JP2006142370A - 管の接合方法 - Google Patents

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Sadamu Murata
定 村田
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Abstract

【課題】 管を様々な部材に接合するのに用いて好適な管の接合方法の提供。
【解決手段】 環状の接続部4に排気管7の端部7bを被せて重ねた状態にすると共に、これら両者の間に抑止部材6を配置し、接続部4と排気管7の端部7bを抑止部材6と共に拡径させることにより、該接続部4と排気管7に抑止部材6を抱持する凹状の凹部4a、7aを形成してこれら三者を固定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は管の接合方法に関する。
従来、管の接合方法としては、管同士の端部を重ねた状態として拡径させると共に、両者を凹凸結合させて固定する技術が公知となっている(特許文献1参照)。
特開平5−195767号公報
しかしながら、従来の管の接合方法にあっては、両者を凹凸結合させるために十分な重ね代が必要になるため、管同士の接合方法にのみ適用可能であり、管の接合方法としての利用分野が限定されるという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、従来の発明に比べて管を接合する際の重ね代を小さくでき、管を様々な部材に接合するのに用いて好適な管の接合方法を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、環状の接続部に管の端部を被せて重ねた状態にすると共に、これら両者の間に抑止部材を配置し、前記接続部と管の端部を抑止部材と共に拡径させることにより、該接続部と管に抑止部材を抱持する凹状の凹部を形成してこれら三者を固定したことを特徴とする。
請求項1記載の発明にあっては、環状の接続部に管の端部を被せて重ねた状態にすると共に、これら両者の間に抑止部材を配置し、前記接続部と管の端部を抑止部材と共に拡径させることにより、該接続部と管に抑止部材を抱持する凹状の凹部を形成してこれら三者を固定したため、抑止部材で両者の相対移動を抑止でき、これにより管を堅固に接合できる。
また、従来の発明に比べて両管の必要な重ね代を少なくでき、管を様々な部材に接合するのに用いて好適となる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
なお、本実施例1では環状の接続部を、金属製板材をバーリング打ち抜き加工して形成された接続部に適用し、管を排気管に適用した場合について説明する。
図1は本発明の実施例1の排気管の接合方法に用いる治具を説明する図、図2は本実施例1の排気管の接合前を説明する斜視図、図3は本実施例1の排気管の接合方法を説明する図、図4は本実施例1の排気管の接合後を示す斜視図である。
先ず、本実施例1の排気管の接合方法に用いられる治具を説明する。
図1に示すように、本実施例1の排気管の接合方法に用いられる治具Aは、ダイス1と、パッド2と、ポンチ3を備える構成としている。
前記ダイス1は、その中央に略円柱状の内周溝1aが形成される他、該内周溝1aは傾斜状のテーパ部1bによって上方に比べて下方が拡径されている。
また、前記ダイス1は、図示を省略するアクチュエータによって円周溝1aの軸(一点鎖線で図示)方向に上下動可能になっている。
前記パッド2は、その中央に円柱形の内周溝2aが形成される他、その底部には図示を省略したスプリングに連結されたクッションピン2b,2cが設けられており、これによって、パッド2は自然状態において上方に付勢された状態で上下動可能になっている。
前記ポンチ3は、その基部3aが図示を省略するベースに固定されると共に、該基部3aの両側に前記クッションピン2b,2cの上下動を案内しつつ支持する貫通孔3b,3cが形成されている。
また、前記ポンチ3のポンチ本体3dは、略円柱形状を成してその底部が前記基部3aに固定されると共に、その上部は上方に行くにつれて縮径するように形成されたテーパ部3eが形成されている。
なお、前記ダイス1とパッド2の円周溝1a,2aの中心(一点鎖線で図示)と、ポンチ本体3dの中心は一致するように配置されている。
次に、作用を説明する。
前記治具Aを用いて排気管を接合するには、先ず、ダイス1を上昇させてパッド2と離間させた状態とし、図2に示すように、バーリング打ち抜き加工により形成された環状の接続部4(接続部に相当)を有する金属製板材5を前記パッド2の上に乗せて、ポンチ本体3dのテーパ部3eが接続部4の内側に当接するように配置した後、該接続部4の外周に環状の抑止部材6を乗せて配置する。
なお、前記金属製板材5は後述する排気管7と同じ材料及び厚みで形成されている。
また、前記抑止部材6は、金属製板材5や排気管7よりも硬度が高く、伸縮性に富む線状の材料を多重に巻回しながら編んだものが使用される。勿論、前記線状の材料を接続部4の外周に直接巻回しても良い。
次に、図3(a)に示すように、ダイス1をその底面が金属製板材5に当接するまで下降させて配置した後、排気管7をダイス1の内周溝1aに上方から挿入して図示を省略した押圧手段により両者を固定する。
この際、前記排気管7の端部7bは抑止部材6に当接し、且つ、接続部4と近接した状態になる。
なお、排気管7をダイス1の内周溝1aに予め固定した後、両者を下降させても良い。
次に、前記ダイス1を排気管7と共に下降させると、図3(b)に示すように、ダイス1の底面が金属製板材5を介してパッド2を下方に移動させると共に、ポンチ本体3dが接続部4と排気管7の端部7bを抑止部材6と共に拡径させることにより、該接続部4と排気管7に抑止部材6を抱持する凹状の凹部4a,7a(図1参照)を形成してこれら三者を固定する。
従って、抑止部材6によって接続部4と排気管7の軸方向の相対移動を抑止した状態で両者を接合できる。
また、前記接続部4と排気管7の端部7bは、ポンチ本体3dのテーパ部3eとダイス1のテーパ部1bによって徐々に拡径されるため、ポンチ本体3dの加工力が一箇所に集中する虞がなく、両者の拡径をスムーズに行える。
最後に、図3(c)に示すように、ダイス1を上昇させてパッド2を自然状態に戻した後、排気管7及び金属製板材5を取り出して、図4に示す排気管7を金属製板材5に接合したものを得ることができる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の排気管7の接合方法にあっては、環状の接続部4に排気管7の端部7bを被せて重ねた状態にすると共に、これら両者の間に抑止部材6を配置し、接続部4と排気管7の端部7bを抑止部材6と共に拡径させることにより、該接続部4と排気管7に抑止部材6を抱持する凹状の凹部4a,7aを形成してこれら三者を固定したため、抑止部材6で接続部4と排気管7の相対移動を抑止でき、これにより排気管7と接続部4を堅固に接合できる。
また、従来の発明に比べて、排気管7の接合に必要な重ね代を少なくでき、様々な排気系部材に対する排気管の接合に用いて好適となる。
また、本実施例1の抑止部材6は環状としたため、接続部4と排気管7の全周に亘って介在し、排気ガスのシール部材としても機能する。
さらに、前記シール部材としての機能を考慮しなければ、抑止部材6を環状以外の形状に形成することにより、接続部4と排気管7の軸方向に加えて周方向の相対移動も抑止できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、管は排気管7に限定されるものではなく、一般的な管状部材の様々な部材への接合に適用できる。同様に排気管7を接続する排気系部材は金属製板材5の接続部4に限定されるものでなく、全ての排気系部材の接合に適用できる。
本発明の実施例1の排気管の接合方法に用いる治具を説明する図である。 本実施例1の排気管の接合前を説明する斜視図である。 本実施例1の排気管の接合方法を説明する図である。 本実施例1の排気管の接合後を示す斜視図である。
符号の説明
A 治具
1 ダイス
1a、2a 内周溝
1b、3e、8a テーパ部
2 パッド
2b、2c クッションピン
3 ポンチ
3a 基部
3b、3c 貫通孔
3d ポンチ本体
4 接続部
4a、7a、8b 凹部
5 金属製板材5
6 抑止部材
7 排気管
7b (排気管の)端部

Claims (1)

  1. 環状の接続部に管の端部を被せて重ねた状態にすると共に、これら両者の間に抑止部材を配置し、
    前記接続部と管の端部を抑止部材と共に拡径させることにより、該接続部と管に抑止部材を抱持する凹状の凹部を形成してこれら三者を固定したことを特徴とする管の接合方法。
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