JP2006140815A - 携帯端末 - Google Patents

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JP2006140815A JP2004329228A JP2004329228A JP2006140815A JP 2006140815 A JP2006140815 A JP 2006140815A JP 2004329228 A JP2004329228 A JP 2004329228A JP 2004329228 A JP2004329228 A JP 2004329228A JP 2006140815 A JP2006140815 A JP 2006140815A
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Naomi Ohashi
尚美 大橋
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Abstract

【課題】 連結部を介して連結された両筐体の相対移動形態の制約が少なく、より自由な使用が可能となる携帯端末を提供する。
【解決手段】 第2筐体12の操作部14により入力したデータや、あるいは受信したデータ等は、第2筐体12に設けられている制御部15の制御により第1筐体11の表示部13に表示される。このときの第1筐体11と第2筐体12との間のデータの送信を光通信により行うが、第1筐体11と第2筐体12とを相対移動可能に連結する連結部30においては、光ファイバが途中分断された光空間伝送手段40が設けられている。このため、連結部30の移動の自由度をデータの伝送手段により制約することがなくなり、第1筐体11と第2筐体12との間の自由な相対移動を許容できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、折り畳み式の携帯端末に関するものである。
一般に、折り畳み式の携帯端末は、連結部を介して連結され、互いに相対移動可能な上筐体および下筐体を備え、上筐体に表示部が設けられているとともに、下筐体に操作部および表示部の表示を制御する制御部が設けられている。
また、下筐体の制御部から上筐体の表示部に表示データを送信するためのフラット基板が、連結部を通って上下両筐体間を接続している。
しかしながら、上下両筐体間にフラット基板が設けられていると、上筐体および下筐体の相対移動に制約ができ、自由な移動ができない。
このため、上下両筐体間の相対的移動に制約が少ない携帯端末が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている携帯端末では、各部位間の電気的接続をフレキシブル配線板やコネクタのようなものの接触による接続を用いずに、非接触での電気的接続を可能とする接続方法を用いている。
図13(a)は携帯端末機器である携帯電話機100の上筐体101と下筐体102とを折り畳んだ状態を示し、図13(b)は上下両筐体101、102を開いている状態を示し、(c)は上下両筐体101、102を開いた使用状態が示されている。
図13(d)および(e)には、上下両筐体101、102間を電気的に接続する無線ポートが示されている。
図13(d)では、無線ポートとして、一組の光通信のフォトカプラ103a、103bが用いられており、図13(e)では、複数組(2組)のフォトカプラ104a、104b、105a、105bが用いられている。
これにより、図13(c)に示すような使用状態では、各組のフォトカプラが完全に密着した状態となり、正常に作動する。
特開平11−308173号公報(図1)
しかしながら、前述した特許文献1に開示されている携帯電話機100では、フォトカプラ103、104、105を用いているので、伝送容量が少なく、特に、近年一般的であるカメラ付の携帯電話機には不向きであるという問題があった。
また、上下両筐体101、102を完全に直線状に開いた状態でのみ正常に作動するものであるため、上下両筐体101、102の相対移動形態が制約されるという不都合がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、連結部を介して連結された両筐体の相対移動形態の制約が少なく、より自由な使用が可能となる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、連結部を介して連結され、互いに相対移動可能な第1筐体および第2筐体を備え、前記第1筐体に表示部が設けられているとともに、前記第2筐体に操作部および前記表示部の表示を制御する制御部が設けられ、かつ、前記制御部から前記表示部に表示データが送信される携帯端末であって、前記第1筐体および前記第2筐体間において前記表示データを伝送可能な光空間伝送手段が前記連結部に沿って設けられている構成を有している。
この構成により、第2筐体の操作部により入力したデータや、あるいは受信したデータ等は、第2筐体に設けられている制御部の制御により第1筐体の表示部に表示される。
このときの第1筐体と第2筐体との間のデータの送信を光通信により行うが、第1筐体と第2筐体とを相対移動可能に連結する連結部においては、光ファイバが途中分断された光空間伝送手段が設けられている。
このため、連結部の移動の自由度をデータの伝送手段により制約することがなくなり、第1筐体と第2筐体との間の自由な相対移動を許容する事ができる。
また、本発明にかかる携帯端末は、前記光空間伝送手段が、前記第1筐体に設けられた受光部と、前記第2筐体に設けられた発光部と、前記受光部および前記発光部間に設けられた配光部とを備え、前記配光部が、前記発光部から発せられる光を一定方向に導光する第1導光部と、前記第1導光部から出射する出射光を前記受光部に向けて互いに異なる方向に導光する第2導光部とを有する構成を有している。
この構成により、光空間伝送手段では、第1筐体に設けられた受光部と第2筐体に設けられた発光部との間に設けられた配光部が第1導光部とこれに連続する第2導光部を有しており、第1導光部が発光部から発せられる光を一定方向に導光するとともに、第2導光部が第1導光部からの出射光を異なる方向に導光する。
このため、配光部を第2筐体に設けて、第1導光部を第2筐体の発光部に連続して設けるとともに、第1筐体の受光部を第2導光部から離れた位置で第2導光部に対向して設けることにより、第1筐体と第2筐体との相対位置が変化しても、受光部は発光部からの光を受光できる。
一方、本発明にかかる携帯端末は、前記光空間伝送手段が、前記第1筐体に設けられた受光部と、前記第2筐体に設けられた発光部と、前記受光部および前記発光部間に設けられた配光部とを備え、前記配光部が、前記受光部に向けて光を一定方向に導光する第1導光部と、前記第1導光部に向けて前記発光部が発光する拡散光を集光する第2導光部とを有している。
この構成により、光空間伝送手段では、第1筐体に設けられた受光部と第2筐体に設けられた発光部との間に設けられた配光部が第1導光部とこれに連続する第2導光部を有しており、第1導光部が受光部に向けて光を一定方向に導光するとともに、第2導光部が発光部からの拡散光を集光して第1導光部に導光する。
このため、配光部を第1筐体に設けて、第1導光部を第1筐体の受光部に連続して設けるとともに、第2筐体の発光部を第2導光部から離れた位置で第2導光部に対向して設けることにより、第1筐体と第2筐体との相対位置が変化しても、受光部は発光部からの光を受光できる。
さらに、本発明にかかる携帯端末は、前記第1導光部が光ファイバである構成を有している。
この構成により、第1導光部は、入射した光を光ファイバに沿って導光することができ、大量のデータを伝送できる。
さらに、本発明にかかる携帯端末は、前記第2導光部が、前記第1導光部よりも小径の小径光ファイバを多数有し、前記各小径光ファイバの一端が束ねられているとともに、他端が互いに異なる方向に配向されている構成を有している。
この構成により、小径光ファイバを束ねた一端に入射した光は、各小径光ファイバに沿って伝送されて、互いに異なる方向に導光される。
反対に、互いに異なる方向に配向されている小径光ファイバの他端に入射した光は、束ねられた小径光ファイバの一端側へ集光されて伝送される。
さらに、本発明にかかる携帯端末は、前記各小径光ファイバの他端が略扇状に配向されている構成を有している。
この構成により、一端が束ねられた小径光ファイバの他端は略扇状に配向されているので、一端から入射した光は複数本の小径光ファイバを通って扇状に広がる。
一方、他端側から扇状に広がる複数本の小径光ファイバに入射した光は、各小径光ファイバを通って一端側に集められる。
さらに、本発明にかかる携帯端末は、前記各小径光ファイバの他端が略円錐状に配向されている構成を有している。
この構成により、一端が束ねられた小径光ファイバの他端は略円錐状に配向されているので、一端から入射した光は複数本の小径光ファイバを通って円錐状に広がる。
一方、他端側から円錐状に広がる複数本の小径光ファイバに入射した光は、各小径光ファイバを通って一端側に集められる。
さらに、本発明にかかる携帯端末は、前記第2導光部がレンズである構成を有している。
ここで、レンズとしては、凸レンズあるいは凹レンズを採用できる。また、レンズは、光ファイバ等の第1導光部における端面に接触していてもよく、あるいは所定寸法離間していてもよい。
この構成により、第1導光部からの光は、第2導光部であるレンズにより拡散できる。
一方、第2導光部であるレンズに入射した光は、レンズにより集光して第1導光部に伝送できる。
さらに、本発明にかかる携帯端末は、前記第2導光部が、前記第1導光部の端面に一体形成されている構成を有している。
この構成により、第1導光部からの光は、第2導光部であるレンズにより拡散できる。
一方、第2導光部であるレンズに入射した光は、レンズにより集光して第1導光部に伝送できる。
さらに、本発明にかかる携帯端末は、前記連結部が、前記第1筐体に接続されて球面を有する第1連結部材と、前記第2筐体に接続され、かつ、前記球面に面摺接可能な凹面を介して前記第1連結部材に連結される第2連結部材とを備え、前記第1連結部材に前記第2導光部が収容されているとともに、前記第2連結部材に前記受光部が収容されている構成を有している。
この構成により、連結部では、第1筐体に設けられている第1連結部材の球面と、第2筐体に設けられて第1連結部材の球面に面摺接可能な第2連結部材の凹面とを介して、第1筐体と第2筐体とを連結する。
このとき、第1連結部材に第2導光部を設けるとともに第2連結部材に受光部を設けるので、第1筐体と第2筐体の相対的位置関係にかかわらず、光を伝えることができる。
本発明は、第1筐体と第2筐体との間のデータの送信を光通信により行うが、第1筐体と第2筐体とを相対移動可能に連結する連結部においては、途中分断された光ファイバ等の光空間伝送手段が設けられている。
このため、連結部の移動の自由度をデータの伝送手段により制約することがなくなり、第1筐体と第2筐体との間の自由な相対移動を許容する事ができるという効果を有する携帯端末を提供できるものである。
以下、本発明の実施形態の携帯端末について、図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態にかかる携帯端末の斜視図、図2は携帯端末の分解図、図3は閉じた状態を示す斜視図、図4は開いた状態を示す斜視図、図5は上下両筐体を捻った状態を示す斜視図、図6は上筐体を180度以上開いた状態を示す斜視図、図7は制御系の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る携帯端末10は、連結部30を介して連結され、互いに相対移動可能な第1筐体としての上筐体11および第2筐体としての下筐体12を備えている。上筐体11には表示部13(図4参照)が設けられているとともに、下筐体12には操作部14(図4参照)および表示部13の表示を制御する制御部15(図7参照)が設けられている。そして、下筐体制御部15から表示部13に表示データが送信されるようになっている。
また、上筐体11および下筐体12間には、表示データを伝送可能な光空間伝送手段40(図7参照)が連結部30に沿って設けられている。
また、図2に示すように、連結部30は、下筐体12に接続されて球面31aを有する第1連結部材31と、上筐体11に接続され、かつ、第1連結部材31の球面31aに面摺接可能な凹面32aを介して第1連結部材31に連結される第2連結部材32とを備えている。
従って、第1連結部材31の球面31aの外面が、第2連結部材32の凹面32aの内面に沿って面摺動することにより、上筐体11と下筐体12とが相対的に移動自在に接続されることになる。
例えば、図3には上下両筐体11、12を閉じた状態が示されている。この状態から、図4に示すように、上下両筐体11、12を略180度展開できる。
また、図5に示すように、展開した状態から上下両筐体11、12を相対的に捻ったり、あるいは、図6に示すように、上下両筐体11、12を180度以上展開できる。
さらに、図示はしないが、上下両筐体11、12を種々の自由な相対的位置関係とできる。
図7に示すように、上筐体11の内部には、上筐体11で必要な電源を供給する上筐体用バッテリ16Uが設けられており、上筐体11の内側面11aには、相手の声を発する受話器17と、表示部13である液晶表示板18とを有している。
また、下筐体12の内部には、下筐体12で必要な電源を供給する下筐体用バッテリ16Lが設けられており、下筐体12の内側面12aには、使用者が発した声を拾う送話機19と、操作部14を構成する各種のキーボタン(図4、図6参照)とが設けられている。
また、図7に示すように、下筐体12の内部には、前述した下筐体制御部15が設けられており、下筐体制御部15からの指令を変調する下筐体変調部21と、下筐体変調部21からの信号に基づいて光信号を発する発光素子22とが設けられている。
一方、上筐体11の内部には、発光素子22からの信号を受ける受光素子23と、受光素子23からの信号を変調する上筐体変調部24と、上筐体変調部24からの信号に基づいて液晶表示板18等を制御する上筐体制御部25とが設けられている。
上筐体11および下筐体12間において種々のデータを伝送する光空間伝送手段40は、下筐体12に設けられた発光部である発光素子22と、上筐体11に設けられた受光部である受光素子23と、発光素子22および受光素子23の間に設けられた配光部41を有している。
なお、少なくとも配光部41と受光素子23との間は、光ファイバが分断されており、連結部30の動きを規制しないようになっている。
配光部41は、発光素子22から発せられる光を一定方向に導光する第1導光部42と、第1導光部42から出射する出射光を受光素子23に向けて互いに異なる方向に導光する第2導光部43とを有している。
従って、発光素子22から発せられた光は第1導光部42により一定方向に伝送され、第2導光部43において種々の異なる方向に伝送されて、受光素子23により受光されることになる。このため、上筐体11と下筐体12との位置関係が種々の場合においても、受光素子23は発光素子22からの光を受光することができ、光通信が行われることになる。
なお、第1導光部42は、光ファイバとするのが望ましい。従って、ガラスファイバあるいはプラスチックファイバとできる。
図8には、図7の変形例が示されている。図8に示すように、配光部41Bが、受光部である受光素子23に向けて光を一定方向に導光する第1導光部42と、発光部である発光素子22が発光する拡散光を集光する第2導光部43とを設けるようにしてもよい。
この場合には、発光素子22から発せられた光は、種々の異なる方向に配向されている第2導光部43により受光され、第1導光部42に伝えられて一定方向に伝送され、受光素子23により受光されることになる。また、少なくとも配光部41と発光素子22との間は、光ファイバが分断されており、連結部30の動きを規制しないようになっている。 このため、上筐体11と下筐体12との位置関係が種々の場合においても、受光素子23は受光することができ、光通信が行われることになる。
なお、図7に示した場合と共通する部位には同じ符号を付して示してある。
図9(A)〜(C)には、第2導光部43の例が示されている。
すなわち、第2導光部43は、第1導光部42よりも小径の小径光ファイバ44を多数有し、各小径光ファイバ44の一端44aが束ねられているとともに、他端44bが互いに異なる方向に配向されている。
例えば、図9(A)では、小径光ファイバ44の他端44bが、略扇状に拡がって異なる方向に配向されている。また、図9(B)では、小径光ファイバ44の他端44bが、略円錐状に拡がって異なる方向に配向されている。
前述した図7および図8に示した実施形態では、この円錐状に配向されたものが用いられている。さらに、図9(C)では、小径光ファイバ44の先端44bが十文字に拡がって配向されている。
図10(A)および(B)には、配光部41の構成が示されている。
図10(A)に示すように、この配光部41では、発光素子22の発光方向の前方に第1導光部42の一方の端面が配置され、第1導光部42の他方の端面の前方には第2導光部43が設けられている。また、第2導光部43は、平行に入射した光を種々の異なる方向へ拡散する凹レンズとなっており、このレンズの前方に受光素子23が位置することになる。
なお、このレンズである第2導光部43は、図11に示すように、第1導光部42に一体的に形成してもよい。
従って、レンズの前方の所定の範囲内であれば、受光素子23がどこへ移動しても、発光素子22からの光を受光できるようになっている。
また、図10(B)に示すように、この配光部41では、発光素子22の発光方向の前方に第2導光部43が位置するようになっている。
ここで、第2導光部43は、種々の異なる方向から入射した光を平行な一方向へ集光する凹レンズとなっている。第2導光部43に入射した光が導かれる方向の前方には、第1導光部42の一方の端面が配置され、第1導光部42の他方の端面の前方には受光素子23が配置されている。
なお、第1導光部42と第2導光部43とは、図11に示すように、一体形成してもよい。
従って、レンズの前方の所定の範囲内であれば、発光素子22がどこへ移動しても、受光素子23は発光素子22からの光を受光できるようになっている。
なお、第2導光部43として凸レンズを採用するにあたっては、図10(C)に示すように、第2導光部43の焦点位置Cに第1導光部42の端面を配置した場合(左図)の第2導光部43から出射する光の拡散角度をα1とし、第2導光部43の焦点位置Cよりも第2導光部43に近付いた位置に第1導光部42の端面を配置した場合(右図)の第2導光部43から出射する光の拡散角度をα2とすると、α2がα1よりも大きい。
従って、第2導光部43として凸レンズを採用するにあたっては、第2導光部43の焦点位置Cよりも第2導光部43に近付いた位置に第1導光部42の端面を配置することが好ましい。
図12(A)および(B)には、連結部30が示されている。
図12(A)に示すように、第1連結部材31には第2導光部43が収容されるとともに、第2連結部材32には受光素子23が収容されている。
あるいは、図12(B)に示すように、第1連結部材31に発光素子22を収容するとともに、第2連結部材32に第2導光部43を収容することも可能である。
以上、説明したように、本発明の実施の形態にかかる携帯端末10によれば、下筐体12の操作部14により入力したデータや、あるいは受信したデータ等は、下筐体12に設けられている制御部15の制御により上筐体11の表示部13に表示される。このときの上筐体11と下筐体12との間のデータの送信を光通信により行うが、上筐体11と下筐体12とを相対移動可能に連結する連結部30においては、光ファイバが途中分断された光空間伝送手段40が設けられている。
このため、連結部30の移動の自由度をデータの伝送手段により制約することがなくなり、上筐体11と下筐体12との間の自由な相対移動を許容する事ができる。
なお、以上の説明では、第1筐体を上筐体11とし、第2筐体を下筐体12として設けた場合について説明したが、逆に、第1筐体を下筐体と従って、第2筐体を上筐体としてもまったく同様である。
また、上筐体11に第2連結部材32を設け、下筐体12に第1連結部材31を設けた場合について説明したが、逆に、上筐体11に第1連結部材31を設け、下筐体12に第2連結部材32を設けるようにすることもできる。
以上のように、本発明に係る携帯端末は、第1筐体と第2筐体との間のデータの送信を光通信により行うが、第1筐体と第2筐体とを相対移動可能に連結する連結部においては、光ファイバが途中分断された光空間伝送手段が設けられている。このため、連結部の移動の自由度をデータの伝送手段により制約することがなくなり、第1筐体と第2筐体との間の自由な相対移動を許容する事ができるという効果を有し、折り畳み式の携帯端末等として有用である。
本発明の実施形態にかかる携帯端末の斜視図である。 携帯端末の分解図である。 閉じた状態を示す斜視図である。 開いた状態を示す斜視図である。 上下両筐体を捻った状態を示す斜視図である。 上筐体を180度以上開いた状態を示す斜視図である。 制御系の構成を示すブロック図である。 制御系の別の構成を示すブロック図である。 (A)は小径光ファイバの先端が略扇状に異なる方向に配向されている場合を示す斜視図であり、(B)は小径光ファイバの先端が略円錐状に異なる方向に配向されている場合を示す斜視図である。 (C)は、小径光ファイバの先端が十文字に異なる方向に配向されている場合を示す斜視図である。 (A)は配光部の構成を示す構成図であり、(B)は配光部の別の構成を示す構成図、(C)は配光部の更に別の構成を示す構成図である。 第1導光部と第2導光部とが一体形成された場合を示す側面図である。 (A)は配光部の構成を示す構成図であり、(B)は配光部の別の構成を示す構成図である。 従来の携帯端末を示す模式斜視図である。
符号の説明
10 携帯端末
11 上筐体(第1筐体)
12 下筐体(第2筐体)
13 表示部
14 操作部
15 下筐体制御部
22 発光素子(発光部)
23 受光素子(受光部)
25 上筐体制御部
30 連結部
31 第1連結部材
31a 球面
32 第2連結部材
32a 凹面
40 光空間伝送手段
41 配光部
42 第1導光部
43 第2導光部
44 小径光ファイバ

Claims (10)

  1. 連結部を介して連結され、互いに相対移動可能な第1筐体および第2筐体を備え、前記第1筐体に表示部が設けられているとともに、前記第2筐体に操作部および前記表示部の表示を制御する制御部が設けられ、かつ、前記制御部から前記表示部に表示データが送信される携帯端末であって、
    前記第1筐体および前記第2筐体間において前記表示データを伝送可能な光空間伝送手段が前記連結部に沿って設けられていることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記光空間伝送手段が、前記第1筐体に設けられた受光部と、前記第2筐体に設けられた発光部と、前記受光部および前記発光部間に設けられた配光部とを備え、
    前記配光部が、前記発光部から発せられる光を一定方向に導光する第1導光部と、前記第1導光部から出射する出射光を前記受光部に向けて互いに異なる方向に導光する第2導光部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記光空間伝送手段が、前記第1筐体に設けられた受光部と、前記第2筐体に設けられた発光部と、前記受光部および前記発光部間に設けられた配光部とを備え、
    前記配光部が、前記受光部に向けて光を一定方向に導光する第1導光部と、前記第1導光部に向けて前記発光部が発光する拡散光を集光する第2導光部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 前記第1導光部が光ファイバであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記第2導光部が、前記第1導光部よりも小径の小径光ファイバを多数有し、前記各小径光ファイバの一端が束ねられているとともに、他端が互いに異なる方向に配向されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の携帯端末。
  6. 前記各小径光ファイバの他端が略扇状に配向されていることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
  7. 前記各小径光ファイバの他端が略円錐状に配向されていることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
  8. 前記第2導光部がレンズであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯端末。
  9. 前記第2導光部が、前記第1導光部の端面に一体形成されていることを特徴とする請求項8に記載の携帯端末。
  10. 前記連結部が、前記第1筐体に接続されて球面を有する第1連結部材と、前記第2筐体に接続され、かつ、前記球面に面摺接可能な凹面を介して前記第1連結部材に連結される第2連結部材とを備え、
    前記第1連結部材に前記第2導光部が収容されているとともに、前記第2連結部材に前記受光部が収容されていることを特徴とする請求項2ないし請求項3のいずれかに記載の携帯端末。
JP2004329228A 2004-11-12 2004-11-12 携帯端末 Withdrawn JP2006140815A (ja)

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JPWO2008114824A1 (ja) * 2007-03-20 2010-07-08 ローム株式会社 光通信装置

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