JP2006141823A - 部分パーマ用ロッド - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、コールドパーマを施術する場合の部分パーマ用ロッドの改良に関する。
【解決手段】外側ロッドと内側ロッドを一組とし、外側ロッドは一対の円弧状部材を回動軸を介して開閉可能に連結し、回動軸から外側に延びる操作レバーの操作により開閉操作されるようになっており、その内周には薬液塗布のための液浸透性の弾性材が取り付けられ、また外側には薬液浸透のための薬液注入機構が付設してあり、内側ロッドの外周には薬液塗布のための液浸透性の弾性材が取り付けられており、なおかつ毛髪に係合して毛髪を内側ロッドの外周に保持するための多数の櫛状突起が液浸透性の弾性材の外側に突出するよう形成されていることを特徴とする部分パーマ用ロッド。
【選択図】 図1

Description

この発明は、コールドパーマを施術する場合の部分パーマ用ロッドの改良に関する。
従来のコールドパーマでは、毛髪束をペーパーで挟み、円形のロッドに巻き付けゴムで止めていた。また実開平5−74401号公報(特許文献1参照)のように、半円形のロッドを開閉クリップにし挟むパーマ用ロッドや、実開昭61−170401号公報(特許文献2参照)のロッド巻き止め輪ゴムの係止装置や登録実用新案第3077307号公報(特許文献3参照)のコールドパーマロッドのように外側ロッドと内側ロッドを組み合わせた六ドルいが知られている。
実開平5−74401号公報 実開昭61−170401号公報 登録実用新案第3077307号公報
しかしながら、従来の上記各種ロッドで毛髪に部分パーマをかける場合、毛髪に圧力をかけながらパーマ用の薬液を毛髪に浸透させることは難しいという問題があった。ちなみに、登録実用新案第3077307号公報(特許文献3参照)のコールドパーマロッドの外側ロッドには多数の薬液浸透孔が形成されているが、薬液を効率よく毛髪に接触させたり、部分パーマをかけようとする毛髪全体に均一に薬液を接触させることは不可能であった。
特に登録実用新案第3077307号公報(特許文献3参照)の外側ロッドに多数の薬液浸透孔が形成されたコールドパーマロッドにおいては、加圧状態の毛髪に外側から薬液が部分的(表層部分)に接触することがあっても、部分パーマをかけようとする毛髪全体(深層まで)に均一に薬液を接触させることはできなかった。
これを解決するために、予め毛髪を薬液で湿らせておくことも考えられるが、薬液が手や皮膚に付着したり、部分パーマをかけようとする部分以外の毛髪等に付着して作業が非常に面倒になるという問題があった。
また毛髪を加圧している状態において、各種ロッドの部材と毛髪との間に遊びがなく、毛髪にストレートに各種パッド類から負荷がかけられるため、部分パーマの仕上がりに各種パッド類の形状の影響がそのまま出てしまい、例えば各種パッド類の端部の輪郭が毛髪に残って違和感のある仕上がりとなってしまうことがあった。
この発明の部分パーマ用ロッドは、従来例の上記課題を解決するため、外側ロッドと内側ロッドを一組とし、外側ロッドは一対の円弧状部材を回動軸を介して開閉可能に連結し、回動軸から外側に延びる操作レバーの操作により開閉操作されるようになっており、その内周には薬液塗布のための液浸透性の弾性材が取り付けられ、また外側には薬液浸透のための薬液注入機構が付設してあり、内側ロッドの外周には薬液塗布のための液浸透性の弾性材が取り付けられており、なおかつ毛髪に係合して毛髪を内側ロッドの外周に保持するための多数の櫛状突起が液浸透性の弾性材の外側に突出するよう形成されていることを特徴とするものである。
この発明の部分パーマ用ロッドは、上記内側ロッドの外周に取り付けた薬液塗布のための液浸透性の弾性材が、毛髪への施術前に予めパーマ用薬液を含浸させてあることをも特徴とするものである。
この発明の部分パーマ用ロッドによれば、内周、外周に薬液塗布のための液浸透性の弾性材がそれぞれ取り付けられた外側ロッドと内側ロッドを組み合わせて使用するとともに、液浸透性の弾性材に予め、あるいは適時に薬液を含浸させておけるので、加圧状態において毛髪に効果的に薬液を接触させることができ、しかも部分パーマをかけようとする毛髪全体(深層まで)に均一に薬液を接触させることが可能となった。
また毛髪を加圧している状態において、各種ロッドの部材と毛髪との間に遊びがあり、毛髪にストレートに各種パッド類から負荷がかけられることがないため、部分パーマの仕上がりに各種パッド類の形状の影響がそのまま出てしまいこともなく、例えば各種パッド類の端部の輪郭が毛髪に残って違和感のある仕上がりとなってしまうという問題が確実に解消できた。
以下この発明に係る部分パーマ用ロッドの実施の形態につき、図面に基いて詳細に説明する。
図1はこの発明の部分パーマ用ロッドの1実施例を示し、外側ロッドと内側ロッドとを分解した状態の概略断面図、図2は組み付けた状態の概略断面図である。
図1および図2に示すように、この発明の部分パーマ用ロッドは外側ロッド1と内側ロッド2を一組として用いられる。
外側ロッド1は一対の円弧状部材11を回動軸12を介して開閉可能に連結した構造を有している。また、一対の円弧状部材11は上記回動軸12から外側に延びる一対の操作レバー13の操作により開閉操作されるようになっており、常態では操作レバー13間に配設されたバネ材14によって一対の円弧状部材11は閉じている。
上記一対の円弧状部材11の内周には薬液塗布のための液浸透性の弾性材15が取り付けられ、また外側には薬液浸透のための薬液注入機構16が付設してある。この薬液注入機構16は一対の円弧状部材11に外側から取り付けたノズル17と、ノズル17に連結した押し潰せる薬液押出容器18とで構成されており、薬液押出容器18を押し潰すことによってノズル17から液浸透性の弾性材15に薬液が注入される。
上記円弧状部材11および操作レバー13等はプラスチックで一体的に成形することが合理的である。
上記内側ロッド2の外周には薬液塗布のための液浸透性の弾性材21が取り付けられており、なおかつ毛髪に係合して毛髪を内側ロッド2の外周に保持するための多数の櫛状突起22が液浸透性の弾性材21の外側に突出するよう形成されている。このような構造にするためには、液浸透性の弾性材21に櫛状突起22に対応する無数の孔を形成したり、櫛状突起22上から液浸透性の弾性材21を押し込んで取り付け時に孔開けするようにすることもできる。
上記内側ロッド2および櫛状突起22等はプラスチックで一体的に成形することが合理的である。
薬液塗布のための液浸透性の弾性材21としては、各種のスポンジ類、例えば合成ゴム製のスポンジや合成樹脂製の各種発泡材料を使用することができるが、液浸透性を持たせる関係で、連通気孔を有するものであることが必要である。
もちろん、液浸透性の弾性材21として綿類、所定の厚みの不織布等を使用することも可能である。
この発明の外側ロッド1と内側ロッド2を一組とする部分パーマ用ロッドの使用に際しては、内側ロッド2の外周に取り付けた薬液塗布のための液浸透性の弾性材21が、毛髪への施術前に予めパーマ用薬液を含浸させてあることが望ましい。内側ロッド2を中空としておいてその中空部分から薬液を注入することも可能であるが、液浸透性の弾性材21に毛髪への施術前に予めパーマ用薬液を含浸させておいた方が効率的である。
その上で内側ロッド2の外周部分に毛髪を巻き付け、櫛状突起22に絡みつかせた上で、外側ロッド1を操作レバー13を操作して一対の円弧状部材11を、その間隙が内側ロッド2が通過できる幅以上になるよう開いて内側ロッド2に挿通し、操作レバー13にかけた力を解いて一対の円弧状部材11をもとの位置に復帰させると、外側ロッド1は内側ロッド2上にはめ込まれる。その際、毛髪は外側ロッド1と内側ロッド2との間に保持され、所定の圧力で加圧されている。
次いで一対の円弧状部材11の外側に取り付けた薬液注入機構16を押し潰し、内部に貯留されていたパーマ用薬液、例えば1液または/および2液を、円弧状部材11の内周の液浸透性の弾性材15に向けてノズル17から放出する。その後液浸透性の弾性材15内に含浸された薬液は、内側ロッド2の外周に取り付けた弾性材21中に含浸させた薬液とともに毛髪に接触して毛髪にパーマをかけることに寄与する。
なお、上記薬液注入機構16を複数設置し、一方の薬液注入機構16から1液を注入し、他方の薬液注入機構16から2液を注入するようにすれば、パーマ用薬液の注入に際して手を汚すことがない。
所定時間経過後、外側ロッド1を操作レバー13を操作して一対の円弧状部材11を開き、内側ロッド2から取り外す。また、上記毛髪は内側ロッド2の表面に櫛状突起22に係合した状態で巻き付けられているので、毛髪を内側ロッド2を巻き戻して内側ロッド2から外す。
図3は内側ロッド31の他の例を示す斜視図であり、その表面にはらせん状の溝32が形成してあるので、その溝に毛束を巻き付けた上で外側ロッドをはめ込み、上記と同様の処理を施せば、毛束がねじれて違ったウェーブ(ツイストパーマ)にすることができる。
もちろん、表面にはらせん状の溝32を形成した内側ロッド31の外周には、薬液塗布のための液浸透性の弾性材を取り付けておくことが必要である。
この発明の部分パーマ用ロッドは、部分パーマ用としてのみならず、カラーリングその他の毛髪に施術する作業を必要とする場面において適宜有効に活用することができる。
この発明の部分パーマ用ロッドの1実施例を示し、外側ロッドと内側ロッドとを分解した状態の概略断面図である。 組み付けた状態の概略断面図である。 内側ロッドの他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 外側ロッド
2 内側ロッド
11 円弧状部材
12 回動軸
13 操作レバー
14 バネ材
15 弾性材
16 薬液注入機構
17 ノズル
18 薬液押出容器
21 弾性材
22 櫛状突起
31 内側ロッド
32 らせん状の溝

Claims (2)

  1. 外側ロッドと内側ロッドを一組とし、外側ロッドは一対の円弧状部材を回動軸を介して開閉可能に連結し、回動軸から外側に延びる操作レバーの操作により開閉操作されるようになっており、その内周には薬液塗布のための液浸透性の弾性材が取り付けられ、また外側には薬液浸透のための薬液注入機構が付設してあり、内側ロッドの外周には薬液塗布のための液浸透性の弾性材が取り付けられており、なおかつ毛髪に係合して毛髪を内側ロッドの外周に保持するための多数の櫛状突起が液浸透性の弾性材の外側に突出するよう形成されていることを特徴とする部分パーマ用ロッド。
  2. 内側ロッドの外周に取り付けた薬液塗布のための液浸透性の弾性材が、毛髪への施術前に予めパーマ用薬液を含浸させてある請求項1に記載の部分パーマ用ロッド。
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