JP2006143020A - タイヤの制音具 - Google Patents

タイヤの制音具 Download PDF

Info

Publication number
JP2006143020A
JP2006143020A JP2004336574A JP2004336574A JP2006143020A JP 2006143020 A JP2006143020 A JP 2006143020A JP 2004336574 A JP2004336574 A JP 2004336574A JP 2004336574 A JP2004336574 A JP 2004336574A JP 2006143020 A JP2006143020 A JP 2006143020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
polyol
water
weight
rim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004336574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4567423B2 (ja
Inventor
Naoki Yugawa
直樹 湯川
Yuji Sasaki
裕司 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Inoac Corp
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Inoue MTP KK
Inoac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd, Inoue MTP KK, Inoac Corp filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2004336574A priority Critical patent/JP4567423B2/ja
Priority to EP05023867A priority patent/EP1659004B1/en
Priority to US11/269,676 priority patent/US7455092B2/en
Priority to CN2009101373624A priority patent/CN101549618B/zh
Priority to CNB2005101236506A priority patent/CN100493934C/zh
Priority to CN2009101373639A priority patent/CN101549619B/zh
Publication of JP2006143020A publication Critical patent/JP2006143020A/ja
Priority to US12/155,624 priority patent/US8033309B2/en
Priority to US12/155,623 priority patent/US20080251178A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4567423B2 publication Critical patent/JP4567423B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • B60C19/002Noise damping elements provided in the tyre structure or attached thereto, e.g. in the tyre interior

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】 優れた撥水性能を発揮でき、長時間水に曝された場合にも水を吸収することなく、拭き取り等によって迅速に乾燥させることができ、取り扱い性を高め、かつ吸水に起因するタイヤ振動やタイヤ内部損傷等の諸問題を確実に防止しうる。
【解決手段】 リムと、このリムに装着される空気入りタイヤとがなすタイヤ内腔に装着されるタイヤの制音具であって、比重0.005〜0.060のスポンジ材からなり、かつリム側またはタイヤ側の内腔面に固定されてタイヤ周方向に延在する基体を具える。スポンジ材は、ポリイソシアネートとポリオールと撥水剤と発泡剤とを含む混合組成物を発泡硬化させた撥水性のポリウレタンフォームからなり、かつ前記ポリオールとして、ポリエステルポリオールと、ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとを混用した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、タイヤ内腔に装着することにより走行中のロードノイズを低減するタイヤの制音具に関する。
タイヤ騒音の一つに、路面を走行した際に、50〜400Hzの周波数範囲で「ゴー」という音が生じるいわゆるロードノイズがあり、その主原因として、タイヤ内腔内で起こす空気の共鳴振動(空洞共鳴)が知られている。そこで近年、タイヤ内腔内に、スポンジ材からなりかつタイヤ周方向にのびる長尺帯状の制音具を配し、タイヤ内腔内で生じた共鳴音エネルギーを緩和、吸収することにより、空洞共鳴を抑制してロードノイズを低減する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−063208号公報
しかし、スポンジ材は吸水性が高いため、タイヤ保管時やリム組時などにおいて雨水等に濡れて吸水してしまうという恐れが生じる。そして、この吸水状態でリム組みすると、吸水した水が重量バランスに悪影響を与え、タイヤ振動を発生させたり、又吸水した水がタイヤのゴム内に浸透して内部損傷を誘発させる等の問題を招く。そこでリム組み時には、水を充分に取り除く必要があるが、いったん濡れたスポンジ材を瞬時に乾かすことは容易ではなく、その取り扱いを煩わしいものとしている。
そこで本発明は、スポンジ材として、ポリオールを特定しかつ撥水剤を配合させた撥水性のポリウレタン発泡体を用いることを基本として、優れた撥水性能を発揮でき、長時間水に曝された場合にも水を吸収することなく、拭き取り等によって迅速に乾燥させることができ、取り扱い性を高め、かつ吸水に起因するタイヤ振動やタイヤ内部損傷等の諸問題を確実に防止しうるタイヤの制音具を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、リムと、このリムに装着される空気入りタイヤとがなすタイヤ内腔に装着されるタイヤの制音具であって、
比重0.005〜0.060のスポンジ材からなり、かつリム側の内腔面またはタイヤ側の内腔面に固定されてタイヤ周方向に延在する基体を具えるとともに、
前記スポンジ材は、ポリイソシアネートとポリオールと撥水剤と発泡剤とを含む混合組成物を発泡硬化させた撥水性のポリウレタンフォームからなり、かつ前記ポリオールとしてポリエステルポリオールと、ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとを混用し、しかも前記ポリオールは、3〜60重量%のポリエステルポリオールと、97〜40重量%のポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとからなり、かつ前記撥水剤は、ポリオール100重量部に対して25〜80重量部配合したことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記発泡剤は水であり、かつその配合量をポリオール100重量部に対して2.5〜6.0重量部としたことを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記撥水剤はエステルであり、炭素数14〜36のモノアルコールと、炭素数14〜36の脂肪族ジカルボン酸又は脂環族ジカルボン酸との結合体であることを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記ポリオールは、15〜35重量%のポリエステルポリオールと、85〜65重量%のポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとからなり、かつ前記撥水剤は、ポリオール100重量部に対して30〜50重量部配合したことを特徴としている。
本発明は叙上の如く構成しているため、優れた撥水性能を発揮でき、長時間水に曝された場合にも水を吸収することなく、拭き取り等によって迅速に乾燥させることができ、取り扱い性を高め、かつ吸水に起因するタイヤ振動やタイヤ内部損傷等の諸問題を確実に防止しうる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。図1は本発明のタイヤの制音具をタイヤ内腔内に装着した空気入りタイヤとリムとの組立体(以下、単に「組立体」という場合がある)の子午断面図、図2は組立体のタイヤ赤道面に沿った周方向略断面図を示している。
図1において、前記組立体1は、空気入りタイヤ2(単に「タイヤ2」という場合がある)とリム3とからなり、前記タイヤ2をリム3に装着することにより、該タイヤ2とリム3とが囲むタイヤ内腔4を形成している。
前記リム3は、タイヤ2を装着する環状のリム本体3aと、このリム本体3aを支持しかつ車軸に固定されるディスク3bとを具える周知構造をなし、本例では、JATMA等の前記規格が規定する正規リムを採用した場合を例示している。また前記タイヤ2は、そのビード部2aを前記リム本体3aのフランジに密着させてリム組みされる例えば乗用車用ラジアルタイヤであって、タイヤ内腔4を囲む内腔面のうちのタイヤ側の内腔面S1を、低空気透過性ゴムからなるインナーライナゴムで形成したチューブレス構造を具える。これにより、タイヤ2は、前記リム本体3aとで気密なタイヤ内腔4を形成する。
そして前記組立体1のタイヤ内腔4内には、前記タイヤ側の内腔面S1、又はリム側の内腔面S2に固定されてタイヤ周方向に延在するスポンジ材からなる基体6を有する制音具5が装着される。本例では、前記基体6が長尺帯状をなし、そのタイヤ周方向両端が間隔を有して隔たっている場合を例示している。
ここで前記スポンジ材としては、ポリウレタン樹脂を発泡させた比重が0.005〜0.060、好ましく0.010〜0.045のポリウレタンフォームが用いられる。このようなスポンジ材は、防振性や吸音性が高いため、前記タイヤ内腔4内で生じた共鳴音エネルギーを効果的に緩和、吸収できる。その結果、空洞共鳴を抑制し、ロードノイズを低減しうる。又前記スポンジ材は、収縮、屈曲等の変形が容易であるためリム組み性を損ねることがなく、しかも比重が非常に小さいため、タイヤ重量バランスへの悪影響も低く抑えうる。
前記制音具5は、その体積V2を、前記特許文献1に記載の場合と同様、タイヤ内腔4の全体積V1の0.4〜20%に設定することが好ましく、0.4%未満では、空洞共鳴の抑制効果が充分に発揮されなくなる。逆に、前記比V2/V1が20%を越えると、空洞共鳴の抑制効果が頭打ちとなるばかりか重量やコストの不必要な増加を招くこととなる。
又前記制音具5では、高速走行時に受ける種々な加速度により制音具5に無理な力が作用したりタイヤやリムと衝突したりするなどに原因して、前記制音具5自身が破壊するのを抑制するため、前述の如く、前記制音具5をタイヤ内腔面に固定する。特に本例では、前記制音具5の底面5aが、タイヤ側の内腔面S1のうちのトレッド領域Jに貼着される好ましい場合を例示している。これは、高速走行時の遠心力が半径方向外方に向くからであり、前記トレッド領域Jに固定することにより、制音具5を遠心力によって内腔面S1に押し付けでき、その動きを効果的に拘束できるからである。このような観点から、制音具5を、その巾中心線がタイヤ赤道Cに沿うように、トレッド領域Jの中央に固定するのが好ましい。このとき制音具5では、本例の如く、前記タイヤ子午線断面において、タイヤ赤道Cを中心とした線対称形状をなすことが好ましい。これは、非線対称形状の場合には、横剛性が左右で相違するため、剛性の低い側に倒れやすくなるからである。なお前記「トレッド領域J」とは、ベルト層7の両外端を通る半径方向線の間の領域を意味する。
前記制音具5の断面形状としては、特に規制されることがなく、例えば矩形状、台形状、三角形状、弾頭形状、半円形状など種々の形状を採用しうる。
しかし、タイヤをリムから取り外す際のレバーによる制音具5の受傷防止の観点から、図5(A)、(B)に示す如く、側面5cを大きく傾斜させた偏平な略台形状とするのが好ましい。詳しくは、制音具5の高さT1を1.0〜4.5cmと低く設定するとともに、前記底面5aの両端部から前記高さT1をなす先端面5bにのびる制音具5の両側面5cに、少なくとも前記先端面5b側に位置しかつ前記底面5aに対して30〜75゜、好ましくは30〜70゜、さらに好ましくは30〜60゜の角度αを有して該先端面側の幅を減じる向きに傾斜する傾斜面部5c1を設ける。この傾斜面部5c1を設けることにより、タイヤ2のビード部2aをリム3から取り外す際、タイヤ内腔4内で傾動するタイヤレバーの先端部と干渉しやす部分が取り除かれる。従って、タイヤレバーとの接触による制音具5の損傷を効果的に防止できる。また仮に接触した場合でも、前記傾斜面部5c1は、タイヤレバーの先端部が描く円弧状の軌跡の接線方向に近似しているため、タイヤレバーの先端部が制音具5に食い込み難く、かつ、該タイヤレバーと傾斜面部5c1との間の摩擦力が軽減される。従って、制音具5がタイヤ2から剥離したり、制音具5自身が損傷するのを効果的に防止できる。
なお側面5cとしては、底面5aから略垂直に立ち上がる小高さ(例えば前記高さT1の75%以下)の直角面5c2を含むことができるが、前記傾斜面部5c1のみで側面5cを形成しても良い。又傾斜面部5c1としては、図5(A)の如き平面状とする他、図5(B)の如く凹状に湾曲する円弧面状等の湾曲面で形成することができる。又図5(A)の如く、前記先端面5bに凹溝10を凹設することができる。係る場合には、凹溝10による表面積の増加により放熱効果を高めるとともに、蓄熱する厚肉部分11を左右に分割しうる。その結果、蓄熱し易い制音具5に原因するタイヤの温度上昇を減じることができ、タイヤの高速耐久性を向上しうる。
前記制音具5の貼着としては、例えば、合成ゴムを有機溶剤に溶解した溶液型、及び水に分散させたラテックス型などの合成ゴム系の液状の接着剤、或いは両面粘着テープが好適に採用しうる。特に両面粘着テープは、取扱いが容易でかつ貼着作業効率にも優れるため、好ましく用いうる。本例では、前記制音具5は、その底面5cに、両面粘着テープ8(図3に示す)を予め取り付けている。
又本例の如く、前記制音具5が、そのタイヤ周方向両端間に間隔を有して貼着された場合、走行時の加速度により、タイヤ周方向外端部eかつ接着面近傍に応力が集中し、そこから亀裂が発生する傾向がある。そこで本例では、図3に貼着前の制音具5の側面図を示すように、タイヤ周方向の外端部eを、その外端面eSが前記底面5cに対して鋭角の角度θで交わる傾斜面部5Aで形成している。これにより、外端部eでの高さ及び質量を低減でき、前記接着面に作用する応力自体を減じ、亀裂発生を抑制しうる。そのためは、前記角度θを70°以下に抑えることが好ましく、70°を越えると亀裂発生の抑制効果が不十分となる。又前記角度θが15°未満になると、前記傾斜面部5Aにおけるスポンジ量が過小となるため、この部分5Aでのロードノイズ低減効果が過小となり、全体としてロードノイズ低減効果を不十分なものとする。
なお前記外端面eSとしては、生産性の観点から本例の如く平面とするのが好ましいが、図4(A)、(B)に示す如く、例えば凸状、凹状に湾曲する円弧面状及び球面状の湾曲面で形成することができ、このとき、前記湾曲面の上下端を結ぶ直線Xのなす角θを前記範囲とするとともに、この湾曲面の前記直線Xからの最大離間距離hを10mm以下に規制するのが良い。
なお制音具5としては、そのタイヤ周方向両端が互いに連続する円環状体であっても良い。このとき、タイヤ内腔4内に装着されない自由状態において、制音具5の外周面の直径を前記内腔面S1の直径以上とする場合、或いは制音具5の内周面の直径を前記内腔面S2の直径以下とする場合には、内腔面S1,S2に、それぞれ接着剤を使用することなく容易に固定しうる。
次に、スポンジ材は、通常吸水性が高いため、タイヤ保管時やリム組時などにおいて雨水等を吸水してしまい、重量バランスを損ねてタイヤ振動を発生させたり、スポンジ材自体の耐久強度を低下させたり、吸水した水がタイヤのゴム内に浸透して内部損傷を誘発させる等の諸問題を招く恐れがある。
そこで本実施形態では、スポンジ材として、ポリイソシアネートとポリオールと撥水剤と発泡剤とを含む混合組成物を発泡硬化させた撥水性のポリウレタンフォームを用いるとともに、前記ポリオールとして、ポリエステルポリオールと、ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとを混用している。これにより、制音具5として必要な強度およびロードノイズ低減効果を充分に確保しながら、優れた撥水性能を発揮でき、前記吸水に起因するタイヤ振動やタイヤ内部損傷等の諸問題を防止することが可能となる。
ポリウレタンフォームは、周知のように、ポリイソシアネートとポリオールとが反応してウレタン結合しポリウレタン架橋体を形成する際に、発泡剤で発泡させることにより形成される。
このとき発泡剤として、本例では、水が使用される。水は、前記混合組成物中のポリイソシアネートと反応して二酸化炭素を発生せしめ、前記ポリウレタン架橋体を発泡化させることができる。通常、発泡剤として、例えば塩化メチレン(メチレンクロライド)、ペンタンなど、沸点が低くウレタン結合時の反応熱によって気化するものも使用されるが、このものは発泡が急激でありコントロールが難しく、撥水剤の分散を不均一化するなど撥水性能にムラを招くとともに、気泡径や気泡密度を均一とした高品質の発泡体を得ることを難しくする。従って本例では、発泡のコントロールが容易な水のみを発泡剤として使用している。
この水の配合量は、前記ポリオール100重量部に対して2.5〜6.0重量部の範囲が好ましい。2.5重量部未満では、発泡化が不十分となって、スポンジ材の比重を前記範囲に低く設定することが難しく、又6.0重量部を越えると、発泡化し過ぎてスポンジ材の硬さや引裂強さを損ねる傾向となる。なお充分な耐久性を得るために、前記スポンジ材は、その硬さを30N以上、引裂強さは10N/cm以上とするのが好ましい。しかし前記硬さが150Nを越えても、弾力性が減じて耐久性が低下する傾向となる。又引裂強さを10N/cmより大とすることは過剰品質であり、コスト、生産性等の点で不利を招く。なお、前記スポンジ材の「硬さ」は、JIS K6400の「軟質ウレタンフォーム試験方法」に定める6項の「硬さ」の測定法のうちのA法(6.3項)に準拠して測定した値である。又前記「引裂強さ」は、同11項の「引裂強さ」の測定法に準拠し、1号形の試験片に対して測定した値である。
前記「ポリイソシアネート」としては、トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメリックMDI、ナフタレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシレンジイソシアネート、ジメチルジフェニルジイソシアネート等の芳香族系ポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、水添MDI、イソホロンジイソシアネート、リシンジイソシアネート、水添XDI、シクロヘキシルジイソシアネート等の脂肪族系ポリイソシアネートなどのポリイソシアネート、及びそれらの変性体等を使用できる。これらの中では、特にTDI、MDI及びそれらの変性体が好適である。
又前記「ポリオール」として、本実施形態では、ポリエステルポリオールと、ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとを混用する。これは、ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールを含むことにより、制音具5として必要な強度を充分確保した上で、耐加水分解性を高めることができるからである。又ポリエステルポリオールを含むことにより、撥水剤の分散性を高めうるとともに、混合組成物の粘度調整を容易とし、低密度(低比重)の発泡体を得ることが可能となるからである。
しかし前記ポリエステルポリオールの割合が少な過ぎると、撥水剤とポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとの相溶性が悪くなって攪拌不良が生じ、撥水剤が均一に分散した良好な発泡体が得られなくなる。逆にポリエステルポリオールの割合が多過ぎると、エーテル鎖がポリウレタン架橋体内に含まれないため、発泡体の強度、および耐加水分解性を損ねる傾向となる。従って、ポリエステルポリオールの割合を3〜60重量%、かつポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールを、その残部である97〜40重量%とするのが好ましい。
このとき、撥水剤の配合量は、ポリオール100重量部に対して25〜80重量部の範囲が好ましい。撥水剤の配合量が25重量部未満では、撥水性能が不十分となり、逆に80重量部を越えると、撥水剤が可塑剤としても作用するため、発泡体を成形することが難しくなる。
なお、強度、耐加水分解性、撥水性能、成形性をよりバランス良く高めるためには、全ポリオールに占めるポリエステルポリオールの割合を15〜35重量%、かつポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールを、その残部である85〜65重量%とするとともに、ポリオール100重量部に対する撥水剤の配合量を30〜50重量部とするのが好ましい。
ここで、前記「ポリエステルポリオール」としては、例えば、エチレングリコー、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、ソルビトール、ショ糖等の低分子ポリオールと、コハク酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、イソフタル酸、無水コハク酸、無水マレイン酸、無水フタル酸等のカルボン酸とを縮合させて得られるものの他、ε−カプロラクトン開環重合物、β−メチル−δ−バレロラクトン開環重合物等のラクトン系ポリオールなどが挙げられる。
又前記「ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオール」としては、公知のものを用いることができる。例えば、脂肪族ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体と低分子ジオールを用いてエステル化反応またほエステル交換反応を行い、さらには重縮合反応を行うことにより、あるいはポリエステルポリオールとポリテトラメチレングリコールをエステル交換反応させることにより得られたものなどを挙げることができる。本発明では、ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールを用いることによって、発泡体の強度が増大し、耐加水分解性が改善され、良好な撥水性を発揮する。
又前記「撥水剤」としては、炭素数14〜36のモノアルコールと、炭素数14〜36の脂肪族ジカルボン酸又は脂環族ジカルボン酸との結合体であるエステルが好適に使用できる。炭素数が14以上であれば、長鎖アルキル基の有する疎水性が発泡体の撥水性能に有効に作用しうる。なお炭素数が多すぎると、常温或いは低温で固体になり易く取り扱い難く、従って炭素数の上限は36以下が好ましい。
このようなエステルとして、例えば、
(a)ステアリン酸イソステアリル、
(b)ステアリン酸オレイル、
(c)オレイン酸ステアリル、
(d)ダイマー酸ジオレイル、
(e)ダイマー酸ジステアリル、
(f)ダイマー酸と、炭素数32〜36の高級アルコールの混合物とのジエステル、
などが挙げられる。
なお前記混合組成物には、ポリウレタンフォームの形成に通常用いる触媒、整泡剤を従来と同様に添加することができる。
このような混合組成物を発泡硬化させた撥水性のポリウレタンフォームは、制音具5として必要な機械的強度を充分確保した上で、耐加水分解性を高め耐水強度を向上することができる。又撥水剤を含むとともに、その分散性がより均一に高められる結果、優れた撥水性能を発揮でき、スポンジ材の吸水を抑制し、該吸水に起因するタイヤ振動やタイヤ内部損傷等の諸問題を防止することが可能となる。又このような特性を確保しながらより低密度(低比重)のスポンジ材を得ることができ、高いロードノイズ低減効果を奏することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
リムサイズが15×6の深底リム用の制音具を表1の仕様で試作し、その物性(硬さ、引張強さ、伸び、撥水性)、およびスポンジ材形成時の生産性をテストした。又前記制音具をタイヤ(195/65R15)に装着した状態において吸水試験を行うとともに、制音具の非吸水状態におけるロードノイズ性能を実車テストにより評価した。
なお表1に記載の実施例1〜5、従来例1,2、比較例1〜5の各制音具は、スポンジ材の材質以外は、形状、寸法とも同一であり、詳しくは、高さ(3.0cm)、巾(7.0cm)、長さ(185cm)の断面矩形状をなし、かつ両端部を角度θ(=45°)の傾斜面部5Aとした長尺帯状体のものを使用するとともに、タイヤ側の内腔面S1(トレッド領域J)に、両面粘着テープ(日東電工社製 5000NS)を用いて接着した。なお各例において、制音具の体積V2は、いずれも(3822cm3 )であり、タイヤ内腔の全体積V1(30500cm3 )との比V2/V1は12.5%としている。
なお従来例1、2は撥水剤を含有していない従来的なエーテル系ポリウレタンフォーム(丸鈴株式会社 製品番号E16)を使用し、又従来例2では、制音具の表面を防水シート(本例ではポリエチレンフィルム)によって被覆している。
前記実施例3とは断面形状のみが異なり、スポンジ材の材質、長さ、体積V2等を実質的に同一とした実施例6、7の制音具を試作するとともに、「タイヤ取り外し時の制音体の受傷性」を前記実施例3とともに追加テストし、その結果を表2に記載した。なお実施例6は、図5(A)に示す断面形状をなし、又実施例7は図5(B)に示す断面形状を具える。なお寸法は図に記載した。
(1)硬さ、引裂強さ、伸び;
「硬さ」は、JIS K6400の「軟質ウレタンフォーム試験方法」に定める6項の「硬さ」の測定法のうちのA法(6.3項)に準拠して測定し、「伸び」は、同10項の「引張強さ及び伸び」の測定法に準拠し、1号形のダンベル状試験片に対して測定し、又「引裂強さ」は、同11項の「引裂強さ」の測定法に準拠し、1号形の試験片に対して測定した値である。
(2)撥水性;
図6に示すように、300mm(縦)×70mm(横)×30mm(高さ)のスポンジ材の試験片kを、水深150mmの水槽内に沈め、24時間放置した後の重量増加を測定し、初期重量(試験片kの乾燥時の重量に相当)と比較した。
増加重量が初期重量の100%未満の場合−−−○、100%以上の場合−−−×とした。
図中の符合nは、コ字状に折り曲げたパンチングメタル(孔径5mm)からなる押さえ板であり、試験片kを、該試験片kに荷重が掛からないように水中に沈める。又符合pは、押さえ板nの四隅に配される錘(約500g/1個)であって、浮力で前記押さえ板nが浮き上がるのを防止する。
(3)スポンジ材形成時の生産性;
スポンジ材を成形する際の、混合組成物の攪拌工程、発泡成形工程などの生産工程において生じる諸問題の有無(有の場合はその内容)を表示した。
(4)吸水試験;
制音具を貼着した試供タイヤ(各10本)を立てた状態で、水を3リッター注ぎ、24時間放置する。その後に水を捨てて、布にて、タイヤの内腔面および制音具の表面の水を取り除き、増加重量を測定し、その平均値を表示した。なお制音具がない場合でも、タイヤの内腔面は完全には乾燥していないため、通常、10gは重量増加する。
又吸水試験直後の試供タイヤを、内圧(200kPa)、リム(15×6JJ)にて車両(2000cc、FF国産車)の右前輪に装着し、周回路を速度(100km/h)にて走行したときの振動の有無を、ドライバーの官能により評価した。10本の試供タイヤのうちで、車両振動が生じたタイヤの本数を表示した。
(5)ロードノイズ性能;
乾燥した制音具を貼着したタイヤを、内圧(200kPa)、リム(15×6JJ)にて車両(2000cc、FF国産車)の全輪に装着し、ロードノイズ計測路(アスファルト粗面路)を時速60km/hで走行したときの、運転席窓側耳位置における車内音を測定し、挟帯域240Hz付近の気柱共鳴音のピーク値の音圧レベルを測定した。評価は、制音具を装着しない場合を基準とした低減値で示した。−(マイナス)表示は、ロードノイズの減少を意味する。
(6)タイヤ取り外し時の制音体の受傷性;
タイヤチェンジャー(メーカ名:EIWA社、型式:WING320)とタイヤレバーとを用いて組立体のタイヤをリムから取り外す作業を行った。それぞれの組立体について、20名の作業者で取り外しを行った。評価は、制音具に切り傷や裂け等の損傷が生じた回数n1と、制音具がタイヤ内腔面S1から剥がれた回数n2とを測定した。n1,n2とも小さいほど良好である。
Figure 2006143020
表中の*1〜*5は、以下の通りである。
*1 ポリイソシアネート(T−80:日本ポリウレタン(株)製)、
*2 ポリエステルポリオール(AH−405:三洋化成(株)製)、
*3 ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオール(L−50:三井武田ケミカル(株 )製

*4 ダイマー酸ジステアリル
*5 触媒(アミン系、N 、 N-シ゛メチルアミノアタノール(DMAE) −−−−0.3重量部
金属触媒(有機酸金属錫塩、スタナスオウトエート) −−−−0.3重量部
整泡剤(SH−193:トーレ ・シリコーン(株)製) −−−−1.0重量部
Figure 2006143020
従来例1は、吸水性が高いため、水に曝された場合、車両振動等の大きな原因となる。なお従来例2の場合、防水シートにより被覆されているため、1時間程度と短時間では問題ないが、長時間水に曝された場合には、ピンホールから水が侵入し、車両振動等を引き起こす傾向がある。特に、ピンホールから水が侵入した場合、防水シートを取り去る以外にスポンジ材を乾燥させる方法がなく、又ピンホールの発見も難しいため、実使用上、従来例1よりも問題が大きい。
これに対して実施例1〜5は、硬さ、引張強さ、伸び等の物性を充分確保した上で、撥水性能を発揮でき、吸水量を減じて車両振動等を防止しうるとともに、優れたロードノイズ性能を発揮しうるのが確認できる。
なお比較例1では、ポリエステルポリオールの配合量が前記3〜60重量%の範囲を下回るため、撥水剤と、ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとの相溶性が悪くなり、攪拌不良が生じて撥水剤が均一に分散されなくなる。その結果、撥水剤が適正に配合された場合にも、撥水性能を有効に発揮することができないのが確認できる。しかし、比較例2のように、ポリエステルポリオールの配合量が前記3〜60%の範囲を上回っても攪拌不良が生じて、撥水性能を有効に発揮することができなくなり、しかも発泡体の引張強、伸びが減じるなど、制音具としての強度を確保するのが難しくなる。
又比較例3の如く、撥水剤の配合量が前記25〜80重量部の範囲を上回ると、撥水剤が可塑剤として作用するため発泡体を成形することができなくなる。しかし撥水剤の配合量が前記25〜80重量部の範囲を下回ると、比較例4の如く、撥水性能が有効に発揮されなくなる。
又発泡剤としての水が少なすぎると、比較例5のように、充分な発泡が得られずにスポンジ材の比重が過大となり、ロードノイズ性能を低下させるとともに、タイヤ重量増加や重量バランスの悪化を招くなどタイヤに不利となる。
又実施例3と実施例6,7とを比較するように、図5(A),(B)の断面形状の制音具(実施例6,7)は、タイヤをリムから取り外す際に損傷を受けにくく、リムとの脱着を繰り返して長期間に亘って使用しうるのが確認できる。
本発明の制音具がタイヤとリムとの組立体に取り付けられた一形態を例示する断面図である。 そのタイヤ赤道に沿った周方向の断面図である。 制音具の自由状態を示す断面図である。 制音具の周方向外端部における傾斜面部の一例を示す側面図である (A),(B)は制音具の他の実施形態を例示する断面図である。 撥水性のテストを説明する装置の斜視図である。
符号の説明
2 空気入りタイヤ
3 リム
4 タイヤ内腔
5 制音具
6 基体
S1、S2 内腔面

Claims (4)

  1. リムと、このリムに装着される空気入りタイヤとがなすタイヤ内腔に装着されるタイヤの制音具であって、
    比重0.005〜0.060のスポンジ材からなり、かつリム側の内腔面またはタイヤ側の内腔面に固定されてタイヤ周方向に延在する基体を具えるとともに、
    前記スポンジ材は、ポリイソシアネートとポリオールと撥水剤と発泡剤とを含む混合組成物を発泡硬化させた撥水性のポリウレタンフォームからなり、かつ前記ポリオールとして、ポリエステルポリオールと、ポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとを混用し、
    しかも 前記ポリオールは、3〜60重量%のポリエステルポリオールと、97〜40重量%のポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとからなり、かつ前記撥水剤は、ポリオール100重量部に対して25〜80重量部配合したことを特徴とするタイヤの制音具。
  2. 前記発泡剤は水であり、かつその配合量をポリオール100重量部に対して2.5〜6.0重量部としたことを特徴とする請求項1記載のタイヤの制音具。
  3. 前記撥水剤はエステルであり、炭素数14〜36のモノアルコールと、炭素数14〜36の脂肪族ジカルボン酸又は脂環族ジカルボン酸との結合体であることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤの制音具。
  4. 前記ポリオールは、15〜35重量%のポリエステルポリオールと、85〜65重量%のポリエステル・ポリエーテル共重合ポリオールとからなり、
    かつ前記撥水剤は、ポリオール100重量部に対して30〜50重量部配合したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のタイヤの制音具。
JP2004336574A 2004-11-19 2004-11-19 タイヤの制音具 Active JP4567423B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004336574A JP4567423B2 (ja) 2004-11-19 2004-11-19 タイヤの制音具
EP05023867A EP1659004B1 (en) 2004-11-19 2005-11-02 Assembly of pneumatic tire and rim and a noise damper used therein
US11/269,676 US7455092B2 (en) 2004-11-19 2005-11-09 Assembly of pneumatic tire and rim, and a noise damper used therein
CNB2005101236506A CN100493934C (zh) 2004-11-19 2005-11-18 充气轮胎与轮辋的组件以及其中使用的减噪器
CN2009101373624A CN101549618B (zh) 2004-11-19 2005-11-18 轮胎减噪器
CN2009101373639A CN101549619B (zh) 2004-11-19 2005-11-18 形成轮胎减噪器的方法
US12/155,624 US8033309B2 (en) 2004-11-19 2008-06-06 Assembly of pneumatic tire and rim, and a noise damper used therein
US12/155,623 US20080251178A1 (en) 2004-11-19 2008-06-06 Assembly of pneumatic tire and rim, and a noise damper used therein

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004336574A JP4567423B2 (ja) 2004-11-19 2004-11-19 タイヤの制音具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006143020A true JP2006143020A (ja) 2006-06-08
JP4567423B2 JP4567423B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=36623197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004336574A Active JP4567423B2 (ja) 2004-11-19 2004-11-19 タイヤの制音具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4567423B2 (ja)
CN (3) CN101549618B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007137253A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ用軟質ポリウレタンフォーム、騒音低減装置およびタイヤ
JP2009292461A (ja) * 2008-05-09 2009-12-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ騒音低減装置及びこれを装着した空気入りタイヤ
WO2010000789A1 (en) * 2008-07-03 2010-01-07 Recticel N. V. Vehicle tyre
EP3199382A4 (en) * 2014-10-17 2018-05-02 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire and method for producing pneumatic tire
WO2018105421A1 (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
WO2020027115A1 (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 住友ゴム工業株式会社 制音体付き空気入りタイヤ,及びその製造方法
CN111032370A (zh) * 2017-08-22 2020-04-17 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
JP2021167199A (ja) * 2017-09-13 2021-10-21 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ及び組立体
CN114393960A (zh) * 2021-12-13 2022-04-26 三角轮胎股份有限公司 耐刺扎可降噪的智能轮胎

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4830014B2 (ja) * 2009-09-08 2011-12-07 本田技研工業株式会社 車両用ホイール
WO2012090310A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 空気入りタイヤ
JP6696145B2 (ja) * 2015-10-15 2020-05-20 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
KR101767077B1 (ko) * 2016-03-29 2017-08-11 넥센타이어 주식회사 공기입 타이어
CN107031283A (zh) * 2017-05-12 2017-08-11 浙江米皇铝业股份有限公司 一种铝合金自行车车圈
JP6845095B2 (ja) * 2017-06-14 2021-03-17 株式会社ブリヂストン 吸音部材付き空気入りタイヤ、及びタイヤ・リム組立体
JP7198071B2 (ja) * 2018-12-13 2022-12-28 株式会社ブリヂストン 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
WO2020157907A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 ヤマハ株式会社 中空構造体および共鳴音低減体
CN110039963A (zh) * 2019-04-16 2019-07-23 安徽佳通乘用子午线轮胎有限公司 一种低噪音充气轮胎
CN111253545A (zh) * 2020-03-24 2020-06-09 重庆永迪高分子材料有限公司 一种聚氨酯软质止水泡绵及其制备方法
CN113771557B (zh) * 2021-09-07 2023-06-30 安徽佳通乘用子午线轮胎有限公司 一种能够降低空腔共鸣音的轮胎及其生产方法
CN114559595A (zh) * 2022-01-25 2022-05-31 江苏世丰新材料有限公司 一种新型轮胎降噪海绵加工方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08268007A (ja) * 1995-03-28 1996-10-15 Mitsuboshi Belting Ltd パンクレスタイヤ、これに使用する発泡体充填材、および発泡体充填材の製造方法
JPH1159121A (ja) * 1998-06-18 1999-03-02 Setsuo Yoshikawa ソリッドタイヤ
JP2002113790A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Nisshinbo Ind Inc ソリッドタイヤの製造方法
JP2002275311A (ja) * 2001-01-10 2002-09-25 Bridgestone Corp ゴム組成物及びタイヤ
JP2003048407A (ja) * 2001-08-02 2003-02-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤとリムとの組立体
WO2003103989A1 (ja) * 2002-06-05 2003-12-18 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤとリムとの組立体、それに用いる制音体、及び空気入りタイヤの保管方法
JP2004291725A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ランフラットタイヤ支持体及びその製造方法並びにランフラットタイヤ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1039128C (zh) * 1994-01-20 1998-07-15 华南理工大学 超大孔网络状聚氨酯材料的制备方法
US6455606B1 (en) * 1997-04-02 2002-09-24 Sanyo Chemical Industries, Ltd. Polyurethane foam, process for producing the same, and foam forming composition
DE19750229B4 (de) * 1997-11-13 2004-01-29 Continental Aktiengesellschaft Schlauchloser Fahrzeugluftreifen und Verfahren zum Herstellen eines schlauchlosen Fahrzeugluftreifens
CN1502642A (zh) * 2002-11-25 2004-06-09 中国科学院化学研究所 一种超双疏性嵌段聚醚型聚氨酯共聚物及制法和应用
JP3787343B2 (ja) * 2003-11-07 2006-06-21 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤとリムとの組立体
EP1852279B1 (en) * 2004-03-16 2009-06-03 Sumitomo Rubber Industries Ltd. Pneumatic tire with a plurality of noise dampers

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08268007A (ja) * 1995-03-28 1996-10-15 Mitsuboshi Belting Ltd パンクレスタイヤ、これに使用する発泡体充填材、および発泡体充填材の製造方法
JPH1159121A (ja) * 1998-06-18 1999-03-02 Setsuo Yoshikawa ソリッドタイヤ
JP2002113790A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Nisshinbo Ind Inc ソリッドタイヤの製造方法
JP2002275311A (ja) * 2001-01-10 2002-09-25 Bridgestone Corp ゴム組成物及びタイヤ
JP2003048407A (ja) * 2001-08-02 2003-02-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤとリムとの組立体
WO2003103989A1 (ja) * 2002-06-05 2003-12-18 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤとリムとの組立体、それに用いる制音体、及び空気入りタイヤの保管方法
JP2004291725A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ランフラットタイヤ支持体及びその製造方法並びにランフラットタイヤ

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4575874B2 (ja) * 2005-11-18 2010-11-04 横浜ゴム株式会社 タイヤ用軟質ポリウレタンフォーム、騒音低減装置およびタイヤ
JP2007137253A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ用軟質ポリウレタンフォーム、騒音低減装置およびタイヤ
JP2009292461A (ja) * 2008-05-09 2009-12-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ騒音低減装置及びこれを装着した空気入りタイヤ
WO2010000789A1 (en) * 2008-07-03 2010-01-07 Recticel N. V. Vehicle tyre
EP3199382A4 (en) * 2014-10-17 2018-05-02 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire and method for producing pneumatic tire
US11312191B2 (en) 2016-12-07 2022-04-26 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire
WO2018105421A1 (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JPWO2018105421A1 (ja) * 2016-12-07 2018-12-06 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
CN111032370A (zh) * 2017-08-22 2020-04-17 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
CN111032370B (zh) * 2017-08-22 2022-06-17 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
JP7105348B2 (ja) 2017-09-13 2022-07-22 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ及び組立体
JP2021167199A (ja) * 2017-09-13 2021-10-21 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ及び組立体
JP2020019390A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 住友ゴム工業株式会社 制音体付き空気入りタイヤ,及びその製造方法
EP3822091A4 (en) * 2018-08-01 2022-04-06 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. TIRE WITH ACOUSTIC DAMPER, AND METHOD FOR MANUFACTURING SAID TIRE
JP7089433B2 (ja) 2018-08-01 2022-06-22 住友ゴム工業株式会社 制音体付き空気入りタイヤ,及びその製造方法
WO2020027115A1 (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 住友ゴム工業株式会社 制音体付き空気入りタイヤ,及びその製造方法
CN114393960A (zh) * 2021-12-13 2022-04-26 三角轮胎股份有限公司 耐刺扎可降噪的智能轮胎

Also Published As

Publication number Publication date
CN101549619B (zh) 2011-01-26
CN101549618B (zh) 2011-01-26
JP4567423B2 (ja) 2010-10-20
CN101549618A (zh) 2009-10-07
CN101549619A (zh) 2009-10-07
CN1775573A (zh) 2006-05-24
CN100493934C (zh) 2009-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4567423B2 (ja) タイヤの制音具
US7455092B2 (en) Assembly of pneumatic tire and rim, and a noise damper used therein
JP4833783B2 (ja) タイヤ騒音低減装置及び空気入りタイヤ
JP4575874B2 (ja) タイヤ用軟質ポリウレタンフォーム、騒音低減装置およびタイヤ
JP3787343B2 (ja) 空気入りタイヤとリムとの組立体
JP5475727B2 (ja) ポリウレタンフォーム及びこれを含む空気入りタイヤ
US7975740B2 (en) Pneumatic tire and rim assembly with noise damper and pneumatic tire with noise damper
JP4318639B2 (ja) 空気入りタイヤとリムとの組立体、及びそれに用いる制音体
JP3621899B2 (ja) 空気入りタイヤとリムとの組立体
JP4723330B2 (ja) 空気入りタイヤとリムとの組立体
JP2008162496A (ja) タイヤとリムとの組立体
WO2018003834A1 (ja) タイヤ/ホイール組立体
JP6644268B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ
JPH05294103A (ja) 安全タイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4567423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250