JP2006145207A - 空気調和機 - Google Patents

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Takashi Sugio
孝 杉尾
Masaharu Ebihara
正春 海老原
Akihiko Shimizu
昭彦 清水
Masaru Yonezawa
勝 米澤
Masami Hayashi
正美 林
Tsutomu Shimizu
努 清水
Yasushi Jinno
寧 神野
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Abstract

【課題】少ない吸引力で効率的に吸塵することができ、エアフィルタの清掃、メンテナンスが極めて容易なエアフィルタの自動清掃機能付き室内ユニットを備えた空気調和機を提供すること。
【解決手段】空気調和機に、熱交換器と、熱交換器で熱交換された空気を室内に吹き出すファンと、熱交換器の風上側に配設されたエアフィルタ6と、エアフィルタ6に付着した塵埃を除去する吸入ノズル5を設け、エアフィルタ6を略L字形の縦断面形状をなす枠体2に取り付けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、室内ユニットの空気吸込口に設けられたエアフィルタを自動的に清掃する機能を備えた空気調和機に関する。
従来の空気調和機は、図28及び図29に示すように、熱交換器11の前面に、本体13の内部へ塵埃が侵入することを防ぐためのエアフィルタ6が設けられており、このエアフィルタ6は、付着した塵埃を手で清掃できるように着脱自在に構成されている。
また、エアフィルタの清掃を容易にした空気調和機として、回転ブラシと、回転ブラシを回転自在に支持すると共にそれを覆うブラシカバーと、回転ブラシと同軸に設けられたピニオンからなるフィルタブラシを備え、電気掃除機の吸引ノズルをブラシカバーに設けた吸引口に接続し、エアフィルタ上を移動させて、エアフィルタに堆積した塵埃を回転ブラシでかきとりながら吸引するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、捕集装置と、清浄装置と、吸込み機構と、吸込み機構に繋がる担持ビームと、担持ビームに接続されたホースと、真空発生器と、真空発生器の吸引側に配された分離器などで構成され、エアフィルタに付着した塵埃を自動的に吸引するとともに、その塵埃を分離器で捕集するようにしたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、ベルト状のエアフィルタを張設した駆動軸及び従動軸と、駆動軸を駆動するサーボモータと、ブラシと、排気管に配設された塵埃センサー及びファンと、エアフィルタの連続使用時間を算出する演算処理手段と、制御手段とを備え、ベルト状のエアフィルタを回転させながらブラシで塵埃を除去するようにしたものもある(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−226331号公報(第2頁、図1〜4) 特開平1−75020号公報(第1〜9頁、第4図) 特開平6−74521号公報(第2頁、図1)
しかしながら、着脱式のエアフィルタを備えた従来の空気調和機では、空気調和機の使用頻度に応じて空気調和機よりエアフィルタを取り外し、水洗いもしくは掃除機などで付着した塵埃を掃除するというメンテナンスを定期的にする必要があり面倒であった。そして周期的なメンテナンスが成されなかった場合、エアフィルタに塵埃が堆積し吸込み空気の通気抵抗が増大することから空気調和機の性能が低下したり消費電力が増大するという課題があった。
また、特許文献1に開示されたものでは、エアフィルタを清掃する都度電気掃除機を取りだし、その吸引ノズルをブラシカバーの吸引口に接続し、エアフィルタ上を移動させなければならず、非常に手間と時間を要するという問題があった。
また、特許文献2に記載されたフィルタ装置の場合、エアフィルタに付いた塵埃は自動的に吸引されるが、その吸引された塵埃は分離器に捕集されるので、定期的に分離器に堆積した塵埃を取り除いて処理する必要があり、面倒であると共に、それを怠ると、エアフィルタに付いた塵埃が除去されなくなり、吸込み空気の通気抵抗が増大して空気調和機の性能が低下したり、消費電力も増大するという課題があった。
さらに、特許文献3に開示された空気調和機の場合、エアフィルタの全幅と略同じ長さの長尺のブラシが必要となり、また、エアフィルタがベルト状になっているため厚みが増大し、本体の奥行きサイズが大きくなるという課題があった。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、少ない吸引力で効率的に吸塵することができ、エアフィルタの清掃、メンテナンスが極めて容易なエアフィルタの自動清掃機能付き室内ユニットを備えた空気調和機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を室内に吹き出すファンと、前記熱交換器の風上側に配設されたエアフィルタと、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する吸入ノズルを有する空気調和機であって、前記エアフィルタは略L字形の縦断面形状をなす枠体に取り付けられたことを特徴とする。
また、本発明は、熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を室内に吹き出すファンと、前記熱交換器の風上側に配設されたエアフィルタと、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する吸入ノズルを有する空気調和機であって、前記エアフィルタは前記熱交換器の略前方と略上方とに連続的に配置した枠体に取り付けられたことを特徴とする。
さらに、本発明は、熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を室内に吹き出すファンと、前記熱交換器の風上側に配設されたエアフィルタと、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する吸入ノズルを有する空気調和機であって、前記エアフィルタは前記空気調和機の室内ユニット本体の前面および上面に沿って配置された枠体に取り付けられたことを特徴とする。
また、枠体は空気調和機に対し着脱自在に設けられており、吸入ノズルは枠体に取り付けられている。
本発明によれば、エアフィルタの清掃を自動的に確実に行うことができ、空気調和機の性能維持あるいは消費電力の増大防止を図ることができる。
また、吸引ノズルで吸引した塵埃を排気ダクトを介して空気とともに室外に排出すると、室内空気を常にクリーンな状態に維持することができる。
さらに、吸入ノズルの吸入口に隣接してブラシを設けると、小さい吸引力で確実に吸塵することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態1.
図1乃至図3は本発明の実施の形態1にかかる空気調和機の室内ユニットを示しており、図1は室内ユニットの正面図、図2及び図3はそれぞれ図1における線I−I及び線II−IIに沿った断面図である。また、図4及び図5はそれぞれ室内ユニットに設けられたフィルタ装置の斜視図及び分解斜視図で、図6A及び図6Bはフィルタ装置に設けられた吸入ノズルの外観を示す側面図と正面図である。
室内ユニット本体13の内部には、熱交換器11と、熱交換器11を通して室内空気を取り入れ、熱交換器11で熱交換された空気を室内に吹き出すためのファン12と、熱交換器11の上流側に配設されたフィルタ装置1とが収容されており、本体13の前面から上面に渡り形成された複数の吸込口(図示せず)からファン12の動作により空気が吸い込まれ、空気中に漂う塵埃は、吸込口と熱交換器11との間に設けられたフィルタ装置1により取り除かれる。
このフィルタ装置1は、フィルタ枠2と、フィルタ枠2に取り付けられたエアフィルタ6と、エアフィルタ6の上流側の面に沿って左右方向(水平方向:矢印A)に摺動自在の吸入ノズル5と、フィルタ枠2の一側(本実施の形態では下端)の本体13に取り付けられるとともに吸入ノズル5の一端が気密を保ちながら摺動自在に接続された吸い込みダクト3と、吸い込みダクト3に連結され空気と共に塵埃を吸引、排気する吸引排気装置7と、一端が吸引排気装置7に連結され、他端が室外に開口した排気ダクト8を備えている。
吸入ノズル5は、図6A及び図6Bに示すように、中間部が屈曲した縦長に形成されて垂直方向に延び、エアフィルタ6に面する側にスリット状の吸入口5aが設けられている。
吸入ノズル5を左右に摺動させる駆動手段は、吸入ノズル5の吸い込みダクト3側に連結された駆動用ワイヤ9と、駆動用ワイヤ9を駆動するための駆動モータ10とで構成されている。
なお、図4及び図5に示されるエアフィルタ6はフィルタ枠2に着脱自在に取り付けられているが、フィルタ枠2は本体13の一部であってもよく、エアフィルタ6を本体13に固定し、着脱できない構成にすることもできる。
図7はエアフィルタ6を示しており、凹凸が少なく編成されたネット6aを用いて構成するとともに、吸入ノズル5に設けた吸入口5aが対面し、塵埃が付着する表面側をネット6aとネット枠6bとの段差が付かないように形成している。
このように構成されたフィルタ装置1の動作について説明する。
空気調和機本体13の運転停止後に、吸引排気装置7が運転開始し、吸い込みダクト3に設置された吸入ノズル5に設けた吸入口5aから空気を吸い込み始める。そして、エアフィルタ6の片側端に位置していた吸入ノズル5が、駆動モータ10に連結された駆動用ワイヤ9によって、図4及び図5に示すように矢印Aの方向に移動し、エアフィルタ6の表面に付着した塵埃を吸入ノズル5に設けた吸入口5aから吸入し、塵埃は吸い込みダクト3、吸引排気装置7を通り、排気ダクト8から室外へ排出される。
ここで、吸入ノズル5がエアフィルタ6の表面を全面清掃し、反対側の端部まで移動したときに駆動モータ10は逆回転し、吸入ノズル5は初期の位置に戻る方向に移動して、再度エアフィルタ6の表面を清掃することが可能となる。
また、塵埃が付着する表面をフラットに構成したエアフィルタ6を用いることで、吸入ノズル5により塵埃を吸い取り易くすることができ、より確実に清掃を行うことができる。
なお、エアフィルタ6を本体13に着脱自在に取り付けた場合、吸入ノズル5の吸引清掃動作では除去できなかった塵埃、油などを容易に清掃することができる。
図8A及び図8Bは吸入ノズル5の変形例を示しており、吸入ノズル5に平行に延びる複数(例えば、2列)の吸入口5aを所定の間隔で形成するとともに、吸入口5aに隣接するブラシ5bを設けたものである。
この吸入ノズル5を使用すると、フィルタ装置1の動作時に吸入ノズル5が、駆動モータ10に連結された駆動用ワイヤ9によって矢印A方向に移動し、吸入ノズル5のブラシ5bがエアフィルタ6の表面に付着した埃を掻き出しながら複数列の吸入口5aから吸入し、塵埃は吸い込みダクト3、吸引排気装置7を通り、排気ダクト8から室外へ排出される。
吸入口5aに隣接するブラシ5bを設けることで、小さい吸引力で確実に吸塵することができる。
なお、上記実施の形態において、空気調和機本体13の運転停止後に吸引排気装置7が運転を開始するようにしたが、空気調和機本体13の運転前あるいは運転中に吸引排気装置7を運転するようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、吸引排気装置7に排気ダクト8を接続し、吸引排気装置7で吸引した塵埃を空気とともに室外に排出するようにしたが、排気ダクト8は必ずしも設ける必要はない。この場合、吸引排気装置7に集塵ネットを有する着脱自在の集塵ケースを設け、吸引排気装置7で吸引した塵埃を集塵ネットで捕集する一方、塵埃とともに吸引された空気を吸引排気装置7より排出すればよく、集塵ネットで捕集した塵埃は集塵ケースを吸引排気装置7より取り外すことにより除去することができる。
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2にかかる空気調和機の室内ユニットに設けられたフィルタ装置1を示しており、エアフィルタ6を挟んでノズル5の吸入口5aに対向する縦長状の当て板14を設けた点において上述した実施の形態1と相違している。
図10及び図11に示すように、当て板14の上下端部は、吸入ノズル5の上端部5b及び下端部5cにそれぞれ接続され、吸入ノズル5と一体的に形成されている。
本実施の形態においては、エアフィルタ6の裏面側のノズル吸入口5aに対向する位置に当て板14を設けたことにより、吸入ノズル5の左右方向の移動時に、当て板14も一緒に移動しながら吸入口5aから余分な空気が吸引されることがないので、小さい吸引力でエアフィルタ6に付着した塵埃を確実に吸塵することができる。
また、当て板14の上下端部が吸入ノズル5の上端部5bと下端部5cにそれぞれ取り付けられているので、当て板14と吸入口5aの位置関係が安定し、吸引動作の安定化を図ることができる。
なお、図11に示すように、当て板14とエアフィルタ6との隙間Bを常に1mm以下になるように設定すれば、洩れのない安定した吸塵を行うことができる。
図12は、当て板14の変形例を示しており、当て板14の左右両縁部に傾斜面14aを設けたものである。断面形状をノズル吸入口5aに向かって山形状に形成したことで、吸入ノズル5の移動時に当て板14がエアフィルタ6に引っ掛るのを確実に防止でき、スムーズな移動、吸引動作を確保することができる。
また、図13は、当て板14の別の変形例を示しており、エアフィルタ6の裏面に接する当て板14にブラシ15を設けたもので、吸引しきれずにエアフィルタ6に残った塵埃をブラシ15で掻き出すようにしている。
実施の形態3.
図14乃至図18は本発明の実施の形態3にかかる空気調和機の室内ユニットを示しており、図14は室内ユニットの断面図、図15は室内ユニットに設けられたフィルタ装置の吸引機構部の斜視図、図16及び図17は裏面より見た吸引機構部の部分断面図、図18は吸引ノズルの分解斜視図である。
図16に示すように、吸い込みダクト3は筒状に形成され、一端は吸引ユニット(図示せず)に接続されるとともに、他端は閉じられている。吸い込みダクト3の上面には、等ピッチで開口部3aを設けそれぞれに開閉蓋16が取り付けられている。この開閉蓋16は、通常は開閉蓋16に付けたバネにより開口部3aを塞ぐように閉じている。
吸引ノズル5には、接続具17が嵌合溝5dにて、上下方向に移動自在に嵌め込まれている。又、取り付けボス5eに、カム18と一体になった歯車19がネジ20にて回転自在に取り付けられている。図19A〜図19Cに示すように、カム18には溝18aが形成されており、接続具17に設けたピン17aが嵌合する。
吸引ノズル5は本体のエアフィルタ6の前面に設けたシャフト21に取り付け孔5fとガイド5gにて左右方向に移動自在に取り付けられている。又、吸引ノズル5と接続具17は伸縮自在のジャバラ22にて接続されている。
吸引ノズル5は、長手方向にループ状に設けたタイミングベルト23と吸引ノズル5に配設した嵌合リブ5jにて嵌合固定されており、タイミングベルト23の回転速度で左右に移動する。
タイミングベルト23は図18に示すように吸引ノズル5に設けたタイミングベルト通過孔5hを通り、上部を通過するタイミングベルト23は、吸引ノズル5と嵌合リブ5jで固定されているが、下部を通過するタイミングベルト23は、歯車19を回転させる。
本実施の形態においては、吸入ノズル5が間歇的に吸い込みダクト3と連通することから、図15に示すように、吸引ノズル5のエアフィルタ6に対向する面は、上述した実施の形態1あるいは3よりも幅広に形成されている。
他の構成は上述した実施の形態1の構成と同じなので、その説明は省略する。
上記の構成における空気の流れは以下のようになる。
図16の位置に吸引ノズル5がある時、吸引ユニットが動作すると、エアフィルタ6に付着した塵埃と空気は、吸入口5aを通過した後、吸引ノズル5と接続具17をつなぐジャバラ22を通過し、接続具17に至る。この時、接続具17はカム18にて最下部に下がった状態になっており、接続具17の先端で、開閉蓋16を押し下げた状態で接続具17と吸い込みダクト3と接続されており、空気と塵埃は吸引ユニットに導かれる。接続具17の先端にはOリング24が有り空気の漏れを防止している。
次に、一定時間経過すると吸引ユニットの吸引が停止し、図17に示すようにタイミングベルト23が矢印方向に移動を始めると同時に歯車19がタイミングベルト23にて回転し、歯車19と一体となっているカム18に設けた溝18aが接続具17のピン17aを上方に移動させることにより、接続具17は右に移動しながら上方に移動する。それに伴い開閉蓋16は閉じ始める。歯車19が90度回転すると、接続具17の上昇は停止し、歯車19が更に回転することにより接続具17は下降を始め、180度回転した時点では、接続具17が次の開閉蓋16aを開き、吸引ノズル5と吸い込みダクト3を接続し次の吸引が始まる。
以上のように、吸い込みダクトを筒状とし開閉蓋を有する接続口を設け、吸引ノズル5の接続具17を吸い込みダクト3の開口部3aに順次連通させて吸引ノズルを吸い込みダクトに接続するようにしたので、吸い込みダクトと吸引ノズルの接続が空気の漏れを生じることなく接続できるとともに、吸い込みダクトを筒状としたことで収納性を向上させることができる。また、塵埃を容易に取り除くことができ、空気調和機の性能低下防止にも寄与できる。
実施の形態4.
図20は本発明の実施の形態4にかかる空気調和機の室内ユニットに設けられたフィルタ装置1の斜視図であり、吸引排気装置7は吸入ノズル5から伸縮自在の吸引ホース25を通じて空気を吸引し、排気ダクト8を通じて屋外へ排気する構成を示している。
また、図21は室内ユニットの断面図で、図22は図21の部分Bにおける吸入ノズル5の下部の拡大図である。図22に示すように、吸入ノズル5に滑車26がピン27で連結されており、滑車26とピン27との間には隙間があり滑車26はピン27を軸として自由に回転できる。下レール4aには滑車26の車輪幅よりわずかに広い溝が設けられ、滑車26はこの溝に沿って図20の矢印Aの方向に移動する。
図23は図21の部分Cにおける吸入ノズル5の上部の拡大図であり、吸入ノズル5には滑車28が取り付けられ、Eリング29は滑車28の抜け防止の働きをもつ。
上レール4bにも下レール4aと同様に滑車28の車輪幅よりわずかに広い溝が設けられ、滑車28がこの溝に沿って図20の矢印Aの方向に移動することで、吸入ノズル5に設けられた吸入口5aがエアフィルタ6の表面との距離をわずかな間隔を保ちながら移動する。
他の構成は上述した実施の形態1の構成と同じなので、その説明は省略する。
このように構成されたフィルタ装置1の動作について説明する。
空気調和機本体13の運転停止後に、吸引排気装置7が運転開始し、吸引ホース25に設置された吸入ノズル5に設けた吸入口5aから空気を吸い込み始める。そして、エアフィルタ6の片側端に位置していた吸入ノズル5が、駆動モータ10に連結された駆動用ワイヤ9によって矢印Aの方向に移動し、吸入ノズル5の移動に伴い吸引ホース25は伸縮する。エアフィルタ6の表面に付着した塵埃は吸入ノズル5から吸入され、吸引ホース25を介して排気ダクト8から室外へ排出される。
実施の形態5.
図24及び図25は本発明の実施の形態5にかかる空気調和機の室内ユニットを示しており、吸入ノズル5を前後及び上下方向に摺動自在に設定した点で上述した実施の形態1乃至4にかかる空気調和機の室内ユニットと相違している。
また、図24及び図25は本発明にかかる室内ユニットの断面図(図1のI−I断面及びII−II断面)、図26はフィルタ装置の斜視図、図27A及び図27Bはフィルタ装置を構成する吸入ノズルの長手方向及び幅方向の断面図である。
本実施の形態におけるフィルタ装置1は、エアフィルタ6の上流側の面に沿って前後及び上下方向(矢印A)に摺動自在の吸入ノズル5と、フィルタ枠2の一側に配設されるとともに吸入ノズル5の一端が気密を保ちながら摺動自在に接続された吸い込みダクト3と、吸い込みダクト3に連結され空気と共に塵埃を吸引、排気する吸引排気装置7と、一端が吸引排気装置7に連結され、他端が室外に開口した排気ダクト8を備えている。
吸入ノズル5を前後、上下に移動させる駆動手段は、吸入ノズル5の両側に連結された駆動用ワイヤ9と、それぞれの駆動用ワイヤ9を駆動するための駆動モータ10で構成されている。
吸入ノズル5は、図26及び図27に示すように水平方向に延びるように横長に形成され、エアフィルタ6に面する側には吸入ノズル5と一体的に形成された補強桟5bで区画された複数の吸入口5aが設けられている。
他の構成は上述した実施の形態1の構成と同じなので、その説明は省略する。
以上のように構成されたフィルタ装置1の動作について説明する。
本体13の運転停止後に、吸引排気装置7が運転開始し、吸い込みダクト3に設置された吸入ノズル5の吸入口5aから空気を吸い込み始める。そして、エアフィルタ6の片側端に位置していた吸入ノズル5が、駆動モータ10に連結された駆動用ワイヤ9によって矢印A方向のいずれか一方に移動し始め、その移動中にエアフィルタ6上の塵埃は吸入ノズル5の吸入口5aから吸入され、吸い込みダクト3、吸引排気装置7を通り、排気ダクト8を通って室外へ排出される。
吸入ノズル5が一端から反対側の端部まで移動する間にエアフィルタ6の全表面が清掃され、その時点で駆動モータ10を逆回転させれば、吸入ノズル5は初期の位置まで移動して、再度エアフィルタ6の表面を清掃することが可能となる。
また、本実施の形態では、吸入ノズル5を横長に形成し、前後方向及び上下方向に摺動自在に構成したので、エアフィルタ6の広い範囲を短時間で吸塵、清掃ができる。
また、吸入ノズル5の左右両側2カ所に駆動用ワイヤ9を取り付け、それぞれの駆動用ワイヤ9を駆動モータ10で駆動するようにしたので、長尺の吸入ノズル5の両端を支持駆動することになり吸入ノズルの移動動作、吸引動作の安定化を図ることができる。
さらに、本実施の形態では、図26及び図27Aに示すように、エアフィルタ6と一体的に形成されエアフィルタ6を補強するための補強桟6aと、吸入ノズル5の吸い込み口5aを形成する補強桟5bが対向するように設定したので、吸入ノズル5の吸引力を落とすことなく補強することができる。
また、図26に示すように、吸い込みダクト3を略L字型に形成して本体13片側(図26における左側)に配置したことにより、吸入ノズル5の動作に合わせて効率よく吸い込みあるいは排気を行うことができる。
また、本実施の形態では、図25に示すように吸引排気装置7をL字型の吸い込みダクト3の下側に配置することにより、吸い込みダクト3内の塵埃が上から下へスムーズに流れ、確実に吸塵することができる。
本発明の実施の形態1にかかる空気調和機の室内ユニットの正面図 図1における線I−Iに沿った断面図 図1における線II−IIに沿った断面図 室内ユニットに設けられたフィルタ装置の斜視図 図4のフィルタ装置の分解斜視図 フィルタ装置に設けられた吸入ノズルの側面図 図6Aの吸入ノズルの正面図 フィルタ装置を構成するフィルタの斜視図 吸入ノズルの変形例の側面図 図8Aの吸入ノズルの正面図 本発明の実施の形態2にかかる空気調和機の室内ユニットに設けられたフィルタ装置の斜視図 図9のフィルタ装置に設けられた吸引ノズルの断面図 図10における線III−IIIに沿った断面図 吸引ノズルの変形例を示す図10の線III−IIIに沿った断面図 吸引ノズルの別の変形例を示す図10の線III−IIIに沿った断面図 本発明の実施の形態3にかかる空気調和機の室内ユニットの断面図 図14の室内ユニットに設けられたフィルタ装置の吸引機構部の斜視図 吸い込みダクトと連通する接続具が下降した状態を示す図15の吸引機構部の背面図 吸い込みダクトと連通する接続具が上昇した状態を示す図15の吸引機構部の背面図 吸入ノズルの分解斜視図 接続具に設けられた歯車付きカムの正面図 図19Aの歯車付きカムの背面図 図19Aの歯車付きカムの断面図 本発明の実施の形態4にかかる空気調和機の室内ユニットに設けられたフィルタ装置の斜視図 室内ユニットの断面図 図21の部分Bの拡大図 図21の部分Cの拡大図 本発明の実施の形態5にかかる空気調和機の室内ユニットの図1における線I−Iに沿った断面図 図24の室内ユニットの図1における線II−IIに沿った断面図 図24の室内ユニットに設けられたフィルタ装置の斜視図 フィルタ装置を構成する吸引ノズルの長手方向の断面図 フィルタ装置を構成する吸引ノズルの幅方向の断面図 従来の空気調和機の室内ユニットの正面図 図28における線IV−IVに沿った断面図

Claims (5)

  1. 熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を室内に吹き出すファンと、前記熱交換器の風上側に配設されたエアフィルタと、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する吸入ノズルを有する空気調和機であって、前記エアフィルタは略L字形の縦断面形状をなす枠体に取り付けられたことを特徴とする空気調和機。
  2. 熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を室内に吹き出すファンと、前記熱交換器の風上側に配設されたエアフィルタと、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する吸入ノズルを有する空気調和機であって、前記エアフィルタは前記熱交換器の略前方と略上方とに連続的に配置した枠体に取り付けられたことを特徴とする空気調和機。
  3. 熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を室内に吹き出すファンと、前記熱交換器の風上側に配設されたエアフィルタと、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する吸入ノズルを有する空気調和機であって、前記エアフィルタは前記空気調和機の室内ユニット本体の前面および上面に沿って配置された枠体に取り付けられたことを特徴とする空気調和機。
  4. 前記枠体は空気調和機に対し着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記吸入ノズルは前記枠体に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気調和機。
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