JP2006141817A - 加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】均一な加熱を容易且安全に実行可能であって、運搬、設置及び移動を容易に行うことができるとともに、優れた集客力を有し、消費者の購買意欲を刺激しうる加熱装置を提供する。
【解決手段】容器1は、セラミック材料を含む壷状体であって、内部に収納空間100を有するとともに、開口部11とを有している。第1のガイド部材21は、筒状体であって、収納空間100に備えられている。加熱器3は、電気ヒータ33と、蓄熱板34と、支持部材31とを有する。電気ヒータ33は、互いに高さ方向tに間隔dを隔てて配置されている。蓄熱板34は、電気ヒータ33の間に備えられている。支持部材31は、電気ヒータ33と、蓄熱板34とを支持している。加熱器3は、第1のガイド部材21により、開口部11を通じて収納空間100に案内されている。昇降装置4は、加熱器3を昇降する。
【選択図】 図1
【解決手段】容器1は、セラミック材料を含む壷状体であって、内部に収納空間100を有するとともに、開口部11とを有している。第1のガイド部材21は、筒状体であって、収納空間100に備えられている。加熱器3は、電気ヒータ33と、蓄熱板34と、支持部材31とを有する。電気ヒータ33は、互いに高さ方向tに間隔dを隔てて配置されている。蓄熱板34は、電気ヒータ33の間に備えられている。支持部材31は、電気ヒータ33と、蓄熱板34とを支持している。加熱器3は、第1のガイド部材21により、開口部11を通じて収納空間100に案内されている。昇降装置4は、加熱器3を昇降する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、芋や、とうもろこし、栗等の加熱調理に用いられる加熱装置に関する。
従来、この種の加熱装置としては、ガスを使用した石焼き方式のものが広く普及している。ガスを使用した石焼き方式の加熱装置では、箱形の加熱器の内部に小石を敷き詰め、ガスを用いて小石を加熱することにより、芋を蒸し焼きにする。
また、特許文献1及び2に示すように、ガスを使用した水蒸気方式の加熱装置も広く普及している。水蒸気方式の加熱器では、加熱器の内部に充満させた水蒸気により芋を加熱する。
しかし、上述したガスを使用した加熱装置は、安全管理の面で問題がある。特に、石焼き方式の加熱装置では、加熱器の内部に充満した小石を加熱するため強い火力が必要となるから、この問題はより顕著になる。
また、石焼き方式の加熱装置では、加熱器の内部に小石が充満されることによる重量化が避けられないから、設置や、設置のための運搬、及び、設置後の移動が困難である。
さらに、石焼き方式の加熱装置では、加熱器内部の温度管理に熟練性を要し、芋の焼け焦げや、生焼き、又は、焼きムラを生じやすいという問題点もある。
加えて、石焼いもや、焼きとうもろこし、焼き甘栗等の販売においては、通り過ぎる消費者に如何にアピールするか、さらに売り場を目にした消費者に対し、その購買意欲を如何に刺激しうるかが重要な要素となっている。従って、加熱装置は、優れた加熱機能を有するとともに、それ自体に集客力を有し、消費者の購買意欲を刺激しうる構成を備える必要がある。
しかし、特許文献1及び2に開示されている加熱装置は、店頭販売および街頭販売等における集客力、及び、消費者の購買意欲の促進に、全く配慮していない。
特許第3380825号公報
特開平05−328955号公報
本発明の課題は、均一な加熱を容易、且、安全に行うことができる加熱装置を提供することである。
本発明のもう1つの課題は、運搬、設置及び移動を容易に行うことができるとともに、安全に使用することができる加熱装置を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、優れた集客力を有し、消費者の購買意欲を刺激しうる加熱装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る加熱装置は、容器と、ガイド部材と、加熱器と、昇降装置とを含む。容器は、セラミック材料を含む壷状体であって、内部に収納空間を有するとともに、開口部とを有している。ガイド部材は、筒状体であって、収納空間に備えられている。加熱器は、少なくとも2つの電気ヒータと、蓄熱板と、支持部材とを有する。電気ヒータは、互いに高さ方向に間隔を隔てて配置されている。蓄熱板は、電気ヒータの間に備えられている。支持部材は、電気ヒータと、蓄熱板とを支持している。加熱器は、ガイド部材により、開口部を通じて収納空間に案内されている。昇降装置は、加熱器を昇降する。
上述したように、本発明に係る加熱装置は、加熱器を含む。加熱器は、電気ヒータと、支持部材とを有する。電気ヒータは、互いに高さ方向に間隔を隔てて配置され、支持部材により支持されている。この構成によると、加熱器は、隣接する電気ヒータの相互間に加熱空間が形成される。従って、芋や、とうもろこし、栗等の被調理食品を加熱空間に案内することができる。
また、電気ヒータが互いに高さ方向に間隔を隔てて配置されているから、加熱器は、加熱空間に案内された被調理食品を、相対向する二方向から加熱することができる。従って、本発明に係る加熱装置によると、被調理食品の均一な加熱が容易である。
さらに、電気ヒータを用いるから、加熱器を安全に使用することができる。従って、本発明に係る加熱装置によると、安全管理上の制約を受けることなく所望の場所に設置することができるとともに、安全に使用することができる。
同様に、電気ヒータを用いるから、加熱器の温度管理が容易になる。従って、本発明に係る加熱装置によると、加熱作業に熟練性を要せず、被調理食品の均一な加熱を容易に行うことができる。
加熱器は、蓄熱板を有する。蓄熱板は電気ヒータの間に備えられ、支持部材により支持されている。この構成によると、蓄熱板の蓄熱作用により、被調理食品の加熱を効率的に行うことができる。
また、蓄熱板を用いるから、大量の小石等を用いる必要がない。即ち、加熱装置は、軽量化が容易に実現可能であって、設置のための運搬や、設置後の移動を容易に行うことができる。
本発明に係る加熱装置は、上述した加熱器の他に、容器と、ガイド部材とを含む。容器は、セラミック材料を含む壷状体であって、内部に収納空間を有するとともに、開口部を有している。ガイド部材は、筒状体であって、収納空間に備えられている。加熱器は、ガイド部材により、開口部を通じて収納空間に案内されている。この構成によると、収納空間に案内されている加熱器は、ガイド部材によって姿勢が制御されている。従って、本発明に係る加熱装置は、加熱器を収納空間に安定的に保持し、安全に使用することができる。
容器は、セラミック材料を含む壷状体であるから、収納空間に案内された加熱器を保温し、被調理食品の加熱を効率的に行うことができる。また、加熱器において発生する熱を、容器により確実に断熱することにより、安全に使用することができる。
さらに、本発明に係る加熱装置は昇降装置を含み、昇降装置は加熱器を昇降する。上述したように、加熱器は、ガイド部材によって姿勢が制御されている。従って、昇降装置は加熱器を、容易且安全に昇降することができる。
また、加熱装置は、加熱器を昇降する昇降装置を含むから、購入者の注文に応じて加熱器の昇降作業を行うことにより、周囲の消費者の関心を惹くことができるとともに、購買意欲を刺激することができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)均一な加熱を容易且安全に行うことができる加熱装置を提供することができる。
(2)運搬、設置及び移動を容易に行うことができる加熱装置を提供することができる。
(3)優れた集客力を有し、消費者の購買意欲を刺激しうる加熱装置を提供することができる。
(1)均一な加熱を容易且安全に行うことができる加熱装置を提供することができる。
(2)運搬、設置及び移動を容易に行うことができる加熱装置を提供することができる。
(3)優れた集客力を有し、消費者の購買意欲を刺激しうる加熱装置を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る加熱装置の一部を破断して示す正面図、図2は図1に示した加熱装置の一部を省略して示す平面図、図3は図1に示した加熱装置の一部を拡大して示す端面図、図4は図1乃至図3に示した加熱器3の分解構造を示す斜視図である。
図1〜図4を参照すると、本発明の一実施形態に係る加熱装置は、容器1と、第1のガイド部材21と、第2のガイド部材22と、加熱器3と、昇降装置4とを含む。
容器1は、セラミック材料を含む壷状体であって、矢印tで示す高さ方向の寸法が950mm程度、開口部11の内径寸法が650mm程度で設定されている。容器1は、壷状の内部に収納空間100を有するとともに、開口部11を有する。
なお、一般に壷とは、胴部がまるく膨らみ、口のつぼまった形状を意味するが、本発明が意図する容器1の形状は、収納空間100に、後述する第1のガイド部材21、及び、加熱器3を収納可能な形状であれば、必ずしも上述した壷形状に限定されない。例えば、容器1は、口が広く、胴が丸く膨らみ底を深く作った形状であってもよいが、前記形状は字義的には、甕を意味するものである。
さらに、容器1は、開口部11と相対向する内底面に貫通孔12を有する。貫通孔12は、収納空間100から容器1の外部に貫通している。
第1のガイド部材21は、好ましくは、アルミ、ステンレス等の金属材料でなる筒状体である。より詳細に説明すると、第1のガイド部材21は、内部空間210と、ガイド受け部211と、フランジ212と、ストッパ213とを含む。内部空間210には、後述する加熱器3が昇降可能に案内されている。
ガイド受け部211は、筒状体の内部側面が外周方向に突出する凹溝であって、高さ方向tに沿って条状に延設されている。図示するガイド受け部211には、後述する加熱器3のガイド部37が案内される。
フランジ212は、高さ方向tの一方開口端において、端縁に沿って備えられている。また、他方端側の内部空間210には、ストッパ213が備えられている。ストッパ213は、加熱器3の落下を防止するために備えられている。
第2のガイド部材22は、好ましくは、アルミ、ステンレス等の金属材料でなる板状体であって、開口部221を有するとともに、一面側に支持面222を有する。第2のガイド部材22の外形形状は、開口部11の内径寸法より大きい寸法で設定されており、かつ、開口部11の相似形で設定されている。
第1のガイド部材21は、開口部11を通じて収納空間100に案内され、第2のガイド部材22により支持されている。図4を参照して詳細に説明すると、まず、第2のガイド部材22が、開口部11に載置される。第1のガイド部材21は、ガイド受け部211が、開口部221の開口方向を向くように位置決めされて、開口部221に案内される。
第1のガイド部材21は、開口部221の内部において、フランジ212が支持面222に当接することにより、第2のガイド部材22により支持される。
第1のガイド部材21は、開口部221の内部において、フランジ212が支持面222に当接することにより、第2のガイド部材22により支持される。
なお、第1のガイド部材21と、第2のガイド部材22とは、一体的に成形されていてもよい。
加熱器3は、支持部材31と、電気ヒータ33と、蓄熱板34とを有する。電気ヒータ33は、互いに矢印tで示す高さ方向に間隔dを隔てて配置されている。蓄熱板34は、電気ヒータ33の間に備えられている。支持部材31は、電気ヒータ33と、蓄熱板34とを支持している。加熱器3は、第1のガイド部材21により、開口部11を通じて収納空間100に案内されている。
図3を参照して詳細に説明すると、加熱器3は、支持部材31と、棚部材32と、電気ヒータ33と、蓄熱板34と、被調理食品載置台35と、蓋部36と、ガイド部37とを有する。
支持部材31は、好ましくは、アルミ、ステンレス等の金属材料により構成されている箱状体であって、内部領域310を有するとともに、少なくとも一側面に開放端面311を有する。支持部材31は、平面の一辺が450mm程度の正方形形状であって、高さ寸法が600mm程度に設定されている。
棚部材32は、好ましくは、アルミ、ステンレス等の金属材料により構成されている枠状体であって、面内に開口部321を有する。図示するように棚部材32は、内部領域310において、それぞれが高さ方向tに直行する水平方向Wに備えられているとともに、複数が相互に平行して備えられている。なお、棚部材32は、支持部材31の内周面に、一体的に成形されていてもよい。
電気ヒータ33は、複数が、内部領域310において、高さ方向tに間隔dを隔てて配置されており、好ましくは棚部材32により支持されている。加熱器3の内部領域310には、高さ方向tで隣接する電気ヒータ33の相互間に加熱空間が形成される。なお、電気ヒータ33の設置数は、加熱器3に必要な加熱力に応じて決定される設計的事項である。
蓄熱板34は、好ましくは、セラミック材料を含むガラス板である。蓄熱板34は、隣接する電気ヒータ33の相互間に備えられ、好ましくは棚部材32により支持されている。
被調理食品載置台35は、アルミ、ステンレス等の金属材料により構成された金網であって、好ましくは棚部材32に載置されている。被調理食品載置台35には、芋や、とうもろこし、栗等の被調理食品が載置される(図6参照)。
蓋部36は、アルミ、ステンレス等の金属材料、耐熱性強化プラスチック材料、又は、セラミック材料により構成された板状体である。蓋部36は、支持部材31の上端面に備えられている。蓋部36の外形形状は、開口部11の内径寸法より大きい寸法で設定されており、かつ、開口部11の相似形で設定されている。さらに、蓋部36は、一面側にフック361を有している。フック361は、後述する昇降装置4に連結するために用いられる。
ガイド部37は、凸形状を有し、支持部材31の外周面において、高さ方向tに沿って条状に延設されている。ガイド部37は、ガイド受け部211に案内されている。
昇降装置4は、加熱器3に接続されており、開口部11を通じて加熱器3を収納空間100から昇降する。より詳細に説明すると、図1乃至図4に示する昇降装置4は、ワイヤ41と、巻き機42とを含む吊り下げ方式の昇降装置であって、ワイヤ41は、一端が吊り下げバンド43を介してフック361に連結されており、他端が巻き機42に連結されている。
本発明の一実施形態に係る加熱装置において、加熱器3が収納空間100に案内されている状態、即ち、昇降装置4が加熱器3を収納空間100に下降した最下降位置では、容器1は、開口部11が蓋部36により被覆されている。
そして昇降装置4は、ハンドル420を、矢印R1で示す方向に回転操作することにより、ワイヤ41が巻き機42に巻き取られ、加熱器3が収納空間100から矢印X1で示す方向に上昇し、容器1から引き上げられる(図5参照)。
なお、昇降装置4は、必ずしも図示する吊り下げ方式に限定されない。例えば、昇降装置4には、油圧ジャッキ等を用いた迫り上げ方式を採用することができる。
さらに、図1乃至図4を参照すると、本発明の一実施形態に係る加熱装置は、制御部5と、外装体6と、架台7を含む。制御部5は、加熱器3、特に電気ヒータ33の始動、加熱、停止動作を制御する制御回路(図示しない)を備えており、前記制御回路の電気配線51は、ヒータ用配線穴52を通じて電気ヒータ33と電気的に接続されている。
外装体6は、基体部61と、台座部62と、屋根部63とを含む。基体部61は、4つの柱部材を台座部62の一面側に立設したものでなり、上部に屋根部63が備えられている。さらに台座部62は、他面側に車輪64が備えられている。本発明の一実施例に係る加熱装置において、外装体6は、容器1を収納するために屋台状に構築された装飾用構造物である。
架台7は、一面側に容器1が載置されており、他面側が外装体6の台座部62の一面側に載置されている。架台7は、容器1を確実に固定するために用いられる。
上述した構成によると、本発明の一実施形態に係る加熱装置は、容器1と、第1のガイド部材21と、第2のガイド部材22と、加熱器3とを含む。第1のガイド部材21は、開口部11を通じて収納空間100に案内され、第2のガイド部材22により支持されている。加熱器3は、第1のガイド部材21により、開口部11を通じて収納空間100に案内されている。
本発明の一実施形態に係る加熱装置は、加熱器3に電気ヒータ33を用いているから、安全に使用することができる。従って、加熱装置は、安全管理上の制約を受けることなく所望の場所に設置することができるとともに、安全に使用することができる。
同様に、電気ヒータ33を用いているから、加熱器3の温度管理が容易になる。従って、本発明の一実施形態に係る加熱装置によると、被調理食品の加熱作業に熟練性を要せず、均一な加熱を容易に行うことができる。
さらに、電気ヒータ33は、内部領域310において、高さ方向tに間隔dを隔てて配置されており、好ましくは棚部材32により支持されている。従って、内部領域310において高さ方向tに隣接する電気ヒータ33の相互間に、加熱空間を形成することができる。
棚部材32は、好ましくは枠状体であって、面内に開口部321を有する。この構成によると、枠部分において電気ヒータ33を支持することができるとともに、開口部321を通じて熱気を内部領域310に流動させることにより、効率的な加熱を行うことができる。
加熱器3は、蓄熱板34を有する。蓄熱板34は、電気ヒータ33の間に備えられ、棚部材32により支持されている。この構成によると、加熱装置は、蓄熱板34の蓄熱作用により、効率的な加熱を行うことができる。
また、蓄熱板34を用いるから、大量の小石等を用いる必要がない。即ち、加熱装置は、軽量化が容易に実現可能であって、設置や、設置のための運搬、及び、設置後の移動を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る加熱装置は、容器1と、第1のガイド部材21と、第2のガイド部材22とを含む。加熱器3は、容器1の収納空間100に収納される。容器1がセラミック材料を含む壷状体であるこうせいによると、加熱器3から発生する熱を、確実に断熱することにより、加熱装置を安全に使用することができる。
第1のガイド部材21は、内部空間210に加熱器3が昇降可能に案内されており、加熱器3は、第1のガイド部材21により、収納空間100に案内されている。加熱器3は、ガイド部37がガイド受け部211に案内されているから、加熱器3の設置姿勢が制御されている。従って、本発明の一実施形態に係る加熱装置は、加熱器3を収納空間100に安定的に保持し、安全に使用することができる。
本発明の一実施形態に係る加熱装置は、昇降装置4とを含む。昇降装置4は、加熱器3に接続されており、開口部11を通じて加熱器3を収納空間100から昇降する。上述したように、加熱器3は、第1のガイド部材21によって姿勢が制御されているから、加熱器3を、容器1の収納空間100から円滑且安全に昇降することができる。
昇降装置4は、加熱器3に接続されており、開口部11を通じて加熱器3を収納空間100から昇降する。加熱器3は蓋部36を有するから、昇降装置4が加熱器3を収納空間100に下降した最下降位置で、容器1の開口部11を蓋部36により被覆することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係る加熱装置の動作態様について一部を破断して示す正面図である。図5に示す加熱装置は、図1乃至図4を参照して説明した昇降装置4の上昇操作により、加熱器3が収納空間100から引き上げられており、開放端面311が容器1から露出している。
さらに、加熱装置は、図5に示した状態から、昇降装置4のハンドル420を、矢印R2で示す方向に回転操作することにより、ワイヤ41が巻き機42から繰り出され、加熱器3が矢印X2で示す方向に下降する。この下降操作時の加熱器3は、第1のガイド部材21による姿勢制御機能により、安定的に下降し、容器1に収納される。
図6は、本発明の一実施形態に係る加熱装置の使用状態について一部を省略して示す拡大斜視図である。図6は、図1に示した加熱装置に備えられている加熱器3の拡大斜視図である。図6に示す加熱器3は、複数の棚部材32のそれぞれにより支持されている電気ヒータ33の相対向面に加熱空間が形成されている。芋や、とうもろこし、栗等の被調理食品8は、加熱空間に備えられた被調理食品載置台35に載置され、加熱調理される。
図6に示すように、本発明の一実施形態に係る加熱装置によると、加熱器3は、高さ方向tで隣接する電気ヒータ33の相互間に加熱空間が形成されているから、加熱空間に備えられた被調理食品載置台35に芋や、とうもろこし、栗等の被調理食品8を載置して加熱加熱することができる。
また、加熱器3は、電気ヒータ33が、間隔dを隔てて配置されているから、加熱空間に案内された被調理食品8を、相対向する二方向から加熱することができる。従って、本発明の一実施形態に係る加熱装置によると、被調理食品8の均一な加熱が容易であって、焼きムラや、焼け焦げ等が生じることなく短時間で風味と食感に優れた調理品を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る加熱装置は、容器1を含む。容器1は、セラミック材料を含む壷状体であるから、収納空間100に案内された加熱器3を保温し、被調理食品8の加熱を効率的に行うことができる。
さらに、容器1は壷状体であるから、焼いも、焼きとうもろこし、焼き甘栗等の被調理食品8の販売において、本発明の一実施形態に係る加熱装置を目にした消費者にノスタルジーを喚起させることにより、購買意欲を刺激することができる。
容器1は開口部11と相対向する内底面に貫通孔12を有し、貫通孔12は収納空間100から容器1の外部に貫通しているから、容器1の内部に蓄積される塵埃等の清掃作業が容易である。
本発明の一実施形態に係る加熱装置は、昇降装置4を含む。昇降装置4は、加熱器3に接続されており、開口部11を通じて加熱器3を収納空間100から昇降する。図1乃至図4を参照して説明したように、加熱器3は、第1のガイド部材21によって姿勢が制御されている。従って、本発明の一実施形態に係る加熱装置によると、消費者の注文に応じて、加熱器3を、開口部11を通じて容器1の収納空間100から円滑且迅速に昇降することができる。
また、昇降装置4を操作して加熱器3を容器1の収納空間100から出し入れする作業を実演することにより、石焼いもや、焼きとうもろこし、焼き甘栗等店頭または街頭において、通り過ぎる消費者の関心を惹くことができるとともに、消費者の購買意欲を刺激することができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
1 容器
100 収納空間
11 開口部
21 第1のガイド部材
22 第2のガイド部材
3 加熱器
31 支持部材
33 電気ヒータ
34 蓄熱板
4 昇降装置
t 高さ方向
d 間隔
100 収納空間
11 開口部
21 第1のガイド部材
22 第2のガイド部材
3 加熱器
31 支持部材
33 電気ヒータ
34 蓄熱板
4 昇降装置
t 高さ方向
d 間隔
Claims (1)
- 容器と、ガイド部材と、加熱器と、昇降装置とを含む加熱装置であって、
前記容器は、セラミック材料を含む壷状体であって、内部に収納空間を有するとともに、開口部を有しており、
前記ガイド部材は、筒状体であって、収納空間に備えられており、
前記加熱器は、少なくとも2つの電気ヒータと、蓄熱板と、支持部材とを有しており、
前記電気ヒータは、互いに高さ方向に間隔を隔てて配置されており、
前記蓄熱板は、前記電気ヒータの間に備えられており、
前記支持部材は、前記電気ヒータと、前記蓄熱板とを支持しており、
前記加熱器は、前記ガイド部材により、前記開口部を通じて前記収納空間に案内されており、
前記昇降装置は、前記加熱器を昇降する
加熱装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160022282A (ko) * | 2014-08-19 | 2016-02-29 | 주식회사 이바돔 | 채반 이송부를 구비하는 국솥 가열 장치 |
KR101858898B1 (ko) | 2017-03-24 | 2018-05-16 | 조현숙 | 육류 초벌구이 장치 |
KR102075726B1 (ko) * | 2018-10-17 | 2020-02-10 | 장호덕 | 항아리 구조를 갖는 군만두 조리장치 |
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Legal Events
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Effective date: 20070808 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080910 |
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Effective date: 20080917 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |