JP2006140702A - 光ファイバ通信システム - Google Patents

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Junichi Shirasu
潤一 白須
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Abstract

【課題】 周波数帯域を効率良く使用して電話信号およびxDSL信号を伝送することができる光ファイバ通信システムを提供する
【解決手段】 この光ファイバ通信システムでは、電話サービスのみの加入者3−1〜3−3に対応した光ファイバOFC1の系統では、電話信号に対応した狭い周波数帯域を使用し、電話サービスおよびADSLサービスの加入者3−4〜3−6に対応した光ファイバOFC2の系統では、電話信号およびADSL信号に対応した広い周波数帯域を使用する。これにより、各系統において周波数帯域を効率良く使用することが可能になる。また、設備コストが低く、配線の接続作業の手間が少なくてすむ。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光ファイバ通信システムに関し、特に、電話サービスおよびxDSLサービスを提供する光ファイバ通信システムに関する。
xDSL(x Digital Subscriber Line:デジタル加入者線)方式を用いた通信システムでは、既存のメタリックケーブル(電話回線)を利用して高速のデータ通信を行なう。xDSL方式には、たとえばADSL(Asymmetric DSL:非対称デジタル加入者線)方式やSDSL(Symmetric DSL:対称型デジタル加入者線)方式、VDSL(Very high-bit-rate DSL:超高速デジタル加入者線)方式などがある。
図7は、ADSL方式を用いた従来の通信システムの概略構成を示すブロック図である。図7において、この従来の通信システムは、電話網およびISP(Internet Service Provider:インターネットサービスプロバイダ)網に接続された電話事業者局201、および電話事業者局201と複数の加入者宅203−1〜203−6とを接続するメタリックケーブルに設けられた配線分配器202を備える。
電話事業者局201は、電話交換機211、変復調装置212,213およびスプリッタ214,215を含む。電話交換機211は電話網に接続され、電話交換機211とスプリッタ214との間では、電話信号が授受される。変復調装置212,213は、それぞれISP網に接続され、ADSL信号の変調および復調を行なう。変復調装置212とスプリッタ214との間、および変復調装置213とスプリッタ215との間では、ADSL信号が授受される。スプリッタ214,215は、それぞれ低周波数帯域の電話信号と高周波数帯域のADSL信号の分離および多重を行なう。これにより、メタリックケーブルを介して、電話信号とADSL信号の同時伝送が可能となっている。スプリッタ214,215と配線分配器202とを接続するメタリックケーブルは、地下に敷設される。配線分配器202と複数の加入者宅203−1〜203−6とを接続するメタリックケーブルは、地上の電柱に沿って空中にかけわたされる(架空ケーブル)。
また、近年、光ファイバを用いた通信サービスが普及しつつある。図8は、通信経路の一部区間が光ファイバ化された従来の光ファイバ通信システムの概略構成を示すブロック図である。図8において、この光ファイバ通信システムは、電話網に接続された電話事業者局221と、光ファイバで電話事業者局221に接続され、かつメタリックケーブルで複数の電話サービスの加入者宅223−1〜223−6に接続されたリモートターミナル222とを備える。
電話事業者局221は、電話交換機231および光電変換装置232を含む。光電変換装置232は、電話交換機231から電話信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバに与えるとともに、光ファイバから電話信号(光信号)を受け、光/電気変換して電話交換機231に与える。
リモートターミナル222は、光電変換装置241および配線分配器242を含む。光電変換装置241は、光電変換装置232から光ファイバを介して電話信号(光信号)を受け、光/電気変換して配線分配器242およびメタリックケーブルを介して加入者宅223−1〜223−6に与えるとともに、加入者宅223−1〜223−6からメタリックケーブルおよび配線分配器242を介して電話信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバに与える。
ここで、図7に示したADSL方式を用いた従来の通信システムにおいて、スプリッタ214,215と配線分配器202との間に設けられたメタリックケーブルは、地下に敷設されているため老朽化が進みやすく、また保守費用が高いため、光ファイバへの置換え作業の検討(または置換え作業)が進められている。しかし、メタリックケーブルを光ファイバに単純に置換えると、ADSLサービスが提供できなくなるという問題が発生する。すなわち、既にADSLサービスを行なっている通信システムにおいて、通信経路の一部区間を光ファイバ化すると、ADSLサービスが提供できなくなるという問題があった。
また、図8に示した通信経路の一部区間が光ファイバ化された従来の光ファイバ通信システムにおいて、電話サービスの加入者が新たにADSLサービスに加入したい場合でも接続事業者はその作業を取扱っておらず、ADSLサービスの提供を開始することはできなかった。このため、電話サービスおよびADSLサービスの提供が可能な光ファイバ通信システムの実現が要望されている。
下記の特許文献1には、複数のデジタル加入者回線信号および電話信号を簡易に収容することのできる加入者系光ファイバ伝送システムが開示されている。この場合、すべての加入者に対して電話信号とxDSL信号とを重畳させて光ファイバで伝送する。
特開2000−308101号公報
しかしながら、上述の特許文献1に示されたシステムでは、電話サービスのみの加入者に対しても、xDSLサービスの加入者と同様に広い周波数帯域を使用していた。すなわち、周波数帯域を無駄に使用していた。また、設備の導入コストが高く、配線の接続作業に手間がかかっていた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、周波数帯域を効率良く使用して電話信号およびxDSL信号を伝送することができる光ファイバ通信システムを提供することである。
この発明に係わる光ファイバ通信システムは、電話サービスおよびxDSLサービスを提供する光ファイバ通信システムであって、第1の光ファイバの一方端に接続され、電話交換機と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第1の光電変換装置と、インターネット網に接続され、xDSL信号の変調および復調を行なう変復調装置と、電話交換機および変復調装置と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号とxDSL信号の多重および分離を行なうスプリッタと、第2の光ファイバの一方端に接続され、スプリッタと電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号およびDSL信号の光電変換を行なう第2の光電変換装置と、第1の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスの加入者宅と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第3の光電変換装置と、第2の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスおよびxDSLサービスの加入者宅と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号およびxDSL信号の光電変換を行なう第4の光電変換装置とを備えたものである。
また、この発明に係わる他の光ファイバ通信システムは、電話サービスおよびxDSLサービスを提供する光ファイバ通信システムであって、第1の光ファイバの一方端に接続され、電話交換機と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第1の光電変換装置と、インターネット網に接続され、xDSL信号の変調および復調を行なう変復調装置と、第2の光ファイバの一方端に接続され、変復調装置とxDSL信号の授受を行なうとともに、xDSL信号の光電変換を行なう第2の光電変換装置と、第1の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスの加入者宅と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第3の光電変換装置と、第2の光ファイバの他方端に接続され、xDSL信号の光電変換を行なう第4の光電変換装置と、第3の光電変換装置と電話信号の授受を行ない、第4の光電変換装置とxDSL信号の授受を行ない、メタリックケーブルを介して電話サービスおよびxDSLサービスの加入者宅と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号とxDSL信号の多重および分離を行なうスプリッタとを備えたものである。
好ましくは、第2の光電変換装置は、変復調装置側からの下り方向の信号をアナログ/デジタル変換する第1のアナログ/デジタル変換回路と、第1のアナログ/デジタル変換回路の出力信号を時分割多重する第1の時分割多重回路と、第1の時分割多重回路の出力信号を電気/光変換して第2の光ファイバに与える第1の光電変換回路と、第2の光ファイバからの上り方向の信号を光/電気変換する第2の光電変換回路と、第2の光電変換回路の出力信号を時分割分離する第1の時分割分離回路と、第1の時分割分離回路の出力信号をデジタル/アナログ変換して変復調装置側へ出力する第1のデジタル/アナログ変換器とを含む。第4の光電変換装置装置は、第2の光ファイバからの下り方向の信号を光/電気変換する第3の光電変換回路と、第3の光電変換回路の出力信号を時分割分離する第2の時分割分離回路と、第2の時分割分離回路の出力信号をデジタル/アナログ変換して加入者宅側へ出力する第2のデジタル/アナログ変換器と、加入者宅側からの上り方向の信号をアナログ/デジタル変換する第2のアナログ/デジタル変換回路と、第2のアナログ/デジタル変換回路の出力信号を時分割多重する第2の時分割多重回路と、第2の時分割多重回路の出力信号を電気/光変換して第2の光ファイバに与える第4の光電変換回路とを含む。
また好ましくは、第2の光電変換装置は、第1のアナログ/デジタル変換器の入力部に設けられ、第2の光ファイバからの上り方向の信号の回込み成分を除去するためのハイパスフィルタをさらに含む。第4の光電変換装置は、第2のアナログ/デジタル変換器の入力部に設けられ、第2の光ファイバからの下り方向の信号の回込み成分を除去するためのローパスフィルタをさらに含む。
また好ましくは、第2の光電変換装置は、第1のアナログ/デジタル変換器の入力部に設けられ、第2の光ファイバからの上り方向の信号の回込み成分を除去するための第1のエコーキャンセラをさらに含む。第4の光電変換装置は、第2のアナログ/デジタル変換器の入力部に設けられ、第2の光ファイバからの下り方向の信号の回込み成分を除去するための第2のエコーキャンセラをさらに含む。
また好ましくは、第2および第4の光電変換装置は、第2の光ファイバを介して、複数の異なる種類のxDSL信号を多重して伝送する。
この発明に係わる光ファイバ通信システムでは、電話サービスおよびxDSLサービスを提供する光ファイバ通信システムであって、第1の光ファイバの一方端に接続され、電話交換機と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第1の光電変換装置と、インターネット網に接続され、xDSL信号の変調および復調を行なう変復調装置と、電話交換機および変復調装置と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号とxDSL信号の多重および分離を行なうスプリッタと、第2の光ファイバの一方端に接続され、スプリッタと電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号およびDSL信号の光電変換を行なう第2の光電変換装置と、第1の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスの加入者宅と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第3の光電変換装置と、第2の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスおよびxDSLサービスの加入者宅と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号およびxDSL信号の光電変換を行なう第4の光電変換装置とが設けられる。この場合、電話サービスのみの加入者宅に対応した第1の光ファイバの系統では、電話信号に対応した狭い周波数帯域を使用し、電話サービスおよびxDSLサービスの加入者宅に対応した第2の光ファイバの系統では、電話信号およびxDSL信号に対応した広い周波数帯域を使用する。したがって、各系統において周波数帯域を効率良く使用することが可能になる。また、設備の導入コストが低く、配線の接続作業の手間が少なくてすむ。
また、この発明に係わる他の光ファイバ通信システムでは、電話サービスおよびxDSLサービスを提供する光ファイバ通信システムであって、第1の光ファイバの一方端に接続され、電話交換機と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第1の光電変換装置と、インターネット網に接続され、xDSL信号の変調および復調を行なう変復調装置と、第2の光ファイバの一方端に接続され、変復調装置とxDSL信号の授受を行なうとともに、xDSL信号の光電変換を行なう第2の光電変換装置と、第1の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスの加入者宅と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第3の光電変換装置と、第2の光ファイバの他方端に接続され、xDSL信号の光電変換を行なう第4の光電変換装置と、第3の光電変換装置と電話信号の授受を行ない、第4の光電変換装置とxDSL信号の授受を行ない、メタリックケーブルを介して電話サービスおよびxDSLサービスの加入者宅と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号とxDSL信号の多重および分離を行なうスプリッタとが設けられる。この場合、電話サービスの加入者宅に対応した第1の光ファイバの系統では、電話信号に対応した狭い周波数帯域を使用し、xDSLサービスの加入者宅に対応した第2の光ファイバの系統では、xDSL信号に対応した広い周波数帯域を使用する。したがって、各系統において周波数帯域を効率良く使用することが可能になる。また、設備の導入コストが低く、配線の接続作業の手間が少なくてすむ。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による光ファイバ通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、この光ファイバ通信システムは、電話網およびISP網に接続された電話事業者局1と、光ファイバOFC1,OFC2で電話事業者局1に接続され、かつメタリックケーブル(架空ケーブル)で複数の加入者宅3−1〜3−6に接続されたリモートターミナル2を備える。加入者宅3−1〜3−3は、電話サービスのみに加入しており、加入者宅3−4〜3−6は、電話サービスおよびADSLサービスの両方に加入している。
電話事業者局1は、電話交換機11、変復調装置12,13、スプリッタ14,15および光電変換装置16,17を含む。電話交換機11は電話網に接続され、電話交換機11と光電変換装置16およびスプリッタ14,15との間では、電話信号が授受される。変復調装置12,13は、それぞれISP網に接続され、異なった種類のADSL信号の変調および復調を行なう。変復調装置12とスプリッタ14との間、および変復調装置13とスプリッタ15との間では、ADSL信号が授受される。スプリッタ14,15は、それぞれ低周波数帯域の電話信号と高周波数帯域のADSL信号の分離および多重を行なう。光電変換装置16は、電話交換機11から電話信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバOFC1に与えるとともに、光ファイバOFC1から電話信号(光信号)を受け、光/電気変換して電話交換機11に与える。光電変換装置17は、スプリッタ14,15によって多重された電話信号およびADSL信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバOFC2に与えるとともに、光ファイバOFC2から多重された電話信号およびADSL信号(光信号)を受け、光/電気変換してスプリッタ14,15に与える。
リモートターミナル2は、光電変換装置21,22および配線分配器23を含む。光電変換装置21は、光電変換装置16から光ファイバOFC1を介して電話信号(光信号)を受け、光/電気変換して配線分配器23およびメタリックケーブルを介して加入者宅3−1〜3−3に与えるとともに、加入者宅3−1〜3−3からメタリックケーブルおよび配線分配器23を介して電話信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバOFC1に与える。光電変換装置22は、光電変換装置17から光ファイバOFC2を介して電話信号およびADSL信号(光信号)を受け、光/電気変換して配線分配器23およびメタリックケーブルを介して加入者宅3−4〜3−6に与えるとともに、加入者宅3−4〜3−6からメタリックケーブルおよび配線分配器23を介して電話信号およびADSL信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバOFC2に与える。
電話サービスのみに加入している加入者宅3−1〜3−3は、それぞれメタリックケーブルに接続された電話機31を含む。電話サービスおよびADSLサービスの両方に加入している加入者宅3−4〜3−6は、それぞれ電話機41、スプリッタ42、変復調装置43およびパソコン(PC)44を含む。
スプリッタ42は、低周波数帯域の電話信号と高周波数帯域のADSL信号の分離および多重を行なう。電話機41とスプリッタ42との間では、電話信号が授受される。変復調装置43は、ADSL信号の変調および復調を行なう。スプリッタ42と変復調装置43との間、および変復調装置43とパソコン44との間では、ADSL信号が授受される。
図2は、図1に示した光電変換装置16,17,21,22の構成を示すブロック図である。図2において、光電変換装置16は、時分割多重/分離回路51および光電変換回路52を含む。光電変換装置17は、ハイブリッド回路53,54、ハイパスフィルタ(HPF)55,56、バッファ回路57,58,69,70、アナログ/デジタル変換器(ADC)59,60、時分割多重回路61、光電変換回路62,63、時分割分離回路64、デジタル/アナログ変換器(DAC)65,66およびローパスフィルタ(LPF)67,68を含む。光電変換装置21は、光電変換回路71、時分割多重/分離回路72および変復調器73を含む。光電変換装置22は、光電変換回路74,91、時分割分離回路75、デジタル/アナログ変換器(DAC)76,77、ローパスフィルタ(LPF)78,79,84,85、バッファ回路80,81,86,87、ハイブリッド回路82,83、アナログ/デジタル変換器(ADC)88,89および時分割多重回路90を含む。
光電変換装置16において、時分割多重/分離回路51は、電話交換機11から受けた電話信号を時分割多重して光電変換回路52に与えるとともに、光電変換回路52から受けた電話信号を時分割分離して電話交換機11に与える。光電変換回路52は、時分割多重/分離回路51から受けた電話信号(電気信号)を電気/光変換して光ファイバOFC1に与えるとともに、光ファイバOFC1から受けた電話信号(光信号)を光/電気変換して時分割多重/分離回路51に与える。
光電変換装置21において、光電変換回路71は、光電変換回路52から光ファイバOFC1を介して受けた電話信号(光信号)を光/電気変換して時分割多重/分離回路72に与えるとともに、時分割多重/分離回路72から受けた電話信号(電気信号)を電気/光変換して光ファイバOFC1を介して光電変換回路52に与える。時分割多重/分離回路72は、光電変換回路71からの電話信号を時分割分離して変復調器73に与えるとともに、変復調器73からの電話信号を時分割多重して光電変換回路71に与える。変復調器73は、時分割多重/分離回路72から受けた電話信号を復調して配線分配器23に与えるとともに、配線分配器23から受けた電話信号を変調して時分割多重/分離回路72に与える。
光電変換装置17において、ハイブリッド回路53,54は、それぞれスプリッタ14,15から下り方向の電話信号およびADSL信号を受けてハイパスフィルタ55,56に与える。ハイパスフィルタ55,56は、それぞれハイブリッド回路53,54からの信号の低周波成分を除去する。バッファ回路57,58はそれぞれハイパスフィルタ55,56の出力信号をバッファリングする。アナログ/デジタル変換器59,60は、それぞれバッファ回路57,58の出力信号をアナログ/デジタル変換する。時分割多重回路61は、アナログ/デジタル変換器59,60の出力信号を時分割多重する。光電変換回路62は、時分割多重回路61の出力信号(電気信号)を光信号に変換して光ファイバOFC2に与える。
光電変換装置22において、光電変換回路74は、光電変換回路62から光ファイバOFC2を介して受けた光信号を電気信号に変換する。時分割分離回路75は、光電変換回路74の出力信号を時分割分離する。デジタル/アナログ変換器76,77は、それぞれ時分割分離回路75の出力信号をデジタル/アナログ変換する。ローパスフィルタ78,79は、それぞれデジタル/アナログ変換器76,77の出力信号の高周波成分を除去する。バッファ回路80,81は、それぞれローパスフィルタ78,79の出力信号をバッファリングする。ハイブリッド回路82,83は、それぞれバッファ回路80,81の出力信号(下り方向の電話信号およびADSL信号)を受けて配線分配器23に与える。
また、ハイブリッド回路82,83は、それぞれ配線分配器23から上り方向の電話信号およびADSL信号を受けてローパスフィルタ84,85に与える。ローパスフィルタ84,85は、それぞれハイブリッド回路82,83からの信号の高周波成分を除去する。バッファ回路86,87はそれぞれローパスフィルタ84,85の出力信号をバッファリングする。アナログ/デジタル変換器88,89は、それぞれバッファ回路86,87の出力信号をアナログ/デジタル変換する。時分割多重回路90は、アナログ/デジタル変換器88,89の出力信号を時分割多重する。光電変換回路91は、時分割多重回路90の出力信号(電気信号)を光信号に変換して光ファイバOFC2に与える。
光電変換装置17において、光電変換回路63は、光電変換回路91から光ファイバOFC2を介して受けた光信号を電気信号に変換する。時分割分離回路64は、光電変換回路63の出力信号を時分割分離する。デジタル/アナログ変換器65,66は、それぞれ時分割分離回路64の出力信号をデジタル/アナログ変換する。ローパスフィルタ67,68は、それぞれデジタル/アナログ変換器65,66の出力信号の高周波成分を除去する。バッファ回路69,70は、それぞれローパスフィルタ67,68の出力信号をバッファリングする。ハイブリッド回路53,54は、それぞれバッファ回路69,70の出力信号(上り方向の電話信号およびADSL信号)を受けてスプリッタ14,15に与える。
ここで、ハイブリッド回路53,54,82,83は、上り方向の信号と下り方向の信号とを分離し、互いに信号が漏れ込まないようにするための回路である。しかし、実際は、ハイブリッド回路内の部品のばらつき、メタリックケーブルのインピーダンスのばらつきなどの影響を受けて、上り方向の信号と下り方向の信号が互いに漏れ込んでしまう。そこで、ノンオーバーラップ(FDM)・ADSL方式の場合、ハイパスフィルタ55,56およびローパスフィルタ84,85を設けることによって、上り方向および下り方向の回込み信号を除去している。
図3は、ノンオーバーラップ・ADSL方式の周波数割当てについて説明するための図である。図3において、ノンオーバーラップ・ADSL方式における上り方向の周波数帯域は25〜138(kHz)、下り方向の周波数帯域は138〜1104(kHz)である。ただし、これはADSL(G.dmt)方式の場合を示している。図示しないが、ダブルスペクトラムADSL方式の場合は、下り方向の周波数帯域は138〜2208(kHz)である。このように、ノンオーバーラップ・ADSL方式では、上り方向の周波数帯域と下り方向の周波数帯域とが分離されている。
図2に戻って、ハイパスフィルタ55,56は、138(kHz)以下の低周波数成分、すなわち上り方向の信号の回込み成分を除去する。ローパスフィルタ84,85は、138(kHz)以上の高周波成分、すなわち下り方向の信号の回込み成分を除去する。
また、ローパスフィルタ67,68,78,79は、それぞれデジタル/アナログ変換器65,66,76,77によるデジタル/アナログ変換時に発生するノイズ(高周波数成分)を除去する。
以上のように、この実施の形態1では、電話サービスのみの加入者宅3−1〜3−3に対応した光ファイバOFC1の系統と、電話サービスおよびADSLサービスの加入者宅3−4〜3−6に対応した光ファイバOFC2の系統とを個別に設ける構成にする。電話サービスのみの加入者宅3−1〜3−3に対応した光ファイバOFC1の系統では、電話信号に対応した狭い周波数帯域を使用し、電話サービスおよびADSLサービスの加入者宅3−4〜3−6に対応した光ファイバOFC2の系統では、電話信号およびADSL信号に対応した広い周波数帯域を使用する。これにより、各系統において周波数帯域を効率良く使用することが可能になる。その分、一本の光ファイバにより多くの加入者の信号を多重することができる。また、光ファイバは、メタリックケーブルに比べて容量が大きく、より多くの信号を多重することができるため、光ファイバの敷設本数が少なくてすみ、設備コストの低減が図れる。
なお、ここでは、ADSLサービスに対応した光ファイバ通信システムについて説明しているが、同様の構成でADSL以外の任意のxDSLサービスにも対応できる。
また、図1に示した光ファイバ通信システムは、図7に示したADSL方式を用いた従来の通信システムの通信経路の一部区間を光ファイバ化したものである。すなわち、スプリッタ214,215と配線分配器202との間に設けられたメタリックケーブルを廃止し、光電変換装置16,17,21,22および光ファイバOFC1,OFC2を増設したものである。したがって、既にxDSLサービスを行なっている通信システム(図7参照)の通信経路の一部区間を光ファイバ化しても、xDSLサービスの提供を継続することができる。また、電話交換機211、変復調装置212,213およびスプリッタ214,215はそのまま使用することができ、それらの配線を変えなくてよいため、設備の導入コストが低く、配線の接続作業の手間が少なくてすむ。また、リモートターミナル2が簡易な構成で実現できるため、リモートターミナル2のスペースに余裕がなくても実現可能である。
また、ここでは、2つの変復調装置12,13を設けた場合について説明したが、変復調装置の数は任意である。そして、変復調装置12,13を光電変換装置17,22の外部に設ける構成であるため、光電変換装置17,22は複数の異なった種類のxDSL信号に対応可能である(複数の異なる会社が提供するxDSLサービスに対応可能である)。また、通信サービスの高速化を実施する場合でも、光電変換装置17,22をアップグレードする必要はなく、光電変換装置17,22をそのまま使用することができる。このため、設備コストの低減が図れる。
[実施の形態1の変更例]
図4は、この発明の実施の形態1の変更例を示すブロック図であって、図2と対比される図である。図4を参照して、図2と異なる点は、光電変換装置17,22が光電変換装置101,102で置換されている点である。なお、図4において、図2と対応する部分においては同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
図4を参照して、光電変換装置101は、図2に示した光電変換装置17のハイパスフィルタ55,56をエコーキャンセラ111,112および減算器113,114で置換したものである。また、光電変換装置102は、図2に示した光電変換装置22のローパスフィルタ84,85をエコーキャンセラ121,122および減算器123,124で置換したものである。
オーバーラップ(OL)・ADSL方式の場合は、このようにエコーキャンセラ111,112および減算器113,114によって上り方向の回込み信号を除去し、エコーキャンセラ121,122および減算器123,124によって下り方向の回込み信号を除去する。
図5は、オーバーラップ・ADSL方式の周波数割当てについて説明するための図である。図5において、オーバーラップ・ADSL方式における上り方向の周波数帯域は25〜138(kHz)、下り方向の周波数帯域は25〜1104(kHz)である。ただし、これはADSL(G.dmt)方式の場合を示している。図示しないが、ダブルスペクトラムADSL方式の場合は、下り方向の周波数帯域は25〜2208(kHz)である。このように、オーバーラップ・ADSL方式では、上り方向の周波数帯域と下り方向の周波数帯域とが重なっている。
図4に戻って、エコーキャンセラ111,112,121,122は、それぞれ電源投入時やリセット時などに回込み信号を予め算出するためのアルゴリズム計算部およびデジタルフィルタを含む。エコーキャンセラ111,112は、時分割分離回路64の出力信号に基づいて、上り方向の回込み信号を予め算出する。その算出結果に基づいて、減算器113,114によって上り方向の回込み信号が除去される。また、エコーキャンセラ121,122は、時分割分離回路75の出力信号に基づいて、下り方向の回込み信号を予め算出する。その算出結果に基づいて、減算器123,124によって下り方向の回込み信号が除去される。
したがって、この実施の形態1の変更例では、実施の形態1と同様に、周波数帯域を効率良く使用して電話信号およびxDSL信号を伝送することができる光ファイバ通信システムが実現される。また、既にxDSLサービスを行なっている通信システムの通信経路の一部区間を光ファイバ化しても、xDSLサービスの提供を継続することができる。さらに、設備の導入コストが低く、配線の接続作業の手間が少なくてすむ。
[実施の形態2]
図6は、この発明の実施の形態2による光ファイバ通信システムの概略構成を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図6を参照して、図1と異なる点は、電話事業者局1が電話事業者局131で置換されている点と、リモートターミナル2がリモートターミナル132で置換されている点である。なお、図6において、図1と対応する部分においては同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
図6を参照して、電話事業者局131は、図1に示した電話事業者局1のスプリッタ14,15を削除したものである。また、リモートターミナル132は、図1に示したリモートターミナル2にスプリッタ141を追加したものである。
電話事業者局131において、電話交換機11は電話網に接続され、電話交換機11と光電変換装置16との間では、電話信号が授受される。変復調装置12,13は、それぞれISP網に接続され、異なった種類のADSL信号の変調および復調を行なう。変復調装置12,13と光電変換装置17との間では、ADSL信号が授受される。光電変換装置16は、電話交換機11から電話信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバOFC1に与えるとともに、光ファイバOFC1から電話信号(光信号)を受け、光/電気変換して電話交換機11に与える。光電変換装置17は、変復調装置12,13からADSL信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバOFC2に与えるとともに、光ファイバOFC2からADSL信号(光信号)を受け、光/電気変換して変復調装置12,13に与える。
リモートターミナル132において、光電変換装置21は、光電変換装置16から光ファイバOFC1を介して電話信号(光信号)を受け、光/電気変換して配線分配器23およびメタリックケーブルを介して加入者宅3−1〜3−3に与えるとともに、スプリッタ141に与える。また、光電変換装置21は、加入者宅3−1〜3−3からメタリックケーブルおよび配線分配器23を介して電話信号(電気信号)を受けるとともに、スプリッタ141から電話信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバOFC1に与える。スプリッタ141は、低周波数帯域の電話信号と高周波数帯域のADSL信号の分離および多重を行なう。光電変換装置22は、光電変換装置17から光ファイバOFC2を介してADSL信号(光信号)を受け、光/電気変換してスプリッタ141に与えるとともに、スプリッタ141からADSL信号(電気信号)を受け、電気/光変換して光ファイバOFC2に与える。スプリッタ141と加入者宅3−4〜3−6との間では、配線分配器23およびメタリックケーブルを介して多重された電話信号およびADSL信号が授受される。ノンオーバーラップ・ADSL方式の場合は、光電変換装置16,17,21,22の構成は、図2に示したとおりである。ただし、オーバーラップ・ADSL方式の場合は、光電変換装置21,22に代わって、図4に示した光電変換装置101,102を用いる。
以上のように、この実施の形態2では、電話サービスの加入者宅3−1〜3−6に対応した光ファイバOFC1の系統と、ADSLサービスの加入者宅3−4〜3−6に対応した光ファイバOFC2の系統とを個別に設ける構成にする。すなわち、電話サービスの加入者宅3−1〜3−6に対応した光ファイバOFC1の系統では、電話信号に対応した狭い周波数帯域を使用し、ADSLサービスの加入者宅3−4〜3−6に対応した光ファイバOFC2の系統では、ADSL信号に対応した広い周波数帯域を使用する。これにより、各系統において周波数帯域を効率良く使用することが可能になる。その分、一本の光ファイバにより多くの加入者の信号を多重することができ、設備コストの低減が図れる。
なお、ここでは、ADSLサービスに対応した光ファイバ通信システムについて説明してが、同様の構成でADSL以外の任意のxDSLサービスにも対応できる。
また、図6に示した光ファイバ通信システムは、図8に示した通信経路の一部区間が光ファイバ化されている通信システムにおいて、ADSLサービスの提供ができるようにしたものである。すなわち、変復調装置12,13、光電変換装置17,22、スプリッタ141および光ファイバOFC2を増設したものである。したがって、既に通信経路の一部区間が光ファイバ化されている光ファイバ通信システム(図8参照)において、電話サービスの加入者が新たにxDSLサービスに加入したい場合に、xDSLサービスの提供を開始することができる。また、電話交換機231および光電変換装置232,241はそのまま使用することができ、それらの配線を変えなくてよいため、設備の導入コストが低く、配線の接続作業の手間が少なくてすむ。また、電話事業者局131が簡易な構成で実現できる。
また、実施の形態1と同様に、光電変換装置17,22は複数の異なった種類のxDSL信号に対応可能である。このため、設備コストの低減が図れる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による光ファイバ通信システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示した光電変換装置の構成を示すブロック図である。 ノンオーバーラップ・ADSL方式の周波数割当てについて説明するための図である。 この発明の実施の形態1の変更例を示すブロック図である。 オーバーラップ・ADSL方式の周波数割当てについて説明するための図である。 この発明の実施の形態2による光ファイバ通信システムの概略構成を示すブロック図である。 ADSL方式を用いた従来の通信システムの概略構成を示すブロック図である。 通信経路の一部区間が光ファイバ化された従来の光ファイバ通信システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,131,201,221 電話事業者局、2,132,222 リモートターミナル、3−1〜3−6,203−1〜203−6,223−1〜223−6 加入者宅、11,211,231 電話交換機、12,13,43,212,213 変復調装置、14,15,42,141,214,215 スプリッタ、16,17,21,22,101,102,232,241 光電変換装置、23,202,242 配線分配器、31,41 電話機、44 パソコン、51,72 時分割多重/分離回路、52,62,63,71,74,91 光電変換回路、53,54,82,83 ハイブリッド回路、55,56 ハイパスフィルタ、57,58,69,70,80,81,86,87 バッファ回路、59,60,88,89 アナログ/デジタル変換器、61,90 時分割多重回路、64,75 時分割分離回路、65,66,76,77 デジタル/アナログ変換器、67,68,78,79,84,85 ローパスフィルタ、73 変復調器、111,112,121,122 エコーキャンセラ、113,114,123,124 減算器。

Claims (6)

  1. 電話サービスおよびxDSLサービスを提供する光ファイバ通信システムであって、
    第1の光ファイバの一方端に接続され、電話交換機と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第1の光電変換装置、
    インターネット網に接続され、xDSL信号の変調および復調を行なう変復調装置、
    前記電話交換機および前記変復調装置と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号とxDSL信号の多重および分離を行なうスプリッタ、
    第2の光ファイバの一方端に接続され、前記スプリッタと電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号およびDSL信号の光電変換を行なう第2の光電変換装置、
    前記第1の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスの加入者宅と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第3の光電変換装置、および
    前記第2の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスおよびxDSLサービスの加入者宅と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号およびxDSL信号の光電変換を行なう第4の光電変換装置を備える、光ファイバ通信システム。
  2. 電話サービスおよびxDSLサービスを提供する光ファイバ通信システムであって、
    第1の光ファイバの一方端に接続され、電話交換機と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第1の光電変換装置、
    インターネット網に接続され、xDSL信号の変調および復調を行なう変復調装置、
    第2の光ファイバの一方端に接続され、前記変復調装置とxDSL信号の授受を行なうとともに、xDSL信号の光電変換を行なう第2の光電変換装置、
    前記第1の光ファイバの他方端に接続され、メタリックケーブルを介して電話サービスの加入者宅と電話信号の授受を行なうとともに、電話信号の光電変換を行なう第3の光電変換装置、
    前記第2の光ファイバの他方端に接続され、xDSL信号の光電変換を行なう第4の光電変換装置、および
    前記第3の光電変換装置と電話信号の授受を行ない、前記第4の光電変換装置とxDSL信号の授受を行ない、メタリックケーブルを介して電話サービスおよびxDSLサービスの加入者宅と電話信号およびxDSL信号の授受を行なうとともに、電話信号とxDSL信号の多重および分離を行なうスプリッタを備える、光ファイバ通信システム。
  3. 前記第2の光電変換装置は、
    変復調装置側からの下り方向の信号をアナログ/デジタル変換する第1のアナログ/デジタル変換回路、
    前記第1のアナログ/デジタル変換回路の出力信号を時分割多重する第1の時分割多重回路、
    前記第1の時分割多重回路の出力信号を電気/光変換して前記第2の光ファイバに与える第1の光電変換回路、
    前記第2の光ファイバからの上り方向の信号を光/電気変換する第2の光電変換回路、
    前記第2の光電変換回路の出力信号を時分割分離する第1の時分割分離回路、および
    前記第1の時分割分離回路の出力信号をデジタル/アナログ変換して変復調装置側へ出力する第1のデジタル/アナログ変換器を含み、
    前記第4の光電変換装置装置は、
    前記第2の光ファイバからの下り方向の信号を光/電気変換する第3の光電変換回路、
    前記第3の光電変換回路の出力信号を時分割分離する第2の時分割分離回路、および
    前記第2の時分割分離回路の出力信号をデジタル/アナログ変換して加入者宅側へ出力する第2のデジタル/アナログ変換器、
    加入者宅側からの上り方向の信号をアナログ/デジタル変換する第2のアナログ/デジタル変換回路、
    前記第2のアナログ/デジタル変換回路の出力信号を時分割多重する第2の時分割多重回路、
    前記第2の時分割多重回路の出力信号を電気/光変換して前記第2の光ファイバに与える第4の光電変換回路を含む、請求項1または請求項2に記載の光ファイバ通信システム。
  4. 前記第2の光電変換装置は、前記第1のアナログ/デジタル変換器の入力部に設けられ、前記第2の光ファイバからの前記上り方向の信号の回込み成分を除去するためのハイパスフィルタをさらに含み、
    前記第4の光電変換装置は、前記第2のアナログ/デジタル変換器の入力部に設けられ、前記第2の光ファイバからの前記下り方向の信号の回込み成分を除去するためのローパスフィルタをさらに含む、請求項3に記載の光ファイバ通信システム。
  5. 前記第2の光電変換装置は、前記第1のアナログ/デジタル変換器の入力部に設けられ、前記第2の光ファイバからの前記上り方向の信号の回込み成分を除去するための第1のエコーキャンセラをさらに含み、
    前記第4の光電変換装置は、前記第2のアナログ/デジタル変換器の入力部に設けられ、前記第2の光ファイバからの前記下り方向の信号の回込み成分を除去するための第2のエコーキャンセラをさらに含む、請求項3に記載の光ファイバ通信システム。
  6. 前記第2および第4の光電変換装置は、前記第2の光ファイバを介して、複数の異なる種類のxDSL信号を多重して伝送する、請求項1または請求項2に記載の光ファイバ通信システム。
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