JP2006141704A - 流し台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗い作業中に補助テーブルを作業位置に保持して洗い作業を効率良く行うことができる流し台を提供すること。
【解決手段】 流し本体4と、流し本体4の側面に取り付けられる補助テーブル6と、補助テーブル6を作業位置に固定するための固定用部材8とを備えた流し台。補助テーブル6は、流し本体4に取り付けるための第1支持部42,44と、補助テーブル6を作業位置に保持するための第2支持部46,48とを有し、第2支持部46,48は、第1支持部42,44を流し本体4に装着した状態において作業位置を超えて補助テーブル6を上方に旋回させて流し本体4に着脱自在に装着され、固定用部材8は、補助テーブル6と流し本体4との間の空間94に着脱自在に挿入され、これによって補助テーブル6の作業位置を超える旋回動が阻止され、補助テーブル6が作業位置にロック保持される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、野外などに設置して使用する流し台に関する。
野菜などの集荷場や、食器、皿などを洗うキャンプ場などに、簡易的な流し台を設置すれば、野菜などを流し槽に入れて洗うことができるので、効率よく洗い作業を行うことができる。このような要望から、屋外で使用できる流し台が提案されている(例えば、特許文献1)。この屋外用流し台の流し本体は、野菜などを洗うための洗い槽と、この洗い槽の横側に配設されたテーブル部とを備えており、このテーブル部には、洗った後の野菜や食器などを置くことができ、従って、洗い作業を効率良く行うことができる。
特開2001−3404号公報
しかしながら、上述のような流し台では、流し本体が洗い槽及びテーブル部を備え、テーブル部は流し本体の横側に一体的に設けられており、それ故に、流し台自体が大型化するとともに、その重量も重くなり、固定的に設置する場合には問題とならないが、集荷場、作業場、倉庫、キャンプ場などで作業に応じて移動させて使用する場合には、その移動が大変で、移動させるのに人数が必要となり、その取扱いが容易でない。
そこで、テーブル部を洗い槽から分離し、洗い槽を備えた流し本体にテーブル部を着脱自在に設けることが考えられるが、着脱自在なテーブル部は、洗い作業中に物が当たったりすると、流し本体から動いたり、外れたりするおそれがあり、それ故に、テーブル部を単に着脱自在に取り付けるのみでは、洗い作業がスムーズに行われない、充分な安全性が確保できないなどの問題が生じる。
本発明の目的は、洗い作業中に補助テーブルを作業位置に保持して洗い作業を効率良く行うことができる流し台を提供することである。
本発明の請求項1に記載の流し台は、流し本体と、前記流し本体の側面に取り付けられる補助テーブルと、前記補助テーブルを作業位置に固定するための固定用部材とを備え、
前記補助テーブルは、前記流し本体に取り付けるための第1支持部と、前記補助テーブルを前記作業位置に保持するための第2支持部とを有し、前記第2支持部は、前記第1支持部を前記流し本体に装着した状態において前記作業位置を超えて前記補助テーブルを上方に旋回させることによって、前記流し本体に着脱自在に装着され、
前記固定用部材は、前記補助テーブルと前記流し本体との間の空間に着脱自在に挿入され、これによって、前記補助テーブルの前記作業位置を超える上方への旋回動が阻止され、かくして、前記補助テーブルが前記第2支持部及び前記固定用部材によって前記作業位置にロック保持されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の流し台では、前記固定用部材は、実質上平坦な載置テーブル部と、前記載置テーブル部に設けられた挿入ロック部とを備えており、前記挿入ロック部が前記補助テーブルと前記流し本体との間の空間に着脱自在に挿入されることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の流し台では、前記補助テーブルには当接突部が設けられ、前記固定用部材の前記挿入ロック部を前記補助テーブルと前記流し本体との間に挿入すると、前記載置テーブル部の一部が前記当接突部に接触乃至近接し、前記当接突部によって前記固定用部材の移動が拘束されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の流し台では、前記流し本体の側面には、一対の上側取付孔と、一対の下側取付孔とが水平方向に間隔を置いて設けられ、
前記補助テーブルは、前記一対の上側取付孔に対応して設けられた一対の第1支持部と、前記一対の下側取付孔に対応して設けられた一対の第2支持部とを有し、
前記一対の第1支持部が前記一対の上側取付孔に着脱自在に装着され、前記一対の第2支持部が前記一対の下側取付孔に着脱自在に装着され、
前記固定用部材は、前記流し本体と前記一対の第1支持部との間の空間に着脱自在に挿入されることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の流し台では、前記第2支持部は、前記流し本体に当接する当接支持部を有しており、前記当接支持部が前記流し本体に当接することによって、前記補助テーブルの前記作業位置を超える下方への旋回動が阻止されることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の流し台では、前記第1支持部は、前記補助テーブルが前記作業位置と収納位置との間を旋回動可能となるように前記流し本体に旋回自在に取り付けられており、前記補助テーブルを使用するときは、前記第2支持部が前記流し本体に着脱自在に装着されて前記補助テーブルが前記作業位置に保持されるとともに、前記固定用部材が前記流し本体と前記第1支持部との間の空間に着脱自在に挿入され、また補助テーブルを使用しないときには、前記固定用部材が前記流し本体と前記第1支持部との間の空間から外されるとともに、前記補助テーブルが前記流し本体の側面に沿って収納される前記収納位置に保持されることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の流し台によれば、第1支持部によって補助テーブルが流し本体の側面に取り付けられ、補助テーブルを作業位置(洗い作業を行うときの補助テーブルの位置であって、ほぼ水平に保持される位置をいう)より上方に旋回させて、第2支持部が流し本体に着脱自在に装着され、このように装着することによって、補助テーブルが作業位置に保持される。そして、この装着状態において、補助テーブルと流し本体との間の空間に固定用部材が着脱自在に挿入される。第2支持部は作業位置から上方に旋回させて着脱自在に流し本体に装着されているので、例えば、補助テーブルに下方向から上方向に外力が作用すると、第2支持部が流し本体から外れるおそれがあるが、補助テーブルと流し本体との間に固定用部材を挿入することによって、補助テーブルの作業位置からの上方への旋回動が確実に阻止され、これによって、補助テーブルを作業位置に確実にロック保持することができる。また、固定用部材は着脱自在に挿入されるので、この固定用部材を取り外して補助テーブルを作業位置より上方に旋回させることによって、第2支持部を流し本体から外すことができ、このようにして補助テーブルの作業位置への保持及び解除をスムーズに行うことができる。
また、本発明の請求項2に記載の流し台によれば、固定用部材が実質上平坦な載置テーブル部を備えているので、載置テーブル部の上に野菜や食器、皿などを置くことができ、洗い作業を効率よく行うことができる。また、固定用部材は挿入ロック部を備えているので、この挿入ロック部を補助テーブルと流し本体との間の空間に挿入することによって、補助テーブルの作業位置を超える旋回動を阻止することができる。
また、本発明の請求項3に記載の流し台によれば、補助テーブルには当接突部が設けられ、固定用部材の挿入ロック部を流し本体と補助テーブルとの間に挿入すると、固定用部材の載置テーブル部の一部がこの当接突部に接触乃至近接する。これによって、載置テーブル部が流し本体と補助テーブルの当接突部との間に挟まれた状態となるので、固定用部材の移動を拘束することができる。
また、本発明の請求項4に記載の流し台によれば、流し本体の側面に一対の上側取付孔及び一対の下側取付孔が水平方向に間隔を置いて設けられ、補助テーブルは、一対の上側取付孔に対応する一対の第1支持部と、一対の下側取付孔に対応する一対の第2支持部とを有している。この一対の第1支持部は一対の上側取付孔に着脱自在に装着され、一対の第2支持部は一対の下側取付孔に着脱自在に装着されるので、補助テーブルを簡単に且つ容易に、また安定的に流し本体に取り付けることができ、また取り付けた補助テーブルを流し本体から容易に取り外すことができる。更に、固定用部材が流し本体とこの一対の第1支持部との間の空間に着脱自在に挿入されるので、固定用部材と一対の第2支持部とによって補助テーブルを作業位置に確実にロック保持することができる。
また、本発明の請求項5に記載の流し台によれば、補助テーブルの第2支持部が、流し本体に当接する当接支持部を有しているので、補助テーブル上に例えば野菜や食器、皿などを置いても、この補助テーブルに作用する下方向の荷重は、、流し本体に当接する当接支持部を介して流し本体に伝わり、補助テーブルを作業位置に安定的に保持することができる。
また、本発明の請求項6に記載の流し台によれば、補助テーブルが作業位置と収納位置との間を旋回動可能なように流し本体に取り付けられている。補助テーブルを使用するときは、第2支持部を流し本体に着脱自在に装着して作業位置に保持した後に流し本体と第1支持部との間の空間に固定用部材を挿入すればよく、容易に且つ速やかに補助テーブルを作業位置に位置させることができる。また、補助テーブルを使用しないときには、固定用部材を外した後に第2支持部を流し本体から取り外せばよく、このようにして補助テーブルを収納位置にすることができ、この収納位置においては、補助テーブルは流し本体の側面に沿った状態となり、流し本体の側面側にコンパクトに収納することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う流し台の最良の実施形態について説明する。
第1の実施形態
まず、図1〜図4を参照して、第1の実施形態の流し台について説明する。図1は、第1の実施形態の流し台を示す外観図であり、図2は、図1の流し台の流し本体を示す外観図であり、図3は、図1の流し台の補助テーブルを示す斜視図であり、図4は、図1の流し台の固定用部材を拡大して示す斜視図である。
図1において、流し台2は、流し本体4と、補助テーブル6と、固定用部材8とを備えている。この形態では、補助テーブル6は、流し本体4の右側面に着脱自在に取り付けられ、流し本体4と補助テーブル6との間の空間に固定用部材8が着脱自在に挿入されている。この流し台2は、例えば、集荷場、倉庫、農地、キャンプ場などに設置されている水栓10に隣接するように設置され、水栓10からの水によって野菜、食器、皿などを洗うのに用いられる。
図2を参照して、まず流し本体4について説明すると、流し本体4は、洗い作業を行うための洗い槽12と、洗い槽12の4側面を囲むように設けられた飾り板14と、洗い槽12を支持するための四つの支持脚、即ち第1〜第4支持脚16,18,20,22とを備えている。
洗い槽12は、その大部分に凹状の槽部23が設けられ、この槽部23内に収容して水栓10からの水を利用して野菜、食器、皿などを洗うことができる。この槽部23の底部には排水口が設けられ、この排水口に排水ホース24が接続されており、野菜などを洗った後の槽部23内の水は排水ホース24を通して排出される。
第1〜第4支持脚16〜22は、洗い槽12の4角部にそれぞれ設けられて洗い槽12を支持しており、これらの支持脚16〜22を介して流し台2が設置されている。第1〜第4支持脚16〜22はパイプ状部材から構成され、これらの下端部には、滑り止めを兼ねた例えばゴム製の保護キャップ(図示せず)を設けるようにしてもよい。
この実施形態では、流し台2を補強するために、第1及び第2支持脚16,18間と、第3及び第4支持脚20,22間とにそれぞれ補強部材26,28が設けられており、更に、一対の補強部材26,28間に格子体27が着脱自在に取り付けられている。格子体27は、図1及び図2において左上から右下に延びる第1及び第2横格子部材29,30と、図1及び図2において左下から右上に延びる縦格子部材31とから構成されている。第1横格子部材29と第2横格子部材30とは縦方向(図1及び図2において左下から右上の方向)に間隔をおいて交互に設けられ、それらの両端部には下方の折曲された折曲部33,35が設けられている。第1横格子部材29は第2横格子部材30よりも幾分長く、それらの一端側(又は他端側)において、第1横格子部材29の折曲部33の内面と第2横格子部材30の折曲部35の外面との間に、補強部材26(又は28)を受け入れるための受部を規定している。また、縦格子部材31は横方向(図1及び図2において左上から右下の方向)に間隔をおいて配設され、第1及び第2横格子部材29,30に固定されている。この格子体27は、流し本体4の第1〜第4支持脚16〜22を補強する補強機能を有するとともに、洗い槽12の下に物を置くための載置部ととしての載置機能を有している。この格子体27の一端側では、第1及び第2横格子部材29,30の一端側の折曲部33,35間の受部内に補強部材26が挿入され、またその他端側では、第1及び第2横格子部材29,30の他端側の折曲部33,35間の受部内に補強部材28が挿入され、このようにして格子体27が一対の補強部材26,28間に着脱自在に取り付けられる。尚、この格子体27は、必要でなければ省略することもできる。
この形態では、流し本体4の第1及び第2支持脚16,18に補助テーブル6が着脱自在に取り付けられる。第1及び第2支持脚16,18の各上端部の所定位置には、補助テーブル6を取り付けるための上側取付孔32,34が水平方向に間隔をおいて設けられている。また、第1及び第2支持脚16,18における、上側取付孔32,34よりも下側部位に、水平方向に間隔を置いて下側取付孔36,38が設けられている。後述するように、一対の上側取付孔32,34は補助テーブル6を流し本体4に取り付ける際に利用され、一対の下側取付孔36,38は補助テーブルを作業位置に保持するために利用される。
次に、図3を参照して補助テーブル6について説明すると、補助テーブル6は、野菜、食器、皿などを載置することができるテーブル部40と、流し本体4に取り付けるための一対の第1支持部42,44と、補助テーブル6を作業位置に保持するための一対の第2支持部46,48とを有している。テーブル部40は、流し本体4側(図3において左側)が開放された外枠管部50と、外枠管部50の内側に横方向(図3において左右方向)に間隔をおいて配設された縦格子管部52と、外枠管部50の内側に縦方向(左下から右上の方向)に間隔をおいて配設された横格子管部54とから構成され、縦格子管部52及び横格子管部54は、相互に固定されているとともに、外枠管部50にも固定されている。この形態では、外枠管部50と縦状管部52とが実質上同一平面を規定し、補助テーブル6のテーブル面を規定している。
次に、第1支持部42,44について説明すると、これらは実質上同一に構成されており、ここでは一方の第1支持部42について説明する。第1支持部42は、テーブル部40の外枠管部50と一体的に構成され、図3において手前側の管部50aの一端部から垂直下方向に延びる取付用支持脚部56と、取付用支持脚部56の一端部(下端部)から水平方向に延びる取付用装着部58と、取付用装着部58の一端部(先端部)から垂直下方向に延びる取付用挿入部60とから構成されている。取付用支持脚部56と取付用挿入部60との間に設けられた取付用装着部58によって、第1支持部42を上側取付孔32に取り付けたときに、流し本体4と補助テーブル6との間(この実施形態では、流し本体4と補助テーブル6の一対の第1支持部42の取付用支持脚部58との間)に空間が生成され、その空間により、補助テーブル6を上記作業位置(図1に示す位置であって、補助テーブル6がほぼ水平に保持される位置)を超えて上方に旋回することが許容され、これによって、後述するように第2支持部46,48を流し本体4に装着することができる。この第1支持部42は、取付用挿入部60及び取付用装着部58の一部を第1支持脚16の上側取付孔32内に挿入し、取付用挿入部60を第1支持脚16内にてそれに沿って延びるように位置させることによって、第1支持脚16に着脱自在に装着される。尚、他の第1支持部44も、外枠管部50と一体的に構成され、図3において背面側の管部50bから延びており、上述した第1支持部42と同様に、取付用支持脚部62と、取付用装着部64と、取付用挿入部66とから構成されており、これらの説明については省略する。
次に、一対の第2支持部46,48について説明すると、これらも実質上同一に構成されており、ここでは一方の第2支持部46について説明する。第2支持部46は、比較的長い保持用支持脚部68と、保持用支持脚68の一端部(先端部)から所定角度に曲げられて延びる当接支持部70と、当接支持部70の一端部(先端部)から直角に延びる保持用装着部72とから構成されている。テーブル部40の外枠管部50の管部50aの他端側(図3において右側)には取付突部74が設けられ、取付突部74に保持用支持脚部68の他端部(基部)が旋回自在に取り付けられている。この第2支持部46は、保持用装着部72を下側取付孔36に挿入することによって、第1支持脚16に着脱自在に装着され、かく装着した状態においては、その当接支持部70が第1支持脚16に当接し、補助テーブル6の上記作業位置を超える下方への旋回動が阻止され、これによって、補助テーブル6は上記作業位置に保持される。尚、他方の第2支持部48も、外枠管部50における、図3において背面側の管部50bに旋回自在に取り付けられ、上述した一方の第2支持部46と同様に、保持用支持脚部76と、当接支持部78と保持用装着部80とから構成されており、これらについての説明は省略する。
次に、図4を参照して固定用部材8について説明すると、固定用部材8は、プラスチックなどの合成樹脂材料或いはステンレスなどの金属材料から形成されており、実質上平坦な載置テーブル部82と、載置テーブル部82の一側端部(図4において左側の側端部)に設けられた挿入ロック部84とを備えており、挿入ロック部84が載置テーブル部82と一体的に形成されて略L字形状をしている。この固定用部材8が、流し本体4とこれに装着された補助テーブル6との間の空間に着脱自在に挿入され、かく装着することによって、補助テーブル6が作業位置にロック保持される。
載置テーブル部82の長さL1は、補助テーブル6の長さL2(図3)と実質上等しく形成されており、また、載置テーブル部82の幅W1は、補助テーブル6の取付用挿入部60(66)から流し本体4に近い側の縦格子管部52までの幅W2(図3)と実質上等しく形成されている。また、載置テーブル部82の厚さT1は、所定の厚さに形成されるが、比較的薄く形成されるほうがテーブル部40との段差が小さくなるので好ましい。このような載置テーブル部82は、挿入ロック部84を流し本体4と補助テーブル6(具体的には、一対の第1支持部56,62の取付用支持脚部56,62)との間の空間に挿入したときにテーブル部40の一部(図3において左端部)を覆ってテーブル面として機能し、その上に野菜や食器、皿などを置くことができ、また野菜などの食材を切ったりすることができる。この載置テーブル部82の幅W1はより大きくし、テーブル部40の約半分程度覆うようにしてもよく、或いはテーブル部40の全体を覆うようにしてもよい。
挿入ロック部84の長さは、載置テーブル部82の長さL1と等しく形成され、挿入ロック部84の幅W3は、第1支持部42(44)の取付用挿入部60(66)と取付用支持脚部56(62)との間の空間の幅W4(図3)と実質上等しく又はこの空間の幅よりも幾分小さく形成される。また、挿入ロック部84の厚さT2は、第1支持部42(44)の取付用装着部58(64)からテーブル部40の外枠管部50の管部50aまでの長さT3(図3)と実質上等しく又はこの長さよりも幾分小さく形成される。挿入ロック部84がこのように形成されるので、挿入ロック部84を流し本体4と補助テーブル6との間の空間に挿入することができ、これによって、補助テーブル6が上記作業位置より上方に旋回することを防止することができる。
次に、図5〜図8を参照して、流し本体4への補助テーブル6の取付方法について説明する。図5は、補助テーブルの一対の第1支持部のテーブル本体4への装着様式を説明するための部分図であり、図6は、補助テーブルの一対の第2支持部のテーブル本体4への装着様式を説明するための部分図であり、図7は、固定用部材の装着様式を説明するための部分図であり、図8は、固定用部材が挿入された状態を示す部分図である。
流し本体4に補助テーブル6を装着するには、図5に示すように、まず、補助テーブル6を第1支持部42,44が上側になるように傾斜させ、第1支持部42,44の取付用挿入部60,66を第1及び第2支持脚16,18の上側取付孔32,34に矢印86で示すように動かして挿入し、そして、補助テーブル6を矢印88で示すように回しながらそれらの取付用挿入部60,66を第1及び第2支持脚16,18内に沿って挿入するとともに、それらの取付用装着部58,64を第1及び第2支持脚16,18の上側取付孔32,34に装着する。このようにして、補助テーブル6の第1支持部42,44が、流し本体4に取り付けられる。
次に、図6に示すように、補助テーブル6の一対の第1支持部42,44を流し本体4に取り付けた状態において、補助テーブル6の端部(流し本体4に装着した側とは反対の端部)を矢印92で示すように上方に持ち上げ、補助テーブル6の第2支持部46,48の保持用装着部72,80を流し本体4の第1及び第2支持脚16,18の下側取付孔36,38に挿入し、補助テーブル6を矢印92と反対方向に旋回させながら、これら保持用装着部72,80を下側取付孔36,38に押し込む。かく挿入すると、第2支持部46,48の当接支持部70,78が第1及び第2支持脚16,18に当接し、補助テーブル6は上記作業位置(図1及び図7に示す位置)に当接保持される。このようにして一対の第2支持部46,48が流し本体4に装着される。この装着状態においては、一対の第1支持部42,44の取付用挿入部60,66が第1及び第2支持脚16,18内を軸線方向に延びるとともに、一対の第2支持部46,48の当接支持部70,78が第1及び第2支持脚16,18に当接するので、これら取付用挿入部60,66及び当接支持部70,78によって補助テーブル6に作用する荷重を充分な強度でもって支持することができ、補助テーブル6を作業位置に保持することができる。
その後、図7及び図8に示すように、流し本体4(具体的には、第1及び第2支持脚16,18)と補助テーブル6(具体的には、一対の第1支持部42,44の取付用支持脚部56,62)との間の空間に矢印96で示すように上方から固定用部材8の挿入ロック部84を挿入し、その載置テーブル部82をテーブル部40上に載置する。かく装着すると、固定用部材8が流し本体4と補助テーブル8との間に嵌り込み、補助テーブル8の上記作業位置を超える上方への旋回動が阻止され、補助テーブル8は上記作業位置にロック保持される。
尚、流し本体4から補助テーブル8を取り外すには、上述した装着とは反対に行えばよく、固定用部材8を取り外し、次いで補助テーブル8の端部(図5〜図8において右側の端部)を幾分上方に旋回させながら第2支持部46,48を第1及び第2支持脚16,18の下側取付孔36,38から外し、その後、補助テーブル8の上記端部を幾分下方に旋回させながら第1支持部42,44を第1及び第2支持脚16,18の上側取付孔32,34から外せばよい。
第2の実施形態
次に、図9を参照して、第2の実施形態の流し台について説明する。図9は、第2の実施形態の流し台における補助テーブルの取付部分を示す拡大図である。尚、以下の実施形態において、第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図9において、図示の流し台2Aでは、補助テーブル部40Aの外枠管部50Aの上面に縦格子管部52Aが設けられ、この縦格子管部52Aの下面に横格子管部54Aが設けられ、横格子管部54Aが外枠管部50Aに同一面を規定するように取り付けられ、後述するように、流し本体4に最も近接する特定縦格子管部52Aが当接突部として機能する。この補助テーブル6Aのその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
この第2の実施形態では、補助テーブル6Aの第1取付部42(44)の取付用挿入部60(66)から補助テーブル8Aの特定縦格子管部52Aまでの長さW4が固定用部材8の載置テーブル部82の幅W1と実質上等しい、又はこの幅W1よりも幾分大きく形成される。従って、固定用部材8の挿入ロック部84を流し本体4と補助テーブル6Aの間の空間94に挿入すると、載置テーブル部82の端部((図9において右側の端部)が、補助テーブル6Aの特定縦格子管部52Aに接触乃至近接する。
この第2の実施形態においては、流し本体4に補助テーブル6Aを装着し、流し本体4と補助テーブル6Aとの間の空間94に固定用部材8を挿入した状態では、固定用部材8の載置テーブル部82の端部が補助テーブル6Aの特定縦格子管部52Aに接触乃至近接しているので、矢印106で示す方向(図9において右方)の固定用部材8の移動がこの特定縦格子管部52Aによって確実に阻止され、固定用部材8の挿入状態をより確実に保持することができる。
第3の実施形態
次に、図10を参照して、第3の実施形態の流し台について説明する。図10は、第3の実施形態の流し台における補助テーブルを示す部分図である。
図10において、図示の流し台2Bでは、補助テーブル6Bが、実線で示す作業位置110と一点鎖線で示す収納位置112との間を旋回動可能なように流し本体4Bに取り付けられている。第1支持脚16B及び第2支持脚18Bの各上端部の所定位置には支持突部114,116が設けられており、補助テーブル6Bの一対の第1支持部42B,44Bの取付用装着部58B,64Bが、支持ピン115,117を介して支持突部114,116にそれぞれ回転自在に取り付けられている。このように構成されているので、補助テーブル6Bは、実線で示す作業位置(テーブル部40がほぼ水平となる位置)と一点鎖線で示す収納位置(流し本体4Bの側面に沿って垂れ下がった状態となる位置)との間を旋回自在である。この第3の実施形態における流し台2Bのその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
この第3の実施形態の流し台2Bにおいて、補助テーブル6Bを使用するときは、収納位置112から矢印118で示すように作業位置よりも幾分上方まで補助テーブル6Bを持ち上げ、第1の実施形態で説明したように、補助テーブル6Bの一対の第2支持部46,48を第1及び支持脚16B,18Bの取付孔36,38(図2も参照)にそれぞれ装着し、かく装着することによって、補助テーブル6Bが上記作業位置110に保持される。その後、固定用部材8の挿入ロック部84を矢印120で示すように上方から流し本体4Bと補助テーブル6Bとの間の空間94Bに挿入し、かく挿入することによって、補助テーブル6Bが上記作業位置110にロック保持される。
一方、補助テーブル6Bを作業位置110から収納位置112に収納するときは、まず、固定用部材8を矢印120と逆方向の上方に移動させて空間94Bから取り外し、補助テーブル6Bを上記作業位置110から矢印118に示す上方に幾分旋回させ、一対の第2支持部46,48を流し本体4Bから外す。そして、支持ピン115,117を中心として矢印122に示すように補助テーブル6Bを下方向に旋回させて上記収納位置112に収納し、かく収納位置にすることによって、流し本体4Bの側面側にコンパクトに収納することができる。尚、必要に応じて、補助テーブル6Bを上記収納位置に保持するための保持手段(例えば、保持ベルトなどから構成することができる)を設けることができる。
尚、この形態においても、補助テーブル6Bのテーブル部40を第2の実施形態と同様に構成し、流し本体4Bに最も近接する縦格子管部を当接突部として機能させるように構成することもできる。
以上、本発明に従う流し台の各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、補助テーブルを流し本体の右側面に取り付けているが、これに限らず、流し本体の左側面、前側面又は後側面などに設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、固定用部材を載置テーブル部及び挿入ロック部を有するものから構成しているが、載置テーブル部を省略し、流し本体と補助テーブルとの間の空間に挿入される挿入ロック部のみを備えたものから構成するようにしてもよい。尚、この場合、補助テーブルのテーブル部を格子状に構成することなく、プレート状部材から構成するようにしてもよい。
第1の実施形態の流し台を示す外観図である。 図1の流し台の流し本体を示す外観図である。 図1の流し台の補助テーブルを示す斜視図である。 図1の流し台の固定用部材を拡大して示す斜視図である。 補助テーブルの一対の第1支持部のテーブル本体への装着様式を説明するための部分図である。 補助テーブルの一対の第2支持部のテーブル本体への装着様式を説明するための部分図である。 固定用部材の装着様式を説明するための部分図である。 固定用部材が挿入された状態を示す部分図である。 第2の実施形態の流し台における補助テーブルの取付部分を示す拡大図である。 第3の実施形態の流し台における補助テーブルを示す部分図である。
符号の説明
2,2A,2B 流し台
4,4B 流し本体
6,6A,6B 補助テーブル
8 固定用部材
16 第1支持脚
18 第2支持脚
32,34 上側取付孔
36,38 下側取付孔
40 テーブル部
42,42B,44,44B 第1支持部
46,48 第2支持部
70,78 当接支持部
82 載置テーブル部
84 挿入ロック部
114,116 支持突部

Claims (6)

  1. 流し本体と、前記流し本体の側面に取り付けられる補助テーブルと、前記補助テーブルを作業位置に固定するための固定用部材とを備え、
    前記補助テーブルは、前記流し本体に取り付けるための第1支持部と、前記補助テーブルを前記作業位置に保持するための第2支持部とを有し、前記第2支持部は、前記第1支持部を前記流し本体に装着した状態において前記作業位置を超えて前記補助テーブルを上方に旋回させることによって、前記流し本体に着脱自在に装着され、
    前記固定用部材は、前記補助テーブルと前記流し本体との間の空間に着脱自在に挿入され、これによって、前記補助テーブルの前記作業位置を超える上方への旋回動が阻止され、かくして、前記補助テーブルが前記第2支持部及び前記固定用部材によって前記作業位置にロック保持されることを特徴とする流し台。
  2. 前記固定用部材は、実質上平坦な載置テーブル部と、前記載置テーブル部に設けられた挿入ロック部とを備えており、前記挿入ロック部が前記補助テーブルと前記流し本体との間の空間に着脱自在に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の流し台。
  3. 前記補助テーブルには当接突部が設けられ、前記固定用部材の前記挿入ロック部を前記補助テーブルと前記流し本体との間に挿入すると、前記載置テーブル部の一部が前記当接突部に接触乃至近接し、前記当接突部によって前記固定用部材の移動が拘束されることを特徴とする請求項2に記載の流し台。
  4. 前記流し本体の側面には、一対の上側取付孔と、一対の下側取付孔とが水平方向に間隔を置いて設けられ、
    前記補助テーブルは、前記一対の上側取付孔に対応して設けられた一対の第1支持部と、前記一対の下側取付孔に対応して設けられた一対の第2支持部とを有し、
    前記一対の第1支持部が前記一対の上側取付孔に着脱自在に装着され、前記一対の第2支持部が前記一対の下側取付孔に着脱自在に装着され、
    前記固定用部材は、前記流し本体と前記一対の第1支持部との間の空間に着脱自在に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の流し台。
  5. 前記第2支持部は、前記流し本体に当接する当接支持部を有しており、前記当接支持部が前記流し本体に当接することによって、前記補助テーブルの前記作業位置を超える下方への旋回動が阻止されることを特徴とする請求項1に記載の流し台。
  6. 前記第1支持部は、前記補助テーブルが前記作業位置と収納位置との間を旋回動可能となるように前記流し本体に旋回自在に取り付けられており、前記補助テーブルを使用するときは、前記第2支持部が前記流し本体に着脱自在に装着されて前記補助テーブルが前記作業位置に保持されるとともに、前記固定用部材が前記流し本体と前記第1支持部との間の空間に着脱自在に挿入され、また補助テーブルを使用しないときには、前記固定用部材が前記流し本体と前記第1支持部との間の空間から外されるとともに、前記第2支持部が前記流し本体から離脱され、これによって、前記補助テーブルが前記流し本体の側面に沿って収納される前記収納位置に保持されることを特徴とする請求項1に記載の流し台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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