JP2006145088A - 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置 - Google Patents

濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006145088A
JP2006145088A JP2004333391A JP2004333391A JP2006145088A JP 2006145088 A JP2006145088 A JP 2006145088A JP 2004333391 A JP2004333391 A JP 2004333391A JP 2004333391 A JP2004333391 A JP 2004333391A JP 2006145088 A JP2006145088 A JP 2006145088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
burner
combustion
light
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004333391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4318628B2 (ja
Inventor
Satoshi Haneki
敏 羽木
Seigo Kurachi
清悟 倉知
Shuichi Aoki
修一 青木
Yoshito Umeda
良人 梅田
Katsuo Yasusato
勝雄 安里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Toho Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Gas Co Ltd filed Critical Toho Gas Co Ltd
Priority to JP2004333391A priority Critical patent/JP4318628B2/ja
Publication of JP2006145088A publication Critical patent/JP2006145088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4318628B2 publication Critical patent/JP4318628B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

Abstract

【課題】低負荷燃焼時の耐久性に優れた濃淡燃焼バーナを提供する。また、給湯、暖房装置などを低負荷運転した場合、高効率化を図ることが可能な燃焼装置を提供する。
【解決手段】頂部略中央に設けられ、淡火炎用予混合気を噴出可能な淡用炎孔と、前記淡用炎孔の両外側に設けられ、濃火炎用予混合気を噴出可能な濃用炎孔と、前記淡用炎孔と前記濃用炎孔との間に設けられ、淡火炎と濃火炎との間の環流領域に環流領域用空気を噴出可能な環流領域用炎孔とを少なくとも備えた濃淡燃焼バーナとする。また、上記濃淡燃焼バーナを備えた燃焼装置とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置に関し、さらに詳しくは、給湯、暖房装置などの熱源として組み込まれる燃焼装置に用いて最適な濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置に関するものである。
近年、環境負荷を低減する観点から、例えば、家庭用、業務用の給湯・暖房装置などの比較的小型の装置においてもNOx排出量の削減が求められている。
従来、この種の装置の熱源として組み込まれる燃焼装置では、ブンゼンバーナが多用されてきた。しかしながら、ブンゼンバーナは、火炎の温度が高く、燃焼温度が高いほど発生量が増加するNOxを抑制するには限界があった。
一方、ガスと多量の空気とを予め混合してから燃焼させることにより、火炎の温度を低く抑え、NOxを減少させる予混合燃焼バーナも知られている。しかしながら、予混合燃焼バーナは、NOx排気量を規制値(60ppm)以下に抑えることが難しいため、上記燃焼装置のバーナとして採用するのは困難であった。
そのため、最近では、いわゆる、濃淡燃焼方式を利用した濃淡燃焼バーナが用いられるようになってきている。
図18に示すように、一般的に、濃淡燃焼バーナ100は、燃料ガス濃度が希薄で火炎長さが長い淡火炎101が形成される淡用炎孔102の両外側に、燃料ガス濃度が過濃で火炎長さが短い濃火炎103が形成される濃用炎孔104を備え、さらに、これら淡用炎孔102と濃用炎孔104との間に閉塞部105を備えている。
このような濃淡燃焼バーナとしては、例えば、特許文献1に、主炎孔両外側に側壁が設けられ、主炎孔と保炎間隙との間に渦流部(図18にいう、閉塞部105に相当する)が形成された濃淡燃焼バーナが開示されている。
また、燃焼装置は、通常、これが組み込まれる装置の仕様に合わせて上記濃淡燃焼バーナが複数並設されたバーナユニットを備えている。そして、これら複数のバーナ間においても火炎が相互に干渉し合うことにより、例えば、総空気比=1.6といった希薄領域であっても、低NOxかつ安定した燃焼を行うことができるようになっている。
特開平6−147431号公報
ところで、例えば、給湯・暖房装置などの分野では、COの排出削減を目的として、その装置の省エネルギー基準を、現在商品化されている装置のうち最も優れたものの性能以上にするといった、トップランナー方式の採用が確定している。
そのため、当該装置の高効率化が今まで以上に要求されている。とりわけ今後は、従来の定格運転時だけでなく、低負荷運転時にもトップランナー制度が適用される可能性が高く、その高効率化が重要になってくると考えられる。
しかしながら、既存の濃淡燃焼バーナは、実運転時のバーナ負荷率を1/2程度までしか下げることができない。そのため、従来の燃焼装置が組み込まれた装置において、低負荷運転を行おうとした場合、各バーナ負荷率を下げるだけでなく、燃焼させるバーナの本数を制御したり(例えば、半面燃焼とするなど)、バーナのON−OFF制御を繰り返したりすることにより、燃焼装置が組み込まれた装置全体の負荷率を下げる必要がある。
そのため、燃焼させるバーナの本数を制御した場合には、燃焼させないバーナを通じて吹き抜け空気が燃焼室内に入り、燃焼装置が組み込まれた装置の熱効率が低下するといった問題があった。
また、燃焼させるバーナの本数を制御し、さらにバーナのON−OFF制御を繰り返した場合には、吹き抜け空気に加えてポストパージの影響を強く受けるため、燃焼装置が組み込まれた装置の熱効率が一層低下するといった問題があった。
もっとも、全てのバーナを燃焼させた状態(全面燃焼)で、各バーナ負荷率を実運転範囲外まで下げれば、上記問題を回避することができると考えられる。
しかしながら、そのような低負荷運転を行えば、燃焼装置のバーナは、火炎からの輻射熱によりバーナプレートが過熱され、熱ひずみによりバーナプレートに変形が生じ、耐久性に劣るといった問題が発生することが判明した。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、本発明の解決しようとする課題は、低負荷燃焼時の耐久性に優れた濃淡燃焼バーナを提供することにある。また、他の課題は、給湯、暖房装置などを低負荷運転した場合、高効率化を図ることが可能な燃焼装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の濃淡燃焼バーナは、頂部略中央に設けられ、淡火炎用予混合気を噴出可能な淡用炎孔と、淡用炎孔の両外側に設けられ、濃火炎用予混合気を噴出可能な濃用炎孔と、淡用炎孔と前記濃用炎孔との間に設けられ、淡火炎と濃火炎との間の環流領域に環流領域用空気を噴出可能な環流領域用炎孔とを少なくとも備えたことを要旨とする。
また、請求項2に記載の濃淡燃焼バーナは、請求項1に記載のものであって、濃用炎孔の両外側には、2次空気が供給されることを要旨とする。
また、請求項3に記載の濃淡燃焼バーナは、請求項1または2に記載のものであって、環流領域用空気の流速VRZは、淡火炎用予混合気の流速V以下であることを要旨とする。
また、請求項4に記載の濃淡燃焼バーナは、請求項3に記載のものであって、前記環流領域用空気の流速VRZは、0.01〜2.5[m/s]の範囲内にあることを要旨とする。
一方、請求項5に記載の燃焼装置は、請求項1から4の何れかに記載の濃淡燃焼バーナを備えたことを要旨とする。
請求項1に記載の濃淡燃焼バーナによれば、淡用炎孔と濃用炎孔との間に設けた環流領域用炎孔から、淡火炎と濃火炎との間に存在する環流領域に環流領域用空気を噴出させることが可能となる。
そのため、従来よりバーナ負荷率を下げても、環流領域用炎孔周辺を中心としてバーナ部材の温度上昇を抑制することができ、これによりバーナ部材の熱ひずみによる変形を抑制することができる。したがって、従来よりも低負荷燃焼が可能となり、しかも、バーナの耐久性に優れる。また、環流領域用炎孔から環流領域用空気を噴出させることにより、バーナの燃焼によるNOx、COの発生を抑制することができ、排ガス特性が向上する。
また、請求項2に記載の濃淡燃焼バーナによれば、濃用炎孔の両外側に2次空気が供給されるので、濃火炎の安定を促進するとともに、空気不足である濃火炎の燃焼反応を促進し、よりCOの発生を抑制することが可能となる。
また、請求項3または4に記載の濃淡燃焼バーナによれば、環流領域用炎孔から噴出させる環流領域用空気の流速VRZを、特定の条件を満たすようにしたので、上述した作用効果に優れる。
一方、請求項5に記載の燃焼装置によれば、上述した作用効果を奏する濃淡燃焼バーナを用いているので、低負荷運転を行うに当たって、従来のように燃焼させるバーナ本数の制御やバーナのON−OFF制御を行う必要性が極めて少なくなる。したがって、その分、この燃焼装置を組み込んだ装置の熱効率が向上し、高効率化を図ることが可能となる。また、従来必要であったバーナ本数制御用のガス電磁弁やガス経路配管材などが不要となるので、低コスト化を図ることが可能となる。
以下に、本実施形態に係る濃淡燃焼バーナ(以下、「本バーナ」という。)およびこれを備えた本実施形態に係る燃焼装置(以下、「本燃焼装置」という。)ならびに本燃焼装置が組み込まれた本実施形態に係る給湯装置について説明する。
図1は、本燃焼装置を適用した本給湯装置の概略図、図2は、本燃焼装置に設けられるバーナユニットの断面図、図3は、図2のバーナユニットの側面図、図4は、本バーナの頂部付近の詳細を模式的に示した断面図である。
図1に示すように、本給湯装置10は、本燃焼装置11と、熱交換器12と、ケース13とを少なくとも備えている。本給湯装置10では、本燃焼装置11の上方に熱交換器12が設けられ、これらはケース13に収容されている。熱交換器12は、本燃焼装置11の燃焼により生じる火炎14によって加熱される。熱交換器12には、給水路15と出湯路16とが接続されており、給水路15より供給された低温水は、熱交換器12により加熱され、高温水となって出湯路16より出湯される。ケース13の上方には、排気口17が形成され、本燃焼装置11の燃焼より生じた排気ガスが排気される。
図1〜図3に示すように、本燃焼装置11は、本バーナ18が複数(図では6個)並設されたバーナユニット19を少なくとも備えている。バーナユニット19には、淡用流入口20、環流領域用流入口21、濃用流入口22および2次空気用流入口23が、各バーナ18に対してそれぞれ設けられている。
このバーナユニット19の各流入口20、21、22、23には、淡火炎用予混合気L、濃火炎用予混合気R、環流領域用空気RZおよび2次空気2Aを供給可能な第1供給系統24が接続されている。
この第1供給系統24は、図1では模式的に示しているが、例えば、次のように構成すれば良い。すなわち、図示されないボンベなどの燃料供給源から供給される燃料ガスを、適当な圧力・流量に調節し、淡用混合室、濃用混合室へ送る。また、コンプレッサーなどの空気供給源から供給される空気を、適当な圧力・流量に調節し、一次空気として淡用混合室、濃用混合室へ送る。
そして各混合室で所定の空気比に混合された燃料と一次空気とを、淡火炎用予混合気L、濃火炎用予混合気Rとして各バーナ18の淡用流入口20、濃用流入口22へ導入するようにすれば良い。一方、2次空気2A、環流領域用空気RZについては、空気供給源から供給される空気を、適当な圧力・流量に調節し、これを各バーナ18の環流領域用流入口21、2次空気用流入口23へ導入するようにすれば良い。
また、バーナユニット19の各流入口20、21、22、23には、上記第1供給系統24に代えて、次のような第2供給系統が接続されていても良い。すなわち、図示されないボンベなどの燃料供給源から供給される燃料ガスを、各バーナ18の淡用流入口20、濃用流入口22に挿入した淡用燃料供給ノズル、濃用燃料供給ノズルより吹き込むとともに、送風ファンなどの空気供給源から供給される空気の一部を、一次空気として淡用流入口20と濃用流入口22から吸引させる。これにより、淡用流路28、濃用流路29(後述する)内で淡火炎用予混合気L、濃火炎用予混合気Rが生成されるようにしても良い。一方、2次空気2A、環流領域用空気RZについては、空気供給源から供給される空気の残部を、各バーナ18の環流領域用流入口21、2次空気用流入口23へ導入するようにすれば良い。
ここで、本バーナ18は、図4に示すように、金属製プレートなどの板状部材によりその頂部が区画されて形成された淡用炎孔25、濃用炎孔26、環流領域用炎孔27を少なくとも備えている。
淡用炎孔25は、頂部略中央に長手方向に亘って配設されており、理論空気比以上の淡火炎用予混合気Lを噴出できるようになっている。淡用炎孔25の下方には、淡用流入口20と連通された淡用流路28が形成されており、淡火炎用予混合気Lを淡用炎孔25まで導くことができるようになっている。
濃用炎孔26は、淡用炎孔28の両外側に配設されており、理論空気比以下の濃火炎用予混合気Rを噴出できるようになっている。濃用炎孔26の下方には、濃用流入口22と連通された濃用流路29が形成されており、濃火炎用予混合気Rを濃用炎孔26まで導くことができるようになっている。
環流領域用炎孔27は、淡用炎孔25と濃用炎孔26の間に配設されており、淡用炎孔25の上方に形成された淡火炎30と、濃用炎孔26の上方に形成された濃火炎31との間に存在する環流領域に環流領域用空気RZを噴出できるようになっている。環流領域用炎孔27の下方には、環流領域用流入口21と連通された環流領域用流路32が形成されており、環流領域用空気RZを環流領域用炎孔27まで導くことができるようになっている。
ここで、本バーナ18は、上記各炎孔25、26、27以外にも、2次空気孔33を備えていても良い。すなわち、図4では、2次空気孔33は、濃用炎孔26の両外側に配設されており、2次空気2Aを噴出できるようになっている。この2次空気孔33を備える場合には、濃火炎の安定を促進するとともに、空気不足である濃火炎の燃焼反応を促進し、よりCOの発生を抑制することできるので有用である。2次空気孔33の下方には、2次空気用流入口23と連通された2次空気用流路34が形成されており、2次空気2Aを2次空気孔33まで導くことができるようになっている。なお、2次空気孔33、2次空気用流路34は、隣接する各バーナ18の間に形成された隙間を利用するものであっても良い。
本バーナ18において、上記各炎孔25、26、27および2次空気孔33は、幅方向に2つ以上形成されていても良い。図4では、頂部略中央に淡用炎孔25が3つ、淡用炎孔25の両外側に環流領域用炎孔27がそれぞれ1つずつ、環流領域用炎孔27の両外側に濃用炎孔26がそれぞれ1つずつ、濃用炎孔26の両外側に2次空気孔33がそれぞれ1つずつ形成された場合を例示している。
この際、上記各炎孔25、26、27および2次空気孔33の幅は、基本的には、単位面積当たりの燃焼量が1〜10kcal/mm程度で、かつ、各予混合気L、Rの消炎距離以下となるように最適な幅に形成すれば良い。好ましくは、環流領域用炎孔27の幅については、0.4〜3.0mmの範囲にすると良い。
なお、図1〜4に示した本バーナ18では、各予混合気L、Rは、燃料ガスと空気とを所定の空気比となるように混合し、生成した予混合気をそれぞれ別個に各炎孔25、26に供給する場合を示している。本バーナ18では、これ以外にも、濃火炎用予混合気Rの一部を淡火炎用予混合気Lとして淡用炎孔25に供給するなどしても良い。この場合には、濃用流路28と淡用流路29との間の隔壁に適当な大きさの連通孔を設ければ良い。
また、本バーナ18に用いられる燃料ガスとしては、具体的には、都市ガス、LPG、Hなどが挙げられ、特に限定されるものではない。
ここで、本バーナ18では、環流領域用空気RZの流速VRZは、淡火炎用予混合気Lの流速V以下であることが好ましい。具体的には、環流領域用空気RZの流速VRZは、0.01〜2.5[m/s]、好ましくは、0.05〜1[m/s]、より好ましくは、0.05〜0.2[m/s]の範囲内にあると良い。
環流領域用空気RZの流速VRZが上記条件を満たす場合には、バーナ18を低負荷燃焼させたときのバーナ18の耐久性、排ガス特性に一層優れるからである。
上記濃淡燃焼バーナによれば、淡用炎孔と濃用炎孔との間に設けた環流領域用炎孔から、淡火炎と濃火炎との間に存在する環流領域に環流領域用空気を噴出させることが可能となる。
そのため、従来よりバーナ負荷率を下げても、環流領域用炎孔周辺を中心にバーナ部材の温度上昇を抑制することができ、これによりバーナ部材の熱ひずみによる変形を抑制することができる。したがって、従来よりも低負荷燃焼が可能となり、しかも、バーナの耐久性に優れる。また、環流領域用炎孔から環流領域用空気を噴出させることにより、バーナの燃焼によるNOx、COの発生を抑制することができ、排ガス特性が向上する。
また、本燃焼装置によれば上記濃淡燃焼バーナを用いているので、低負荷運転を行うに当たって、従来のように燃焼させるバーナ本数の制御やバーナのON−OFF制御を行う必要性が極めて少なくなる。したがって、その分、この燃焼装置を組み込んだ装置の熱効率が向上し、高効率化を図ることが可能となる。また、従来必要であったバーナ本数制御用のガス電磁弁やガス経路配管材などが不要となり、低コスト化を図ることが可能となる。
以下、実施例を用いてより詳細に説明する。なお、上記説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付してある。
(実施例に係る濃淡燃焼バーナの作製)
初めに、図2に示した形態を備えた各濃淡燃焼バーナ18を作製した。すなわち、図5に拡大して示すように、SUS304製の薄いプレート部材35を所定間隔離間させて複数枚積層し、淡用炎孔25、濃用炎孔26、環流領域用炎孔27および2次空気孔33、ならびに、淡用流路28、濃用流路29、環流領域用流路32および2次空気用流路34を形成した。
この際、各孔の幅は、淡用炎孔25=0.8mm、濃用炎孔26=0.8mm、環流領域用炎孔27=1.45mmおよび2次空気孔33=1.7mmとした。また、淡用炎孔25については、淡用流路28内にスリット部材36を取り付けることにより3つ形成した。なお、プレート部材35は、厚さ0.4mmのものを用いた。
次いで、各流路28、29、32、34の下端部に、淡用流入口20、濃用流入口22、環流領域用流入口21および2次空気用流入口23をそれぞれ取り付け、本実施例に係る濃淡燃焼バーナ18を作製した。
(実施例に係る燃焼装置の作製)
次に、図1〜図3に示した形態のバーナユニット19を備えた燃焼装置11を作製した。すなわち、上記作製した濃淡燃焼バーナ18を6個並べてバーナユニット19とした。この際、隣接する濃淡燃焼バーナ18間の2次空気孔33および2次空気用流路34は、隣接するバーナ18間同士で共有するように構成した。
次いで、バーナユニット19の各バーナ18が備える各流入口20、22、21、23に対して、淡火炎用予混合気L、濃火炎用予混合気R、環流領域用空気RZおよび2次空気2Aをそれぞれ供給可能な第1供給系統24を接続した。なお、第1供給系統24は、常法に従い、各予混合気L、Rの流速およびその空気比、各空気の流速、全体のインプット量などを制御可能に構成した。この際、燃料ガスには、13A−1(CH:C=85:15)、空気には乾燥空気を用いた。
(給湯暖房装置の作製)
次に、上記作製した燃焼装置11を熱源に用いた給湯暖房装置37を作製した。その概略構成は次の通りである。すなわち、図6に示すように、給湯暖房装置37は、給湯装置10と、暖房装置38と、複数の管路群から形成される温水循環路39とを備えている。
給湯装置10において、燃焼装置11の火炎14によって加熱された熱交換器12により高温となった高温水は、第1管路40を通って暖房装置38に至る。
暖房装置38では、循環する冷却水41と高温水との間で熱交換が行われる。暖房装置38から出た低温水は、第2管路42を通って暖房シスターン43に至る。暖房シスターン43には、水道水供給路44が接続されており、必要に応じて水道水45を足すことができるようになっている。
暖房シスターン43から出た低温水は、第3管路46、暖房ポンプ47を通って給湯装置10に至り、燃焼装置11により再び加熱される。
なお、第2管路42の途中には、流量計48が取り付けられており、循環水量を測定できるようになっている。また、給水路15および出湯路16には、T型熱電対49、49が取り付けられており、低温水および高温水の温度を測定できるようになっている。
(比較例に係る濃淡燃焼バーナおよび燃焼装置ならびに給湯暖房装置の作製)
図7に示すように、本実施例に係る濃淡燃焼バーナ18において、環流領域用流路32を塞いで閉塞部105とした以外は実施例とほぼ同様にして、比較例に係る濃淡燃焼バーナ50を作製した。
また、図8に示すように、この比較例に係る濃淡燃焼バーナ50を6つ並設してバーナユニット51とし、このバーナユニット51に対して、燃料ガス52の供給量および送風ファン53の回転数を制御でき、かつ、全面運転および半面運転ができるように構成した第2供給系統54を接続した以外は、実施例とほぼ同様にして比較例に係る燃焼装置55を作製した。なお、第2供給系統54には、湿式ガスメータ56、ガス比例弁57などが取り付けられている。
また、図8に示すように、実施例に係る給湯暖房装置37において、比較例に係る燃焼装置55を組み込んだ給湯装置58を用いた以外は、実施例とほぼ同様にして比較例に係る給湯暖房装置59を作製した。
(給湯暖房装置の低負荷運転試験)
次に、実施例および比較例に係る給湯暖房装置37、59を低負荷運転させ、環流領域に環流領域用空気RZを導入した場合の効果の確認を行った。すなわち、先ず、図5および図7に示すように、本濃淡燃焼バーナ18および比較用バーナ50について、外側淡用バーナプレートの上端部より約1.5mmの位置、内側淡用バーナプレートの上端部より約1.5mmの位置、濃用バーナプレートの上端部より約1.5mmの位置に、線径0.5mmφのK型熱電対K、K、Kをそれぞれ取り付け、各バーナプレート温度を測定可能とした。
次いで、実施例に係る給湯暖房装置37については、淡火炎用予混合気L、濃火炎用予混合気Rのインプット割合、空気比などの条件を、一般的な家庭用給湯暖房装置に採用されている条件とほぼ同等とし、燃焼装置11に投入するインプット量、各バーナ負荷率、環流領域用空気RZの流速などを種々変化させることにより、燃焼装置11に投入するインプット量に対する各バーナプレート温度を測定した。この際、燃焼装置11の燃焼条件は全面燃焼とした。また、実施例に係る給湯装置10の熱効率(=給湯装置内の熱交換器部分で水温上昇に使用された熱量/給湯装置に投入したガス全体の持つエネルギー量)も求めた。
一方、比較例に係る給湯暖房装置59についても、燃焼装置55に投入するインプット量、各バーナ負荷率などを種々変化させ、燃焼装置55に投入するインプット量に対する各バーナプレート温度を測定した。但し、比較例に係る燃焼装置55は、各バーナ負荷率を小さくし難い。そのため、燃焼させるバーナ50の本数を半分(具体的には3本)にした半面燃焼、さらにバーナ50のON−OFF制御を行うことにより、給湯装置58全体の負荷率を種々変化させた。また、比較例に係る給湯装置58の熱効率も同様にして求めた。
実施例についての試験条件を表1に、比較例についての試験条件を表2に示す。
Figure 2006145088
Figure 2006145088
図9は、実施例に係る濃淡燃焼バーナに関して、給湯装置へのインプット量と外側淡用バーナプレート温度との関係を示した図、図10は、実施例に係る濃淡燃焼バーナに関して、給湯装置へのインプット量と内側淡用バーナプレート温度との関係を示した図、図11は、実施例に係る濃淡燃焼バーナに関して、給湯装置へのインプット量と濃用バーナプレート温度との関係を示した図である。
図9〜図11によれば、各バーナプレート温度は、環流領域への環流領域用空気の導入量が増加するにつれて顕著に低下していることが分かる。また、従来の濃淡燃焼バーナによれば、部分負荷運転時のバーナプレートの温度上昇に伴う熱ひずみの発生および耐久性の低下のため、実運転時のバーナ負荷率を1/2程度までしか下げることができなかった。
これに対して、実施例に係る濃淡燃焼バーナによれば、例えば、環流領域用空気の流速VRZ=0.155[m/s]とした場合、全面燃焼を行ったまま実運転時のバーナ負荷率を約1/5.5程度にまで下げて、低負荷燃焼可能なことが分かる。また、試験終了後、実施例に係る濃淡燃焼バーナの頂部を確認したところ、バーナ負荷率を下げたことに起因するプレートの変形は見られなかった。
したがって、本実施例に係る濃淡燃焼バーナによれば、環流領域へ環流領域用空気を導入することにより、従来はバーナプレートが過熱されてしまうために不可能であったバーナ負荷率=1/2以下での低負荷燃焼が可能なことが分かる。さらに、バーナの耐久性にも優れることが分かる。
また、図12は、本実施例に係る給湯装置へのインプット量と熱効率との関係を示した図である。図12によれば、本実施例に係る燃焼装置の各バーナの環流領域へ環流領域用空気を導入した場合、低負荷運転を行っても、給湯装置の熱効率はほとんど低下しないことが分かる。
したがって、本実施例に係る燃焼装置を組み込んだ装置では、低負荷運転を行うに当たって、従来のように燃焼させるバーナ本数の制御やバーナのON−OFF制御を行う必要性を極めて少なくできる。そのため、その分、燃焼装置を組み込んだ装置の部分負荷時の熱効率を向上でき、高効率化を図れることが分かる。
一方、比較例に係る濃淡燃焼バーナでは、実運転時のバーナ負荷率を1/2程度までしか下げることができないため、低負荷運転を行うには、半面燃焼、ON−OFF制御を行うことによって給湯装置全体の負荷率を1/2以下に下げざるを得ない。そのため、図13に示すように、給湯装置のインプット量を低下させる、すなわち、比較例に係る燃焼装置を組み込んだ装置において、濃淡燃焼バーナの負荷率を低下させるにつれて、各バーナプレート温度が急激に上昇することが分かる。
また、表2に示すように、従来の濃淡燃焼バーナの実運転範囲外であるバーナ負荷率=1/3程度とし、全面燃焼を行った場合、試験終了後に比較例に係る濃淡燃焼バーナの頂部を確認したところ、熱ひずみによるバーナプレートの変形が確認された。このことより、環流領域へ環流領域用空気を導入することなく低負荷燃焼を行った場合には、バーナの耐久性に劣ることが分かる。
さらに、表2に示すように、比較例に係る給湯装置において半面燃焼を行った場合、燃焼させないバーナを通じて吹き抜け空気が燃焼室内に入り込むので、定格運転時に比べて熱効率が低下することが分かる。特に、半面燃焼に加えてON−OFF制御を行った場合には、吹き抜け空気に加えてポストパージの影響を受けるため、定格運転時に比べて熱効率が5.2ポイントも低下することが分かる。
このことより、低負荷運転時の熱効率を向上させるには、本実施例に係る濃淡燃焼バーナ、本実施例に係る燃焼装置のように、全面燃焼を行ったまま、バーナ負荷率を低下させることが有効であることが分かる。
(排ガス特性の測定)
次に、実施例に係る給湯暖房装置37について排ガス特性を測定した。すなわち、図6に示すように、給湯装置10の排気口17より排出される排気ガスをサンプリング装置60でサンプリングし、排ガス濃度(NOx、CO、COおよびO)を測定した。この際、排ガス分析は、ガスクロマトグラフ(堀場製作所製 「PG−240A」)にて行った。
図14は、環流領域に導入する環流領域用空気の流速を変化させた場合における、給湯装置へのインプット量とNOx濃度との関係を示した図、図15は、環流領域に導入する環流領域用空気の流速を変化させた場合における、給湯装置へのインプット量とCO/COとの関係を示した図である。
図14および図15によれば、環流領域へ導入する環流領域用空気の量が増加するにつれて、NOx濃度、CO/COともに減少し、排ガス特性が向上することが分かる。
したがって、本実施例に係る濃淡燃焼バーナ、本実施例に係る燃焼装置によれば、良好な排ガス特性を維持したまま、低負荷燃焼を行うことができる。
以上、本実施例について説明したが、上記実施例は本発明を何ら限定するものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形・改良が可能である。
例えば、本実施例に係る濃淡燃焼バーナでは、各予混合気、環流領域用空気および2次空気の流路は、最終的に、上述した順に配設された各炎孔および2次空気孔に連通されておれば、どのような経路を経ていても良く、特に限定されるものではない。
例えば、図16に示すように、比較例に係る濃淡燃焼バーナ50、すなわち、閉塞部105を有する従来の濃淡燃焼バーナにおいて、2次空気用流路34と、閉塞部105の上方とを単数、もしくは、複数のバイパス配管61を用いて連通し、2次空気2Aの一部を閉塞部105の上方に導入し、この2次空気2Aを環流領域用空気RZとして、環流領域用炎孔27より噴出する構成としても良い。
なお、バイパス配管61は、2次空気2Aからの空気の導入量を多くできる観点から、2次空気用流路34側の端部よりも閉塞部105の上方側の端部が高くなるように斜設されていることが好ましい。これにより低負燃焼時のバーナプレートの過熱を抑制するのに十分な環流領域用空気RZを確保できる。
また、図17に示すように、比較例に係る濃淡燃焼バーナ50、すなわち、閉塞部105を有する従来の濃淡燃焼バーナにおいて、閉塞部105の上方に、バーナ外部からバーナ炎孔の長手方向に配管62を挿入し、この配管62の上方側壁面に設けた複数の空気吹き出し孔(図示されない)より空気を吹き出し、この空気を環流領域用空気RZとして環流領域用炎孔27より噴出する構成としても良い。
これらの構成を採用した場合には、従来の濃淡燃焼バーナを流用できるので、低コスト化を図り易いなどの利点がある。
本燃焼装置を適用した本給湯装置の概略図である。 本燃焼装置に設けられるバーナユニットの断面図である。 図2のバーナユニットの側面図である。 本バーナの頂部付近の詳細を模式的に示した断面図である。 実施例に係る濃淡燃焼バーナの頂部付近の詳細を模式的に示した断面図である。 実施例に係る給湯暖房装置の概略図である。 比較例に係る濃淡燃焼バーナの頂部付近の詳細を模式的に示した断面図である。 比較例に係る給湯暖房装置の概略図である。 実施例に係る濃淡燃焼バーナに関して、給湯装置へのインプット量と外側淡用バーナプレート温度との関係を示した図である。 実施例に係る濃淡燃焼バーナに関して、給湯装置へのインプット量と内側淡用バーナプレート温度との関係を示した図である。 実施例に係る濃淡燃焼バーナに関して、給湯装置へのインプット量と濃用バーナプレート温度との関係を示した図である。 実施例に係る給湯装置へのインプット量と熱効率との関係を示した図である。 比較例に係る濃淡燃焼バーナに関して、給湯装置へのインプット量と各バーナプレート温度との関係を示した図である。 環流領域に導入する環流領域用空気の流速を変化させた場合における、給湯装置へのインプット量とNOx濃度との関係を示した図である。 環流領域に導入する環流領域用空気の流速を変化させた場合における、給湯装置へのインプット量とCO/COとの関係を示した図である。 従来の濃淡燃焼バーナに本発明を適用した場合を示した断面図である。 従来の濃淡燃焼バーナに本発明を適用した他の場合を示した断面図である。 従来の濃淡燃焼バーナの頂部付近の詳細を示した断面図である。
符号の説明
10 本給湯装置
11 本燃焼装置
18 本バーナ
19 バーナユニット
20 淡用流入口
21 環流領域用流入口
22 濃用流入口
23 2次空気用流入口
L 淡火炎用予混合気
R 濃火炎用予混合気
RZ 環流領域用空気
2A 2次空気
24 第1供給系統
25 淡用炎孔
26 濃用炎孔
27 環流領域用炎孔
28 淡用流路
29 濃用流路
30 淡火炎
31 濃火炎
32 環流領域用流路
33 2次空気孔
34 2次空気用流路
35 プレート部材
36 スリット部材
37 給湯暖房装置

Claims (5)

  1. 頂部略中央に設けられ、淡火炎用予混合気を噴出可能な淡用炎孔と、前記淡用炎孔の両外側に設けられ、濃火炎用予混合気を噴出可能な濃用炎孔と、前記淡用炎孔と前記濃用炎孔との間に設けられ、淡火炎と濃火炎との間の環流領域に環流領域用空気を噴出可能な環流領域用炎孔とを少なくとも備えたことを特徴とする濃淡燃焼バーナ。
  2. 前記濃用炎孔の両外側には、2次空気が供給されることを特徴とする請求項1に記載の濃淡燃焼バーナ。
  3. 前記環流領域用空気の流速VRZは、前記淡火炎用予混合気の流速V以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の濃淡燃焼バーナ。
  4. 前記環流領域用空気の流速VRZは、0.01〜2.5[m/s]の範囲内にあることを特徴とする請求項3に記載の濃淡燃焼バーナ。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の濃淡燃焼バーナを備えたことを特徴とする燃焼装置。
JP2004333391A 2004-11-17 2004-11-17 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置 Expired - Fee Related JP4318628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004333391A JP4318628B2 (ja) 2004-11-17 2004-11-17 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004333391A JP4318628B2 (ja) 2004-11-17 2004-11-17 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006145088A true JP2006145088A (ja) 2006-06-08
JP4318628B2 JP4318628B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=36624984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004333391A Expired - Fee Related JP4318628B2 (ja) 2004-11-17 2004-11-17 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4318628B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185240A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Toho Gas Co Ltd 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置
CN109595553A (zh) * 2018-12-17 2019-04-09 宜兴市华宇窑炉制造有限公司 改进型烟气回用蓄热式烧嘴

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185240A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Toho Gas Co Ltd 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置
CN109595553A (zh) * 2018-12-17 2019-04-09 宜兴市华宇窑炉制造有限公司 改进型烟气回用蓄热式烧嘴

Also Published As

Publication number Publication date
JP4318628B2 (ja) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112682790B (zh) 燃烧换热组件及燃气热水器
JP3460441B2 (ja) 燃焼装置および該燃焼装置を具備した熱設備
JP3814604B2 (ja) 多段制御を具現するガス燃焼バーナ
US5746159A (en) Combustion device in tube nested boiler and its method of combustion
US20110076629A1 (en) LOW NOx INDIRECT FIRE BURNER
JP5806550B2 (ja) ガスバーナ
US8403662B2 (en) Reactor employing high-temperature air combustion technology
JP4912170B2 (ja) 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置
JP2012251761A (ja) 管状火炎バーナ及びラジアントチューブ式加熱装置
CN108413394A (zh) 一种具有分割狭缝喷口结构的天然气预混燃烧器
JP4318628B2 (ja) 濃淡燃焼バーナおよびこれを用いた燃焼装置
CN208204999U (zh) 分火器及应用其的燃烧器和热水器
JP5103311B2 (ja) 低NOx燃焼装置及びこれに用いるバーナ
CN210069838U (zh) 一种降低氮氧化物排放的燃气壁挂炉
CN207049924U (zh) 一种燃烧器及燃气热水器
KR102658128B1 (ko) 가스 퍼니스
CN216769768U (zh) 一种基于烟气自循环的低氮热水器
CN218626829U (zh) 燃烧器以及燃烧系统
CN219140824U (zh) 蓄热式助燃结构和燃烧炉
JP2008185287A (ja) 濃淡燃焼バーナ
JP4459112B2 (ja) バーナ装置及びこれを備えた媒体加熱装置
JP5749856B2 (ja) ガスバーナーシステム
CN115325539A (zh) 一种可分段燃烧的完全预混燃烧器及燃气热水设备
CN117553428A (zh) 一种全预混冷凝式燃气快速热水器
JP2009041877A (ja) 燃焼器用配管ならびにこれを用いた燃焼器およびガス器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090526

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4318628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150605

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees