JP2006142029A - 歯科補綴物を製造するシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 歯科補綴物を製造するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、ブリッジおよびクラウンなどの歯科補綴物を製造するシステムおよび方法に関する。特に、本発明は、複数の機械加工デバイスを有するシステムで歯科補綴物を製造するための機械加工ジョブを管理する新規な方法に関する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ブリッジおよびクラウンなどの歯科補綴物を製造するシステムおよび方法に関する。特に、本発明は、複数の機械加工デバイスを有するシステムで歯科補綴物を製造する機械加工ジョブを管理する新規な方法に関する。
補綴物は、歯の代用にするため又は歯を再構成するため、歯科産業で通常使用されている。一般に、このような歯科補綴物は、インプラント、クラウン、ブリッジ、アンレー、およびインレーの形態とすることができる。このような補綴物は、適切なフィットを確実にするように精密に設計されなければならないため、このような製品の製造方法は、設計および機械加工の精度に関して一定の基準を満たさなければならない。当該技術分野では、コンピュータ援用設計(CAD)およびコンピュータ援用製造(CAM)は、このような補綴物の設計および製造における融通性、容易さ、および精度を提供する実行可能な選択肢となり得るということが認識されている。
例えば、(特許文献1)は、歯科補綴物が設けられる残りの歯領域の複製の形状を決定するデバイス、および歯科補綴物を製造する集成装置を記載している。記載されている補綴物を製造する集成装置は、形状決定デバイス、および歯科補綴物を実際に製造する機械加工デバイス、および電子データ処理(EDP)設備を備える。EDP設備は、形状決定デバイスを機械加工デバイスと連結させ、また、形状決定デバイスで得られる結果のためのメモリ装置、および機械加工デバイスを制御する制御装置も備える。(特許文献1)は、主に、形状決定デバイス、EDP設備、および機械加工デバイスからなる3つのシリアルモジュールの集成装置に関する。制御および監視機能は全てEDP設備で行われるため、形状決定デバイスおよび機械加工デバイスは、個々にEDP装置を有する必要がない。このため、EDP設備で歯科補綴物製造全体の中央制御および監視が行われる。このような集成装置は、機械加工デバイスが1つしか必要でない場合に有効になり得る。しかし、このような集成装置は、比較的大きいスケールの歯科補綴物製造の有効性に関して、例えば、様々なワークステーションを有するネットワークに接続される複数の機械加工デバイスを有する技工室(production lab)では不利であると判明する場合がある。このようなネットワークでは、それぞれが機械加工される特定の歯科補綴物に対応する複数の機械加工ジョブを有する場合があり、使用者の介入を最小限にして、機械加工デバイスを独立して運転することが所望される場合がある。そのため、このような用途に特に適したシステムおよび方法が望ましい。
(特許文献2)は、複数の製造装置を有する、歯科製品を製造するシステムの配列を開示している。該製造システムは、異なる顧客からの命令を受信し、登録する様々な調整装置を備える。調整装置は、その命令を製造装置に配信する。様々な装置は、システム機能、システムアプリケーション、およびシステム構造の変更と共にデータの複製によってアップデートされる。製造装置のデータベースに含まれているデータは、1つ又は複数のインターフェイスを介してデータの複製を実行するとき、プログラム内容にアクセスするように配列されている記憶素子に入れられる。記載されている配列では、特定の歯科製品のための製造ジョブは、調整装置の1つによって特定の製造装置に割り当てられる。次いで、データは、調整装置からその特定の製造装置に複製される。
このような配列に関連する実際的な欠点が幾つかある。例えば、製造ジョブを割当てた後に特定の製造装置が使用不能又は動作不能になった場合、製造ジョブを別の製造装置に再び割当てなければならない。更に、歯科補綴物を製造するとき、機械加工される材料の材料特性に合わせて補綴物の機械加工を調整することが望ましい。この目的のため、ある一定の材料特性を有する特定の材料ブランクを特定の補綴物又は製造ジョブに割当ててもよい。製造ジョブが機械加工するために特定の製造装置に割当てられる場合、操作者は、材料ブランクがその製造ジョブに割当てられる製造装置に配置されることを確実にしなければならない。材料ブランクが間違った製造装置に配置されると、製造プロセスに遅れが生じる。
従って、複数の製造デバイスを有する環境で歯科補綴物を製造するため、更に融通性とロバスト性のある方法およびシステムが必要である。特定の製造ジョブのために特定の製造装置を割り当てる必要がなく、このような割当てに関連する不都合が起こらないようにすることができ、且つ、製造ジョブを更に自律的な方式で行うことができるシステムを提供することが有利である。
米国特許第6,287,121号明細書 国際公開第01/37756号パンフレット 国際公開第01/97707号パンフレット
本発明は、複数の機械加工デバイスを有する集成装置で歯科補綴物を製造するのに特に好適なシステムおよび方法を提供する。本発明によるシステムは、本質的に、ヒトの歯領域の状態のデジタル画像を使用して歯科補綴物を設計するように構成されているデータ処理手段を有する少なくとも1つのワークステーション、および、少なくとも1つのワークステーションで生成される機械加工データを使用して、材料ブランクから歯科補綴物のフレームワークを機械加工する複数の機械加工デバイスを備え、ここで、システムの機械加工デバイスは、材料ブランクと関連する識別コードを読み取り、且つ、材料ブランクの識別コードに対応する機械加工データを取り出すように構成される。
本システムは、ヒトの歯領域の状態のデジタル画像を作成する少なくとも1つの走査手段を更に備えてもよい。例えば、ヒトの歯の領域を直接走査することにより、又はヒトの歯の領域の作業模型を走査することにより、ヒトの歯の状態のデジタル画像を作成できる走査手段を提供することができる。ヒトの歯領域の状態とは、歯科補綴物が配置されるべきヒトの歯の領域を指す。
作業模型を走査する場合、作業模型は、歯科医、歯科技工士、又は他の顧客によって提供される。作業模型は、通常、歯科補綴物が配置されるべきヒトの歯の領域から作製される印象に基づく。
作業模型は、好ましくは、走査手段内に配置され、作業模型でデジタル画像が作成される。作業模型を表すデジタル画像は、ワークステーションのデータ処理手段によって受信される。好ましくは、データ処理手段は、ラーバ(Lava)(商標)システム(ドイツ、ゼーフェルト、3M−ESPE社(3M−ESPE AG,Seefeld,Germany)から市販されている)などのCAD/CAMモデリングソフトウェアを使用し、基礎としてデジタル画像を使用して歯科補綴物のフレームワークを設計する。
歯科補綴物を製造するため、典型的には材料ブランクを使用する。材料ブランクは、歯科補綴物用途に使用するのに好適な任意の生体適合性材料とすることができる。例えば、好適な生体適合性材料は、ポリマーベースの材料、貴金属、およびチタンを含んでもよい。好ましくは、材料ブランクは、それぞれ、予め焼結した酸化ジルコニウム又はジルコニアなどの予め焼結したセラミックである。材料ブランクは、機械加工に好適な任意の形態であってよい。例えば、材料ブランクは円筒状の中実ブロックの形態であってよい。
好ましくは、材料ユニットは、機械加工中、材料ブランクを確実に保持するのに使用される。各材料ユニットは、材料ユニットを識別する独自の識別コードを有する。この識別コードは、一連番号、又は、材料ユニットを単独で識別することを可能にする任意のコードであってよい。好ましくは、材料ユニットは、ブランクの材料の特性についての情報を提供するロット識別番号も有する。例えば、ロット識別番号は、材料の製造および焼結収縮特性についての情報を表示することができる。この情報は、歯科補綴物の設計に、および機械加工デバイスのための特定の機械加工経路命令を決定するのに使用できる。次いで、各材料ブランクに対して機械加工を調整することができ、これによって機械加工プロセスの精度が更に大きくなり、必然的に、歯科補綴物が最適にフィットする。
設計および機械加工される各歯科補綴物に対して、歯科補綴物のフレームワークを機械加工するように、機械加工ジョブが設定される。機械加工ジョブは、1つ又は複数の機械加工データファイルに含まれる機械加工データによって電子的に表される。機械加工データは、機械加工経路命令、およびその機械加工ジョブに割り当てられる材料ユニットを表示する。機械加工経路命令は、補綴物に対して所望されるパラメータおよび材料ブランクの材料特性をベースにする。CAMソフトウェアを使用して、機械加工経路命令を決定することができる。
各機械加工デバイスは、機械加工データファイルを格納する記憶装置を有するデータ処理手段、および、好ましくは複数の材料ユニットを収容する収容手段を備える。材料ユニットは、機械加工デバイスの収容手段内での材料ユニットの向きが適切であることを確実にする手段を備えることができる。機械加工デバイスは、材料ユニットの識別コードを読み取る読み取り手段を有する。材料ユニットの識別コードが読み取られた後、機械加工デバイスは、材料ユニットの識別コードと関連する機械加工データを取り出すように設計される。これは、操作者が材料ユニットを特定の機械加工デバイスに配置する必要がない、又は機械加工データを特定の機械加工デバイスに予め割り当てる必要がないという点で、特に有利である。また、これによって、材料ユニットを間違った機械加工デバイス内に配置することに関連するエラーが回避される。また、機械加工デバイスが使用不能である場合、機械加工データファイルを異なる機械加工デバイスに再び割り当てる必要がない。操作者は、別の機械加工デバイスに材料ユニットを配置するだけでよい。更に自動化した方式で機械加工ジョブを完了することができる。
機械加工デバイスは、歯科補綴物のフレームワークを形成するため、材料ブランクを適切に機械加工する任意の好適な機械加工デバイスであってよい。このような機械加工デバイスには、切削デバイス、研削デバイス、およびレーザーデバイスなどを挙げてもよい。機械加工デバイスは、好ましくは、歯科補綴物を形成するため、(1つ又は複数の)機械加工データファイルの命令に従って材料ブランクを機械加工するように構成される。好ましくは、機械加工デバイスは、複数の材料ユニットを装填することができ、機械加工を継続しながら、終了した歯科補綴物用材料ユニットを取り出すことができるように構成される。更に、機械加工デバイスは、好ましくは、材料ユニットを機械加工するような向きに配置し、機械加工データの仕様に従って、操作者の介入なしに機械加工用工具が交換されるように構成される。
本発明の一態様では、ワークステーションで生成される機械加工データファイルは、まず中央記憶装置に格納される。例えば、中央記憶装置は、ネットワークに接続されるサーバなどとすることができる。各機械加工デバイスおよび各ワークステーションは中央記憶装置へのアクセスを有する。システムの機械加工デバイスが材料ユニットの識別コードを読み取った後、機械加工デバイスのデータ処理手段は、中央記憶装置内の対応する機械加工データファイルを検索するように構成される。次いで、中央記憶装置から機械加工データが読み取られ、機械加工デバイスは材料ブランクから補綴物のフレームワークを機械加工する。歯科補綴物が機械加工された後、機械加工データは好ましくは中央記憶装置から削除される。
本発明の第2の態様では、機械加工デバイスは、まず機械加工データファイルをデバイスの記憶装置に保存した後、機械加工データファイルをそれ自体の記憶装置から読み取り、材料ブランクを機械加工するように構成される。これは、中央記憶装置から独立して機械加工が実施されるという点で、特に有利である。例えば、中央記憶装置手段が使用不能になった場合、それはすぐに機械加工されるブランクの機械加工プロセスに影響を与えない。ブランクの機械加工が完了した後、対応する機械加工データファイルは、好ましくは中央記憶装置および機械加工デバイスの記憶装置から削除される。
本発明の第3の態様は、機械加工データファイルを管理する製品に関する。本製品は、機械加工デバイス内の機械加工データファイルの適切な削除、取り出し、および保存を確実にするように設計されているコードを有する。例えば、本製品は、対応する機械加工ジョブが完了したとき、とりわけ、システムの構成要素がファイル削除時に非活動状態であるとき、機械加工データファイルの削除を確実にするコードを有することができる。
本発明の第4の態様では、中央記憶装置は使用しない。ワークステーションのデータ処理手段は、そのコンピュータで生成された全ての機械加工ファイルをシステム内の他の全てのコンピュータに、例えば、他のワークステーションのデータ処理手段に、および各機械加工デバイスの記憶装置に配信するように構成される。材料ブランクの機械加工が成功した後、機械加工デバイスのデータ処理手段は、好ましくは、例えば、指定されたファイルに材料ユニットの識別コードを書き込むことによって、ネットワーク内の他のコンピュータから対応する機械加工データファイルを削除することを要求するように構成される。指定されたファイル内のファイルは、システム内の全ての記憶位置から、例えば、ワークステーションの記憶手段および機械加工デバイスの記憶装置から自動的に削除される。また、本発明のこの態様は、機械加工中、起こり得るシステムのネットワーク障害の影響を受けない。
本発明の第5の態様は、本発明の第4の態様によるシステム内の機械加工データファイルを管理する製品に関する。例えば、このような製品は、ファイルが適切にコピーされ、好ましくはネットワークの全てのコンピュータで削除されることを確実にし、且つ全てのコンピュータが同時に又は常時運転していない場合があることを考慮するコードを有することができる。
本発明の様々な前述の態様に関して、方法工程は、好ましい実施形態および図面に記載されている特定の順番である必要はないことに留意すべきである。例えば、特定のブランクのための機械加工データを生成する工程は、機械加工デバイスに材料ブランクを配置する工程、又は、機械加工デバイスが識別コードを読み取る工程の後、又はそれと同時に行われてもよい。
以下の説明および図面で、本発明の好ましい実施形態を更に説明する。
図1および図5を参照すると、本発明の方法を使用するシステムは、一般に、少なくとも1つのワークステーション201、202、203および複数の機械加工又は切削デバイス301、302、303を備え、好ましくは、ローカル・エリア・ネットワークなどを形成する。本システムは、少なくとも1つのワークステーション201、202、203に電子的に接続される少なくとも1つの走査手段101、102、103を更に備えてもよい。
走査手段101、102、103は、歯科補綴物が配置されるべきヒトの歯の領域を表す模型を走査し、模型のデジタル画像を形成するように構成される。走査手段101、102、103は好ましくは、非接触三次元光学スキャナである。
ワークステーション201、202、203は、電子データ処理手段を備える。好ましくは、ワークステーションは、記憶手段、データプロセッサ、モニタ、キーボード、マウス、および/又はタッチパッドなどを有するコンピュータである。ワークステーション201、202、203のデータ処理手段は、走査手段又は他の外部供給源から受信されるデジタル画像を格納および処理するように構成される。他の外部供給源には、モデム、ネットワーク、又は外部記憶媒体からの読取りを介して受信される歯の状態のデジタル画像を挙げることができる。デジタル画像は、歯科補綴物を設計するため、および切削データを決定するため、CAD/CAMソフトウェアを使用して処理される。例えば、歯科補綴物は、ラーバ(Lava)(商標)システム(ドイツ、ゼーフェルト、3M−ESPE社(3M−ESPE AG,Seefeld,Germany)から市販されている)などのCADモデリングソフトウェアを使用して設計することができる。設計および切削される各歯科補綴物に対して、歯科補綴物のフレームワークを切削するように切削ジョブが設定される。切削ジョブは、1つ又は複数の切削データファイルに含まれる切削データによって電子的に表される。切削データファイルは、切削経路命令、およびその切削ジョブに割り当てられる材料ブランクを表示する。切削経路命令は、補綴物に対する所望のパラメータおよび材料ブランクの材料特性に基づく。好ましくは、切削経路命令は、例えば、ラーバ(LAVA)(商標)CALCソフトウェア(ドイツ、ゼーフェルト、3M−ESPE社(3M−ESPE AG,Seefeld,Germany)から市販されている)などのCAMソフトウェアを使用して決定される。
歯科補綴物用の材料ブランクは、生体適合性材料からなる。好ましくは、材料ブランクは、予め焼結したセラミック材料からなる。最も好ましくは、材料ブランクは、予め焼結した酸化ジルコニウムからなる。材料ブランクは、切削に好適な任意の形態であってよい。例えば、材料ブランクは、円筒状の中実ブロックの形態であってよい。
好ましくは、材料ブランク22は、図2に示される形態を有する材料ユニット20に収容される。材料ユニットは、機械加工中又は切削中、材料ブランクを確実に保持する役割をする。更に、材料ユニットは、材料ブランクおよびその材料特性を識別するコード又は数字を有してもよい。他の好適な材料ユニットは、(特許文献3)(ドイツ、ゼーフェルト、3M−ESPE社(3M−ESPE AG,Seefeld,Germany)に譲渡)に記載されている。
図2では、材料ユニット20は、材料ブランク22、および材料ブランク22を保持する支持体本体24を備える。図示される例では、歯科補綴物のフレームワーク30は、材料ブランク22から切削された。更に、材料ユニット20は、独自の識別コード26を有する。各材料ユニットは、異なる識別コードを有する。この識別コードは、一連番号、又は、材料ユニットを単独で識別することを可能にする任意のコードとすることができる。ワークステーション201、202、203で、材料ユニットは、歯科補綴物のための各切削ジョブに割り当てられ、その特定の材料ユニットのための切削データと関連する。
更に、材料ユニット20は、材料ユニット20に収容されるその特定の材料ブランク22に特有の材料特性および製造特性を表示する、材料ロット番号又はコード28を備えてもよい。このような情報は、例えば、焼結収縮又は好適な機械加工用工具の算出に有用な可能性がある。
機械加工又は切削デバイス301、302、303は、歯科補綴物のフレームワーク30を形成するため、材料ブランク22を切削する。切削デバイス301、302、303は、複数の材料ユニット20を、例えば、装填領域などに収容するように構成される。各切削デバイス301、302、303は、切削データファイルを格納する記憶装置を具備するデータ処理手段、および、材料ユニット20の識別コード26を読み取る読み取り手段を有する。切削データファイルは、切削デバイス301、302、303の切削経路命令を含む。
図3は、本発明の第1の態様による方法のフローチャートを示す。この態様では、ワークステーション201、202、203で生成された切削データファイルは、まず、図1に示される中央記憶装置10に格納される。例えば、中央記憶装置10は、ネットワークに接続されるサーバなどとすることができる。各切削デバイス301、302、303および各ワークステーション201、202、203は、中央記憶装置10へのアクセスを有し、それによって、ファイルを中央記憶装置10に保存する、ファイルを中央記憶装置10から取り出す、又はファイルを中央記憶装置10から削除することができる。切削デバイス301、302、303が材料ユニット20の識別コード26を読み取った後、デバイス301、302、303のデータ処理手段は、中央記憶装置10内の対応する切削データファイルを検索するように構成される。次いで、中央記憶装置10から切削データファイルが読み取られ、切削デバイス301、302、303は、材料ブランク22から補綴物のフレームワーク30を切削する。歯科補綴物のフレームワーク30を切削した後、好ましくは、切削データファイルを中央記憶装置10から削除する。本発明のこの態様は、ワークステーション201、202、203で切削データファイルを特定の切削デバイス301、302、303に予め割り当てる必要がないという点で特に有利である。材料ユニット20をシステムの任意の切削デバイス301、302、303に配置することができる。
図4は、本発明の第2の態様による方法のフローチャートを示す。この態様では、切削デバイス301、302、303は、まず、切削データファイルをデバイス301、302、303の記憶装置に保存した後、切削データファイルをそれ自体の記憶装置から読み取り、材料ブランク22を切削するように構成される。これは、切削が中央記憶装置10から独立して実施されるという点で特に有利である。ブランク22の切削が完了した後、対応する切削データファイルは、好ましくは、中央記憶装置10および切削デバイス301、302、303の記憶装置から削除される。
本発明の第3の態様は、本発明の第1および第2の態様による方法およびシステムを使用して、切削データファイルを管理する製品に関する。本製品は、システムの切削デバイス301、302、303、ワークステーション201、202、203、および中央記憶装置10内の切削データファイルの適切な削除、取り出し、および保存を確実にするように設計されているコードを有する。また、例えば、中央記憶装置10および/又はワークステーション201、202、203にモデム接続などを提供することによって、本発明のシステムに外部からアクセスしてもよい。
図5および図6は、中央記憶装置を使用しない本発明の第4の態様に関する。ワークステーション201、202、203のデータ処理手段は、そのコンピュータで生成された全ての切削データファイルをネットワーク内の他の全てのコンピュータに配信するように構成される。材料ユニット20の材料ブランク22の切削が成功した後、切削デバイス301、302、303のデータ処理手段は、好ましくは、例えば、指定されたファイルに材料ユニット20の識別コード26を書き込むことによって、材料ユニット20のための対応する切削データファイルを削除することを要求するように構成される。好ましくは、指定されたファイル内の切削データファイルは、読み取られ、システム内の全ての記憶位置から自動的に削除される。この態様の方法は、全てのコンピュータが同時に又は常時運転していない場合があることを考慮する工程も含む。例えば、このような工程には、全てのコンピュータでコピーされ、削除されるファイルのリストを維持することが含まれる。また、このような解決方法は、切削中、起こり得るネットワーク障害の影響を受けない。
本発明の第5の態様は、本発明の第4の態様によるシステムで切削データファイルを管理する製品に関する。
本明細書に表される様々な実施形態は、本発明を説明し、明確にするために使用され、従って、本発明の範囲をそのようなものとして限定するものと解釈されるべきではない。更に、本発明は、特許請求の範囲の特徴、およびそのあらゆる明確な変更によって完全に理解される。
本発明の第1および第2の態様によるシステムの図である。 本発明で使用される材料ユニットの例である。 本発明の第1の態様による方法のフローチャートである。 本発明の第2の態様による方法のフローチャートである。 本発明の第4の態様によるシステムの図である。 本発明の第4の態様による方法のフローチャートである。
符号の説明
101、102、103 走査手段
201、202、203 ワークステーション
301、302、303 切削デバイス
10 中央記憶装置
20 材料ユニット
22 材料ブランク
24 支持体本体
26 識別コード
28 材料ロット番号
30 歯科補綴物のフレームワーク

Claims (14)

  1. 少なくとも1つのワークステーションおよび複数の機械加工デバイスを有するシステムで歯科補綴物を製造する方法であって、
    ヒトの歯の領域の状態のデジタル画像に基づく歯科補綴物のフレームワークを設計する工程、
    前記フレームワークのために材料ブランクを割り当てる工程であって、前記材料ブランクがそれと関連する識別コードを有する工程、
    機械加工デバイス内で前記フレームワークを形成するための機械加工経路命令を提供する内容を有する機械加工電子データを生成する工程、
    前記材料ブランクを機械加工デバイスに配置する工程、
    前記機械加工デバイスが前記材料ブランクの前記識別コードを読み取り、前記識別コードに対応する前記機械加工データを取り出す工程、および、
    前記機械加工デバイスが、前記機械加工データの内容を使用して前記材料ブランクを機械加工する工程、
    を含む方法。
  2. 前記識別コードに対応する前記機械加工データを削除する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記材料ブランクに対応する前記機械加工データを前記システムの中央記憶装置に格納する工程、
    を更に含み、前記機械加工デバイスが前記材料ブランクの前記識別コードを読み取った後、機械加工を開始する前に、前記識別コードに対応する前記機械加工データを前記中央記憶装置から取り出し、前記機械加工デバイスの記憶装置に保存する、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記材料ブランクの機械加工が完了した後、前記機械加工データが前記中央記憶装置から、および前記機械加工デバイスの前記記憶装置から削除される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記機械加工データを、前記システムの少なくとも1つのワークステーションおよび/又は少なくとも1つの機械加工デバイスの記憶装置に保存する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記材料ブランクの機械加工が完了した後、前記機械加工デバイスが、前記ブランクに対応する前記機械加工データを、前記システムの各ワークステーションおよび各機械加工デバイスの記憶装置から削除することを要求する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記機械加工電子データを生成する工程が、前記材料ブランクを機械加工デバイスに配置する工程の後、又は、前記機械加工デバイスが前記材料ブランクの前記識別コードを読み取る工程の後である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. ヒトの歯領域の状態のデジタル画像を使用して、歯科補綴物のフレームワークを設計するように構成されるデータ処理手段を有する少なくとも1つのワークステーションであって、前記データ処理手段が前記フレームワークのために材料ブランクを割り当て、且つ、機械加工デバイス内で前記フレームワークを形成するための機械加工経路命令を提供する内容を有する機械加工データを生成するように構成され、前記材料ブランクがそれと関連する識別コードを有する、ワークステーション、および
    前記少なくとも1つのワークステーションで生成される前記機械加工データを使用して、前記材料ブランクから前記歯科補綴物のフレームワークを機械加工する複数の機械加工デバイスであって、各機械加工デバイスがデータ処理手段、および前記材料ブランクの前記識別コードを読み取る読み取り手段を備える、機械加工デバイス、
    を備える、歯科補綴物を製造するシステムであって、
    前記材料ブランクの前記識別コードを機械加工デバイスで読み取った後、前記機械加工デバイスが、前記材料ブランクの前記識別コードに対応する前記機械加工データを取り出すように構成されるシステム。
  9. 前記システムは、前記材料ブランクが機械加工された後、前記機械加工データを削除するように構成される、請求項8に記載のシステム。
  10. ヒトの歯領域の状態のデジタル画像を作成する、少なくとも1つの走査手段を更に備える、請求項8又は9に記載のシステム。
  11. 前記少なくとも1つのワークステーションおよび前記複数の機械加工デバイスにアクセス可能な中央記憶装置を更に備え、前記材料ブランクの前記識別コードを機械加工デバイスで読み取った後、前記機械加工デバイスは、前記中央記憶装置から前記識別コードに対応する前記機械加工データを取り出すように構成される、請求項8〜10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 前記少なくとも1つのワークステーションが、前記機械加工データを前記システムの少なくとも1つのデータ処理手段に保存するように構成される、請求項8〜10のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 前記材料ブランクの機械加工が完了した後、前記機械加工デバイスが、前記材料ブランクに対応する前記機械加工データを前記システムの各データ処理手段から削除することを要求するように構成される、請求項12に記載のシステム。
  14. 少なくとも1つのワークステーションおよび複数の機械加工デバイスを有するシステムで機械加工データを管理する製品であって、前記製品が請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法を実施するためのコードを備える製品。
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