JP2006145243A - 液面検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来よりもフロートの体積を減らせ、低液位まで計測できる液面検出装置を提供する。
【解決手段】 回動アーム4を中空状のパイプ部材によって構成する。これにより、回動アーム4を鋼線等の線材で構成する場合と比べて軽量化することが可能となる。したがって、回動アーム4とフロート8の総重量が従来と比べて軽量なものとなり、よって、フロート8の体積もそれに応じた小さなものに減らすことが可能となる。このため、扁平タンク等のようにタンク残量ギリギリの低液位まで計測するような場合にも対応できる。なお、フローとの体積を小さくすることが可能となるため、タンクへの組付け性も向上できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液面の高さの検出を行う液面検出装置に関するもので、例えば、液面の高さによって示される燃料タンク内の燃料の残存量の検出に用いて好適である。
従来、例えば、特許文献1、2などにおいて液面検出装置が開示されている。この液面検出装置は、例えば車両等の燃料タンク内における燃料の残存量の検出に用いられる。
液面検出装置による燃料量の検出は、回動アームに接続したフロートを液面に浮かし、フロート位置が燃料の液面高さに応じて変動したときに、その変動量を回動アームの回動軸に備えた回動検出手段で検出することで行われている。例えば、回動アームの中心を同心とした扇形のマグネットを固定しておき、軸内又はマグネットの近辺に磁気反応素子を設置することで、回動アームが回動した際に、扇形のマグネットから発せられる磁束が磁気反応素子を通過する密度が変動することに基づいて、フロート位置の変動、つまり燃料の液面高さの変動を検出するようになっている。
このような液面検出装置において、従来では、回動アームを鋼線等の線材で構成している。
特開2002−206959号公報 特開2002−107205号公報
フロートが浮くために必要とされるフロートの体積は、フロートと回動アームの総重量によって決まる。このため、扁平タンク等により、タンク残量ギリギリの低液位まで計測する場合には、回動アームの重量が重いとフロートの体積を大きなものとしなければならず、扁平タンクに対して対応できないという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、従来よりもフロートの体積を減らせ、低液位まで計測できる液面検出装置を提供すること目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、回動アーム(4)を中空状のパイプ部材によって構成することを特徴としている。
このように、回動アーム(4)が中空状のパイプ部材によって構成されるようにしている。このため、回動アーム(4)を鋼線等の線材で構成する場合と比べて軽量化することが可能となる。
したがって、回動アーム(4)とフロート(8)の総重量が従来と比べて軽量なものとなり、よって、フロート(8)の体積もそれに応じた小さなものに減らすことが可能となる。このため、扁平タンク等のようにタンク残量ギリギリの低液位まで計測するような場合にも対応できる液面検出装置とすることが可能となる。
例えば、請求項2に示されるように、回動アーム(4)を断面円形または四角形のパイプ部材で構成することができる。
このように、回動アーム(4)を中空状とする場合、請求項3に示されるように、回動アーム(4)の長手方向のすべての部位が中空状となるようにすれば、すべてが中空状となるパイプ部材の製造が容易であることから、部分的に中空状となるパイプ部材よりも製造工程を容易にすることができるという効果が得られる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の液面検出装置の正面図、図2は、本実施形態の液面検出装置の部分断面図であり、図2中における断面部分は図1における二点鎖線Z中の直線部分の断面を示したものである。
図1に示される液面検出装置は、燃料タンク10内における燃料1の液面の高さを測ることで燃料1の残存量を検出するために用いられるものである。この液面検出装置は、燃料タンク10の開口部10aに固定されるステー11に直接固定され、ボデー2と、マグネットホルダ3と、回動アーム4と、マグネット5と、磁気反応素子6、ターミナル7およびフロート8を有して構成されている。
ボデー2は、液面検出手段の本体を構成するもので、例えば樹脂等の非導電性材料によって構成される。このボデー2の裏面側、つまりマグネットホルダ3とは反対側が燃料タンク10の開口部10aに固定されるステー11に接続されることで、液面検出装置が燃料タンク10に対して固定されるようになっている。
このボデー2のうちマグネットホルダ3が配置される場所には、ボデー2の表面から突出するように回動軸2aが備えられており、この回動軸2aの外周に溝部2bが形成されている。そして、このボデー2内において、ターミナル7がボデー2の上方から突き出し、かつ、回動軸2aまで延設されるように配置された構成となっている。
マグネットホルダ3は、ボデー2に対して回動自在に保持されるものでマグネット5を内蔵している。このマグネットホルダ3に回動アーム4が固定されており、マグネットホルダ3の回動と共に回動アーム4がボデー2に対して回動するようになっている。
具体的には、マグネットホルダ3は、マグネット5を収容する円盤状部分3aと、回動アーム4の形状に合わせて円盤状部分3aから伸ばされた棒状部分3bとによって構成されている。円盤状部分3aの中央部は、中空状とされており、この中空部にボデー2から伸ばされた回動軸2aが嵌め込まれたときに、回動軸2aの外周に形成した溝部2b内に円盤状部分3aの中空部の内側から突出させた突出部3cが嵌まることで、マグネットホルダ3がボデー2に対して回動できるようになっている。
また、マグネットホルダ3の表面には、回動アーム4を保持するための爪部3dが形成されている。この爪部3dはフック状になっており、回動アーム4が嵌め込まれることで保持されている。
さらに、マグネットホルダ3における棒状部分3bには穴部3eが形成されている。この穴部3e内に回動アーム4の一端が嵌入された構成となっている。
回動アーム4は、外見上は金属製の棒状部材であるが、中空状を為したパイプ部材によって構成されている。図3は、図1におけるA−A断面を示したものであり、回動アーム4の断面に相当するものである。この図に示されるように、回動アーム4は、円筒形状のパイプ部材となっており、このパイプ部材が所望の箇所で屈曲させられることで回動アーム4が構成されている。そして、回動アーム4の一端が上述したようにマグネットホルダ3における穴部3e内に嵌め込まれ、回動アーム4の他端がフロート8を保持するためのものとして用いられている。
マグネット5は、マグネットホルダ3における円盤状部分3a内に収容されている。マグネット5は、例えば扇形のように、回動アーム4が回動させられたときに、その回動状態に応じてマグネット5が発生させる磁束の回転軸2aを通過する密度が変化するような形状となっている。
磁気反応素子6は、回動軸2a内に配置されており、マグネット5が発生させる磁束の密度に応じた出力を発生させるようになっている。したがって、回動アーム4の回動に伴ってマグネット5が動くと、それに従って磁気反応素子6を通過する磁束密度が変化することから、磁気反応素子6から異なった出力が発生させられるようになっている。
ターミナル7は、磁気反応素子6に対して外部電源からの電力供給を行う電源端子と、外部のGNDとの電気的な接続を行うためのGND端子と、磁気反応素子6の出力を取り出すための出力端子とを有して構成されている。
フロート8は、略長方体形状で構成され、燃料1の液面で浮くように空洞状のもので構成されている。このフロート8が燃料1の液面で浮くようになっていることから、燃料1の液面の高さの変動に応じたフロート8の位置の移動に伴って、回動アーム4が回転軸2aを中心として回動するようになっている。
以上のように液面検出装置が構成されている。このように構成された液面検出装置では、燃料1の液面の高さの変動に応じてフロート8の位置が移動すると、それに伴って回動アーム4が回転軸2aを中心として回動する。このとき、回動アーム4の回動に伴ってマグネット5が動くと、それに従って磁気反応素子6を通過する磁束密度が変化することから、磁気反応素子6から異なった出力が発生させられる。このため、磁気反応素子6の出力に基づいて回動アーム4の回動状態、つまりフロート8の位置が認識され、燃料1の液面の高さから燃料1の残存量を検出することが可能となっている。
このような液面検出装置において、上述したように、回動アーム4が中空状のパイプ部材によって構成されたものとなっている。このため、回動アーム4を鋼線等の線材で構成する場合と比べて軽量化することが可能となる。
したがって、回動アーム4とフロート8の総重量が従来と比べて軽量なものとなり、よって、フロート8の体積もそれに応じた小さなものに減らすことが可能となり、フロートの厚さを薄くできる。このため、扁平タンク等のようにタンク残量ギリギリの低液位まで計測するような場合にも対応できる液面検出装置とすることが可能となる。
また、フロートが小型化する為、本液面計をタンクへ組み付け時組み付けし易くなる。
(第2実施形態)
本実施形態は、第1実施形態に対して回動アーム4の断面形状を変更したものである。図4は、本実施形態における回動アーム4の断面図を示したものであり、図1に示すA−A断面に相当するものである。
この図に示されるように、本実施形態では、断面四角形を為す中空状のパイプ部材によって回動アーム4を構成したものとしている。このように、回動アーム4を断面四角形のパイプ部材によって構成することも可能である。また、断面は四角形にこだわらず、多角形の形状になっても良い。
(他の実施形態)
上記第1、第2実施形態では、マグネット5および磁気反応素子6を用いて液面検出を行うものを例に挙げて説明したが、回動アーム4の回動に伴って電気抵抗値が変化することに基づいて液面検出を行うような、いわゆる抵抗式の液面検出装置に本発明を適用しても良い。
また、上記第1、第2実施形態では、燃料タンクの穴部に固定されるステーに対して直接取り付けられる液面検出装置を例に挙げて説明したが、燃料タンクの穴部に固定される燃料ポンプの側面に取り付けられる液面検出装置に対しても、本発明を適用することができる。
さらに、上記第1、第2実施形態では、回動アーム4をパイプ部材で構成する例、つまり、回動アーム4の長手方向のすべての部位が中空状となる完全なパイプ部材を屈曲させることで回動アーム4を構成するものを例に挙げたが、必ずしもすべてが中空状となっている必要はない。ただし、すべてが中空状となるパイプ部材の製造が容易であることから、すべてが中空状となるパイプ部材によって回動アーム4を構成する方が部分的に中空状となるパイプ部材よりも製造工程を容易にできるという効果も得られる。
本発明の第1実施形態における液面検出装置の正面図である。 図1に示す液面検出装置の部分断面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態における液面検出装置の回動アームの断面図である。
符号の説明
1…燃料、2…ボデー、2a…回動軸、2b…溝部、3…マグネットホルダ、3a…円盤状部分、3b…棒状部分、3c…突起部、3d…爪部、3e…穴部、4…回動アーム、5…マグネット、6…磁気反応素子、7…ターミナル、8…フロート。

Claims (3)

  1. 液面の高さに応じて位置が上下移動するフロート(8)と、
    前記フロート(8)を保持すると共に、該フロート(8)の移動に伴って回動する回動アーム(4)と、
    前記回動アーム(4)の回動軸(2a)が備えられていると共に、前記回動アーム(4)の回動状態に応じた出力を発生させることで、前記フロート(8)の位置に基づいて前記液面の高さを検出する液面検出手段(5、6、7)を有する本体(2)とを備え、
    前記回動アーム(4)が中空状のパイプ部材によって構成されていることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記回動アーム(4)が断面円形または四角形のパイプ部材によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記回動アーム(4)のすべての部位が中空状となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の液面検出装置。
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