、暗号化解除部124bが実施するため、暗号化解除される前には入札開催者を含む何人もその内容を意味がわかる形で(暗号が解読された形で)閲覧することが出来ない。
暗号化解除部124bは、図2の第2の入札受け付け部123が備える計時・判定部920により所定期間が経過したことを認識した後暗号化解除処理を行なうが、計時・判定部920が、システムに内蔵する時計の時間を利用する方法ではシステム管理者により時計データが改ざんされて情報が読取られる恐れがあるので、例えばインターネット上の標準時刻サーバーのデータを読み取り、計時を行うようにしても良い。
なお、本明細書実施形態では、図5の非公開情報作成(S108)について、第2回目入札情報を暗号化して記憶する手段について開示したが、暗号化をせずに入札情報を記憶し、所定期間が過ぎるまでは入札情報非公開としても本発明の主旨を逸脱するものではない。
次に、本実施形態のネットワーク入札システムは、図2に図示する入札結果通知部124cによって、第2回目入札情報810に基づいて最安入札金額を全入札金額の中から抽出して落札候補者を決定(図5のS110)し、当該落札候補者へ電子メールなどにより自動通知(S111)する。
その後、入札開催者である発注者が落札候補業者を評価および最終確認交渉を行ない、その結果入力が発注者によって実施されると、当該ネットワーク入札システムは、発注決定なら落札者決定ステップ(S114)で、図3の入札履歴情報134を業者情報DB13に記憶し、図4の落札結果情報を入札情報DB14に記憶の上落札情報を公開して、システムを閉じる。
一方、落札候補業者の評価あるいは最終確認交渉で当該業者には非発注となった時には、入札開催者である発注者がその旨本実施形態のネットワーク入札システムに入力することにより、当該ネットワーク入札システムは、改めて次点最安入札金額業者を落札候補者として抽出し、前述のステップ(S111とS112)を落札者が決定するまで繰返す。
なお、本明細書実施形態では、第2回目の入札終了後、落札候補者を選定、通知するとして説明したが、第2回目入札情報から直接落札者を決定して通知するようにしても構わない。 さらに、本明細書実施形態では、入札回数を入札状況情報を公開する予備入札1回、入札状況情報を非公開とする本番入札1回の計2回として説明したが、前記予備入札を複数回実施しても本発明の主旨を逸脱ものではなく、なんら問題はない。
以上実施形態で説明したように、第1回目の予備入札では入札情報を公開するので、応札者は他の応札者の入札金額を把握した上で入札を実施することができるため、落札可能性の高い入札を行なう事ができる。
また、応札者がそれぞれ入札状況を確認可能なため自然と入札金額の競争が行なわれ、入札開催者である発注者は低価格で目的の物品を仕入れることができる。
また、従来システムにあった「悪意を持った第3者あるいは悪意を持った入札開催者内部の担当者が、公開された入札情報を見て不当に低価格の応札を自ら行ない、入札を妨害あるいは不当な価格引下げを行なう危険性がある」という課題については、本発明によれば、第1回目の入札期間満了時点で入札開催者が入札結果の確認ができるので本課題の発生検証が可能で、本番入札である第2回目入札の開催前に適切な対処ができるため、問題回避が可能となる。
さらには、第1の入札情報制御手段122は、入札情報期限出力部122cを選択することも可能で、第1回目の入札期間中は入札情報を非公開として入札期間満了後に入札情報を公開することができるため、応札者は入札期間中に自己のベスト見積もり金額を知られることや入札価格が随時低下する心配をせずに入札でき、第2回目の本番入札では当該第1回目の入札結果情報をベースに、より落札可能性の高い入札を行なう事ができ、発注者はより低価格で落札できる。
また、第2回目の本番入札期間中は発注者も含む何人にも入札情報が公開されないため、
悪意の発注者による入札情報の漏洩による不正な入札はなくなり、適正な競争入札が実施できる。
さらに、第1回目の入札情報および第2回目入札の落札情報を公開するため、次回の入札に新規優良業者が参加しやすくなり、取引(発注)条件の向上(コストパフォーマンスの向上)が期待でき、さらに新規優良業者の発掘もできる。
また、第1回目の入札情報および第2回目入札の落札情報を公開した上に、第2回目入札終了後本発明の電子入札システムが、人手を介さずに最安入札金額を入札した応札者を特定し当該応札者に対して落札候補者である旨通知するので、人為的な不正が行なわれる余地が無く、非常に透明性の高い入札システムが提供可能である。
本発明を適用したネットワーク入札システムの構成の一例を示すブロック図。 本発明における入札管理部の構成の一例を示す図。 本発明における業者情報データベースのデータ構造の一例を示す図 本発明における入札情報データベースのデータ構造の一例を示す図。 本発明を適用したネットワーク入札システムの処理の流れを示すフロー図。 本発明における第1回目の入札処理の画面遷移の一例を示す図。 本発明における第2回目の入札処理の画面遷移の一例を示す図。 本発明の暗号化部の構成と作用を示す図。 本発明の暗号化解除部の構成と作用を示す図。
符号の説明
10…発注者システム、11…Web制御部、12…入札管理部、13…業者情報データベース、14…入札情報データベース、40…業者端末、50…情報通信網、121…第1の入札受け付け部、122…第1の入札情報制御部、123…第2の入札受け付け部、124…第2の入札情報制御部、131〜134…業者情報データベースで管理される業者情報の例、141〜146…入札情報データベースで管理される入札情報の例、S101〜S114…本実施形態におけるネットワーク入札システムの各処理ステップ、610〜680…第1回目の入札処理における画面の一例、710〜740…第2回目の入札処理における画面の一例、810…第2回目入札情報、820…暗号化処理、830…暗号化テーブル、840…暗号化テーブルとその組合せ情報、850…暗号化された第2回目入札情報、920…第2の入札受け付け部123が備える計時・判定部、930…暗号化解除処理

Claims (9)

  1. 情報通信網を介して応札者端末装置からの入札情報を受け付ける電子入札システムであって、
    あらかじめ定められた期間において、前記端末装置から第1回目の入札情報を受け付ける第1の入札受け付け手段と、
    前記期間の満了後に、前記端末装置から第2回目の入札情報を受け付ける第2の入札受け付け手段と、
    第2回目の入札情報受け付け開始前に第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧可能とする第1の入札情報制御手段とを備えること
    を特徴とする電子入札システム。
  2. 前記第1の入札情報制御手段は、第2回目の入札情報受け付け開始前に、前記第1回目入札の応札者に対して、第2回目入札への応札を許可する第2回目入札用入札識別子を発行する入札識別子発行手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の電子入札システム。
  3. 前記第1の入札情報制御手段は、常時第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧可能とすること
    を特徴とする請求項1乃至2記載の電子入札システム。
  4. 前記第1の入札情報制御手段は、第1回目の入札情報受け付け期間満了前は、第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧不能とすること
    を特徴とする請求項1乃至2記載の電子入札システム。
  5. 前記電子入札システムは、第2回目の入札状況に関する情報を所定期間閲覧不能とする第2の入札情報制御手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至4記載の電子入札システム。
  6. 前記第2の入札情報制御手段は、第2回目の入札状況に関する情報を暗号化し、該暗号化された情報を記憶装置に保持し、当該情報を閲覧不能とする暗号化手段と、
    第2回目の入札終了後に前記暗号化された情報を暗号化解除し、前記端末装置が第2回目の入札状況に関する情報を閲覧可能とする暗号化解除手段とを備えること
    を特徴とする請求項5記載の電子入札システム。
  7. 前記暗号化手段は、複数の暗号化テーブルから無作為に選択された暗号化テーブルを単独であるいは組み合わせて用いて第2回目の入札状況に関する情報を暗号化し、該暗号化された情報と使用した暗号化テーブル情報とその組み合わせ情報を記憶装置に保持し、
    前記暗号化解除手段は、第2回目の入札終了後に前記暗号化された情報を、前記記憶装置に保持された暗号化テーブル情報と組み合わせ情報に基づき暗号化解除すること
    を特徴とする請求項6記載の電子入札システム。
  8. 前記第2の入札情報制御手段は、第2回目の入札終了後に第2回目の入札状況に関する情報に基づき前記応札者端末装置に対して入札結果を通知する入札結果通知手段を備えること
    を特徴とする請求項5乃至7記載の電子入札システム。
  9. 情報通信網を介して入札開催者からの情報を公開乃至発信し応札者端末装置からの入札情報を受け付ける電子入札の方法であって、
    第1の入札受け付け手段が、あらかじめ定められた期間において、前記端末装置から第1回目の入札情報を受け付けるステップ、
    第2の入札受け付け手段が、前記期間の満了後に、前記端末装置から第2回目の入札情報を受け付けるステップ、
    第1の入札情報制御手段が、第2回目の入札情報受け付け開始前に第1回目の入札状況に関する情報を前記端末装置が閲覧可能とするステップ、
    から構成される電子入札の方法。
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