JP2006145996A - 虚像表示型情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者が画像情報を良好に視認することができる虚像表示型情報表示システムを提供する。
【解決手段】 虚像表示型情報表示システムの表示装置4として、筐体2に、画像情報を表示する画像表示部6と、画像表示部6の発する光を反射する半透過型光学素子7とを設ける。筐体2に接続ピンを介してジョイント部材11を接続して、ジョイント部材11を、筐体2に対して接続ピンの軸部12a(第一揺動軸)回り(図1において紙面に略直交する軸線回り)に揺動可能とする。ジョイント部材11に接続ピンを介して画像表示部6を接続して、画像表示部6を、前記第一揺動軸と平行な軸線回り(第二揺動軸である接続ピンの軸部12’a回り)に揺動可能とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、虚像表示型情報表示システムに関するものである。
虚像表示型情報表示システムは、画像表示部とこの画像表示部の発する光を反射する半透過型光学素子とを備える表示装置によって、使用者からみて半透過型光学素子よりも遠方に画像情報の虚像を表示させるものである。
このような虚像表示型情報表示システムとしては、例えば後記の特許文献1に記載の表示装置付き携帯情報装置等が知られている。
この表示装置付き携帯情報装置は、表示素子とその表示像を拡大投影するホログラム素子とを備えるものである。また、この表示装置付き携帯情報装置は、遠方の物体の透過像を表示素子上の拡大表示像と重畳して観察することができるようになっている。
特開2001−308997号公報(第1欄第43行〜第50行、第2欄第41行〜第3欄第11行、図1等)
しかし、この表示装置付き携帯情報装置では、その拡大投影の原理上、表示像の結像倍率及び像位置が一定である(特許文献1の第1欄第43行〜第50行参照)。このため、使用者の視力が表示装置付き携帯情報装置の設計時に想定した視力に合致しない場合には、表示像が見づらくなってしまう。また、表示像の位置を任意に調整することができないので、表示内容によっては見づらくなってしまう。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、使用者が画像情報を良好に視認することができる虚像表示型情報表示システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明は、筐体に、画像表示部と、該画像表示部からの光を反射するとともに使用者の視線方向の実視野からの光を透過する半透過型光学素子と、を備える表示装置が設けられ、該表示装置によって、前記使用者からみて前記半透過型光学素子よりも遠方に前記画像表示部が表示する画像情報の虚像を表示する虚像表示型情報表示システムであって、前記画像表示部が、前記筐体にジョイント部材を介して接続され、該ジョイント部材が、第一揺動軸を介して前記筐体に前記第一揺動軸回りの揺動を可能にして接続され、前記画像表示部が、第二揺動軸を介して前記ジョイント部材に前記第一揺動軸と平行な軸線回りの揺動を可能にして接続されている虚像表示型情報表示システムを提供する。
このように構成される虚像表示型情報表示システムでは、半透過型光学素子が、使用者の視線方向の実視野からの光を透過する構成とされており、使用者は、半透過型光学素子を通じて実視界の風景を視認することができる。
一方、画像表示部の発する光線が、半透過型光学素子によって使用者に向けて反射されることで、画像表示部の表示する画像情報が、使用者からみて半透過型光学素子よりも視線方向遠方に虚像として拡大表示される。すなわち、この虚像表示型情報表示システムでは、使用者の実視界上に表示装置が表示する虚像が重畳される。
この画像情報の拡大倍率及び虚像の表示位置は、画像表示部と半透過型光学素子との間隔によって決定される。
この虚像表示型情報表示システムでは、筐体と画像表示部とを接続するジョイント部材を、筐体に対して第一揺動軸回りに揺動させることで、半透過型光学素子と画像表示部との間隔を調整することができる。すなわち、この虚像表示型情報表示システムでは、筐体に対してジョイント部材を揺動させることで、虚像の拡大倍率及び虚像の表示位置の調節が可能である。
そして、間隔調整装置を操作して、実視界上の風景と画像情報の内容に応じて、実視界に対する虚像の位置や大きさを調整することで、自然な視界を形成することができる。
ここで、このように筐体に対してジョイント部材を揺動させると、画像表示部の表示面の向きが変わってしまい、表示装置が結像させる像も傾いてしまう。
この虚像表示型情報表示システムでは、画像表示部をジョイント部材に対して第二揺動軸回りに揺動させることで、画像表示部の表示面の向きを調整することができるので、表示装置が結像させる像に傾斜が生じなくなり、像の視認を良好に行うことができる。
また、この虚像表示型情報表示システムが、前記半透過型光学素子に対する前記画像表示部の位置が適正となる位置で前記筐体と前記ジョイント部材とを位置決め固定する第一位置決め機構と、前記半透過型光学素子に対する前記画像表示部の向きが適正となる位置で前記ジョイント部材と前記画像表示部とを位置決め固定する第二位置決め機構とを有していてもよい。
このように構成される虚像表示型情報表示システムでは、筐体に対してジョイント部材を揺動させた際に、半透過型光学素子に対する画像表示部の位置が適正となった時点で、第一位置決め機構によって筐体とジョイント部材との位置決め固定が行われる。また、ジョイント部材に対して画像表示部を揺動させた際に、半透過型光学素子に対する画像表示部の向きが適正となった時点で、第二位置決め機構によってジョイント部材と画像表示部との位置決め固定が行われる。
このように、この虚像表示型情報表示システムでは、第一位置決め機構及び第二位置決め機構により、ジョイント部材及び画像表示部の位置決めが自動的に行われるので、半透過型光学素子と画像表示部との間隔の調整、及び半透過型光学素子に対する画像表示部の向きの調整を容易かつ迅速に行うことができる。
また、この虚像表示型情報表示システムにおいて、前記第一位置決め機構は、前記筐体と前記ジョイント部材とのうちの一方の、他方に対向する部位に設けられる係合突起と、前記他方のうち、前記一方に対する前記他方の向きが適正となった際に前記係合突起に対向する部位に設けられる係合凹部と、前記係合突起と前記係合凹部とのうちの少なくともいずれか一方を他方との係合位置に向けて付勢する付勢部材とを有していてもよい。
このように構成される虚像表示型情報表示システムでは、第一位置決め機構は、位置決め対象物である筐体とジョイント部材とのうちの一方に対する他方の向きが適正となった際に、一方に設けられる係合突起と他方に設けられる係合凹部とが対向させられる。係合突起と係合凹部とのうちの少なくともいずれか一方は、他方との係合位置に向けて付勢されているので、位置決め対象物のうちの一方に対する他方の向きが適正となった際には、係合突起と係合凹部とが係合させられて、位置決め対象物同士の位置決めが行われる。
また、この虚像表示型情報表示システムにおいて、前記第二位置決め機構は、前記ジョイント部材と前記画像表示部とのうちの一方の、他方に対向する部位に設けられる係合突起と、前記他方のうち、前記一方に対する前記他方の向きが適正となった際に前記係合突起に対向する部位に設けられる係合凹部と、前記係合突起と前記係合凹部とのうちの少なくともいずれか一方を他方との係合位置に向けて付勢する付勢部材とを有していてもよい。
このように構成される虚像表示型情報表示システムでは、第二位置決め機構は、位置決め対象物であるジョイント部材と画像表示部とのうちの一方に対する他方の向きが適正となった際に、一方に設けられる係合突起と他方に設けられる係合凹部とが対向させられる。係合突起と係合凹部とのうちの少なくともいずれか一方は、他方との係合位置に向けて付勢されているので、位置決め対象物のうちの一方に対する他方の向きが適正となった際には、係合突起と係合凹部とが係合させられて、位置決め対象物同士の位置決めが行われる。
本発明に係る虚像表示型情報表示システムでは、使用者の視力や画像情報の内容に応じて、画像情報の拡大倍率及び虚像の表示位置の調節を行うことができるので、使用者が画像情報を良好に視認することが可能となる。
この発明の一実施形態に係る虚像表示型情報表示システムについて、図1から図3を参照して説明する。本実施形態では、本発明を、画像情報を使用者の実視界上に重畳させる携帯型情報端末に適用した例を示す。
図1に示すように、本実施形態に係る虚像表示型情報表示システム1は、この虚像表示型情報表示システム1の構成部品(例えば電子回路等)が内蔵される筐体2と、この筐体2上に設けられた撮像装置3と、画像情報を使用者の実視界上に重畳させる表示装置4とを有している。
筐体2は、略長方形平板形状をなしており、その一端側には、筐体2を厚み方向に貫く開口部2aが設けられている。以下、筐体2の周面のうち、開口部2aの一方の開口端が形成される周面を正面2bとし、他方を背面2cとし、残りの周面(厚み方向に略平行な周面)を側面2dとする。
筐体2の他端側は、虚像表示型情報表示システム1の持ち手を構成している。ここで、この虚像表示型情報表示システム1は、使用者が一端側を視線方向前方に位置するようにして他端側を片手で保持しつつ、正面2bの他端側を自身の側頭部等に当接させることで、虚像表示型情報表示システム1を自身の頭部に対して位置決めして、安定した保持を実現することができる。
また、筐体2の他端側には、虚像表示型情報表示システム1を操作するための操作部(図示せず)が設けられており、使用者が虚像表示型情報表示システム1を保持している手で虚像表示型情報表示システム1を操作することができるようになっている。
撮像装置3は、例えば筐体2の一端側に設けられていて、筐体2の一端が向けられた方向の風景(すなわち筐体2を保持する使用者の視線方向の風景)を撮像するものである。撮像装置3としては、感光フィルム等の感光体を用いたアナログ式撮像装置を用いてもよく、またCCD素子等の撮像素子を用いたデジタル式撮像装置を用いてもよい。本実施形態では、撮像装置3として、デジタル式撮像装置が用いられている。
表示装置4は、筐体2の一端側に設けられるものであって、筐体2の背面2c側に設けられる画像表示部6と、筐体2の正面2b側に設けられて開口部2aを通じて画像表示部6から入射した光を他端側に向けて反射するとともに使用者の視線方向の実視野からの光を透過する半透過型光学素子7とを有している。
表示装置4は、筐体2の他端側を側頭部等に当接させている使用者からみて、その視線方向(筐体2の一端が向けられた方向)の半透過型光学素子7よりも遠方に、画像情報の虚像を表示させるものである。
ここで、画像表示部6の表示する画像情報(撮像装置3によって撮影された画像情報も含む)のデータは、図示せぬ記憶装置内に格納されている。画像表示部6が表示する画像情報は、使用者が適宜選択するか、もしくは予め設定された条件に基づいて自動的に選択されるようになっている。
画像表示部6は、例えば液晶表示パネルや有機EL表示パネル等のいわゆる薄型ディスプレイによって構成されている。本実施形態では、画像表示部6は、略長方形平板形状をなしており、その片面側が画像情報の表示される表示面6aとされている。また、表示面6aは、図1において長辺が紙面に略平行となる向きの略長方形状とされている。
画像表示部6は、筐体2にジョイント部材11を介して取り付けられていて、半透過型光学素子7に対して、表示装置4の観察光軸Aに沿って近接する方向及び離間する方向への変位を可能とされている。なお、ここでいう表示装置4の観察光軸Aとは、画像表示部6の中心から発せられる光が、半透過型光学素子7の中心で反射して観察位置(使用者の網膜)の中心に至る光線の軌跡をさしている。
以下、筐体2に対する画像表示部6の取付構造について説明する。
図2に示すように、ジョイント部材11は、略長方形平板状の部材である。ジョイント部材11は、その一長辺側を筐体2に接続されていて、筐体2に対して、筐体2の幅方向(図1において紙面に略直交する方向)に沿った軸線回りに揺動可能とされている。
また、ジョイント部材11は、その他方の長辺側を画像表示部6に接続されている。これにより、画像表示部6は、ジョイント部材11に対して、ジョイント部材11の長手方向(図1において紙面に略直交する方向)に沿った軸線回り、すなわち筐体2に対するジョイント部材11の揺動軸線と略平行な軸線回りに揺動可能とされている。
ジョイント部材11の一長辺側には、一短辺側から他方の短辺側に貫通する挿通孔11aが形成されている。同様に、ジョイント部材11の他方の長辺側には、一短辺側から他方の短辺側に貫通する挿通孔11bが形成されている。
一方、筐体2の開口部2a内には、他端側に、各側面2d側から開口部2a内に向けて突出する突出部2eが設けられている。これら突出部2eには、筐体2の幅方向(図1において紙面に略直交する方向)に沿って、それぞれ開口部2aの内面から各側面2dまで通じる挿通孔2fが設けられている。ここで、本実施形態では、挿通孔2fは、突出部2eにおいて背面2c寄りの位置に設けられている。
ジョイント部材11は、その一長辺側が突出部2e間に挟み込まれた状態で、一方の突出部2eの挿通孔2f、ジョイント部材11の一長辺側の挿通孔11a、他方の突出部2eの挿通孔2fをこの順番で貫くように第一接続ピン12が挿通されることで、筐体2に対して、第一接続ピン12の軸部12a(第一揺動軸)回り(図1において紙面に略直交する軸線回り)に揺動可能にして接続されている。
第一接続ピン12は、丸棒状の軸部12aの一端にフランジ12bが設けられるものであって、挿通孔2f及び挿通孔11aに挿通された状態で、他端にナット12cが螺合されることで、筐体2及びジョイント部材11に装着されている。
また、画像表示部6には、その側面の長手方向の端部に、それぞれ長手方向に略直交する板状の軸受部13が、突出状態にして設けられている。これら軸受部13には、画像表示部6の幅方向(図1において紙面に略直交する方向)に沿って貫通する挿通孔13aが設けられている。
画像表示部6は、ジョイント部材11の他方の長辺側が軸受部13間に挟み込まれた状態で、一方の軸受部13の挿通孔13a、ジョイント部材11の他方の長辺側の挿通孔11b、他方の軸受部13の挿通孔13aをこの順番で貫くように第二接続ピン12’が挿通されることで、ジョイント部材11に、第二接続ピン12’の軸部12’a(第二揺動軸)回り(図1において紙面に略直交する軸線回り)に揺動可能にして接続されている。
第二接続ピン12’は、丸棒状の軸部12’aの一端にフランジ12’bが設けられるものであって、挿通孔13a及び挿通孔11bに挿通された状態で、他端にナット12’cが螺合されることで、ジョイント部材11及び画像表示部6に装着されている。
また、この虚像表示型情報表示システム1は、半透過型光学素子7に対する画像表示部6の位置が適正となる位置で筐体2とジョイント部材11とを位置決め固定する第一位置決め機構14と、半透過型光学素子7に対する画像表示部6の向きが適正となる位置でジョイント部材11と画像表示部6とを位置決め固定する第二位置決め機構15とを有している。
第一位置決め機構14は、筐体2とジョイント部材11とのうちの一方の、他方に対向する部位に設けられる係合突起と、他方のうち、一方に対する他方の向きが適正になった際に係合突起に対向する部位に設けられる係合凹部と、係合突起と係合凹部とのうちの少なくともいずれか一方を他方との係合位置に向けて付勢する付勢部材とを有している。
本実施形態では、筐体2において突出部2eの開口部2a内側には、挿通孔2fの近傍に、円筒状の止まり穴14aが形成されている。この止まり穴14a内には、先端が略半球形をなす円柱状の係合ピン16(係合突起)が挿入されており、止まり穴14aの底面と係合ピン16との間には、係合ピン16を止まり穴14aから突出するように付勢するコイルスプリング17(付勢部材)が設置されている。
また、ジョイント部材11において挿通孔11aが形成される側面(ジョイント部材11の短辺を構成する側面)には、挿通孔11aの周囲に、係合ピン16の先端と係合する係合凹部18が、挿通孔11aの軸線に対する距離をほぼ等しくして複数設けられている。
本実施形態では、ジョイント部材11には、ジョイント部材11及び画像表示部6が筐体2の開口部2a内に収納された状態で係合ピン16に対向する位置に、係合凹部18aが設けられている。また、ジョイント部材11に接続された画像表示部6と半透過型光学素子7との間隔が適正となった状態で係合ピン16に対向する位置に、それぞれ係合凹部18b,18cが設けられている。これら係合凹部18a,18b,18cは、それぞれジョイント部材11の一方の側面と他方の側面とに、対にして設けられている。
第二位置決め機構15は、ジョイント部材11と画像表示部6とのうちの一方の、他方に対向する部位に設けられる係合凹部と、他方のうち、一方に対する他方の向きが適正になった際に係合凹部に対向する部位に設けられる係合突起と、係合凹部と係合突起とのうちの少なくともいずれか一方を他方との係合位置に向けて付勢する付勢部材とを有している。
本実施形態では、画像表示部6の軸受部13においてジョイント部材11を受ける面には、挿通孔13aの近傍に、円筒状の止まり穴15aが形成されている。この止まり穴15a内には、先端が略半球形をなす円柱状の係合ピン16が挿入されており、止まり穴15aの底面と係合ピン16との間には、係合ピン16を止まり穴15aから突出するように付勢するコイルスプリング17が設置されている。
また、ジョイント部材11において挿通孔11bが形成される側面には、挿通孔11bの周囲に、係合ピン16の先端と係合する係合凹部19が、挿通孔11bの軸線に対する距離をほぼ等しくして複数設けられている。これら係合凹部19は、ジョイント部材11の一方の側面と他方の側面とに、それぞれ対にして設けられている。
本実施形態では、ジョイント部材11には、ジョイント部材11に接続された画像表示部6の、半透過型光学素子7に対する向きが適正となった状態で係合ピン16に対向する位置に、それぞれ係合凹部19a,19bが設けられている。これら係合凹部19a,19bは、それぞれジョイント部材11の一方の側面と他方の側面とに、対にして設けられている。
そして、表示装置4の使用時には、図1に示すように、ジョイント部材11及び画像表示部6を変位させて、画像表示部6の表示面6aを筐体2の正面2b側の一端寄りに向けて(言い換えれば筐体2の一端側の正面2b寄りに向けて)、画像表示部6を半透過型光学素子7に対して略平行にすることで、画像表示部6の発する光が開口部2aを通じて半透過型光学素子7の反射面7aに入力される。
また、表示装置4を使用しない場合には、ジョイント部材11及び画像表示部6を変位させて、図3(a)に示すように、画像表示部6を筐体2の開口部2a内に収納することで、虚像表示型情報表示システム1の外形寸法を小さくすることができる。
半透過型光学素子7は、凹曲面状の反射面7aを有する部材であって、開口部2aを通じて画像表示部6からの光を、反射面7aによって筐体2の他端側に向けて反射させることによって、他端部を頭側部に当接させた状態の使用者からみて半透過型光学素子7よりも遠方に、画像情報の虚像を結像させるものである。
半透過型光学素子7において、反射面7aが形成される領域は、使用者の実視界からの光を透過させる構成とされており、使用者は、半透過型光学素子7を通じて視線方向遠方の景色も視認することができるようになっている。
本実施形態では、半透過型光学素子7は、アクリルやポリカーボネート等の透明な材質からなる略長方形板状の部材であって、その片面側に金属膜等の反射層が形成されていて、ハーフミラーとして機能する。この反射層の表面が、画像表示部6から入射した光線を表面で反射させる反射面7aとされている。
また、半透過型光学素子7は、一方の短辺がヒンジ26を介して筐体2の一端近傍に接続されており、ヒンジ26の揺動軸線回りに揺動することができるようになっている。
そして、表示装置4の使用時には、図1に示すように、反射面7aが使用者に向くように筐体2の正面2bから屹立させることで、画像表示部6から発せられた光が使用者に向けて反射される。本実施形態では、表示装置4の使用時には、画像表示部6と半透過型光学素子7とが略平行に対向配置される。
また、表示装置4を使用しない場合には、半透過型光学素子7を筐体2の正面2bに沿うように折り畳むことで、虚像表示型情報表示システム1の外形寸法を小さくすることができる。
また、反射面7aは、長手方向(図1において紙面に略平行な方向)及び短手方向(図1において紙面に略垂直な方向)にそれぞれ曲率を有する凹曲面状に形成されており、表示装置4においては、画像表示部6が発する光線を使用者に向けて反射し、虚像の観察を可能にする凹面鏡として機能する。
さらに、反射面7aは、長手方向においてヒンジ26との接続端から離間するにつれて次第に曲率が増大させられており、これによって反射面7aの長手方向の各部における画像表示部6の表示面6aまでの距離の差によって生じる収差が解消されて、歪みのない画像情報の虚像が形成されるようになっている。
また、半透過型光学素子7は、反射面7aが形成される領域の肉厚が均一とされている。これによって、視線方向遠方から使用者に向けて半透過型光学素子7に入射した光線は、半透過型光学素子7によって屈折させられることなく、使用者の瞳に入射することとなり、使用者が視線方向遠方の景色を歪みなく良好に視認することができる。
このように構成される虚像表示型情報表示システム1は、使用しない場合には、図3(a)に示すように、画像表示部2が筐体2の開口部2a内に収納される。この状態では、第一位置決め機構14によって、ジョイント部材11が筐体2に対して位置決め固定されている。具体的には、この状態では、ジョイント部材11の一長辺側に設けられた係合凹部18aが、突出部2eに設けられた係合ピン16に対向する位置にあり、係合ピン16の先端が係合凹部18aに係合されている。
同様に、この状態では、第二位置決め機構15によって、画像表示部6がジョイント部材11に対して位置決め固定されている。具体的には、ジョイント部材11の他方の長辺側に設けられた係合凹部19aが、画像表示部6の軸受部13に設けられた係合ピン16に対向する位置にあり、係合ピン16の先端が係合凹部19aに係合されている。
そして、この虚像表示型情報表示システム1を使用する場合には、画像表示部6を筐体2の背面2c側に引き出し(図1及び図3(b)参照)、半透過型光学素子7を正面2bに対して屹立させる(すなわち表示装置4を使用時の配置とする)。
なお、図3(b)に示す状態は、図3(a)の状態から、ジョイント部材11に対する画像表示部6の向きは変えずに、筐体2に対してジョイント部材11を第一接続ピン12の軸部12a回り(第一揺動軸回り)に揺動させて、筐体2に対するジョイント部材11の向きを変えた状態である。
この状態では、第一位置決め機構14によって、ジョイント部材11が筐体2に対して位置決め固定されている。具体的には、この状態では、ジョイント部材11の一長辺側に設けられた係合凹部18bが、突出部2eに設けられた係合ピン16に対向する位置にあり、係合ピン16の先端が係合凹部18bに係合されている。
このように表示装置4を使用時の配置とした状態で、前記のように、使用者が筐体2を一方の手と側頭部とで保持することで、使用者が表示装置4の表示する虚像を視認することができる。
本実施形態では、半透過型光学素子7が使用者の実視界からの光を透過させるので、使用者は、表示装置4が表示する虚像に加えて、実視界の風景も視認することができる。すなわち、この虚像表示型情報表示システム1では、使用者の実視界上に表示装置4が表示する虚像が重畳される。
この虚像表示型情報表示システム1では、半透過型光学素子7は、反射面7aが凹曲面とされていて、この反射面7aが表示装置4において凹面鏡として機能するので、画像表示部6の表示する画像情報が、使用者からみて半透過型光学素子7よりも視線方向遠方に虚像として拡大表示される。この画像情報の拡大倍率及び虚像の表示位置は、反射面7aの曲率と、観察光軸Aに沿った方向における半透過型光学素子7と画像表示部6との間隔によって決定される。
このため、観察光軸Aに沿った方向における半透過型光学素子7と画像表示部6との間隔が広くなると、虚像は使用者の視線方向においてより遠方により拡大されて表示されることとなり、逆に、観察光軸Aに沿った方向における半透過型光学素子7と画像表示部6との間隔が狭くなると、虚像は使用者の視線方向においてより近くに縮小されて表示されることとなる。
この虚像表示型情報表示システム1では、筐体2に対してジョイント部材11を揺動させることで、画像表示部6と半透過型光学素子7との間隔を調整することができるようになっている。
具体的には、筐体2に対してジョイント部材11を第一接続ピン12の軸部12a回り(第一揺動軸回り)に揺動させて、筐体2に対するジョイント部材11の向きを変えることで、観察光軸Aに沿った方向における画像表示部6と半透過型光学素子7との間隔を調整することができる。
ここで、このように筐体2に対してジョイント部材11を第一接続ピン12の軸部12aのみの回りに揺動させると、画像表示部6の表示面6aの法線Lの向きが観察光軸Aに対して傾斜してしまい、半透過型光学素子7を介して半透過型光学素子7よりも遠方に表示される虚像の表示面も、図1のF’で示す仮想面のように、光軸に直交する面F(好ましい虚像の表示面)から傾いてしまう。
この虚像表示型情報表示システム1では、画像表示部6をジョイント部材11に対して第二接続ピン12’の軸部12’a回りに揺動させることで、画像表示部6の表示面6aの向きを調整することができるので、虚像の表示面の傾斜を解消することができ、虚像の視認を良好に行うことができる。
具体的には、筐体2に対するジョイント部材11の向きの調整作業の際に、ジョイント部材11に対して画像表示部6を第二接続ピン12’の軸部12’a回り(第二揺動軸回り)に揺動させて、ジョイント部材11に対する画像表示部6の向きを変えて、画像表示部6の表示面6aの法線Lを観察光軸Aに一致させることで、図3(c)に二点差線で示す位置(図3(b)に示す位置と同じ)と図3(c)に実線で示す位置との間で、画像表示部6を半透過型光学素子7から近接または離間する向きに略平行移動させることができる。
ここで、図3(c)に実線で示す状態では、第一位置決め機構14によって、ジョイント部材11が筐体2に対して位置決め固定されている。具体的には、この状態では、ジョイント部材11の一長辺側に設けられた係合凹部18cが、突出部2eに設けられた係合ピン16に対向する位置にあり、係合ピン16の先端が係合凹部18cに係合されている。これによってジョイント部材11が筐体2に対して位置決め固定されている。
同様に、この状態では、第二位置決め機構15によって、画像表示部6がジョイント部材11に対して位置決め固定されている。具体的には、ジョイント部材11の他方の長辺側に設けられた係合凹部19bが、画像表示部6の軸受部13に設けられた係合ピン16に対向する位置にあり、係合ピン16の先端が係合凹部19bに係合されている。これによって画像表示部6がジョイント部材11に対して位置決め固定されている。
このようにして画像表示部6が観察光軸Aに沿って透過型光学素子7に近接する方向または離間する方向へ略平行移動させられることで、結果、画像情報の拡大倍率及び虚像の表示位置の調節が行われる。
このように、この虚像表示型情報表示システム1は、使用者の視力や画像情報の内容に応じて、画像情報の拡大倍率及び虚像の表示位置の調節を行うことができるので、使用者が画像情報を良好に視認することが可能となる。
また、上記のように、この虚像表示型情報表示システム1は、半透過型光学素子7に対して画像表示部6を変位させるものである。すなわち、この虚像表示型情報表示システム1では、虚像の拡大倍率及び虚像の表示位置の調節時に、半透過型光学素子7が変位しないので、使用者と半透過型光学素子7との位置関係が保たれる。これにより、使用者が半透過型光学素子7によって視線方向遠方に結像された画像情報を視認しながら虚像の拡大倍率及び虚像の表示位置の調節を行うことができ、調節作業を容易かつ迅速に行うことができる。
また、表示装置4の表示する虚像を視認しながら、実視界上の風景と画像情報の内容に応じて、実視界に対する虚像の位置や大きさを調整することで、自然な視界を形成することができる。
また、この虚像表示型情報表示システム1では、第一位置決め機構14及び第二位置決め機構15により、ジョイント部材11及び画像表示部6の位置決めが自動的に行われるので、半透過型光学素子7と画像表示部6との間隔の調整、及び半透過型光学素子7に対する画像表示部6の向きの調整を容易かつ迅速に行うことができる。
ここで、本実施形態では、虚像表示型情報表示システム1の第一位置決め機構14及び第二位置決め機構15を、係合ピン16とコイルスプリング17、及び係合凹部18,19とによって構成した例を示したが、第一位置決め機構14及び第二位置決め機構15の構成は、他の構成としてもよい。
図4に、一例として、第二位置決め機構15の代わりに第二位置決め機構27を用いた構成について示す。
第二位置決め機構27は、第二位置決め機構15において、第二接続ピン12’、ナット12c、止まり穴15a、係合ピン16,コイルスプリング17、及び係合凹部19をなくし、代わりに画像表示部6に第一係合部材28を設け、ジョイント部材11に第二係合部材29を設けて、これら第一、第二係合部材28,29によって係合突起及び係合凹部を構成したものである。
具体的には、第一係合部材28は、画像表示部6の軸受部13の挿通孔13a内に、軸線方向への移動を可能にしてかつ軸線回りの回転を規制されて挿入された略円筒形状の部材であって、ジョイント部材11側の端部に底面が設けられている。
第一係合部材28の底面には、その中心に挿通孔28aが設けられている。また、底面においてジョイント部材11側を向く面には、直径方向に沿って一本の突条28bが設けられていて、この突条28bによって係合突起が構成されている。突条28bの形状は任意であるが、この例では突条28bは断面視山形とされている。
一方、ジョイント部材11の短辺を構成する側面のうち、軸受部13に対向する部位には、この側面と略平行にして、中心に挿通孔29aが設けられた略円盤状の第二係合部材29が軸線回りの回転を規制して設けられている。第二係合部材29において軸受部13に対向する面には、直径方向に沿って複数の溝29b,29cが設けられており、これらの溝29b,29cによって係合凹部が構成されている。
第一係合部材28と第二係合部材29とは、それぞれの挿入口28a,29aに第三接続ピン30が挿入されることによって係合されていて、これによって画像表示部6とジョイント部材11とが接続されている。
この第三接続ピン30は、丸棒状の軸部30a(第二揺動軸)の一端にフランジ30bが設けられており、他端が第一係合部材28の挿入口28a、第二係合部材29の挿通孔29cにこの順番で挿通されて、他端が挿通孔29c内面に係合することで、第一係合部材28と第二係合部材29とを係合するものである。
また、第三接続ピン30のフランジ30bと第一係合部材28の底面との間には、コイルスプリング30c(付勢部材)が設けられており、第一係合部材28は、このコイルスプリング30cの付勢力によって第二係合部材29に押し付けられている。
この第二位置決め機構27では、上記のように第一係合部材28が第二係合部材29に向けて付勢されているので、ジョイント部材11に対して画像表示部6を第三接続ピン30の軸部30a回り(第二揺動軸回り)に揺動させて第一係合部材28の突条28bの向きが第二係合部材29の溝29b,29cのうちのいずれかの向きと一致すると、これら突条28bと溝29b(または溝29c)とが係合して、ジョイント部材11に対する画像表示部6との位置決め固定が行われる。
また、この虚像表示型情報表示システム1には、図5に示すように、筐体2において使用者の頬のあたる部分(例えば正面2bにおいて一端側と他端側との境界近傍)に頬当て31を設けたり、使用者の耳のあたる部分(例えば正面2bにおいて他端近傍部分)に耳当て32を設けることで、使用者による支持が安定するとともに、長時間使用しても疲労しにくくなる。
本発明の一実施形態に係る虚像表示型情報表示システムを示す平面図である。 図1の虚像表示型情報表示システムの構成を示す分解斜視図である。 図1の虚像表示型情報表示システムの動作を示す図である。 本発明に係る虚像表示型情報表示システムの他の形態例を示す斜視図である。 本発明に係る虚像表示型情報表示システムの他の形態例を示す斜視図である。
符号の説明
1 虚像表示型情報表示システム
2 筐体
4 表示装置
6 画像表示部
7 半透過型光学素子
7a 反射面
11 ジョイント部材
12a 軸部(第一揺動軸)
12’a,30a 軸部(第二揺動軸)
14 第一位置決め機構
15,27 第二位置決め機構
16 係合ピン(係合突起)
17 コイルスプリング(付勢部材)
18,19 係合凹部

Claims (4)

  1. 筐体に、画像表示部と、該画像表示部からの光を反射するとともに使用者の視線方向の実視野からの光を透過する半透過型光学素子と、を備える表示装置が設けられ、該表示装置によって、前記使用者からみて前記半透過型光学素子よりも遠方に前記画像表示部が表示する画像情報の虚像を表示する虚像表示型情報表示システムであって、
    前記画像表示部が、前記筐体にジョイント部材を介して接続され、
    該ジョイント部材が、第一揺動軸を介して前記筐体に前記第一揺動軸回りの揺動を可能にして接続され、
    前記画像表示部が、第二揺動軸を介して前記ジョイント部材に前記第一揺動軸と平行な軸線回りの揺動を可能にして接続されている虚像表示型情報表示システム。
  2. 前記半透過型光学素子に対する前記画像表示部の位置が適正となる位置で前記筐体と前記ジョイント部材とを位置決め固定する第一位置決め機構と、
    前記半透過型光学素子に対する前記画像表示部の向きが適正となる位置で前記ジョイント部材と前記画像表示部とを位置決め固定する第二位置決め機構とを有している請求項1記載の虚像表示型情報表示システム。
  3. 前記第一位置決め機構は、前記筐体と前記ジョイント部材とのうちの一方の、他方に対向する部位に設けられる係合突起と、
    前記他方のうち、前記一方に対する前記他方の向きが適正となった際に前記係合突起に対向する部位に設けられる係合凹部と、
    前記係合突起と前記係合凹部とのうちの少なくともいずれか一方を他方との係合位置に向けて付勢する付勢部材とを有している請求項2に記載の虚像表示型情報表示システム。
  4. 前記第二位置決め機構は、前記ジョイント部材と前記画像表示部とのうちの一方の、他方に対向する部位に設けられる係合突起と、
    前記他方のうち、前記一方に対する前記他方の向きが適正となった際に前記係合突起に対向する部位に設けられる係合凹部と、
    前記係合突起と前記係合凹部とのうちの少なくともいずれか一方を他方との係合位置に向けて付勢する付勢部材とを有している請求項2または3に記載の虚像表示型情報表示システム。
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