JP2006141582A - 競技場用発光標 - Google Patents
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Abstract
【課題】 視程障害の場合に、目標や逆に発射してはいけない方向や範囲が視認できる競技場用発光標の提供。
【解決手段】 球や矢などの目的物を目標にめがけて発射する屋外のゴルフ場やアーチェリー競技場等の競技施設に設置され、同目標や障害物などの存在を知らせるための光源21を備えた発光部2を有してなる競技場用発光標1において、発光部2は、前記目的物を発射させる時の前記目標や前記障害物、およびその周辺に配置され、視程障害時に発射する位置からでも視認できる光学性能を有して成るものである。
【選択図】図1
【解決手段】 球や矢などの目的物を目標にめがけて発射する屋外のゴルフ場やアーチェリー競技場等の競技施設に設置され、同目標や障害物などの存在を知らせるための光源21を備えた発光部2を有してなる競技場用発光標1において、発光部2は、前記目的物を発射させる時の前記目標や前記障害物、およびその周辺に配置され、視程障害時に発射する位置からでも視認できる光学性能を有して成るものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、球や矢などの目的物を目標めがけて発射する屋外のゴルフ場やアーチェリー競技場等の競技施設に設置され、目標や障害物などの存在を知らせるための競技場用発光標に関するものである。
従来から、目標や障害物などの存在を知らせるための装置として、特開2002−201618号公報に記載されているものがある。この装置は、夜間、昼夜判別センサ112からの検出信号を入力する昼夜判別部113が、夜を示す信号を点滅制御部114に出力すると、点滅制御部114は、点滅動作を開始し、霧の発生がない場合、視線誘導標101の赤色系発光ダイオード105を点滅・点灯駆動する。夜間或は昼間に、霧検出器130から霧の発生を示す信号が出力されると、発光色切り替え部115は青色系発光ダイオード104を点滅動作させ、視線誘導標の前面表示部から青色系の光を道路に向けて放射させ、道路を走行する運転者の視線誘導を行なうものである。
また、別の装置として、特開2003−119729号公報の記載されているものがある。この装置は、車両Cが通行する道路Rの近傍に設置された比較的高い位置の発光装置30aと地表近くの発光装置30bを、気象検知センサ201に設けられた気象センサ211及び明るさセンサ213により発光を調整する自発光式視線誘導装置において、気象センサ211が霧を検知したときに、地表近くの発光装置230bを発光させることで、霧の薄い地表面付近を光線が通過し、比較的高い位置の発光装置230aの輝度を高める場合よりも運転者に視認されやすくなる。濃霧発生時のように視界不良の悪天候時においても、確実に視線誘導を行なうことができるものである。
ところで、ゴルフ場やアーチェリー「競技場などの競技施設では、目的物である球や矢などを発射させる時の目標が芝や的といった非発光物であるであるため、霧や雨などの視程不良時には視認できない問題があった。そこで、競技空間全体を照明するなどして、視程を確保することが考えられるが、競技空間全体を照明するための照明施設設置費や電気代などが膨大になり、施設経営上効率的ではない。一方、ゴルフやアーチェリーなどの競技は、目的物を目標に近づけることが競技の主旨であり、その途中の空間の全てが視認できる必要はない。また、照射する目的物は発射する人の近傍にあるため、目的物の視認性は十分確保できている。視程障害の発生時、とりわけ霧の発生時における視認性に優れるものである。
特開2002−201618号公報
特開2003−119729号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、視程障害の場合に、目標や逆に発射してはいけない方向や範囲が視認できる競技場用発光標を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明は、球や矢などの目的物を目標にめがけて発射する屋外のゴルフ場やアーチェリー競技場等の競技施設に設置され、目標や障害物などの存在を知らせるための光源を備えた発光部を有してなる競技場用発光標において、前記発光部は、前記目的物を発射させる時の前記目標や前記障害物、およびその周辺に配置され、視程障害時に発射する位置からでも視認できる光学性能を有して成るものである。
また、前記発光部は、前記目的物を発射させる時の前記目標や前記障害物、およびその周辺に配置され、視程障害時に発射する位置からでも視認できる光学性能を有して成るものが好ましい。
また、前記発光部は、視程を計測する視程計測部を設け、同視程計測部からの情報に基づいて発光部出力を変化させて成るものが好ましい。
また、タイマーを有し、前記発光部はタイマーからの信号に基づき点滅させて成るものが好ましい。
また、前記発光部は、前記目標や前記障害物、およびその周囲において、情報に合わせて異なる色光、または点滅パターンを有して成るものが好ましい。
本願発明の競技場用発光標によれば、視程障害の場合に、目標や逆に発射してはいけない方向や範囲が視認できないという課題を解決するために、発光標を設置することで目標や逆に発射してはいけない方向や範囲を視認することができる。
また、発光標の発光部がある特定の方向から最も視認しやすいような指向性を持つことで、目的物を発射する方向以外に無駄に光が出ないため、他の位置にいる競技者の視環境を損ねることがない。また、目的物を発射する位置に効率よく光を照射しているため、電気代を縮減することができる。
また、発光部の光出力(光度)を競技場に設置されている視程計の出力をもとに調光できるようにすることで、様々な視程の状態においても視認でき、かつまぶしくない最適な光度で発光標を発光させることができるため、よりも快適に協議を推進することができる。また、霧が晴れた場合など視程障害が解消した時に、自動的に消灯することができるため、消灯作業が不要になる。
また、発光標にタイマー機能を有することで、手動で動作することなく、安価にほぼ霧の発生に合わせて発光標を点灯、消灯することが可能になる。
また、発光標の光色が複数存在し、それぞれが目的別に色分けして競技場に設置させることで、競技場の情報をより多く一度に入手することができ、競技がより円滑に推進することができる。
また、サイドキャビネット等が置けない間口でも収納量を増やすことができる。
本願の第1の実施形態の競技場用発光標1を図1に基づいて説明する。図1は第1の実施形態に係る競技場用発光標1の斜視図である。
球や矢などの目的物を目標めがけて発射する屋外のゴルフ場やアーチェリー競技場等の競技施設に設置され、目標や障害物などの存在を知らせるための光源21を備えた発光部2を有してなる競技場用発光標1において、発光部2は、前記目的物を発射させる時の前記目標や前記障害物、およびその周辺に配置され、視程障害時に発射する位置からでも視認できる光学性能を有して成るものである。
この競技場用発光標1は、図1に示すように、光源21を備えた発光部2と、発光部2を支える支柱3と、を備えている。
発光部2は、例えば、LEDなどの高輝度発光が可能な光源を有している。
支柱3の内部には、光源21に電力を供給するための電源部4を設けている。電源部4は、例えば、外部より電線等により電力が供給されている。
なお、電源部4の格納場所は特に規定されない。
このように構成された競技場用発光標1は、競技場において目的物を発射してはいけない方向、例えば、ゴルフ場の場合はOBゾーンなどに配置され、視程障害時に発射する位置から視認できるような発光部を有している。
従って、発光部2が高輝度で発光し、視程障害時においても、目的物を発射する人が目的物を発射する方向を視認しやすくなる。
本願の第2の実施形態の競技場用発光標1を図2に基づいて説明する。図2は第2の実施形態に係る競技場用発光標1の斜視図である。
この競技場用発光標1は、発光部2に1ケ所に配置した光源21の光を広い範囲に照射することが可能な反射板22を有している。
このように構成された競技場用発光標1は、前述した第1の実施形態と比べ、光源数が少ないため省コストで製造することが可能になり、また、電気代も縮減することが可能になる。
本願の第3の実施形態の競技場用発光標1を図3に基づいて説明する。図3は第3の実施形態に係る競技場用発光標1の斜視図である。
この競技場用発光標1は、光や風を受けることで電力を発生する発電ユニット(例えば、風力発電ユニット42、太陽光発電パネル43)と、バッテリー41と、を備えている。
このように構成された競技場用発光標1は、電源供給部との配線が不要になるため、設置工事が非常に容易に行うことができ、また電気代も不要にすることができる。
なお、風力発電ユニット42、太陽光発電パネル43は、競技場用発光標の近傍に配置してもよい、どこに配置するかは適宜決めればよい。
本願の第4の実施形態の競技場用発光標1を図4に基づいて説明する。図4は第4の実施形態に係る競技場用発光標1の斜視図である。
発光部2は、目的物を発射する位置、およびその周囲から最も視認しやすくなるような指光性を有して成るものである。この競技場用発光標1は、前述した第1の実施形態とは発光部2の機能を変更したものであり、それ以外の構成要素は第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
発光部2の光源21は、例えば、LEDである。なお、指向性の強いLEDを使えばよい。
このように構成された競技場用発光標1は、光源21自身が指向性を有する。
本願の第5の実施形態の競技場用発光標1を図5に基づいて説明する。図5(a)は第5の実施形態に係る競技場用発光標1の斜視図、(b)は同上のX−X‘の断面図である。
発光部2は、光源21と反射板22とプリズムパネル23と備えている。これらを使用することで指光性を持たせることができる。
このように構成された競技場用発光標1は、必要な方向以外に無駄に光が出ないため、他の位置にいる競技者の視環境を低下させることがない。また、目的物を発射する位置に効率よく光を照射しているため、電気代を縮減することができる。
本願の第6の実施形態の競技場用発光標1を以下に基づいて説明する。図6(a)は第6の実施形態に係る競技場用発光標1の斜視図、(b)は視程計の斜視、図7は発光部2の発光光度と視程の関係を示すグラフである。
発光部2は、視程を計測する視程計測部(図示せず)を設け、同視程計測部からの情報に基づいて発光部2の出力を変化させて成るものである。
この競技場用発光標1は、前述した第1の実施形態で記載のした発光部の光出力(光度)を競技場に設置されている視程計の出力をもとに調光できるようにしている。
前記視程計は競技場の代表的な場所に最低1台設置されているとする。同視程計からの情報は、無線によって各発光標に伝達される。また、発光部2は伝達された視程データをもとに、図7に示すような各視程状態に要求される発光部2の発光光度の関係に従って調光される。
なお、視程と発光光度の関係は、実際の霧が発生している環境において発光体の視認性を評価した実験データをもとにしている。
このように構成された競技場用発光標1は、様々な視程の状態においても視認でき、かつまぶしくない最適な光度で発光標を発光させることができる。
従って、快適に競技を推進することができる。
更に、霧が晴れた場合など視程障害が解消した時に、自動的に消灯することが可能にため、消灯作業が不要になる。
本願の第7の実施形態の競技場用発光標1を以下に基づいて説明する。この競技場用発光標1は、タイマー(図示せず)を有し、前記発光部はタイマーからの信号に基づき点滅させて成るものである。この競技場用発光標1は、前述した第1の実施形態とはタイマー機能を付加したものであり、それ以外の構成要素は第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
前記タイマーは、点灯開始時間と消灯時間を設定する機能を有している。発光部2は、同タイマーの点灯開始時間や消灯時間に合わせて点灯、消灯する機能を有している。一般的に各地域での霧発生時間は決まっていることが多い。従って、こうすることで、手動で動作することなく、視程計などを導入することなく安価にほぼ霧の発生に合わせて発光標を点灯、消灯することが可能になる。
本願の第8の実施形態の競技場用発光標1を以下に基づいて説明する。この競技場用発光標1は、発光部2が目標や障害物、およびその周囲において、情報に合わせて異なる色光、または点滅パターンを有して成るものである。
この競技場用発光標1は、発光部2の光色が複数存在し、それぞれが目的別に色分けして競技場に設置されている。
このように構成された競技場用発光標1は、例えば、ゴルフ場において、OBゾーンは橙色、バンカーや池などは赤色、グリーンは緑色のように規則を決めて設置する。このようにすることで、競技場の情報をより多く一度に入手することがでる。
従って、競技がより円滑に推進することができる。
1 競技場用発光標
2 発光部
21 光源
2 発光部
21 光源
Claims (5)
- 球や矢などの目的物を目標にめがけて発射する屋外のゴルフ場やアーチェリー競技場等の競技施設に設置され、同目標や障害物などの存在を知らせるための光源を備えた発光部を有してなる競技場用発光標において、
前記発光部は、前記目的物を発射させる時の前記目標や前記障害物、およびその周辺に配置され、視程障害時に発射する位置からでも視認できる光学性能を有して成る競技場用発光標。 - 前記発光部は、目的物を発射する位置、およびその周囲から最も視認しやすくなるような指光性を有して成る請求項1記載の競技場用発光標。
- 前記発光部は、視程を計測する視程計測部を設け、同視程計測部からの情報に基づいて発光部出力を変化させて成る請求項1の競技場用発光標。
- タイマーを有し、前記発光部はタイマーからの信号に基づき点滅させて成る請求項1の競技場用発光標。
- 前記発光部は、前記目標や前記障害物、およびその周囲において、情報に合わせて異なる色光、または点滅パターンを有して成る請求項1の競技場用発光標。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004333929A JP2006141582A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 競技場用発光標 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006141582A true JP2006141582A (ja) | 2006-06-08 |
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JP2004333929A Pending JP2006141582A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 競技場用発光標 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014220078A (ja) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | 矢崎総業株式会社 | 布線治具 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6340580A (ja) * | 1986-08-05 | 1988-02-20 | 末原 晴幸 | ゴルフ場におけるピン方向の指示方法 |
JPH0360389U (ja) * | 1989-10-18 | 1991-06-13 | ||
JP2000067379A (ja) * | 1998-08-24 | 2000-03-03 | Kosumosu:Kk | 合図灯 |
-
2004
- 2004-11-18 JP JP2004333929A patent/JP2006141582A/ja active Pending
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