JP2006146046A - 投射型表示装置 - Google Patents

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JP2006146046A JP2004338922A JP2004338922A JP2006146046A JP 2006146046 A JP2006146046 A JP 2006146046A JP 2004338922 A JP2004338922 A JP 2004338922A JP 2004338922 A JP2004338922 A JP 2004338922A JP 2006146046 A JP2006146046 A JP 2006146046A
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Hitoshi Yasuda
均 安田
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Abstract

【課題】 誤ってクールダウン制御中に放電ランプの交換を行ってしまっても、冷却ファンに指を挟む危険性が無く、かつプロジェクタ内の温度を急激に上昇させることの無い投射型表示装置を提供する。
【解決手段】 ランプカバースイッチによりランプカバーが開いたことを検知した時は、放電ランプを取り外した部分近傍位置にある冷却ファンを停止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、放電ランプから照射された光を用いて画像を被投射面に表示する投射型表示装置に関するものである。
図4は一般的なプロジェクタの構成を示すブロック構成図を示し、システム制御部1には、プロジェクタ各部への電源を生成する電源部2、プロジェクタの光源として使用される放電ランプ3への電力制御及び点灯制御を行うランプ駆動回路4、放電ランプ3やその近傍を冷却する冷却ファン5、放電ランプ3の照射光でスクリーンに画像等を投射する画像投射部6が接続されている。
また、放電ランプ3を覆うようにランプカバー7が設けられており、このランプカバー7の開閉状態を検知するランプカバースイッチ8の出力はシステム制御部1に接続されている。電源部2には外部の商用電源に接続するためのプラグ9が設けられている。動作について説明する。放電ランプ3の点灯操作が操作部(未図示)より行われると、システム制御部1からランプ駆動回路4にランプ点灯制御信号が出力される。
ランプ駆動回路4はシステム制御部1からのランプ点灯信号の入力を受け、放電ランプ3の点灯動作を開始する。放電ランプ3の点灯に伴い、当該放電ランプ3や画像投射部6、電源部2、ランプ駆動回路4、システム制御部1等の温度が上昇するため、これらを所定の温度以下に冷却すべく冷却ファン5が回転する。ランプカバースイッチ8と冷却ファン5の従来の制御動作について、図2のフローチャートで説明する。ここではランプカバー7が閉じているときにランプカバースイッチ8は開く構成になっている。システム制御部1はランプカバーが開いているかどうかを常時にチェックし(S201)、開いていなければ通常の動作を継続する(S209)。ランプカバースイッチ8が開いているとき、放電ランプ3が点灯中かどうかをチェックする(S203)。放電ランプ3が点灯中のときはまず放電ランプ3を消灯し(S203)、冷却ファン5を所定の時間回し続けるクールダウン制御を行い(S204)、ランプカバースイッチが開いているというエラー表示を行う(S205)。クールダウン時間がアップ(S206)すると、冷却ファン5はすべて停止し、ランプカバーエラー表示を継続し(S207)、異常状態が解除されるまでランプ点灯動作はできないような異常時の待機状態となる(S208)。
S203で放電ランプ3が消灯しているときは、既にクールダウン制御中でなければ(S210)ランプカバースイッチが開いているというランプカバーエラー表示を行いすべてのファンを停止し(S207)、異常状態が解除されるまでランプ点灯動作はできないような異常時の待機状態となる(S208)。既にクールダウン制御に入っているときは(S210)S204以下のフローに同様である。図3はS203のランプ消灯後でもクールダウン制御は行わずに、一気にS207のランプカバーエラー表示と全ファン停止を行う場合を示している。
特開2001−75177号公報
しかしながら、図2の従来例におけるランプカバー異常制御方式では、クールダウン制御中はすべての冷却ファンを高い回転数にて動作させていた。そのため、ユーザーが誤ってクールダウン制御中に放電ランプ3の交換をしようと放電ランプ3をプロジェクタから抜き取ったとき、抜き取ったところには放電ランプ3用の冷却ファン5があり、指で触れることができ問題が発生する可能性があった。勿論指が冷却ファン5には直接触れられないようにスリット付のしきり板を入れているものもあるが、冷却効率が落ちるためすべてのプロジェクタがそのようにできているわけではない。また、クールダウン制御中でもランプカバースイッチが開いた場合はすべてのファンを強制停止するものもあるが、プロジェクタ内の温度が急上昇し内部の各素子の寿命を縮めることになり好ましいものでは無い。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、誤ってクールダウン制御中に放電ランプの交換を行ってしまっても、冷却ファンに指を挟む危険性が無く、かつプロジェクタ内の温度を急激に上昇させることの無い投射型表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る投射型表示装置の技術的特徴は、放電ランプと、該放電ランプから照射された光を用いて画像を被投射面に表示する画像投射手段と、前記放電ランプへの供給電力を制御するランプ駆動手段と、該ランプ駆動手段に前記放電ランプの点灯制御信号を与えるシステム制御手段と、前記放電ランプ及びこの近傍を冷却するための冷却ファンと、前記放電ランプを覆うためのランプカバーと、該ランプカバーの開閉を検知するランプカバースイッチとを具備する投射型表示装置において、ランプカバーが開いた状態でのクールダウン制御中は、放電ランプを外した位置近傍にある冷却ファンを停止するようにしたことにある。
また、放電ランプと、該放電ランプから照射された光を用いて画像を被投射面に表示する画像投射手段と、前記放電ランプへの供給電力を制御するランプ駆動手段と、該ランプ駆動手段に前記放電ランプの点灯制御信号を与えるシステム制御手段と、前記放電ランプ及びこの近傍を冷却するための冷却ファンと、前記放電ランプを覆うためのランプカバーと、該ランプカバーの開閉を検知するランプカバースイッチとを具備する投射型表示装置において、ランプカバーが開いた状態でのクールダウン制御中は、放電ランプを外した位置近傍にある冷却ファンの速度を下げるようにしたことにある。
本発明に係る投射型表示装置によれば、ランプカバーが開いた状態でクールダウン制御を行うときは、放電ランプを外した位置近傍にある冷却ファンを停止するようにした。このため、クールダウン制御中にも関わらず誤ってユーザーがランプ交換をしようとランプを抜いてしまい、そこから指が冷却ファンに触れるようなことがあっても安全性が高まる。また、ランプカバーが開いているからといってすべての冷却ファンを停止するのでは無く必要な冷却ファンは動作させているため、プロジェクタ内の熱は順次排出され、内部が高温に曝されて各素子の寿命が劣化し易くなるということも無くなる。
また、本発明に係る投射型表示装置によれば、ランプカバーが開いた状態でクールダウン制御を行うときは、放電ランプを外した位置近傍にある冷却ファンを、指が触れても即停止するほどの低い回転数で回転するようにした。このため、クールダウン制御中にも関わらず誤ってユーザーがランプ交換をしようとランプを抜いてしまい、そこから指が冷却ファンに触れるようなことがあっても安全性がたかまる。また、ランプカバーが開いているからといってすべての冷却ファンを停止するのでは無く必要な冷却ファンは動作させているため、プロジェクタ内の熱は順次排出され、内部が高温に曝されて各素子の寿命が劣化し易くなるということも無くなる。
図1は本実施例におけるランプカバー異常制御方式に関するフローチャートを示す。システムの構成は図4の一般的なプロジェクタの構成を示すブロック構成図と同じである。また、フローチャートのS200番台は図2の従来の制御方式と同じ部分を示している。動作について説明する。システム制御部1はランプカバーが開いているかどうかを常時チェックし(S201)、開いていなければ通常の動作を継続する(S209)。ランプカバースイッチ8が開いているとき、放電ランプ3が点灯中かどうかをチェックする(S203)。放電ランプ3が点灯中のときはまず放電ランプ3を消灯し(S203)、冷却ファン5を所定の時間回し続けるクールダウン制御を行うが、放電ランプ3を外したときに危険な位置にある冷却ファン5については停止もしくは指が触れても即停止するほどの低い回転数で回転する(S101)。そしてランプカバースイッチが開いているというエラー表示を行い(S205)、クールダウン時間がアップ(S206)すると、冷却ファン5はすべて停止し、ランプカバーエラー表示を継続し(S207)、異常状態が解除されるまでランプ点灯動作はできないような異常時の待機状態となる(S208)。
S203で放電ランプ3が消灯しているときは、既にクールダウン制御中でなければ(S210)ランプカバースイッチが開いているというランプカバーエラー表示を行いすべてのファンを停止し(S207)、異常状態が解除されるまでランプ点灯動作はできないような異常時の待機状態となる(S208)。既にクールダウン制御に入っているときは(S210)S101以下のフローに同様である。
また本特許ではランプカバーが開いた場合についてのファン制御について触れているが、他のカバーとそのカバーの開閉を検知するスイッチ−例えば吸気カバーと吸気カバースイッチ等−があるとき、そのカバーの開いたことを検知して、そのカバー内部の危険な位置にある冷却ファンの回転を停止したり、指が触れても即停止するような低い回転数で回転することもできることは本特許から容易に推測できる。
ランプカバー異常制御方式に関するフローチャート。 従来例のランプカバー異常制御方式に関するフローチャート。 別の従来例のランプカバー異常制御方式に関するフローチャート。 一般的なプロジェクタのブロック構成図である。
符号の説明
1 システム制御部
2 電源部
3 放電ランプ
4 ランプ駆動回路
5 冷却ファン
6 画像投射部
7 ランプカバー
8 ランプカバースイッチ

Claims (4)

  1. 放電ランプと、
    該放電ランプから照射された光を用いて画像を被投射面に表示する画像投射手段と、
    前記放電ランプへの供給電力を制御するランプ駆動手段と、
    該ランプ駆動手段に前記放電ランプの点灯制御信号を与えるシステム制御手段と、前記放電ランプ及びこの近傍を冷却するための冷却ファンと、
    前記放電ランプを覆うためのランプカバーと、
    該ランプカバーの開閉を検知するランプカバースイッチとを具備する投射型表示装置において、
    前記冷却ファンの回転制御中に、前記ランプカバースイッチにより前記ランプカバーが開いたことが検知されると、前記放電ランプを取り外した部分近傍にある冷却ファンの回転速度を変化させるようにしたことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記ランプカバーが開いたことが検知されると、前記冷却ファンの回転を停止させることを特徴とする請求項1の投射型表示装置。
  3. 複数の冷却ファンを有し、前記ランプカバーが開いたことが検知されると、前記複数の冷却ファンのうち所定の冷却ファンの回転速度を変化させることを特徴とする請求項1の投射型表示装置。
  4. 前記ランプカバーが開いたことが検知されると、前記所定の冷却ファンの回転を停止させることを特徴とする請求項3の投射型表示装置。
JP2004338922A 2004-11-24 2004-11-24 投射型表示装置 Withdrawn JP2006146046A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010224509A (ja) * 2009-02-25 2010-10-07 Kyocera Corp 携帯電子機器

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